ROG Flow Z13 GZ302EA
Ryzen AI Max+ 395の性能比較&ベンチマーク検証を行っていく。Zen 5アーキテクチャを採用したハイパフォーマンスモデルだ。CPU性能の高さもさることながら、内蔵GPU「Radeon 8060S」の性能の高さにも注目が集まる。その実力は、モバイル向けのGeForce RTX 4060 Mobileに匹敵するパフォーマンスを発揮するほどだ。ゲーミングノートPCだけではなく、ポータブルゲーム機などの小型デバイスにも採用されている。強力なiGPUを統合したこのモデルならではの特性をを活かしたラインナップは、非常に興味深い。搭載モデルについては「Ryzen AI Max+ 395搭載モデル一覧」で紹介している。

価格帯別ゲーミングノートPCを比較
価格帯 人気 CPU GPU
40万円以上 9 9955X3D/9 9955X/9 275HX/AI MAX+ 395/AI 9 HX 370 RTX5090/RTX5080
30万円-40万円 9 9955X/9 275HX/7 255HX/AI MAX+ 395/AI 9 HX 375 RTX5080/RTX5070TiM
25万円-30万円 9 8945HX/7 255HX/AI 7 350/ RTX5070M/RTX5060M
20万円-25万円 AI 7 350/7 260/i7-13620H RTX5060M
15万円-20万円 AI 7 350/i7-14650HX RTX5060M/RTX5050M
10万円-15万円 i7-13620H/5 240 RTX5050M/RTX3050M
5万円-10万円 i7-11800H RTX3050TiM

*中古のみ

Ryzen AI Max+ 395を搭載したモデルは、セール・キャンペーン時など特別な時期には40万円を下回ることもあるが基本的には40万円以上に固まっている。コストパフォーマンスがいいというわけではない点は抑えておこう。パフォーマンス的に外付けのグラフィックボードを搭載したゲーミングノートPCを選択する方が満足度が高い可能性がある。




Ryzen AI Max+ 395の概要

コードネーム Zen 5(Strix Halo)
プロセス 4nm
コア/スレッド数 16コア / 32スレッド
コア定格/最大クロック 3.0 GHz/ 5.1 GHz
L2キャッシュ 12MB
L3キャッシュ 24MB
内蔵GPU Radeon 890M
TDP 55W
PPT 120W
発売日 2025年01月06日
価格
特徴
(長所・短所)
(+) 16コア32スレッドの高性能モデル
(+) 内蔵GPU Radeon 8060Sの性能が高い
(+) 競合不在の個性的なCPU
(+) NPU搭載でAI用途にも対応できる
(-) 搭載モデルのラインナップが少ない
(-) 搭載モデルの価格が高い
評価 ・総合評価
8.5

・ゲーム評価
8.5

Ryzen AI Max+ 395の基本スペック

Ryzen AI Max+ 395 Ryzen 9 9955HX Ryzen AI 9 HX 370
コードネーム Zen 5(Strix Halo) Zen 5(Fire Range) Zen 5(Strix Point)
チップ設計 チップレット チップレット モノシリック
プロセス 4nm 4nm 4nm
ダイサイズ 2×70.6m㎡ 233m㎡ 233m㎡
I/Oプロセス 4nm 6nm
I/Oダイサイズ 308m㎡ 122m㎡
トータルコア(スレッド) 16 / 32 16 / 32 12(4 Zen 5+8 Zen 5c)/ 24
定格クロック(Zen 5) 3.0GHz 2.5GHz 2.0GHz
最大クロック(Zen 5) 5.1GHz 5.4GHz 5.1GHz
定格クロック(Zen 5c) 2.0GHz
最大クロック(Zen 5c) 3.3GHz
オーバークロック 非対応 対応 非対応
L2キャッシュ 16MB 16MB 12MB
L3キャッシュ 64MB 64MB 24MB
対応メモリ LPDDR5x-8000 DDR5-5600 DDR5-5600
LPDDR5x-8000
内蔵グラフィックス Radeon 8060S Radeon 610M Radeon 890M
実行ユニット 40 2 16
グラフィックス周波数 2.90GHz 2.20GHz 2.90GHz
Ryzen AI 50 TOPS 50 TOPS
AI性能(システム全体) 126 TOPS 80 TOPS
TDP 55W 55W 28W
PPT 120W 101W 54W
搭載モデル価格 449,800円~(-) 309,800円~(RTX 5060M) 476,800円~(RTX 5070M)
発売日 2025/01/06 2025/07/28 2025/07/28

