サードウェーブ(ドスパラ)が販売する「THIRDWAVE AD-R7D56A-01W Ryzen7 7800X3D搭載」についてのレビューをまとめた。GPUにGeForce RTX 5060 Ti 8GBを搭載したミドルハイクラスのゲーミングPCだ。2026年4月1日までグラフィックボードがGeForce RTX 5060 Ti 8GBへ無償アップグレードされるキャンペーン適用中となっている。性能の向上と合わせてコストパフォーマンスの向上にもつながる素晴らしいキャンペーンだ。
ゲーム特化型CPUであるRyzen 7 7800X3Dを搭載していながら219,980円と抑えられた価格が持ち味だ。旧世代ながら3D V-Cache搭載のおかげで現行トップクラスのゲーム性能を誇る。将来的にグラフィックボードを交換しても、性能を引き出しやすいゲーマー向けの構成といえる。当該モデルを選んでおけば、より本格的なゲーム環境を整えたいと考えたときに対応しやすく、誰にとっても汎用性の高いモデルだ。また、競合他社と比べて短納期なのは強みとなる。
- こんな方におすすめ
-
- お得なモデルを探している方
- コストパフォーマンスを重視する方
- フルHDでゲームをプレイする方
THIRDWAVE AD-R7D56A-01W Ryzen7 7800X3D搭載のスペック

| メーカー | サードウェーブ(ドスパラ) |
|---|---|
| ブランド名 | THIRDWAVE |
| 製品名 | THIRDWAVE AD-R7D56A-01W Ryzen7 7800X3D搭載 |
| 価格 | 219,980円(+送料3,300円) |
| CPU | Ryzen 7 7800X3D |
| CPUクーラー | 水冷(240mm) |
| グラボ | GeForce RTX 5060 Ti 8GB *無料アップグレード中(通常時RTX 5060) |
| メモリ | DDR5-4800 16GB(16GB x1) |
| SSD | 500GB Gen4 NVMe |
| 電源 | 750W 80PLUS GOLD |
| マザーボード | チップセットA620A |
| おすすめ度 | Aランク |
| 評価 | ・コスパ 8.9 ・ショップ評価 8.5 |
>>THIRDWAVE AD-R7D56A-01Wを購入<<
THIRDWAVE AD-R7D56A-01W Ryzen7 7800X3D搭載のカスタマイズ評価
| OS | 変更なし |
|---|---|
| CPUファン | 変更なし |
| ケースファン | [水冷CPUファン用] 12cm ARGBライティング対応ファン3個に変更 +3,000円 |
| LEDカラー変更 | 好みのカラー +3,000円 |
| CPUグリス | (熱伝導率: 12.56W/m・K) ナノダイヤモンドグリス (OC7) +2,000円 |
| グラフィック機能 | 変更なし |
| 電源 | 変更なし |
| メモリ | 32GB (16GBx2) (DDR5-4800) +56,100円 |
| SSD | 1TB SSD (NVMe Gen4) +18,000円 |
| SSD 2 | 変更なし |
| ハードディスク/SSD | 変更なし |
| 無線LAN | Wi-Fi6+Bluetooth(R)5.2対応 無線LAN +8,000円 |
| セーフティサービス | 月額980円 |
| 延長保証 | 3年保証(通常1年+延長2年)+21,998円~ |
THIRDWAVE AD-R7D56A-01Wのカスタマイズはメモリ・SSDを中心に考えたい。ケースファンを増やして見た目を華やかにしたり、CPUグリスを変更して熱伝導率を高めたり候補は幅広くあるが、優先度は下がりメモリ・SSDのカスタマイズを検討してから変更するのがベストだ。
メモリは32GBが理想的な容量だ。問題はメモリの高騰により56,100円という高すぎる価格設定にある。有用なカスタマイズだとしてもおすすめできない。価格帯が上がってしまうカスタマイズは、モデルそのものの評価を一気に下げてしまう。価格が落ち着いたら自分で増設するという対応でもよさそうだ。
SSDが最もおすすめだ。何をするにもストレージに保存するところから始まる。最新のゲームでは300GBに迫るタイトルも多く、古いゲームでもアップデートで少しずつ容量が大きくなり200GBを超えることは珍しくない。標準の500GBでは物足りない。幅広いゲームをプレイできる性能を有する本機だからこそ、容量を1TBにカスタマイズしたい。
性能や利便性に関係するメモリ・SSDの検討を終えたらデザインや冷却性能に目を向ける。ケースファンをLEDタイプに変更すれば、光による鮮やかなケースを演出できる。ファンの数やサイズが変わることはないので、冷却性能の向上には繋がらない点は注意したい。ケースファンは見た目を変更するカスタマイズだ。
冷却性能を向上させるにはCPUグリスの変更がよい。冷却性能そのものを向上させるというよりは、CPUから発せられた熱をCPUファンに伝えやすくなる。熱伝導率のアップは冷却効率を高められる。Ryzen 7 7800X3Dの発熱量は大きいので変更するメリットはある。
セーフティサービスと延長保証は好みだ。標準の1年保証では不安な方は延長を検討したい。3年間の延長でカスタマイズ費用を含む本体価格の10%がプラスされる。カスタマイズなしでも21,998円かかるので、この価格に納得できる方にはおすすめだ。セーフティサービスは保証の内容を充実させるサービスだ。こちらは月額980円から選択できる。必要な方は多くないと思う。内容を吟味して検討したい。
ARGBファン搭載イメージ

