Intel Arc B580 Steel Legend 12GB OC出典:https://www.asrock.com/

Intel Arc B580の性能比較&ベンチマーク検証を行った。2024年12月12日に発売されたIntelの新しいグラフィックボードだ。2023年10月に発売されたIntel Arc A580の後継モデルとなる。Arc A580の発売以降あまりIntel製グラフィックボードの話題がなくIntelはグラフィックボードを諦めてしまったのかと思ったが、2024年の終わりになって新しいモデルを投入した。$249とミドルクラスのモデルとなる。大容量VRAM搭載など魅力的なポイントがある。

競合となるのはAda Lovelace世代のGeForce RTX 4060とRDNA 3.0アーキテクチャ採用のRadeon RX 7600となる。どちらも次世代モデルのリリースが予定されていて立ち位置が変わる可能性がある。当然性能が高くなるので価格を抑えるなどで対応しない限り市場シェアを奪うことは難しいだろう。Intel Arc B580を搭載したモデルはあまり販売されていない。ドスパラとフロンティアで少し取り扱いがあるぐらいだ。搭載モデルは「Intel Arc B580搭載おすすめゲーミングPC」を参考にしてほしい。

Intel Arc B580のスペック

世代 Battlemage
プロセス 5nm TSMC
シェーダーユニット 2,560
ベースクロック 2670 MHz
ブーストクロック 2850 MHz
GPUメモリ GDDR6 12GB
L2キャッシュ 18MB
L3キャッシュ
TDP 190W
MSRP $249
国内価格 49,980円~ *発売時点
発売日 2024/12/12

よくわかる!!Intel Arc B580の特徴まとめ

  • (+)RTX 4060/RX 7600 XTよりも性能が高い
  • (+)VRAM 12GBと価格帯から見ると大容量
  • (+)コストパフォーマンスが高い
  • (+)価格が安定している
  • (-)省電力性はいまひとつ
  • (-)旧世代CPUとの相性が悪い
  • (-)搭載モデルがほとんどない

Radeon RX 9070 XTの基本スペック

Intel Arc Aシリーズと比較

項目 Arc B580 Arc A750 Arc A580
アーキテクチャ Battlemage Alchemist Alchemist
GPU BMG-G21 ACM-G10 ACM-G10
プロセス 5nm TSMC 6nm TSMC 6nm TSMC
トランジスタ数 196.0億 217.0億 217.0億
ダイサイズ 272 mm² 406 mm² 406 mm²
Xeコア数 20 28 24
シェーディングユニット 2,560 3,584 3,072
RTコア 20 28 24
Tensorコア 160 448 384
ベースクロック 2670 MHz 2050 MHz 1700 MHz
ブーストクロック 2850 MHz 2400 MHz 2000 MHz
VRAM GDDR6 12GB GDDR6 8GB GDDR6 8GB
メモリクロック 19.0 Gbps 16.0 Gbps 16.0 Gbps
メモリバス 192 bit 256 bit 256 bit
メモリバンド幅 456.0 GB/s 512.0 GB/s 512.0 GB/s
L2キャッシュ 18MB 16MB 8MB
接続インターフェース PCIe 4.0×8 PCIe 4.0×16 PCIe 4.0×16
TDP 190W 225W 175W
補助電源 1×8-pin 1x 6-pin + 1x 8-pin 2x 8-pin
MSRP $249 $289 $179
国内価格 49,980円~ 35,800円~ 24,800円~
発売日 2024/12/12 2022/10/12 2023/10/10

*価格は2025/3時点

Intel Arc Aシリーズの2モデルと比較しながらスペックを見ていく。型番的にはArc A580の後継モデルと言えそうだ。Arc A580のアーキテクチャはAlchemistとなる。Battlemageになり製造プロセスが6nm→5nmへと微細化された。トランジスタ数は9%少なく、ダイサイズはなんと33%も小さくなっている。XZeコア数は4基減少で20基だ。シェーディングユニットも512基減って2,560だ。RTコア及びTensorコアも少なくなっている。

これだけ見れば明らかなスペックダウンだが、性能はArc B580が圧倒的に高い。ベースクロックは57%高く、ブーストクロックも42%も高くなっている。これはプロセスの微細化によって実現できたものだだ。VRAMは50%増えて12GBとなる。メモリクロックが16.0 Gbpsから19.0 Gbpsへと引き上げられている一方で、メモリバスは192 bitへと縮小している。結果的にメモリバンド幅は11%遅く456.0 GB/sとなる。

