出典:https://www.sapphiretech.global/ja-jp/
Radeon RX 9070の性能比較&ベンチマーク検証を行った。2025年3月に次世代アーキテクチャRDNA 4.0採用のRadeon RX 9070シリーズが登場した。価格的にはRadeon RX 7900 GREの後継モデルという位置付けだ。Radeon RX 8000シリーズがないのはRyzen AI Maxプロセッサーの内蔵グラフィックスでRadeon 8000Sシリーズが使われているからだろう。上位モデルであるRadeon RX 9070 XTよりもMSRPは$50だけ安い。これは旧世代のRadeon RX 7900 XTXとRadeon RX 7900 XTの関係に近い。つまり、モデルの価格差を小さくすることで上位モデルが売れるように仕向けているわけだ。
事実Radeon RX 7900 XTの売り上げは伸び悩み、最終的に価格を大幅に引き下げることになった。市場の原理からすれば価格に見合わない性能なら価格が下がるべきなのだ。Radeon RX 9070も同じ道を辿ると考えていた。ところが、2026年9月時点ではRadeon RX 9070の方がRadeon RX 9070 XTよりも13,800円高く販売されている。搭載モデルを見てもRadeon RX 9070 XTと比べると明らかにラインナップが少なくおすすめできない状況だ。流通量の少なさが価格に表れているのだろう。
なお、今世代では型番のグレードを表す数値が百の位から十の位に代わり競合モデルと比較しやすくなったのがハイライトだ。もっともRadeon RX 7000シリーズは競合と数値(グレード)が全く合っていなかった。例えば、Radeon RX 7900 GREの競合はGeForce RTX 4090かと思いきや、実際はGeForce RTX 4070 SUPERとユーザーからするとわかりづらくマーケティングに失敗したといえる。今回はそれを正した形だ。
- 長所
-
- RTX 5070を上回るグラフィックス処理性能を持つ
- レイトレーシング性能も大幅に向上している
- 省電力性に磨きがかかる
- 短所
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- RX 9070 XTと比べると魅力に乏しい
- RX 9070 XTよりも価格が高い(2026年9月時点)
- 搭載モデルのラインナップが少ない
| 世代 | RDNA 4.0 |
|---|---|
| プロセス | 4nm TSMC |
| シェーダーユニット | 3,584 |
| ベースクロック | 1330 MHz |
| ゲームクロック | 2070 MHz |
| ブーストクロック | 2520 MHz |
| GPUメモリ | GDDR6 16GB |
| L2キャッシュ | 8MB |
| L3キャッシュ | 64MB |
| TDP | 220W |
| MSRP | $549 |
| 国内価格 | 125,800円~ *2026/9時点 |
| 発売日 | 2025/03/06 |
Radeon RX 9070の基本スペック
Radeon RX 7900シリーズと比較
*価格は発売時点
3行でわかる Radeon RX 9070 の立ち位置
- 前世代のRadeon RX 7900 GREからRDNA 4.0世代へ刷新。チップレット構造をやめてモノリシック構造に戻し、すべて4nm(N4P)で製造される。CU数は24基少ない56基だが、ブーストクロックは12%高い2520MHzで、ダイサイズは約33%小さくなった。
- VRAMはGDDR6 16GB・256bitのままだが、メモリクロックの高速化でメモリバンド幅は12%増の644.6 GB/s、L2キャッシュは2MB増の8MB。TDPは40W減の220Wで、接続インターフェースもPCIe 5.0×16へ進化した。
- 上位のRadeon RX 9070 XTはフルスペックのNavi 48を搭載し、CU数は8基多い64基、クロック周波数も16~25%高い。発売時点の国内価格差は14,000円だったが、2026年9月時点ではRadeon RX 9070 XTの方が13,800円安い。
Radeon RX 9070はRDNA 4.0アーキテクチャを採用したグラフィックボードだ。まずは前世代のRadeon RX 7900 GREと比較していく。MSRPはどちらも$549だが、発売時点での国内価格はRadeon RX 9070の方が10,000円ほど高い。GPUはRDNA 3.0世代のNavi 31 XLから、RDNA 4.0世代のNavi 48 XTへと一新されている。
大きな変更点は2つのチップレット構造をやめてモノリシック構造に戻したことだ。Radeon RX 7900 GREではGPUダイが5nm、メモリキャッシュダイ(MCD)が6nmと異なるプロセスルールで製造されていた。ダイの生産を分けることで歩留まりが向上し、コスト削減につながるわけだ。Radeon RX 9070ではメモリコントローラーを含むすべてのダイが4nmプロセス(N4P FinFET)で製造されている。4nmプロセスの熟成でコスト面をクリアできたことで採用に至った。これでメモリレイテンシなどの問題が解決する。ダイサイズは529 mm²から357 mm²へと約33%も縮小された。これだけ小さくなればRadeon RX 9070は金のなる木となりそうだ。
CU数(コンピュートユニット)は24基少ない56基で、シェーディングユニットも1,536少ない3,584だ。RTコア及びTensorコアもそれぞれ24基・48基少なくなっている。一方で、クロック周波数は引き上げられており、ベースクロックは43MHz(3%)、ゲームクロックは190MHz(10%)、ブーストクロックは275MHz(12%)高い。これはプロセスの微細化によって実現している。
VRAMはGDDR6 16GBと共通で、メモリバスも256 bitと変更なしだ。ただし、メモリクロックが12%速い20.1 Gbpsとなり、メモリバンド幅も12%広い644.6 GB/sとなる。L2キャッシュは2MB増えて8MBだ。Infinity Cacheは64MBと同じだ。
接続インターフェースはPCIe 5.0×16をサポートしている。PCIe 4.0との互換性もあるので古いモデルでも対応できる。TDPは40W減少して220Wだ。補助電源は2×8-pinと共通となる。発売時点での搭載モデルの価格(Ryzen 7 9800X3D)は399,800円~だ。
上位モデルであるRadeon RX 9070 XTと比較していく。アーキテクチャは共通で、フルスペック版のNavi 48(Navi 48 XTX)を使用している。CU数はRadeon RX 9070よりも8基多い64基で、シェーディングユニットは4,096だ。RTコア及びTensorコアもそれぞれ増量となっている。
Radeon RX 9070 XTではクロック周波数が大幅に引き上げられており、ベースクロックは330MHz(25%)、ゲームクロックも330MHz(16%)、ブーストクロックは450MHz(18%)も高い。メモリ周りに変更はない。接続インターフェースもPCIe 5.0×16と共通だ。
TDPは84W(38%)も高い304Wとなる。これだけクロック周波数が高くなれば仕方がないだろう。補助電源は2×8-pinだ。MSRPは$50高く$599だ。国内発売時点での価格は128,800円とRadeon RX 9070よりも14,000円高く、搭載モデルの価格差は20,000円だった。ところが、2026年9月時点ではRadeon RX 9070 XTが112,000円、Radeon RX 9070が125,800円と価格が逆転している。