>>THIRDWAVE AD-R7D56A-01Wを購入<<
THIRDWAVE AD-R7D56A-01W Ryzen7 7800X3D搭載の特徴
グラボの無償アップグレードでお得

4月1日までグラフィックボードの無償アップグレードが適用中となっている。昔はドスパラでは当たり前のように無償アップグレードを行っていたが、今は値下げやポイント付与が中心となっていた。ユーザーにとって、無償アップグレードは値下げ以上に価値があるように思う。なんだか懐かしい気持ちになる。ミドルクラスのGeForce RTX 5060は多くのゲーマーが選ぶ人気のグラフィックボードだ。無条件でひとつ上のGeForce RTX 5060 Ti 8GBへアップグレードされていれば誰もが歓迎するはずだ。

気になるグラフィックボードの性能を見ていこう。元々搭載されているGeForce RTX 5060と比較すると、10%以上も高くなっている。ミドルクラスからミドルハイクラスにアップグレードされると、対応できるゲームや環境も広がる。無償でアップグレードされるなら何のデメリットもない。
価格帯でトップクラスのコストパフォーマンス
| 製品名 | 画像 | 価格 | CPU | GPU | メモリ | SSD | 電源 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| NEXTGEAR JG-A7A6X | 264,800 | 7 7800X3D | RX9060XT 16GB | 16GB | 1TB | 750W(B) | |
| LEVEL-M1AM-LCR78D-RKX | 259,800 | 7 7800X3D | RTX5060 | 16GB | 500GB | 650W(B) | |
| THIRDWAVE AD-R7D56A-01W | 219,980 | 7 7800X3D | RTX5060Ti 8GB | 16GB | 500GB | 750W(G) | |
| FRGKB550/WS0208/NTK | 179,800 | 7 5700X | RTX5060Ti 8GB | 32GB | 1TB | 600W(P) |

同じドスパラ内で見るとCore i7-14700F搭載のTHIRDWAVE AD-C7F56B-01Wと同じ価格設定だ。マルチコア性能とゲーム性能のバランスのよいCPUだ。THIRDWAVEシリーズではCore i7-14700FよりもRyzen 7 7800X3D搭載モデルの方が15,000円高いモデルもある。同じグラフィックボード搭載で同じ価格に落ち着いていることから、THIRDWAVE AD-R7D56A-01Wのコストパフォーマンスの高さがわかる。
また、下位のGeForce RTX 5050との価格差もほとんどなく、かなり価格が抑えられている。元々THIRDWAVE AD-R7D56A-01Wは、価格が高めだったこともあり人気のモデルとは言えなかった。Ryzen 7 7800X3D搭載モデルになるとどうしても高くなってしまう。ゲームに特化した性能のRyzen 7 7800X3DはGeForce RTX 5060と組み合わせても恩恵が小さい。
グラフィックボードがGeForce RTX 5060 Ti 8GBへ無償アップグレードされたことで、Ryzen 7 7800X3Dを搭載していることが活き、コストパフォーマンスを伸ばすことにつながった。GeForce RTX 5060 Ti 8GBとの組み合わせであれば、性能と価格のバランスのよさが魅力のモデルと言える。価格が少しでも高くなっていれば今ほどおすすめできるモデルにはならなかったはずだ。
電源が750W 80PLUS GOLD採用なのも見逃せない。GeForce RTX 5060やGeForce RTX 5060 Ti 8GBに採用される電源は650W 80PLUS BRONZEが中心だ。Core i7-14700F搭載モデルも650W 80PLUS BRONZEである。ワンランク上の電源のおかげで将来的にパーツのアップグレードも行いやすい。
マザーボードの将来性の高さも当該モデルの強みだ。A620Aは次世代のCPUにも対応している。CPU性能が不足することになっても、A620AはCPUの交換だけで済む。Core i7-14700F搭載モデルのチップセットB760ではCPUとマザーボードの交換が必要だ。手間も費用もかかるので将来性は低い。同じ価格でも視点を変えると優劣がはっきりする。長く使えることもコストパフォーマンスを語る上で重要だ。価格が抑えられ、将来性にも優れたTHIRDWAVE AD-R7D56A-01Wは間違いなくトップクラスのコストパフォーマンスを誇る。
フルHDに適した扱いやすいゲーム性能
フルHDで活きる性能を持っている。GeForce RTX 5060 Ti 8GBはVRAM容量が少し心もとなく、最新のゲームでは設定を下げてプレイしなければならない。もっとも、それこそが本機最大の特徴とも言える。圧倒的な高性能を武器にしたモデルではないため、設定を下げて高いフレームレートを維持するのがミドルハイクラスの基本だ。
VRAM容量が大きくても、GeForce RTX 5060 Ti 8GBの性能ではVRAM容量を活かしにくい部分もある。たとえば、GeForce RTX 5060 Ti 16GBがよい例だ。VRAMが求められる設定に対応できてもフレームレートとの両立がむずかしい場面がある。ゲームごとに設定や環境を見直すのではなく、最初から割り切って使用することで高望みをしなくてもよくなる。
できることとできないことがはっきりしている。フルHDの標準設定で144fps以上を目指すのが理想的な扱い方だ。ミドルクラス・ミドルハイクラスで人気のCPUはCore i5-14400FやRyzen 5 7500Fのように、コストを抑えてボトルネックにならない程度の性能を持つモデルだ。THIRDWAVE AD-R7D56A-01Wのように、ゲームに特化したRyzen 7 7800X3DとGeForce RTX 5060 Ti 8GBを組み合わせるモデルは少ない。
あえて組み合わせることで、フレームレートを高い数値で維持しやすくなる。フルHDの標準設定で高いフレームレートを維持するという目的に対して、ひとつの正解となる組み合わせだ。WQHDや4Kのような高解像度、最新のゲームの最高設定など画質を重視したプレイスタイルには適していない。目的を絞ることで本モデルの魅力を開花させることができる。
THIRDWAVE AD-R7D56A-01W Ryzen7 7800X3D搭載のPCケースレビュー
ケースは他のモデルで採用されていたものでケース自体は共通だが中身が異なる点は留意して欲しい。
正面

