
サードウェーブ(ドスパラ)が販売している「THIRDWAVE AD-R5A35A-01W Ryzen5 7500F搭載」のスペック評価を行った。Ryzen 5 7500F×GeForce RTX 3050 6GB搭載のエントリークラスモデルだ。ゲーム性能はエントリークラス相応で、タイトルによっては設定調整が必要になる。性能を理解した上で購入しないと後悔することになる。朗報としては、CPUのゲーム適性が意外と高く、将来的にはグラフィックボードの換装で寿命を延ばせることだ。
139,980円+送料で購入できるモデルだ。3,000円OFFクーポンを利用すれば136,980円となる。クーポンの詳細は「ドスパラのクーポンコード一覧」を参考にしてほしい。2026年5月時点では184,980円だったモデルで、45,000円もの値下げが行われている。
メモリやSSDの高騰でゲーミングPCの価格が上がり続ける中、13万円台で購入できる大手BTOメーカーのモデルは貴重だ。価格を下げないと売り上げにつながらない状況になっているのかもしれない。このモデルはキャンペーン対象外だが、カスタマイズ半額祭が開催されているので確認しておくとよい。
*本記事では公開スペック・販売価格・同価格帯モデルとの比較をもとに、THIRDWAVE AD-R5A35A-01Wの構成やコストパフォーマンスを評価している。

\ 3,000円OFFクーポン発行中 8/31 23:59まで /
- 長所
- こんな方におすすめ
-
- 14万円以下の予算で初めてのゲーミングPCを探している方
- Apex LegendsやVALORANTなど軽めのタイトルがメインの方
- 将来グラフィックボードを交換して長く使いたい方
THIRDWAVE AD-R5A35A-01W Ryzen5 7500F搭載のスペック解説

