Apexlegendstop画像引用元:https://www.ea.com/

Apex Legendsの必要スペックと推奨PCを検証していく。Apex Legendsは公式の要求スペックは標準的かやや低めながら、実際にはプレイする環境によるので推奨環境はあてにならない。それだけ細かく設定で調整できるということでもある。基本的にはミドルクラスを選んでおけば間違いない。移動時にフレームレートが落ちやすい場面があることから、CPUの性能もそれなりに重要だ。

また、プレイスタイルでも選ぶべき性能は変わってくる。プレイスタイルがよく分からなければ、予算内で最高の性能を持つモデルを選ぶことをおすすめする。Apex Legendsをプレイしなくなっても、他のゲームや最新のゲームを快適にプレイできる汎用性が得られるからだ。文章が長くなっているので、おすすめのゲーミングPCについて早く知りたい方はApex Legends向けおすすめのゲーミングPCを参考にして欲しい。

Apex Legendsの必要&推奨環境

公式必要&推奨動作環境

項目 必要動作環境 推奨動作環境
OS Windows 10 64bit Windows 10 64bit
CPU Intel Core i3-6300以上 or
AMD FX-4350以上
Intel Core i5-3570K以上
GPU NVIDIA GeForce GTX 950以上 or
Radeon HD 7790以上
NVIDIA GeForce GTX 970以上 or
AMD Radeon R9 290以上
GPUメモリ 2GB 8GB
メモリ 6GB 8GB以上
空き容量 75GB 75GB

参照外部サイト:(EA公式, 公開年不明)

必要動作環境と推奨動作環境が更新された。変更点は小さく、スペックを気にするほどではない。性能面は必要動作環境が少し底上げされたくらいだ。OSもWindows 7からWindows 10へ変更されている。サポート期限の過ぎたWindows 7のままでは問題があったのだろう。もっとも、Windows 10も2025年10月14日でサポート期限が終了している。動作環境は再度変更を加えられそうだ。

性能とは関係ない部分で必要な空き容量が22GBから75GBへアップした。オンラインゲームが日々のアップデートで必要なストレージ容量は増加していく。動作環境の更新の度に、多くのオンラインゲームは必要ストレージ容量が増えていく。Apex Legendsが100GBを超える日も近そうだ。

要求される動作環境が更新されても、PCの買い替えやスペックアップを目指すほどではない。実際にプレイしてみても変化に気づくことはない。ただ、定期的に動作環境は底上げされていることに注意したい。推奨環境ギリギリを狙うと対応できなくなるときが来るはずだ。Apex Legendsを快適にプレイするためには、推奨環境よりも余裕を持たせておくほうがよい。

高いフレームレートでゲームをプレイしている方は、こういった小さな要求スペックの変化にも気づきやすい。これまで240fps以上の張り付きが実現できていたとしたら、239fps以上の安定になるかもしれないからだ。体感できる差はなくても、数値として現れると気になってしまうものだ。

徹底解剖検証推奨スペック

60fps 144fps
CPU Core i5-14400
Ryzen 5 7500F
Core i5-14400
Ryzen 5 7500F
GPU GeForce RTX 5050以上 GeForce RTX 5060 Ti 8GB以上
メモリ 8GB 16GB以上

144fps以上でゲームを安定させるには現行のミドルハイクラスの性能を目指したい。具体的にはCPUはCore i5-14400F/Ryzen 5 7500F、GPUはGeForce RTX 5060 Ti 8GBだ。ゲームの特性上、性能については常に気を配っておく方がよい。Apex Legendsはプレイヤースキルを求められるが、環境の差が顕著に現れるジャンルのゲームだ。

プレイヤースキルを伸ばしたり、優位性を築いたりする上でパソコンの性能が果たす役割は大きい。プレイヤースキルを活かすにはパソコンの性能が必須だ。決して無視することはできない。視認性は少し落ちる場合もあるが、ゲームの設定を下げる前提であるならミドルクラスでも144Hz環境で快適にプレイできる。CPU性能を高くすれば設定次第では240Hz環境にも対応はできる。

Core i5-14400とGeForce RTX 5060 Ti 8GBの性能なら、200fps以上で安定させられる。今後のアップデートで必要なスペックが底上げされたとしても、しばらくは影響を受けずないはずだ。高いフレームレートを長期間維持できる。Apex LegendsをプレイするためのゲーミングPCを選択するならミドルハイクラスを基準に考えたい。

