Core i7-14700Kのスペックレビュー&性能ベンチマーク検証を行った。2023年10月にIntel第13世代の倍率ロックフリーCPUが3モデル「Core i9-14900K」・「Core i7-14700K」・「Core i5-14600K」がリリースされている。Raptor Lake Refresh世代は、Intel第13世代のリフレッシュモデルなので基本的なアーキテクチャは変わっていない。大きくアーキテクチャが変わるのは次世代モデルからだろう。
実はこの3つのモデルの中でCore i7-14700Kだけが従来モデルよりもスペックが強化されているのだ。Eコアが4つ増えて16コア24スレッドから20コア28スレッドとなっている。フラグシップモデルであるCore i9シリーズとの差を縮めた形だ。Core i9-14900Kと比べてもゲームプレイだけを考えるならより魅力的なモデルと言える。搭載モデルは、「Core i7-14700K搭載おすすめゲーミングPC」で紹介している。
Core i7-14700Kの基本情報
コードネーム | Raptor Lake Refresh |
---|---|
プロセス | 10nm |
コア/スレッド数 | 20コア(8P+12E)/ 28スレッド |
定格/最大クロック(P) | 3.4 GHz / 5.6 GHz |
定格/最大クロック(E) | 2.5 GHz / 4.3 GHz |
L3キャッシュ | 33MB |
PBP | 125W |
MTP | 253W |
発売日 | 2023年10月17日 |
MSRP | $409 |
価格 | 63,980円~ *2024/10時点 (61,980円~/Fシリーズ) |
特徴 | (+)20コア28スレッドとスペックが強化された (+)オールラウンドに通用するモデル (+)Ryzen 7シリーズを圧倒する性能を持つ (-)ゲーム性能は微増に留まる (-)消費電力がやや高い (-)BTOパソコンではマイナーなCPU |
評価 | ・総合評価 8.5 ・ゲーム評価 9.0 |
当ページの目次
Core i7-14700Kのスペック
i7-14700K | i9-14900K | i7-13700K | |
---|---|---|---|
メーカー | Intel | Intel | Intel |
コードネーム | Raptor Lake-R | Raptor Lake-R | Raptor Lake |
プロセス | 10nm | 10nm | 10nm |
トランジスタ数 | - | - | - |
ダイサイズ | 257 mm² | 257 mm² | 257 mm² |
トータルコア数 | 20コア | 24コア | 16コア |
トータルスレッド数 | 28スレッド | 32スレッド | 24スレッド |
CPUコア数(P) | 8コア | 8コア | 8コア |
スレッド数(P) | 16スレッド | 16スレッド | 16スレッド |
CPUコア数(E) | 12コア | 16コア | 8コア |
スレッド数(E) | 12スレッド | 16スレッド | 8スレッド |
定格クロック(P) | 3.4 GHz | 3.2 GHz | 3.4 GHz |
最大クロック(P) | 5.6 GHz | 6.0 GHz | 5.4 GHz |
定格クロック(E) | 2.5 GHz | 2.4 GHz | 2.5 GHz |
最大クロック(E) | 4.3 GHz | 4.4 GHz | 4.2 GHz |
L2キャッシュ | 28MB | 32MB | 24MB |
L3キャッシュ | 33MB | 36MB | 30MB |
対応メモリ | DDR5-5600 DDR4-3200 | DDR5-5600 DDR4-3200 | DDR5-5600 DDR4-3200 |
内蔵GPU | UHD Graphics 770 | UHD Graphics 770 | UHD Graphics 770 |
CPUクーラー | なし | なし | なし |
PCI-Express | Gen 5, 20 Lanes | Gen 5, 20 Lanes | Gen 5, 20 Lanes |
PBP | 125W | 125W | 125W |
MTP(PL2) | 253W | 253W | 253W |
MSRP | $409 | $589 | $409 |
国内価格 | 62,955円~ 66,969円 | 85,599円~ 88,970円 | 60,480円~ 64,000円 |
発売日 | 2023/10/17 | 2023/10/17 | 2022/10/20 |
Pコアの最大クロックが0.2GHz高く、Eコアの最大クロックも0.1GHz高くなった。PコアもEコアも定格クロックに変更はなしだ。L2キャッシュが4MB増えて28MBに、L3キャッシュは3MB増えて33MBとなった。対応メモリはDDR5-5600・DDR4-3200となる。内蔵GPUはUHD Graphics 770だ。CPUクーラーは非同梱なので別途用意する必要がある。性能的には水冷式が好ましい。
