ryzen99900x3d
Ryzen 9 9900X3Dのスペックレビュー&性能ベンチマーク検証を行った。2025年3月12日にRyzen 9000シリーズの新しい3D V-Cache搭載モデルがリリースされた。Ryzen 9 9950X3DとRyzen 7 9800X3Dの間を埋める存在だ。Ryzen 7900X3Dの後継モデルとなる。スペックは12コア24スレッドと従来モデルを踏襲している。第2世代3D V-Cache技術が採用され、キャッシュの配置がCCDの上から下へと変更されている。

これによりCCDとヒートスプレッダーの間の干渉がなくなり効率的な冷却及び動作クロックの引き上げを実現した。これまで弱点だったクリエイティブ作業(マルチコア性能)も高い水準で行える。従来モデルではRyzen 9 7900X3Dがマルチコア性能でRyzen 9 7900Xで上回ることはなかったが、今は3D V-Cache搭載モデルも非搭載モデルと同等のパフォーマンスを期待できる。

ヒートスプレッダーとは

heatspreaderヒートスプレッダーとは型番などが刻印された金属のプレートのことだ。熱を広げて拡散することができ効率的にヒートシンクに熱を伝えられる。この部分にCPUグリスをつけて水冷クーラー(ヒートシンク)を取り付ける。つまり、Ryzen 9 9900X3DではCPUクーラー→ヒートスプレッダー→CCD→L3キャッシュとなったのだ。これまではヒートスプレッダーとCCDの間にL3キャッシュが配置されていたので熱の放熱という観点からは非効率的だった。

Ryzen 9 9900X3Dの基本情報

コードネーム Zen 5 (Granite Ridge)
プロセス 4nm
コア/スレッド数 12コア / 24スレッド
定格/最大クロック 4.4 GHz / 5.5 GHz
L2キャッシュ 12MB
L3キャッシュ 128MB(32MB+96MB)
TDP 120W
PPT 230W
発売日 2025年03月12日
MSRP $599
価格 109,800円~ *2025/8時点
特徴 (+)12コア24スレッドの高パフォーマンスモデル
(+)現行トップクラスのゲーム性能を持つ
(+)従来モデルよりマルチコア性能が向上している
(+)オーバークロックに対応している
(+)価格と性能のバランスがよい
(-)消費電力がやや高い
(-)単体CPUの入手難易度が高い
(-)搭載ゲーミングPCのラインナップがほとんどない
評価 ・総合評価
9.5

・ゲーム評価
9.5

Ryzen 9 9900X3Dのスペック

Ryzen 9 9950X3D/9 9900X/9 7900X3Dと比較

Ryzen 9 9900X3D Ryzen 9 9950X3D Ryzen 9 9900X Ryzen 9 7900X3D
イメージ Ryzen 9 9900X3D ryzen99950x3d ryzen99900x ryzen97950x3d
メーカー AMD AMD AMD AMD
コードネーム Zen 5
(Granite Ridge)
Zen 5
(Granite Ridge)
Zen 5
(Granite Ridge)
Zen 4
(Raphael)
プロセス 4nm 4nm 4nm 5nm
トランジスタ数 166.30億 166.30億 166.30億 178.40億
ダイサイズ 2×70 mm² 2×70 mm² 2×70 mm² 2×70 mm²
I/Oプロセス 6nm 6nm 6nm 6nm
I/Oトランジスタ数 34億 34億 34億 非公開
I/Oダイサイズ 122m㎡ 122m㎡ 122m㎡ 122m㎡
コア数 12コア 16コア 12コア 12コア
スレッド数 24スレッド 32スレッド 24スレッド 24スレッド
定格クロック 4.4GHz 4.3GHz 4.4GHz 4.4GHz
最大クロック 5.5GHz 5.7GHz 5.6GHz 5.6GHz
オーバークロック 〇 〇 〇 ×
L2キャッシュ 12MB 16MB 12MB 12MB
L3キャッシュトータル
(通常Cache+3D V-Cache)
128MB
(64MB+64MB)
128MB
(64MB+64MB)
64GB
(64MB+0MB)
128MB
(64MB+64MB)
対応メモリ DDR5-5600 DDR5-5600 DDR5-5600 DDR5-5200
内蔵グラフィックス Radeon Graphics Radeon Graphics Radeon Graphics Radeon Graphics
実行ユニット 2 2 2 2
グラフィックス周波数 2200MHz 2200MHz 2200MHz 2200MHz
CPUクーラー なし なし なし なし
PCI-Express Gen 5, 24 Lanes Gen 5, 24 Lanes Gen 5, 24 Lanes Gen 5, 24 Lanes
TDP 120W 170W 120W 120W
PL2(PPT) 162W 230W 162W 162W
ソケット AM5 AM5 AM5 AM5
MSRP $599 $699 $499 $599
国内価格 112,800円~ 132,800円~ 82,800円~ 95,800円~
発売日 2025/03/12 2025/03/12 2024/08/15 2023/02/28

