Ryzen 7 8700G出典:https://www.ark-pc.co.jp/

Ryzen 7 8700Gのスペックレビュー&性能ベンチマーク検証を行った。Zen 4とRDNA 3アーキテクチャを採用した最新APUが登場した。Zen 3アーキテクチャ採用のRyzen 7 5700G以来3年振りの登場だ。これまでと同様にモバイル向けRyzen 7000シリーズをデスクトップ向けに設計し直したモデルとなる。デスクトップ向けのAMD Ryzen 7000シリーズとは別物だ。

省電力性を重視していてかつダイエリアの制限からL3キャッシュメモリも少なくなっている。Ryzen 7 8700G以外にもRyzen 5 8600G・Ryzen 5 8500G・Ryzen 3 8300G(OEM向け)などもリリースされている。最新APUのフラグシップモデルであるRyzen 7 8700GについてGeForce GTX 1650搭載モデルと比較しながらその性能を詳しく見ていこう。搭載ゲーミングPCは「Ryzen 7 8700G搭載おすすめゲーミングPC」で紹介している。なお、2025年9月時点で単体CPUは各店舗供給が不足していてドスパラやパソコン工房などのショップでの購入が難しい。中古でしか手に入れられない状況だ。

Ryzen 7 8700Gの基本情報

コードネーム Zen 4 (Phoenix)
プロセス 4nm
コア/スレッド数 8コア / 16スレッド
定格/最大クロック 4.2 GHz / 5.1 GHz
L2キャッシュ 8MB
L3キャッシュ 16MB
TDP 65W
PPT 88W
発売日 2024年01月31日
MSRP $329
中古価格 35,800円~ *2025/9時点
新品は供給不足で入手困難
特徴 (+)Zen 4 + RNDA 3.0搭載の最新APU
(+)最強のCPU内蔵グラフィックス搭載
(+)8コア16スレッドと高スペック
(-)50,000円オーバーと価格が高い
(-)ゲーム性能はGTX 1650に及ばない
(-)プラットフォームコストが高い
評価 ・総合評価
7.5

・ゲーム評価
7.0

Ryzen 7 8700Gのスペック

Ryzen 7 8700G Ryzen 7 7700 Ryzen 7 5700G
メーカー AMD AMD AMD
コードネーム Zen 4 (Phoenix) Zen 4 (Raphael) Zen 3 (Cezanne)
プロセス 4nm 5nm 7nm
ダイサイズ 178 mm² 122 m㎡ 180 m㎡
I/Oダイプロセス 6nm
I/Oダイサイズ 122 mm²
トランジスタ数 250億 65.7億 107億
コア/スレッド数 8/16 8/16 8/16
定格クロック 4.2 GHz 3.8 GHz 3.8 GHz
最大クロック 5.1 GHz 5.3 GHz 4.6 GHz
L2キャッシュ 8MB 8MB 4MB
L3キャッシュ 16MB 32MB 16MB
対応メモリ DDR5-5200 DDR5-5200 DDR4-3200
内蔵グラフィックス Radeon 780M Radeon Graphics Radeon Vega 8
実行ユニット 12 2 8
グラフィックス周波数 2.9 GHz 2.2 GHz 2.0 GHz
CPUクーラー Wraith Spire Wraith Prism Wraith Stealth
PCI-Express Gen 4, 20 Lanes Gen 5, 24 Lanes Gen 3, 16 Lanes
CPUソケット AM5 AM5 AM4
TDP 65W 65W 65W
PPT 88W 88W
MSRP $329 $329 $359
国内価格 52,800円 52,800円~ 23,980円~ *
発売日 2024/01/31 2023/01/14 2021/04/13

*中古価格

Ryzen 7 8700Gは、Zen 4(Phoenix)アーキテクチャを採用したAPUだ。まずは、従来モデルであるRyzen 7 5700G(Zen 3)とスペックを比較していこう。プロセスは7nmから4nmへと微細化されている。Ryzen 7 5700Gがそうであったように、Ryzen 7 8700Gもモバイル向けのRyzen 7000シリーズをAM5に落とし込んだモデルとなる。省電力性とGPU性能の高さから選択されている形だ。