| メーカー | サードウェーブ(ドスパラ) |
|---|---|
| ブランド名 | THIRDWAVE |
| 製品名 | THIRDWAVE AD-R5A35A-01W Ryzen5 7500F搭載 |
| 価格 | 139,980円(+送料3,300円) |
| CPU | Ryzen 5 7500F |
| CPUクーラー | 空冷(12cmサイドフロー) |
| グラボ | GeForce RTX 3050 6GB |
| メモリ | DDR5-4800 16GB (シングルチャネル) |
| SSD | 500GB Gen4 NVMe |
| 電源 | 650W 80PLUS BRONZE |
| マザーボード | チップセットA620A |
| 納期 | 翌日出荷 |
| おすすめ度 | Aランク |
| 評価 | ・コスパ 9.1 ・ショップ評価 9.6 |
THIRDWAVE AD-R5A35A-01W Ryzen5 7500F搭載のカスタマイズ解説
| OS | 変更なし(Windows 11 Pro +9,000円) |
|---|---|
| 不要パソコン買取・下取り | パソコン下取りサービスを利用する -3,000円 |
| ケースファン | 12cm ARGBライティング対応ファンに変更 (変更箇所:フロントx2, トップx2, リアx1) +5,000円 |
| LEDカラー変更 | 変更なし(レッド/イエロー/マゼンタなど +3,000円) |
| CPUファン | (空冷式) PCCOOLER K6-BK +4,000円 (空冷式) Scythe 虎徹 Mark4 +4,500円 |
| CPUグリス | (熱伝導率: 12.56W/m・K) ナノダイヤモンドグリス (OC7) +2,000円 |
| 電源 | 750W 電源 (80PLUS GOLD) +6,000円 850W 電源 (80PLUS GOLD) +9,000円 |
| メモリ | 16GB (8GB×2) (DDR5-4800) +15,000円 32GB (16GB×2) (DDR5-4800) +56,100円 |
| SSD | 1TB SSD (NVMe Gen4) +19,000円 |
| 追加SSD(M.2) | 500GB SSD (NVMe Gen4) + ヒートシンク +22,900円 |
| ハードディスク/SSD | 2TB HDD +19,000円 4TB HDD +28,000円 |
| 無線LAN | Wi-Fi 6+Bluetooth(R)5.2対応 無線LAN +8,000円 |
| セーフティサービス | 月額980円 |
| 延長保証 | 3年保証(通常1年+延長2年) |
本機でのカスタマイズはSSD・電源・メモリが候補になる。ただし、13万円台という価格の魅力を損なわない範囲に留めたい。カスタマイズを重ねると価格帯が変わり、ワンランク上のモデルが視野に入ってしまう。本機は標準構成に近い形で購入してこそ価値があるモデルだ。
最も優先したいのがSSDの容量アップだ。標準の500GBから1TBへ+19,000円で倍増できる。初期構成のままだとOSなどのシステムに100GB程度消費され、空き容量は400GB程度だ。本機のターゲットであるApex LegendsやVALORANT、フォートナイトといった基本無料タイトルは1本あたり30GB~100GB程度で、複数インストールすると意外と容量を使う。用途がゲームであるなら1TBの容量はあった方がよい。同額の+19,000円で2TB HDDの追加も選べるが、ゲームのインストール先としては速度面でSSDに劣る。基本はSSDの容量アップを優先したい。
電源は+6,000円で750W 80PLUS GOLDへ変更できる。GeForce RTX 3050 6GBは補助電源不要の省電力モデルで、標準の650W 80PLUS BRONZEでも容量は十分すぎるほどだ。本機で電源をカスタマイズする意味は将来のグラフィックボード交換にある。Ryzen 5 7500FはGeForce RTX 5060 Ti以上のグラフィックボードにも対応できるCPUだ。数年後にグラフィックボードを交換して性能を伸ばすつもりなら、750W GOLD以上に変更しておくと交換がスムーズに進む。
メモリのデュアルチャネル化は+15,000円と、DDR4搭載モデル(+5,000円)に比べて割高だ。メモリ高騰の影響がそのまま表れている。DDR5メモリはシングルチャネルによる性能低下がDDR4よりも表れにくく、GeForce RTX 3050 6GBの性能ならボトルネックになる場面も限られる。価格を重視するなら標準のままでも問題ない。あとから16GBメモリを1枚追加して32GBのデュアルチャネル構成にするのが、費用対効果の面では最も合理的だ。
ケースファンは+5,000円でARGBライティング対応ファンに変更できる。標準構成では光らないシンプルなケースだが、5基すべてをARGBファンにすれば一気にゲーミングPCらしい見た目になる。THIRDWAVEシリーズの白いケースはLEDの光が映える。見た目を気にするなら候補に入れてよい。性能には一切影響しないので、予算を抑えたいなら不要だ。
