フロンティアが販売する「FRGKB550/WS210/NTK」の詳細レビューをまとめている。Ryzen 7 5700X×GeForce RTX 4060 Ti搭載のミドルハイクラスのゲーミングPCだ。キューブ型に近いミニタワーケースを採用している。ついにフロンティアのモデルにも部材高騰や円安の影響が出てきた。もちろん他のゲーミングPC価格も上がっているので元々の価格が安かったFRGKB550/WS210/NTKが有利な状況であることは変わりない。
今の情勢なら179,800円なら十分すぎる。ミドルハイクラスでもっともおすすめしたいモデルの一つである。17万円台は下位モデルであるGeForce RTX 4060搭載モデルが多い価格帯だ。その中に割って入る強力なモデルである。5,000円~15,000円の幅で価格が変動しがちなので注意しよう。直近の最安値価格は159,800円でその頃と比べると20,000円も高くなっている。
強力な競合モデルが登場していることは忘れてはいけない。パソコン工房の「LEVELΘ」やドスパラの「Magnate-G」はコスパを重視した廉価ブランドで価格が抑えられている。今のフロンティアだと形勢逆転といったところだ。かつてはフロンティアのセール対象モデルだけを見ていればいいと判断していたが、今はそこまで突き抜けているわけではない。当サイトのゲーミングPCおすすめランキングでコスパの高いモデルを紹介しているのでぜひ参考にしてほしい。
FRGKB550/WS210/NTKのスペック解説
メーカー | フロンティア |
---|---|
ブランド名 | FRONTIER |
製品名 | FRGKB550/WS210/NTK |
価格 | 179,800円(税込) |
CPU | Ryzen 7 5700X(レビュー) |
GPU | GeForce RTX 4060 Ti(レビュー) |
メモリ | DDR4-3200 32GB |
ストレージ | SSD 1TB Gen4 NVMe |
電源 | 600W 80PLUS BRONZE |
マザーボード | チップセットB550 |
おすすめ度 | Aランク |
評価 | ・コスパ 9.1 —–内訳—– ・ショップ評価 8.5 |
コストパフォーマンスは9.1と高い評価を得ている。ゲーミングPC全体が値上げされている中で、比較的価格が抑えられている点を評価している。ただし、価格やコスパでは同等のモデルが登場している状況だ。当該モデルの強みは充実した構成にある。メモリDDR4-3200 32GB・SSD 1TB Gen4 NVMeと初期構成が優れているのは魅力的だ。電源ユニットは600W BRONZEと標準的だ。マザーボードのチップセットはコスパが高く人気があるB550だ。ショップ評価も8.5と高めだ。サポート時間が10:00-19:00と少し短めなところは注意しよう。
カスタマイズについて(おすすめ度)
- CPU -
- CPUクーラー △
- CPUグリス △
- メモリ ×
- SSD ◯
- 電源 ◎
カスタマイズを検討するならSSDか電源が候補に入る。Ryzen 7 5700Xはそこまで発熱量が大きくなくCPUクーラーやCPUグリスを変更しても恩恵を受けにくい。ただそこまで価格が高いわけではないのでサイドフロー型のCPUクーラーへアップグレードしてもよいかもしれない。メモリは標準で32GB搭載だ。64GBへのアップグレードに掛かる費用は13,200円と抑えられている。64GBが必要となる場面はかなり限定的で、FRGKB550/WS210/NTKの性能的には不要だ。
SSDと電源がカスタマイズの候補になる。SSDは標準で1TBの容量がある。2TBへのカスタマイズは9,900円とリーズナブルだ。多くの動画やゲームを保存する予定があるならあってもいいかもしれない。電源は選択肢こそあまりないが、比較的安価に選択できる750W 80PLUS GOLDがおすすめだ。+3,080円でGOLD規格になるのは大きい。将来より優れたCPUやグラフィックボードに交換する際、電源容量に余裕があれば電源交換の手間がない。
FRGKB550/WS210/NTKは標準構成が優れている。カスタマイズが必須というわけではない。どこかカスタマイズするならSSDか電源というだけだ。好みや用途によっては、メモリやCPUクーラーなども候補に入るだろう。カスタマイズしなくても問題のないモデルなので、安心して使用してほしい。
各タイトルの対応表
Apex Legends | フォートナイト | パルワールド | マイクラ |
---|---|---|---|
![]() ・240Hz ・144Hz |
![]() ・240Hz ・144Hz |
![]() ・144Hz ・60Hz |
![]() ・影Mod ・通常 |