PCI-ExpressはGen 5, 20 Lanesだ。PBPは125W・MTPは253Wとなっている。MSRPは$409と維持されている。Core i7-14700Kの国内販売価格は66,969円だ。Core i7-13700Kとの価格差がほとんどないところまで来た。CPU内蔵グラフィックス非搭載のCore i7-14700KFであれば4,000円程度安く62,955円で購入できる。
上位モデルのCore i9-14900KになるとさらにEコアが4つ多くトータルコアは24コア・トータルスレッドは32となる。Pコアの定格クロックはCore i7-14700Kの方が0.2GHz高いが、最大クロックはCore i9-14900Kの方が0.4GHz高い。Eコアも定格クロックはCore i7-14700Kの方が0.1GHz高いが、最大クロックはCore i9-14900Kの方が0.1GHz高い。
Core i9-14900Kの方がL2キャッシュが4MB多く32MBで、L3キャッシュも3MB多く36MBだ。内蔵GPU・PCI-Express・PBP/MTPは共通だ。MSRPの差は$180だ。国内価格は322000円程度の差がある。Core i7-14700Kの方がコストパフォーマンスが高い。Core i9-14900Kはゲームプレイ+αでこだわりたい方向けと言える。
Core i7-14700Kの特徴&注意点
Eコア増量もゲーム性能は微増に留まる
Core i7-14700Kは20コア28スレッドと従来モデルのCore i7-13700Kよりもスペックが引き上げられたが、ゲーミング性能自体はCore i7-13700Kとほとんど変わらない。性能差は1%-2%程度と考えておこう。旧世代のフラグシップモデルであるCore i9-13900Kに近づいた点は評価できる。すでにCore i7-13700Kを所有しているユーザーが、ゲーム目的でCore i7-14700Kへの買い替えることは推奨できない。
上位モデルであるCore i9-14900Kとの性能差は2%程度でそれほど大きくない。ゲームプレイだけを考えるならCore 7-14700Kでも十分だろう。Intel第11世代より前のCore i7シリーズなどからの買い替えなら十分メリットを享受できるだろう。3D V-Cache搭載のRyzen 7000X3Dシリーズとの差はそれほど縮めることはできなかった。Forza Horizon 5やCyberpunk 2077など3D V-Cacheが効くタイトルでは性能差は大きい。
一方で、Cinebench 2024のスコアを見てもわかるとおり、マルチコア性能については順当にパフォーマンスが引き上げられている。Eコアの増量はゲームよりも一般的なアプリケーションへのパフォーマンス向上に貢献している。ゲーム実況・動画編集・画像編集などのクリエイター作業は得意だ。
競合モデルはRyzen 7ではなくRyzen 9となる
製品 | コア/スレッド | ゲーム性能 | MSRP | 価格 | コスパ |
---|---|---|---|---|---|
Ryzen 9 7950X3D | 16/32 | 42,987 | $699 | 104,800 | 0.410 |
Ryzen 7 7800X3D | 8/16 | 42,714 | $449 | 50,600 | 0.844 |
Ryzen 9 7900X3D | 12/24 | 41,098 | $599 | 69,960 | 0.587 |
Core i9-14900K | 24/32 | 38,957 | $589 | 88,970 | 0.438 |
Core i9-13900K | 24/32 | 38,688 | $589 | 89,930 | 0.430 |
Core i7-14700K | 20/28 | 38,356 | $409 | 66,969 | 0.573 |
Core i7-13700K | 16/24 | 37,794 | $409 | 64,000 | 0.591 |
Ryzen 9 7950X | 16/32 | 33,942 | $699 | 96,800 | 0.351 |
Ryzen 9 7900X | 12/24 | 33,917 | $549 | 71,800 | 0.472 |
Ryzen 9 7900 | 12/24 | 33,893 | $429 | 64,800 | 0.523 |
Ryzen 7 7700X | 8/16 | 33,793 | $399 | 56,800 | 0.595 |
Ryzen 7 7700Xが8コア16スレッドなので土俵が全く違っている。ただし、ゲームプレイだけを考えると3D V-Cache搭載のRyzen 7 7800X3Dは魅力的なモデルだ。15,000円(24%)も安く購入できるにも関わらず、10%以上ゲーミング性能が高い。CPU内蔵グラフィックス非搭載のCore i7-14700KFでも価格差は12,000円(20%)とやや大きい。一方で、マルチコア性能はCore i7-14700Kの方が圧倒している。ゲームとその他作業のバランスを考えるとCore i7-14700Kはおすすめしやすい。