ダイサイズは178m㎡と同等だ。トランジスタ数はおよそ2.5倍で107億から250億へと大幅増だ。コア・スレッドは8コア16スレッドと変わっていない。定格クロックが10%高く、最大クロックも11%高くなっている。L2キャッシュは倍増で8MBだ。L3キャッシュは16MBと変更なしとなる。対応メモリもDDR4-3200からDDR5-5200へとアップグレードされた。

内蔵GPUも大きな変化ポイントだ。Radeon Vega 8からRadeon 780Mになっている。実行ユニットは50%増えて12だ。グラフィックス周波数も45%高く2.9 GHzに到達している。CPUクーラーはWaith Spireとなる。PCI-Expressは、Gen 4, 20 Lanesに対応だ。CPUソケットはAM5へと変更されている。TDPは65Wと共通だ。MSRPでは$30安くなっている。Ryzen 7 8700Gの国内価格は52,800円~だ。Ryzen 7 5700Gはすでに価格が下がっていて中古なら23,980円で購入できる。

同じZen 4のRyzen 7 7700と比較していく。コードネームはRaphaelだ。CPUコアダイとI/Oダイの2つを組み合わせたチップレット技術を採用している。プロセスはそれぞれ5nm、6nmだ。トータルのダイサイズは244m㎡とRyzen 7 8700Gよりも30%以上大きい。トランジスタ数は65.7億に留まる。ここは内蔵GPUの差が出ている。

コア・スレッドは8コア16スレッドと共通だ。定格クロックはRyzen 7 8700Gの方が10%高く、最大クロックはRyzen 7 7700の方が4%高い。L2キャッシュはどちらも8MBだが、L3キャッシュはRyzen 7 7700の方が多く32MBだ。対応メモリはDDR5-5200となる。Ryzen 7 7700で採用されているのはRadeon Graphicsだ。実行ユニットはわずか2つだ。グラフィックス周波数も2.2 GHzに抑えられている。

CPUクーラーはWraith Prism同梱だ。PCI-Expressは、Gen 5, 24 Lanesをサポートしている。CPUソケットはAM5だ。TDP及びPPTに違いはない。MSRPも$329と同等だ。Ryzen 7 7700は発売から少し時間が経ったこともありRyzen 7 8700Gと同じ価格で購入できる。CPU性能だけを見ればRyzen 7 7700が優勢だ。APUとしての性能を見ればRyzen 7 8700Gに軍配が上がる。

徹底解剖サイト管理人

Ryzen 7 8700Gはモノリシックデザインを採用しているのがポイントだ。大きいiGPU搭載のためにL3キャッシュメモリなどが削減されている。一方で、メモリのクロック周波数を引き上げやすいというメリットがある。これはモノリシックデザインではGMI (Global Memory Interconnect)と呼ばれるインターコネクトがないためだ。iGPUのパフォーマンスを引き出すには高クロックなメモリを採用するのが一つの解となる。

Ryzen 7 8700Gの最新評価【2025年】

製品名 価格 コスパ(ゲーム) ゲーム性能 コスパ(マルチ) マルチコア
Ryzen 7 9700X(8/16) 53,800 0.687 36,936 0.601 32,343
Ryzen 5 9600(6/12) 38,742 0.888 34,398 0.657 25,436
Ryzen 7 7700(8/16) 40,980 0.813 33,317 0.726 29,754
Ryzen 5 7600(6/12) 33,880 0.886 30,030 0.699 23,695
Core i5-14400F(6/12) 21,350 1.360 29,045 1.130 24,129
Ryzen 7 8700G(8/16) 新品 28,436 27,282
Ryzen 7 8700G(8/16) 中古 33,980 1.087 28,436 0.952 27,282
Ryzen 5 8600G(6/12) 新品 32,327 0.856 27,656 0.689 22,270
Ryzen 5 8600G(6/12) 中古 25,980 1.065 27,656 0.857 22,270
Ryzen 7 5700X(8/16) 24,800 1.090 27,036 0.919 22,789
Core i3-14100F(4/8) 13,310 1.773 23,605 0.922 12,278