★5つ=最高設定、★4つ=高設定、★3つ=標準設定、★2つ=低設定、★1つ=厳しいということだ。なお、対応表は必要なスペックや環境から評価した個人的な見解となっている。
Ryzen 7 5700XとGeForce RTX 4060 Tiを搭載したミドルハイクラスのゲーミングPCだ。優秀なゲーム性能を持っており、フルHD+高リフレッシュレートに適している。対人要素の強いゲームから、最新のゲームまで幅広く対応できる人気の性能だ。
Apex Legendsは、240fpsの張り付きを目指すユーザーが多いゲームだ。FRGKB550/WS210/NTKでは、設定を下げても完全な240fpsの張り付きは実現しにくい。200fps以上は維持できるため、240Hzには対応できるといった評価だ。同じジャンルのフォートナイトは、Apex Legendsよりも負荷が小さい。そのため、240fpsの張り付きも実現可能だ。フォートナイトをメインゲームにするなら、FRGKB550/WS210/NTKはベストな選択肢と言える。
一時期話題となっていたパルワールドは、推奨環境を全て満たせる。144fpsで安定したゲームプレイも期待できる。注意したいのは、アップデートで負荷が大きくなることだ。今は快適でも、今後のアップデート内容次第で、100fps程度の維持に落ち着くかもしれない。パルワールドに対して余裕のある性能ではないことは理解しておきたい。
登場から年月が経っても、高い人気を誇るMinecraftへの対応力は優秀だ。ある程度チャンクを広げてもカクつきにくい安定感がある。ただ、影Modのような負荷が増大するModを導入するなら設定は下げたい。グラフィック品質が向上する反面、巨大建築物の付近やトラップタワー近辺ではクライアントがクラッシュするかもしれない。少し設定を下げた方が安定したゲームプレイが実現できるはずだ。
FRGKB550/WS210/NTKの性能まとめ
ゲーミングPCは、CPUやグラフィックボードなど様々なパーツの集合体だ。ゲーミングPCの性能はCPUとグラフィックボードの性能によって決まるので、この2つのスペックを詳しく見ていく。CPUとグラフィックボードの性能を数値やグラフで確認することで、パソコンに慣れていなくても、型番を見るよりも直感的にわかりやすいはずだ。
AMD Ryzen 7 5700X(CPU)
CPUに第4世代RyzenシリーズのRyzen 7 5700Xを搭載している。スコアは27,036で、Core i5-14400Fよりも7%ほど性能が低い。同等とまでは言えなくても、ゲームをプレイするには十分な性能を持っている。注目のRyzen 5 7500Fと比べても7%ほど低い。現行の第5世代より1世代古いことで、価格が安いという特徴がある。
それはFRGKB550/WS210/NTKの特徴にも合っている。性能の低さは価格でカバーできている。ゲームを中心とするなら必要十分なCPUである。ただ、マルチコア性能はCore i5シリーズよりも大きく劣るため、ゲーム以外の用途では使用感で落ちることを理解しておきたい。
GeForce RTX 4060 Ti(GPU)
FRGKB550/WS210/NTKに搭載されているグラフィックスはGeForce RTX 4060 Tiだ。最も人気のあるグラフィックボードで、スコアは28,036と高めだ。標準とされるミドルクラスのGeForce RTX 4060の22,620よりも24%ほど高く、一世代前のGeForce RTX 3070と同等の性能だ。フルHD解像度なら多くのゲームで240fpsを実現可能だ。
最新のゲームにも対応可能で、幅広い環境を構築できる。GeForce RTX 4060 Tiの性能で、快適にプレイできないゲームはほとんど存在しない。リアルタイムレイトレーシングを前提とした一部ゲームや不安定な早期アクセスのゲームは苦手だ。一般的なPCゲームにおいて、GeForce RTX 4060 Tiの性能は頼りになる。
CPUとGPUのバランス考察
Ryzen 7 5700XとGeForce RTX 4060 Tiのバランスは優秀だ。ここでのバランスは、CPUの性能がグラフィックボードの性能をどの程度引き出しやすいかの目安である。フレームレートは意外とCPUの影響を受ける。グラフィックボードの性能だけを重視すると、思ったよりフレームレートが伸びないことがある。CPU性能だけではゲームが快適にならないため、CPUとグラフィックボードはしっかりバランスを取る必要がある。どちらかに偏ると本領を発揮しにくいゲームが必ずある。この偏りを考慮したのがここで言うバランスだ。バランス表はあくまでも目安だ。ゲームや用途によって変わるので、基準として参考にしてほしい。
FRGKB550/WS210/NTKの特徴&注意点
やや人気に陰りが出てきたか!?
