asusrx6500xt画像引用元:https://www.asus.com/ *イメージ

Radeon RX 6500 XTのベンチマークを検証していく。2022年1月21日にRDNA 2.0アーキテクチャを採用したRadeon RX 6000シリーズの低価格帯のグラフィックボードが登場した。2019年12月に発売されたRadeon RX 5500 XTの後継モデルだ。競合モデルはGeForce RTX 3050GeForce GTX 1650となる。

市場価格は23,000円前後となっている。MSRPが$199であることを考えるとやや高めの設定だが、これは現在の市場を考えると仕方がないのではないかと思う。その後24,000円前後まで下がり購入しやすくなった。気になる性能・スペックについて詳しく見ていこう。実際のゲームプレイ時のフレームレートを計測しているので参考にして欲しい。搭載モデルは、「Radeon RX 6500 XT搭載おすすめゲーミングPC」で解説している。CPUにRyzenシリーズを組み合わせたモデルが多い。AMDで揃えるのはファンには堪らないはずだ。

世代 RDNA 2.0
プロセス 7nm
CUDAコア 1,024
ベースクロック 2310 MHz
ブーストクロック 2815 MHz
TDP 107W
MSRP $199
国内価格 23,480円~
発売日 2022/01/19
よくわかる!!Radeon RX 6500 XTの特徴まとめ

  • (+)6nmプロセスを採用した初めてのモデル
  • (+)GTX 1650 SUPERと同等以上の性能を持つ
  • (+)高いクロック周波数を実現できる
  • (-)従来モデルよりも劣る性能
  • (-)GPUメモリ容量が4GBと控え目
  • (-)レイトレーシング性能が極端に低い
  • (-)AV1デコード及びハードウェアエンコード非対応

Radeon RX 6500 XTの基本スペック

RX 6500 XTRX 6600RX 5500 XT
コードネームRDNA 2.0RDNA 2.0RDNA 1.0
GPUNavi 24Navi 23Navi 14
プロセス6nm7nm7nm
トランジスタ数54億110.6億64億
ダイサイズ107 mm²237 mm²158 mm²
コンピュートユニット162822
CUDAコア数102417921408
RTコア数1628-
ベースクロック2310 MHz1626 MHz1607 MHz
ゲームクロック2610 MHz2044 MHz1717 MHz
ブーストクロック2815 MHz2491 MHz1845 MHz
GPUメモリ4GB GDDR68GB GDDR68GB/4GB GDDR6
メモリクロック18 Gbps14 Gbps14 Gbps
メモリバス幅64 bit128 bit128 bit
メモリバス帯域幅143.9 GB/s224.0 GB/s224.0 GB/s
Infinity Cache16MB32MB-
TDP107W132W130W
MSRP$199$329$179
国内価格19,980円29,800円13,980円*
搭載PC価格116,800円~--
発売日2022/01/192021/10/132019/12/12
*中古価格

Radeon RX 6500 XTは、最新のRDNA 2.0アーキテクチャを採用したグラフィックボードだ。GPUはNavi 24を採用している。上位モデルのRX 6600では一つ上のGPUであるNavi 23を採用している。プロセスは7nmとNavi 24よりも大きい。ダイサイズはRX 6600のおよそ46%の107m㎡だ。トランジスタ数はおよそ半分となる。

コンピュートユニットはRX 6600の67%だ。CUDAコアは1024となっている。RTコアはコンピュートユニットと同じだ。RX 6500 XTはクロック周波数が極限まで引き上げられている。RX 6600と比べてベースクロックは43%・ゲームクロックは28%・ブーストクロックは13%それぞれ高い。GPUメモリは半分の4GBだ。

メモリクロックは4 Gbps速いが、メモリバス幅は半減となっている。メモリバス帯域幅はRX 6600の64%程度に留まる。Infinity Cacheも半分の16MBだ。TDPは19%低く107Wとなっている。価格差は$130とやや大きい。スペック的にも大きな差があると考えてよいだろう。

旧世代のRadeon RX 5500 XTと比較していこう。RDNA 1.0アーキテクチャを採用していてGPUはNavi 14となる。プロセスは7nmだ。トランジスタ数はRX 5500 XTの方が20%近くも多く、ダイサイズも一回り大きい。コンピュートユニットはRX 5500 XTの方が38%多くCUDAコア数も同様に多い。RX 5500 XTではRTコアは搭載されておらずレイトレーシングには対応していない。

クロック周波数についてはRadeon RX 6500 XTが圧倒している。ベースクロックは44%・ゲームクロックは52%・ブーストクロックは52%とそれぞれ大きい。GPUメモリ容量はモデルによって異なる。Radeon RX 5500 XTには8GBバージョンもあるのだ。メモリクロックは30%高く18 Gbpsとなる。

