
ドスパラが販売する「GALLERIA XDR7A-R57T-GD Ryzen 7 9800X3D搭載」のレビューをまとめた。Ryzen 7 9800X3D×GeForce RTX 5070 Ti搭載のハイエンドクラスのゲーミングPCだ。コストパフォーマンスは7.6と標準よりも高い。ほぼハイエンドクラスと言える性能と充実した構成を武器にしている。それでいて価格が抑えられているのだから言うことなしだ。
下位モデルに当たる「GALLERIA XA7R-R57T 7800X3D搭載」よりも20,000円安く購入できる。次世代モデルの方が安く購入できるのは異例だ。高いコストパフォーマンスも併せ持ち弱点が見当たらない。ゲームも作業もこなせる用途を選ばない汎用性も合わせて完成度の高い一台だ。
\ 5,000円OFFクーポン発行中 3/31 23:59まで /
- 長所
-
- ゲームの対応力が高い
- 構成が充実している
- 希少なミドルタワーモデル
- 短所
-
- 価格が高めで人を選ぶ
- こんな方におすすめ
-
- 高いフレームレートや解像度でゲームをプレイしたい方
- ゲームをメインにしつつ、ゲーム以外の用途も考えている方
- 予算を300,000円前後で組んでいる方
GALLERIA XDR7A-R57T-GD Ryzen 7 9800X3D搭載のスペック解説

