ps5gamingpcs

当記事では、PS5 Pro/PS5とゲーミングPC、それぞれの特徴とスペックを比較していく。メモリ価格高騰の影響でゲーミングPCの価格が上昇しており、PS5 Pro/PS5との価格差が広がっている。Xなどでも話題になっているのですでにご存知の方は多いだろう。このような状況下でゲーミングPCよりも、PS5 ProやPS5を購入する方が良いのではないかと悩んでいる方も多いはずだ。

この記事を読めば、その悩みも解決に向かうだろう。ゲーミングPC紹介サイトを運営している筆者の視点で、PS5 Pro/PS5の魅力やデメリットを解説していく。PS5 Pro/PS5のスペックについては、判明している範囲で分析し、ゲーミングPCとの比較・検証を行っていく。ぜひ参考にしていただければと思う。

筆者は2年前にPS5を抽選に当選して購入した経緯がある。ゲーミングPCも所有しているため、現在は用途に合わせて両者を使い分けている。家庭内で共有しており、基本的には妻がPS5を使うことが多い。2024年9月2日(月)からPS5は13,000円の値上げが適用され、72,980円〜となった。それでも上位モデルのPS5 Proでさえ119,800円と、ゲーミングPCより安く購入のは大きな魅力といえる。

PS5 Pro/PS5の特徴まとめ(メリット・デメリット)

ps5pro

メリット (+) コストパフォーマンスが高い
(+) 55,000円から購入できる(日本語専用版)
(+) コントローラーが同梱となっている
(+) Blu-rayドライブが標準搭載となっている(通常版)
(+) テレビがあればすぐにゲームを楽しめる
(+) 初心者の方でも購入しやすい
(+) PS5独占のタイトルがプレイできる
(+) 本体がコンパクトでスタイリッシュ
(+) 比較的消費電力が低く電気代が安い
デメリット (-) 性能はミドルハイクラス相当となる(PS5 Pro)
(-) 性能はミドルクラス相当となる(PS5)
(-) 最大120fpsでのゲームプレイに留まる
(-) プレイできるタイトルがPCに比べると少ない
(-) MODには対応していない
(-) オンラインプレイには有料PS Plus加入が必要となる
(-) 用途はゲームと動画視聴がメインとなる

コストパフォーマンスの高さは、PS5最大のメリットといえる。日本語専用モデルなら55,000円から購入できて、同性能帯のゲーミングPCの1/2~1/3程度の金額で手に入れられる。学生や新社会人の方でも、比較的導入しやすい価格帯といえるだろう。コントローラーが同梱され、通常版であればBlu-rayドライブも標準搭載となるため、手元に届いたその日からすぐにゲームを始められる点も大きなポイントだ。そういった意味では、PCの知識がない初心者の方でも安心して選べるように思う。

PS5独占タイトルの存在も魅力だが、現在はマルチプラットフォーム化が進み、「Ghost of Yōtei」・「アストロボット」・「Stellar Blade」といったタイトルを除けば、PCでも遊べる作品が増えている。優位性はやや薄れてきている状況だ。

性能面ではミドルクラス〜ミドルハイクラス相当に留まるため、ハイエンドなゲーミングPCと比べれば見劣りする部分がある。しかし、15万円前後の安価なゲーミングPCと比較すれば、PS5の方が最適化されている分、快適に動作するケースも少なくない。

一方で、注意点もある。リフレッシュレートが最大120Hzに制限されている点や、PCに比べてインディーズタイトルを含めた総タイトル数が少ないこと、そしてほとんどのタイトルがMOD非対応であることだ。また、オンラインプレイには有料のPS Plus(月額850円〜)への加入が必須となるため、維持費も考慮するべきだろう。PS5は用途がゲームや動画視聴に特化しているため、多目的に使いたい方はその点も踏まえて検討が必要となる。

ゲーミングPCの特徴まとめ(メリット・デメリット)