比較対象として従来モデルであるRyzen 9 7900X3Dと同世代のRyzen 9 9950X3D/Ryzen 9 9900Xを挙げている。Ryzen 9 7900X3Dとの違いについてもっとも知ってほしいので詳しく見ていく。Ryzen 9 9950X3DとRyzen 9 9900Xについては簡単に違いを知るだけで十分だ。まずはRyzen 9 7900X3Dと比較していく。Ryzen 9 7900X3DはZen 4アーキテクチャを採用したモデルだ。CPUダイのプロセスは5nmとなる。次世代のRyzen 9 9900X3Dになって4nmへ微細化された。

トランジスタ数はRyzen 9 9900X3Dの方が7%程度少ない。ダイサイズは2×70m㎡と共通だ。I/OプロセスはZen 4アーキテクチャ時代のものを踏襲している。I/Oダイサイズも変わらない。コア・スレッドも12コア24スレッドと変更なしだ。定格クロックは4.4GHzと同じだが、最大クロックは0.1GHz(2%弱)引き下げられている。せっかく3D V-Cacheの搭載位置を変更して熱の問題をクリアできたはずなのにどうして最大クロックを引き下げたのか。その理由はIPCの改善が挙げられる。

Zen 5になってIPCが16%改善しているので、クロック周波数を抑えても性能は上になるからだ。5.5GHzから16%上乗せすると6.38GHz相当ということになる。オーバークロックに対応しているのもハイライトだ。第2世代3D V-Cacheになって自由度が上がった。L2キャッシュ及びL3キャッシュ容量に変更はない。対応メモリはDDR5-5200からDDR5-5600とより高クロックなメモリをサポートしている。内蔵グラフィックスに変更はない。PCI-ExpressもGen 5, 24 Lanesのままだ。

TDP及びPL2はそれぞれ120W・162Wと両モデル共通だ。対応ソケットはAM5となる。MSRPは$599と同じだ。それぞれの販売時点での価格は17,000円の差がある。円安や部材高騰など様々な要因があるのだろう。おおよそ2年ぶりの新モデルということになる。

現行モデルの2機種について簡単に見ておく。まずは3D V-Cache非搭載のRyzen 9 9900Xだ。このモデルに3D V-Cacheを搭載するとRyzen 9 9900X3Dになる。基本的なスペックは共通だが、最大クロックがRyzen 9 9900Xの方が0.1GHz高くなっている。L3キャッシュ容量は半減の64MBとなる。Ryzen 9 9900X3Dの方が$100高くなっている。国内販売価格では30,000円の差がある。

Ryzen 9000X3DシリーズのフラグシップモデルであるRyzen 9 9950X3Dのスペックを見ていく。コア・スレッドがそれぞれ33%増えて16コア32スレッドとなる。定格クロックはRyzen 9 9900X3Dの方が0.1GHz高いが、最大クロックはRyzen 9 9950X3Dの方が0.2GHz高く5.7GHzだ。ここまでクロック周波数を引き上げられるのはそれだけ質のよいウェーハーを使用しているということだろう。L2キャッシュはRyzen 9 9950X3Dの方が4MB多く16MBだ。L3キャッシュ容量は同じだ。

TDPは170WとRyzen 9 9900X3Dよりも50W多い。さらに、PL2は230Wと実に68Wアップだ。スペックを考えれば妥当な数値だといえる。MSRPは+$100だ。国内販売価格では20,000円の差がある。どちらも入手困難な状況が続いている。

Core Ultra 9 285Kと比較

Ryzen 9 9900X3D Core Ultra 9 285K
イメージ ryzen99950x3d Core Ultra 9 285K
メーカー AMD Intel
コードネーム Zen 5
(Granite Ridge)
Arrow Lake
プロセス
(コンピュートタイル)
4nm 3nm
トランジスタ数 166.3億 178.0億
ダイサイズ 2×70 mm² 243 m㎡
I/Oダイプロセス 6nm 6nm
I/Oダイトランジスタ数 34.0億 非公開
I/Oダイサイズ 122m㎡ 非公開
SoCタイルプロセス – 6nm
グラフィックスタイルプロセス – 5nm
コア数/スレッド数 12 / 24 24(8P+16E)/ 24
定格クロック(P) 4.4GHz 3.7GHz
最大クロック(P) 5.5GHz 5.7GHz
定格クロック(E) 該当コアなし 3.2 GHz
最大クロック(E) 該当コアなし 4.6 GHz
オーバークロック 〇 〇
L2キャッシュ 12MB 40MB
L3キャッシュ 128MB(32MB+96MB) 36MB
対応メモリ DDR5-5600 DDR5-6400
内蔵グラフィックス Radeon Graphics Intel Graphics
実行ユニット 2 4
グラフィックス周波数 2200MHz 2000MHz
内蔵NP 非搭載 Intel AI Boost
CPUクーラー 非同梱 非同梱
PCI-Express Gen 5, 24 Lanes Gen 5 , 20 Lanes
TDP(PBP) 120W 125W
PL2(PPT) 230W 250W
ソケット AM5 LGA1851
MSRP $599 $589
国内価格 112,800円~ 115,800円~
発売日 2025/03/12 2024/10/24