| メーカー | ドスパラ |
|---|---|
| ブランド名 | GALLERIA |
| 製品名 | GALLERIA XDR7A-R57T-GD Ryzen 7 9800X3D搭載 |
| 価格 | 509,980円(+送料3,300円) |
| CPU | Ryzen 7 9800X3D(レビュー) |
| CPUクーラー | 水冷式(240mmラジエーター) |
| グラボ | GeForce RTX 5070 Ti(レビュー) |
| メモリ | DDR5-4800 32GB |
| ストレージ | SSD 1TB Gen4 NVMe |
| 電源 | 850W 80PLUS GOLD |
| マザーボード | チップセットB650 |
| おすすめ度 | Aランク |
| 評価 | ・コスパ 7.6 ・ショップ評価 9.9 ・納期 最短翌日出荷 |
GALLERIA XDR7A-R57T-GD Ryzen 7 9800X3D搭載のカスタマイズを評価
| OS | 変更なし |
|---|---|
| 不要パソコン下取り | パソコン下取りサービスを利用する -10,000円 |
| CPU | インテル Core Ultra 7 265 (2.4GHz-5.3GHz/20コア/20スレッド/インテルグラフィックス) +5,500円 |
| CPUファン | (空冷式) Noctua NH-U12S redux +7,000円 |
| CPUグリス | (熱伝導率: 12.56W/m・K) ナノダイヤモンドグリス (OC7) +2,000円 |
| 電源 | 850W 電源 (80PLUS GOLD) ホワイト +7,000円 |
| メモリ | 32GB (16GBx2) (DDR5-5600) +56,100円 |
| SSD | 2TB SSD (NVMe Gen4) +21,000円 |
| パーティション分割 | 変更なし |
| SSD 2 | 変更なし |
| ハードディスク/SSD | 変更なし |
| ハードディスク(追加1) | 変更なし |
| フロントケースファン | 14cm ケースファン(ARGBライティング対応) x2 へ変更 +3,000円 |
| リアケースファン | 12cm ケースファン(ARGBライティング対応) x1 へ変更 +1,500円 |
| トップケースファン | 14cm ケースファン(ARGBライティング対応) x2 へ変更 +3,000円 |
| LAN | 10Gb 対応LANカード(10G/5G/2.5G/1G/100Mbps対応) 追加 +17,000円 |
| 無線LAN | Wi-Fi 6+Bluetooth(R)5.2対応 無線LAN +8,000円 |
| セーフティサービス | 月額980円 |
| 延長保証 | 3年保証(通常1年+延長2年)+34,998円 |
一般的なBTOパソコンで人気のカスタマイズについては黄色のマーカーで示している。GALLERIA XA7R-R57Tは構成が充実したモデルであるため、カスタマイズの必要性はそこまで高くない。性能にかかわる部分ではメモリを64GBへアップグレードするくらいだ。64GBへのカスタマイズは24,100円と高めであまりおすすめでできない。
おすすめカスタマイズは、デザイン性を向上させるケースだ。白色ケースが5,000円で選択できるため、白色ケースが好みの方は選択しておきたい。性能や構成に影響を与えない箇所に5,000円の価値を見出せるならおすすめだ。見た目をそれほど重視しないのであれば変更の必要はない。
GALLERIA XA7R-R57Tのように性能が高いと用途の幅が広い。ゲームも作業も快適にこなせるので、ストレージを追加するのも悪くない。ゲーム中心なら1TB SSD NVMe Gen4、作業の割合が大きいなら4TB HDDを追加すると効率が上がる。動画や画像のように、アクセス時にしか読み込みが発生しないファイルはHDDに保存するといい。ゲームは読み込み速度の早いSSDが適している。用途に合わせたストレージを追加しておけば利便性が高まるはずだ。
GALLERIA XDR7A-R57T-GD Ryzen 7 9800X3D搭載の特徴
ハイエンドクラスに匹敵する高い性能を持つ
| Apex Legends | フォートナイト | マイクラ | モンハンワイルズ |
|---|---|---|---|
![]() ・240fps ・144fps |
![]() ・240fps ・144fps |
![]() ・影Mod ・通常 |
![]() ・120fps ・60fps |
グラフィックスにハイエンドクラスのGeForce RTX 5070 Tiを搭載したモデルで、最新のゲームでも最高設定に近い環境で快適にプレイできる。本格的にゲームをプレイするなら理想的な性能とも言える。Apex Legends・フォートナイト・マイクラだけなら明らかにオーバースペックだ。本領発揮となるのはモンハンワイルズのような高負荷なタイトルとなる。
メインターゲットはWQHD環境で高リフレッシュレートとなる。もちろん、4K解像度にも対応できるポテンシャルを持っている。レイトレーシングをフルで楽しむならアップスケーリングが必須だ。今後登場するゲームの中には上位のGeForce RTX 5080以上の性能が必要となることも考えられる。設定次第で完璧に対応できるという表現が正しいだろう。
言い換えれば、高望みしなければどんなゲームも快適にプレイできるということだ。フルHDやWQHDのような解像度では、理想的なゲーム環境を構築できる。240fps以上のフレームレートを望むならフルHDで、60fps以上ならWQHDのようにゲーム毎に使い分けることも可能だ。ゲームプレイにおいて、本機で対応できないものはない。そう断言できるくらいには優れた性能を有している。
カテゴリでわけるならハイエンドクラスと言っても問題ないはずだ。CPUのRyzen 7 9800X3Dはゲームプレイにおいて最上位のCPUだ。総合的なゲーム性能で見ればハイエンドでも差し支えないだろう。注意したいのは、この突き抜けて高いゲーム性能が本当に必要なのかどうかだ。プレイするゲームやプレイスタイルによっては、GALLERIA XDR7A-R57T-GDほどの高性能なモデルは不要だ。