L2キャッシュは10MB増えて18MBだ。接続インターフェースはPCIe 4.0×8へとダウングレードされている。これはコストを考えた上で選択だろう。パフォーマンスに与える影響はそれほど大きくないので気にしなくてもよい。TDPは15W増えて190Wだ。補助電源は1×8-pinへと変更されている。MSRPは+$70高く$249だ。国内価格は25,180円高く49,980円となる。これだけの価格差があればわかるとおり性能差は大きいと考えて間違いない。

Intel Arc A750になるとさらにスペックが引き上げられている。ただし、性能はやはりArc B580が上回っていることは押さえておいて欲しい。両モデルの違いについて大きなところだとXeコアが28基と多く、シェーディングユニットは3,584だ。Arc B580よりも1,024も多い。また、クロック周波数もA580と比べると高くなっている。Arc B580はさらにその上をいく形だ。メモリ周りはArc A580を踏襲している。L2キャッシュは16MBと増えているが、それでもArc B580の方が2MB多い。TDPは225WとArc B580よりも35W多く、補助電源も1×6-pinが追加される。MSRPは$289とArc B580よりも$40高いが、国内価格はすでに逆転している。

NVIDA・AMDの競合モデルと比較

項目 Arc B580 RTX 4060 RX 7600 XT
アーキテクチャ Battlemage Ada Lovelace RDNA 3.0
GPU BMG-G21 AD107 Navi 33 XT
プロセス 5nm TSMC 5nm TSMC 6nm TSMC
トランジスタ数 196.0億 189.0億 133.0億
ダイサイズ 272 mm² 159 mm² 204 mm²
Xeコア数(SMs/CUs) 20 24 32
シェーディングユニット 2,560 3,072 2,048
RTコア 20 24 32
Tensorコア 160 96 64
ベースクロック 2670 MHz 1830 MHz 1980 MHz
ゲームクロック 2470 MHz
ブーストクロック 2850 MHz 2460 MHz 2755 MHz
VRAM GDDR6 12GB GDDR6 8GB GDDR6 16GB
メモリクロック 19.0 Gbps 17.0 Gbps 18.0 Gbps
メモリバス 192 bit 128 bit 128 bit
メモリバンド幅 456.0 GB/s 272.0 GB/s 288.0 GB/s
L2キャッシュ 18MB 24MB 2MB
L3キャッシュ 32MB
接続インターフェース PCIe 4.0×8 PCIe 4.0×8 PCIe 4.0×8
TDP 190W 115W 190W
補助電源 1×8-pin 1x 12-pin 1x 8-pin
MSRP $249 $299 $329
国内価格
(発売時点)
49,980円~ 52,800円~ 58,800円~
国内価格
(2025/3時点)
49,980円~ 45,800円~ 58,800円~
発売日 2024/12/12 2023/06/29 2024/01/08

*価格は発売時点

競合で同価格帯のGeForce RTX 4060及びRadeon RX 7600 XTと比較していく。アーキテクチャが異なるため数値の比較は参考程度に留めておいてほしい。黄色のマーカーで示したポイントだけを見ていく。まずはプロセスだ。GeForce RTX 4060もArc B580と同じ5nmプロセスを採用している。一方で、Radeon RX 7600 XTは一世代前の6nmだ。Arc B580は5nmプロセスを採用しているにも関わらずダイサイズが272m㎡とやや大きい。Xeコアやシェーディングユニットなどは同じアーキテクチャなら比較しやすいが、アーキテクチャが異なるとそこまで意味がある数値とは言えない。

Arc B580はクロック周波数が高めになっている。ベースクロックは2670MHzと他のモデルよりも35%-40%高い。ブーストクロックも4%-15%高くなっている。VRAM容量はRadeon RX 7600 XTには届かないものの12GBと大容量だ。GeForce RTX 4060よりも50%多い。メモリバスも192 bitと他よりも広い。メモリバンド幅も456.0 GB/sとずば抜けている。L2キャッシュは18MBだ。GeForce RTX 4060よりも6MB少ない。Radeon RX 7600 XTよりも16MBも多いが、当該モデルはそこをカバーするために大容量のInfinity Cache(L3キャッシュ)を搭載している。

Arc B580はMSRPが$249と競合よりも低く設定されている。ここが一番のポイントだ。ただし、国内販売価格はGeForce RTX 4060の方が4,180円安くなっている。発売から時間が経っていることから価格が落ち着いてきている。Radeon RX 7600 XTは58,800円とやや高めだ。VRAM 16GBに価値を見出せる方なら決して高くはないように思う。

