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Core i3でゲームはできるのか、ゲーミングPCに不向きなのかを実測で検証していく。少しでも予算を抑えたい方にとって、Core i5より安く買えるCore i3は気になる存在だろう。当サイトでは、Core i3-13100とCore i5-13400・Core i7-13700・Core i9-13900Kを、GeForce RTX 4090とGeForce RTX 4060 Ti 8GBの2枚のグラフィックボードと組み合わせてフレームレートを計測した。

現行モデルのCore i3-14100は、Core i3-13100のクロックを少し引き上げた改良版で、ゲーム性能はほぼ同じだ。この記事の計測結果はCore i3-14100にもそのまま当てはまる。旧世代のCore i3-12100・Core i3-10105・Core i3-9100・Core i3-8100、2025年に発表されたCore Ultra 3 205についても触れている。

当ページの概要

●Core i3で足りる人:GeForce RTX 5060クラスまでのグラフィックボードで、フルHDの高設定やWQHDで60fps前後を目安に遊ぶ人。重いゲームほどグラフィックボードが先に限界を迎えるため、Core i9との差はほとんど出ない
●Core i3では足りない人:RTX 5070 Ti以上の高性能なグラフィックボードと組み合わせる人や、フォートナイトなどでフルHD・低〜中設定の高フレームレートを狙う人。Core i9より5〜7割フレームレートが下がる場面がある
●注意点:2026年10月時点で、Core i3を搭載したゲーミングPCは大手BTOメーカーではほぼ販売されていない。同じ予算なら、Ryzen 5 4500×RTX 3050搭載モデル(10万円前後から)か、Core i5-14400F/Ryzen 5 7500F×RTX 5060搭載モデル(15万円前後から)が現実的な選択肢だ

Core i3でゲームはできる?計測結果を検証

組み合わせる
グラボ
低負荷のゲーム
フォートナイト・FF14など
高負荷のゲーム
Cyberpunk 2077・Forza Horizon 5など
フルHD WQHD 4K フルHD WQHD 4K
RTX 4090 ×
i9が有利
×
i9が有利
×
i9が有利
△
i9がやや有利
△
i9がやや有利
○
i3でもOK
RTX 4060 Ti
(≒RTX 5060)
×
i9が有利
○
i3でもOK
○
i3でもOK
○
i3でもOK
○
i3でもOK
○
i3でもOK

GeForce RTX 4060 Ti(現行のRTX 5060と同じくらいの性能)クラスのグラフィックボードであれば、Core i3シリーズでも上位モデルに近いフレームレートが出る。重いゲームや高解像度ではグラフィックボードが先に限界を迎えるため、CPUの差が表に出にくいからだ。ただし、フォートナイトのように負荷が軽いゲームをフルHDで遊ぶ場合はCPUの差がそのまま出て、Core i9シリーズが有利になる。ゲームプレイだけを考えるなら、Core i9-13900K×RTX 4060よりもCore i3-13100×RTX 4060 Tiのほうがフレームレートは高くなると言える。

ハイエンドのGeForce RTX 4090になると、基本的にはCore i9シリーズが優勢だ。Core i3と同等になるのは、Forza Horizon 5などGPU負荷の高いタイトルを4Kで遊ぶ場合に限られる。高性能なグラフィックボードを買うなら、CPUにもお金をかけるべきだ。

グラフィックボード別の目安

Core i9-13900Kのフレームレートが、Core i3-13100より何%高かったかをまとめた。数字が小さい(緑)ほど、Core i3でも上位CPUと変わらないということだ。

ゲーム RTX 4060 Ti RTX 4090
フルHD WQHD フルHD WQHD
フォートナイト 約70% 小さい 50〜60% -
FF14 26% 10% 65%以上 55%以上
Forza 5 差なし 差なし 差なし 差なし
Cyberpunk 差なし 差なし 54% 27%
Cyberpunk RT 8% - 約70% -

※RTX 4060 TiはRTX 5060とほぼ同じ性能。Forza 5はForza Horizon 5、CyberpunkはCyberpunk 2077。フォートナイトのRTX 4060 Ti・フルHDは中設定。RTはレイトレーシング・ウルトラ+DLSS 3。「-」は未計測

グラボ Core i3 理由
RTX 3050〜5060 ○ 十分 CPUの差はほぼ出ない
RTX 5060 Ti・5070 △ 用途次第 高fps狙いならCore i5以上
RTX 5070 Ti〜 × 不向き グラボを活かしきれない

どの組み合わせなら性能を引き出せるかは「CPUとグラフィックボードの組み合わせ・相性を比較」で、CPUとGPUの組み合わせごとにまとめている。

そもそもCore i3シリーズって何?