次に競合モデルであるCore Ultra 9 285Kと比較していく。Core Ultraシリーズ2のフラグシップモデルでこれ以上のコンシューマー向けモデルは発売されていない。MSRPを見ると$589でRyzen 9 9900X3Dよりも$10安いだけだ。国内販売価格はCore Ultra 9 285Kの方が3,000円高いが、同等といえるだろう。なお、Core Ultra 9 285KにはCPU内蔵グラフィックス非搭載のCore Ultra 9 285KFは存在しない。Arrow Lake世代のモデルでAMDと同じように複数のダイを組み合わせたチップレット構造を採用している。

Ryzen 9 9900X3D(Zen 5)がCPUダイとI/Oダイの2つで構成されているのに対して、Core Ultra 9 285K(Arrow Lake)ではコンピュートタイル(CPUダイ)・I/Oタイル(I/Oダイ)・SoCタイル・グラフィックスタイルとさらに細かく分割されている。CPUの根幹部分に当たるコンピュートタイルの製造プロセスは3nmとRyzen 9 9900X3Dよりも微細化されている。I/Oタイルは6nmと共通だ。SoCタイルは6nm、グラフィックスタイルは5nmプロセスで製造されている。

Core Ultra 9 285Kは8個のPコアと16個のEコアを組み合わせて24コア24スレッドというスペックだ。今世代からハイパースレッディングは廃止されコア数=スレッド数となる。物理コアはRyzen 9 9900X3Dの2倍だがスレッド数は同じ24となる。Pコアの定格クロックはRyzen 9 9900X3Dの方が0.7GHz高く、最大クロックはCore Ultra 9 285Kの方が0.2GHz高い。Ryzen 9 9900X3DにはEコアは搭載されていない。Core Ultra 9 285KのEコアのクロック周波数は定格3.2GHz、最大4.6GHzとなる。Pコアよりも抑えられていることがわかる。いずれのモデルもオーバークロック対応だ。

L2キャッシュはCore Ultra 9 285Kの方が28MB多いが、L3キャッシュはRyzen 9 9900X3Dの方が92MB多い。3D V-Cache搭載モデルということで一般的なモデルよりも大容量だ。Core Ultra 9 285Kの内蔵グラフィックスはIntel Graphicsだ。内蔵NPとしてIntel AI Boostを搭載している。ここはRyzen 9 9900X3Dに対して優位なポイントだ。CPUクーラーはどちらも非同梱だ。Core Ultra 9 285KのPCI-ExpressはGen 5, 20 Lanesだ。TDP・PL2ともにCore Ultra 9 285Kの方が高くなっている。価格は初めに見たとおりだ。

Ryzen 9 9900X3Dの最新評価【2025年】

製品名(コア/スレッド) 価格 コスパ(ゲーム) ゲーム性能 コスパ(マルチコア) マルチコア性能
Ryzen 7 9800X3D(8/16) 84,800 0.531 45,025 0.401 34,011
Ryzen 9 9950X3D(16/32) 128,000 0.338 43,316 0.391 50,009
Ryzen 9 9900X3D(12/24) 109,800 0.388 42,620 0.365 40,024
Ryzen 7 7800X3D(8/16) 61,800 0.682 42,174 0.483 29,874
Core i9-14900KF(24/32) 65,980 0.590 38,957 0.664 43,839
Core i7-14700F(20/28) 45,980 0.850 38,098 0.843 38,764
Ryzen 7 9700X(8/16) 54,800 0.674 36,936 0.590 32,343
Core Ultra 9 285K(24/24) 94,270 0.390 36,785 0.512 48,282
Ryzen 9 9950X(16/32) 99,583 0.349 34,729 0.486 48,360


Ryzen 9 9900X3Dは立場的に中途半端でコスパ指標で見てもおすすめ度は高くない。10万円を切る価格になれば一気におすすめしやすくなるところだが…Ryzen 9 9900X3Dを購入するならフラグシップモデルであるRyzen 9 9950X3Dを選択するべきだろう。ゲーム性能を最優先に考えるならRyzen 7 9800X3DやRyzen 7 7800X3Dがより魅力的な選択肢となる。搭載ゲーミングPCについてもやはりRyzen 9 9950X3D搭載モデルあるいはRyzen 7 9800X3D搭載モデルを選択肢にいれるべきではないかと思う。ラインナップが少なくBTOメーカーもそれほど力を入れていないように思う。セール・キャンペーン対象モデルになれば確認しておくぐらいでよい。