フルHDで144fps~165fpsくらいを理想とするなら、下位のGeForce RTX 5070でも対応できる。WQHDや4Kのような高解像度でゲームをプレイするつもりがないならオーバースペックだ。いかにコストパフォーマンスに優れたモデルであっても、不要な性能を持つモデルはもったいない。必要な性能よりも少し高い程度がベストだ。予算内であれば優秀な候補だが、無理に購入しようとするならあまりおすすめはしない。
GeForce RTX 5070 Ti搭載モデルとしてはやや高価
| ブランド名 | GALLERIA | FRONTIER |
|---|---|---|
| イメージ | ![]() |
![]() |
| 製品名 | GALLERIA XDR7A-R57T-GD Ryzen 7 9800X3D搭載 |
FRGHLMB650/WS0210 |
| 価格 | 509,980円+送料3,300円 | 369,900円+送料3,300円 |
| クーポン | 5,000円OFF | なし |
| CPU | AMD Ryzen 7 9800X3D (8コア16スレッド) |
AMD Ryzen 7 9800X3D (8コア16スレッド) |
| CPUクーラー | 水冷(240mm) | 空冷 |
| GPU | RTX 5070 Ti | RTX 5070 Ti |
| メモリ | DDR5-4800 32GB (デュアルチャネル) |
DDR5 32GB (シングルチャネル) |
| SSD | 1TB NVMe Gen4 | 1TB NVMe Gen4 |
| 電源 | 850W GOLD | 750W PLATINUM |
| マザボ | B850 | B650 |
| 公式 | 公式 | 公式 |
Ryzen 7 9800X3D×GeForce RTX 5070 Ti搭載で509,980円は相場ぐらいだ。大手BTOメーカーでは50万円前後がボリュームゾーンとなっている。一方で、フロンティアのモデルと比べると見劣りしてしまうのも事実だ。価格差は140,000円ととても同じCPUとグラフィックボードを搭載したモデルとは思えないほどだ。CPUクーラーが水冷式になっていたり、マザーボードのチップセットが現行のB850を採用していたりと構成面で上回っている部分もあるが、140,000円の価格差を覆せるほどではない。
性能に合った充実の構成を持っている点は評価できる。モリは標準で32GB搭載で、GeForce RTX 5070 Tiの性能を発揮しやすい。一定のコストパフォーマンスを維持できているのはこの構成による部分も大きい。パーツ価格が高騰している中である程度高くなってしまうのは仕方がない。フロンティアが異常な価格設定と捉えることもできるだろう。
Ryzen 7 9800X3Dは現行で最もゲーム性能の高いCPUだ。発熱量も大きいことを見越して、水冷式のCPUクーラーを搭載している。メモリ同様に、性能を活かすための構成だ。必要な箇所に必要なパーツが採用されたモデルである。本機の性能を支えつつ、無駄のない構成は素晴らしい。
ストレージは当然1TBの容量を持ち、価格を抑えたモデルに多い500GBではない。高性能なゲーミングPCは、どんなゲームにも対応できる。要求スペックの高いゲームは必要となる容量も大きいため、500GBではすぐ容量不足になる。1TBあれば複数のゲームをインストールしても不足することは少ない。この性能帯で500GB搭載だと1TBへの容量アップは必須になる。結果的にカスタマイズ費用が上乗せされて表示価格よりも高く購入しなくてはならない。
構成がしっかりしていれば、カスタマイズしなくても満足度が高い。GALLERIA XDR7A-R57T-GDは構成に妥協が見られない満足度の高いモデルだ。GALLERIAブランドが好きなら選んで後悔することはないはずだ。高性能なモデルは消費電力も大きい。電源は850W 80PLUS GOLDを採用しており、カスタマイズ不要な装備が整っている。構成面に不満は一切なく、当該モデルの評価を一段上げているようにさえ感じる。
同じドスパラ製品との比較
| ブランド名 | GALLERIA | GALLERIA |
|---|---|---|
| イメージ | ![]() |
![]() |
| 製品名 | GALLERIA XDR7A-R57T-GD Ryzen 7 9800X3D搭載 |
GALLERIA XPR7A-R58-GD Ryzen 7 9700X搭載 |
| 価格 | 509,980円+送料3,300円 | 484,980円+送料3,300円 |
| クーポン | 5,000円OFF | 5,000円OFF |
| CPU | AMD Ryzen 7 9800X3D (8コア16スレッド) |
AMD Ryzen 7 9700X (8コア16スレッド) |
| CPUクーラー | 水冷(240mm) | 空冷 |
| GPU | RTX 5070 Ti | RTX 5080 |
| メモリ | DDR5-4800 32GB (デュアルチャネル) |
DDR5-4800 16GB (シングルチャネル) |
| SSD | 1TB NVMe Gen4 | 1TB NVMe Gen4 |
| 電源 | 850W GOLD | 850W GOLD |
| マザボ | B850 | B850 |
| 公式 | 公式 | 公式 |
同じGALLERIAで選ぶならCPUのランクを落としてGeForce RTX 5080搭載モデルを選ぶのもよさそうだ。さらに、25,000円も安く購入できる。Ryzen 7 9700Xは、Ryzen 7 9800X3Dと同じZen 5アーキテクチャを採用したモデルでIntel製CPUよりも高いゲーム適性を持っている。GeForce RTX 5080とのバランスもまずまずだ。構成はやや平凡だが、あとから増設で対応するのもよいだろう。ハイエンドのGeForce RTX 5080搭載モデルを選べるメリットは大きいはずだ。
ガレリアNEWミドルタワーレビュー
ドスパラのGALLERIAブランドに新しく追加されたミドルタワーケースの詳細だ。従来のケースを踏襲しつつも、全く新しく刷新されたデザインだ。LEDの派手さを演出した最近流行りのタイプではなく、重厚で存在感のある洗練されたゲーミングPCケースに仕上がっている。
流行りとは別のスタイリッシュなケースデザインは、GALLERIAらしさがある。ARGBライティング対応のケースファンなどを採用すれば、派手さを演出することもできる。ユーザーを選ばないデザインは、多くのゲーマーを惹きつけるはずだ。目立ったギミックはなくても、ユーザーのことを考えた設計が随所に見られるのはポイントが高い。
正面