GALLERIA XPC7A-R57-GD

メリット (+) 120Hz以上の環境を構築できる
(+) 予算・必要環境に合わせて柔軟にモデルを選択できる
(+) ゲーミングPC本体に個性を出せる
(+) こだわりのゲーミングデバイス選びができる
(+) Discord利用でプレイヤー同士の通話がしやすい
(+) 複数モニターを使ってゲームができる
(+) インディーズを含めた豊富なタイトルがプレイできる
(+) MODを導入できる
(+) ゲーム以外の用途にも対応できる
デメリット (-) 価格が高い(高騰中)
(-) モニター・キーボード・マウスが別途必要となる
(-) 光学ドライブなどはカスタマイズ対応となる
(-) 種類が多く初心者は購入しづらい
(-) PS5独占タイトルはプレイできない
(-) 本体サイズがやや大きい
(-) 消費電力及び電気代は高め

画像は国内大手BTOメーカードスパラの人気ゲーミングブランド「ガレリア(GALLERIA)のゲーミングPC」だ。ゲーミングPC最大のメリットは、その圧倒的な性能の高さにある。ハイエンドモデルであれば、PS5を遥かに凌駕するパフォーマンスを手に入れることが可能だ。ASUSからは610Hz対応の超高リフレッシュレートモニターが発売されるなど、極限の環境を構築できるのもPCならではだ。

予算や希望するプレイスタイルに合わせて、柔軟に構成を選べる点も大きな魅力といえる。また、最近はピラーレスケースや白色ケースといった、インテリア性の高い個性的なモデルも増えている。マウスやキーボードなどの周辺機器もラインナップが豊富で、自分好みのデバイスで腕を磨く楽しみもある。

ソフトウェア面でも、利便性の高いチャットツール「Discord」を併用したり、マルチモニター環境で攻略サイトを確認しながらプレイしたりと、使い勝手は抜群だ。インディーズを含めた膨大なタイトル数に加え、MODによる拡張性の高さなど、一つのゲームをより深く、自由に楽しめるのがゲーミングPCの醍醐味といえるだろう。流行りの画像生成AIなど用途の幅も広い。

デメリットは、やはり導入コストの高さだ。メモリやSSDの価格高騰の影響を受け、ゲーミングPCの価格は上昇傾向にある。かつては10万円前後で購入できたエントリークラスのモデルも、今や15万円を超えるケースが珍しくない状況だ。この傾向は今後もしばらく続いていくだろう。

また、本体代金に加えて、ゲーミングモニターやキーボード、マウスなどを別途用意する費用も考慮しなければいけない。最近のモデルでは光学ドライブも有償オプションとなるのが一般的だ。ゲーミングPCはラインナップが非常に豊富な反面、初心者の方には「どれを選べばいいか分からない」というハードルの高さもある。身近に詳しい人がいない場合は、ショップのサポートや実店舗で相談する手間も必要になるだろう。

そのほか、PS5独占タイトルがプレイできない点や、本体サイズが大きく設置場所を選ぶ点もネックとなる。消費電力および電気代は家庭用ゲーム機に比べると高めだが、極端に家計を圧迫するほどではないため、その点は過度に心配する必要はないだろう。

PS5 Pro/PS5のスペック比較【同等PCパーツ紹介】

PS5 Pro(7 3700X×RX 6800相当)

PS5 Pro 参考パーツ 参考価格
イメージ ps5pro whitepc
CPU Zen 2 8コア16スレッド
3.50GHz-3.85GHz
Ryzen 7 3700X 12,980(中古)
GPU RDNA 2.x
60CU, 16.7 TFLOPS
RX 6800 45,980(中古)
VRAM 16GB 576.0GB/s
*システムメモリ共有
16GB
システムメモリ DDR5-5600 2GB DDR4-3200 16GB 24,505
SSD 2TB NVMe Gen4 2TB NVMe Gen4 27,990
電源 390W-420W 650W BRONZE 5,980
無線 Wi-Fi 7 △オプション 8,000
光学ドライブ 非搭載 △オプション 13,000
トータル費用 119,980 138,435(中古含む)

