Ryzen 5 8600Gのスペックレビュー&性能ベンチマーク検証を行った。Ryzen 5 5600Gの登場からおよそ3年振りに新しいAPUが登場した。アーキテクチャがZen 3からZen 4へと進化してより高いパフォーマンスを期待できる。内蔵GPUもRadeon VegaからRDNA 3.0ベースのRadeon 760Mへと一気に世代が飛んだ形だ。ただし、ゲームが本格的にプレイができるかと言われると疑問が残る。
やはり安価な50番台でもグラフィックボード搭載モデルとの性能差は大きい。結果的にターゲット層が狭まってしまうように思う。ビジネス用途がメインで稀に負荷の軽いゲームをプレイしたい方がターゲットかもしれないが、ビジネス用途でもRyzen 5 7500F×GeForce RTX 3050 6GBの組み合わせを選ぶ方が満足度が高い。ここはグラフィックボードが搭載できないコンパクトなパソコンに限定して探しているユーザー向けとなるだろう。
Ryzen 5 8600Gの基本情報
コードネーム | Zen 4 (Phoenix) |
---|---|
プロセス | 4nm |
コア/スレッド数 | 6コア / 12スレッド |
定格/最大クロック | 4.3 GHz / 5.0 GHz |
L2キャッシュ | 6MB |
L3キャッシュ | 16MB |
TDP | 65W |
PPT | 88W |
発売日 | 2024年01月31日 |
MSRP | $229 |
価格 | 32,327円~ *2025/9時点 |
特徴 |
(+)6コア12スレッドの高コスパモデル (+)Zen 4アーキテクチャ採用で性能向上 (+)Radeon 760M(RDNA 3.0)を搭載している (+)設定を極限まで下げればゲームがプレイできる (-)上位のRyzen 7 8700Gとの性能差がやや大きい (-)プラットフォームコストが大きい (-)本格的にゲームをプレイするには不向き (-)ターゲット層が限定的になる |
評価 |
・総合評価 7.0 ・ゲーム評価(dGPU搭載時) 7.0 |
Ryzen 5 8600Gのスペック
Ryzen 5 8600G | Ryzen 5 7600 | Ryzen 5 5600G | |
---|---|---|---|
メーカー | AMD | AMD | AMD |
コードネーム | Zen 4 (Phoenix) | Zen 4 (Raphael) | Zen 3 (Cezanne) |
プロセス | 4nm | 5nm | 7nm |
ダイサイズ | 178 mm² | 71 m㎡ | 180 m㎡ |
I/Oダイプロセス | – | 6nm | – |
I/Oダイサイズ | – | 122 mm² | – |
トランジスタ数 | 250億 | 65.7億 | 107億 |
コア/スレッド数 | 6/12 | 6/12 | 6/12 |
定格クロック | 4.3 GHz | 3.8 GHz | 3.9 GHz |
最大クロック | 5.0 GHz | 5.1 GHz | 4.4 GHz |
L2キャッシュ | 6MB | 6MB | 3MB |
L3キャッシュ | 16MB | 32MB | 16MB |
対応メモリ | DDR5-5200 | DDR5-5200 | DDR4-3200 |
内蔵グラフィックス | Radeon 760M | Radeon Graphics | Radeon Vega 7 |
実行ユニット | 8 | 2 | 7 |
グラフィックス周波数 | 2.8 GHz | 2.2 GHz | 1.9 GHz |
CPUクーラー | Wraith Stealth | Wraith Stealth | Wraith Stealth |
PCI-Express | Gen 4, 20 Lanes | Gen 5, 24 Lanes | Gen 3, 16 Lanes |
CPUソケット | AM5 | AM5 | AM4 |
TDP | 65W | 65W | 65W |
PPT | 88W | 88W | 88W |
MSRP | $229 | $229 | $259 |
国内価格 | 32,327円 | 33,800円 | 17,980円* |
発売日 | 2024/01/31 | 2023/01/14 | 2021/04/13 |
*中古価格
Ryzen 5 8600Gは、Zen 4アーキテクチャ(Phoenix)を採用したモデルだ。このPhoenixはモバイル向けのアーキテクチャでそれをデスクトップ向けに変更(TDPの引き上げなど)している。基本的なスペックはモバイル向けのRyzen 7 7640HSと酷似している。2021年4月に発売されたRyzen 5 5600Gの後継モデルという位置づけだ。プロセスは7nmから4nmへと微細化が進む。ダイサイズはわずかに小さくなった。