Core iシリーズのエントリークラス

Pentium Gold
G7400
Core i3
13100
Core i5
13400
Core i7
13700
基本仕様
コードネーム Alder Lake Raptor Lake Raptor Lake Raptor Lake
コア(P+E) 2 4 6+4 8+8
スレッド 4 8 16 24
クロック(GHz)
Pコア 定格 3.7 3.4 2.5 2.1
Pコア 最大 - 4.5 4.6 5.2
Eコア 定格 - - 1.8 1.5
Eコア 最大 - - 3.3 4.1
キャッシュ・メモリ
L2(MB) 2.5 5 9.5 24
L3(MB) 6 12 20 30
DDR5 4800 4800 4800 5600
DDR4 3200 3200 3200 3200
内蔵グラフィックス
GPU UHD 710 UHD 730 UHD 730 UHD 730
実行ユニット 16 24 24 32
最大(GHz) 1.35 1.50 1.55 1.60
消費電力・付属品
PBP(W) 46 60 65 65
MTP(W) - 89 148 219
CPUクーラー 付属 付属 付属 付属
性能・価格
マルチコア - 11,997 25,345(2.1倍) 36,074(3.0倍)
ゲーム性能 - 23,381 28,926(1.2倍) 37,022(1.6倍)
MSRP $74 $134 $221 $384
発売日 2022/1/4 2023/1/4 2023/1/3 2023/1/4

※「-」は非対応・非搭載・データなし。メモリは対応する最大速度(MT/s)。マルチコア・ゲーム性能のカッコ内はCore i3-13100を1としたときの倍率。スマホでは表を横にスクロールできます

Core i3シリーズとは、Intelの高性能モデルであるCore iシリーズのエントリークラスという位置づけにあるCPUのことだ。上位モデルにはCore i5シリーズ・Core i7シリーズ・Core i9シリーズがあって数字が大きいほど高性能になる。下位モデルにはPentium Goldシリーズがある。Pentiumシリーズはスペックも控えめで性能も低い。

Core i3-13100はエントリークラスとは言っても廉価モデルであるPentium Gold G7400よりも価格が$57高い。スペックを見るとその分パフォーマンスも向上していることがわかる。Pentium Goldでゲームプレイを行おうと考える人はいないが、Core i3になるとやはり対応できそうで気になるところだろう。

Pentium Gold G7400と比べるとコア/スレッドも2コア2スレッドから4コア8スレッドへと大幅にアップしている。ブーストクロックにも対応していてクロック周波数も高い。Core i5シリーズになると10コア16スレッド、Core i7シリーズでは16コア24スレッドとより高い性能を得られる。一般的にゲーミングPCではCore i5シリーズ以上が選択されることが多い。それはCore i3シリーズの4コア8スレッドというスペックだとロードなどで重さを感じてしまうことがあることも要因のように思う。

第14世代までに大きく進化している

Core i3
13100
Core i3
12100
Core i3
10105
Core i3
10100
Core i3
9100
Core i3
8100
Core i3
7100
基本仕様
コードネーム Raptor Lake Alder Lake Comet Lake Comet Lake Coffee Lake R Coffee Lake Kaby Lake
プロセス Intel 7 Intel 7 14nm 14nm 14nm 14nm 14nm
コア/スレッド 4/8 4/8 4/8 4/8 4/4 4/4 2/4
クロック(GHz)
定格 3.4 3.3 3.7 3.6 3.6 3.6 3.9
最大 4.5 4.3 4.4 4.3 4.2 - -
キャッシュ・メモリ
L2(MB) 5 5 1 1 1 1 0.5
L3(MB) 12 12 6 6 6 6 3
DDR5 4800 4800 - - - - -
DDR4 3200 3200 2666 2666 2400 2400 2400
DDR3L - - - - - - 1600
内蔵グラフィックス
GPU UHD 730 UHD 730 UHD 630 UHD 630 UHD 630 UHD 630 HD 630
実行ユニット 24 24 24 24 24 24 24
最大(GHz) 1.50 1.40 1.10 1.10 1.10 1.10 1.10
消費電力
PBP(W) 60 60 65 65 65 65 51
MTP(W) 89 89 90 90 - - -
性能・価格
マルチコア 11,997 11,415 6,773 6,652 5,368 4,982 4,620
ゲーム性能 23,381 23,258 20,224 20,069 19,406 18,769 16,070
MSRP $134 $122 $134 $122 $122 $117 -
発売 2023/1 2022/1 2021/3 2020/4 2019/4 2017/10 2017/1