管理人
GeForce RTX 5070シリーズと比較
*価格は発売時点
3行でわかる Radeon RX 9070 と GeForce の違い
- MSRPが同じ$549のGeForce RTX 5070が直接の競合だ。製造プロセスはRadeon RX 9070が4nm(N4P)と一歩進んでおり、トランジスタ数も73%多い539億となる。
- VRAMはGDDR6のままだが、容量はGeForce RTX 5070より33%多い16GB。メモリバンド幅は4%狭く、L2キャッシュも少ないが、64MBのInfinity Cacheを搭載している。TDPは30W低い220Wだ。
- 発売時点の国内価格はRadeon RX 9070の方が4,000円安く、2026年9月時点でも12,000円安い。一方で、発売時点の搭載モデルの価格はGeForce RTX 5070の方が40,000円も安かった。
競合モデルであるGeForce RTX 5070と比較していく。MSRP的にRadeon RX 9070の直接の競合はGeForce RTX 5070となる。アーキテクチャが異なるため一部の項目についてはそれほど意味をなさない。ここでは特に重要なポイントのみ触れていくことにしよう。CU数・シェーディングユニット数・クロック周波数の比較は割愛させていただく。
GeForce RTX 5070のアーキテクチャは最新のBlackwellだ。プロセスは従来モデルと同じTSMC製5nm(4N)となる。製造プロセスはRadeon RX 9070の方が進んでいる。トランジスタ数はRadeon RX 9070の方が73%多く539億だ。ダイサイズも一回り大きく357 mm²となる。
次の注目ポイントはVRAMだ。GeForce RTX 5070が次世代のGDDR7規格を採用しているのに対して、Radeon RX 9070はGDDR6を継続して使用している。容量はRadeon RX 9070の方が33%多く16GBだ。メモリバンド幅はRadeon RX 9070の方が4%程度狭い。キャッシュ周りにもメーカーの違いが見える。L2キャッシュはGeForce RTX 5070の方が40MBも多く48MBとなる。一方で、Infinity Cache(L3キャッシュ)はGeForce RTX 5070には搭載されておらずRadeon RX 9070ならではの強みだ。
動画のエンコード及びデコードについても強化された。Radeon RX 9070にはNVIDIAのNVENC(NVIDIA ENCODER)及びNVDEC(NVIDIA DECODER)は搭載されていないが、デュアルメディアエンジンが進化していて画質が改善されている。TDPは30W低い220Wで、Radeon RX 9070の方が消費電力が低い。補助電源にも違いがあり、GeForceでは定番の1×16-pinとなる。
MSRPはGeForce RTX 5070も同じ$549だ。発売時点の国内販売価格はRadeon RX 9070の方が4,000円ほど安い。一方で、搭載モデルの価格はGeForce RTX 5070の方が40,000円も安い。なお、2026年9月時点ではRadeon RX 9070が125,800円、GeForce RTX 5070が137,800円とRadeon RX 9070の方が12,000円安い。
上位モデルのGeForce RTX 5070 Tiは、一回り大きなGPU GB203を搭載している。CUDAコアは8,960基だ。トランジスタ数はRadeon RX 9070の方が多いが、ダイサイズはGeForce RTX 5070 Tiの方が一回り大きい378 mm²となる。
VRAMはGDDR7 16GBで容量はRadeon RX 9070と同じだが、メモリバンド幅は39%広い896.0 GB/sだ。L2キャッシュも64MBと大容量で、NVENCは第9世代を2基搭載している。
TDPはRadeon RX 9070より80W高い300Wとなる。補助電源は1×16-pinだ。MSRPは$200高く$749となる。発売時点の国内販売価格は48,180円高い162,980円だ。一方で、搭載モデルの価格差は25,000円にとどまる。なお、2026年9月時点ではGeForce RTX 5070 Tiが207,700円まで値上がりしており、Radeon RX 9070との価格差は81,900円に広がっている。

