ドスパラが販売する「GALLERIA RM5C-R56 Intel Core Ultra搭載」のレビューをまとめた。2025年5月19日に登場したGeForce RTX 5060を搭載したゲーミングPCだ。GeForce RTX 4060の後継モデルでフルHD環境でのゲームプレイに適している。CPUには現行のCore Ultra 5 225Fを搭載していてGPUとのバランスも良好だ。
コストパフォーマンスは8.8と優秀だ。期待に応える15,000円の値引きで評価が高まっている。コストパフォーマンスを武器にしたいモデルであるため、こういった変化は大歓迎だ。7/31までは5,000円引きクーポンも用意されている。従来モデルに負けない価格に近づいていることを考えると、今後の展開にも期待できるモデルではないだろうか。
\ 5,000円OFFクーポン 7/31 10:59まで /
- 長所
-
- 最新パーツで統一されたゲーミングPC
- コストパフォーマンスが高い
- 短所
-
- 性能に対して価格がやや高め
- こんな方におすすめ
-
- 最新モデルに魅力を感じる方
- フルHDでゲームをプレイする方
- コスパを重視する方
GALLERIA RM5C-R56 Intel Core Ultra搭載のスペック解説
メーカー | ドスパラ |
---|---|
ブランド名 | GALLERIA |
製品名 | GALLERIA RM5C-R56 Intel Core Ultra搭載 |
価格 | 174,980円 |
CPU | Core Ultra 5 225F(レビュー) |
CPUクーラー | 12cmサイドフロー大型CPUファン |
グラボ | GeForce RTX 5060(レビュー) |
メモリ | DDR5-5600 16GB |
ストレージ | SSD 500GB Gen4 NVMe |
電源 | 650W 80PLUS BRONZE |
マザーボード | チップセットB860 |
おすすめ度 | Aランク |
評価 | ・コスパ 8.8 ・ショップ評価 9.9 ・納期 最短翌日出荷 |
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GALLERIA RM5C-R56 Intel Core Ultra搭載のカスタマイズを評価
パーツ | おすすめ度 | 詳細 |
---|---|---|
OS | 変更なし | |
オフィスソフト | 変更なし | |
リカバリーメディア | 変更なし | |
セキュリティソフト | 変更なし | |
CPUファン | 変更なし | |
CPUグリス | 変更なし | |
電源 | 750W 電源 (80PLUS GOLD) +4,900円 | |
メモリ | 32GB (16GBx2) (DDR5-5600) +14,000円 | |
SSD | 1TB SSD (NVMe Gen4) +6,000円 | |
パーティション分割 | 変更なし | |
SSD2 | 変更なし | |
ハードディスク/SSD | 変更なし | |
ハードディスク(追加1) | 変更なし | |
光学ドライブ | 変更なし | |
ケース | 変更なし | |
フロントケースファン | 変更なし | |
リアケースファン | 14cm ケースファン(ARGBライティング対応) +1,600円 | |
トップケースファン | 14cm ケースファン(ARGBライティング対応) x2 追加 +3,300円 | |
拡張リアスロット1 | 変更なし | |
無線LAN | Wi-Fi6+Bluetooth(R)5.2対応 無線LAN +8,000円 | |
情報漏洩監視ソフト | 変更なし | |
セーフティサービス | 月額980円 | |
延長保証 | 3年保証(通常1年+延長2年)+17,498円 |
黄色のマーカーは一般的なBTOパソコンで人気のカスタマイズ項目を表している。おすすめ度はこのモデルでの評価だ。GALLERIA RM5C-R56のカスタマイズはSSDの容量アップが最もおすすめだ。ゲームのインストールはもちろん、ファイルのダウンロードや動画の保存などで使用することになる。200GB前後の容量が要求されるゲームも多いため、500GBの容量では不足しやすい。オンラインゲームならアップデートで容量がさらに増える可能性もある。1TBへの容量アップは恩恵が大きいので検討したい。
次に考えるのはメモリの増設だろうか。ゲームの要求スペックから見ても、メモリを32GBに増量しても困ることはない。60番台ながらGeForce RTX 5060の性能は前世代のミドルハイクラスに大きく近づいているので活かしやすくなっている。ただし、ゲーム側の要求スペックも高くなってきていてVRAM 8GBのGeForce RTX 5060では対応しづらい側面もある。メモリの増設はゲーム以外で必要になる可能性がある方に限定した方がいいかもしれない。
電源は好みだ。Core Ultra 5 225FもGeForce RTX 5060も省電力性に長けていて標準の650W 80PLUS BRONZEでも余裕がある。変更の必要性は高くないが、電源は動作の安定性にもつながる。将来的にパーツ交換を行う際にも電源の交換を行わなくてよくなるのはメリットだ。予算に余裕があれば750W 80PLUS GOLD以上へ変更しておくのも悪くはない。
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GALLERIA RM5C-R56 Intel Core Ultra搭載の特徴
値引きとクーポンで評価を大幅に伸ばす