Ryzen AI MAX+ 395は、Zen 5(Strix Halo)アーキテクチャを採用したハイエンドモデルだ。同じZen 5でもRyzen 9 9955HXとはコードネームが異なり、特性も大きく違う。簡単に言えば、Ryzen AI MAX+ 395は高性能iGPUのおかげでグラフィックボードがなくてもゲームをプレイできるため、ポータブル性を重視したモデルに適している。一方で、Ryzen 9 9955HXは内蔵GPU(iGPU)のパフォーマンスを最小限に留めたハイエンドモデルで、外付けのグラフィックボード(dGPU)の搭載を前提としたCPUだ。

Ryzen AI Max+ 395は、Ryzen 9 9955HXと同様にチップレット設計を採用している。製造プロセスは4nmと共通だが、Ryzen AI Max+ 395はI/Oダイも4nmへと微細化が進んでいるのが特徴だ。これは強力なiGPUを駆動させるための設計だろう。I/Oダイサイズが308m㎡と巨大であることからも、その特殊さがうかがえる。トータルのダイサイズは449.2m㎡で、Ryzen 9 9955HXよりも27%弱大きい。なお、16コア32スレッドという基本スペックは両者共通だ。

定格クロックはRyzen AI Max+ 395の方が0.5GHz高いが、最大クロックはRyzen 9 9955HXの方が0.3GHz高い。Ryzen 9 9955HXはオーバークロックに対応しているのも特徴だ。よりパフォーマンスを重視したスペックとなっている。Ryzen AI Max+ 395は、Ryzen 9 9955HXと同様に16MBのL2キャッシュと64MBのL3キャッシュを搭載している。対応メモリにも両モデルの特徴が現れている。具体的には、省電力性を重視したRyzen AI Max+ 395ではLPDDR5X-8000を、パフォーマンスを重視したRyzen 9 9955HXではDDR5-5600をサポートしている。

内蔵グラフィックスはRDNA 3.5アーキテクチャのRadeon 8060Sを搭載している。実行ユニット数は40基だ。RDNA 2のRadeon 610Mとは世代が異なっている。Ryzen 9 9955HXはRyzen AIに対応していないが、対してRyzen AI Max+ 395は50 TOPSを実現している。システム全体でのAI性能は126 TOPSに達し、マイクロソフト社が提唱するCopilot+ PCの要件(40 TOPS)を満たしている。

TDPは55Wと共通だが、PPTはRyzen AI Max+ 395の方が20%弱高い。高性能な内蔵GPU搭載を考えれば納得できる数値だ。搭載モデルの価格でいえばRyzen 9 9955HXは割安で、かつRadeon 8060SよりもGeForce RTX 5060 Mobileの方が性能が高い。より性能の高いモデルが15万円近く安く購入できることを考えると、Ryzen AI Max+ 395はプレミアムCPUといえそうだ。

また、同じZen 5のRyzen AI 9 HX 370とも比較していく。両モデルとも「AI」を冠した製品名を持つ。しかしながら、設計面では大きく異なっている。Ryzen AI 9 HX 370のチップ設計はチップレットではなくモノリシックだ。つまり、1つのダイにCPUコアダイやI/Oダイをパッケージングしている。Ryzen AI 9 HX 370も製造プロセスは4nmだ。ダイサイズは233m㎡とRyzen AI Max+ 395よりも50%近くも小さい。大型の内蔵GPUを搭載していないためだ。

