Core Ultra 7 270K Plustop
Core Ultra 7 270K Plusの性能比較とベンチマーク検証を行った。Arrow Lake Refresh世代のハイパフォーマンスモデルだ。Core Ultra 7 265Kの上位モデルに位置して、Eコアが4基増えて24コア24スレッドというスペックを実現している。Arrow Lakeが不発に終わり汚名返上として堂々の登場だ。Eコアの増量に加えて、内部バスクロックの引き上げやソフト面での改良もありゲーム性能が向上している。

一方で、省電力性よりもパフォーマンスを重視した結果ワットパフォーマンスは悪化している。それだけIntelも危機感を覚えているのだろう。同時期に下位モデルであるCore Ultra 5 250K Plusも登場している。なお、Nova Lakeではプラットフォームが変わるため、将来性が高いわけではない点は押さえておこう。マザーボードなどの買い替えが必要になってしまう。

長所
  • 3D V-Cache搭載モデルに次ぐゲーム性能の高さを持つ
  • 現行最強クラスのマルチコア性能を誇る
  • CPU単体のコストパフォーマンスは良好
  • iBOT(インテルバイナリー最適化ツール)の導入
短所
  • ワットパフォーマンスが悪化
  • 次世代のNova Lakeではプラットフォームが変わる
  • 搭載ゲーミングPCの価格が高い
こんな方におすすめ
  • LGA1851プラットフォームを保有している方
  • Intel製CPUが好きな方
  • マルチコア性能を重視している方
Core Ultra 7 270K Plusの基本情報
コードネーム Arrow Lake Refresh
プロセス 3nm
コア/スレッド数 24コア(8P+16E) / 24スレッド
定格/最大クロック
(Pコア)
3.7 GHz/5.5 GHz
定格/最大クロック
(Eコア)
3.2 GHz/4.7 GHz
L2キャッシュ 40MB
L3キャッシュ 36MB
PBP 125W
MTP 250W
発売日 2025年12月05日
MSRP $289
国内価格 59,800円
評価 ・総合評価
10.0

・ゲーム評価
8.0

Core Ultra 7 270K Plusの基本スペック

Core Ultra 7 270K Plus Core Ultra 7 265K Core Ultra 9 285K
イメージ Core-Ultra-7-270K-Plusbox Core Ultra 7 265K Core Ultra 9 285K
コードネーム Arrow Lake Refresh Arrow Lake Arrow Lake
コンピュートタイル 3nm 3nm 3nm
SoCタイル 6nm 6nm 6nm
グラフィックスタイル 5nm 5nm 5nm
I/Oダイ(タイル) 6nm 6nm 6nm
トランジスタ数 178億 178億 178億
ダイサイズ 243m㎡ 243m㎡ 243m㎡
Intel 200S Boost 設定不要 BIOS&Z890 BIOS&Z890
iBOT* × ×
コア/スレッド数 24(8P+16E)/ 24 20(8P+12E)/ 20 24(8P+16E)/ 24
定格クロック(P) 3.7GHz 3.9GHz 3.7GHz
最大クロック(P) 5.5GHz 5.4GHz 5.7GHz
Thermal Velocity Boost × ×
定格クロック(E) 3.2GHz 3.3GHz 3.2GHz
最大クロック(E) 4.7GHz 4.6GHz 4.6GHz
PCI-Express Gen 5, 20 Lanes Gen 5, 20 Lanes Gen 5, 20 Lanes
L2キャッシュ 40MB 36MB 40MB
L3キャッシュ 36MB 30MB 36MB
対応メモリ DDR5-7200 DDR5-6400 DDR5-6400
内蔵GPU Intel Graphics Intel Graphics Intel Graphics
グラフィックスコア 4(X-Cores) 4(X-Cores) 4(X-Cores)
グラフィックス周波数 2.00GHz 2.00GHz 2.00GHz
内蔵NPU Intel AI Boost Intel AI Boost Intel AI Boost
TOPS 13 8 13
CPUクーラー 非同梱 非同梱 非同梱
PCI-Express Gen 5, 20 Lanes Gen 5, 20 Lanes Gen 5, 20 Lanes
ソケット LGA1851 LGA1851 LGA1851
TDP(PBP) 125W 125W 125W
PPT(MTP) 250W 250W 250W
MSRP $299 $394 $589
国内価格 59,800円 47,780円~/通常
45,980円~/KF
96,999円~
発売日 2025/03/11 2024/10/24 2024/10/24

