マウスコンピューターが販売する「NEXTGEAR JG-A7G60(7 5700XxRTX 5060)」の詳細レビューをまとめている。性能は標準以上でフルHD環境なら最新のゲームも快適にプレイ可能だ。GeForce RTX 5060搭載モデルはどこのメーカーも力を入れるゲーマーの定番だ。
その中でも本機は、構成のよさで群を抜いて評価が高くなっている。コスパ指標は8.9だ。水冷式CPUクーラーおよびSSD 1TBが標準搭載というのは、現在のゲーミングPC市場では珍しい。ミドルクラスと侮ることなかれ。200,000円以下で、これほど完成されたモデルは存在しないのではないだろうか。ゲーミングデバイスが付属するホワイト5点セットも用意されているので、これからゲーミングPC一式を揃えたいと考えている初心者の方は要チェックだ。
- 長所
- 短所
-
- 高画質・4Kでのゲームプレイが苦手
- 納期が6営業日と長い
- こんな方におすすめ
-
- 初めてゲーミングPCを購入する方
- フルHDでゲームをプレイする方
- 予算を抑えたい方
NEXTGEAR JG-A7G60(7 5700X×RTX 5060)のスペック解説

| メーカー | マウスコンピューター |
|---|---|
| ブランド名 | NEXTGEAR |
| 製品名 | NEXTGEAR JG-A7G60 (7 5700X×RTX 5060) |
| 価格 | 219,800円(送料無料) |
| CPU | Ryzen 7 5700X |
| CPUクーラー | 水冷(120mm) |
| CPUグリス | 標準CPUグリス (ナノダイヤモンドグリス JP-DX1 +1,980円) |
| グラボ | GeForce RTX 5060 |
| メモリ | DDR4-3200 16GB |
| ストレージ | SSD 1TB Gen4 NVMe |
| 電源 | 750W 80PLUS BRONZE (750W 電源(80PLUS(R) GOLD) +5,500円) |
| マザーボード | チップセットB550 |
| 光学ドライブ | 非搭載 |
| カードリーダー | 搭載不可 |
| おすすめ度 | Aランク |
| 評価 | ・コスパ 9.4 ・ショップ評価 9.8 |
ミドルクラスとしては珍しく充実した構成が魅力のモデルだ。CPUクーラーは120mmラジエーター搭載の水冷式となる。ラジエーター自体が小さめなので240mmラジエーターと比べると冷却性能は落ちるが、空冷式と比べればワンランク上だ。Ryzen 7 5700Xは発熱量が小さいこともあり、必要十分な冷却性能と言える。静音性が高まるメリットもある。
メモリも8GB×2枚組のデュアルチャネルを採用している。容量こそ16GBと平均的だが、デュアルチャネル採用はパフォーマンス面で強みとなる。SSDは標準で1TBの容量がある。メモリもSSDも一般的にはコストカットが見られる部分だが、NEXTGEARシリーズでは妥協は見られない。
標準で1TBの容量を持つNEXTGEAR JG-A7G60はSSDのカスタマイズを行う必要がない。電源も標準で750W 80PLUS BRONZE搭載でカスタマイズは不要だ。ミドルクラスとしては構成が充実していることで、カスタマイズなしの標準構成でも安心して長く使用できるモデルに仕上がった。ハイクラスやハイエンドクラスでは当たり前の構成だが、ミドルクラスではほとんど見かけない。
基本構成が充実したモデルなのでカスタマイズはしなくてもいい。候補を挙げるならCPUグリスと電源ユニットのアップグレードぐらいだ。電源ユニットについては、将来のパーツ換装が行いやすくなるというメリットがある。電源効率が上がり高性能モデルが視野に入る。
初心者におすすめのホワイト5点セット-派生モデル
ゲーミングデバイスが付属するホワイト5点セットモデルも販売されている。一時的に販売が終了していたが、復活を果たしたのでこれからゲーミングPCを購入する方は要チェックだ。244,800円と通常モデルより25,000円高くなるが、それに見合ったお得なセットだ。付属するのはゲーミング仕様のモニター・マウス・キーボード・ヘッドセットだ。この4つに本体を加えた5点がまとめられている。