2025年9月に再入荷した際にはCPUがWraith PrismからWraith Stealthに変更されている。リテールクーラーを活用する予定の方にとっては朗報だろう。もっとも記事の執筆をしている時点(2025年9月14日)でRyzen 7 8700Gの在庫が激減中だ。並行輸入品などが出回っているためドスパラ・パソコン工房・TSKUMO・アプライドネットなど有名店舗(正規代理店)以外で購入する際はしっかりと確認してほしい。メーカーの保証を受けられない可能性が高い。

中古価格は33,980円とまずまず高値安定だ。新品の最安値が38,800円程度だったのでやはりそこまで価格が下がらない。それでも3万円台前半で購入できるのであればコストパフォーマンスは良好だ。状態もよい中古品が多いのではないかと思う。新品にこだわるならRyzen 5 8600Gもよいだろう。GPUコアが12基から8基へと33%減だが、価格を考えれば悪くない。APUにこだわりがなければRyzen 5 9600と外付けグラフィックボードとの組み合わせもおすすめだ。Zen 5アーキテクチャになりパフォーマンスも底上げされている。

Ryzen 7 8700Gの特徴&注意点【2024年】

Radeon 780Mの性能はGTX 1050相当に留まる

radeon780mscore
Ryzen 7 8700Gの購入を考えている方がもっとも気になるのがこの内臓グラフィックスの性能だろう。Radeon 780Mのグラフィックス性能スコアは6,577とそこまで高いわけではない。確かに内蔵GPUとしては性能は高いが、GeForce GTX 1050相当の性能を持つに留まる。GeForce GTX 1650と比べると30%以上性能が低い。もちろん、数世代前の50番台相当のグラフィックス処理性能を内蔵GPUが持っているというのは評価できる。

AMDが謳う「GeForce GTX 1650に匹敵する性能」というのは純粋なグラフィックス性能ではなく、GPU負荷の下がる低設定を前提にしていてかつHYPR-RXといった技術を利用した場合を想定しているのではないかと思う。GeForce GTX 1650には及ばず、画質面でも不利になってしまう。筆者はゲームプレイ目的で所有するモデルではないと考える。

CPU自体のゲーム性能は従来モデルより大きく向上

ryzen78700ggamescore
Ryzen 7 8700Gのゲーム性能スコア(CPU)は28,436だ。Ryzen 7 7700と比べると15%程度パフォーマンスが劣る。Ryzen 5 7600にも及ばない。Intel製Core i5-13400と近い処理性能を持っている。価格帯の近いCore i5-14600Kと比べると20%以上劣る。従来モデルのRyzen 7 5700Gと比べると20%近くパフォーマンスが向上している。Zen 4アーキテクチャになってAPUでもまずまずの性能を得られた。クロック周波数の引き上げによるインパクトが大きい。価格帯を考えると物足りないが、APUとしてみれば悪くないように思う。

トータルコストが高めでコスパは悪い

Ryzen 7 8700G i3-14100F×GTX1650 差額
CPU Ryzen 7 8700G
(50,480円)
Core i3-14100F
(19,280円)
-31,200円
CPUクーラー Wraith Spire 同梱
GPU Radeon 780M
(0円)
GTX 1650
(22,980円)
+22,980円
メモリ DDR5-4800
(6,980円)
DDR4-3200
(4,932円)
-2,048円
マザーボード B650M
(19,280円)
B760M
(10,980円)
-8,300円
合計 81,640円 62,220円 -18,568円


Ryzen 7 8700G搭載モデルを組むとなるとメモリとマザーボードがネックとなる。登場からある程度時間は経過したが、なかなか価格が下がらない。AMDが推奨するDDR5-6000などのより高クロックなメモリになるとコストがかさむ。CPU内蔵グラフィックスではメモリのボトルネック解消がパフォーマンスに与える影響は大きい。OCメモリまで考えるならより高い性能を持つCore i3-14100F×GeForce GTX 1650の方が安く済む。これがネックとなりBTOメーカーが販売するモデルも割高だ。