管理人
Radeon RX 9070の最新評価【2026年】
| 型番 | ゲーム性能 | 価格 | コスパ |
|---|---|---|---|
| GeForce RTX 5070 Ti(16GB) | 207,700 | 0.224 | |
| Radeon RX 9070 XT(16GB) | 112,000 | 0.402 | |
| Radeon RX 9070(16GB) | 125,800 | 0.327 | |
| GeForce RTX 5070(12GB) | 137,800 | 0.288 | |
| GeForce RTX 5060 Ti(16GB) | 124,980 | 0.252 | |
| GeForce RTX 5060 Ti(8GB) | 71,980 | 0.431 | |
| Radeon RX 9060 XT(16GB) | 67,000 | 0.431 | |
| GeForce RTX 5060(8GB) | 64,799 | 0.430 | |
| Radeon RX 9060 XT(8GB) | 59,800 | 0.455 |
※価格は2026年9月10日時点の国内最安値(税込)。コスパ=ゲーム性能スコア÷価格。
コストパフォーマンスではRadeon RX 9070 XTに大きく引き離されている。執筆時点ではRadeon RX 9070 XTの方が13,800円(11%)安く、それでいて性能は10%弱高いのだから勝負にならない。完全に陰に隠れてしまっている。一方で、競合のGeForce RTX 5070 TiやGeForce RTX 5070と比べるとコストパフォーマンスは高い。この辺りはAMDの戦略がうまくはまっている。ゲームの最適化が進み、Radeonシリーズ自体誰にでもおすすめできるモデルになっていることは間違いない。もっとも、今の価格であればRadeon RX 9070 XTを選ぶべきだろう。搭載ゲーミングPCもRadeon RX 9070 XTに軍配が上がる。
Radeon RX 9070の特徴&強み
競合のRTX 5070を上回るゲーム性能を持つ

Radeon RX 9070のゲーム性能スコアは41,093だ。従来モデルのRadeon RX 7900 GREと比べて11%程度パフォーマンスが向上している。Radeon RX 7900 XTと同等だ。競合モデルであるGeForce RTX 5070よりも4%弱上回っていることがわかる。Ada Lovelace世代のGeForce RTX 4070 Tiと同等の性能を得られる。メインターゲットはWQHDという認識でよさそうだ。アップスケーリングを活用すれば高リフレッシュレートを実現しやすくなる。上位モデルであるRadeon RX 9070 XTと比べると9%弱パフォーマンスが低くなっている。Radeon RX 9070 XTの競合はGeForce RTX 5070 Tiとなる。
レイトレーシング性能はRX 7900 XTXに匹敵する