メモリバンド幅は半分の64bitに留まる。メモリバス帯域幅は143.9 GB/sとRX 5500 XTの35%減だが、Infinity Cache 16MBを考慮すると実質231.6 GB/sと上回る。Infinity Cacheの役割は大きい。TDPは18%抑えられている。価格は$20アップだ。

Radeon RX 6500 XTの単体価格は税込19,980円となっている。単体のグラフィックボード価格としてコストパフォーマンスは上々だ。Radeon RX 5500 XTの中古価格が13,980円であることを考えると妥当な価格設定だろう。上位モデルのRadeon RX 6600は29,800円~だ。搭載PC価格は税込116,800円~だ。ラインナップは減少傾向にある。世代交代が進んでいる。

Radeon RX 6500 XTの最新評価【2025年】

性能はエントリークラス相当となる

rx6500xtgamescoreRadeon RX 6500 XTは、Radeon RX 6000シリーズの中で最も安価なモデルとなっている。ゲーミング性能的にはGeForce GTX 1650 SUPERと同等だ。GTX 1650と比べると30%近くも性能が高い。フルHD環境×標準設定を基準にすればある程度ゲームプレイに対応することができる。GPUメモリ容量が4GBとそれほど大きくないため高設定への対応力は低めだ。

旧世代のRadeon RX 5500 XT 4GBよりも性能は高いが、8GBモデルよりも性能は劣ってしまう。旧世代のモデルよりも性能が低いというのは残念だ。Radeon RX 580/RX 480、Radeon RX 570/RX 470などからの買い替えならメリットは見出だせるかもしれない。省電力性も向上していて最新モデルらしさが垣間見える。

コストパフォーマンスはそこまで高くない

製品性能VRAMTDP価格コスパ発売日
GeForce RTX 305014,7348GB130W23,9800.6142022/01/27
GeForce GTX 1660 SUPER14,1136GB125W13,9801.0102019/10/29
GeForce GTX 166013,6456GB120W12,9801.0512019/03/14
Radeon RX 6500 XT(新品)12,3164GB107W23,4800.5252022/01/19
Radeon RX 6500 XT12,3164GB107W15,9800.7712022/01/19
GeForce GTX 1650 SUPER12,2384GB100W11,9801.0222019/11/22
GeForce RTX 3050 6GB(新品)11,7246GB75W25,9800.4512024/02/02
GeForce RTX 3050 6GB11,7246GB75W23,9800.4892024/02/02
Radeon RX 5500 XT11,2204GB130W12,4800.8992019/12/18
*中古価格
エントリークラスのグラフィックボードとしてはコストパフォーマンスはそこまで高くない。競合となるのはGeForce GTX 1660 SUPERやGeForce GTX 1650 SUPERとなる。コストパフォーマンス敵にはこれらのモデルに完敗だ。それでもこの性能帯で新品で購入できるモデルは少なくなってきた。コストを抑えたゲーミングPCを作りたいと考えている方は必見だ。

Radeon RX 6500 XTの中古価格は15,980円~なのでGeForce GTX 1660 SUPERよりも2,000円程度高い。発売時期が3年程度遅いこともあってRadeon RX 6500 XTはまだまだ価格が残っている状況だ。省電力性の高さも強みの一つといえるだろう。コストパフォーマンスを重視するならNVIDIA製GeForceを選択するのが無難だ。

Radeon RX 6500 XTの搭載モデルは税込11万円台から購入できる。モデルによってはGTX 1650搭載モデルよりも価格が安くコストパフォーマンスは高い。GeForce GTX 1650 SUPERを搭載したモデルは販売されていないため、性能的にもRadeon RX 6500 XT搭載モデルは魅力的な選択肢となる。

Radeon RX 6500 XTの特徴&強み【2022年】

6nmプロセス採用の初めてのグラフィックボード

Radeon RX 6500 XTは、TSMC N6を採用した世界で初めてのグラフィックボードだ。上位モデルのRadeon RX 6600がTSMC N7であることを考えるとさらに一歩進んだと考えてよい。ダイサイズはRadeon RX 6600のおよそ45%だ。2017年に発売されたRadeon RX 570と比べると同等のトランジスタ数を搭載しているにも関わらずダイサイズはおよそ半分になっている。

RTコアを搭載していることを考えてもかなり縮小化されているのだ。14nmプロセスから6nmへの進化は大きい。プロセスの微細化の一番のメリットは消費電力が抑えられることだろう。かつてはRadeonシリーズと言えば電力が大きすぎるというデメリットがあったが、今はNVIDIA製グラフィックボードと同等の省電力性を実現している。アーキテクチャ的には評価してもよいのではないだろうか。