ワットパフォーマンスはイマイチ
Core i7-14700KはフラグシップモデルのCore i9シリーズに匹敵する高い消費電力となっている。従来モデルのCore i7-13700Kと比べてもゲームプレイ時で16%高く、マルチスレッド作業時でも9%高い。Eコアが増えたこともあってある程度仕方がないところだ。CPUクーラー搭載は必須と言える。
ワットパフォーマンスを見るとRyzen 7 7800X3DやRyzen 9 7950X3Dがいかに優れたモデルであるかがわかるだろう。Core i7-14700Kの半分以下の消費電力でより高いゲーミング性能を誇る。水冷CPUクーラーがなくても問題なさそうだ。同じZen 4アーキテクチャ採用のRyzen 9 7950XやRyzen 9 7900Xも省電力性に長けている。
Core i7-14700Kのゲームベンチマーク一覧
Far Cry 6
Far Cry 6ではRyzen 7000X3Dシリーズを除けばIntel製CPUが優勢だ。Core i7-14700KはCore i9シリーズに次いで高いフレームレートが出ている。従来モデルのCore i7-13700Kと比べて1%-3%程度フレームレートが向上している。Ryzen 9 7900Xと比べても9%程度フレームレートが高い。
フォートナイト
フォートナイトのベンチマーク用マップである「TILTED TOWERS BENCHMARK」でのフレームレートを計測した。実際のフォートナイトはここまで負荷が重くなることはないため数値はもう少し高くなると考えておこう。フルHD最高設定あるいはWQHDではRyzen 7000X3Dシリーズを除いておおよそ同等のフレームレートだ。Core i9-14900K/Core i9-13900Kが続く。Core i7-14700KもRyzen 9 7950XやRyzen 9 7900Xを上回るフレームレートが出ている。設定を中設定にするとRyzen 9 7950XやRyzen 9 7900Xが、Core i7-14700Kを上回っている。およそ5%-6%程度のフレームレートの差が生まれている。
FF14
FF14でもRyzen 7000X3Dシリーズが上位を占めている。頭一つ抜け出ている形だ。Core i7-14700Kは、従来モデルのCore i7-13700Kとほとんどフレームレートが変わらない。フルHDではRyzen 9 7900Xよりも3%程度フレームレートが低いが、それ以外の解像度では同等以上だ。Core i9-14900Kとの性能差は2%-10%だ。解像度が低いほどその差が広がるのは当然だろう。
Blue Protocol
Blue ProtocolではRyzen 9 7950XやRyzen 9 7900Xと同等のフレームレートが出ている。やはり従来モデルのCore i7-13700Kとの性能差はほとんどない。上位モデルのCore i9-13900Kとの性能差は最大でも2%程度だ。Ryzenシリーズでは3D V-Cache搭載モデルとRyzen 7 7700XがCore i7-14700Kを上回る。Ryzen 7 7700Xについては1つのCCXを搭載している仕様が有利になっているのだろう。高解像度でのゲームプレイを検討しているならそこまでCPUにこだわる必要はない。
Forza Horizon 5
Forza Horizon 5は負荷の高いタイトルの一つでWQHDや4K環境ではグラフィックボードがボトルネックとなりやすくCPUによる差はそれほど大きくない。Ryzen 7 7800X3Dなど3D V-Cache搭載モデルのみ頭一つ抜き出ている。Core i7-14700Kは、従来モデルのCore i7-13700Kとほとんどフレームレートは変わらない。Core i9-14900Kとの性能差は1%前後だ。Ryzen 7 7800X3Dと比べると12%程度劣る。大容量L3キャッシュが効くタイトルと言えるだろう。
Cyberpunk 2077
Cyberpunk 2077でもWQHDや4K環境ではCPUによる差が出づらいタイトルとなっている。フルHD環境ではRyzen 9 7900Xよりも2%程度フレームレートが低い。上位モデルであるCore i9-14900Kとのフレームレートの差は4%だ。Ryzen 7 7800X3Dと比べると15%以上低い。ゲームプレイだけを考えるならRyzen 7 7800X3Dが魅力的なCPUであることは否定できない事実だ。
PC向けアプリケーションのベンチマーク
Cinebench 2024
Cinebench 2024はCinebench R23の進化バージョンだ。最新CPUのパフォーマンスをより正確に把握できる。Cinebench 2024では、従来モデルのCore i7-13700Kと比べてマルチコアが14%高く、シングルコアも8%高い。Eコアが増えた分だけしっかりとパフォーマンスが引き上げられていることがわかる。上位モデルのCore i9-14900Kと比べるとマルチコアが9%低く、シングルコアも5%低い。Core i9-13900KとCore i7-13700Kのスコア差が最大17%あったことを考えるとCore i9シリーズとの差が縮まっている。AMDのフラグシップモデルであるRyzen 9 7950Xと比べても見劣りしないパフォーマンスは評価できる。