CPUファンは標準の12cmサイドフローで十分だ。Ryzen 5 7500Fは省電力性に優れたCPUで発熱は小さい。ゲーム中でも温度が問題になることはないだろう。CPUグリスも同様で、こだわりがなければ変更しなくてよい。無線LANは有線LANを部屋に通せない場合のみ検討しよう。+8,000円は本機の価格を考えると重い。USB接続の安価な子機でも代用できる。
セーフティサービスと延長保証は好みだ。それなりの費用がかかるが、安心を得ることができる。パソコンのトラブルに自分で対応できるなら手厚いサポートや保証は不要だろう。セーフティサービスは長期で見ると割高なので、選ぶなら3年の延長保証がいい。費用はカスタマイズ費用を含む本体価格の+10%だ。初めてのゲーミングPCで不安があるなら検討してもよさそうだ。
THIRDWAVE AD-R5A35A-01W Ryzen5 7500F搭載の性能まとめ
パソコンは多くのパーツを搭載して初めてパソコンとして成立する。その中でもCPUとグラフィックボードは、ゲーミングPCの性能を決める重要なパーツだ。この2つのパーツに焦点を当てて詳細な性能を見ていく。パソコンにあまり慣れていない方にとって、スペックや型番を見て性能をイメージすることは難しいはずだ。性能を数値とグラフで見ることで、それぞれの性能を理解しやすいと考えている。
Ryzen 5 7500F(CPU)
Ryzen 5 7500FはZen 4アーキテクチャ採用の6コア12スレッドCPUだ。ゲーム性能スコアは30,981ptで、上位のRyzen 5 7600に迫り、Core i5-14400を上回る水準にある。旧世代のハイクラスであるRyzen 7 5700Xよりも15%程度高く、低価格帯で採用の多いRyzen 5 4500と比べると47%も高い。L3キャッシュが32MBと大容量で、これがゲームプレイにプラスに働いている。もちろん、アーキテクチャの進化も大きい。
省電力性にも優れ、Ryzen 5 7600と比べて最大で10%消費電力が低い。650W 80PLUS BRONZEの電源でも余裕を持って運用できる。AM5プラットフォームは現行世代で、将来的なCPU交換にも対応しやすい。GeForce RTX 3050 6GBとの組み合わせではCPU性能が余るほどで、グラフィックボードをGeForce RTX 5060 Tiクラスに交換してもボトルネックにはならない。エントリーモデルのCPUとしては申し分のない性能だ。
GeForce RTX 3050 6GB(GPU)
グラフィックスはAmpere世代のエントリークラスであるGeForce RTX 3050 6GBを搭載している。ゲーム性能スコアは12,424ptで、GeForce RTX 3050 8GBと比べて19%程度低い。VRAM容量だけでなくCUDAコア数も削られており、同じ型番でも別物と考えた方がよい。性能的にはGeForce GTX 1650 SUPERやGeForce GTX 1060 6GBに近く、フルHD×標準設定が基準となる。
一方で、ゲームプレイ時の消費電力は76Wと低く、補助電源が不要で扱いやすい。DLSSに対応しているため、対応タイトルでは設定次第でフレームレートを引き上げられる。負荷の軽い基本無料タイトルなら高リフレッシュレートモニターも活かせる。最新のAAAタイトルを高画質で楽しむには力不足で、長く使い続けるグラフィックボードではない。将来的な交換を前提に、まずは安く始めるためのグラフィックボードだ。
THIRDWAVE AD-R5A35A-01W Ryzen5 7500F搭載の特徴
45,000円の値下げで13万円台に
本機は2026年5月時点で184,980円だった。それが現在は139,980円と45,000円も安くなっている。さらに3,000円OFFクーポンを併用すれば136,980円だ。ドスパラは値引きのキャンペーンを大々的に告知しなくなった。いつの間にか価格が変わっているサイレント値下げが基本だ。本機もその一つで、気づけばエントリークラスとして最安値クラスの価格になっていた。最近はパーツ価格の高騰で、しれっと価格が上がることも多い。
Ryzen 5 7500F×GeForce RTX 3050 6GBの組み合わせで18万円台というのは明らかに割高で、当時はおすすめしにくいモデルだった。GeForce RTX 5060 Ti 8GB搭載の上位モデルと同じ価格で販売されていたほどだ。13万円台まで下がったことで評価は一変した。メモリ高騰の影響でエントリークラスでも15万円を超えるモデルが珍しくない中、この価格は際立っている。
価格が下がった一方で構成は変わっていない。Zen 4世代のRyzen 5 7500F、DDR5メモリ、A620Aチップセットと、AM5プラットフォームの構成はそのままだ。将来性を確保しながら価格を抑えたモデルとして、初めてのゲーミングPCに適している。翌日出荷に対応していて、注文してすぐに届くのも大手メーカーならではの強みだ。
サイレント値下げは、次にいつ価格が変わるか読めないのが弱点だ。値下げがあれば値上げもある。メモリ価格の動向次第では再び15万円台を超えることも考えられる。現在の価格で購入できるうちに動くのが賢明だ。クーポンには期限があるので、こちらも忘れずに利用したい。情勢からすると、価格が下がるよりも上がる可能性の方が高いはずだ。
当サイトランキング5位のエントリーモデル