※「-」は非対応・データなし。メモリは対応する最大速度(MT/s)。マルチコア・ゲーム性能の下のバーはCore i3-13100を100%としたときの長さ。スマホでは表を横にスクロールできます

第7世代から第13世代までのCore i3を比較していく。Core i3シリーズも大きく進化していることがわかる。Core i3-13100では4コア8スレッドとなり、ブーストクロックも最大4.5GHzに到達している。2017年発売のIntel第7世代Core i3-7100が2コア4スレッドだったのでコア・スレッドは倍増だ。Core i3-7100はブーストクロックには対応していない。マルチコア性能はおよそ2.4倍、ゲーム性能も20%も高くなっている。

第8世代では物理コアが2つ増えて4コア4スレッドとなった。これで一気にゲーミング性能が向上した。Core i3-7100からの伸びは17%と大きい。ハイパースレッディングには非対応だ。そして、第9世代になって初めてCore i3シリーズもブーストクロックに対応となった。ここに来てCore i3シリーズへの期待値が上がったように思う。実際はそこまでゲーム性能は高くなく搭載モデルはほとんどなかった。ドスパラやパソコン工房など一部のBTOメーカーで取り扱いがあったぐらいで人気モデルとは言えない。

第10世代になって第7世代以来実に3世代ぶりにハイパースレッディングに対応となった。4コア4スレッドから4コア8スレッドへと進化した。マルチコア性能は向上したが、ゲーム性能はそこまで伸びていない。クロック周波数がそこまで高くなっていないことが要因かもしれない。第11世代はラインナップがなく同じComet LakeのCore i3-10105がCore i3-10100の後継モデルに当たる。

Alder Lakeの第12世代ではプロセスが10nmへと微細化されて大きく進化した。15%のパフォーマンス向上はCore i3-7100からCore i3-8100への伸びに次いで二番目だ。ゲームプレイに有効なL2キャッシュ及びL3キャッシュが大幅に増えたことも大きい。Core i3-10105/Core i3-10100と比べて15%以上もゲーム性能が向上している。Core i3-13100でクロック周波数が引き上げられてパフォーマンスが少しだけ高くなった。

現行のCore i3-14100とCore Ultra 3 205

2024年1月に登場したCore i3-14100は、Core i3-13100の改良版だ。4コア8スレッドという構成は変わらず、ブーストクロックが最大4.5GHzから4.7GHzに上がっただけなので、ゲーム性能はほぼ同じと考えてよい。内蔵グラフィックスのないCore i3-14100Fもある。詳しくは「Core i3-14100の性能比較&ベンチマーク検証」を参考にしてほしい。

2025年には、Core Ultraシリーズ2のエントリーモデルとしてCore Ultra 3 205が発表された。高性能なPコア4つに省電力のEコア4つを加えた8コア8スレッド構成で、マルチコア性能はCore i3-14100より大幅に高い。ただし、対応するのは新しいLGA1851ソケットとIntel 800シリーズのマザーボードだ。BTOパソコンでの採用例もほとんどなく、ゲーミングPCを買う方が選択肢として考える必要はまだないだろう。

Core i3と最新CPUのゲーム性能比較

CPU ゲーム性能 13100比
Ryzen 7 9800X3D 45,025 193%
Ryzen 7 7800X3D 42,174 180%
Core Ultra 7 270K Plus 37,980 162%
Ryzen 7 9700X 37,776 162%
Core i7-14700F 35,798 153%
Core Ultra 5 250K Plus 35,337 151%
Ryzen 5 9600X 35,114 150%
Core i5-14600K 34,182 146%
Core Ultra 5 245K 32,850 140%
Ryzen 5 7500F 30,981 133%
Core Ultra 5 225F 30,496 130%
Core i5-14400F 29,045 124%
Core i5-13400F 28,926 124%
Ryzen 7 5700X 27,036 116%
Core i5-12400F 26,448 113%
Core i3-14100 25,805 110%
Ryzen 5 5600 25,000 107%
Core i7-11700 24,828 106%
Ryzen 5 5500 24,713 106%
Core i9-9900K 23,435 100%
Core i3-13100 23,381 100%
Core i3-12100 23,258 99%
Core i5-11400 22,473 96%
Ryzen 5 4500 21,026 90%
Core i3-10105 20,251 87%
Core i3-10100 20,069 86%
Core i3-9100 19,406 83%
Core i3-8100 18,769 80%
Core i3-7100 16,070 69%