Intel Arc B580の特徴&強み

競合を上回るグラフィックス処理性能を持つ

intelarcb580-gamescore
Intel Arc B580のゲーム性能スコアは24,730と高くなっている。Radeon RX 7600 XTよりも5%弱、GeForce RTX 4060よりも10%弱高い。従来モデルのIntel Arc A580と比べると38%もパフォーマンスが向上している。グレード的に上位であるIntel Arc A770と比べても20程度上回っている。GeForce RTX 3060 Tiにも肉薄している。ミドルクラスのモデルとしては十分ではないかと思う。

競合モデルよりも性能が高く価格は安いというのを実現している。Alchemistからまだ2世代でここまで性能を引き上げたのは評価できる。Intelは、WQHD環境でのゲームプレイに適していると謡っているがこれはやや過大評価ではないかと思う。メインターゲットはフルHD環境だ。確かにベンチマークを見ると高解像度になると競合モデルよりも高い性能を持ち差は広がる。

しかしながら、60fpsにはほど遠く十分なフレームレートが出ていない。WQHD環境でゲームを快適にプレイするとなると設定を下げるかアップスケーリング技術に頼る必要がある。ひいき目に見てもWQHDは無理があると言わざるを得ない。フルHD環境+αでのゲームプレイを想定している方ならぴったり当てはまるはずだ。

従来モデルよりも省電力性が改善しているが…

intelarcb580-wattpef.

省電力性はそこまで改善されているわけではない。プロセスを微細化したもののクロック周波数を引き上げたことで相殺されてしまった。ワットパフォーマンス的には従来モデルのArc A580/Arc A770よりも6%高く、Arc A750よりも8%高くなっている。競合のRadeon RX 7600 XTと比べると20%低く、GeForce RTX 4060よりも43%も劣る。省電力性ではAda Lovelace世代のGeForce RTX 4060が優秀だ。これは公式のTDPでも表れている。Arc B580が190Wに対して、GeForce RTX 4070は115Wだ。厳密にいえばTDP=消費電力ではなくメーカーごとに定義も異なるが一つの参考にはなるはずだ。

グラボの供給不足による価格高騰の影響を受けていない

製品名 ゲーム性能 VRAM TDP 価格 コスパ 発売日
RX 7700 XT 29,998 12GB 245W 69,980 0.429 2023/09/06
RTX 4060 Ti 28,036 8GB 160W 74,480 0.376 2023/05/24
Arc B580 23,710 12GB 190W 49,980 0.474 2024/12/12
RX 7600 XT 22,782 16GB 190W 58,800 0.387 2024/01/08
RTX 4060 22,620 8GB 115W 45,800 0.494 2023/06/29
RX 7600 20,864 8GB 165W 38,980 0.535 2023/05/25

国内販売価格を見るとコストパフォーマンスはGeForce RTX 4060に負けてしまう。Intel Arc B580が2024年12月に発売されたのに対してGeForce RTX 4060は2023年6月発売だ。2年近く経過していることもあり価格は落ち着いている。昨今のグラフィックボードの供給不足はミドルクラス以下のモデルには当てはまらない。一時よりは価格が上がっているとは言え上位モデルよりはましだ。特にNVIDIAの70番台のグラフィックボードは全滅で入手困難だ。

Arc B580の本領発揮となるのは価格がGeForce RTX 4060と同等以下になることだ。ドライバーの安定感・レイトレーシング/DLSSを考慮すると相応に価格が安くないと選ぶ理由が見つからない。Radeon RX 7600 XTは58,800円と価格が高めだ。コストパフォーマンスだけを見るとイマイチだがVRAM容量が16GBと競合を圧倒している。ここに強みがあるのだ。それぞれのモデルについて特徴がありライバルが増えるのはいいことだ。ユーザーはいくつかの選択肢の中から環境にあったモデルを選択できる。競争の原理が働き価格も押し下げられるはずだ。

旧世代のCPUとの相性が悪い!?

intelarcb580-12gameaverage出典:(TECHSPOT, 2025)

Arc B580は旧世代のCPUとの相性が悪い可能性がある。上記はRyzen 9 9800X3DとRyzen 5 5600を比較した際の平均フレームレートだ。CPUがRyzen 9 9800X3DからRyzen 5 5600へ変わるとArc B580は17%も低くなっている。GeForce RTX 4060やRadeon RX 7600Xtでも性能差は出るが、それでも7%-8%とArc B580の差があるわけではない。深刻な問題となり得るので購入前にじっくり吟味しよう。Intel Arc B580を選ぶならできる限り新しい世代のCPUを選ぶのがよさそうだ。Ryzen 5 9600XやCore i5-14400Fであればそこまでの問題は出ないのではないかと予想だ。もちろん、今後ドライバーのアップデートで改善される可能性もある。

