Lightning-G AV-Ti7XW 8GB 7800X3Dtop

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サードウェーブ(ドスパラ)が販売しているLightning-G AF7XW Ryzen7 7800X3D搭載のレビューを行った。コストパフォーマンスは7.4と優秀な数値だ。高いゲーム性能を誇るRyzen 7 7800X3Dと最新のミドルハイクラスであるGeForce RTX 5060 Ti 8GBの組み合わせだ。Ryzen 7 7800X3Dは相場も高めで価格が上がっても不思議ではない中でLightning-G AV-Ti7XWはしっかりと価格が抑えられている。

最新モデルでありながら高いコストパフォーマンスを有する要因である。CPU性能が高いことで将来的にグラフィックボードのアップグレードにも対応しやすい。電源ユニットも750W GOLDと余裕がある。より高容量なモデルへアップグレードしておけば鬼に金棒だ。

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RYZEN176438

長所
  • コストパフォーマンスが高め
  • ゲームに特化した性能が持ち味
  • 構成が比較的優れている
短所
  • CPU性能はそこまで高くなくクリエイティブな作業や用途は苦手
こんな方におすすめ
  • フルHDでゲームをプレイする方
  • 対人系のゲームをメインに考えている方
  • ゲーム以外の用途を考えていない方

Lightning-G AV-Ti7XW Ryzen7 7800X3D/RTX5060Ti 8GB搭載のスペック

Magnate-G MTRW

メーカー サードウェーブ(ドスパラ)
ブランド名 Lightning
製品名 Lightning-G AV-Ti7XW
Ryzen7 7800X3D/RTX5060Ti 8GB搭載
価格 229,980円(+送料3,300円)
CPU Ryzen 7 7800X3D(レビュー)
グラボ GeForce RTX 5060 Ti 8GB(レビュー)
メモリ DDR5-4800 16GB
SSD 500GB Gen4 NVMe
電源 750W 80PLUS GOLD
マザーボード チップセットA620
光学ドライブ 非搭載
カードリーダー 搭載不可
おすすめ度 Aランク
評価 ・コスパ
7.4

・ショップ評価
9.2

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Lightning-G AV-Ti7XW Ryzen7 7800X3D/RTX5060Ti 8GB搭載のカスタマイズを評価

パーツ おすすめ度 詳細
OS 変更なし
オフィスソフト 変更なし
リカバリーメディア 変更なし
セキュリティソフト 変更なし
CPUファン 変更なし
ケースファン 12cm ARGBライティング対応ファンに変更
(変更箇所:フロントx2, トップx2, リアx1) +5,000円
LEDカラー変更 変更なし
CPUグリス 変更なし
電源 変更なし
メモリ 32GB (16GBx2) (DDR5-4800) +13,900円
SSD 1TB SSD (NVMe Gen4) +6,000円
パーティション分割 変更なし
SSD 2 変更なし
ハードディスク/SSD 変更なし
無線LAN Wi-Fi6+Bluetooth(R)5.2対応 無線LAN +8,000円
情報漏洩監視ソフト 変更なし
セーフティサービス 月額980円
延長保証 3年保証(通常1年+延長2年)+22,998円

BTOパソコンで人気のカスタマイズを黄色のマーカーで示している。おすすめ度はこのモデルに当てはまるカスタマイズの評価だ。Lightning-G AV-Ti7XWではシンプルに気になるところを補うカスタマイズがよい。ポイントはメモリとSSDだ。特にSSDのカスタマイズはおすすめだ。標準の500GBではすぐに容量がいっぱいになってしまう。最新のゲームを2つ保存するだけで埋まる可能性がある。

OSや必須のアプリなどで100GB使用すると、空き容量は400GBだ。最近のゲームは1つ200GBを超えるものもある。ゲーム性能に優れるモデルは、ストレージ容量にも気を配りたい。メモリの重要性はSSDほど高くはない。Lightning-G AV-Ti7XWは性能的に高解像度や最高設定でのゲームプレイが得意ではなく、32GBを搭載してもそれを活かせる場面が少ない。

ただし、Lightning-G AV-Ti7XWにはメモリスロットが2つしかなく、標準で8GBメモリを2枚使用している。空きがない状態でメモリを増設するには交換しなければならない。交換後、標準搭載メモリはそのまま余ることになり無駄が生じる。これを避けるため、メモリ32GBが必要だと感じるならカスタマイズも悪くない。