トランジスタ数は107億から250億へと2.4倍増だ。コア・スレッドは6コア12スレッドと変わっていない。定格クロックは0.4GHz高く、最大クロックも0.6GHz高い。L2キャッシュ容量は倍の6MBになっている。L3キャッシュ容量は16MBのままだ。対応メモリはDDR4-3200からDDR5-5200へと強化されている。内蔵グラフィックスはVegaベースのものからRDNA 3.0ベースのものへと変更された。一気に3世代のステップアップだ。
Radeon 760Mは8つの実行ユニットを持ちグラフィックス周波数は2.8 GHzだ。CPUクーラーはWraith Stealthが同梱となる。PCI-Expressは、Gen 3 16 LanesからGen 4 20 Lanesとなった。CPUソケットは最新のAM5へと変更されている。TDP及びPPTは変更なしだ。MSRPは$30安く$229だ。Ryzen 5 8600Gの国内価格は32,327円だ。Ryzen 5 5600Gは中古価格17,980円とかなり安くなっていることがわかる。
同じZen 4アーキテクチャ採用のRyzen 5 7600と比較していく。コードネームRaphaelはデスクトップ向けモデルを意味する。5nmのCPUダイと6nmのI/Oダイの2つを組み合わせたチップレット構造を採用している。コア・スレッドは6コア12スレッドと共通だ。定格クロックはRyzen 5 8600Gの方が0.5GHz高く、最大クロックはRyzen 5 7600の方が0.1GHz高い。L2キャッシュは6MBと共通だが、L3キャッシュはRyzen 5 7600の方が倍増で32MBとなる。
対応メモリはDDR5-5200と共通だ。Ryzen 5 7600の内蔵GPUはRadeon Graphicsで性能は高くない。実行ユニットはわずか2基だ。CPUクーラーはWraith Stealthとなる。PCI-ExpressはGen 5 24 Lanesだ。CPUソケットはAM5となる。TDP及びPPTはそれぞれ65W・88Wだ。MSRPは$229と同じだ。国内販売価格もよく似ている。
Ryzen 5 8600Gの特徴&注意点【2025年】
内蔵GPUとしてはグラフィックス処理性能が高い
Ryzen 5 8600GはいわゆるAPUで内蔵グラフィックスの処理性能の高さが強みのモデルだ。事実Radeon RX 760Mの性能スコアは6,762とまずまず高い。Pascal世代のGeForce GTX 1050と同程度のパフォーマンスを期待できる。当サイトのベンチマークによってはGeForce GTX 1650を上回ることがあるが、これは本来のパフォーマンスを発揮しているとはいえない。低設定での検証のためCPUボトルネックが発生している可能性が高いからだ。当然設定を上げればGeForce GTX 1650搭載モデルが引き離す形になる。場合によってはGeForce GTX 1050にも当てはまるかもしれない。
従来モデルのRadeon Graphics 7(5 5600G)と比べると2.2倍近い性能の伸びを見せている。RDNA 3.0ベースのGPUになり性能の底上げが行われた。さらに、新しい機能としてHYPR-RXが追加された。グラフィックボードドライバーに搭載される機能のことだ。ソフトウェア上でHYPR-RXを有効化すると、Radeon Super Resolution(RSR)やAMD Fluid Motion Frames(AFMF)といったAMD独自の技術を利用できる。外付けのグラフィックボードと比べると影響はそれほど大きくないもののタイトルによっては大幅にフレームレートを向上させることができる。
なお、APUのパフォーマンスはメモリ規格などによる影響を受けやすく通常運用では性能を引き出すことが難しい。ここでの数値は一つの参考としてみていただければと思う。そういう意味では中上級者向けといえるかもしれない。BTOパソコンで一般的なDDR5-5200やDDR5-4800よりもDDR5-6400やDDR5-6000の選ぶ方がパフォーマンスが伸びやすい。また、シングルチャネルは論外でデュアルチャネルでの運用が前提となる。AM5ソケットのマザーボードと高クロックなメモリを用意するとなるとそれなりにコストが掛かる。
CPU自体のゲーム適性もまずまず高い
Ryzen 5 8600GはCPU自体のゲーム性能もまずまず高い。Ryzen 7 5700Xよりもパフォーマンスは上だ。旧世代とはいえ上位グレードであるRyzen 7シリーズを上回るのは素晴らしい。旧世代のRyzen 5 5600Gよりも21%も高い。Ryzen 7 5700Gと比べても15%以上も上回っている。Ryzen 5 7600との性能差は8%弱だ。