当サイトのゲーミングPCおすすめランキングで第5位にランクインしている。上位4モデルはいずれもミドルクラス以上で、エントリークラスとしては本機が最上位だ。コストパフォーマンスは9.1と高水準で、ランキング1位と2位もTHIRDWAVEシリーズが占めている。ドスパラの廉価ブランドであるTHIRDWAVEは、今のゲーミングPC市場で最も勢いのあるシリーズと言ってよい。
ランキング上位の理由は価格の安さだけではない。CPUにZen 4世代のRyzen 5 7500Fを採用していることが大きい。低価格帯のゲーミングPCはRyzen 5 4500やRyzen 7 5700Xといった旧世代のAM4プラットフォームを採用するのが一般的だ。本機は現行のAM5プラットフォームで、CPUもグラフィックボードも交換して長く使える。安いだけのモデルとは一線を画している。
弱点はGeForce RTX 3050 6GBの性能の低さだ。フルHD×標準設定が基準で、最新のAAAタイトルを高画質で楽しむには力不足である。もちろん、この価格帯のゲーミングPCに高いゲーム性能を求めるのは酷だ。基本無料タイトルを快適にプレイできれば十分という方なら、本機の性能で不満を感じることは少ないだろう。
ゲーミングPCは150,000円前後が最も人気の価格帯だ。本機は送料込みでも143,280円と、人気価格帯を下回っている。ゲーミングPCが高騰を続ける中で、大手メーカーのモデルをこの価格で購入できるのは貴重だ。予算を抑えたい方にとって、まず候補に挙がるモデルである。
CPUとグラフィックボードのバランスはCPU寄り
| CPU/GPU | RTX 5060 | RTX 5050 | RTX 3050 6GB | RX 7600 | RX 6600 |
|---|---|---|---|---|---|
| Ryzen 7 7700 | ◎ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| Core Ultra 5 235 | ☆ | ◎ | ○ | ◎ | ○ |
| Ryzen 5 7500F | ☆ | ◎ | ○ | ◎ | ○ |
| Core Ultra 5 225 | ☆ | ◎ | ○ | ◎ | ◎ |
| Ryzen 7 5700X | ☆ | ☆ | ◎ | ☆ | ☆ |
| Ryzen 5 5600 | ◎ | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
| Ryzen 5 5500 | ◎ | ◎ | ☆ | ◎ | ☆ |
| Ryzen 5 4500 | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
CPU寄りの構成には2つのメリットがある。1つはフォートナイトやVALORANTなど、CPU性能がフレームレートに影響しやすい軽量タイトルで高いフレームレートを維持しやすいことだ。もう1つは将来のグラフィックボード交換に対応できることだ。グラフィックボードを交換するだけでミドルクラス以上の性能に引き上げられる。CPUの交換は手間がかかるが、グラフィックボードの交換は比較的簡単だ。
Ryzen 5 7500FはGeForce RTX 5060 Ti 8GBクラスまでならボトルネックを気にせず組み合わせられる。GeForce RTX 5070以上になるとCPUがやや足を引っ張るが、WQHD環境なら影響は小さい。将来的にグラフィックボードを交換するつもりなら、電源を750W GOLD以上にカスタマイズしておくと安心だ。本機は長く使うための土台としてよくできている。AM5プラットフォームなので、GeForce RTX 5070以上と組み合わせる段階になれば、思い切ってCPUの換装を検討してもよい。
軽量タイトルなら高フレームレートで快適
THIRDWAVE AD-R5A35A-01WはフルHD環境向けのエントリークラスのゲーミングPCだ。ドスパラ公式の性能目安では、フルHDでVALORANTが375fps、Apex Legendsが120fps、GTA Vが65fps、Cyberpunk 2077が45fpsとなっている。基本無料の対人系タイトルなら設定次第で144Hzモニターを活かせる。VALORANTのようにCPU性能の影響が大きいタイトルでは、Ryzen 5 7500Fの性能が活きて高いフレームレートが出る。