ゲーミングモニターのiiyama G-MASTER G-MASTER GB2471HSU-W1はおよそ27,000円だ。通常モデルとの価格差25,000円をモニターだけで補える。240Hz対応のiiyama G-MASTER G-MASTER GB2471HSU-W1なら、本格的なゲームプレイにも対応できる。また、モニターは白を基調としており、ホワイトカラーのPCケースとの統一感がある。ホワイト5点セットとはよく言ったものだ。
ゲーミングマウスはLogicool G304rWHは5,500円ほどだ。Amazonではセールやクーポン発行が多く、5,000円以下での販売も多い。HIRO 12Kセンサーや250時間連続使用可能な大容量バッテリーは充電の手間を軽減する。ワイヤレスマウスのデメリットをカバーできる。気になるのはサイズだ。他に白色のマウスがなかったのか、ゲーミングマウスとしてはやや小ぶりで、手の大きい方には扱いにくいかもしれない。
ゲーミングキーボードはLogicool G515-WL-LNWHだ。定価は22,000円ほどで、Amazonでも19,390円である。ゲーミングキーボードとしてはかなり高価なモデルがピックアップされている。おそらくちょうどよい白色のゲーミングキーボードがなかったのだろう。プロも唸る本格的なゲーミングキーボードだ。対人要素の強いゲームに好まれる傾向が強い。
最後にゲーミングヘッドセットだ。Logicool G321-WHが付属している。定価はおよそ10,000円で、Amazonでは8,000円前後で販売されている。オーソドックスなワイヤレスヘッドセットで、クセがなく扱いやすい。本体重量は210gで比較的軽量だ。音質についての好みはあるかもしれないが、万人受けするヘッドセットと言えるかもしれない。
ゲーミングPC一式の定価は64,500円、実勢価格59,000円ほどとなるセットが25,000円で選択できる。これは非常にお得なセットと言える。セットモデルにありがちな、ゲーミングPC本体の構成が削られているようなこともない。この強力なセットモデルのカラクリは、実はそれほどむずかしいものではない。以前は通常モデルと5点セットモデルの価格差は50,000円だった。50,000円でおよそ60,000円のセットが付属するなら悪くはない。ただ、今ほどおすすめできたわけではないだろう。
Amazonは定期的にセールを行っている。たとえば、モニターのiiyama G-MASTER G-MASTER GB2471HSU-W1は7,000円ほど値引きされた実績がある。それぞれを最安値で購入すれば51,000円くらいで揃えられるかもしれない。そうなればあえてセットで購入するメリットはない。ゲーミングマウスのLogicool G304rWHはサイズが小さく、手の大きい方には扱いにくさがある。25,000円でセットが購入できる今なら、マウスを買い替えたりカスタマイズで変更したりしてもお得だ。
価格差次第では別途Amazonなどで買い揃えた方がコストは抑えられる可能性がある。そもそも本当にセットのデバイスがすべて必要なのかどうかはしっかりと吟味するべきだ。現在、通常モデルと5点セットモデルの価格差は25,000円だ。この価格差が40,000円以下である場合は、モニターとキーボードだけ必要でもお得だ。通常モデルの値上げが適用されたということは5点セットモデルも値上げされる可能性が高い。通常モデルとの価格差をしっかり確認してから購入しよう。
NEXTGEAR JG-A7G60(7 5700X×RTX 5060)の性能まとめ
ゲーミングPCは、CPUやグラフィックボードなどのパーツの集合体だ。ゲーミングPCの性能を決める重要な部分はCPUとグラフィックボードの性能だ。この2つのスペックをより詳しく見ていく。
ゲーミングPCの性能を知るためには、CPUとグラフィックボードの性能を理解する必要がある。数値やグラフで確認することで、パソコンに慣れていない方にとっても直感的にわかりやすいはずだ。
AMD Ryzen 7 5700X(CPU)