*Intel Binary Optimization Tool

まずは、同じIntelの前世代モデルに当たるCore Ultra 7 265Kと比較していく。Core Ultra 7 270K Plusの基本的なアーキテクチャはArrow LakeのCore Ultra 7 265Kと同じだ。ただし、コンピュートタイルとSoCタイルのDie-to-Die周波数が900MHz、メモリコントローラーの周波数は400MHz向上していてメモリレイテンシが軽減され、これがゲーム性能向上につながっている。もっともCore Ultra 7 265KでもCore 200S Boost mode(Z890のみ)でDie-to-Die周波数の引き上げが可能だ。Core Ultra 7 270K Plusでは、ストックで対応していてかつZ890マザーボードが必須ではないのが大きい。また、iBOTに対応していて高いゲーム適性を発揮する。

冒頭で述べたとおり、Eコアが4基増えて20コア20スレッドから24コア24スレッドへとスペックアップが図られている。Pコアの定格クロックは0.2GHz低く、最大クロックは0.1GHz高い。Eコアの定格クロックも0.1GHz低いが、最大クロックは0.1GHz高い。Core Ultra 7 265Kと同様にクロック周波数を引き上げるThermal Velocity Boostには対応していない。Eコアが増えたことで、L2キャッシュが4MB増えて、L3キャッシュも6MB増えている。メモリもDDR5-6400からDDR5-7200へとより高クロックなモデルをサポートしている。内臓GPUは少しだけ性能が高くTOPSが8→13となった。PBPやMTPも変更なしだ。大きなトピックは価格設定にある。$394→$299へと$95も安価に購入可能だ。現時点で国内販売価格はかなり割高だ。

スペック的にはArrow Lake世代のCore Ultra 9 285Kと酷似している。24コア24スレッドとコア・スレッドは同じだ。定格クロックは同じだが、最大クロックはThermal Velocity Boostに対応しているCore Ultra 9 285Kの方が少し高くなっている。L2キャッシュやL3キャッシュ容量は共通だ。対応メモリもCore Ultra 7 270K Plusの方が高クロックなモデルをサポートしている。内臓GPUやPBP・MTPは共通だ。価格差は$290も安くコストパフォーマンスの高さが光る。国内販売価格でも37,199円も差がある。

徹底解剖サイト管理人

IntelのArrow Lake世代以降、複数のタイルをパッケージングするチップレット構造への転換により、Die-to-Die(D2D)インターコネクトの動作周波数がシステムパフォーマンスの鍵を握るようになった。Core Ultra シリーズ2のゲーム性能が期待値に届かない場面があるのは、タイル間通信におけるレイテンシがボトルネックの一因となっているためだ。特にメモリアクセスやコア間連携が頻発するゲーム処理では、タイルを跨ぐペナルティが顕著に現れる。D2D周波数の向上は、この通信レイテンシを直接的に改善し、実効的なゲームパフォーマンスを最大化させる有効な手段となる。

Core Ultra 7 270K Plusの特徴と注意点【2026年】

ゲーム性能は3D V-Cacheに次ぐ高い水準にある

型番性能コア/スレッド価格コスパ
Ryzen 7 9850X3D

46,123
8/1689,8000.514
Ryzen 7 9800X3D

45,025
8/1664,7990.695
Ryzen 9 9950X3D

43,316
16/32114,4700.378
Ryzen 7 7800X3D

42,174
8/1649,8000.847
Core i9-14900KF

38,139
24/3265,9800.578
Core Ultra 7 270K Plus

37,980
24/2459,8000.635
Ryzen 7 9700X

37,776
8/1641,8000.904
Core i7-14700KF

35,867
20/2854,9800.652
Core i7-14700F

35,798
20/2858,7800.609
Core Ultra 5 250K Plus

35,337
18/18--
Ryzen 5 9600

34,985
6/1233,6691.039
Ryzen 5 9500F

34,107
6/1235,8000.953
Core Ultra 9 285K

33,787
24/2496,9990.348
Ryzen 7 7700

33,317
8/1633,9800.980
Core Ultra 7 265KF

33,283
20/2045,9800.724
Core Ultra 7 265F

33,219
20/2052,4000.634
Core Ultra 5 245KF

32,850
14/1432,8001.002
Core Ultra 5 225F

30,496
10/1024,8691.226
Core Ultra 7 270K Plusのゲーム性能スコアは37,980ptとCore i9-14900Kに匹敵するほどだ。タイトルによってはCore i9-14900Kを上回ることもある。3D V-Cache搭載モデルに次ぐ高いゲーム性能を誇る。従来モデルのCore Ultra 7 265Kと比べても14%程度高く、Core Ultra 9 285Kよりも13%弱高くなっている。競合のRyzen 7 9700Xと比べても1%-2%性能が高い。このパフォーマンスの引き上げはEコア増量やDie-to-Dieの通信速度の改善に加えてソフトウェア面での強化によって実現している。

