オーバークロックはCPUの性能を極限まで高めること | 最大10%程度の性能アップが期待できる!故障などのリスクを理解しておくことも大切

cpu

当記事では、上級者向けの知識としてCPUのオーバークロックについて解説している。オーバークロックとは、CPUやグラフィックボードの性能を引き上げ、更なる高みを目指すことが可能な設定のことをいう。

リスクがあるので初心者は避けよう!

オーバークロックはゲーマーが現在所有しているパソコンの性能では快適にゲームをプレイすることができなくなったときに利用することが多い。もちろんそれらパーツを必要以上に酷使することになるので、注意すべきリスクもある。

このリスクを考えずに行ってしまうと最悪パソコン自体が使い物にならなくなってしまうのでしっかりと理解しておこう。あまり仕組みがわからない初心者の方は知識として理解するのに留めておくことを推奨する。

オーバークロックを行う前に

対応したマザーボードやCPUが必要!!

オーバークロックによる性能上昇は5%~10%程度だ。CPUではオーバークロックで得られる恩恵はそれなりにある。全てのモデルがオーバークロック可能であった場合、i7-8700やi5-8400の製品が一躍脚光を浴びるだろう。世代が現行でなく、性能も控えめである場合はオーバークロックを検討したい。注意点はチップセットシリーズ「Z」とCPUの末尾「K」が統一された前提条件となることだ。

チップセットZ370が対応

そもそもオーバークロックが可能なチップセットを搭載したマザーボードなどを選択しないとオーバークロック自体を正常に行うことができない。2018年6月現在のIntel第8世代搭載のチップセットではZ370,H370,B360,H310の4つがある。オーバークロックが可能なのはZ370だ。

それ以外は廉価、あるいは機能を削ったり追加したモデルであり、オーバークロックには対応していない。ここではIntel製のCPUを中心に進めていくが、AMD(Ryzen)第2世代のチップセットではX470,X370,B350の3つがオーバークロックに対応している。AMDは廉価版のB350も対応しているため、安価で入手しやすい。

CPUは末尾が「K」のCPUが対応

一方、Intelはチップセットのシリーズが最上位の「Z」でなくてはならないことに加え、i7-8700Kのように末尾に「K」がついていなければオーバークロックができないという制限がある。昨今のCPUは高性能になってきているため、オーバークロックの必要性もそこまで高くないのだろうか。2018年6月現在、第8世代でオーバークロック可能なCPUはi7-8086K,i7-8700K,i5-8600K,i3-8350Kの4製品となる。

ただし、i7-8700のように末尾に「K」がついていなくても、理論上オーバークロックは可能なようだ。しかし、公式に対応しているわけではない。そのため、ただでさえリスクのあるオーバークロックだが、知識や経験が無ければ危険しか無い行為になりかねないので推奨しない。

オーバークロックをする上でのリスクは?

CPUやグラボの寿命が縮まるリスク

通常の枠を超えたパフォーマンスを発揮するため、オーバークロックを行ったCPUやGPUの寿命は短くなる。不具合の原因になりやすく、故障もしやすくなる。これがオーバークロックの最大のデメリットだ。無茶なパワーアップを行わなければそれらのデメリットを最小限に、性能向上という大きなメリットが得られる。

それでも、オーバークロックを行うことで、予期せぬ不具合が発生することもある。グラフィックボードの場合はソフトウェアで行えるようになっていたり、比較的易しくなっているがいつでも元に戻したり調整したりする知識は必要となる。

また、オーバークロックは、BTOパソコンに限らずパーツ単位でも保証の対象外となる。どうなっても良いという覚悟をする必要があるだろう。

ファンの回転数増加による騒音

パソコンの音が大きくなることが1つのデメリットとなる。手順的に、多くの場合はファンの回転数を上げることになる。それは性能をアップさせたことで消費電力はもちろんのこと、発熱量も上がるため冷却性能を上げることを第一としている。

グラフィックボードの場合はメーカーによって様々なファンが搭載されている。ファンの回転数を上げることで、パソコンから発せられる音が大きくなるなどの弊害がある。

社外製のファン搭載でしっかり熱対策を!

CPUは多くの場合デフォルトのCPUファンが搭載されている。オーバークロックに耐えうる代物でもあるが、性能の上げ幅によっては冷却性能が追いつかないこともある。そうなると、せっかく向上させた性能を熱によって妨げることに繋がってしまう。

念の為に社外製のCPUファンの搭載も検討しておきたい。標準ファンでは熱暴走し、ブルースクリーンや強制終了の原因となってしまうため社外製の冷却性能に優れたファンを用意する方が無難。社外製ファンは大きく、ケースによっては上手く装着できないこともあるので予め大きさの確認が必要だ。

ファンの回転数なども、グラフィックボード同様に最近はソフトウェアで設定することができるようになった。しかし、グラフィックボードと違い、設定を間違えたまま再起動すると、OSが立ち上がらなくなることも珍しくない。その時は落ち着いてBIOSからCPUのオーバークロックを初期化することで起動できるようになる。

管理人の考察

オーバークロックは性能に満足できない、次の買い替えまでの繋ぎとして行うことがほとんどだ。しかし、性能が向上してきている今、オーバークロックは趣味や浪漫というユーザーも少なくない。現状に不満が無いのであれば、リスクを背負う必要は無いと考えている。

ただ、ミドルクラス以下のユーザーにとって、オーバークロックは現状を打破する策の一つでもある。ゲームの設定を下げても快適じゃない、でも買い換えるほどでもない。

そういった場合には検討してみても良いかもしれない。もっとも、一時しのぎにしかならない可能性も高く、変に寿命を縮めるくらいなら、新しくゲーミングパソコンを購入してサブPCとして使用する方が賢明な選択かもしれない。

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