World of Warshipsの推奨スペックを検証している。World of Warshipsは、同シリーズWorld of Tanksの軍艦バージョンだ。マニアには堪らないタイトルとなっている。おすすめモデルは、「World of Warships向けおすすめのゲーミングPC」で紹介している。
当ページの目次
World of Warshipsの必要&推奨環境まとめ
必要環境
OS | Windows 7 Service Pack 1 x64 / 8.1 / 10 / 11 |
---|---|
CPU | Intel Core i3-3210 (3.20 GHz) AMD Athlon II X2 245 (2.9 GHz) |
GPU | NVIDIA GeForce GT 440/GT 630 Intel HD 4000 AMD Radeon R7 240 |
メモリ | 4GB |
サウンドカード | Direct X 11 |
推奨環境
OS | Windows 7 Service Pack 1 x64 / 8.1 / 10 / 11 |
---|---|
CPU | Intel Core i5-2500 (3.3 GHz) AMD FX 6350 (3.9 GHz) |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 660 AMD Radeon R9 270X |
メモリ | 6GB |
サウンドカード | Direct X 11 |
GamingPCs検証推奨スペック
CPU:Core i5-14400以上
CPUはCore i5-14400以上を選択したいところだ。AMD製CPUならRyzen 5 7600以上がよいだろう。価格の下がっているRyzen 7 5700Xも狙い目だ。予算に余裕があるなら上位モデルであるCore i7-14700を目指すのもありだ。対人戦がメインのゲームなので設定を落としてプレイするならCore i5-14400以上、設定を上げてゲームを楽しむならCore i7-14700以上が良いだろう。1世代や2世代ぐらいであれば同格のモデルを選んでおけば不足はない。
グラボ:GTX 1660 SUPER/GTX 1660以上
最高設定でのゲームプレイはCPU性能のほうが重要になる。求められるグラフィック性能はライトミドルクラスであり、そこまでハードルの高いものではない。最高設定でなければGeForce GTX 1650でも余裕を持って対応することができる。ただ、少し前と比べて全体的な要求スペックが高くなっていることもあり、今後のことも考えてGeForce RTX 3050 8GB/GeForce GTX 1660 SUPER以上は見ておきたい。
メモリ:8GB以上
ゲーミングPCで8GBを下回るメモリを搭載したモデルは存在していない。そうなるとここの選択肢は8GBかそれ以上かになる。メモリの要求も少し高くなってはいるがCPUなどに比べると妥当なラインである。先や対応力を考えて16GBが視野に入るかどうかというところだろう。コスト的にも8GBでも16GBでもそれほど大きく変わることはないので余裕を持たせておこう。
HDD空き容量:60GB
以前は30GB以上だったが、現在は53GB以上が推奨されている。アップデートによりストレージの圧迫は大きくなると考えられるので更に余裕を持った60GBを見ておきたい。SSD 256GBとHDD 1TBのような組み合わせであればOSの容量を省いてギリギリ余る容量で、用途によってはオーバーしてしまうためSSDに保存する場合は500GB以上のSSDを搭載したモデルを推奨する。
World of Warshipsの概要(負荷など)
World of Warshipsは同シリーズWorld of Tanksの軍艦バージョンだ。これまで艦船を扱うゲームは数あれど、艦船を用いて戦うTPSゲームは非常に珍しく、シミュレーション系がメインだったジャンルを遊びやすいタイトルに仕上げている。製作者が日本の戦艦・扶桑に感銘を受け、扶桑を作りたいがためにWorld of Warshipsの開発を始めたという話もある。
それほどまでに艦に対する熱意をもっていることもあり、細部まで作り上げた艦艇を用いた戦いは見ごたえがある。さらに、これまでなかった海での戦いは単純に見えて多くの駆け引きが要求され、高いプレイヤースキルも必要となってくる。それだけに僅かなラグが勝敗を分けるほどシビアで多種多様な戦況があり、ゲームの負荷は比較的抑えられているものの重要であることに変わりはない。