Ryzen 7 5700XはZen 3アーキテクチャを採用したCPUだ。現行モデルのRyzen 7 9700Xからみると2世代前のモデルということになる。今でもミドルクラス相当のゲーム性能を持ち60番台との組み合わせが人気だ。次世代のRyzen 5 7500Fと比べると12%程度劣っているが、GeForce RTX 5060との組み合わせならそこまで差が出ることはない。
GeForce RTX 5060(GPU)

GeForce RTX 5060は、Blackwell世代のミドルクラスモデルだ。従来モデルのGeForce RTX 4060よりも23%も性能が向上していて、GeForce RTX 4060 Ti 8GBに匹敵するほどとなる。メインターゲットはフルHDでタイトルや設定次第では高リフレッシュレートを実現できる。競合のRadeon RX 9060 XT 8GBと同等だ。
NEXTGEAR JG-A7G60(7 5700XxRTX 5060)の特徴
充実の構成で差別化を図っている
| ブランド名 | NEXTGEAR | THIRDWAVE |
|---|---|---|
| イメージ | ![]() |
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| 製品名 | NEXTGEAR JG-A7G60 | THIRDWAVE AD-R7X56B-01W Ryzen7 5700X搭載 |
| 価格 | 219,800円(送料無料) | 169,980円+送料3,300円 |
| CPU | AMD Ryzen 7 5700X (8コア16スレッド) |
AMD Ryzen 7 5700X (8コア16スレッド) |
| CPUクーラー | 水冷(120mm) | 空冷 |
| GPU | RTX 5060 | RTX 5060 Ti 8GB |
| メモリ | DDR4-3200 16GB (デュアルチャネル) |
DDR4-3200 16GB (シングルチャネル) |
| SSD | 1TB NVMe Gen4 | 500GB NVMe Gen4 |
| 電源 | 750W BRONZE | 650W BRONZE |
| マザボ | B550 | B550 |
| 納期 | 約6営業日 | 翌日出荷 |
| 保証(延長) | 3年間 (延長なし) |
1年間 (最長5年間) |
| 公式 | 公式 | 公式 |
| レビュー | 当ページ | レビュー |
NEXTGEAR JG-A7G60の特徴は充実した構成にある。競合のTHIRDWAVE AD-R7X56B-01W Ryzen7 5700X搭載と比較して立ち位置の確認を行っていこう。価格差は54,820円とかなり大きいので、価格と性能を重視するならTHIRDWAVE AD-R7X56B-01W Ryzen7 5700X搭載を選ぶのがよい。ワンランク上のGeForce RTX 5060 Ti 8GBを搭載している。なお、マウスコンピューター製品は送料がかからないので実質の価格差は51,520円だ。
NEXTGEAR JG-A7G60はCPUファンが120mmラジエーター搭載の水冷式になっている。また、メモリがデュアルチャネルで、SSD容量が倍増、そして電源容量も多い。構成面では圧倒していることがわかる。120mmラジエーター搭載CPUファンはBTOパソコンで見かけないので対象外としておく。メモリのデュアルチャネル化が+5,000円で、SSD 1TBが+18,000円、電源750Wが+6,000円でトータル29,000円かかり、価格差は22,520円まで縮まる。
ケースデザインにも差がある。NEXTGEAR JG-A7G60は初期構成で5基のARGBライティング対応ケースファンを搭載している。THIRDWAVE AD-R7X56B-01WでARGBライティング対応ファンへの変更は+5,000円がかかる。また、マウスコンピューター製品は基本保証が3年間と長くなっている。カスタマイズ費用を含む本体価格+10%がかかるので20,000円程度の価値がある。おおよそ価格差はなくなると考えてよい。価格と性能を重視するならTHIRDWAVE AD-R7X56A-01Wを、構成や保証を重視するならNEXTGEAR JG-A7G60を選択するのがおすすめだ。
フルHD解像度に強いゲーム性能を持つ