Intel Binary Optimization Toolは、特定のプログラムをIntel製CPUに最適化できるソフトウェアのことだ。キャッシュミスの削減によって実質的なIPC向上が見込める。クロック当たりの処理性能が上がれば当然ゲーミングパフォーマンスも引き上げられる。まだまだ対応タイトルは多くないが、大きな一歩となりそうだ。Arrow Lake Refreshは、まさにユーザーが求めていたモデルだといえる。初めからこのCore Ultra 7 270K Plusをリリースできていればシェアを拡大できたはずだ。

販売価格は59,800円となっている。定価で購入できればコストパフォーマンスは悪くない。発売後即完売となり入手は困難だ。Core Ultra 7 265KFと比べると14,000円ほど高くなっているが、その分性能が向上しているので選びやすいように思う。競合のRyzen 7 9700Xは41,800円と破格だ。ゲーム性能だけを追求するならRyzen 7 9700Xは魅力的な選択肢となる。

マルチコア性能は現行トップクラス

型番性能
Ryzen 9 9950X3D

50,009
Core Ultra 7 270K Plus

48,404
Core Ultra 9 285K

48,282
Core i9-14900KF

43,839
Core Ultra 7 265KF

41,820
Core Ultra 5 250K Plus

40,023
Core i7-14700KF

39,864
Core Ultra 7 265F

39,818
Core i7-14700F

38,764
Ryzen 7 9850X3D

35,127
Core Ultra 5 245KF

34,623
Ryzen 7 9800X3D

34,011
Ryzen 7 9700X

32,343
Ryzen 7 7800X3D

29,874
Ryzen 7 7700

29,754
Ryzen 5 9600

25,436
Core Ultra 5 225F

25,147
Ryzen 5 9500F

24,165
マルチコア性能スコアは48,404ptとRyzen 9 9950X3Dに次ぐ高いパフォーマンスを持っている。価格帯を考えれば満足度の高いCPUといえるだろう。従来モデルのCore Ultra 7 265KFよりも15%程度高く、Core Ultra 9 285Kと同程度だ。Core i9-14900KFと比べても10%程度高くなっている。オールラウンドに対応できるのは嬉しい。Eコアが増えた恩恵は大きい。ここは競合のRyzen 7 9700Xと比べた際の優位性になる。

消費電力が上がりワットパフォーマンスは悪化

Core Ultra 7 270K Pluswattper.
Core Ultra 7 270K Plusはパフォーマンスを引き上げるために省電力性を犠牲にしている。上記グラフは、FF14のベンチマーク計測時の1W当たりのフレームレートをまとめたものだ。同性能帯のモデルの中で最下位という不甲斐ない結果となってしまった。Core Ultra 7 265Kと比べると18%程度劣る。Ryzen 7 9700XやCore i7-14700Kと比べても見劣りしてしまう。やはり、3D V-Cache搭載のRyzen 7 9800X3DやRyzen 7 7800X3Dのワットパフォーマンスの高さが光る。サーマルスロットリングによる影響を軽減するために、CPUグリスやCPUクーラーにはある程度投資しておくのがよいだろう。

搭載ゲーミングPCの価格が高い

Core Ultra 7 270K Plus-dospara
搭載ゲーミングPCの価格は高めだ。ドスパラのラインナップを見ると、Core Ultra 7 265KF搭載モデル比で最大で60,000円の差がある。確かに性能は高くなっているが、Core Ultra 7 270K Plusの魅力である価格(MSRP)の安さが活かされていない。単体価格も価格が下がらず厳しい状況になりそうだ。

coreultra7270kplus-tsukumo

TSUKUMOのCore Ultra 7 270K Plus搭載モデルの場合、Core Ultra 7 265Kへのダウングレードで値引きされるのはわずか2,750円だ。これなら変更せずに購入した方がいい。もっとも、このモデルが割安ということでもない。