これだけの性能を持っていれば将来的に内蔵グラフィックスの性能に満足できなくても安心してグラフィックボードの増設ができる。Ryzen 5000Gシリーズでは苦戦していたが、Zen 4アーキテクチャになり弱点を克服している。GeForce RTX 5060 Ti 16GB/8GBやGeForce RTX 5060を上限に考えれば十分な性能を持っている。
単体CPUとしてのコストパフォーマンスは悪くない
製品名 | 価格 | コスパ(ゲーム) | ゲーム性能 | コスパ(マルチ) | マルチコア |
---|---|---|---|---|---|
Ryzen 5 9600(6/12) | 38,742 | 0.888 | 34,398 | 0.657 | 25,436 |
Ryzen 7 7700(8/16) | 40,980 | 0.813 | 33,317 | 0.726 | 29,754 |
Ryzen 5 7600(6/12) | 33,880 | 0.886 | 30,030 | 0.699 | 23,695 |
Core i5-14400F(6/12) | 21,350 | 1.360 | 29,045 | 1.130 | 24,129 |
Ryzen 7 8700G(8/16) | 41,970 | 0.678 | 28,436 | 0.650 | 27,282 |
Ryzen 5 8600G(6/12) | 32,327 | 0.856 | 27,656 | 0.689 | 22,270 |
Ryzen 7 5700X(8/16) | 24,800 | 1.090 | 27,036 | 0.919 | 22,789 |
Core i3-14100F(4/8) | 13,310 | 1.773 | 23,605 | 0.922 | 12,278 |
単体のCPUとしてみればコストパフォーマンスはまずまずだ。ここでは内蔵GPUの性能は除外している。CPUのゲーム性能・マルチコア性能ともにRyzen 5 9600やRyzen 5 7600と同程度だ。同じRyzen 8000Gシリーズの上位モデルであるRyzen 8 8700Gよりもコストパフォーマンスが高い。Ryzen 5 8600Gを上回るコスパを持つのは、Core i5-14400F・Ryzen 7 5700X・Core i3-14100Fぐらいだ。AM5ソケットに限定すれば十分戦える水準にあるといえる。
APU | CPU+dGPU | |
---|---|---|
CPU | Ryzen 5 8600G(32,327円) | Ryzen 7 5700X(24,800円) |
グラボ | – | RX 6400(17,480円) |
メモリ | DDR5-6000 32GB(12,970円) | DDR4-3200 32GB(9,280円) |
マザボ | チップセットA620M(10,400円) | チップセットB550M(5,980円) |
トータル費用 | 55,697円 | 57,540円 |
プラットフォームコストを考慮すると立場が悪くなる。Ryzen 5 8600Gは現行AM5ソケット対応モデルで旧世代のAM4ソケットよりもプラットフォームコストが掛かる。純粋にゲーム性能を追求するならRyzen 7 5700X×Radeon RX 6400の方が上だ。AMD製CPUにこだわらないのであればCore i3-14100F×GeForce RTX 3050 6GBの組み合わせでもいい。Ryzen 8 8600Gで組み上げるよりも安く済む。設定も低設定まで下げることなくゲームを楽しめる。トータルコストもほとんど変わらないことがわかる。すでにAM5プラットフォームを持っている方であればRyzen 5 8600Gは魅力的なモデルといえる。
Ryzen 5 8600Gのゲームベンチマーク(内蔵GPU)
Ryzen 5 8600Gの内蔵GPU Radeon 760Mのパフォーマンスを計測していく。フルHD環境×低設定でのフレームレートを計測した。
Borderlands 3
低設定ならなんとか平均フレームレートが60を超えた。従来モデルのRyzen 5 5600Gと比べると80%以上もフレームレートが向上していることがわかる。上位モデルであるRyzen 7 8700Gとの性能差は12%程度とやや大きい。前世代と比べて性能差は広がっているように感じる。GeForce GTX 1650との性能差は大きく55%もフレームレートが高い。
DOTA 2