Ryzen 7 8700Gのゲームベンチマーク(内蔵GPU)

すべて低設定でのフレームレート計測だ。60fpsを基準として見るとよいだろう。

Borderlands 3

boarderland3ryzen78700g-borderlands3

Boarderland 3での平均fpsは67.7fpsと十分だ。最小fpsも57.9fpsと問題ない水準にある。従来モデルのRyzen 7 5700Gと比べると平均fpsが80%高く、最小fpsも95%も高い。下位モデルであるRyzen 5 8600Gとの性能差は最大で12%だ。一方で、GeForce GTX 1650搭載モデルと比べると27%も劣る。外付けのグラフィックボードとの性能差は大きい。

DOTA 2

dota2ryzen78700g-dota2

DOTA 2は比較的負荷の軽いタイトルでCPU内蔵グラフィックスでも高いフレームレートが維持できている。GeForce GTX 1650搭載モデルを8%-10%も上回っている。平均fpsは185.2fps、最小fpsは118.3fpsと十分だ。低設定なら問題なくゲームをプレイできる。Ryzen 7 5700Gと比べると平均fpsが15%高く、最小fpsも25%高い。他のタイトルよりも伸びは小さいようだ。

Shadow of the Tomb Raider

Shadow Of The Tomb Raiderryzen78700g-shadowofthetombraider

Shadow of the Tomb Raiderでは平均fpsが69.4fpsと悪くない。GeForce GTX 1650と比べると32%劣る。下位モデルであるRyzen 5 8600Gとの性能差は10%-15%程度とやや大きい。従来モデルのRyzen 7 5700Gと比べると平均fpsが2.4倍の伸びを見せている。Zen 4アーキテクチャの進化は凄まじいものがある。理想のAPUに近づいて来ているのではないかと思う。

Grand Theft Auto 5

gta5ryzen78700g-gta5

Grand Theft Auto 5は国内でも人気の高いタイトルだ。Ryzen 7 8700Gなら設定を下げることである程度快適にゲームをプレイできる。グラフィックボードが不要でも100fpsを超えるのは素晴らしい。最小fpsも90.6fpsと安定していることがわかる。従来モデルのRyzen 7 5700Gと比べても55%以上もフレームレートが高い。GeForce GTX 1650との性能差は23%-27%とやや大きい。外付けのグラフィックボードとの性能差ははっきりとある。

Cyberpunk 2077

Cyberpunk2077topryzen78700g-cyberpunk2077

重量級タイトルのCyberpunk 2077でのフレームレートを見ていく。Ryzen 7 8700Gの平均fpsは45.0fpsとやや厳しい。それでもGeForce GTX 1650との性能差は9%弱とそれほど大きいわけではない。従来モデルのRyzen 7 5700Gと比べると平均fpsが64%高く、最小fpsも70%高くなっている。Cyberpunk 2077などの負荷の高いタイトルでは低設定でも快適にプレイすることは難しい。

Ryzen 7 8700Gのゲームベンチマーク(RTX 4090)

ここでは外付けのグラフィックボードを搭載した場合のパフォーマンスを見ていく。Ryzen 7 8700Gを選ぶ方は基本的にグラフィックボードを搭載しないと思うが、将来アップグレードを検討する際に役立つはずだ。

Borderlands 3

boarderland3ryzen88700gidgpu-borderlands3

Boarderland 3ではCore i5-14400と同等以上のゲーム性能を期待できる。旧世代のRyzen 7 5700Gと比べると25%程度パフォーマンスが高い。Ryzen 7 7700と比べると平均fpsは24%劣る。最小fpsは13%程度低い結果だ。APUの弱点だったdGPU搭載時のパフォーマンスはある程度改善されていることがわかる。

Cyberpunk 2077

Cyberpunk2077topryzen88700gidgpu-cyberpunk

外付けのグラフィックボードを取り付ければRyzen 5 7600と同等のゲーム性能を発揮する。従来モデルのRyzen 7 5700Gと比べると40%程度パフォーマンスが高い。上位モデルであるRyzen 7 7700と比べると6%程度劣る。意外と悪くない結果のように思える。