*フォートナイトはフルHD環境で計測。上からプリセット低、中、最高設定となる。
本機と同じCPUおよびグラフィックボードを搭載したベンチマーク検証機でパフォーマンスを計測だ。メモリが32GBだったり、SSDや電源ユニットなど異なる箇所があったりする点はご留意いただきたい。NEXTGEAR JG-A7G60はフルHDで多くのゲームを快適にプレイできることがわかる。WQHDにも対応できるポテンシャルを持っている。一方で、モンハンワイルズのように高解像度になるとまともに動かないケースもある。設定を下げればWQHDでもプレイ自体は可能だ。
「サイバーパンク2077」はレイトレーシングウルトラでDLSS 4.0をオンにして計測した。フルHDで340fpsを実現している。これだけ高い数値を出せるなら、360Hz対応モニターを使用する価値がある。また、WQHDや4Kでも100fpsを超えているので高スペックなモニターを活かしやすい。サイバーパンク2077に関しては設定次第で解像度を選ばずプレイできる。
「フォートナイト」は解像度ではなく、プリセット最高・中・低でのフレームレート計測だ。DLSSの設定がないので、純粋な性能が求められる。低設定であれば平均フレームレートが168fps、中設定でも130fpsだ。144Hz~165Hz対応モニターを活かせる。競技性の高いゲームではフレームレートが重要となるため、NEXTGEAR JG-A7G60であれば本格的な環境を構築できる。画質を少し高めても144fpsに近くなるので、視認性を高めた設定でも高フレームレートを維持できそうだ。
「FF14」は設定を最高品質でDLSSをオフにして計測している。少し古いゲームなのでフルHDでも126fpsだ。DLSSや設定を見直せば144fps以上に期待できる。WQHDでも91fpsと上々だ。4Kになると50fpsを下回り、さすがに快適とは言えない水準である。設定を下げればフレームレートは伸ばせるが、高解像度でそれは本末転倒だろう。FF14はUWFHD(ウルトラワイドフルHD。2560×1080)がゲームを有利に進める解像度として人気だ。フルHDとWQHDの中間的な負荷と考えると、十分快適にプレイできるので安心だ。
「Forza Horizon 5」はプリセット:エクストリーム、レイトレーシング:高、DLSS:パフォーマンスで計測した。フルHDでは108fpsで100fpsを超えている。WQHDでも92fpsを出せている。高フレームレートとは言えないが、十分快適にゲームをプレイできる水準を満たしている。4K解像度でも60fpsを超えているため、必要十分な性能だ。
問題は2025年2月に登場した「モンハンワイルズ」である。プリセット:高・フレーム生成:オンで計測した結果、フルHDでは80fpsと上々の数値だ。120fpsには届かなくても、60fpsを上回り余裕がある。ただ、WQHDや4Kのような高解像度の設定では正しく計測できなかった。起動自体は問題なくできても、快適なプレイはむずかしいと考えた方がよい。今後もフルHDよりも高い解像度ではプレイに支障をきたすゲームが登場するはずだ。
同ブランドのゲーミングPCと比較
| ブランド名 | NEXTGEAR | NEXTGEAR |
|---|---|---|
| イメージ | ![]() |
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| 製品名 | NEXTGEAR JG-A7G60(ホワイト) (7 5700XxRTX 5060) |
NEXTGEAR JG-A7A6X(ホワイト) (7 5700X×RX 9060) |
| ケース | ミニタワー | ミニタワー |
| 価格 | 219,800円 | 214,800円 |
| CPU | AMD Ryzen 7 5700X (8コア16スレッド) |
AMD Ryzen 7 5700X (8コア16スレッド) |
| CPUクーラー | 水冷(120mm) | 水冷(120mm) |
| GPU | RTX 5060 | RX 9060 |
| メモリ | DDR4-3200 16GB | DDR4-3200 16GB |
| SSD | 1TB Gen4 NVMe | 1TB Gen4 NVM |