DOTA 2では平均fpsが179.5、最小fpsが114.0と高い数値を出した。GeForce GTX 1650搭載モデルよりもフレームレートが高くなっている。従来モデルのRyzen 5 5600Gよりも18%程度フレームレートが高い。Ryzen 7 5700Gよりも性能は上だ。上位モデルであるRyzen 7 8700Gとの性能差は3%前後となっている。これぐらいのフレームレートの差であればRyzen 5 8600Gでも十分だろう。
Shadow of the Tomb Raider
Shadow of the Tomb Raiderでも設定を下げることで60fps以上のフレームレートが実現できる。従来モデルのRyzen 5 5600Gよりも平均fpsが210%高く、最小fpsも56%も高い。大幅なパフォーマンス向上を体感できるはずだ。GeForce GTX 1650と比べると40%程度の差がある。
Grand Theft Auto 5
Grand Theft Auto 5では平均fpsが127、最小fpsが81.8と高い数値が出ている。従来モデルであるRyzen 5 5600Gよりも50%以上も向上している。上位モデルであるRyzen 7 8700Gとのフレームレートの差は6%程度だ。Ryzen 7 5700GとRyzen 5 5600Gの時よりも性能差が現れている。GeForce GTX 1650との性能差は40%と大きい。
Cyberpunk 2077
さすがに負荷の高いCyberpunk 2077では厳しい。平均fpsは37.7と40にも届かない。GeForce GTX 1650でも平均fpsは49.3に留まる。Cyberpunk 2077のプレイを前提としているならRyzen 5 8600Gは不向きだ。
Far Cry 6
Far Cry 6では素晴らしい結果が出ている。平均fpsは84.8、最小fpsも65.5と高い。なんとGeForce GTX 1650よりもフレームレートが高い。もちろん低設定での数値なので設定を上げるとGeForce GTX 1650が上回る形になるだろう。従来モデルのRyzen 5 5600Gの3倍以上のフレームレートが出ている。
Ryzen 5 8600Gのゲームベンチマーク(RTX 4090)
外付けのグラフィックボードを搭載した場合のゲーム適性を見ていく。旧世代のRyzen 5000Gシリーズではやや苦戦していたが、Zen 4アーキテクチャになり改善されている。
Borderlands 3
Borderlands 3はAMD製CPUとの相性がよいタイトルといえる。Core i5-14400と同等のフレームレートが出ている。最小fpsは12%も上回っている。Ryzen 5 7600と比べると18%低くなっている。L3キャッシュ容量の差が出ているのだろう。
Cyberpunk 2077
Cyberpunk 2077でも十分なフレームレートが出ている。Core i5-14400よりも平均フレームレートは高くなっている。従来モデルのRyzen 5 5600Gと比べて平均fpsが40%高く、最小fpsも31%高くなっている。これまでのAPUに対するイメージは払拭された。
マインクラフト
マインクラフトでもパフォーマンスは悪くないが、Ryzen 5 7600と比べると30%近くもフレームレートが落ちてしまう。Core i5-14400と比べても10%減だ。
Ryzen 5 8600Gのアプリケーションベンチマーク
Cinebench 2024
Cinebench 2024のマルチコアは704で、シングルコアは98だ。前世代のRyzen 5 5600Gよりもマルチコアが17%高く、シングルコアも17%も高くなっている。Ryzen 5 7600と比べるとマルチコアが16%低く、シングルコアも5%低い。上位のRyzen 7 8700Gと比べるとマルチコアが35%低く、シングルコアも2%低くなっている。
Cinebench R23
Cinebench R23でのマルチコアは13,443で、シングルコアは1,786だ。従来モデルのRyzen 5 5600Gよりもマルチコアが25%高く、シングルコアも23%高い。アーキテクチャが変わり大幅にパフォーマンスが引き上げられている。Ryzen 5 7600と比べるとマルチコアが4%低く、シングルコアも2%低い。ゲーム性能ほどの差は出ていないように思う。
7-Zip
Ryzen 5 5600Gよりも解凍速度が5%速く、圧縮速度も27%も速くなっている。Ryzen 5 7600との性能差は18%前後だ。上位モデルのRyzen 7 8700Gとの性能差は大きく解凍速度で49%速く、圧縮速度も41%速い。
Handbrake
