Contraband Police推奨の必要スペックを検証していく。Contraband Policeは国境の警備員となり、不正や違法な持ち込みを見つけ出し、正しく入国する人を選択するゲームだ。不正なパスポートで入国しようとしたり、違法な薬物を持ち込もうとしたりする不届きものを見逃してはいけない。ストーリーを進めると銃撃戦やカーチェイスといった要素も増えてくる。単調になりづらいストーリー展開に注目だ。おすすめモデルは、「Contraband Police向けおすすめのゲーミングPC」で紹介している。
当ページの目次
Contraband Policeの必要&推奨環境
最低環境 | 推奨環境 | 徹底解剖推奨 | |
---|---|---|---|
OS | Windows 10 64bit | Windows 10 64bit | Windows 10 64bit |
CPU | Core i5-6600 | Core i7-9700 | Core i5-14400以上 |
GPU | GTX 1050 | RTX 2060 | RTX 4060以上 |
メモリ | 12GB | 16GB | 16GB |
Contraband Policeの推奨環境の考察
Contraband Policeの要求スペックは標準的という印象を受ける。なお、公式の推奨GPUはGeForce GTX 2060となっているがこれは記載ミスで、正しくはGeForce RTX 2060である。2023年3月に登場したゲームとしては要求スペックは低めだろうか。推奨環境を超えることは、それほど難しくない。ゲームはシミュレーションとアクションを合わせたもので、高リフレッシュレートでのゲームプレイもそれなりに恩恵がある。
ゲームの快適性を追求していきたいところだ。少しカクつくとゲームの進行を妨げる場面がある。ある程度性能に余裕を持つか、設定を下げることを前提にしておくべきだろう。雰囲気のよいゲームながら、画質自体はゲームの進行に影響は与えにくい。そのため、標準設定以下であっても快適にプレイできればいい。そのくらいを想定した性能であれば選びやすいはずだ。
CPUの要求スペックが控えめであるため、そこまでの予算は不要だ。15万円台前後のゲーミングPCを選ぶことになる。具体的に言えばCore i5-14400FとGeForce RTX 4060/GeForce RTX 3060を搭載したモデルだ。旧世代のGeForce RTX 3060 Tiは取り扱いが少なくなっているものの、後継機の登場で価格が下がっているので在庫があるショップを探すのもよい。GeForce RTX 3060 Tiは、GeForce RTX 4060よりも性能が高く今でも十分通用するモデルだ。
Contraband Policeを快適にプレイすることを考えれば、性能が高いことにデメリットはない。ミドルクラスを狙いつつ、少しでも性能の高いモデルを選ぶことがヒントになりそうだ。ゲームの推奨環境ギリギリを狙うのは、少しの変化で快適性が損なわれる可能性がある。推奨環境から導き出した当サイト基準の推奨環境は最低でも見ておきたい性能だ。
GeForce RTX 4060 TiやGeForce RTX 3060 Tiを搭載したモデルを選択できるならその方がいい。ゲーム自体の負荷を考えれば、ミドルクラスもあれば十分だ。当然、快適の判断には個人差がある。誰がどうプレイしても快適だと判断できる性能は少し高めである。CPUの要求スペックは比較的軽めだが、Core i7-9700が求められることから価格の安いRyzen 5 4500のようなCPUはギリギリだ。
設定を標準よりも下げるのであれば問題はない。そうなると、CPUの性能は低くてGPUの性能が高いというアンバランスになると、GPUの性能を活かせない設定にしなくてはならない。Ryzen 5 4500を選択する場合は低価格帯のモデルを選ぶべきだ。Ryzen 5 4500とGeForce RTX 4070のようなアンバランスなモデルは双方の持ち味を崩してしまうので注意したい。
Contraband Policeの概要&特徴
国境警備員として職業を全うするゲーム
Contraband Policeではプレイヤーが国境警備員となり、国境を通してよい人かそうでない人かを判断しなくてはならない。時々、車に違法な薬物を隠しており、それを見つけて逮捕することも仕事だ。この不正を見落とさないように国境を警備するというのは、2013年に登場した「Papers, Please」によく似ている。2Dではなく、3Dになったことでより深く楽しめるようになった形だ。
車両を通し、運転手からパスポートなどの情報を受け取る。名前や生年月日、有効期限が正しいかを確認する。この時点で偽造や有効期限切れであれば通すことはできない。また、挙動や言動が怪しければ、念のため車を降りてもらう。車両内部を細かくチェックすると、違法な薬物やアルコールなどを見つけられることがある。時にはシートの中、時にはタイヤやバンパーの中に隠している。
特殊なライトで特定のマークが浮かび上がるとその中に隠していることが容易にわかる。発見自体はそれほど難しいものではないが、エンジンルームなどの隙間に置いてあると見落としてしまうこともある。怪しいと感じたら徹底的に調べ尽くそう。意外と誠実な態度で、資料に何のミスもない善良な人ほど隠していることが多い。何から何まで疑ってかかる必要がある。