Apex Legendsやフォートナイトは、画質よりも負荷の軽さを意識した設定でプレイするのが基本だ。設定を下げれば120fps~144fpsで安定させられる。対人系のゲームはカクつきが勝敗に直結するため、画質を落としてフレームレートを優先したい。基本に忠実であれば、性能不足で負けてしまうことは避けられる。上位を目指すには物足りなくても、楽しむには十分な性能だ。
一方で、モンハンワイルズのような要求スペックの高いタイトルは苦手だ。フルHD×中設定で40fps前後が目安で、快適とは言いにくい。VRAM 6GBも足かせになる。最新のAAAタイトルを本格的にプレイしたいなら、本機ではなくGeForce RTX 5060以上を搭載したモデルを選ぶべきだ。プレイするジャンルに制限が加わることは理解しておこう。
マイクラはModを導入していないバニラ状態なら快適だ。影Modを導入すると負荷が跳ね上がり、GeForce RTX 3050 6GBでは設定を落とす必要がある。Ryzen 5 7500Fのマルチコア性能は十分なので、Modを導入したマルチサーバーでもCPU側がネックになることは少ない。ゲーム以外の用途でも、動画視聴や簡単な作業程度なら余裕を持って対応できる。
参考までに、当サイトが検証したゲーム別のフレームレートも紹介しておく。軽量級タイトルがメインの方向けのモデルだといえる。サイバーパンク2077やFF14では設定を下げる必要があり、モンハンワイルズははっきりと不向きだ。
同じドスパラ製品との比較
| THIRDWAVE | THIRDWAVE | |
|---|---|---|
| イメージ | ![]() |
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| 製品名 | THIRDWAVE AD-R5A35A-01W Ryzen5 7500F搭載 |
THIRDWAVE AD-R7X56A-01W Ryzen7 5700X搭載 |
| ケース | ミニタワー | ミニタワー |
| 価格 | 136,980円 *3,000円OFFクーポン適用済 |
155,380円 *13,600円OFFクーポン適用済 |
| 送料 | 3,300円 | 3,300円 |
| CPU | Ryzen 5 7500F (6コア12スレッド) |
Ryzen 7 5700X (8コア16スレッド) |
| CPUクーラー | 空冷 | 空冷 |
| GPU | RTX 3050 6GB | RTX 5060 |
| メモリ | DDR5-4800 16GB (シングルチャネル) |
DDR4-3200 16GB (シングルチャネル) |
| SSD | 500GB Gen4 NVMe | 500GB Gen4 NVMe |
| 電源 | 650W BRONZE | 650W BRONZE |
| マザーボード | A620A | B550 |
| 公式 | 公式 | 公式 |
| レビュー | 当ページ | レビュー |
同じドスパラのTHIRDWAVE AD-R7X56A-01W(Ryzen 7 5700X×GeForce RTX 5060)と比較していく。当サイトランキング2位のモデルで、週末限定の10,000円OFFクーポンと3,000円OFFクーポンの併用で実質155,380円だ。本機とのクーポン適用後の価格差は18,400円となる。定価では29,000円の差があるので、週末限定クーポンが有効な8/31 10:59までは価格差が縮まっている。
18,400円の差で得られるのはグラフィックボードの性能だ。GeForce RTX 5060はGeForce RTX 3050 6GBの2倍以上のゲーム性能を持ち、VRAMも8GBと多い。フルHDなら最新のAAAタイトルも高設定でプレイでき、モンハンワイルズのような重いタイトルにも対応できる。プレイするジャンルに制限を加えたくないなら、この価格差は十分に価値がある。
一方で、CPUとプラットフォームは本機の方が優れている。Ryzen 5 7500FはRyzen 7 5700Xよりもゲーム性能が15%程度高く、AM5プラットフォームで将来性も高い。THIRDWAVE AD-R7X56A-01WはAM4プラットフォームで、CPUの交換先は限られる。今の性能を取るならTHIRDWAVE AD-R7X56A-01W、将来グラフィックボードを交換して長く使う前提なら本機という選び分けになる。予算に18,400円の余裕があるなら、まずはTHIRDWAVE AD-R7X56A-01Wを検討してほしい。