Apex Legendsは快適にプレイできてこそ実力勝負ができる。妥協した性能ではプレイいや~スキルを発揮できない。負荷はそのまま交戦が不利になりやすい。動きやAIMが遅れたり、反応できなかったりするからだ。有利不利どころか、勝敗に直結する場面もある。本格的に取り組むのか、カジュアルに楽しむのか。プレイスタイルは様々であっても、勝敗を競うジャンルだ。勝ちを目指したくなったときに、対応できるモデルを選んでおけば安心だ。

Apex Legends推奨モデル選びのポイント

10万円前後のゲーミングPCでも対応可

登場が2019年と古いタイトルということもあり極端に高性能なゲーミングPCを用意しなくても快適にプレイすることができる。環境面において妥協をすればRyzen 5 4500とGeForce RTX 3050 6GBの組み合わせでも対応できる。ただし、標準以上の設定では、60fpsで安定するかどうか微妙なラインだ。設定や解像度を下げて負荷を抑えれば75fpsで安定させることは可能だ。

60Hzモニターでも解像度を下げれば75Hz環境を構築できるタイプが多いので、最低限の性能としてRyzen 5 4500とGeForce RTX 3050 6GBは見ておきたい。このRyzen 5 4500とGeForce RTX 3050 6GBの組み合わせが快適かは個人差がある。これまで60fpsでゲームをプレイしている方であれば問題はない。一方で、一度でも144fpsの環境を知ってしまうと60fps環境はかくつきを覚えるような感覚があるはずだ。

高リフレッシュレートならRTX 5060が最低ライン

ゲーム性的にも激しいアクション要素があるので、理想を言えば徹底解剖の推奨環境で144fpsを目指したい。当サイト基準の推奨環境であるCore i5-14400とGeForce RTX 5060 Ti 8GBの組み合わせは144fpsを基準にしているが、165fps前後程度のフレームレートは出せる。144Hz以上の高リフレッシュレートに対応したモニターを使用するなら、このくらいの性能がなければ恩恵が薄い。

どういった環境でプレイしたいのかで選択肢を絞るのもありだろう。144Hz・165Hz・240Hzのような高リフレッシュレートそしてWQHDや4Kのような高解像度で分けて考えるとよい。ゲームのジャンル的に高解像度はメリットが薄いものの、解像度を上げてのゲーム画面の見やすさを重視するゲーマーもいるかもしれない。どういった環境でプレイしたいのか、それを明確にして予算を決めて選びたい。

Apex Legendsはバトロワ系ながら、FPS視点でプレイする。その性質はゲームジャンルのFPSとよく似ている。標準的な性能があれば快適にプレイできる反面、性能が不足するとそれだけで大きく不利になりやすい。スピード感のあるゲームプレイは激しい視点移動を伴う。そのため、CPUとGPUの性能はそれぞれ一定以上のものが推奨される。妥協しても問題ないポイントとそうでないポイントをおさえて選ぶことで失敗を避けられる。

CPUへの投資も重要なポイントとなる

同じバトロワ系でもフォートナイトPUBGとは求められるスペックが違う。PUBGは要求スペックが高い。フォートナイトの要求スペックは設定によって大きく変わり、最高設定はPUBGよりも負荷が高くなり、最低設定は極端に負荷が軽い。これはゲーム性やゲームスタイルによるところがあるのだろう。

高設定にこだわるなら高性能なグラフィックボードを選択する必要がある。同時にCPUとのバランスを考えることが重要だ。GeForce RTX 5070のような高性能なグラフィックボードを搭載したモデルにはCore i7-14700F以上の優れたCPUを合わせたモデルを選びたい。CPU性能が低いと負荷を感じやすくなるからだ。高性能なモデルの場合はバランスを重視したモデルを選ぶ方が無難であり、別のゲームへの対応力も変わってくる。

高リフレッシュレートでのゲームプレイを想定するならCore i5-14400とGeForce RTX 5060が最低ラインだ。これくらいの性能があれば144Hzも目指すことができる。より高みを目指す性能になると、当サイトの推奨環境であるCore i5-14400とGeForce RTX 5060 Ti 8GBがおすすめだ。240Hzでの安定となると、これよりも性能の高いモデルの方が安定しやすい。Apex Legendsの要求スペックはそれほど高くはないが、こうした環境によって必要な性能は変わる。