Ryzen 7 5700XとGeForce RTX 4060 Tiの組み合わせで179,800円は悪くない。最安値である159,800円と比べるとかなり見劣りしてしまうが、多くのBTOパソコンと比べるとまだまだお得であることがわかるはずだ。円安など様々な外部要因の影響で多くのゲーミングPCは値上げが続いている。そんな状況の中で、しっかり17万円台を維持しつつ評価として優秀だ。20万円以下で購入できるなら健闘しているといえるだろう。
コストパフォーマンス的に突き抜けたモデルではない。2024年は本当にフロンティアの時代だった。誰が見ても安く、Xでも話題になり即完売ということも当たり前だった。他を寄せ付けない圧倒的な価格設定で当サイトのランキングでもフロンティアが上位を占めていた。FRGKB550/WS210/NTKの旧モデルは1位にランクインしたこともある。しかしながら、2025年になってランキング上位に入ることはなくなり人気に陰りが出てきているように思える。
今は競合の存在を許し王者とは言えなくなっている。価格がもう少し下がっていれば評価はもっと高くなったはずだ。性能・構成・価格の三拍子揃ったモデルだったが、今は全体で見て”良好”といったところだろう。2月中あるいは3月頃までにゲーミングPCを手に入れたいなら候補に入れてもよいが、比較対象モデルも必ず確認しておこう。大手BTOメーカーが強力なモデルを販売している。フロンティアにとっては不利な状況となっている。
性能を活かす最高の構成を持つ
価格あるいはコスパという武器を失った今FRGKB550/WS210/NTKを支えてくれるのは充実の構成にある。メモリ容量は32GB、SSD容量は1TBとどちらも余裕がある。さらに、カスタマイズ費用も割安なのでユーザーに優しいといえる。メモリ64GB・SSD 2TBといったハイエンドモデルらしい構成にしても納得できる価格設定だ。
他のメーカーは価格を下げようと構成を削る中、構成を充実させて価格を微増に留めるというユーザーを第一に考えた戦略をとっている。ミドルハイクラスにメモリ32GBは多すぎると考える方もいるだろう。それでも多くのゲームが推奨環境に16GBを要求している今、32GBはあって困る容量ではない。ゲーミングPCの推奨メモリは8GBから始まり、16GBが当たり前になった。こうして移り変わったように、32GBが当たり前の時代に入りそうだ。
Discordや動画撮影ソフトなど、ゲームと同時に起動するアプリケーションは多い。大容量メモリのおかげでブラウザのタブを開きっぱなしにすることも、動画を見ながらゲームをすることも可能だ。ミドルハイクラスでも32GBのメモリは扱い切れる容量になった。規格がDDR5ではなくDDR4となっているところは惜しいがそこまでデメリットを感じられるわけではない。
SSDに1TBの容量を採用しているのも素晴らしい。価格を抑えるために、真っ先に削られるのはストレージだ。1TBあれば、最新のゲームを複数保存できる。プレイしたいゲームが増える度に、保存しているゲームを削除するのは非効率的だ。1TBあればそういった手間が少なくなるはずだ。ストレージ容量の大きさは利便性につながる。ゲームに対応しやすい性能を持つゲーミングPCには最適な容量だ。性能を活かすことを考えると、最高の構成を持っている。
同じフロンティア製品と比較
ブランド名 | FRONTIER | FRONTIER |
---|---|---|
イメージ | ![]() |
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製品名 | FRGKB550/WS210/NTK | FRGKB760/WS211/NTK |
ケース | ミニ | ミニ |
価格 | 179,800円 | 189,800円 |
送料 | 3,300円 | 3,300円 |
CPU | Ryzen 7 5700X (8コア16スレッド) |
Core i5-14400F (10コア16スレッド) |
GPU | RTX 4060 Ti | RTX 4060 Ti |
メモリ | DDR4-3200 32GB | DDR4-3200 32GB |
SSD | 1TB Gen4 NVMe | 1TB Gen4 NVMe |