従来ケースとは大きく変わらないように見える。ロゴの位置が少し高くなり、フロント上部に丸みがある。角張った従来ケースをベースにしながらも、見た目の印象を大きく変えている。また、ケースのカラーがより深くなった印象がある。一見すると金属製に見えるほどだ。ガンメタリックカラーというのがしっくりくる。

電源を入れるとケースのフロントとサイドの中間部分のLEDが発光する。LEDはケースに装飾されたもので、電源を入れていないとLEDがどこにあるかわからない。派手さはないが、ワンポイントのアクセントとしてしっかり主張している。LEDファンが映える設計のケースは多くあっても、ケース自体にLEDが装飾されたケースは少ない。今主流のゲーミングPCに採用されているケースと比べて珍しい演出だ。こういったケースの登場は、今後のケースに影響を与えそうだ。
左サイド

左サイドパネルは従来ケース同様に窓を採用している。パネル全体の1/3程度ながら、LEDの光の演出も可能だ。内部を覗くこともできる。昨今は側面の全面クリアパネル採用が当たり前となっている中で、こういったスタイルは主流に逆らう形だ。派手さを追求しない方にとってはバランスのよいパネルである。
フロント側のサイド部分には白いラインが入っているように見える。ここにLEDが装飾され、発光しているようだ。LEDを搭載していることを隠すかのようなギミックだ。電源を入れていない状態ではスリットにしか見えない。また、フロント側には大きめのスリットが用意されていて、吸気口と同時にLEDがきれいに反射する角度となっている。細かい部分ながらよく計算されたケースデザインだ。
右サイド

右サイドパネルはただのカバーで、エアホールなどは用意されていない。こちらもフロント側にLEDが装飾されている。サイドパネルはシンプルなカバーだが、ケース設計は左右対称となっているようだ。スリットがアクセントとなり、何もない右サイドもスタイリッシュなデザインに見える。こういった工夫は他のメーカーも参考にしてほしいところだ。
天板

天板はマグネット式の防塵フィルターが設置されている。多くのゲーミングPCに採用されるペラペラのものではなく、しっかりとした厚みが特徴だ。メンテナンスを行いやすい材質はポイントが高い。天板にはケースファンを3つ取り付けることも可能で、360mmラジエーター採用の水冷式CPUファンも搭載できる。拡張性の高さを感じさせる構造で、意外と3つのファンを採用できるケースは少ない。シンプルに見えて機能性に溢れた天板だ。
フロントI/Oパネル