※スコアはCPU性能比較表のゲーム性能。緑の行がCore i3。F付きモデル(内蔵GPUなし)は無印と同じスコア

上記は主なCPUのゲーム性能スコアをまとめたものだ。Core i3-13100は23,381で、第9世代のCore i9-9900K(23,435)とほぼ同じ。後継のCore i3-14100は25,805とRyzen 5 5600(25,000)を上回る。ただし、いまのゲーミングPCで定番のCore i5-14400F(29,045)は24%、Ryzen 5 7500F(30,981)は33%もCore i3-13100より高い。

2017年発売の第7世代のCore i3-7100と比べると、Core i3-13100は45%以上もゲーミング性能が高い。Core i3シリーズのターニングポイントはCore i3-8100だろう。2コア4スレッドから4コア4スレッドへと物理コアが増えたのは大きい。この世代からは4コアがデフォルトとなった。エントリークラスであるCore i3もちゃんと性能の底上げが行われているのだ。

Core i3搭載のゲーミングPCはほぼ売っていない【2026年】

主要6社で4,076台中2台だけ

Core i3シリーズを搭載したゲーミングPCは、BTOパソコンではほとんど販売されていない。当サイトが集計している主要6社(ドスパラ・パソコン工房・マウスコンピューター・OZgaming・サイコムほか)の販売中のゲーミングデスクトップPCは、2026年10月12日時点で4,076台。そのうちCore i3を搭載したモデルは1社の2台だけで、いずれも旧世代のCore i3-12100だった。Core i3搭載機を買いたくても、BTOパソコンでは選択肢がないと考えておこう。

ゲーム用途では最低でも6コア、理想は8コアと言われている。4コア8スレッドのCore i3は、フレームレートに問題がなくても、ゲームの起動やロード、ゲームをしながらの配信やブラウザの同時使用で重さを感じることがある。BTOメーカーがCore i3を採用しないのはそのためだろう。

いま買うならCore i3ではなくこの構成

Core i3-13100は、ゲーム性能だけならRyzen 5 4500やRyzen 5 5500より上で、Ryzen 7 5700Xに近い。ただ、BTOパソコンで実際に選べるのは次のような構成だ。

予算 現実的な構成 Core i3との比較
10万円前後〜 Ryzen 5 4500/Ryzen 5 5500 × RTX 3050 6GB ゲーム性能はCore i3-13100よりやや低いが、6コア12スレッドで普段使いは快適。RTX 3050ならCPUの差はほぼ出ない
15万円前後〜 Core i5-14400F/Ryzen 5 7500F × RTX 5060 CPU・GPUともにCore i3-13100×RTX 4060 Tiの組み合わせを上回る。長く使うならこちら

自作・中古なら第8世代以降のCore i3が最低基準

自作PCや中古PCでCore i3を選ぶなら、第8世代以降のモデルにしよう。Core i3-7100は2コア4スレッドで、いまのゲームではボトルネックになり、グラフィックボードの性能を引き出せない。最低でも4コア4スレッドは欲しい。Core i3-12100以降であれば、6コア12スレッドのCore i5-10400やCore i5-11400と同等以上のゲーム性能があり、RTX 3050やRTX 5060と組み合わせても十分通用する。

価格帯ごとのおすすめモデルは「5万円以上15万円以下のゲーミングPCおすすめ」と「15万円以上25万円以下のおすすめゲーミングPC」でまとめている。

Core i3-13100と同等以上の性能で選べるゲーミングPC

Core i3-13100 を搭載した新品のPCは、現在ほぼ流通していない。いま同じくらいの性能なら Core Ultra 5 225F(単体 約21,980円) が相当する。(2023/01/03 発売)

THIRDWAVE AD-C5F56B-09W Intel Core Ultra/LEDファン標準搭載モデル(ドスパラ)

THIRDWAVE AD-C5F56B-09W Intel Core Ultra/LEDファン標準搭載モデル コスパ 9.8
買い替え目安Core i3-13100 → Core Ultra 5 225F|約1.2倍のゲーム性能・コア/スレッド 4/8→10/16
価格 219,980 円 +送料3,300円
CPU Core Ultra 5 225F
GPU RTX 5060 Ti 8GB
メモリ DDR5 16GB16GB×1枚
SSD 500GB Gen4 NVMe
電源 650W 80PLUS BRONZE
マザボ B860
長所
  • Core Ultra 5 225F×RTX 5060 TiでフルHD最高設定が快適
  • LGA1851対応でArrow Lake Refreshへの換装も可能
短所
  • VRAM 8GBは重量級・高解像度ゲームでやや不足
  • メモリ・ストレージ容量は平凡
管理人の評価コメントを読む
管理人