Apex LegendsにおすすめのゲーミングPC

Lightning-G AT7XW Ryzen7 5700X/RTX5050搭載(ドスパラ)

Magnate-G MTW12th価格:134,980円+送料3,300円
CPU:Ryzen 7 5700X
GPU:GeForce RTX 5050
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB Gen4 NVMe
電源:550W 80PLUS BRONZE
マザボ:チップセットB550
コスパ:9.6

公式サイト詳細

公式発表の推奨動作環境を満たした一台だ。現行のゲーミングPCで最安値クラスのモデルをピックアップした形だ。PCでApex Legendsをプレイできる現行最低限+αの性能を持つ。60fpsを基準にした性能でエントリーモデルとして見れば優秀だ。Ryzen 5 4500×GeForce RTX 3050 6GB搭載モデルと比べればある程度の余裕がある。予算を抑えることを第一に考えるなら候補に入る。現在10,000円OFFクーポン発行中でお得に購入できる。

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GENTEI5700X

NEXTGEAR JG-A7G60(マウスコンピューター)

NEXTGEAR JG-A7A6X価格:149,800円(送料込)
CPU:Ryzen 7 5700X
GPU:GeForce RTX 5060
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:750W 80PLUS BRONZE
マザボ:チップセットB550
コスパ:9.7

公式サイト詳細

公式発表の推奨動作環境を満たしたゲーミングPCだ。徹底解剖の推奨環境は満たしていないものの、144fpsでプレイできるだけの性能を有している。このあたりから本格的にApex Legendsをプレイできる性能となる。メインのゲームとして考えているなら、最低でもNEXTGEAR JG-A7G60を選んでおきたい。コストパフォーマンスも高く、幅広いユーザーにおすすめできるモデルだ。キャンペーン中はゲーミングモニターもついてきてお買い得だ。

mouse-device

Magnate-G MV-TiW RTX5060Ti 8GB搭載(ドスパラ)

Magnate-G MTW12th価格:167,980円+送料3,300円
CPU:Core i5-14400F
GPU:GeForce RTX 5060 Ti 8GB
メモリ:DDR5-4800 16GB
ストレージ:SSD 500GB Gen4 NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
マザボ:チップセットB760
コスパ:9.2

公式サイト詳細

徹底解剖の推奨環境を満たしたモデルだ。200fps以上でApex Legendsをプレイするには十分な性能を有している。今後のアップデートにも対応しやすい。本格的な環境を整えたい方におすすめだ。より安定したゲームプレイを実現するためには、Magnate-G MV-TiWを基準に考えたい。240fpsの張り付きは難しく、コストパフォーマンスを意識したゲーマーにおすすめだ。

NEXTGEAR JG-A7G70(ホワイト)(マウスコンピューター)

NEXTGEAR JG-A7G60価格:219,800円+送料無料
CPU:Ryzen 7 7700(水冷 240mm)
GPU:GeForce RTX 5070
メモリ:DDR5-5200 16GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:750W 80PLUS BRONZE
マザボ:チップセットA620A
コスパ:9.7

公式サイト詳細

徹底解剖の推奨環境を上回る余裕のある性能が魅力だ。Apex Legendsを本格的にプレイするのに最適だ。設定を調整すれば240fpsの張り付きも目指せる。高い水準で安定させられる性能はある。もちろん、サーバーの状況によるところもあるため、確実な張り付きが実現できるとは限らない。勝率を少しでも高め、性能により不利をほぼ無くせるのは魅力的だ。メインゲームとして本格的な環境を見据えるなら選んで後悔はない。

Apex Legendsの概要

スピーディーな戦いが面白い

Apex Legendsは2019年2月に登場したバトルロイヤル(バトロワ)系のオンラインゲームだ。PUBGが2017年3月に早期アクセスと開始し、バトロワというジャンルを確立した。その人気は圧倒的で、一気に人気ジャンルにまで押し上げた。追随する形で2017年9月にフォートナイトがバトルロイヤルモードを追加した。しばらくはこの2つのゲームがジャンルを支えていた。