| 電源 | 750W BRONZE | 750W BRONZE |
| マザボ | B550 | B550 |
| 公式 | 公式 | 公式 |
同じマウスコンピューターのNEXTGEAR JG-A7A60と比較していく。価格はNEXTGEAR JG-A7A60が5,000円安い。NEXTGEAR JG-A7G60のGeForce RTX 5060の方がRadeon RX 9060よりも性能が高い。この5,000円の価格差とグラフィックボードの性能差をどう捉えるかで選択は変わってくる。5,000円の差であるならGeForce RTX 5060を搭載したNEXTGEAR JG-A7G60の方がおすすめしやすい。
GeForce RTX 5060はRadeon RX 9060よりも23%ほど性能が高い。ゲームによっては同等のフレームレートとなることもあるかもしれないが、基本的に20%以上も離れていれば体感できるほどの差だ。15,000円の価格差があれば迷うところだ。NEXTGEAR JG-A7A60から5,000円出しても確実に届かない性能差である。つまり、Radeon RX 9060からGeForce RTX 5060の差は5,000円では埋まらないということだ。
この2製品はもともと同じ価格で販売されていた。同じ価格ならはっきりとGeForce RTX 5060がよいと断言できる。15,000円の差がつけば予算の兼ね合いからRadeon RX 9060搭載のNEXTGEAR JG-A7A60を選ぶ理由にもなる。価格差が15,000円より小さくなれば性能差を価格差で埋めにくくなる。これが5,000円では話にならない。NEXTGEAR JG-A7G60を強くおすすめしたい。
NEXTGEAR JG-A7G60(7 5700XxRTX 5060)のベンチマークを紹介【2026年】
テスト環境でベンチマークを計測したので参考にしてほしい。全く同じ環境というわけではないが、CPUやグラフィックボードは同等のものを採用している。
フォートナイト フルHD
| CPU | フレームレート |
|---|---|
| RTX 5060 Ti 8GB (7 7700) | |
| RTX 5060 Ti 8GB (7 5700X) | |
| RTX 5060 (7 7700) | |
| RTX 5050 (5 7500F) | |
| RTX 5060 (5 7500F) | |
| RTX 5060 (5 225) | |
| RTX 5060 (i5-14400) | |
| RTX 5060 (7 5700X) | |
| RTX 5050 (7 5700X) | |
| RTX 5060 (5 4500) |
フォートナイトではそこそこのフレームレートが出る。Ryzen 5 7500F搭載モデルと比べると10%-20%程度フレームレートが低い。Core i5-14400と比べても中設定・最高設定ではワンランク落ちてしまう。一方で、Ryzen 5 4500搭載モデルと比べると最大で2倍のフレームレート向上が見込める。すこしボトルネックが発生しているもののそこまで深刻なわけではない。
FF14 最高品質
| CPU | フレームレート |
|---|---|
| RTX 5060 Ti 8GB (7 7700) | |
| RTX 5060 Ti 8GB (7 5700X) | |
| RTX 5060 (7 7700) | |
| RTX 5060 (5 7500F) | |
| RTX 5060 (i5-14400) | |
| RTX 5060 (5 225) | |
| RTX 5060 (7 5700X) | |
| RTX 5060 (5 4500) | |
| RTX 5050 (7 5700X) | |
| RTX 5050 (5 7500F) |
FF14は古めのタイトルだが意外と負荷が高い。CPUよりもグラフィックボードの性能がフレームレートに直結する。Ryzen 5 7500F搭載モデルと比べると5%程度フレームレートが劣るが、フォートナイトほどの差は出ない。Ryzen 7 7700を搭載したからといって大幅にフレームレートが向上しない。GeForce RTX 5060搭載モデルならRyzen 7 5700Xとの組み合わせがもっともコストパフォーマンスが高くなる。