搭載するCore Ultra 5 225Fは、Core i3-13100の約1.2倍のゲーム性能にあたる。コア/スレッドは10/16、最大4.70 GHz、TDPは121W。CPU単体では約21,980円である。

NEXTGEAR JG-A7G70(ホワイト)7800X3D×RTX 5070(マウスコンピューター)

NEXTGEAR JG-A7G70(ホワイト)7800X3D×RTX 5070 コスパ 9.7
買い替え目安Core i3-13100 → Ryzen 7 7800X3D|約1.7倍のゲーム性能・コア/スレッド 4/8→8/16
価格 299,800 円 送料無料
CPU Ryzen 7 7800X3D
GPU RTX 5070
メモリ DDR5 16GB16GB×1枚
SSD 500GB Gen4 NVMe
電源 650W 80PLUS BRONZE
マザボ A620A
長所
  • Ryzen 7 7800X3D×RTX 5070でWQHDまで快適に遊べる
  • 240mm水冷クーラーを標準搭載
  • AM5プラットフォームでCPUの載せ替え先が広い
  • 基本3年保証と24時間365日の電話サポート付き
短所
  • メモリが16GB×1のシングルチャネル構成
  • 電源が650W BRONZEでGPU換装の余地は狭い
管理人の評価コメントを読む
管理人

搭載するRyzen 7 7800X3Dは、Core i3-13100の約1.7倍のゲーム性能にあたる。コア/スレッドは8/16、最大5.00GHz、TDPは120W。CPU単体では約41,900円である。

性能の倍率は当サイトのゲーム性能スコアにもとづく比較値である。掲載価格・在庫は変動するため、購入前に公式サイトで最新の情報を確認してほしい。

ゲームプレイ時のベンチマーク一覧

Core i9-13900K・Core i7-13700・Core i5-13400・Core i3-13100の各CPUでのフレームレートを計測した。グラフィックボードはGeForce RTX 4090とGeForce RTX 4060 Ti 8GBを選択した(2023年計測)。RTX 4060 Ti 8GBは、現行のGeForce RTX 5060と同じくらいの性能だ。その他はベンチマーク検証機材でまとめている。

フォートナイト

fortnitefortnite-rtx4090fortnite-rtx4060ti8gb

フォートナイトはCPU性能の差が現れやすいタイトルの一つだ。グラフィックスにハイエンドのGeForce RTX 4090を選択した場合、Core i9-13900KとCore i3-13100で50%-60%程度のフレームレートの差が生まれる。Core i7-13700でもCore i9-13900Kと同等のフレームレートが出ているのは興味深い。また、Core i5-13400とCore i3-13100の性能差はそれほど大きくなく10%程度に留まる。

ミドルクラスのGeForce RTX 4060 Ti 8GBでもCPUによるパフォーマンスの差が大きい。ただし、それはフルHD×中設定に限定される。Core i9-13900KとCore i3-13100でフレームレートの差は70%近い。一方で、フルHD×最高設定やWQHD環境ではそこまで大きな差がないことがわかる。

FF14

ff14画像引用元:https://www.playstation.com/ff14-rtx4090ff14-rtx4060ti8gb

FF14でのフレームレートを見ていこう。GeForce RTX 4090で見るとやはり同じグラフィックボードでもCPUによってフレームレートに顕著な差がある。フルHDではCore i9-13900KとCore i3-13100で65%以上と大きい。WQHDで55%以上、4Kで25%以上と高解像度になるほど差が縮まる。

グラフィックスがミドルハイクラスのGeForce RTX 4060 Ti 8GBでもCPUによる性能差はあるもののGeForce RTX 4090ほどではない。フルHDではCore i9-13900KとCore i3-13100で26%、WQHDでは10%、4Kでは性能差なしだ。これぐらいの差であればCore i3-13100でもよいように思える。極端な話Core i9-13900K×RTX 4060 Ti 8GBではなく、Core i3-13100×RTX 4070を選ぶ方がフレームレートは高くなるだろう。