Core Ultra 7 270K Plusのベンチマーク検証機材

Core Ultra 7 270K Plus-bench

モデル ベンチマーク検証機IntelソケットLGA1851
CPU Core Ultra 7 270K Plus etc.
CPUクーラー NZXT Kraken 280 RL-KN280-B1
GPU GeForce RTX 4090
メモリ DDR5-5600 32GB
ストレージ SSD 1TB(Crucial P5 Plus CT1000P5PSSD8JP)
マザーボード ASRock Z890 Pro RS WiFi
電源 玄人志向 1200W PLATINUM KRPW-PA1200W/92+

Core Ultra 7 270K Plusのベンチマーク【ゲーム】

モンハンワイルズ(高設定)

Core Ultra 7 270K Plus-monsterhunterwilds

CPUフレームレート
Ryzen 7 9800X3D

188.19
175.14
145.61
Ryzen 7 7800X3D

188.93
175.40
145.76
Core i7-14700K

187.63
174.76
146.21
Core i7-14700

186.14
174.18
145.30
Core Ultra 7 265K

185.17
173.42
144.74
Core Ultra 7 265

185.17
173.73
144.88
Core Ultra 7 270K Plus

185.08
173.42
144.74
Ryzen 7 9700X

184.90
173.07
144.32
Ryzen 7 7700

181.78
171.60
144.82

FULL HD

WQHD

4K

負荷の高いタイトルなのでそこまでCPUによって差があるわけではない。前世代のCore Ultra 7 265Kとフレームレートは変わらない。Ryzen 7 9800X3Dになると最大で2%弱フレームレートが高くなるが、誤差の範囲ともいえそうだ。モンスターハンターワイルズがメインならCPUよりGPUにお金をかけるのが得策だ。

FF14

Core Ultra 7 270K Plus-ff14

CPUフレームレート
Ryzen 7 9800X3D

304.5
246.7
137.6
Ryzen 7 7800X3D

286.8
236.9
137.3
Ryzen 7 9700X

265.7
216.6
133.4
Core i7-14700K

235.8
219.9
137.6
Core Ultra 7 270K Plus

234.2
219.4
135.9
Ryzen 7 7700

233.3
204.3
129.6
Core i7-14700

231.4
217.2
137.5
Core Ultra 7 265K

205.1
197.8
133.6
Core Ultra 7 265

194.4
189.9
132.0

FULL HD

WQHD

4K

Core i7-14700Kに匹敵するフレームレートが出ている。Core Ultra 7 265Kと比べるとフルHDで15%弱、WQHDで12%弱、4Kで2%弱それぞれ高くなっている。一方で、Ryzen 7 9700Xと比べるとフルHDで12%程度低い。やや期待外れ感があるかもしれない。

FF15

Core Ultra 7 270K Plus-ff15

CPUフレームレート
Ryzen 7 9800X3D

23,352
21,620
14,678
Ryzen 7 7800X3D

23,048
21,569
14,802
Core Ultra 7 270K Plus

22,763
21,377
15,023
Ryzen 7 9700X

22,319
20,880
14,541
Core i7-14700K

22,476
21,714
15,533
Core i7-14700

22,047
21,610
15,629
Core Ultra 7 265K

21,509
21,111
15,499
Core Ultra 7 265

21,380
21,043
15,481
Ryzen 7 7700

20,316
19,855
14,440

FULL HD

WQHD

4K

FF15でも期待通りのパフォーマンスを発揮している。Core Ultra 7 265Kと比べてフルHDで6%弱、WQHDで1%高くなっている。4K環境では3%程度低くなってしまったが、特に気にしなくてもよいように思う。競合のRyzen 7 9700Xと比べてもワンランク高いフレームレートが出せる。一方で、3D V-Cache搭載の2モデルと比べるとやや苦しい。

フォートナイト

fortnite

CPUフレームレート
Ryzen 7 9800X3D

356.0
283.0
170.0
Core Ultra 7 270K Plus

319.7
285.6
118.9
Ryzen 7 7800X3D

306.0
264.0
170.0
Ryzen 7 9700X

258.0
222.0
155.0
Core i7-14700

241.0
201.0
148.0
Core i7-14700K

238.0
209.0
152.0
Ryzen 7 7700

219.0
207.0
141.0
Core Ultra 7 265K

219.0
198.0
138.0
Core Ultra 7 265

216.0
193.0
142.0

低設定

中設定

最高設定

最高設定では118.9fpsとかなり落ち込んでしまったが、低設定と中設定ではRyzen 7 7800X3Dを上回るフレームレートとなった。Core Ultra 7 265Kと比べて最大で46%もフレームレートが向上していることがわかる。Ryzen 7 9700Xと比べても圧勝だ。最高設定でのフレームレートは再計測してみたいと思う。