他の箇所は好みだ。Ryzen 7 7800X3Dの発熱量と性能を考えると、CPUグリスの選択も悪くはない。もっとも、体感できるほどの冷却効果に期待できるかは疑問だ。SSDとメモリを検討しておけば、Lightning-G AV-Ti7XWの完成度は高まる。気になるならカスタマイズで補い、問題なければ標準のままがよい。

ARGBファン搭載イメージ
Lightning-G AT5Wargbfan

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Lightning-G AV-Ti7XW Ryzen7 7800X3D/RTX5060Ti 8GB搭載の特徴

ゲーム性能の高さが魅力

Lightning-G AV-Ti7XWの特徴はCPUに高いゲーム適正を持つRyzen 7 7800X3Dを搭載していることだ。Ryzen 7 7800X3Dのゲーム性能は他のCPUと一線を画すものがある。GeForce RTX 5060 Ti 8GBの性能を最大限引き出せる。CPUがゲームに与える影響は大きい。グラフィックボードの性能が高まれば高まるほど、CPUの影響力も大きくなる。そういった点ではミドルハイクラスのGeForce RTX 5060 Ti 8GBにRyzen 7 7800X3Dを組み合わせるのは少し贅沢に感じる。

贅沢であることをネガティブに捉えることはない。Ryzen 7 7800X3Dのゲーム性能は長く使える優秀なものだ。GeForce RTX 5060 Ti 8GBの性能に不満を感じたとき、グラフィックボードを上位のものに変更しても対応できる。Ryzen 7 7800X3Dを搭載していれば、長くゲーミングPCを使用できるのが強みだ。GeForce RTX 5060 Ti 8GBのゲーム性能は従来のGeForce RTX 4060 Tiよりも10%程度高い。

フルHD環境であれば、最新のゲームにも対応できる。ただし、フルHDであっても画質や負荷が大きいゲームでは、最高設定でのゲームプレイに適していない。高解像度・高画質が重要になるRPG系は注意が必要だ。画質よりも高いフレームレートを維持する方が得意だ。対人系やアクション要素の強いゲームでは、画質よりもフレームレートを重視するゲーマーが多い。Lightning-G AV-Ti7XWの性能はまさにそういったプレイスタイルの方におすすめだ。

RPG系でも画質を求めずフレームレートを優先するなら、Lightning-G AV-Ti7XWは最適なゲーミングPCとなるだろう。オールラウンドではなく環境を選ぶモデルではある。それでも、ゲーム性能は高く長く使用できる。プレイするゲームやプレイスタイルが適しているなら、Lightning-G AV-Ti7XWは選んで後悔のないモデルだ。予算にもっと余裕があれば上位モデルを選ぶべきだが、GeForce RTX 5060 Ti 8GB搭載モデルから選ぶなら強力なモデルである。

コストパフォーマンスは性能帯で見ると優秀

Lightning-G AV-Ti7XWのコストパフォーマンスはまずまず優秀だ。GeForce RTX 5060 Ti 8GB搭載モデルとしてみると物足りなさがあるが、Ryzen 7 7800X3D搭載モデルとしてみれば文句はない。視点の違いで評価が変わるのは価格設定が影響している。GeForce RTX 5060 Ti 8GB搭載で229,980円は初動しては悪くない。Ryzen 7 7800X3Dとの組み合わせなら十分安価と言える。

ただし、それはRyzen 7 7800X3Dに対しての評価が主なものだ。THIRDWAVE-Gシリーズのようなコストパフォーマンスを重視したブランドの中では他にも選択肢がある。例えばGeForce RTX 5060 Ti 8GBとのバランスがいいCore i5-14400Fと組み合わせたモデルが、THIRDWAVE-Gから17万円台で販売されている。品質を重視したモデルでも22万円台だ。Lightning-G AV-Ti7XWはコストパフォーマンスに優れていても、価格自体が安いとは言えない。

GeForce RTX 5060 Ti 8GB搭載モデルはコストパフォーマンスも重要だ。THIRDWAVE-Gシリーズでは更に重要になってくる。評価の面では間違いなく優秀である反面、GeForce RTX 5060 Ti 8GB搭載モデルとして見ると価格の高さがネックとなる。コストパフォーマンスだけでモデルを判断できない特性を持っている。コストパフォーマンスがよいと言っても、必ずしも価格が安いとは限らない。