PUBG登場から約2年後にApex Legendsは水星のごとく現れ、既存のバトロワ系とは一線を画すゲーム性で話題を集めた。世界的に見ると人気の波が激しかったが、国内では安定して人気だった。じっくり戦うPUBGやテンポよく進むフォートナイトとは違い、スピード感溢れる戦闘と展開は多くのゲーマーを魅了した。2025年12月現在でも、その人気は変わらず高い。

移動速度が速く、転落ダメージがない。様々なギミックで高低差のあるフィールドを生み出し、他のバトロワ系のゲームよりも激しくスピーディーに展開する。それぞれのキャラクターが持つスキルで不利な場面を覆すことも可能で、常に相手のスキルも警戒する必要がある。

戦闘がスピーディーに進むということは、進むか退くかの選択を求められる速度も速いということだ。少しでも迷うと一気に変わる状況についていけなくなる。この速度に慣れてしまうとPUBGやフォートナイトのスピード感に満足できなくなる。多くのゲーマーがApex Legendsを選ぶ理由は、間違いなくスピーディーなゲーム性だ。

バトロワ系のジャンルが確立されたときから、数え切れないほどの類似ゲームが登場した。ただ、その多くがPUBGやフォートナイトをベースとしたゲームだ。Apex Legendsのゲーム性を真似たゲーム少ない。唯一無二と言っても過言ではない独自のシステムを採用している。

一方で、スピード感溢れる展開は、3D酔いを誘発する可能性もある。また、初心者のうちは相手の動きに追いつくことがむずかしい。バトロワ系の中でも難易度が高い印象だ。縦横無尽に駆け回る上級者にAIMを合わせるのは至難の業だ。初心者の方や対応できない方にはとっつきにくさも否定できない。

スピーディーな展開は強みでもあり弱みでもある。カジュアルに楽しめるものの、ジャンル的にボイスチャットは必須に近い。ある程度の慣れがなければ楽しさを見出しにくい。世界的に見るとPUBGやフォートナイトに差をつけられているように、人を選ぶゲームである。その楽しさを実感できれば、Apex Legendsほどはまれるゲームはないかもしれない。

ユニークなキャラクターも魅力

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2025年12月現在27人のキャラクター(レジェンド)が存在している。スキルは各々異なり、攻撃から支援まで個性的なスキルがある。アサルト・スカーミッシャー・リコン・サポート・コントローラーの5種に区別され、役割が明確に分けられている。初期は6人のキャラクターしか選択できず、徐々にキャラクターを解放することでゲームの幅が広がっていく。

本来現れない場所にワープのように高速移動したり、広範囲を索敵して敵の位置を知ることができたりする。これは、一箇所に籠もることが有利になるのを防ぐ役割でもある。敵が来るのを待ち構えていても、相手に知られていれば意味がない。建物の上階に陣取り、入口が下階にないからと一方のみを警戒していると予想していない場所から攻められる。

PUBGやフォートナイトでは有効な待ち伏せは、Apex Legendsでは大きなリスクになりやすい。FPSでもそうだが、居場所が露見している状態の待ち伏せは不利だ。索敵のスキルが強力である一方で、デメリットも存在する。それは、索敵のエフェクトが遠くから見えること、索敵範囲に入っているプレイヤーも把握できることだ。

待ち伏せしているプレイヤーは索敵されたとわかり、すぐに臨戦態勢に入る。このシステムはゲームバランスを崩壊させず、一方を圧倒的に有利な状況にしない公平性がある。常に動き回っているのが正解とはならなくても、籠もって敵を待つ消極的な作戦は立てにくい。ゲームのスピード感と合わせて、戦闘もスピーディーになるのはこういったスキルによるものでもある。

絶対安全な場所がなく、有利な場所と思っていてもスキルでクリアされる可能性がある。バトロワ系のゲームに起こりやすい消極的なスタイルが優位に展開するとは限らない。スピード感ある動きはプレイヤーの活動範囲を広げることもあり、最初から最後まで敵に遭遇しないということは限りなく少ない。

敵チームの背後から距離を取りつつ様子を見ることもむずかしい。他のバトロワ系では容易にできることも、Apex Legendsはキャラクターのスキルで容易ではなくなり、有利になるとも限らない。キャラクターは徐々に追加されており、既存キャラクターとの組み合わせでこれまでにない展開を生み出せるようになる。時間が経つほど新しい戦略が生まれるのは、Apex Legendsが飽きられない理由となりそうだ。

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