PS5 Proで採用されているCPUは、Zen 2アーキテクチャを採用したモデルだ。2世代前のモデルでアーキテクチャは古い。8コア16スレッドというスペックから判断する限り、Ryzen 7 3700Xが近いのではないかと考える。新品での購入は難しく、中古でのみ入手できる。GPUは、RDNA 2.xアーキテクチャを採用したモデルだ。この「2.x」というのは、複数のRDNAバージョンを組み合わせたハイブリッドRDNA GPUを搭載していることを意味する。コンピュートユニット数が60であることから、Radeon RX 6800が近そうだ。中古で45,980円前後となる。

システムメモリはDDR5-5600 2GBと、ゲーミングPCと比べると最小限に留まる。基本的にはVRAMが共有される形でカバーすることになる。ストレージはSSD 2TB NVMe Gen4と大容量だ。これだけの容量があれば、複数タイトルの保存にも対応しやすい。電源は最大420Wとなる。Wi-Fi 7に対応しているのも強みだ。トータル費用で見れば、やはりPS5 Proの方が割安と言える。しかも、ゲーミングPC側の価格設定は中古パーツで計算した上での比較なので、実際はもう少し価格差が広がる。

PS5(7 3700X×RX 6800相当)

PS5 参考パーツ 参考価格
イメージ ps5-japanedi whitepc
CPU Zen 2 8コア16スレッド
3.50GHz-3.85GHz
Ryzen 7 3700X 12,980(中古)
GPU RDNA 2.0
36CU, 10.28 TFLOPS
RX 6600 XT 27,980(中古)
VRAM 16GB 448.0GB/s
*システムメモリ共有
16GB
システムメモリ 非搭載 DDR4-3200 16GB 24,505
SSD 1TB NVMe Gen4 1TB NVMe Gen4 21,780
電源 350W-372W 650W BRONZE 5,980
無線 Wi-Fi 7 △オプション 8,000
光学ドライブ 非搭載 △オプション 13,000
トータル費用 55,000円 114,225(中古含む)

PS5もCPUは同じZen 2アーキテクチャの8コア16スレッドモデルとなる。GPUはRDNA 2.0アーキテクチャ採用モデルだ。コンピュートユニット数は36となる。ゲーミングPCで言えばRadeon RX 6600 XTが近い。やはり新品での購入は難しく中古価格は27,980円だ。VRAM要領は16GBだ。システムメモリは非搭載となっている。SSDは1TB NVMe Gen4を搭載している。電源は最大372Wだ。Wi-Fi 7に対応していてネット環境構築も容易だ。ゲーミングPCの半額以下の予算で購入できる。

PS5 Pro/PS5のゲーム性能調査【2025年】

PS5 Pro/PS5とゲーミングPCの性能比較

ps5pro-perf.

PS5 ProがRadeon RX 6800、PS5がRadeon RX 6600 XT相当の性能を持っていると考えてよい。もちろん、ゲーミングPCと同じ環境を構築することは難しくあくまでも目安を知るものだと考えて欲しい。現行モデルで言えば、それぞれGeForce RTX 5060 Ti 16GB・GeForce RTX 5050が近い。PS5 Pro/PS5は採用されているCPUのアーキテクチャが古く性能が低めであることは理解しておく必要がある。実際のスコアはもう少し低く見てもよさそうだ。

モンスターハンターワイルズ

ps5monsterhunterwilds出典:(CAPCOM, 2025)

解像度優先だと30fpsが目安となる。バランス重視でも40fpsだ。これらの設定の場合、レイトレーシングが有効化されるためフレームレートが伸びづらい。フレームレート優先の設定でようやく60fpsが実現する形だ。やはりゲーム性能はミドルハイクラス相当と考えるのがよいだろう。

参照外部サイト

最短で選ぶ!ゲーミングPC検索ナビ