Ryzen AI 9 HX 370は12コア24スレッドというスペックだ。4基のZen 5コアと8基のZen 5cコアの2つを組み合わせたハイブリッドコアアーキテクチャを採用している。Zen 5コアの定格クロックは2.0GHzとRyzen AI Max+ 395の方が1.0GHzも高い。最大クロックはどちらも5.1GHzだ。Zen 5cコアは定格クロックが2.0GHzで、最大クロックが3.3GHzと控えめといえる。Ryzen AI 9 HX 370もオーバークロックには対応していない。

Ryzen AI 9 HX 370Hはそれぞれ12MBのL2キャッシュと24MBのL3キャッシュを搭載している。Ryzen AI 9 HX 370Hでは対応メモリの幅が広い。LPDDR5x-8000に加えてDDR5-5600をサポートしている。内蔵グラフィックスはRDNA 3.5アーキテクチャ採用のRadeon 890Mとなる。実行ユニットは16と多めだが、Radeon 8060Sには届かない。グラフィックス周波数はどちらも2.90GHzだ。Ryzen AI(NPU単体)は50 TOPSと同じだが、システム全体では37%程度低く80 TOPSに留まる。

Ryzen AI 9 HX 370のTDPは28Wで、PPTは54Wと抑えられている。搭載モデルの価格はGeForce RTX 5070 Mobileとの組み合わせで476,800円からとなる。やはりコストパフォーマンス的にRyzen AI Max+ 395は苦しい。GeForce RTX 5060 Mobileとの組み合わせは見つからなかった。

徹底解剖サイト管理人

Ryzen AI Max+ 395は競合不在の個性的なモデルだと考えて間違いない。外付けのグラフィックボードがなくてもゲームを快適にプレイできるモデルはおもしろい。しかしながら、外付けのグラフィックボードを搭載したモデルの方が安くかつ性能も高くなる。Ryzen AI Max+ 395はポータブル性を意識したユーザーにおすすめだ。パフォーマンス重視の方は避けた方が無難だ。




Ryzen AI Max+ 395搭載モデルの性能と特徴

モバイル向けCPUとしてトップクラスのパフォーマンスを発揮する

Ryzen AI Max+ 395-multi
Ryzen AI Max+ 395は、モバイル向けCPUとして高い性能を持つモデルだ。性能スコアは37,297ptと現行ラインナップでもトップクラスだ。Ryzen 9 8945HXやRyzen 9 8940HXと同等の性能を持っている。IntelのRaptor Lake-Refresh世代のハイエンドモデルであるCore i9-14900HXを上回る性能は圧巻だ。さらに、Ryzen AIシリーズにおける下位モデルであるRyzen AI 9 HX 370と比べると約40%も高く、圧倒的なアドバンテージを誇る。

一方で、ハイエンドモデルのRyzen 9 9955HXと比べると約6%低く、Core Ultra 9 275HXに対しても5%弱の後塵を拝するものの、その差はそれほど大きいわけではない。CPU性能は上位モデルと比べても引けを取らない。16コア32スレッドという豊富な物理コアは、ゲームのみならず動画編集や3Dレンダリングといったクリエイティブ用途でも威力を発揮する。Adobeソフトでの作業やエンコード処理においても高いパフォーマンスが期待でき、あらゆる用途にハイレベルで応えるオールラウンドなモデルと言えるだろう。

最強のiGPU「Radeon 8060S」を搭載している

Ryzen AI Max+ 395-igpu-performance

内蔵GPU(iGPU)の圧倒的な性能こそが、Ryzen AI Max+ 395を選ぶ最大の理由となるだろう。グラフィックス性能スコアは20,062ptに達し、ミドルクラスのGeForce RTX 4060 Mobileに匹敵する。最新世代のGeForce RTX 5050 Mobileと比較して約6%高く、GeForce RTX 4050 Mobileに対しては約14%ものリードを保っている。同じAMD製CPUの内蔵GPUであるRadeon 890Mとの性能差にいたっては約100%(2倍)と非常に大きい。