モンスターハンターワイルズ 中設定
| CPU | フレームレート |
|---|---|
| RTX 5060 Ti 8GB (7 7700) | |
| RTX 5060 Ti 8GB (7 5700X) | |
| RTX 5060 (i5-14400) | |
| RTX 5060 (7 7700) | |
| RTX 5060 (5 7500F) | |
| RTX 5060 (5 225) | |
| RTX 5060 (7 5700X) | |
| RTX 5060 (5 4500) | |
| RTX 5050 (7 5700X) | |
| RTX 5050 (5 7500F) |
モンスターハンターワイルズもGPU負荷が高いタイトルなので、CPUで大きくパフォーマンスが変わるわけではない。Ryzen 7 7700やRyzen 5 7500Fとの組み合わせだと少しだけフレームレートは高くなるものの同等と考えてもよいレベルだ。Ryzen 5 4500搭載モデルと比べても6%弱高くなっている。もちろん、高解像度になるとその差はさらに縮まる。
Cyberpunk 2077 ウルトラ
| CPU | フレームレート |
|---|---|
| RTX 5060 Ti 8GB (7 7700) | |
| RTX 5060 Ti 8GB (7 5700X) | |
| RTX 5060 (i5-14400) | |
| RTX 5060 (5 7500F) | |
| RTX 5060 (7 7700) | |
| RTX 5060 (5 225) | |
| RTX 5060 (7 5700X) | |
| RTX 5050 (5 7500F) | |
| RTX 5060 (5 4500) | |
| RTX 5050 (7 5700X) |
Cyberpunk 2077ではフルHDなら100fps以上を出せる。WQHDでもプレイできなくはない水準にある。上位のGeForce RTX 5060 Ti 8GB搭載モデルになると15%程度フレームレートが高くなる。
Cyberpunk 2077 RT+DLSS
| CPU | フレームレート |
|---|---|
| RTX 5060 Ti 8GB (7 5700X) | |
| RTX 5060 (5 225) | |
| RTX 5060 (7 5700X) | |
| RTX 5060 Ti 8GB (7 7700) | |
| RTX 5060 (7 7700) | |
| RTX 5060 (5 4500) | |
| RTX 5060 (i5-14400) | |
| RTX 5050 (7 5700X) | |
| RTX 5050 (5 7500F) | |
| RTX 5060 (5 7500F) |
レイトレーシングウルトラおよびDLSS 4.0の有効化でのフレームレートを計測した。Zen 3アーキテクチャとの相性がよいのか、なぜかRyzen 7 5700Xのフレームレートが伸びやすい。WQHD環境でも159.69fpsと他のモデルと全く違う結果だ。これはバグと見た方がいいのかもしれない。
パソコンケースレビュー
NEXTGEAR JG-A7A7X(ホワイト)をお借りしてケースレビューを行った。当ページで紹介しているNEXTGEAR JG-A7G6Tとは異なるモデルなので参考としてみていただければ幸いだ。マウスコンピューターのNEXTGEARブランドはケースがリニューアルされた。従来のケースデザインを踏襲しつつも、アクセントカラーを採用することで受ける印象が異なる。また、これまで黒色を基本としていたケースカラーに加え、白色が同じ価格で販売されるようになった。
カラーバリエーションが増えたことに加えて、RGBファンを採用したことで全10パターンの点灯パターンを選択できるようになった。ケースは従来のNEXTGEARに共通した部分もありながら、しっかりと進化を感じさせている。派手さを演出することも、おとなしいイメージにすることもできる。G TUNEシリーズとも共通した部分があり、マウスコンピューターのゲーミングPCとして、統一感のある洗練されたケースに仕上がっている。
正面