国によって特徴のある戦艦を選択肢ツリーを成長させて新しい艦を手に入れていく方式は、例えば空のHEROES IN THE SKYやWar Thunderのような同ジャンルのゲームで頻繁に採用される方式である。もちろんWorld of Tanksにも適用されているので今では最もポピュラーなレベル概念の一つとも言える。プレイヤースキルを求められる対人要素では形骸化されがちなレベルをゲーム性に組み込むことにより、自身のスキルアップのみでなくやりこみ要素にもなっている。
有名なFPS CoDシリーズにも似たシステムがあるように、レベルが高いほど有利になるというわけではない。性能の高い艦が無敵の艦ではなく、メリットとデメリットがそれぞれ大きくなるような形となる。大和型戦艦であっても巡洋艦に負けることもあれば、駆逐艦がゲームの主導権を取るようなことも起こり得る。扱うキャラクターとなる艦の性能がそのままゲーム内で反映されず、それを操作するプレイヤー次第であることがWorld of Warshipsの何よりの深みだ。
MMORPGのようなエフェクトがないので戦闘中の負荷は急激に高くなるようなことはなく負荷は軽めと言えど、被弾時にカクつく場面もあるのであまり見たくないところとは言えしっかり確認はしておきたい。ベストな設定と性能で安定したゲームプレイが可能になってこそのゲームだ。
砲撃や魚雷が主軸のゲームでは当たり判定が多く飛び交うためCPUはi5以上という高めのスペックが要求される。一方でグラフィック自体は作り込まれているものの要素としては薄いためライトな部類でも十分に対応できる。前世代のGTX 1050 Tiでも問題ないだろう。ただし、今後のアップデートで少しずつ要求スペックが上がることは容易に考えられるため、ギリギリな性能よりも余裕を持った性能を選択しておきたい。
World of Warships向けおすすめのゲーミングPC
Magnate MV(ドスパラ)
価格:133,980円+送料3,300円
CPU:Core i5-14400F
GPU:GeForce RTX 4060
メモリ:DDR5-4800 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:9.4
サードウェーブ(ドスパラ)が販売するビジネスブランドのミドルクラスモデルでコストパフォーマンスの高い一台となっている。Core i5-14400F×GeForce RTX 4060を搭載していてWorld of Warshipsはもちろん全てのゲームの要求スペックをクリアした対応力の高いゲーミングPCだ。手頃な価格と万能な性能はミドルクラスのトップモデルと言っても過言ではないだろう。あらゆるタイトルの推奨モデルに選ばれている。性能・価格・構成のどれを取っても抜群のモデルだ。この価格帯では最も汎用性の高い一台である。ケースデザインもかっこよくおすすめしやすい。
Magnate-G MVW 第12世代Core搭載 (ドスパラ)
CPU:Core i5-12400
GPU:GeForce RTX 4060
メモリ:DDR5-4800 16GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:調査中
サードウェーブの高コスパブランドMagnate-Gシリーズの一台だ。Magnate MVと比べると価格は上がるが、よりゲーミングPCらしいデザインになり構成もワンランク上だ。CPUは2世代前のCore i5-12400を搭載しているが、現行のCore i5-14400と比べて大きく劣るわけではない。グラフィックスにはGeForce RTX 4060を搭載している。メモリはDDR5-4800 16GBと必要十分だ。ストレージはSSD 1TB Gen4 NVMeを搭載している。複数タイトルの保存にも対応しやすい。電源ユニットは650W BRONZEを搭載している。
FRGKB760/T2/NTK(フロンティア)
CPU:Core i5-14400F
GPU:GeForce RTX 4060 Ti
メモリ:DDR4-3200 32GB
ストレージ:SSD 1TB NVMe
電源:600W 80PLUS BRONZE
コスパ:10.0
フロンティアのセール対象モデルで高コスパな一台だ。ミドルハイクラスのモデルで税込み16万円台は評価できる。グラフィックボードにはミドルハイクラスのGeForce RTX 4060 Tiを搭載していてフルHD環境でのゲームプレイに最適だ。高解像度にも対応できるポテンシャルを持つ。CPUにはCore i5-14400Fを搭載している。10コア16スレッドと必要十分なスペックを持つ。競合のAMD Ryzen 7 5700Xと比べても優位性がある。メモリDDR4-3200 32GB、SSD 1TB NVMeと構成も充実している。