動画のエンコードにかかる時間をまとめている。従来モデルのRyzen 5 5600Gよりも20%以上もパフォーマンスが向上している。Ryzen 7 5700Gよりもパフォーマンスは上だ。Ryzen 5 7600との性能差は10%前後となる。上位モデルのRyzen 7 8700Gとの性能差は27%とやや大きい。コアが多い分だけパフォーマンス面で有利だ。
Ryzen 5 8600G搭載おすすめゲーミングPC
arkhive Gaming Custom GC-A5S(アーク)
価格:139,800円(送料込)
CPU:Ryzen 5 8600G
GPU:Radeon 760M(内蔵GPU)
メモリ:DDR5-6000 32GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:500W 80PLUS BRONZE
コスパ:調査中
Ryzen 5 8600Gの本領発揮となるのはarkhive Gaming Custom GC-A5Sのような小型PCではないかと思う。デスクの上に置いても違和感がない。ビジネス用途がメインなら堪らないモデルといえる。一応グラフィックボードは搭載できるが、ケースサイズが小さくモデルが限定される。メモリはDDR5-6000 32GBと高規格・大容量だ。EXPOプロファイル対応でRyzen 5 8600Gのパフォーマンスを引き出せる。ストレージはSSD 1TB Gen4 NVMeと必要十分だ。電源ユニットは500W BRONZEとなる。APUならこれぐらいの容量でも余裕がある。
Radiant SDM3300X600A(サイコム)
価格:145,460円(送料込)
CPU:Ryzen 5 8600G
GPU:Radeon 760M(内蔵GPU)
メモリ:DDR5-4800 16GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:500W 80PLUS BRONZE
コスパ:調査中
サイコムからもRyzen 5 8600Gを搭載したモデルが販売されている。+21,290円でRyzen 7 8700Gへアップグレードすることもできる。サイコムでは外付けのグラフィックボードを搭載できる。GeForce GT 1030(+13,300円)・GeForce RTX 3050 6GB(+39,190円)・GeForce RTX 5060(+60,770円)が追加可能だ。超小型ケースで内部スペースに余裕があるわけではない。搭載できるグラフィックボードも限定されていてショップに任せる方が安心だ。構成はメモリDDR5-4800 16GB・SSD 1TB Gen4 NVMeと平均以上だ。電源ユニットは500W BRONZEを搭載している。
SR-ar5-5580E/S9/W11(セブン)
価格:186,780円(送料込)
CPU:Ryzen 5 8600G
GPU:Radeon 760M(内蔵GPU)
メモリ:DDR5-6400 64GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
マザボ:チップセットB650
コスパ:調査中
PCケースに「ANTEC P20C」を採用したモデルだ。E-ATX対応のミドルタワーケースとなる。フロントに3基のケースファンを搭載している。dGPUを追加することもできる。もちろん後から追加するのもよいだろう。メモリはOCモデルであるDDR5-6400 64GBだ。高クロック・大容量なのは頼もしい。iGPUのパフォーマンスを最大限に引き出せる。電源ユニットは650W BRONZEだ。マザーボードのチップセットは高コスパなB650だ。無線対応ですぐにネット環境を構築できる。DVDスーパーマルチドライブが標準搭載なのもセブンらしい。
ZEFT R60FG(セブン)
価格:219,780円(送料込)
CPU:Ryzen 5 8600G
GPU:Radeon RX 9060 XT 16GB
メモリ:DDR5-5600 16GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:750W 80PLUS GOLD
マザボ:チップセットB650
コスパ:調査中
Thermaltake Versa H26を採用した一台だ。ATX対応のミドルタワーケースとなる。GPUにはRadeon RX 9060 XT 16GBを搭載している。フルHD環境で高リフレッシュレートも実現しやすい。メモリDDR5-5600 16GB・SSD 1TB Gen4 NVMeと構成は平均以上だ。電源ユニットは750W GOLDで余裕がある。マザーボードのチップセットはB650だ。無線対応で有線環境がなくてもネットに接続できる。
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