Blue Protocol

※Blue Protocolは2025年1月18日にサービスを終了している。CPUによる差の傾向を見る参考値として計測結果を残している。

blueprotocolblueprotocol-rtx4090blueprotocol-rtx4060ti8gb

Blue ProtocolはMMOタイトルで、人が多い街中などでCPUの負荷が上がりやすい。ハイエンドのGeForce RTX 4090を選択した場合、Core i9-13900KとCore i3-13100での性能差はフルHDで70%、WQHDで49%、4Kで13%だ。人気の高いCore i5-13400と比べると3%-13%程度の差がある。GeForce RTX 4090を選択する場合はCore i7-13700以上を選ぶ方がグラフィックボードの性能を活かせそうだ。

GeForce RTX 4060 Ti 8GBの場合のパフォーマンスを見ていこう。RTX 4090と比べると明らかにCPUによる性能差が小さくなっている。もっとも差が大きくなるフルHDでのCore i9-13900KとCore i3-13100との性能差は13%だ。それがWQHDでは6%、4Kでは7%とより縮まる。Blue ProtocolではCore i3-13100を選択してもそこまで大きなマイナスがあるわけではないと言えそうだ。

Forza Horizon 5

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Forza Horizon 5はGPU負荷の高いタイトルで、CPUによる性能差はほとんどない。ゲーミングPCを購入する目的がForza Horizon 5ならCPUについては無視してもよい。もちろんそれは極論で他のタイトルをプレイすることを考慮した上での選択が重要だ。

Cyberpunk 2077

Cyberpunk2077topcyberpunk2077-rtx4090cyberpunk2077-rtx4060ti8gb

Cyberpunk 2077は負荷の高いタイトルの一つだ。GeForce RTX 4060 TiではグラフィックボードがボトルネックとなりCPUによる差が生まれていない。GeForce RTX 4090を搭載した場合はある程度CPUにもお金を掛けるべきだろう。フルHDではCore i9-13900KとCore i3-13100で54%程度の差がある。WQHDで27%、4Kで1%程度だ。高解像度が前提ならCore i3-13100でもよいだろう。

Cyberpunk 2077 RT

Cyberpunk2077topCyberpunk 2077 RT-rtx4090cyberpunk2077rt-rtx4060ti

次にレイトレーシングウルトラでのパフォーマンスを見ていく。GeForce RTX 4090ではやはりCPUによってフレームレートが変わる。DLSS 3.0有効時のCore i9-13900KとCore i3-13100の差は70%近い。DLSS 2.0でも60%以上だ。GeForce RTX 4090を選択するならCore i7-13700以上を選択するとグラフィックボードの性能を引き出せる。

GeForce RTX 4060 TiではGeForce RTX 4090搭載時ほど大きな差が出ているわけではないが、DLSS 3.0有効化時でCore i9-13900KとCore i3-13100で8%程度の差がある。DLSS 2.0有効化時で25%だ。レイトレーシングを使用したいならCore i5-13400以上を選択しておこう。

まとめ:Core i3を選んでもよい人・やめた方がいい人

Core i3シリーズはゲームができないCPUではない。RTX 5060クラスまでのグラフィックボードと組み合わせるなら、重いゲームではCore i9とほとんど変わらないフレームレートが出る。一方で、高性能なグラフィックボードと組み合わせる場合や、軽いゲームで高フレームレートを狙う場合は、CPUの差がはっきり出る。

  • 選んでもよい人:自作PCや中古PCで予算を抑えたい人、RTX 3050〜RTX 5060クラスでフルHD〜WQHDを遊ぶ人
  • やめた方がいい人:RTX 5070 Ti以上を使う人、フォートナイトやApex Legendsで144fps以上を狙う人、ゲームをしながら配信もしたい人
  • BTOパソコンを買う人:Core i3搭載機はほぼないので、Ryzen 5 4500×RTX 3050(10万円前後)か、Core i5-14400F/Ryzen 5 7500F×RTX 5060(15万円前後)から選ぶ

各モデルの詳しい性能は「Core i3-14100」「Core i3-13100」「Core i3-12100」のベンチマーク記事を参考にしてほしい。

ベンチマーク検証機材

testsystem_Intel Ver

モデル ベンチマーク検証機Intel Ver. 2023
CPU Core i9-13900K
Core i7-13700
Core i5-13400
Core i3-13100
GPU GeForce RTX 4090
GeForce RTX 4060 Ti
メモリ DDR5-5600 32GB
ストレージ SSD 1TB Gen4 NVMe
マザーボード MSI MPG Z790 CARBON WIFI MB5911
電源 玄人志向 1200W PLATINUM KRPW-PA1200W/92+

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