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プラネットコースター推奨のおすすめゲーミングPC&必要スペックを検証している。プラネットコースターはテーマパークの経営および運営をするゲームだ。しっかりと作り込まれているのが特徴となる。自由も非常に高く、長く楽しめる内容となっている。要求スペックはそこまで高くないものの、長くプレイしていくうちに、負荷を感じるようになっていく傾向にある。本格的に楽しむなら、余裕のあるスペックを選んでおくとよいだろう。

プラネットコースターの必要&推奨環境

最低環境推奨環境徹底解剖推奨
OSWindows 7/8/10/11 (64-Bit)Windows 7/8/10/11 (64-Bit)-
CPUCore i5-2300Core i7-4770Core i5-13400以上
GPUGTX 560GTX 980RTX 3050以上
メモリ8GB12GB16GB

プラネットコースターの推奨環境の考察

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プラネットコースター2016年に登場したテーマパーク運営シミュレーターだ。要求スペック自体はそれほど高くなく、比較的遊びやすいように思う。しかし、プラネットコースターは特定の要素を活用すると負荷が増大する傾向にある。たとえば、オリジナルのカスタムアイテム機能が該当する。設計図として登録することで、様々なオブジェクトを組み合わせた建造物を設置できる。

広大とは言えないフィールドながら、建造物のサイズと数によっては負荷が大きくなる。この時の負荷はCPUにかかる印象にある。そのため、価格的に選びやすいRyzen 5 4500ではなく、Core i5-13400以上をおすすめしている。コストパフォーマンスを意識するならRyzen 7 5700Xも候補に入ってくるだろう。高性能なCPUが必要となるほどではないものの、ミドルクラスは軸にCPUは選びたい。

プラネットコースターは遊園地を経営するゲームだ。プレイステーションで展開されていた「テーマパーク」シリーズを彷彿させる要素が多い。少なからず影響を受けているようで、同社が展開する「ローラーコースタータイクーン」もローラーコースター(ジェットコースター)の自由度が高い。プラネットコースターもローラーコースターに力を入れたゲームだ。テーマパーク全体を巡らせるローラーコースターも可能だ。

プレイを進行していくと、テーマパーク内に人があふれるようになる。その時、長い距離のローラーコースターを作ってしまうと待ち時間が長くなる。ローラーコースターの存在自体に大きな負荷はなくても、こだわって作れば作るほど影響を与えてしまう。シンプルにすると満足度が低くなるあたり、簡単ではないことがわかる。

2016年に登場したゲームとしては負荷は高めに感じる場面が多い。快適に負荷を感じずにゲームを進行するには、それなりのスペックが求められる。CPUとGPUはミドルクラスと言える性能はほしい。当サイトの推奨環境は標準設定にModなしを想定している。Modの使用を想定するならCore i5-13400にRTX 3060やRTX 3060 Ti、RTX 4060 Ti程度までは見ておく方がいい。

ゲームが進むにつれて負荷が高くなるのはシミュレーションゲームの特徴だ。スタート時点での負荷はそれほど大きくないため、そこを基準に考えてしまうと後悔してしまうだろう。やりこみ要素も多く、前述のカスタマイズで建造物を作る機能などは、こだわりだすと終わりが見えない。負荷にも直結するので、性能には余裕を持っておく方がいい。

プラネットコースターの概要&特徴

自由度の高いテーマパークシミュレーションゲーム

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プラネットコースターはできることが豊富で、型に当てはめたような一方通行のゲームではない。しっかりと利益を出しながら、来訪者の満足度を高めていかなくてはならない。時にはアトラクションを取り壊し、新しいアトラクションを建築することも求められる。コンシューマーで展開されていた「テーマーパーク」シリーズをプレイしていたなら、ある程度の進行は問題がないだろう。

お店を建てて、アトラクションを建てるだけではいけない。道の広さや各種スタッフの常駐させるなどの対応が必要だ。お店まで続く待機する道の長さにも注意したい。人気のある店でも待機する道が短ければ流行らず不満が貯まる。人気がそれほど高くないお店に対して、長くしすぎてもスペースを取るだけだ。混雑する道は広げなければ進行が難しくなる。

人通りの多いところには清掃員やゴミ箱がなければゴミが散乱する。建てて終わりではなく、そこから動向を見ながらの調整が必要だ。そして、それこそがプラネットコースターの醍醐味である。テーマパークとはよく言ったもので、カスタマイズでオリジナルの建造物を作成し、コンセプトに沿ったテーマを持つ遊園地を作ることもできる。登場から長いため、少し探せば動画でも確認できる。

Minecraft・マリオ・ディズニーランドを意識した遊園地が見られる。Modで探してもすぐに見つかるはずだ。アトラクションの見た目は変更できないが、パーク内のテーマを統一することで、現実にはない人気ゲームのテーマパークを作れる。この自由度の高さはプラネットコースターならではだ。歩道も自由に作れるのは当たり前だ。しかし、敷地が決まっている遊園地内で、無駄に張り巡らせるとスペースを埋めてしまう。