フォートナイトで200fps以上、モンスターハンターワイルズで60fps以上も現実的に目指せる性能を有している。内蔵GPUに対するイメージが大きく変わること間違いなしだ。CPUやグラフィックボードの進化も凄いが、内蔵GPUの進化も凄いのだ。IntelもIntel Arcブランドでモバイル向け内蔵GPUに力を入れていることがわかる。今後さらに性能が引き上げられていきそうだ。

これまでGeForce RTX 4050 MobileやGeForce RTX 3050 MobileといったエントリークラスのdGPU(単体GPU)搭載機を使っていたユーザーにとって、本モデルへの乗り換えは確実なメリットを感じられるはずだ。ただし、専用ビデオメモリを持つ単体GPU搭載モデルとはメモリ帯域や排熱特性が異なるため、用途に合わせた慎重な吟味は必要となる。これらのモデルとは価格帯も異なってくるので純粋な比較対象として見るのは難しいかもしれない。

基本的なAI用途に対応できる性能を持つ

製品名に「AI」という文言が入っている通り、モバイル向けCPUとしては極めて高いAI性能を誇る。搭載NPUのパフォーマンスは最大で50 TOPS、システム全体では126 TOPSに到達。Image Creatorを活用したハイブリッド型の画像生成も可能だ。これは、実際の画像生成(描画)はローカルで行いつつ、プロンプトの解析や安全性のチェックをクラウドで行う仕組みである。

完全にオフラインの環境を構築するには、AmuseやStable Diffusionなどのオープンソースツールが不可欠だ。AmuseはAMD製ハードウェアに最適化されており、手軽にオフライン生成を楽しめる。一方、拡張性に優れるStable Diffusionについては、本チップの強力な内蔵GPU性能と広帯域メモリを持ってしても快適な動作は難しい。

また、WEB会議でのスタジオエフェクトやライブキャプション、フォトの自動超解像など、Windows 11のAI機能でもその真価を発揮する。大容量メモリ搭載モデルを選べば、メモリ帯域の広さを活かしてローカルLLM(大規模言語モデル)の実行でも外付けGPUに匹敵する快適さを提供してくれるだろう。処理性能がものをいう大規模モデルになると外付けGPUに後れをとってしまう。省電力性と純粋な処理性能を高次元で両立しており、モバイルAIワークステーションの新たな基準となる一台だ。

ゲーミングノートPC以外の選択肢も豊富

Ryzen AI Max+ 395のラインナップはゲーミングノートPCに限定されない。ポータブルゲーム機やデスクトップパソコンでも採用されているのだ。あなたの志向に合わせてデバイスを選択できるのは大きなメリットといえる。これも内蔵グラフィックスの性能が高いからこそ実現できているわけだ。他のないモデルにはないRyzen AI Max+ 395ならではの個性だ。

総じて価格が高めで万人受けするわけではないが、ガジェット好きを含めて魅力を感じる方もいるだろう。筆者も魅力を感じる内の一人だ。ゲーマーだけではなくビジネスパーソンやクリエイターの方にもおすすめできる。もし、Ryzen AI Max+ 395搭載モデルの売れ行きがよければ、AMDは次世代モデルをリリースすることになる。これから伸びしろのあるカテゴリーだと考えている。




Ryzen AI Max+ 395のベンチマーク一覧【CPU】

Cinebench 2024

cinebenchr24Ryzen AI Max+ 395-cinebench2024

マルチコアは1,634ptで、シングルコアは118ptだ。Ryzen 9 9955HXと比べるとマルチコアが19%低く、シングルコアも10%弱低くなっている。アーキテクチャやクロック周波数の差が出ている形だ。Ryzen AI 9 HX 375と比べるとマルチコアが31%高いが、シングルコアは同等だ。競合のCore Ultra 9 275HXと比べるとマルチコアが21%低く、シングルコアも12%低くなっている。