Intel Arc B580のベンチマーク一覧(ゲーム)

FF14 黄金のレガシー

ff14Arc B580-ff14

Arc B580はしっかりと競合モデルを上回った。特にWQHD環境以上の高解像度において差を広げている。WQHDでも80fpsを突破するのは素晴らしい。4K環境では47.5fpsと競合を23%-28%上回っているものの快適にプレイできるかと言われると難しい。基本的にFF14ではフルHD環境でのゲームプレイを考えるとよい。なお、従来モデルのArc A770と比べると3%-6%フレームレートが向上している。下位モデルのArc B580と比べるとその差は40%近くまで広がる。

Forza Horizon 5

forzahorizon5Arc B580-forzahorizon5

Forza Horizon 5でのベンチマーク結果を見ていく。ウルトラ設定・フレーム生成ONでの数値だ。Arc B580は、GeForce RTX 4060よりも3%-13%高くなっている。Radeon RX 7600 XTと比べるとフルHD・WQHDではそれぞれ3%・4%劣っているが、4K環境では4%上回っている。高解像度に強いGPUというのは本当だ。フレーム生成を利用すればフレームレートは64.8fpsと問題なくプレイできそうだ。負荷の高いタイトルなので状況次第ではフレームレートが落ち込んでしまう可能性もある。そこは理解しておこう。

Counter-Strike 2

Counter-Strike 2Arc B580-counterstrike2

Counter-Strike 2は世界的に人気のあるタイトルだ。国内でもユーザーは多い。従来モデルのIntel Arc A770と比べるとフルHDで20%、WQHDで22%、4Kで28%それぞれ高くなっている。競合のGeForce RTX 4060と比べるとフルHDで10%弱、WQHDで8%弱、4Kで12%低い。高解像度でも振るわない結果となった。Radeon RX 7600 XTと比べるとフルHDではわずかに劣るが、WQHDと4Kでは1%-4%上回っている。高リフレッシュレートでのゲームプレイにも対応できることがわかった。

Cyberpunk 2077

Cyberpunk2077topArc B580-cyberpunk2077

Cyberpunk 2077は高負荷のタイトルだ。Arc B580は、GeForce RTX 4060 Tiに次いで高いパフォーマンスを発揮する。従来モデルのArc A770やArc A750のスコアを見てもArcシリーズはCyberpunk 2077と相性がよいようだ。GeForce RTX 4060と比べるとフルHDで9%、WQHDで38%、4Kで50%も高い。Radeon RX 7600 XTと比べてもフルHDで7%、WQHDで12%、4Kで23%も高くなっている。Arc B580が高解像度に強いのは本当だ。もっとも数値的にはやはりフルHD環境がメインとなる。

Cyberpunk 2077 RT

Cyberpunk2077topArc B580-cyberpunk2077rt

Cyberpunk 2077でレイトレーシングを有効化した時のパフォーマンスを見ていく。Intel Arc A770と比べるとフルHDで10%弱、WQHDで39%、4Kで59%高くなっている。GeForce RTX 4060と比べるとフルHDで6%低いが、WQHDでは24%・4Kでは91%も高くなっている。ただし、WQHD環境以上でのゲームプレイは厳しい。フルHD環境でのアップスケーリング技術を利用が前提となる。Radeon RX 7600 XTについては競合についてこれていない。Arc B580よりも36%-57%程度低くなっている。

Intel Arc B580のベンチマーク一覧(クリエイティブ)

Cinebench 2024

cinebenchr24Arc B580-cinebench2024

Cinebench 2024でのGPUレンダリング性能を見ていく。Intel Arc B580は5,785と苦戦している。Radeon RX 7600 XTと比べて4%程度低いスコアだ。従来モデルのArc A580とのスコアの差は5%弱とそれほど大きくない。GeForce RTX 4060と比べると42%も劣ってしまう。GeForceが得意とする分野だ。

Blender

blenderclassroomArc B580-blender

Blenderでも傾向は変わらない。スコアは1829.69と伸び悩む。それでもRadeon RX 7600 XTよりも43%スコアが高い。GeForce RTX 4060よりも48%も低いスコアだ。従来モデルのArc A580にも劣っていて相性がよくなさそうだ。クリエイティブ作業ではGeForceブランドを選ぶのが無難だ。