シンプルなデザインだ。本体下部にTHIRDWAVEのロゴが刻印されている。THIRDWAVEはドスパラの運営企業だ。

PS5と比較すると幅は広い。

奥行きも一回り大きいといえる。
背面

背面はオーソドックスなタイプだ。電源ユニットは下部に配置されている。
I/Oパネル

I/Oパネルは本体上部にある。左から電源ボタン・USB 3.2 Gen1・マイク入力/ヘッドフォン出力共用端子・USB 3.2 Gen1・リセットボタン・ストレージアクセスランプだ。前面にはType-Cポートはない。
左側面

左側面がクリアガラスパネルを採用している。後ろのネジを2つ取ればすぐに空けることができる。ARGBファンがないとややシンプルすぎるかもしれない。
底面

底面にもメッシュフィルターがある。メンテナンス性が高い。
右側面

右側面はシンプルだ。前方部に吸気口が設けられている。
右側面内部

ケーブルがしっかりとまとめられている。掃除も行いやすくメンテナンス性は高い。

右下には電源ユニットが収められている。

左下部分にはドライブベイが用意されている。
本体上部

本体上部にはメッシュフィルターがあり埃の侵入を防いでくれる。マグネット式で脱着も容易だ。
上面ファン

上面に2基のファンを搭載している。カスタマイズで水冷クーラーを選択するとここがラジエーターに代わる。
背面ファン

背面ファンは1基だ。
前面ファン

前面には2基のファンが搭載されている。
グラフィックボード

グラフィックボードはASUS製の「ASUS Dual GeForce RTX™ 3050 6GB GDDR6」だった。2基のファンを搭載していて冷却性能も期待できる。
付属品

付属品はキーボード・マウス・電源ケーブルだ。初めてのデバイスならこれで十分かもしれない。
管理人による総評
(+)無償アップグレードで性能とコスパ急上昇
(+)価格帯でトップクラスのコストパフォーマンス
(+)フルHDに適した扱いやすいゲーム性能
(+)翌日出荷対応で納期が短い
(-)高画質・高解像度は苦手
現在グラフィックボードの無償アップグレードキャンペーン中で、GeForce RTX 5060 Ti 8GB搭載モデルへと変貌している。数年前までドスパラのキャンペーンと言えば無償アップグレードで、その頃の勢いを取り戻すかのような豪華なキャンペーンだ。これにより価格帯でトップクラスのコストパフォーマンスを誇る。性能が向上し、フルHDに適した性能として多くのゲーマーから注目を集めている。最高設定での高画質や、4Kのような高解像度は苦手なので、あくまでもフルHD専用のモデルとして見れば優秀なモデルである。翌日出荷に対応した納期の短さも相まって、候補に入れている方は多いのではないだろうか。
| 価格 | CPU | グラボ |
|---|---|---|
| 219,980円 | 7 7800X3D | RTX5060Ti 8GB |
| メモリ | SSD | チップセット |
| DDR5 16GB | 500GB | A620A |