Radeon RX 9070シリーズではレイトレーシング性能が大幅に強化された。Radeon RX 9070もレイトレーシング性能が高く、前世代のフラグシップモデルであるRadeon RX 7900 XTXと同等以上だ。GeForce RTX 5070やAda Lovelace世代のGeForce RTX 4070 SUPERと比べると10%前後劣る。NVIDIA製GeForceにはかなわなかったが、RDNA 3.0からみれば大きな進歩が見える。
レイトレーシングアクセラレーターが第3世代になったことで従来のRDNA 3.0アーキテクチャから最大で2倍も向上している。大きな部分ではレイの交差判定を行うインターセクションエンジンを1基から2基に増やしたことだ。その他にもBVH(Bounding Volume Hierarchy)をより効率的に取り扱うためにOBB(Oriented Bounding Box)を実装している。GPUメモリやメモリバンド幅への負荷を下げることが可能だ。
ワットパフォーマンスはまずまず優秀

上記グラフ1W当たりのパフォーマンスをまとめたものだ。全体で見ればGeForce RTX 50/RTX 40シリーズが優れているが、Radeon RX 9070も負けていない。GeForce RTX 4070 SUPER・GeForce RTX 5070に次いで高いワットパフォーマンスを誇る。Radeon RX 7900シリーズが苦戦していたので今回の結果は快挙といえるかもしれない。製造プロセスの微細化による恩恵だ。もっともクロック周波数を引き上げたのでGeForceの70番台のグラフィックボードを超えることはできなかった。上位モデルのRadeon RX 9070 XTは省電力性を犠牲にしてパフォーマンスを引き上げている。フルスペックのGPUを使っているので仕方がない。
MSRPベースのコストパフォーマンスはRX 9070 XTと同等
| 製品名 | ゲーム性能 | VRAM | メモリ規格 | TDP | 価格 | コスパ | 発売日 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| RX 7900 XTX | 46,573 | 24GB | GDDR6 | 355W | $999 | 46.62 | 2022/12/13 |
| RTX 5070 Ti | 46,869 | 16GB | GDDR7 | 300W | $749 | 62.58 | 2025/02/20 |
| RX 9070 XT | 44,982 | 16GB | GDDR6 | 304W | $599 | 75.10 | 2025/03/06 |
| RX 7900 XT | 41,531 | 20GB | GDDR6 | 300W | $899 | 46.20 | 2022/12/13 |
| RTX 4070 Ti SUPER | 42,652 | 16GB | GDDR6X | 285W | $799 | 53.38 | 2024/01/24 |
| RTX 4070 Ti | 41,219 | 12GB | GDDR6X | 285W | $799 | 51.59 | 2023/01/05 |
| RX 9070 | 41,093 | 16GB | GDDR6 | 220W | $549 | 74.85 | 2025/03/06 |
| RTX 5070 | 39,624 | 12GB | GDDR7 | 250W | $549 | 72.17 | 2025/03/04 |
| RTX 4070 SUPER | 38,098 | 12GB | GDDR6X | 220W | $599 | 63.60 | 2024/01/08 |
| RX 7900 GRE | 37,016 | 16GB | GDDR6 | 260W | $549 | 67.42 | 2024/02/26 |
| RTX 4070 | 34,714 | 12GB | GDDR6X | 200W | $599 | 57.95 | 2023/01/05 |
Radeon RX 9070は上位モデルのRadeon RX 9070 XTと比べて少しだけコストパフォーマンスが低いが気になるほどではない。MSRPでは+9%の費用で、+9%のパフォーマンスが得られる。妥当な価格設定といえるだろう。発売時点の国内販売価格はそれぞれ114,800円と128,800円で、+12%の費用で9%のパフォーマンスが得られるのでRadeon RX 9070の方がコストパフォーマンスが高かった。旧世代のRadeon RX 7900 XTXとRadeon RX 7900 XTと同じように、Radeon RX 9070の価格が下がっていくと考えていた。
ところが、2026年9月時点ではRadeon RX 9070が125,800円、Radeon RX 9070 XTが112,000円と価格が逆転している。Radeon RX 9070 XTの方が13,800円(11%)安く、それでいて性能は9%高い。国内価格ベースではRadeon RX 9070 XTの方が圧倒的にコストパフォーマンスが高い。
なお、競合のGeForce RTX 5070と比べるとMSRPは同じだが、2026年9月時点の国内販売価格はRadeon RX 9070の方が12,000円安く、それでいてラスタライズ性能は上だ。また、省電力性も高くGPUメモリ容量も多い。ただし、レイトレーシング性能が向上したとは言ってもGeForce RTX 5070には及ばない。また、DLSS 4.0に搭載されているマルチフレーム生成に該当する機能はない。これらの機能を考慮すれば12,000円の価格差は妥当なところだろう。とはいえ、Radeon RX 9070 XTがさらに安く手に入る現状では、Radeon RX 9070 XTを選ぶ方が幸せになれそうだ。
Radeon RX 9070のベンチマーク一覧(ゲーム)
モンハンワイルズ