電源 | 600W BRONZE | 600W BRONZE |
マザーボード | B550 | B760 |
納期 | 7営業日 | 7営業日 |
保証 (延長) |
1年間 (最長3年間) |
1年間 (最長3年間) |
電話サポート | 平日10:00-19:00 | 平日10:00-19:00 |
公式 | 公式 | 公式 |
レビュー | 当ページ | レビュー |
同じフロンティアの同価格帯の「FRGKB760/WS211/NTK」と比較していく。現時点で価格差は10,000円だ。両モデルの違いはCPUとそれに伴うマザーボードだ。性能的にはCore i5-14400Fの方が上だが、10,000円の価格差が絶妙だ。これだけの価格差があればどちらを選んでも後悔はしなさそうだ。価格が安い分だけFRGKB550/WS210/NTKが選びやすいかもしれない。
競合モデルと比較
ブランド名 | FRONTIER | LEVELΘ | Magnate-G |
---|---|---|---|
イメージ | ![]() |
||
製品名 | FRGKB550/WS210/NTK | LEVEL-M1P5-R57X-SLX | Magnate-G MV-TiW |
ケース | ミニ | ミニ | ミニ |
価格 | 179,800円 | 149,800円 | 159,980円 |
送料 | 3,300円 | 2,200円(会員無料) | 3,300円 |
CPU | Ryzen 7 5700X (8コア16スレッド) |
Ryzen 7 5700X (8コア16スレッド) |
Core i5-14400F (10コア16スレッド) |
GPU | RTX 4060 Ti | RTX 4060 Ti | RTX 4060 Ti |
メモリ | DDR4-3200 32GB | DDR4-3200 16GB | DDR5-4800 16GB |
SSD | 1TB Gen4 NVMe | 500GB NVMe | 500GB Gen4 NVMe |
電源 | 600W BRONZE | 650W BRONZE | 650W BRONZE |
マザーボード | B550 | B550 | B760 |
納期 | 1ヵ月 | 2-3週間 | 翌日出荷 |
保証 (延長) |
1年間 (3年間) |
1年間 (4年間) |
1年間 (5年間) |
電話サポート | 平日10:00-19:00 | 24時間365日 | 24時間365日 |
公式 | 公式 | 公式 | 公式 |
レビュー | 当ページ | 準備中 | レビュー |
同じ性能帯の他社BTOパソコンと比較していく。どちらも高いコストパフォーマンスを持つモデルでFRGKB550/WS210/NTKにとっては形勢不利な状況だ。まずは、パソコン工房の「LEVEL-M1P5-R57X-SLX」だ。価格はなんと149,800円とFRGKB550/WS210/NTKよりも30,000円も安い。さらに、無料会員登録をすれば送料が0円になるので実質の価格差は33,300円となる。CPU・GPUは同じで構成面に違いがある。メモリ及びSSD容量が半減だ。
電源ユニットはLEVEL-M1P5-R57X-SLXの方が少しだけ容量が多い。マザーボードのチップセットは共通だ。納期は2-3週間と長めになっている。保証期間は同等だ。パソコン工房では24時間365日の電話サポートを提供している。初心者の方にとっても選びやすい思う。参考までにLEVEL-M1P5-R57X-SLXのメモリ容量及びSSD容量を増やすとそれぞれ10,000円、5,000円掛かる。カスタマイズをしても価格差は18,300円でLEVEL-M1P5-R57X-SLXの方が安く購入できる。
ドスパラの新しいゲーミングブランド「Magnate-G MV-TiW」も強力なライバルだ。CPUにCore i5-14400Fを搭載していて価格は159,980円と安い。FRGKB550/WS210/NTKの最安値価格と同等だ。メモリ容量こそ16GBと半減だが、より高クロックなDDR5メモリを搭載している。ストレージ容量も半減だ。電源ユニットは少しだけ容量が多い。ドスパラは納期が短く24時間365日の電話サポートを提供しているのが強みだ。特に納期が短いのはそれだけで十分選ぶ理由になる。筆者なら多少高くても納期が短い方を選ぶ。しかもMagnate-G MV-TiWなら安いのだから選ばない理由がない。あとはケースデザインの好みなどを考慮するとよい。