GALLERIA RM5C-R56は15,000円の値引きが適用された。174,980円にまでなったことで、ミドルクラスに求められる価格帯にまで下がったように思う。加えて、2025年7月31日まで適用できる5,000円引きクーポンが発行されている。これと合わせれば169,980円になり、17万円台も下回る価格になる。GALLERIA RM5C-R56は登場時189,980円で、ミドルクラスとしては選びにくくおすすめできないモデルだった。
期間限定ながら20,000円安く購入できる今はおすすめできる。ミドルクラスに求められるのは価格の安さとコストパフォーマンスだ。それを両立できているなら選んでも後悔しないだろう。ドスパラは他メーカーに比べて価格の改定が早い傾向にある。従来モデルであるGeForce RTX 4060搭載モデルの多くが販売終了したことも、今回の値下げにつながっているのだろう。
一部まだ現存しているため、残ったモデルが終売した頃にまた値下げが来るかもしれない。いかに最新モデルといえど、従来モデルが市場から消えれば置き換わるような価格設定になると予想している。つまり、最終的には159,980円~169,980円で安定するはずだ。狙い目はそのタイミングだが、実際にその価格まで下がるには相当な時間を要する。
クーポンを適用して実質169,980円で選択できる今のタイミングはかなり優秀だということがわかる。将来的になると思われる価格に一足はやく変化している。GALLERIA RM5C-R56を候補に加えているなら、7/31のクーポン終了までに選んでおきたい。この機会を逃すと、しばらくは16万円台でGALLERIA RM5C-R56を選べなくなるはずだ。同じモデルを選ぶなら少しでも安いときに選ぶのが最善だ。
最新のミドルクラスらしいゲーム性能が魅力
GALLERIA RM5C-R56は、Core Ultra 5 225FとGeForce RTX 5060を搭載した最新のゲーミングPCだ。フルHD環境でのゲームプレイに適している。CPU・グラフィックボードともに現行世代だ。Core Ultra 5 225Fならグラフィックボードの性能を十分に引き出せるだろう。
メモリ規格やチップセットも最新のものが採用されている。価格的にも性能的にもGeForce RTX 50シリーズの中での注目度が極めて高い。どんなにハイエンドクラスの性能が高くても、やはり基準となるのはミドルクラスだ。今でも数世代前の60番台(GeForce RTX 3060 etc.)を利用しているユーザーは多い。
選びやすい価格と扱いやすい性能が特徴だ。ゲームへの対応力が標準的で長く使用することができる。GeForce RTX 5060の性能は、GeForce RTX 4060よりも10%程度高くなっている。2世代前のGeForce RTX 3060 Tiを上回り、GeForce RTX 4060 Tiに匹敵する性能を有している。
従来よりも性能が大きく伸びたことで、ゲームへの対応力も向上している。フルHDでゲームをプレイするならミドルクラスで満足できる。WQHDや4Kのような高解像度でのゲームプレイも一般的になってきたとは言っても、今でもユーザーが多いのはフルHDだ。DLSS 4.0をサポートしているのも強みだ。高解像度でのゲームプレイも現実的だ。
最新世代のミドルクラスなら、従来のミドルクラスよりも快適性は高いと考えて間違いない。これまでがそうだったように、世代が進むと性能は高くなる。この性能の伸びに多くのゲーマーが期待している。そういう意味でGALLERIA RM5C-R56は及第点のモデルではある。
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同じドスパラの同価格帯ゲーミングPCと比較
GALLERIA | Magnate-G | |
---|---|---|
イメージ | ![]() |
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製品名 | GALLERIA RM5C-R56 Intel Core Ultra搭載 |
Magnate-G MVW RTX5060搭載 |
ケース | ミニタワー | ミニタワー |
価格 | 174,980円 | 149,980円 |
クーポン | 5,000円OFF | なし |
送料 | 3,300円 | 3,300円 |
CPU | Core Ultra 5 225F (10コア10スレッド) |
Core i5-14400F (10コア16スレッド) |
CPUクーラー | 空冷 | 空冷 |
GPU | RTX 5060 | RTX 5060 |
メモリ | DDR5-5600 16GB | DDR5-4800 16GB |
SSD | 500GB Gen4 NVMe | 500GB Gen4 NVMe |
電源 | 650W BRONZE | 650W BRONZE |
マザーボード | B860 | B760 |
納期 | 翌日 | 7日 |
基本保証 | 1年間 (最長5年間) |
1年間 (最長5年間) |
電話サポート | 24時間365日 | 24時間365日 |
公式 | 公式 | 公式 |
同じドスパラのゲーミングブランドMagnate-GシリーズのGeForce RTX 5060搭載モデルと比較していく。価格差は25,000円でMagnate-G MVW RTX5060搭載の方が安い。GALLERIA RM5C-R56で利用できる5,000円OFFクーポンを利用しても価格差は20,000円と大きい。Magnate-G MVW RTX5060搭載はCPUが1世代前のCore i5-14400Fとなる。確かに性能は現行のCore Ultra 5 225Fの方が上だが、20,000円の差を埋めるほどではない。マザーボードのチップセットはCore Ultra 5 225Fに合わせてB860が選択されている。世代的にはB760よりも新しいがやはり価格差を説得できるわけではない。