フロントのI/Oパネルは左から電源ボタン・USB 2.0 ×2・USB 3.2 Gen1 Type-A ×2・USB 3.2 Gen2 Type-C ×1・イヤホンジャックとなっている。他メーカーのケースと比べて充実した装備だ。ほとんどのPCケースはフロントI/OパネルにはUSBポートが2つしかない。Type-Cを合わせても3つが標準的な装備だ。
USBポートがType-C合わせて5つもあるのは素晴らしい。転送速度の速いUSB 3.2 Gen1 Type-Aにはフラッシュメモリなど読み込み速度が重要なものを接続し、USB 2.0には読み込み速度が関係しないマウスやキーボードと使い分けることができる。
また、最近のゲーミングPCは天板右側に設置されることが多く、垂直に接続しなければならないものがほとんどだ。GALLERIAの新ケースはフロント上部に斜めに設置されている。これはパソコンの置き場所を左右どちらに置いても使用しやすい。また、PCラックに設置するときもラックの天井に干渉せずアクセスできる。設置場所を限定せず、扱いやすいI/Oパネルだ。理想的な位置に設置されていると言える。
背面

背面は特に目立った箇所はない。フロントやサイドは優れたデザインだが、やはり背面は手を加えるのはむずかしいのだろう。また、背面部はどこに設置しても目に入らない部分であるため、こだわりを出しても効果が薄い。凡庸であることがデメリットにならない。
強いて言えば、ガンメタリックのカラーを活かすために黒を基調としている。マザーボードやグラフィックボードのポート部分も黒色ならよかった。もっとも、普段見えない部分なので黒に統一しても強みにはならなかっただろう。
背面I/Oパネル

背面I/Oパネルはすっきりしている。フロントI/Oパネルを充実させた影響か、USB 2.0 ×2・USB 3.2 Gen1 Type-A ×2・USB 3.2 Gen2 Type-C ×1と、フロントI/Oパネルと全く同じUSB構成だ。HDMIとDisplayPortがそれぞれ1つずつ用意されているが、グラフィックボードを搭載しているので使用する機会はない。親切にも「使用不可」のシールでカバーしている。
音声出力・ラインアウト・ラインインの3つだ。背面I/Oパネルは最低限というべきか、オーソドックスなものだ。少し物足りなさはあるものの、フロントI/Oが充実していることを考えれば悪くない。
底面

底面もしっかりガンメタリックカラーだ。見えない部分でもこだわりを感じる。防塵フィルターは小さく、底面のリア側に搭載されている。エアホールなども用意されておらずシンプルな形状だ。底面はあまりまじまじと見ることはない部分だ。少しアンバランスに感じてもケースの評価が下がるわけではない。小さい防塵フィルターはメンテナンス性が高いとも、機能的とも捉えられる要素だ。

防塵フィルターはスライド機構で固定されている。この構造であればパソコンを傾けなくても取り付け・取り外しができる。気軽に取り外して掃除ができるのはメンテナンス性がよいと言える。もしも防塵フィルターがもう少し大きく、マグネット式であったなら取り外しと取り付けに苦労したはずだ。ユーザーの視点に立って設計されているのがよくわかる。
内部

内部は今風のボトムカバー付きのケースだ。ミドルタワーらしく、内部スペースにはかなり余裕がある。水冷式CPUファンを搭載しても余裕がある。メーカーや大きさも気にせず、自由に選んで搭載できるスペースがある。それ以外にこれといった特徴がないように見える。しかし、小さな工夫が見える箇所がある。

このように、ボトムカバー側面に穴が空いており、サイド上部にも同じ穴がある。グラフィックボードを固定するバー(リジッドカードサポート)を取り付けているように、ネジで何かを固定できるユーティリティホールだ。実用性があるとは言えない。しかし、発想次第ではオリジナリティ溢れるカスタマイズが可能となるかもしれない。
装飾系のパーツを取り付けるなど、個性を出しやすい。もっとも、サイドパネルは全面クリアパネルではないので、個性を出したとしても見えない。性能や利便性を向上させることには繋がらず、サイドパネルとのスペースを考えると限定的だ。ストレージのシャドウベイへのアクセスが悪いため、ここにストレージを固定する何かを追加できれば便利だ。それが現実的ではなかったとしても、アイデア次第で魅力的な要素になる可能性はある。