ある程度園内を回れるようにするとアトラクションなどが設置しにくくなる。道一つとっても正解はない。最終形を最初から決め撃ちすることも現実的ではない。繰り返し調整することで、欠点やマイナスを補っていく。自分の持つ発想次第で、誰とも違うテーマパークを築き上げられる。Modや動画を見ると、楽しさがわかりやすいのではないだろうか。

自由であることは、同時に難易度が上がりやすい。しかし、プラネットコースターの自由度はメインの進行とは違うところにある。ゲームの進行は容易でありながら、独創的な遊園地を作り上げることができる。自由だからこそ難易度を易しくすることもできるのが特徴と言える。

経営面も細かくデータで見ることができる

プラネットコースターは自由度の高さが最大の魅力である。ただ、それ以外の部分もしっかり作り込まれている。自由を追い求め過ぎて他がおざなりにはなっていない。アトラクションごとの収支、お店の収支を細かく見ることができる。このデータがあるからこそ、プラネットコースターは長く人気のあるゲームになっているように感じる。

なぜこのアトラクションやお店の売上がいいのか、悪いのかの判断はデータを基にすることになる。メインストリートより離れたところにあるのに人気があると、通り道のショップやアトラクションの売上がどう影響するか。目的地が遠いとスルーされるのか。移動時間が多くなると疲労で単価が落ちているかなども見るようになる。それらを判断して移転や移設を検討する。

人気のショップやアトラクションの周辺を拡張していくという判断にもつながるだろう。経営を続けていく上で赤字はよくない。では、どのようにして改善していくか。ここが手腕の見せどころだ。小さな改善で大きな成果を生み出すこともあれば、逆に大きな改革で小さな成果となることもある。序盤は少し苦労するかもしれない。慣れてくると先を見据えて、ショップやアトラクションの設置を考えるようになる。

シミュレーションゲームであるため、経営面もしっかり細かくできている。単調になりにくいので長く遊べる要素だ。データを無視すると、いくら人気があってもすぐに赤字転落してしまう。自分の考えをうまく反映できるように、頭を使いながら経営する。シミュレーションゲームの醍醐味も味わえるゲーム内容となっている。お気に入りのアトラクションがあると、撤去すべきかどうかの判断はなかなかに難しい。

道路・アトラクション・ショップの位置取りにこだわった綺麗な場所も、売上低下の原因になっているという結論に至ると悔しさもある。それをいかに納得のいく形に改善していくか。自由の裏には、地道な細かな作業もある。ゲームバランスがよいからこそ、こういった経営面のよさも引き出されている。シミュレーションゲームとしても非常に高い完成度を誇っている。

プラネットコースター向けおすすめのゲーミングPC

Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデル(ドスパラ)

Lightning価格:92,980円(税込)
CPU:Ryzen 5 4500
GPU:GeForce GTX 1660 SUPER
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:550W 80PLUS BRONZE
コスパ:9.2

公式サイト詳細

Lightning AT5はプラネットコースターをプレイできる最低限と言える性能を有している。実際には少し余裕がある程度ではあるが、最高設定や高解像度への対応力は低い。予算を抑えることを第一に考えたモデルなので、あまり性能に期待してはいけない。しかし、価格を考えると十分だ。予算を抑えつつある程度快適にプレイできればよいという場合に、Lightning AT5は有力な選択肢になるはずだ。

Magnate MV(ドスパラ)

Lightning価格:134,979円(税込)
CPU:Core i5-13400F
GPU:GeForce RTX 3060
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:10.0

公式サイトMagnate MV詳細

Magnate MVはプラネットコースターの推奨環境に対して余裕のある性能を有している。コストパフォーマンスがよく、多くのゲームに対応できることから、ゲームをメインに考えるなら候補に入れたいモデルだ。ゲーミングPCではなく、一般向けPCであるため、比較的安価に販売されている。ゲーミングPCでなくても、性能はゲーミングPCと変わらないので安心して選んでほしい。

NEXTGEAR JG-A7G6T(マウスコンピューター)

NEXTGEAR価格:179,800円(税込)
CPU:Ryzen 7 5700X(水冷)
GPU:GeForce RTX 4060 Ti
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 1TB NVMe
電源:750W 80PLUS BRONZE
コスパ:9.4

公式サイトNEXTGEAR JG-A7G6T詳細

NEXTGEAR JG-A7G6Tはプラネットコースターを快適にプレイできる性能がある。最高設定、Mod、DLCなど、負荷を大きくする要素に対応できる。あまり恩恵はないが、高リフレッシュレートにも対応可能だ。フルHDを超える解像度でも安定しやすいので、プラネットコースターを余すことなく楽しめる。

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