Cinebench R23

cinebenchr15Ryzen AI Max+ 395-cinebenchr23

マルチコアは28,679ptで、シングルコアは2,030ptとなる。Ryzen 9 9955HXよりもマルチコアが16%低く、シングルコアも4%低い。Cinebench 2024とは違ってマルチコア性能でCore i9-14900HXよりも7%低くなった。下位モデルであるRyzen AI 9 HX 375と比べるとマルチコアが18%高く、シングルコアも1%高い。やはりシングルコアではほとんど差が出ていない。

Blender

blenderclassroomRyzen AI Max+ 395-blender

Blenderでのスコアは477.26ptと高い。Core i9-14900HXよりも18%も上回っている。Ryzen 9 9955HXと比べると14%弱低くなっている。このラインナップでTOP 5に入るスコアは評価に値する。

Handbrake

handbrakeRyzen AI Max+ 395-handbrake

動画のエンコードにかかる時間を計測している。H.264で2分10秒、H.265で5分33秒だ。Core i9-14900HXと比べるとh.264で7秒遅く、H.265では1分21秒遅い。Ryzen 9 9955HXと比べるとH.264で22秒遅く、H.265で1分6秒遅い。上位モデルとの差はやや大きいといえるが、Ryzen 9 8945HXと同等のパフォーマンスな点は評価できる。物理コアが多い分だけ高いパフォーマンスを発揮するということだ。

7-Zip

7zipRyzen AI Max+ 395-zip

Zipファイルに展開及び圧縮速度を計測した。Core Ultra 7 255HXと同等のパフォーマンスとなる。Core i9-14900HXと比べると展開速度が6%遅く、圧縮速度も2%遅い。Ryzen 9 9955HXよりも展開速度が27%遅く、圧縮速度も20%遅い。性能差はかなり大きいといえる。下位モデルであるRyzen AI 9 HX 375と比べると展開速度が12%弱速く、圧縮速度も11%速い。

Adobe Photoshop

photoshopRyzen AI Max+ 395-photoshop

Photoshopでのパフォーマンスを見ていく。CPU依存度の高いアプリケーションの一つだ。Ryzen AI Max+ 395のスコアは9,062ptと高い。Ryzen 9 8945HXと同等で、Ryzen 9 9955HXにも肉薄している。どうしてスペックの劣るRyzen AI 7 350がトップなのかは不明だ。




Ryzen AI Max+ 395のベンチマーク一覧【内蔵GPU】

Fire Strike

Ryzen AI Max+ 395-firestrike

Fire Strikeのグラフィックスのスコアは25,955と高い数値が出ている。GeForce RTX 4060 Mobileよりも2%弱高い。GeForce RTX 4050 Mobileと比べると19%も高くなっている。Radeon 890Mと比べて2.8倍以上もスコアが高い。GeForce RTX 5060 Mobileと比べると13%程度低い。

Time Spy

Ryzen AI Max+ 395-timespy

Time Spyのグラフィックススコアは9,771ptとなる。GeForce RTX 5050 Mobile搭載モデルと同等で、GeForce RTX 4060 Mobile搭載モデルには12%程度劣る結果だ。Radeon 890Mと比べると3倍以上のスコアが出ているのはさすがだ。数値的には健闘しているといえるだろう。

フォートナイト

fortniteRyzen AI Max+ 395-fortnite

パフォーマンスモードでのフレームレートを計測した。驚くことにGeForce RTX 5080 Mobile搭載モデルと同等のフレームレートが出せる。GeForce RTX 5060 MobileやGeForce RTX 4060 Mobile搭載モデルと比べてもフレームレートが高い。CPU性能の高さが高フレームレートにつながっているのだろう。Ryzen AI 9 HX 375も負けていない。

FF14

ff14Ryzen AI Max+ 395-ff14

FF14では77.5fpsと十分なフレームレートが出ている。GeForce RTX 5050 Mobileと比べると26%程度低く、GeForce RTX 4060 Mobileと比べても32%低くなっている。本格的なゲームプレイとなるとVRAMなどの差が出ているように感じる。システムメモリと共有する形になるのでVRAM消費量が多いゲームプレイは不利だ。

Ryzen AI Max+ 395搭載ゲーミングノートPC一覧

ROG Flow Z13 GZ302EA(ASUS)