Cinebench R23
定番のCinebench R23のスコアも見ておこう。Cinebench 2024とは互換性がないため別物のスコアとして見る必要がある。Core i7-14700Kは、Core i7-13700Kと比べてマルチコアが6%高く、シングルコアも4%高い。Cinebench 2024ほどパフォーマンスが伸びていない。それでもRyzen 9 7900Xと比べてマルチコアが12%高く、シングルコアも2%高い。上位モデルを圧倒している。Ryzen 9 7950X3Dとの性能差はマルチコアで8%程度だ。クロック周波数が引き下げられている分Ryzen 9 7950Xほどは性能が伸びない。
Blender
CPUのレンダリング性能を見ていく。従来モデルのCore i7-13700Kと比べて10%以上パフォーマンスが高い。Ryzen 9 7900Xと比べても同等だ。Ryzen 7 7700Xと比べて58%もパフォーマンスが高く圧倒している。もはやこのグレードでは敵なし状態だ。フラグシップモデルであるCore i9-14900Kとの性能差は14%程度だ。
7-Zip
Zipファイルの展開及び圧縮速度を計測している。Core i7-14700KのスコアはRyzen 9 7900Xと比べても見劣りしない。展開速度こそ2%低いものの圧縮速度では10%以上上回る。従来モデルのCore i7-13700Kと比べても展開速度が18%速く、圧縮速度も13%速い。上位モデルのCore i9-14900Kのパフォーマンスの差は最大15%となっている。
Handbrake
4K動画のエンコードに掛かる時間(秒)をまとめている。単純にコア・スレッドが多い方が有利になる。Core i7-13700Kよりも11%も速くなったのは高評価だ。競合のRyzen 9 7900Xを17%程度上回っている。フラグシップモデルのCore i9-14900Kと比べると18%程度低い結果だ。トップはRyzen 9 7950XでCore i7-14700Kよりも18%も速い。
Adobe Photoshop(PugetBench)
画像編集におけるパフォーマンスを計測した。Core i7-13700Kと比べると1%程度の伸びに留まる。Core i9-14900Kとの性能差は4%だ。Ryzen 9 7900Xと比べても3%程度低い。Pコア数の多いRyzen 9シリーズが有利だ。
Adobe Premiere Pro(PugetBench)
動画編集速度ではRyzen 9シリーズを圧倒している。Adobe PremiereはCore iシリーズが得意としているアプリケーションと言えそうだ。Ryzen 9 7900XどころかRyzen 9 7950Xと比べてもパフォーマンスが高い。従来モデルのCore i7-13700Kとの性能差はほとんどない。
Core i7-14700K搭載おすすめゲーミングPC
Core i7-14700K搭載モデルはBTOパソコンの中でもマイナーな存在だ。Core i7シリーズでも無印モデルが人気となっている。それでもCore i5-14600Kよりは搭載モデルが多いように思う。倍率ロックフリーモデルのCore i7-14700Kは性能が高くおすすめしやすい。オーバークロックができるのは大きなメリットだ。水冷CPUクーラーや高容量・高規格の電源ユニットを搭載することが多いため価格は高くなってしまうが、パフォーマンスを考慮すればそれ以上の価値がある。Core i9-14900Kに匹敵する高いゲーミング性能を得られる。
LEVEL-R779-LC147KF-SLX(パソコン工房)
CPU:Core i7-14700KF(水冷)
GPU:GeForce RTX 4060 Ti
メモリ:DDR5-4800 16GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:700W 80PLUS BRONZE
コスパ:調査中
Core i7-14700KF×RTX 4060 Ti搭載のミドルハイクラスのゲーミングPCだ。パソコン工房のミドルタワーケースを採用している。フルHD環境でのゲームプレイに適している。タイトル次第ではWQHD環境にも対応できるポテンシャルを持つ。CPUとGPUのバランス的にはCPU寄りだ。ゲームプレイ+αで考えているユーザー向けとなる。メモリDDR5-4800 16GB・SSD 1TB Gen4 NVMeと構成も平均以上となる。最大で4つのストレージをカスタマイズで追加可能だ。チップセットはZ790と最上位グレードとなる。電源ユニットは700W BRONZEを採用している。
GALLERIA ZA7C-R47(ドスパラ)
CPU:Core i7-14700KF(水冷)
GPU:GeForce RTX 4070
メモリ:DDR5-4800 32GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:750W 80PLUS GOLD