マインクラフト

minecraftryzen88700gidgpu-minecrat

マインクラフトではRyzen 5 7600どころかCore i5-14400にも届かない。従来モデルであるRyzen 7 5700Gと比べて平均fpsが10%、最小fpsも36%高い。他のタイトルと比べるとやや伸びは小さい。

Ryzen 7 8700Gのアプリケーションベンチマーク

Cinebench 2024

cinebenchr24ryzen78700g-cinebench2024

Ryzen 7 8700Gのマルチコア性能は992で、シングルコア性能は100だ。Ryzen 7 7700と比べるとマルチコア性能が8%低く、シングルコア性能は6%低い。意外と健闘しているように思える。Cinebench 2024ではL3キャッシュの影響は小さいということだろう。従来モデルのRyzen 7 5700Gと比べるとマルチコア性能が28%高く、シングルコア性能も9%高い。Ryzen 5 7600やCore i5-14400を大きく上回るスコアは素晴らしい。

Cinebench R23

cinebenchr15ryzen78700g-cinebenchr23

Cinebench R23はCinebench 2024の前バージョンとなる。こちらを参考にしているユーザーも多いのではないかと思うので、参考として掲載しておく。基本的にはCinebench 2024と同等の傾向が見られる。Ryzen 7 7700と比べるとマルチコア性能が10%低く、シングルコア性能も6%低い。従来モデルのRyzen 7 5700Gと比べるとマルチコア性能が21%高く、シングルコア性能も25%高い。同じ8コア16スレッドというスペックながらアーキテクチャが変わり大きくスコアを伸ばしている。

7-Zip

7zipryzen78700g-zip

Zipファイルの解凍及び圧縮速度をまとめている。Ryzen 7 8700Gはかなり高い水準にある。Ryzen 7 7700との性能差は解凍で4%、圧縮で6%とそれほど大きくない。従来モデルのRyzen 7 5700Gと比べると解凍が18%速く、圧縮は50%以上も速い。Zen 4 CPUとして十分すぎるパフォーマンスを発揮できる。下位モデルであるRyzen 5 8600Gと比べると41%-49%も速い。

Handbrake

handbrakeryzen78700g-handbrake

動画のエンコードにかかる時間をまとめている。数値が少ない方が高性能であることを意味する。Ryzen 7 8700Gは、8コア16スレッドとスペックが高めなこともあって191秒とまずまずの結果だ。従来モデルのRyzen 7 5700Gよりも30%近くも処理が速い。Core i5-14400やRyzen 5 7600をも上回っている。Ryzen 7 7700との性能差は10%弱だ。APUであることを考慮すれば納得できるだろう。

Ryzen 7 8700G搭載おすすめゲーミングPC

Lightning AR7(サードウェーブ)

Regulus AR7 8700G価格:128,980円+送料3,300円
CPU:Ryzen 7 8700G
GPU:Radeon 780M(CPU内蔵)
メモリ:DDR5-4800 16GB
ストレージ:SSD 500GB Gen4 NVMe
電源:450W 80PLUS BRONZE
マザボ:チップセットA620
コスパ:調査中

公式サイト

サードウェーブから搭載モデルがリリースされている。ビジネスモデルというカテゴリーだ。稀にゲームをプレイするけど基本はビジネス用途で考えている方なら選びやすい。本体もコンパクトで置く場所にも困らないだろう。税込128,980円とRyzen 7 8700G単体の価格を考えれば妥当だろう。メモリDDR5-4800 16GB・SSD 500GB Gen4 NVMeと構成は平均的だ。電源ユニットは450W BRONZEを採用している。省電力性の高いAPUなのでこの容量でも問題ない。

arkhive Gaming Custom GC-A7S(ark)

arkhive GC-A7S価格:149,800円(送料込)
CPU:Ryzen 7 8700G
GPU:Radeon 780M(CPU内蔵)
メモリ:DDR5-5600 32GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:120W AC電源
マザボ:チップセットX600
コスパ:調査中