モンハンワイルズではGeForce RTX 5070よりもフルHDで9%、WQHDで15%、4Kで7%高くなっている。GeForce RTX 5070 Tiに匹敵するパフォーマンスは出来過ぎだ。モンハンワイルズはRadeonシリーズとの相性がよく全体的に高いフレームレートが出ている。上位のRadeon RX 9070 XTになると4K環境を除けばGeForce RTX 5080に匹敵するほどだ。
FF14 黄金のレガシー


モンハンワイルズとは対照的にFF14ではフレームレートが伸びない。フルHD環境でのフレームレートは下から二番目という結果だ。従来モデルのRadeon RX 7900 GREと比べると2%-12%程度フレームレートが高いが、GeForce RTX 5070よりも2%-9%程度低い。特に4K環境での差が大きい。上位モデルであるRadeon RX 9070 XTとの差は4%-15%となっている。
Forza Horizon 5


Forza Horizon 5では満足できるパフォーマンスが発揮できている。従来モデルのRadeon RX 7900 GREと比べるとフルHDで12%、WQHDで8%、4Kで9%弱上回っている。GeForce RTX 5070と比べても4%-9%フレームレートが高い。WQHD環境での差がもっとも広がっている。GeForce RTX 4070 Ti SUPERに近いフレームレートが出ているのは印象がよい。
Counter-Strike 2


Counter-Strike 2ではGeForce RTX 5070にわずかに届かなかった。Radeon RX 7900 GREと比べるとフルHDで23%、WQHDで30%、4Kで48%も高くなっている。CUあるいはシェーディングユニットが減少していもこれだけ差を広げられるのはRDNA 4.0アーキテクチャのすごさだ。上位モデルであるRadeon RX 9070 XTとのフレームレートの差は最大で12%だ。しっかりと性能差が出ている。
Cyberpunk 2077


Cyberpunk 2077ではGeForce RTX 5070よりも2%-4%程度フレームレートが高くなっている。GeForce RTX 4070 Tiと同程度のフレームレートが出ている。Radeon RX 7900 XTには少し届かなかった。4K環境では10%程度の差がある。Radeon RX 7900 XTX以上のモデルとの性能差が大きい。Radeon RX 9070 XTになるとフレームレートが20%-23%程度高くなる。
Radeon RX 9070のベンチマーク一覧(クリエイティブ)
Cinebench 2024


Cinebench 2024でのGPUレンダリング性能を見ていく。Radeon RX 9070のスコアは15,540とそれほど高いわけではない。Radeon RX 7900 GREよりも14%程度スコアが高いが、Radeon RX 7900 XTと同程度に留まる。競合のGeForce RTX 5070と比べると19%も低くなっている。アプリケーションによってはGeForceとの差が大きいと考えた方がよさそうだ。
Blender


Blenderでも結果はCinebench 2024と似ている。Radeon RX 7900 GREと比べると43%程度向上しているが、Radeon RX 7900 XTXには届かない。上位モデルであるRadeon RX 9070 XTとのスコア差は11%程度だ。競合のGeForce RTX 5070と比べると38%も低くなっている。BlenderはGeForceとの相性がよい。
Stable Diffusion


Stable Diffusionでの画僧生成速度を見ていく。Radeon RX 9070は、RDNA 3.0アーキテクチャのRadeon RX 79000シリーズとほとんど変わらない。RDNA 4.0の上位モデルであるRadeon RX 9070 XTでもそこまで変わらない。GeForce RTX 5070と比べると43%も劣ってしまう。クリエイティブ用途ではやや扱いづらさがある。
Radeon RX 9070搭載おすすめゲーミングPC
現在おすすめできる搭載モデルはない。Radeon RX 9070 XT搭載モデルをチェックしておこう。