Ryzen 9 9900X3Dの特徴&注意点【発売時点】

ゲーム性能・マルチコア性能共に高い水準にある

ryzen9900x3d-gamescore

Ryzen 9 9900X3Dのゲーム性能スコアは42,620と高い数値となっている。Ryzen 7 9800X3D・Ryzen 9 9950X3Dとコンシューマー向けモデル全体で見て上から3番目だ。従来モデルのRyzen 9 7900X3Dと比べると5%程度ゲーム性能が向上している。競合モデルであるCore Ultra 9 285Kと比べると15%程度性能が高い。Core Ultraシリーズ2は最適化がうまくできていないのかゲーム性能が思ったほど伸びず旧世代のモデルにも劣ってしまう。Intelからすると想定外だろう。

前世代のCore i9-14900Kと比べてもRyzen 9 9900X3Dの方が10%弱性能が高い。Ryzen 9 9900X3Dの性能があればGeForce RTX 5090・GeForce RTX 5080・Radeon RX 9070 XTなどのハイエンドモデルと組み合わせでこそ本領発揮となる。高解像度でのゲームプレイを考えているなら選択肢に入れてもよいだろう。オーバークロックの余力もあるのは強みとなる。

ryzen9900x3d-multi

マルチコア性能スコアは40,024と高めだ。Ryzen 9 9900Xと比べてもわずかに性能が高い。旧世代では3D V-Cache搭載モデルのRyzen 7 9700X3Dの方がRyzen 7 9700Xよりも性能が低かったので、3D V-Cacheの配置を変えたのはよい選択だったといえる。クロック周波数を維持できるのはゲーム以外の用途においてプラスに働く。競合モデルであるCore Ultra 9 285Kと比べると15%以上劣ってしまう。Arrow Lake世代のCPUはマルチコア性能が高い。

性能アップの代償として消費電力が高くなった

ryzen9900x3d-watt

今世代では仕様変更に伴いクロック周波数の引き上げが実現したことで消費電力も相応に高くなっている。Ryzen 9 7900X3Dと比べるとゲームプレイ時で95%高く、高負荷(マルチコア)時でも37%も高くなっている。ゲーミング性能の伸びが5%程度なのでやはりワットパフォーマンスは悪化している。

前世代のRyzen 7000X3Dシリーズでは3D V-Cache搭載モデルは省電力性の高さがウリの一つだった。特にゲームプレイ時はうまくコントロールされていて消費電力が抑えられていたのだ。もっとも消費電力が上がったといっても許容範囲内で特別な対策が必要というわけではない。

Ryzen 9000X3Dシリーズの中でも存在感を示す

製品名 コア/スレッド ゲーム性能(マルチコア) 価格 コスパ(マルチコア)
Ryzen 7 9800X3D 8/16 45,025(34,011) 102,990 0.437(0.330)
Ryzen 9 9950X3D 16/32 43,316(50,009) 132,800 0.326(0.377)
Ryzen 9 9900X3D 12/24 42,620(40,024) 112,800 0.378(0.355)
Ryzen 9 7950X3D 16/32 42,444(40,051) – –
Ryzen 7 7800X3D 8/16 42,174(29,874) – –
Ryzen 9 7900X3D 12/24 40,579(35,152) – –
Core i9-14900K 24/32 38,957(43,839) 76,980 0.506(0.569)
Core Ultra 9 285K 24/24 36,785(48,282) 112,800 0.326(0.428)
Ryzen 9 7950X 16/32 33,513(44,755) 89,800 0.373(0.498)
Ryzen 9 7900X 12/16 33,489(37,541) – –

海外ではRyzen 9 9900X3Dは評判のいいCPUではないが、筆者は意外と悪くないモデルなのではないかと考えている。その理由は価格設定がよくうまくバランスが取れているからだ。国内の定価をみるとRyzen 7 9800X3Dが102,990円で、そこに+10%でRyzen 9 9900X3Dになり、そこからさらに19%でRyzen 9 9950X3Dになる。Ryzen 7 9800X3Dと比べるとゲーム性能は5%低くなるが、マルチコア性能は17%高くなる。それで+10%なら悪くないどころがプラスではないだろうか。

一方で、海外のMSRPでは話が変わってくる。Ryzen 9 9900X3Dが$599、Ryzen 9 9950X3Dが$699、Ryzen 7 9800X3Dが$479だ。Ryzen 7 9800X3Dに+25%でRyzen 9 9900X3Dに、そこからさらに17%でRyzen 9950X3Dとなる。つまり、Ryzen 9 9900X3Dの価格が高めなのでそれならRyzen 9 9950X3Dを選ぶ方がいいだろうという判断だ。国内価格で販売される限りRyzen 9 9900X3Dも魅力的であることは間違いない。登場時点ですでに性能を踏まえた上での価格設定となっているのは素晴らしい。