似ているゲーミングPCとの比較
| THIRDWAVE | LEVEL∞ | |
|---|---|---|
| イメージ | ![]() |
![]() |
| 製品名 | THIRDWAVE AD-R5A35A-01W Ryzen5 7500F搭載 |
LEVEL-M155-R45-LAX |
| ケース | ミニタワー | ミニタワー |
| 価格 | 136,980円 *クーポン適用済 |
126,800円 *セール価格(~9/4) |
| 送料 | 3,300円 | 2,200円 |
| CPU | Ryzen 5 7500F (6コア12スレッド) |
Ryzen 5 4500 (6コア12スレッド) |
| CPUクーラー | 空冷 | 空冷 |
| GPU | RTX 3050 6GB | RTX 3050 6GB |
| メモリ | DDR5-4800 16GB (シングルチャネル) |
DDR4-3200 16GB (デュアルチャネル) |
| SSD | 500GB Gen4 NVMe | 500GB Gen3 NVMe |
| 電源 | 650W BRONZE | 650W BRONZE |
| マザーボード | A620A | B550 |
| 保証 | 1年間 | 1年間 |
| 公式 | 公式 | 公式 |
| レビュー | 当ページ | – |
パソコン工房のLEVEL-M155-R45-LAX(Ryzen 5 4500×GeForce RTX 3050 6GB)と比較していく。同じGeForce RTX 3050 6GB搭載のエントリーモデルで、価格は126,800円と本機よりも10,180円安い。送料を含めると11,280円の差だ。「猛進!怒涛のAMD祭」の対象モデルで、9月4日までは通常価格から3,000円OFFで購入できる。この価格差でLEVEL-M155-R45-LAXが優れているのはメモリのデュアルチャネル構成のみで、電源は同じ650W BRONZE、保証も同じ1年間だ。
CPUは本機の方が圧倒的に優れている。Ryzen 5 7500FはRyzen 5 4500よりもゲーム性能が47%も高く、プラットフォームもAM5と現行世代だ。LEVEL-M155-R45-LAXはAM4プラットフォームのRyzen 5 4500で、DDR4メモリと世代落ちの構成となる。将来のCPUアップグレードの選択肢も限られる。SSDも本機のGen4に対してGen3と一段階下だ。電源ユニットのカスタマイズができないのも痛い。
1万円程度の差で現行世代のプラットフォームとゲーム性能の高いCPUが手に入るのなら、本機を選ぶ価値は十分にある。とにかく価格を抑えたい、ゲーム性能にはこだわらないという方ならLEVEL-M155-R45-LAXも選択肢になる。12万円台でRyzen 5 4500×GeForce RTX 3050 6GBの構成が手に入るのはセール期間中ならではだ。それでも、長く使うことを考えると本機を選ぶのが自然だろう。
THIRDWAVE AD-R5A35A-01W Ryzen5 7500F搭載のケースレビュー
当該モデルではLED対応ケースファンが標準搭載されておらず、ここで紹介しているケースとは異なる点があることはご了承いただきたい。THIRDWAVEシリーズは、これまでのドスパラにはないゲーミングPCらしいケースを採用している。従来のLightningシリーズと比べれば、圧倒的にケースデザインは優れている。カスタマイズでARGBファンを搭載すれば、派手さは他のメーカー製品よりもリードしていると言える。
一方で、デザインに関しては、多くのメーカーが展開しているコストパフォーマンス重視のECサイト限定モデルと大差がない。むしろ、後追いと言えてしまうほど酷似している。ドスパラの中で見れば珍しい形状のケースでも、ゲーミングPCとしては一般的なケースデザインだ。個性的なケースのはずが、よく見かけるゲーミングPCらしいケースになっている。ここまでくれば没個性なデザインだ。登場があと1年早ければ全く違った印象を受けていただろう。
正面