Intel Arc B580搭載おすすめゲーミングPC

BTOパソコンでは搭載モデルは少なく希少性が高い。フロンティアとドスパラでのみ取り扱いがある。今後ラインナップが増えるとは思えない。特別割安感があるわけでもないので積極的におすすめできるわけではない。自作PCを組み上げるのでなければGeForce RTX 4060搭載モデルを選択するのが無難だ。

FRGKB760/BM1(FRONTIER)

FRGKB550WS501NTK価格:169,800円+送料3,300円
CPU:Core i5-14400F
GPU:Intel Arc B580
メモリ:DDR4-3200 32GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:750W 80PLUS GOLD
コスパ:調査中

公式サイト

Core i5-14400F×Intel Arc B580搭載のミドルクラスの一台だ。比較的価格が抑えられていてIntel Arc B580搭載モデルを購入するならこのモデルを基準にするとよい。CPU性能も高くオールラウンドに対応可能だ。フロンティアらしく構成が充実していてメモリDDR4-3200 32GB・SSD 1TB Gen4 NVMeとなる。電源ユニットも750W GOLDというところがない。PCケースはミニタワーケースを採用している。白と黒の2色展開だ。

GALLERIA RM5C-B580(ドスパラ)

GALLERIA RM5C-G60S価格:169,980円+送料3,300円
CPU:Core i5-14400F
GPU:Intel Arc B580
メモリ:DDR5-4800 16GB
ストレージ:SSD 500GB Gen4 NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:調査中

公式サイト

ガレリアブランドのゲーミングPCだ。人気のミニタワーケースを採用している。デザイン性が高くゲーマーからの人気が高い。CPUにはIntel第14世代の高パフォーマンスモデルであるCore i5-14400Fだ。10コア16スレッドの高パフォーマンスモデルだ。Intel Arc B580とのバランスもよく性能を引き出せる。メモリDDR5-4800 16GB・SSD 500GB Gen4 NVMeと構成は平均的だ。電源ユニットは650W BRONZEを搭載している。

FRGKB760/BM2(FRONTIER)

FRGKB550WS501NTK価格:204,800円+送料3,300円
CPU:Core i7-14700F
GPU:Intel Arc B580
メモリ:DDR4-3200 32GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:750W 80PLUS GOLD
コスパ:調査中

公式サイト

CPUにIntel第14世代のCore i7-14700Fを搭載したゲーミングPCだ。Arc B580とのバランスはそれほどよいわけではなくCPU寄りのモデルといえる。20コア28スレッドと高スペックでクリエイティブ作業にも適している。メモリDDR4-3200 32GB・SSD 1TB Gen4 NVMeと構成も抜群だ。電源ユニットは750W GOLDを搭載している。性能から見ると電源はややオーバースペック気味だ。

GALLERIA RM7C-B580(ドスパラ)

GALLERIA RM5C-G60S価格:204,980円+送料3,300円
CPU:Core i7-14700F
GPU:Intel Arc B580
メモリ:DDR5-4800 16GB
ストレージ:SSD 500GB Gen4 NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:調査中

公式サイト

Core i7-14700F×Arc B580搭載のミドルクラスの一台だ。CPU性能を重視したモデルで価格が上がってしまっている。バランスはベストとは言えないゲームだけを目的とするなら他のモデルを検討した方がよい。メモリDDR5-4800 16GB・SSD 500GB Gen4 NVMeと構成は平均的だ。電源ユニットは650W BRONZEを搭載している。

GALLERIA XA7C-B580 Intel Core Ultra搭載(ドスパラ)

GALLERIA XA7C-R37T価格:249,980円+送料3,300円
CPU:Core Ultra 7 265F
GPU:Intel Arc B580
メモリ:DDR5-5600 32GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:調査中

公式サイト

最新のCore Ultra 7 265Fを搭載したモデルだ。マルチコア性能は従来モデルのCore i7-14700Fを上回るがゲーム性能は劣ってしまうことがある。少し扱いづらさのあるCPUといえる。メモリDDR5-5600 32GB・SSD 1TB Gen4 NVMeと圧巻の構成を持つ。電源ユニットは650W BRONZEだ。Arc B580搭載モデルで25万円という価格は厳しい。GeForce RTX 5070搭載モデルが候補に入るほどだ。もう少し価格が下がってほしいところだ。

参照外部サイト

あなたに読んで欲しい関連記事一覧

あなたにぴったりのゲーミングPCを探す