ソフトウェアのアップデートで使い勝手が向上

ハードウェアだけではなくソフトウェアの面でも改善が見られる。一つは「AMD Provisioning Package Service」だ。今回のアップデートでCPUの交換時に自動的に検出してくれるようになりWindows OSの再インストールが不要になった。「Automatic Processor Detection」と呼ばれる。これまでRyzen 7 7800X3DなどのCCXが1基のCPUからRyzen 9 7900X3DなどのCCXが2基CPUに交換する場合Windows OSの再インストールが必須だったのだ。CPUのアップグレードがしやすくなったのは大きなメリットだ。筆者のようにベンチマークを計測する機会が多い方にとっても嬉しいアップデートだといえる。

もう一つは「AMD 3D V-Cache Performance Optimizer」だ。これはRyzen 9 9900X3Dなどの3D V-Cache搭載モデルを使用する際に、アプリケーションに応じて適切なコアを割り当ててくれる機能だ。Windowsにゲームタスクを3D V-Cache搭載コアへ割り当てるのを助ける。VBSに関連した問題が解決されている。また、ゲーム以外のアプリケーションにおいても最適なCCDの割り当てを実現してくれるのだ。より実世界に合ったパフォーマンスを期待できる。

Ryzen 9 9900X3Dのゲームベンチマーク

各種ゲームプレイ時のパフォーマンスを見ていこう。最高設定でのフレームレートを計測しているたもGPUボトルネックが発生しやすくCPUによる差が表れづらい。今後は設定を下げたり、アップスケーリングを活用したりしてGPUボトルネックをなくした状態での計測に移行していきたい。試行錯誤中だ。

モンハンワイルズ

MonsterHunterWILDStopryzen9900x3d-mhw

モンハンワイルズでのパフォーマンスを見ていく。従来モデルのRyzen 9 7900X3Dとほとんど変わらないスコアだ。上位モデルに関してはGPUがボトルネックになりCPUによる差がほとんど出ていない。Intel第14世代を除けばどのモデルでもよさそうだ。トップはRyzen 7 9800X3Dだが性能差は1%未満となる。

FF14 黄金のレガシー

Ryzen 7 9800X3D-fullhdryzen9900x3d-ff14

FF14黄金のレガシーではRyzen 9 9950X3Dに次いで2番目に高いフレームレートが出ている。従来モデルのRyzen 9 7900X3Dと比べてフルHDで7%弱、WQHDで4%弱フレームレートが高い。下位モデルであるRyzen 7 9800X3Dよりも高いのは評価できる。競合のCore ultra 9 285Kは性能が伸びず性能差はフルHDで45%、WQHDで22%も高い。FF14はAMD製CPUとの相性がよいタイトルといえそうだ。

Cyberpunk 2077

Cyberpunk2077topryzen9900x3d-cyberpunk2077

Cyberpunk 2077でも悪くない結果となっている。従来モデルのRyzen 7 9700X3Dと比べるとフルHDでは13%もフレームレートが高い。WQHDでは少し劣ってしまうが、これはGPU負荷が上がりボトルネックとなっているためだろう。Ryzen 9 7950X3Dと同等以上のパフォーマンスは評価できる。上位モデルのRyzen 9 9950X3Dになるとさらに10%弱もフレームレートが高くなっている。WQHD環境でも3%程度上回っている。Core Ultra 9 285Kと比べるとフルHDだと9%程度高くなっている。ここでもやはりWQHDでは劣るが、参考値としてみるだけでよい。

Forza Horizon 5

forzahorizon5ryzen9900x3d-fh5

Forza Horizon 5はGPUボトルネックの発生しやすいタイトルだ。とにかく負荷が高い。今回はGeForce RTX 4090での計測だが、次世代のGeForce RTX 5090ならもう少しCPU性能の差が出るかもしれない。Ryzen 9 990X3DのフレームレートはフルHDで220.3fps、WQHDで201.8fpsとなる。最上位のCore i7-14700Kとの差は1.3fpsとそれほど大きくない。誤差の範囲と言えそうだ。Forza Horizon 5をメインゲームに考えているならできる限り高性能なグラフィックボードを選択するのが吉だ。

Far Cry 6

farcry6ryzen9900x3d-farcry6

Far Cry 6ではRyzen 9 9950X3Dに次いで高いフレームレートとなった。性能差は1%未満で同等の性能といえる。下位モデルのRyzen 7 9800X3Dと比べても最大で3%弱フレームレートが高い。Ryzen 9000X3Dシリーズの序列順になった希少なタイトルだ。従来モデルのRyzen 9 7900X3Dと比べるとフルHDで32%高く、WQHDでも27%高くなっている。競合のCore Ultra 9 285Kと比べても最大で50%近くも上回っている。Core i9-14900Kと比べても35%以上もフレームレートが高い。