コスパ:5.2
Core i7-14700KF×GeForce RTX 4070搭載のハイクラスのゲーミングPCとなっている。ドスパラのゲーミングブランドであるGALLERIAはゲーマーから支持されている。当サイトへのアクセス数も多くブランド力は国内No.1ではないかと思う。ミドルタワーケースは拡張性・実用性が高くおすすめしやすい。大きささえ気にしなければ魅力的な選択肢となる。メモリDDR5-4800 32GB・SSD 1TB Gen4 NVMeと構成も抜群だ。電源ユニットは750W GOLDを採用している。
LEVEL-R779-LC147KF-TT4X(パソコン工房)
CPU:Core i7-14700KF(水冷)
GPU:GeForce RTX 4070 SUPER
メモリ:DDR5-4800 16GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:750W 80PLUS BRONZE
コスパ:調査中
LEVEL∞のミドルタワーモデルとなる。グラフィックスにGeForce RTX 4070 SUPERを搭載した一台だ。レイトレーシング・DLSSの性能も旧世代より向上している。Core i7-14700KFとの組み合わせもベストに近いように思える。360mmラジエーター搭載の水冷CPUクーラー採用で熱対策もばっちりだ。メモリDDR5-4800 16GB・SSD 1TB Gen4 NVMeと構成も充実している。電源ユニットは800W GOLDと余裕がある。
G-GEAR GE7J-L242/BH(TSUKUMO)
CPU:Core i7-14700KF
GPU:GeForce RTX 4070 Ti SUPER
メモリ:DDR5-4800 32GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:850W 80PLUS GOLD
コスパ:調査中
Core i7-14700KF×GeForce RTX 4070 Ti SUPER搭載のハイクラスのゲーミングPCだ。4K環境にも対応できる性能を有している。メモリはDDR5-4800 32GBと必要十分だ。ゲームプレイ+αでも十分耐えうる。ストレージはSSD 1TB Gen4 NVMeを搭載している。電源ユニットは850W GOLDだ。
GALLERIA ZA7C-R48S(ドスパラ)
CPU:Core i7-14700KF(水冷)
GPU:GeForce RTX 4080 SUPER
メモリ:DDR5-4800 32GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:1000W 80PLUS TITANIUM
コスパ:8.7
Core i7-14700KF×GeForce RTX 4080 SUPER搭載のハイエンドクラスの一台となる。倍率ロックフリーモデルに合わせてCPUクーラーも水冷式のDEEPCOOL製「GAMMAXX L240 V2」採用だ。RGBライティング対応となる。メモリDDR5-4800 32GB・SSD 1TB Gen4 NVMeと構成も充実している。電源ユニットは1000W PLATINUMと余裕がある。コストパフォーマンス指標も8.0オーバーで高い。
G-Tune FZ-I7G8S(G-Tune)
CPU:Core i7-14700KF
GPU:GeForce RTX 4080 SUPER
メモリ:DDR5-4800 32GB
ストレージ:SSD 2TB Gen4 NVMe
電源:1000W 80PLUS PLATINUM
コスパ:調査中
希少なフルタワーモデルだ。税込4999,800円と高額だ。24時間365日の電話サポート+基本保証3年間とサポートが手厚い。グラフィックスには現行のハイエンドモデルであるGeForce RTX 4080 SUPERを搭載している。GeForce RTX 40シリーズとして後発モデルだ。Core i7-14700KFとのバランスも悪くない。4K環境でのゲームプレイが前提となる。メモリDDR5-4800 32GB・SSD 2TB Gen4 NVMeと圧巻の構成を持つ。電源ユニットは1000W PLATINUMを採用している。光学ドライブも標準搭載だ。この構成ならカスタマイズはしなくてもよさそうだ。
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モデル | ベンチマーク検証機Intel Ver. 2023 |
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CPU | Core i7-14700K etc. |
GPU | GeForce RTX 4090 |
メモリ | DDR5-5600 32GB |
ストレージ | SSD 1TB Gen4 NVMe |
マザーボード | MSI MPG Z790 CARBON WIFI MB5911 |
電源 | 玄人志向 1200W PLATINUM KRPW-PA1200W/92+ |