Lightning-G AV-Ti7XWはそういったモデルである。これがGeForce RTX 5080のようなハイエンドクラスであれば、多少価格が高くなってもRyzen 7 7800X3Dを搭載するメリットはある。ミドルハイクラスのモデルにとっては、価格が高くなることがデメリットとなってしまう。Lightning-G AV-Ti7XWが本領を発揮するのは、もう少し価格が落ち着いてからだ。

もしくは、妥協点を探りCore i7-14700Fなどの価格と性能のバランスに優れたCPUと組み合わせたモデルだ。Ryzen 7 7800X3Dと組み合わせたモデルは、おそらく20万円を切るのは難しい。この価格設定は、今後も評価を割るように思う。モデル自体は悪くなく、自分にとって適しているかどうかがはっきり分かれるモデルだと考えておいてほしい。

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同じドスパラ製品との比較

ブランド名 Lightning-G GALLERIA
イメージ Magnate-G MTRW GALLERIA RM5C-G60S
製品名 Lightning-G AV-Ti7XW
Ryzen7 7800X3D/RTX5060Ti 8GB搭載
GALLERIA RM7R-R56T 7800X3D搭載
ケース ミニ ミニ
価格 229,980円 249,980円
送料 3,300円 3,300円
CPU Ryzen 7 7800X3D Ryzen 7 7800X3D
CPUクーラー 水冷ARGB(240mm) 水冷(120mm)
GPU RTX 5060 Ti 8GB RTX 5060 Ti 8GB
メモリ DDR5-4800 16GB DDR5-4800 16GB
SSD 500GB Gen4 NVMe 500GB Gen4 NVMe
電源 750W GOLD 750W GOLD
マザーボード A620 A620
納期 翌日出荷 翌日出荷
公式 公式 公式
チェックポイント!!

同じドスパラのゲーミングブランドのGALLERIA RM7R-R56Tと比較していく。Lightning-G AV-Ti7XWよりも20,000円高く、構成は同等のモデルだ。違いはLightning-G AV-Ti7XWのCPUファンがARGBライティングに対応しているくらいだ。性能や使用感に差はないので、Lightning-G AV-Ti7XWがリードしていると言える。

コストパフォーマンスのよさが魅力のTHIRDWAVE-Gは、GALLERIA RM7R-R56Tよりもコストパフォーマンスの評価は高い。この2製品を比較してもGALLERIA RM7R-R56Tによいところは見つからない。GeForce RTX 5060 Ti 8GB搭載モデルの価格が落ち着けば個性が出るかもしれないが、現時点ではLightning-G AV-Ti7XWの方がおすすめだ。

他社メーカーのモデルと比較

ブランド名 Lightning-G LEVELΘ
イメージ Magnate-G MTRW LEVEL-M17M-144F-SLX
製品名 Lightning-G AV-Ti7XW
Ryzen7 7800X3D/RTX5060Ti 8GB搭載
LEVEL-M1A6-LCR78D-SKX
ケース ミニ ミニ
価格 229,980円 224,800円
送料 3,300円 無料
CPU Ryzen 7 7800X3D Ryzen 7 7800X3D
CPUクーラー 水冷ARGB(240mm) 水冷(240mm)
GPU RTX 5060 Ti 8GB RTX 5060 Ti 8GB
メモリ DDR5-4800 16GB DDR5 16GB
SSD 500GB Gen4 NVMe 500GB NVMe
電源 750W GOLD 750W BRONZE
マザーボード A620 A620
納期 翌日出荷 2-3週間後出荷
保証
(延長)
1年間
(最長5年間)
1年間
(最長4年間)
電話サポート 24時間365日 24時間365日
公式 公式 公式
チェックポイント!!