正面にはNEXTGEARを表す「NG」のロゴがひっそりとデザインされている。メッシュ部分に組み込まれているので主張は強くない。下部のNEXTGEARも小さく刻印されているだけで、文字がケースのデザインを崩していないのも素晴らしい。左上と右下にマゼンタのワンポイントカラーが採用されているのがポイントだ。これまでのシンプルなケースと違い、派手さはなくてもデザイン性を大きく向上させている。

電源を入れるとフロントや内部のLEDファンがしっかりと発光する。フロントをメッシュとしたことでLEDファンが映える。LEDカラーや点灯パターンは10種類から選択できる。ゲーミングPCらしさを演出可能だ。パソコンを置く場所によっては少し気が散るかもしれない。発光カラーが変更できるのでパソコンの設置場所を選ばない。
左サイド

左サイドパネルは大型のガラスサイドパネルを採用している。パソコン内部全体を見渡せる仕様は、最近のゲーミングPCにはよくあるものだ。よく見るとガラス下部にはNEXTGEARと刻印されている。大きめな刻印ながら主張が強すぎないのは、ボトムカバーにかかる部分にあるからだろう。

内部はシンプルだ。マウスコンピューターはいち早くケーブルを背面に隠して内部をすっきりさせたメーカーだ。リニューアルされたNEXTGEARのケースでもうまくケーブルを隠している。ケースの見た目はデザイン性が重視されるものだが、内部にまで気を配るケースは多くない。しっかり計算されてすっきりした見た目でメカメカしさがない。また、内部も白色に統一されていることで、LEDの光がうまく反射して派手さを演出できる。
グラフィックボードやマザーボードは共通パーツなので白くないが、グラフィックボードを支えるバーは白色だ。ケース全体のカラーが統一されているのは白色ケースを選択する方には嬉しいポイントだろう。
右サイド

右サイドパネルはフラットなカバーだ。エアホールも何もないシンプルなタイプだ。ミドルタワーやフルタワーのようにスペースに余裕があるサイズでは、エアホールやエアインテークのスリットが用意されることが多い。ミニタワーではケーブルを隠すためのスペースとして右サイドは使用されることになる。空気の通り道を用意しても、うまく機能しないことも想定しているようだ。特別評価する箇所はなく、よくも悪くもない。
天板

天板は大胆にエアホールのスペースを確保している。水冷ファンやケースファンを取り付けられるようになっている。吸気で内部に埃が入りにくいようにマグネット式の防塵フィルターも用意されている。取り外し・取り付けが容易でメンテナンス性は優秀だ。構造上天板部分に何か物を置くのは推奨されない。ファンを取り付けない場合は置くことができるかもしれない程度だ。
天板I/Oパネル

天板のI/Oパネル(コンソールパネル)はシンプルだ。 USB 3.2 Gen 1 (5Gbps) Type-C×1・ヘッドホン出力・ヘッドセット/4極(CTIA準拠)×1・USB 3.2 Gen 1 (5Gbps) Type-A×2・LEDスイッチ・電源スイッチが搭載されている。LEDスイッチの上のものはインジケーターで、LEDのスイッチがオンになっていると点灯するものだ。シンプルで最低限の構成である。
I/Oパネルは右側に設置されている。物を落とした際に誤動作しないように、接続したUSB機器が足に触れて故障しないように考えられているようだ。つまり、リニューアルされたNEXTGEARのケースは、机の下右側に設置することを想定しているようだ。机の上に設置すると右側に置けば遠くなり、左側に置けばガラスパネルが活かされないからだ。置く場所が固定気味になるのはあまり喜べないが、置き場所に悩まなくていいかもしれない。
背面

背面はよくあるミニタワーだ。特段変わったところはない。白色ケースには背面I/Oパネルや電源部分も白くしてほしかった。しかしながら、これは黒色ケースのみならず、NEXTGEAR全体の共通パーツだ。個別に設定することはできなかったのだろう。背面は普段視界に入らない部分なので、ここまで追求するのは合理的とは言えない。コストパフォーマンスを高めるためにも、強いこだわりは足かせとなるのだろう。
背面I/Oパネル

背面I/Oパネルはかなりシンプルだ。ミニタワーであるせいか、何のポートもない面積が広い。ここはモデルによって採用されているマザーボードが異なるため、モデル毎に違うことを理解しておきたい。画像の背面パネルはA620のものだ。
背面I/Oパネルには、USB 3.2 Gen 1 (5Gbps)×1・USB 3.2 Gen 1 (5Gbps)×3・USB 2.0×2・2.5GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応(RJ-45)×1・マイク入力×1・ラインイン×1・ラインアウト×1という構成だ。必要十分なもので優れた装備とは言えない。不満が出るわけでもないため、標準的な構成と考えてよさそうだ。映像出力にHDMIとDisplayPortが各1つずつある。グラフィックボードを搭載しているので、マザーボードの映像出力を使用することはない。
底面