Ryzen 9 9900X3Dの実力が分かったら、搭載PCの価格とスペックを比べてみましょう。

搭載PC 4機種を見る ▼

Ryzen 7 9800X3Dのアプリケーションベンチマーク

Cinebench 2024

cinebenchr24ryzen9900x3d-cinebench2024

Cinebench 2024でレンダリング性能を見ていく。実際のアプリケーション性能を完全に反映しているわけではないが、一つの参考としてみるのも悪くない。Ryzen 9 990X3Dのマルチコア性能は1,647で、シングルコア性能は117だ。おおよそ3D V-Cache非搭載のRyzen 9 9900Xと同じだ。従来モデルのRyzen 9 7900X3Dと比べるとマルチコア性能が11%高く、シングルコア性能も4%弱高くなっている。上位モデルのRyzen 9 9950X3D戸倉江bるとマルチコア性能が21%低く、シングルコア性能も2%程度低い。同価格帯のCore Ultra 9 285Kと比べるとマルチコア性能が23%低く、シングルコア性能も13%低い。

Cinebench R23

cinebenchr15ryzen9900x3d-cinebenchr23

Cinebench R23でも傾向は変わらない。Ryzen 9 9900X3DのスコアはRyzen 9 9900Xと同等だ。Ryzen 9 7900X3Dと比べるとマルチコア性能が14%高く、シングルコア性能も12%高い。上位モデルであるRyzen 9 9950X3Dとの差は最大で23%とやや大きい。Intel製CPUだとCore Ultra 7 265Kが近い。

Blender

blenderclassroomryzen9900x3d-blender

Blenderのスコアは466.20となる。Ryzen 9 9900Xと同等だ。Ryzen 9 7900X3Dと比べると21%も向上していることがわかる。上位モデルであるRyzen 9 9950X3Dと比べると23%低い。Core Ultra 9 285Kと比べても16%低い。

7-Zip

7zipryzen9900x3d-7zip

Zipファイルの解凍及び圧縮速度を見ていく。Ryzen 9 9900Xと比べると解凍速度は少し速くなった程度だが、解凍速度は8%程度速くなっている。Ryzen 9 7900X3Dと比べると解凍速度が8%速く、圧縮速度も10%弱速い。圧縮速度ではCore Ultra 9 285Kに劣るが、圧縮速度は上回っている。

Handbrake

handbrakeryzen9900x3d-handbrake

動画のエンコード速度を見ていく。Ryzen 9 9900Xと同等のパフォーマンスを発揮できている。Ryzen 9 7900X3Dと比べるとH264では9秒速く、H265では1分22秒も速くなっている。Core Ultra 9 285Kはさらに適正が上でH.264は17秒速く、H.265も28秒も速く処理できる。Ryzen 9 9950X3DだとCore Ultra 9 285Kと比べても見劣りしない。

Photoshop

photoshopryzen9900x3d-photoshop

画像編集ソフトであるPhotoshopでのパフォーマンスを見ていく。Ryzen 9 9900X3Dのスコアは14,289とRyzen 9 9900Xと同等だ。従来モデルのRyzen 9 7900X3Dと比べると34%もスコアが高い。Zen 4アーキテクチャのフラグシップモデルであるRyzen 9 7950X3Dよりも14%もスコアが高く高いパフォーマンスを発揮している。Ryzen 7 9800X3DがトップなのはCCDの仕様がよいのかもしれない。Ryzen 7 7800X3DもRyzen 9 7950X3DやRyzen 9 7900X3Dよりもスコアが高いことから根拠となりそうだ。

Premiere Pro

Adobe Premiere Pro CCryzen9900x3d-premierepro

Premiere Proでのベンチマークスコアは13,962だ。Ryzen 9 9900Xにわずかに届かなかった。Core i9-14900KやCore i7-14700Kと同等のスコアだ。現行の同価格帯モデルであるCore Ultra 9 285Kと比べるとわずかにスコアが低い。上位モデルのRyzen 9 9950X3Dと比べると2%弱スコアが低くなっている。グラフで見えるほどの差はない。

Ryzen 9 9900X3D搭載おすすめゲーミングPC

GALLERIA XMR9A-97XT-GD Ryzen 9 9900X3D×RX 9070 XT(ドスパラ)

GALLERIA XMR9A-97XT-GD Ryzen 9 9900X3D×RX 9070 XT コスパ 7.4
価格 509,980 円 +送料 3,300円
CPU Ryzen 9 9900X3D
GPU RX 9070 XT
メモリ DDR5 32GB16GB×2枚
SSD 2TB Gen4 NVMe
電源 1000W GOLD
マザボ X870E
長所
  • RTX 5070搭載機と同価格でワンランク上のRX 9070 XT
  • VRAM 16GBでWQHD〜4Kに対応
  • 電源は1000W GOLD
短所
  • DLSS非対応(FSRで代替)
  • ゲーム専用なら9800X3D搭載機の方が安い
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管理人

Ryzen 9 9900X3D×RX 9070 XT搭載のハイクラスモデルだ。同じXMR9AのRTX 5070搭載機と同価格で、GPU性能はワンランク上のRX 9070 XTを選べる。VRAM 16GBでWQHDの高リフレッシュレートから4Kの入口まで対応できる。メモリ32GB、SSD 2TB、240mm水冷、1000W GOLD電源と余裕のある構成だ。DLSSが使えない点だけ注意したいが、FSRで十分代替できる。ゲームとクリエイティブ作業の兼用に向く。