シンプルなデザインだ。本体下部にTHIRDWAVEのロゴが刻印されている。THIRDWAVEはドスパラの運営企業だ。

PS5と比較すると幅は広い。

奥行きも一回り大きいといえる。
背面

背面はオーソドックスなタイプだ。電源ユニットは下部に配置されている。
I/Oパネル

I/Oパネルは本体上部にある。左から電源ボタン・USB 3.2 Gen1・マイク入力/ヘッドフォン出力共用端子・USB 3.2 Gen1・リセットボタン・ストレージアクセスランプだ。前面にはType-Cポートはない。
左側面

左側面はクリアガラスパネルを採用している。後ろのネジを2つ外せばすぐに開けることができる。ARGBファンがないとややシンプルすぎるかもしれない。
底面

底面にもメッシュフィルターがある。メンテナンス性が高い。
右側面

右側面はシンプルだ。前方部に吸気口が設けられている。
右側面内部

ケーブルがしっかりとまとめられている。掃除も行いやすくメンテナンス性は高い。

右下には電源ユニットが収められている。

左下部分にはドライブベイが用意されている。
本体上部

本体上部にはメッシュフィルターがあり埃の侵入を防いでくれる。マグネット式で脱着も容易だ。
上面ファン

上面に2基のファンを搭載している。カスタマイズで水冷クーラーを選択するとここがラジエーターに代わる。
背面ファン

背面ファンは1基だ。
前面ファン

前面には2基のファンが搭載されている。
グラフィックボード

グラフィックボードはASUS製の「ASUS Dual GeForce RTX™ 3050 6GB GDDR6」だった。本機と同じGeForce RTX 3050 6GBだ。2基のファンを搭載していて冷却性能も期待できる。補助電源が不要なので配線もすっきりしている。
付属品

付属品はキーボード・マウス・電源ケーブルだ。初めてのデバイスならこれで十分かもしれない。
管理人による総評
THIRDWAVE AD-R5A35A-01WRyzen 5 7500F × RTX 3050 6GB / エントリークラス
- 45,000円の値下げで13万円台に(クーポン併用で136,980円)
- 当サイトランキング5位のエントリーモデル
- Zen 4のRyzen 5 7500F搭載でAM5の将来性が高い
- 軽量タイトルなら高フレームレートで快適
- 翌日出荷対応で納期が短い
- RTX 3050 6GB搭載でゲーム性能は控えめ
- メモリシングルチャネル・SSD 500GBと構成は平凡
Ryzen 5 7500F×GeForce RTX 3050 6GB搭載のエントリークラスモデルだ。5月時点の184,980円から45,000円値下げされ、クーポン併用で136,980円と大手メーカーのモデルとしては最安値クラスになった。CPUは現行のZen 4世代で、AM5プラットフォームの将来性が高い。将来グラフィックボードを交換して性能を伸ばせる土台としてよくできている。
ゲーム性能はフルHD×標準設定が基準で、Apex LegendsやVALORANTなど軽量タイトルなら快適だが、最新のAAAタイトルには力不足だ。18,400円追加できるならGeForce RTX 5060搭載のTHIRDWAVE AD-R7X56A-01Wの方が幅広く対応できる。それでも予算14万円以下で初めてのゲーミングPCを探しているなら、本機は最有力候補だ。サイレント値下げはいつ戻るかわからないので、この価格のうちに検討したい。

kaikae3000