公式サイト

超小型ゲーミングPCとして販売されているモデルだ。CPU内蔵グラフィックスでは非力感が否めない。それでも環境さえ限定すればゲームをプレイできなくもない。注意点としてこのモデルに関してはケースの制約上グラフィックボードの搭載ができない。将来的にグラフィックボードを購入したいと考えている方は避けた方がよい。だからこそAPUが活きるモデルともいえる。構成はメモリDDR5-5600 16GB・SSD 500GB Gen4 NVMeと平均的だ。電源ユニットは120W AC電源を採用している。

arkhive Gaming Limited GL-A7M(ark)

SilverStone FARA H1M PRO Micro-ATX価格:159,800円(送料込)
CPU:Ryzen 7 8700G
GPU:Radeon 780M(CPU内蔵)
メモリ:DDR5-6000 32GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
マザボ:チップセットB650
コスパ:調査中

公式サイト

PCケースに「SilverStone FARA H1M PRO」を採用した一台だ。3基のARGBファンを搭載していて光るゲーミングPCに仕上がっている。メモリにOCモデルであるDDR5-6000 32GBを搭載している。Ryzen 7 8700Gのパフォーマンスを最大限に引き出せる構成だ。ストレージはSSD 1TB Gen4 NVMeを搭載している。電源ユニットは650W BRONZE搭載だ。マザーボードのチップセットはB650だ。アークはカスタマイズ幅が広くベースモデルとして色々楽しめる。CPUクーラーの強化・マザーボードの変更・グラフィックボードの追加にも対応可能だ。

Radiant VX3600B850AG(サイコム)

Radiant GZ3000Z590価格:217,610円+送料2,920円
CPU:Ryzen 7 8700G *カスタマイズ
GPU:GeForce RTX 5060 *カスタマイズ
メモリ:DDR5-4800 16GB
ストレージ:SSD 500GB Gen4 NVMe
電源:550W 80PLUS BRONZE
マザボ:チップセットB850
コスパ:調査中

公式サイト

サイコムでも搭載モデルがリリースされている。初期構成ではRyzen 5 8600Gが選択されているが、+21,290円でRyzen 7 8700Gへアップグレード可能だ。また、今回はグラフィックボードに「Manli製Nebula GeForce RTX 5060 8GB GDDR7」を追加した。メモリDDR5-4800 16GB・SSD 500GB Gen4 NVMeと構成は平凡だ。メモリはDDR5-5600へアップグレードできる。電源ユニットは550W BRONZEだ。グラフィックボード搭載を考慮すれば電源ユニットは強化してもよいだろう。

OMEN 35L(AMD)アドバンスモデル(HP)

OMEN 35L価格:367,160円 269,800円(送料込)
CPU:Ryzen 7 8700G
GPU:GeForce RTX 4070 SUPER
メモリ:DDR5-6000 32GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:850W 80PLUS GOLD
コスパ:調査中

OMENの最新モデルが登場した。前面のRGB対応ファンの存在感が凄い。グラフィックスにハイクラスのGeForce RTX 4070 SUPESRを搭載していて高解像度も視野に入る。メモリDDR5-6000 32GBは圧巻だ。オーバークロックに対応している。ストレージはSSD 1TB Gen4 NVMeと必要十分だろう。電源ユニットは850W GOLDで余裕がある。キャンペーン中ならマウス付きでお得だ。

SR-ar7-7880L/S9/W11(セブン)

ZEFT Z45DCH価格:219,780円(送料込)
CPU:Ryzen 7 8700G
GPU:Radeon 780M(CPU内蔵)
メモリ:DDR5-6400 64GB
ストレージ:SSD 1TB NVMe
電源:550W 80PLUS BRONZE
コスパ:調査中

パソコンショップセブンが販売するこだわりの一台だ。搭載ファンは右フロント12cm×1基なので画像とは異なる点は理解しておこう。カスタマイズである程度近づけることもできるが、CPU性能的にそこまで強化をしても意味がない。メモリDDR5-6400 64GB・SSD 1TB NVMeと圧倒的な構成を持つ。メモリ周りのボトルネック解消でRyzen 7 8700Gのポテンシャルを引き出せる。電源ユニットは550W BRONZE採用だ。

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