GALLERIA XMR9A-R57-GD Ryzen 9 9900X3D×RTX 5070(ドスパラ)

GALLERIA XMR9A-R57-GD Ryzen 9 9900X3D×RTX 5070 コスパ 7.0
価格 509,980 円 +送料 3,300円
CPU Ryzen 9 9900X3D
GPU RTX 5070
メモリ DDR5 32GB16GB×2枚
SSD 2TB Gen4 NVMe
電源 750W GOLD
マザボ X870E
長所
  • 12コア24スレッド+3D V-CacheのRyzen 9 9900X3D搭載
  • メモリ32GB・SSD 2TB・240mm水冷
  • X870Eチップセット採用
短所
  • GPUはRTX 5070でCPUに対して控えめ
  • ゲーム専用なら9800X3D搭載機の方が安い
管理人の評価コメントを読む
管理人

Ryzen 9 9900X3D×RTX 5070搭載のハイクラスモデルだ。3D V-Cacheによるゲーム性能と12コアのマルチコア性能を両立したCPUで、配信や動画編集とゲームを一台でこなしたい方に向く。メモリDDR5 32GB、SSD 2TB Gen4、240mm水冷、X870Eマザーボードと構成に不足はない。GPUがRTX 5070なのでWQHDまでが快適圏。ゲーム専用なら同じGPUのRyzen 7 9800X3D搭載機の方が安く、CPUのコア数に価値を感じる方向けの一台だ。

GALLERIA XMR9A-R58-GD Ryzen 9 9900X3D×RTX 5080(ドスパラ)

GALLERIA XMR9A-R58-GD Ryzen 9 9900X3D×RTX 5080 コスパ 8.1
価格 604,980 円 +送料 3,300円
CPU Ryzen 9 9900X3D
GPU RTX 5080
メモリ DDR5 32GB16GB×2枚
SSD 2TB Gen4 NVMe
電源 1000W GOLD
マザボ X870E
長所
  • RTX 5080で4Kゲーミングに対応
  • メモリ32GB・SSD 2TB・240mm水冷
  • 電源は1000W GOLD
短所
  • 60万円と高価
  • ゲーム専用なら9800X3D×RTX 5080機の方が安い
管理人の評価コメントを読む
管理人

Ryzen 9 9900X3D×RTX 5080搭載のハイエンドモデルだ。4K環境でのゲームプレイと、動画編集や3DCGなどのCPU負荷の高い作業を一台でこなしたい方におすすめできる。メモリ32GB、SSD 2TB、240mm水冷、X870E、1000W GOLD電源と構成は申し分ない。ゲーム性能だけを見ればRyzen 7 9800X3D×RTX 5080機の方が安く同等なので、12コアを使い切る用途があるかどうかで選びたい。

LEVEL-M8AM-LCR99D-TGXW Ryzen 9 9900X3D×RX 9070 XT(パソコン工房)

LEVEL-M8AM-LCR99D-TGXW コスパ 7.3
価格 484,800 円 +送料2,200円
CPU Ryzen 9 9900X3D
GPU RX 9070 XT
メモリ DDR5 32GB16GB×2枚
SSD 1TB NVMe
電源 850W 80PLUS GOLD
マザボ A620
長所
  • 12コアのRyzen 9 9900X3Dでゲーム+配信・制作を両立
  • RX 9070 XT 16GB・メモリ32GB・850W GOLD・240mm水冷
  • 白ケース+強化ガラスの標準モデル(RGBなしで落ち着いた外観)
短所
  • 前身のASRockコラボ機(374,800円)より11万円高い
  • ゲーム性能だけならRyzen 7 9800X3D機(439,800円)の方が割安
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管理人

パソコン工房 LEVEL∞ M-Classの白ケース上位モデルで、完売したASRockコラボ機(LEVEL-M8AM-LCR99D-TGXW-ASROCK)の後継にあたる。CPUは12コア24スレッドのRyzen 9 9900X3Dで、3D V-Cacheによる高いゲーム性能と、動画編集や配信にも余裕のあるマルチコア性能を兼ね備える。グラフィックボードはRadeon RX 9070 XT 16GBで、WQHD〜4Kのゲームプレイに対応する。メモリDDR5 32GB(16GB×2)・SSD 1TB・850W GOLD電源・240mm水冷クーラーと構成も充実している。価格は484,800円とコラボ機から大きく上がったため、ゲーム専用途なら同シリーズのRyzen 7 9800X3D搭載機(439,800円)も候補に入れたい。