ハードウェアエンコードに非対応となっている

H264/H265のハードウェアエンコードに対応していないのは注意すべき点だろう。動画編集を考えている方はRadeon RX 6600以上のグラフィックボードを選択しよう。また、AV1デコーディングにも非対応だ。この辺りは上位モデルとの差別化のためかコストカットが図られている。競合モデルであるGTX 1650 SUPERやGTX 1650が対応していることを考えるとデメリットとなってしまう。

この理由について、phoronix(Linux向けベンチマークスイート)でAMDのLinux NPI SW ArchitectであるJohn Bridgmanが下記のように述べている。要は、元々このNavi 24は、エンコードに対応したAPUを搭載したモバイル用途を想定したものだったということだ。このデスクトップ向けのRadeon RX 6500 XTのリリースはややイレギュラーな形になってしまったということだろう。

The primary use of Navi24 will be in laptops paired with a Rembrandt APU, which has full video functionality and Gen4 PCIE.

My impression was that it was just encode that was limited in Navi24, not decode – still not sure if that limitation is real or just a typo on the product page. Trying to find out a definitive answer.

PCIe 3.0接続ではパフォーマンスが落ちる

12gameaveragetechspot画像引用元:(TECHSPOT, 2022)

もう一つの注意点は、PCIe 3.0での接続時は大きくパフォーマンスが落ちてしまうということだ。これは上記の引用でも述べられているように、PCIe 4.0接続が前提となるノートパソコンを前提としているためPCIe 3.0での接続は想定外なのだ。海外のレビューサイトで実際に検証されていて、およそ20%程度もフレームレートが低下していることがわかる。

GeForce GTX 1650と同程度まで落ち込んでしまうのはいただけない。古いシステムを組んでいる方がRadeon RX 6500 XTへの換装を考えている場合全てのシステムを作り直す必要が出てくるのだ。コスト的にも好ましいとは言えない。BTOパソコンならPCIe 4.0接続が基本となるので心配は不要だ。

Radeon RX 6500 XTのフレームレート一覧

ゲームプレイ時のフレームレートを計測している。Radeon RX 6500 XTはエントリークラスのグラフィックボードで、フルHD環境でのゲームプレイが前提だ。設定を下げてもWQHDや4Kには対応することはできない。レイトレーシング性能も低く通用しないと考えておこう。

Borderlands 3

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Borderlands 3では、前世代のRadeon RX 5500 XTに完敗だ。4GBバージョンのRadeon RX 5500 XTと比べても7%程度フレームレートが低い。最高設定でのゲームプレイは厳しいと考えておく必要がある。標準設定なら80fps以上で安定させることが可能だ。競合モデルであるGTX 1650 SUPERと比べて標準設定では6%程度パフォーマンスが高い。一方で、最高設定ではGTX 1650 SUPERよりも3%程度劣ってしまう結果だ。メモリ周りの差が出ているのかもしれない。

Far Cry 6

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標準設定ではRadeon RX 5500 XT 4GBを上回っているが、最高設定では4%程度フレームレートが低い。8GBモデルのRadeon RX 5500 XTと比べると性能差は最高設定で49%とかなり大きい。これははっきりとGPUメモリ容量の差が出ているのだと言える。GTX 1060 6GBのフレームレートが高いことからも容易に想像できるだろう。Far Cry 6を最高設定で楽しみたいなら6GB以上のGPUメモリを搭載したグラフィックボードを選ぶべきだろう。

Flight Simlulator

flightsimulator[table “2689” not found /]

Flight Simulatorとの相性はよいようだ。Radeon RX 5500 XTと比べても15%-20%もフレームレートが高い。GTX 1650 SUPERと比べても10%近くもフレームレートが高く十分なパフォーマンスを発揮している。Radeon RX 570やRadeon RX 470などからの買い替えも候補に入るだろう。

Red Dead Redemption 2

Red Dead Redemption 2[table “2690” not found /]

Red Dead Redemption 2では標準設定において、Radeon RX 5500 XT 8GBと同等のフレームレートが出ている。最高設定では25%程度の差があるのは気になるところだ。やはりここはGPUメモリ容量の差が出るのだろう。もっともいずれのGPUでも最高設定でのゲームプレイは快適とは言えない。標準設定ではGTX 1650 SUPERと比べて6%高い。一方で、最高設定になると25%も劣ってしまう。これはメモリバス帯域幅の違いが影響しているのかもしれない。標準設定を基準とするRadeon RX 6500 XTなら問題ないだろう。

Horizon Zero Dawn

horizon zero dawn[table “2691” not found /]

Horizon Zero DawnではGTX 1650 SUPERと比べて標準設定で5%低く、最高設定では8%高い。RX 6500 XTなら最高設定でのゲームプレイができそうだ。ただし、旧モデルであるRadeon RX 5500 XT 4GBにも及ばないのは厳しい。8GBモデルになるとさらにパフォーマンスは向上する。