他社BTOメーカーの競合モデルとの比較
GALLERIA | NEXTGEAR | |
---|---|---|
イメージ | ![]() |
![]() |
製品名 | GALLERIA RM5C-R56 Intel Core Ultra搭載 |
NEXTGEAR JG-A7G60 (7700×RTX5060) |
ケース | ミニタワー | ミニタワー |
価格 | 174,980円 | 174,800円 |
クーポン | 5,000円OFF | なし |
送料 | 3,300円 | 送料なし |
CPU | Core Ultra 5 225F (10コア10スレッド) |
Ryzen 7 7700 (8コア16スレッド) |
CPUクーラー | 空冷 | 水冷(240mm) |
GPU | RTX 5060 | RTX 5060 |
メモリ | DDR5-5600 16GB | DDR5-5200 16GB |
SSD | 500GB Gen4 NVMe | 1TB Gen4 NVMe |
電源 | 650W BRONZE | 750W BRONZE |
マザーボード | B860 | A620 |
納期 | 翌日出荷 | 約6営業日 |
基本保証 | 1年間 (最長5年間) |
3年間 (延長なし) |
電話サポート | 24時間365日 | 24時間365日 |
公式 | 公式 | 公式 |
競合BTOメーカーであるマウスコンピューターのNEXTGEAR JG-A7G60と比較していく。本体価格はNEXTGEAR JG-A7G60の方が180円安いが、現在GALLERIA RM5C-R56には5,000円OFFのクーポンが発行されいて4,820円安い計算だ。ただし、送料3,300円が掛かるため実質の価格差は1,520円でGALLERIA RM5C-R56の方が安い。
これら2製品には価格差がほとんどない。少しの変化やキャンペーンで価格が逆転するくらいのものだ。構成はNEXTGEAR JG-A7G60が優れている。水冷式のCPUファン、SSD容量1TBを採用し、電源容量も大きい。GALLERIA RM5C-R56はメモリ規格とチップセットで優れるくらいだ。実用面ではNEXTGEAR JG-A7G60が大きくリードしていると言える。
CPU性能も高く、ゲームに有利であることからNEXTGEAR JG-A7G60の方がおすすめだ。ドスパラ製品はマウスコンピューターよりも頻繁に価格が変化する。今後GALLERIA RM5C-R56の価格がNEXTGEAR JG-A7G60を大きく下回れば評価は一変する。そういったよい変化があるまでは、保証期間の長さや構成のよさからNEXTGEAR JG-A7G60がおすすめだ。
パソコンケースレビュー
正面
ドスパラの新ケースとなっている。デザインハウスが設計したケースだけあってデザイン性が高い。ミニタワーケースとなっているが、従来のミニタワーよりは一回り大きくなっていてミドルタワーの差が縮まっている。違うのは高さだけで奥行きと幅はミドルタワーと共通だ。
右サイド
右サイドはシンプルで吸気口だけが設けられている。高さ分の吸気口があるのでエアフロー改善には効果的だ。ガンメタリックのケースが高級感を演出している。
左サイド
左サイドにも吸気口がある。また、一部クリアガラスパネルを採用していて中身が見えるようになっている。最近のモデルらしいデザインだと言える。
背面パネル
背面パネルについてはオーソドックスなものになっている。前面の両サイドから取り入れられた空気が上部及び後ろから排出してくれる。本体内部に熱がこもらないような工夫が見られる。140mmサイズの冷却ファンを搭載しているのも後押ししてくれる。
I/Oパネル
前面に斜めにI/Oパネルが配置されている。電源ボタン、USB 3.2 Gen1 Type-A x4、ヘッドフォン端子が設けられている。USBが4つもあるのは使い勝手が良い。
本体上部
本体上部にもメッシュ加工が施されていてここから熱を放出する仕組みだ。高性能なグラフィックボードやCPUを搭載していても発熱が問題とならない工夫がある。
本体内部
*GALLERIA RM5R-R36 5600X搭載ではないため一つの参考として欲しい
内部にはある程度の余裕がある。ガレリアブランドの場合ミニタワーケースでもサイズは大きめであることがわかる。
正面-LED
ケースの枠組みにLEDが配置されている。オシャレな演出だ。このLEDについては専用のソフトウェアからコントロールすることができる。
管理人による総評

2025年5月19日に発売したばかりの最新ゲーミングPCだ。CPUにはCore Ultra 5 225Fを、GPUにはGeForce RTX 5060を搭載している。今後のミドルクラスを担うモデルとなる。構成はメモリDDR5-5600 16GB・SSD 500GB Gen4 NVMeと必要十分だ。最新モデルらしく高クロックなメモリが選択されている。
チップセットもB860とコストが掛かっている。正直ミドルクラスで174,980円はやや高い。Core i5-14400FやGeForce RTX 4060が市場にある限りはまだまだ価格は下がらないだろう。それでもいっときよりも15,000円安く5,000円OFFクーポンも発行されている。最新世代に興味があるなら十分候補に入る。
価格 | CPU | グラボ |
---|---|---|
174,980円 | 5 225F | RTX5060 |
メモリ | SSD | チップセット |
DDR5 16GB | 500GB | B860 |