Ryzen 9 9900X3D搭載のゲーミングPC一覧

製品名ケースコスパ更新日検証種別価格CPUGPUメモリSSD
GALLERIA XMR9A-R58-GD Ryzen 9 9900X3D×RTX 5080GALLERIA XMR9A-R58-GD Ryzen 9 9900X3D×RTX 50808.12026/10/03評価コメント 604,980円Ryzen 9 9900X3DRTX 5080DDR5 32GB2TB Gen4 NVMe
長所
  • RTX 5080で4Kゲーミングに対応
  • メモリ32GB・SSD 2TB・240mm水冷
  • 電源は1000W GOLD
短所
  • 60万円と高価
  • ゲーム専用なら9800X3D×RTX 5080機の方が安い

管理人コメントRyzen 9 9900X3D×RTX 5080搭載のハイエンドモデルだ。4K環境でのゲームプレイと、動画編集や3DCGなどのCPU負荷の高い作業を一台でこなしたい方におすすめできる。メモリ32GB、SSD 2TB、240mm水冷、X870E、1000W GOLD電源と構成は申し分ない。ゲーム性能だけを見ればRyzen 7 9800X3D×RTX 5080機の方が安く同等なので、12コアを使い切る用途があるかどうかで選びたい。

GALLERIA XMR9A-97XT-GD Ryzen 9 9900X3D×RX 9070 XTGALLERIA XMR9A-97XT-GD Ryzen 9 9900X3D×RX 9070 XT7.42026/10/03評価コメント 509,980円Ryzen 9 9900X3DRX 9070 XTDDR5 32GB2TB Gen4 NVMe
長所
  • RTX 5070搭載機と同価格でワンランク上のRX 9070 XT
  • VRAM 16GBでWQHD〜4Kに対応
  • 電源は1000W GOLD
短所
  • DLSS非対応(FSRで代替)
  • ゲーム専用なら9800X3D搭載機の方が安い

管理人コメントRyzen 9 9900X3D×RX 9070 XT搭載のハイクラスモデルだ。同じXMR9AのRTX 5070搭載機と同価格で、GPU性能はワンランク上のRX 9070 XTを選べる。VRAM 16GBでWQHDの高リフレッシュレートから4Kの入口まで対応できる。メモリ32GB、SSD 2TB、240mm水冷、1000W GOLD電源と余裕のある構成だ。DLSSが使えない点だけ注意したいが、FSRで十分代替できる。ゲームとクリエイティブ作業の兼用に向く。

LEVEL-M8AM-LCR99D-TGXWLEVEL-M8AM-LCR99D-TGXW7.32026/10/04評価コメント 484,800円Ryzen 9 9900X3DRX 9070 XTDDR5 32GB1TB NVMe
長所
  • 12コアのRyzen 9 9900X3Dでゲーム+配信・制作を両立
  • RX 9070 XT 16GB・メモリ32GB・850W GOLD・240mm水冷
  • 白ケース+強化ガラスの標準モデル(RGBなしで落ち着いた外観)
短所
  • 前身のASRockコラボ機(374,800円)より11万円高い
  • ゲーム性能だけならRyzen 7 9800X3D機(439,800円)の方が割安

管理人コメントパソコン工房 LEVEL∞ M-Classの白ケース上位モデルで、完売したASRockコラボ機(LEVEL-M8AM-LCR99D-TGXW-ASROCK)の後継にあたる。CPUは12コア24スレッドのRyzen 9 9900X3Dで、3D V-Cacheによる高いゲーム性能と、動画編集や配信にも余裕のあるマルチコア性能を兼ね備える。グラフィックボードはRadeon RX 9070 XT 16GBで、WQHD〜4Kのゲームプレイに対応する。メモリDDR5 32GB(16GB×2)・SSD 1TB・850W GOLD電源・240mm水冷クーラーと構成も充実している。価格は484,800円とコラボ機から大きく上がったため、ゲーム専用途なら同シリーズのRyzen 7 9800X3D搭載機(439,800円)も候補に入れたい。

GALLERIA XMR9A-R57-GD Ryzen 9 9900X3D×RTX 5070GALLERIA XMR9A-R57-GD Ryzen 9 9900X3D×RTX 50707.02026/10/03評価コメント 509,980円Ryzen 9 9900X3DRTX 5070DDR5 32GB2TB Gen4 NVMe
長所
  • 12コア24スレッド+3D V-CacheのRyzen 9 9900X3D搭載
  • メモリ32GB・SSD 2TB・240mm水冷
  • X870Eチップセット採用
短所
  • GPUはRTX 5070でCPUに対して控えめ
  • ゲーム専用なら9800X3D搭載機の方が安い

管理人コメントRyzen 9 9900X3D×RTX 5070搭載のハイクラスモデルだ。3D V-Cacheによるゲーム性能と12コアのマルチコア性能を両立したCPUで、配信や動画編集とゲームを一台でこなしたい方に向く。メモリDDR5 32GB、SSD 2TB Gen4、240mm水冷、X870Eマザーボードと構成に不足はない。GPUがRTX 5070なのでWQHDまでが快適圏。ゲーム専用なら同じGPUのRyzen 7 9800X3D搭載機の方が安く、CPUのコア数に価値を感じる方向けの一台だ。

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