Radeon RX 6500 XTのその他ベンチマーク

消費電力

rx6500xtwatt

旧世代のRadeon RX 5500 XTと比べて大幅に消費電力が抑えられていることがわかる。Radeon RX 5500 XTよりも32%減だ。Radeon RX 570と比べるとおよそ半分だ。Radeon RX 6500 XTについて、性能的にはやはり物足りなさがあるものの省電力性の高さから最新モデルであることを改めて認識させてくれる。GTX 1650 SUPERと比べると10%程度消費電力が高くなっている。

温度

rx6500temp

グラフィックボード本体の温度は上記の通りだ。おおよそ消費電力に比例していると考えてよさそうだ。RX 6500 XTはある程度温度が抑えられていてこの点においては優秀だ。性能で大きく上回るGTX 1650と同等なのは素晴らしい。

Radeon RX 6500 XT搭載おすすめゲーミングPC

G-GEAR GA3J-A221/B(TSUKUMO)

G-GEAR GA7A-B180T価格:115,800円+送料2,200円
CPU:Ryzen 3 4100
GPU:Radeon RX 6500 XT *カスタマイズ
メモリ:DDR4-3200 16GB
SSD:500GB NVMe
HDD:非搭載
電源:500W 80PLUS BRONZE

初期構成ではグラフィックボードがRadeon RX 6400となる一台だ。+11,000円でRadeon RX 6500 XTにアップグレードできる。CPUにはRyzen 3 4100を搭載している。ゲーミング性能が高いモデルではなくCPUについても合わせてカスタマイズを検討するとよいだろう。メモリ16GB、SSD 500GBと構成は必要十分だと言える。電源ユニットは500W BRONZEを採用している。

G-GEAR GA3J-A221/B(TSUKUMO)

G-GEAR GA7A-B180T価格:121,300円+送料2,200円
CPU:Ryzen 5 5500 *カスタマイズ
GPU:Radeon RX 6500 XT *カスタマイズ
メモリ:DDR4-3200 16GB
SSD:500GB NVMe
HDD:非搭載
電源:500W 80PLUS BRONZE

初期構成からカスタマイズを行いRyzen 5 5500×Radeon RX 6500 XT搭載モデルとした。CPUのランクを上げることでよりゲーム適性が高くなる。フォートナイトなどで高リフレッシュレートを目指したいなら悪くない選択肢だ。メモリDDR4-3200 16GB・SSD 500GB NVMeと構成は平均的だ。

LEVEL-M7P5-R55-DNX(パソコン工房)

LEVEL-M049-iX7-RWS価格:116,800円(税込)
CPU:Ryzen 5 5500
GPU:Radeon RX 6500 XT
メモリ:DDR4-3200 16GB
SSD:500GB NVMe
HDD:非搭載
電源:500W 80PLUS BRONZE

Ryzen 5 5500×Radeon RX 6500 XT搭載でこの価格は驚きだ。Ryzen搭載PC大特価祭でセール限定特価となっている。11万円台で購入できるのは魅力的だろう。ゲーミングPCとして最安値クラスであることは間違いない。Ryzen 5 5500は、Ryzen 5 4500の後継モデルで必要十分なゲーミング性能を持つ。アーキテクチャがZen 2からZen 3に進化したのは大きい。競合のCore i5シリーズには劣るが、価格が抑えられていれば選ぶ理由がある。グラフィックスのRadeon RX 6500 XTは、エントリークラスのグラフィックボードだが設定調整を前提とすれば不足はないGTX 1650 SUPERと同等の性能を持つ。メモリ16GB、SSD 500GBと必要十分な構成だと言える。予算を抑えるためにカスタマイズはせずに購入しよう。

LEVEL-M7P5-R56X-DNX(パソコン工房)

LEVEL-M049-iX7-RWS価格:119,700円(税込)
CPU:Ryzen 5 5600X
GPU:Radeon RX 6500 XT
メモリ:DDR4-3200 16GB
SSD:500GB NVMe
HDD:非搭載
電源:500W 80PLUS BRONZE

パソコン工房は比較的RX 6500 XT搭載モデルが充実している。Ryzen 5 5600X搭載のゲーミングPCだ。Radeon RX 6500 XTの性能を考えるとRYzen 5 5600Xはややもったいない。6コア12スレッドとスペックは平均的だが、Zen 3アーキテクチャになりパフォーマンスが引き上げられている。動画編集や画像編集などの作業にもある程度対応可能だ。メモリ16GB、SSD 500GBと構成は必要十分だろう。電源ユニットは500W BRONZEを採用している。

参照外部サイト

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