国境警備員はカーチェイスや銃撃戦という危険な任務を行うこともある。単に不正を見逃さないだけではない。ギャングの襲撃に対応することも仕事だ。単調にならないゲーム進行は、安定した仕事とは無縁である。国境で検査している時に襲撃を受けることもある。カーチェイスや銃撃戦パートはそれほど難しくはないものの、国境警備員をメインに考えているとあまり楽しめないかもしれない。
ストーリーとして必要なのだろう。通行する人だけをチェックするのではない。トラックの積荷のチェックも求められる。意外と細かく作り込まれており、ストーリーもしっかりしていることから、深く没入できるゲーム内容だ。気分はまさに国境警備員である。
正しい判断が給料に直結する
Contraband Policeにはお金の概念がある。報酬は正しく判断した場合に増え、誤った判断をすると下げられる。失敗が続くと破産してしまうので慎重になりたい。プレイした感覚では8割近くの通行人は問題を抱えている。国境を越えようとする人全てを疑う方がいい。疑い過ぎた結果、何の問題もない人や車を長時間調べるようになるのはあるあるだ。
制限時間があるわけではない。効率的にゲームを進行するには、素早く判断する方がいいというだけのことだ。不正を行っていない人を疑い、不正を探そうとするとドツボにはまる。何か見落としがあるのではないか、疑心暗鬼は続いていく。じっくり調べて何の問題もないと判断すると、間違った判断で報酬がマイナスになる。こういうことが一度あると、疑心暗鬼から抜け出せなくなっていく。
一定の報酬で安定するようになっても、難易度はうまく設定されている。積荷や動物のチェックなどもあり、相手も巧妙になっていく。飽きさせないストーリーこそがContraband Policeの魅力だ。稼いだお金は拠点のアップグレードや道具の購入に使用できる。より効率的にゲームを進めるために、お金は非常に重要になっていく。
過酷な労働を終え、休憩する拠点がコンテナからスタートし、ベッドも簡素なものだ。見た目のアップグレードだけでなく、その効果や恩恵も様々だ。お金を貯めるという行為に意味を持たせており、これはシミュレーションゲームに多い要素だ。給料を貯めて効率化を図るのもシミュレーションゲームにはよくある。アクション要素とシミュレーション要素があることで、幅広いゲーマーから支持を得ている。
Steamの最新評価では圧倒的好評を得ており、勢いのあるゲームということがわかる。また、圧倒的好評は限られたゲームでしか獲得できない評価だ。やりこみ要素もあり、シミュレーター、シミュレーション、アクションの要素を兼ね揃えていることが高い評価につながっている。
Contraband Police向けおすすめのゲーミングPC
Magnate MV(ドスパラ)
価格:133,980円+送料3,300円
CPU:Core i5-14400F
GPU:GeForce RTX 4060
メモリ:DDR5-4800 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:9.4
Magnate MVはContraband Policeの推奨環境を満たしたミドルクラスの性能を持つモデルだ。選びやすく扱いやすいことが特徴で、多くのゲームの推奨モデルとしてピックアップしている。コストパフォーマンスの高さが魅力で、おすすめしやすい。注意点としてゲーミングPCではなく一般向けモデルなので、見た目に関してはゲーミングPCと比べて見劣りするのが弱みだ。
GALLERIA RM5C-R46(ドスパラ)
CPU:Core i5-14400F
GPU:GeForce RTX 4060
メモリ:DDR5-4800 16GB
ストレージ:SSD 500GB Gen4 NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:8.4
GALLERIA RM5C-R46は快適にContraband Policeをプレイできるだけの性能を有している。GeForce RTX 4060はGeForce RTX 3060とGeForce RTX 3060 Tiの中間程度の性能がある。Core i5-14400Fとのバランスも良好だ。最新GPUを搭載していながら、価格が抑えられているのが特徴だ。Magnate MVのケースデザインで納得できないユーザーはチェックしておこう。
FRGKB760/T2/NTK(フロンティア)
CPU:Core i5-14400F
GPU:GeForce RTX 4060 Ti
メモリ:DDR4-3200 32GB
ストレージ:SSD 1TB NVMe
電源:600W 80PLUS BRONZE
コスパ:10.0
FRGKB760/T2/NTKはContraband Policeのみならず、多くのゲームを快適にプレイできる性能がある。CPUはCore i5-14400Fで、GPUはGeForce RTX 3070に近い性能を持つRTX 4060 Tiを搭載している。最新のゲームでも快適にプレイできる性能で、今最も注目を集めているゲーミングPCの一つだ。コストパフォーマンスもよく、誰にでもおすすめできる汎用性の高さが魅力だ。さすがフロンティアのセールモデルといったところだろう。