底面はシンプルだ。電源の下にエアホールがある。電源の吸気用のエアホールでマグネットの防塵フィルターも用意されている。吸気しやすいように、ケースの足は少し高めになっているように感じる。パソコンを裏返さずに防塵フィルターを取り外し・取り付けができるのはありがたい。
内部

NEXTGEARの内部はほぼ右サイドパネルの中に集約されている。左のガラスパネルから見えないケーブル類はすべて右サイドパネルに集中し、左側と右側で受ける印象は大きく違う。LEDの発光をケースでコントロールすることから、他のゲーミングPCよりもケーブルが多い。背面を通した隠し方をしなければ、スタイリッシュな印象を打ち消してしまう。このケーブルの隠し方こそ、NEXTGEARが洗練されたケースである最大の理由だ。
ボトムカバーの中は電源のスペースだ。昔のケースなら、ここにストレージベイが用意されていたが、NEXTGEARのミニタワーには2.5インチのシャドウベイしかない。HDDや光学ドライブのスペースは用意されていない。ただ、HDDに関しては空いている箇所に置けば済むので、専用のストレージベイがなくても困らないだろう。あくまでも自己責任で行って欲しい。
SATA接続の2.5インチSSDは、2つのシャドウベイが中央に用意されている。電源は取りやすいが、SATAポートは左サイド側にしかなく、接続するとケーブルが目立つかもしれない。M.2ストレージベイに空きがないので、ストレージの増設にはあまり適していない。容量が不安になりそうならストレージ容量をカスタマイズした方がケースデザインを活かせそうだ。
ケースまとめ
NEXTGEARの新しいミニタワーケースは、シンプルでありながら最新ケースらしいデザインと機能性を有している。LEDの鮮やかさを活かしやすく、内部にアクセスしやすい設計はゲーミングPCに求められる要素だ。内部スペースに余裕もあることから、高い性能を有するグラフィックボードを搭載できる。NEXTGEARのケースは数年先に性能不足に陥っても、グラフィックボードの交換対応が可能な長く使用できるケースだ。
ゲーマーのことを第一に考えた設計は、初心者の方はもちろん上級者の方も満足できるはずだ。拡張性は十分とは言えないが、最近はあまり拡張して使用するのが一般的ではなくなっている。ストレージやメモリの大容量化も相まって、増設も昔ほど盛んではない。しっかりと現代に最適化されているのがわかる。コストカットで価格を抑える廉価ブランドとは思えない素晴らしいケースだ。
管理人による総評
(+)フルHDでのゲームプレイが得意
(+)お得な白色のゲーミングデバイス5点セット
(+)カスタマイズが不要と思える完成度の高い構成
(+)他社モデルと比べてコスパに優れる
(+)標準で3年間の保証
(-)高画質・4Kでのゲームプレイが苦手
(-)納期が長い
NEXTGEAR JG-A7G60はミドルクラスの決定版とも言える優秀なゲーミングPCだ。最新のゲームでも高いフレームレートを維持し、快適なゲームプレイを可能とする性能がある。ただし、フルHDを超える環境が苦手なゲームもあるので、基本的にはフルHDでのゲームプレイをおすすめする。評価の高さは優れた構成と抑えられた価格によるところが大きい。
コストパフォーマンスがよいと断言できる要素を多く持つモデルだ。価格では差をつけられていても、構成や保証が大きな武器となっている。ゲーミングデバイス白色5点セットはこれからPCゲームを始める方にとって魅力的な選択肢になりえる。基本保証が3年間と長いのもマウスコンピューター製品の大きな強みだ。
| 価格 | CPU | グラボ |
|---|---|---|
| 219,800円 | 7 5700X | RTX5060 |
| メモリ | SSD | チップセット |
| DDR4 16GB | 1TB | B550 |
テスト環境

| モデル | ベンチマーク検証機AMDソケットAM4 |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 5700X etc. |
| GPU | GeForce RTX 5060 |
| メモリ | DDR4-3200 32GB |
| ストレージ | SSD 1TB Gen4 NVMe |
| マザーボード | ASRock X570 Steel Legend |
| 電源 | 玄人志向 1200W PLATINUM KRPW-PA1200W/92+ |