パソコン工房のLEVEL-M1A6-LCR78D-SKXと比較していく。Lightning-G AV-Ti7XWと似たコンセプトを持つモデルだ。Lightning-G AV-Ti7XWよりも5,180円安く購入できる。パソコン工房は無料会員登録で送料が0円になるので実質の価格差は8,480円だ。SSDの規格と電源の規格はLightning-G AV-Ti7XWが優れている。8,480円の差を埋められるかどうかは微妙なところだ。

電源は750W 80PLUS BRONZEでも十分だが、750W 80PLUS GOLDと比べるとインパクトに欠ける。また、LEVEL-M1A6-LCR78D-SKXは電源のカスタマイズができない。同等のモデルに比べて僅かに落ちる箇所があってもカスタマイズで補えないのはマイナス要素だ。SSDも接続規格を変更できないので、構成面の差は覆せない。ブランド・納期・構成を重視するならLightning-G AV-Ti7XWを、価格を重視するならLEVEL-M1A6-LCR78D-SKXをおすすめしたい。ケースデザインの細かいところでいえばLEVEL-M1A6-LCR78D-SKXの方がホワイトで統一されている感があるように思う。好みで選んでもらえればいい。

Lightning-G AV-Ti7XW Ryzen7 7800X3D/RTX5060Ti 8GB搭載のPCケースレビュー

ケースは他のモデルで採用されていたものでケース自体は共通だが中身が異なる点は留意して欲しい。

正面

Lightning-G AT5Wsyoumen
シンプルなデザインだ。本体下部にTHIRDWAVEのロゴが刻印されている。THIRDWAVEはドスパラの運営企業だ。

Lightning-G AT5Wps5
PS5と比較すると幅は広い。

Lightning-G AT5Wps5hikaku
奥行きも一回り大きいといえる。

背面

Lightning-G AT5Whaimen
背面はオーソドックスなタイプだ。電源ユニットは下部に配置されている。

I/Oパネル

Lightning-G AT5Wiopanel
I/Oパネルは本体上部にある。左から電源ボタン・USB 3.2 Gen1・マイク入力/ヘッドフォン出力共用端子・USB 3.2 Gen1・リセットボタン・ストレージアクセスランプだ。前面にはType-Cポートはない。

左側面

Lightning-G AT5Wright
左側面がクリアガラスパネルを採用している。後ろのネジを2つ取ればすぐに空けることができる。ARGBファンがないとややシンプルすぎるかもしれない。

底面

Lightning-G AT5Wsoko
底面にもメッシュフィルターがある。メンテナンス性が高い。

右側面

Lightning-G AT5Wleft
右側面はシンプルだ。前方部に吸気口が設けられている。

右側面内部

Lightning-G AT5Wright
ケーブルがしっかりとまとめられている。掃除も行いやすくメンテナンス性は高い。

Lightning-G AT5Wpower
右下には電源ユニットが収められている。

Lightning-G AT5Wstorage
左下部分にはドライブベイが用意されている。

本体上部

Lightning-G AT5Wupper
本体上部にはメッシュフィルターがあり埃の侵入を防いでくれる。マグネット式で脱着も容易だ。

上面ファン

Lightning-G AT5Wupperfan
上面に2基のファンを搭載している。カスタマイズで水冷クーラーを選択するとここがラジエーターに代わる。

背面ファン

Lightning-G AT5Wrearfan
背面ファンは1基だ。

前面ファン

Lightning-G AT5Wfrontfan
前面には2基のファンが搭載されている。

グラフィックボード

Lightning-G AT5Wgpu
グラフィックボードはASUS製の「ASUS Dual GeForce RTX™ 3050 6GB GDDR6」だった。2基のファンを搭載していて冷却性能も期待できる。

付属品

Lightning-G AT5Whuzoku
付属品はキーボード・マウス・電源ケーブルだ。初めてのデバイスならこれで十分かもしれない。

管理人による総評

Magnate-G MTRW

Ryzen 7 7800X3D×GeForce RTX 5060 Ti 8GB搭載の最新モデルだ。GeForce RTX 5060 Ti 8GB搭載モデルとしては229,980円は高めだがCPU性能を考慮すれば悪くない価格設定だ。ここから価格が下がってくればもう少し評価が上がる。ゲーム性能はミドルハイクラス相当のフルHD環境でのゲームプレイに適している。もちろんCPUのゲーム性能が高いからといって上位のGeForce RTX 5070を超えるパフォーマンスを発揮するわけではない。それでもCPU性能が重要なタイトルにおいては同じGeForce RTX 5060 Ti 8GBと比べて明らかにフレームレートが向上するのも事実だ。他社BTOメーカーの比較対象モデルも確認しておくとよい。

価格 CPU グラボ
229,980円 7 7800X3D RTX5060Ti 8GB
メモリ SSD チップセット
DDR5 16GB 500GB A620