右サイドパネルを外した内部だ。派手なケースではないのでLED用の配線でごちゃごちゃしていない。ケーブル類はすっきりとまとめられている。SATA接続のSSDは2つ設置するスペースが用意されている。背面にケーブルを這わせて左サイドから見えないようにしているせいでアクセスは悪い。主流のストレージがM.2になったので、SATA接続の2.5インチSSDを搭載しなくなったことも影響しているだろう。

ボトムカバーの中には3.5インチシャドウベイが2つある。SSDのシャドウベイと合わせて4つのストレージを搭載可能で拡張性は十分だ。右側は舞台裏のようなもので、独創的な工夫はとくにない。どこのメーカーのPCケースも右サイドパネルの中は似たようなものだ。ドスパラのケースは、かつてのケースに大型のストレージベイが用意されていたように、同じ機構のシャドウベイが用意されている。それだけでも特徴的というべきだろう。

ケースのLEDが真っ暗な部屋でどのように見えるかテストした。まるでネオン管のように1本の光源は鮮やかながら視界の邪魔をしない。LEDファンを多く採用したゲーミングPCは、暗い部屋で操作するには目について集中できない。たとえ明るい部屋でも、視界に入ると気が散りやすい。見えない場所におけば魅力半減だ。その点でGALLERIAの新ケースはLEDの光も設置場所を選ばないように設計されている。派手なPCケースが苦手な方におすすめだ。
ケースまとめ
GALLERIAの新しいミドルタワーは、従来のデザインを踏襲しながらも、まったく新しいケースに仕上げた。一見すると全体が金属のように見える色使いも素晴らしい。重厚でありながら洗練されたPCケースだ。これでまたひとつGALLERIAを選択する理由となりそうだ。
多くのメーカーが新しいケースを発表しているが、ユーザーのことを考えたケースというのはGALLERIAのミドルタワーが抜き出ている。それを証明するのがフロントI/Oパネルの設置位置だ。最近のケースは真上に設置され、垂直に接続するものばかりだ。ラックなど制限のあるスペースに設置するとフロントI/Oパネルそのものが使用できない可能性がある。正面上部にあれば、足元の左右どちらにおいても扱いやすい。
設置場所を限定しないという基本的なことができている。これだけでもデザインだけではなく、ユーザーのことを考えて設計されているのがよくわかる。また、昨今の派手なPCケースにならなかったのも評価したい。ゲーミングPCのケースは主流を追うせいか、似たようなケースになりやすい。GALLERIAのミドルタワーは個性的に仕上げ、デザインとの両立を果たした。
ゲーミングPCをケースデザインで選ぶならGALLERIAがおすすめだ。発表時点では従来ケースとあまり変わっていないという印象があった。しかし、実際に見てみると明らかに違う。よりスタイリッシュで扱いやすいケースだ。もしも買い替えるならGALLERIAのモデルを選びたいと素直に思える出来栄えである。
管理人による総評
Ryzen 7 9800X3D×GeForce RTX 5070 Ti搭載のハイエンドクラスのゲーミングPCだ。高解像度でのゲームプレイを想定しているユーザーにおすすめだ。構成も抜群でメモリDDR5-4800 32GB・SSD 1TB Gen4 NVMeとなる。電源ユニットは850W GOLDと余裕がある。マザーボードのチップセットはB650だ。相場ぐらいの価格設定でGALLERIAブランドで選びたい方は購入して後悔はしないだろう。コストパフォーマンスを重視するならフロンティアのモデルを確認しておくとよい。
| 価格 | CPU | グラボ |
|---|---|---|
| 509,980円 | 7 9800X3D | RTX5070Ti |
| メモリ | SSD | チップセット |
| DDR5 32GB | 1TB | B850 |













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