ROG Flow Z13 GZ302EA価格:449,800円 382,330円+送料3,300円
液晶:13.4インチWQXGA 180Hz
CPU:Ryzen AI MAX+ 395
GPU:Radeon 8060S(iGPU)
メモリ:LPDDR5X-8000 32GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:200W ACアダプター
コスパ:調査中

公式サイト

13.4インチWQXGAディスプレイを搭載したゲーミングノートPCだ。重量は本体が1.2kgで、キーボードが0.39kgでトータル1.59kgと軽い。持ち運びを考えている方には頼もしいモデルといえる。Ryzen AI Max+ 395搭載モデルらしさがある。メモリはLPDDR5X-8000 32GBと大容量だ。ゲームプレイからクリエイティブ作業まで対応しやすい。ストレージはSSD 1TB Gen4 NVMeを搭載している。電源は200W ACアダプター付属だ。セール期間中は67,470円OFFで購入できる。高価なモデルだが個性的なモデルで刺さるユーザーは刺さるはずだ。

GPD WIN 5 Ryzen Al Max+ 395 (GPD)

GPD WIN 5 Ryzen Al Max+ 395価格:410,000円+送料770円
液晶:7インチFULL HD 120Hz
CPU:Ryzen AI MAX+ 395
GPU:Radeon 8060S Graphics
メモリ:LPDDR5X-8000 64GB
ストレージ:SSD 2TB Gen4 NVMe
電源:180W ACアダプター
コスパ:調査中

公式サイト

GPDブランドのポータブルゲーム機だ。7インチフルHDディスプレイを搭載している。120Hz対応でシューティングゲームも快適にプレイできる。これこそRyzen AI Max+ 395の本領発揮といったところだろう。dGPUが不要だからこそこの小型デバイスが実現したのだ。メモリはLPDDR5x-8000 64GBと大容量だ。ストレージはSSD 2TB Gen4 NVMeを搭載している。これだけの構成を持つモデルはゲーミングノートPCでも珍しい。電源は180W ACアダプター付属だ。自宅では据え置きのミニパソコンとして使用することもでき活用の幅は広い。

ROG Flow Z13 GZ302EA (ASUS)

ROG Flow Z13 GZ302EA価格:469,800円+送料770円
液晶:13.4インチWQXGA 180Hz
CPU:Ryzen AI MAX+ 395
GPU:Radeon 8060S Graphics
メモリ:LPDDR5X-8000 64GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:200W ACアダプター
コスパ:調査中

公式サイト

当該モデルはモンスターハンターワイルズの快適なプレイが約束される動作検証済モデルだ。フルHD環境で60fpsが実現できる。Ryzen AI Max+ 395搭載モデルでもっとも高価なモデルだ。メモリはLPDDR5x-800 64GB、SSDは1TB Gen4 NVMeと充実した構成を持っている分価格が高い。一番最初に紹介したモデルのメモリ強化版だ。電源は200W ACアダプター付属だ。電源自体はやや大きめなので持ち運ぶ機会が多い方はそこを考慮しておく必要がある。

MS-S1 MAX(Minisforum)

Minisforum MS-S1 MAX価格:609,999円 487,999円(送料無料)
CPU:Ryzen AI MAX+ 395
GPU:Radeon 8060S(iGPU)
メモリ:LPDDR5x-8000MHz 128GB
ストレージ:SSD 2TB Gen4 NVMe
電源:320W ACアダプター
マザボ:不明
コスパ:調査中

公式サイト

長さ222mm×幅206mm×高さ77mmとコンパクトなデスクトップPCとなる。50万円近い価格設定は驚くしかない。メモリはLPDDR5x-8000MHz 128GBと大容量すぎる構成だ。これだけで価格にも納得できそうだ。ストレージもSSD 2TB Gen4 NVMeを搭載している。昨今の価格高騰を考えれば評価に値する。電源は320W ACアダプター付属となる。ローカルLLMなどAI用途にも最適だ。