GKシリーズケース詳細
FRONTIERのGKシリーズは2023年12月に登場した最新のケースだ。ブラックとホワイトカラーのニ色展開となる。容量30Lのミニタワーに、垂直エアフロー構造を採用した強力なエアフロー性能を誇るケースだ。そのエアフロー構造は、一般的なフロントからリアに流れるものではないため、パーツを増設する際はエアフローの方向を意識する必要がある。そのまま使うなら問題はないが、増設や交換を想定するなら難易度が高く上級者向けとなりそうだ。
サイズ比較
ブランド | イメージ | 製品名 | サイズ | GPU | 幅 | 奥行き | 高さ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
FRONTIER | ![]() |
GK | ミニ | ◯ | 215 | 401 | 347 |
GALLERIA | ![]() |
R-Class | ミニ | ◯ | 220 | 440 | 425 |
マウスコンピューター | ![]() |
NEXTGEAR | ミニ | ◯ | 220 | 411 | 390 |
パソコン工房 | ![]() |
LEVELθ | ミニ | ◯ | 220 | 411 | 441 |
他のミニタワーケースと比べて高さが低い。体積も小さいことがわかる。
正面
フロントパネルはロゴがあるだけで、とくに何もないシンプルなデザインだ。何もないフロントパネルではあるものの、一般向けに採用される汎用ケースとは違うことがわかる。あえてロゴ以外の装飾をしないことで、デザイン性を引き立てているように感じる。ゲーミングPCに採用されるケースとしては、少し好みが分かれそうだ。
正面2
本体上部は黒色になっている点は押さえておこう。どうせなら統一してほしかったところだ。
本体上部
本体上部の天板は、I/Oパネルが設置されている。電源ボタン、USB Type-A 3.2 Gen1が2つ、ヘッドセット出力端子が1つだ。USB Type-Cポートは使用できないのは残念だ。天板には防塵ダストフィルターがあり、メンテナンスが容易にできる。
底面から吸気して上部に排出する、垂直エアフロー構造を採用しているため、天板に吸気ファンを追加しにくい。特殊なエアフローに特化し、それ以外はあまり考えられているようには見えない。電源の熱も天板から排出される。パソコン上部に少し空間が必要になる。置き場所には気をつけてほしい。
右側面
右側面には何もない。垂直エアフローのためか、エアホールさえない。
左側面
左側面も右側面同様に何もない。
背面
*黒色ケース
背面は一般的なミニタワーゲーミングPCと変わりはない。背面に排気ファンが搭載されている。
底面
底面は大きく開いており、ここがメインの吸気口となる。画像で見えるファンはグラフィックボードのものだ。ケースファンの位置を考えると、垂直エアフロー自体メリットがあるようには思えない。しかし、試みはおもしろいので、フロンティアのケースはユニークな方向に進んでほしいものだ。
管理人による総評

Ryzen 7 5700X×GeForce RTX 4060 Ti搭載のミドルハイクラスのゲーミングPCだ。今でもコストパフォーマンスは高いが、トータルで20,000円の値上げと競合モデルの台頭でかつての輝きは失われつつある。今は他社のモデルやCore i5-14400F搭載モデルもチェックしておくべきだ。充実した構成は強みといえるもののやはり価格がこれだけ上がってしまっては悩ましい。最新のゲームでも環境を選びにくい性能を持ち、コアなゲーマーも満足できる構成があるモデルだ。フルHD環境でのゲームプレイがメインターゲットとなる。
価格 | CPU | グラボ |
---|---|---|
179,800円 | 7 5700X | RTX4060Ti |
メモリ | SSD | チップセット |
DDR4 32GB | 1TB | B550 |