Cyberpunk 2077

Core Ultra 7 270K Plus-cyberpunk2077

CPUフレームレート
Ryzen 7 9800X3D

242.76
163.18
75.50
Ryzen 7 7800X3D

232.27
162.59
76.01
Ryzen 7 9700X

203.05
158.83
75.66
Core Ultra 7 270K Plus

193.86
163.09
75.47
Ryzen 7 7700

185.76
153.78
76.19
Core Ultra 7 265K

185.44
159.70
75.73
Core Ultra 7 265

181.66
156.44
76.26
Core i7-14700K

175.90
157.78
75.84
Core i7-14700

174.55
156.91
76.81

FULL HD

WQHD

4K

設定はウルトラだ。Cyberpunk 2077でもCore Ultra 7 265K搭載モデルよりも最大で5%弱フレームレートが向上している。Ryzen 7 9700Xと比べるとフルHD環境では4%程度低いが、WQHD環境では3%程度高くなっていて同等と考えてよいだろう。3D V-Cache搭載のRyzen 7 9800X3Dとくらえbると20%程度フレームレートが低くなっている。

Cyberpunk 2077 レイトレ+DLSS 3.0

Core Ultra 7 270K Plus-cyberpunk2077rt

CPUフレームレート
Ryzen 7 9800X3D

321.45
254.29
170.46
Ryzen 7 7800X3D

308.44
253.93
170.69
Core Ultra 7 270K Plus

261.71
249.93
167.88
Ryzen 7 9700X

256.23
234.89
165.59
Core Ultra 7 265K

244.07
235.86
166.24
Ryzen 7 7700

238.42
226.95
165.11
Core Ultra 7 265

238.11
231.36
165.09
Core i7-14700K

253.69
246.61
168.93
Core i7-14700

253.41
246.20
169.10

FULL HD

WQHD

4K

レイトレーシングの有効化とDLSS 3.0を利用した際のフレームレートをまとめた。Ryzen 7 9700Xよりも有意にフレームレートが高くなっている。Core Ultra 7 265Kと比べるとフルHDで7%高く、WQHDでも6%高くなっている。4Kではほとんど変わらないのはGPU負荷が高くなり、CPUの性能が影響を与えなくなったためだろう。

Forza Horizon 5(CPUシミュレーション)

Core Ultra 7 270K Plus-fh5-cpusimulation

CPUフレームレート
Ryzen 7 9800X3D

570.9
574.7
559.1
Ryzen 7 7800X3D

540.6
548.2
528.8
Ryzen 7 9700X

342.5
356.1
349.1
Core Ultra 7 270K Plus

333.4
329.8
321.5
Core Ultra 7 265K

294.8
295.3
289.3
Ryzen 7 7700

292.0
329.9
322.4
Core i7-14700

287.1
285.7
282.3
Core Ultra 7 265

286.7
290.6
285.9
Core i7-14700K

282.0
283.7
280.6

FULL HD

WQHD

4K

CPUシミュレーションではCore Ultra 7 265Kから大幅に進化していることがわかる。フルHDで13%、WQHDで12%、4Kで11%高くなっている。Core i7-14700Kと比べても最大で18%も数値が高い。一方で、Ryzen 7 9700Xと比べると2%-8%スコアが低い結果だ。Ryzen 7 9800X3D・Ryzen 7 7800X3Dの数値はさすがだ。

Forza Horizon 5(CPUレンダリング)

Core Ultra 7 270K Plus-fh5-rendering

CPUフレームレート
Ryzen 7 9800X3D

292.3
310.9
320.3
Ryzen 7 7800X3D

268.6
284.1
289.7
Ryzen 7 9700X

250.2
250.4
250.8
Core Ultra 7 270K Plus

240.3
226.5
194.2
Core i7-14700

234.9
222.0
188.9
Core Ultra 7 265K

226.2
216.6
187.4
Core Ultra 7 265

224.7
213.5
186.3
Core i7-14700K

233.4
222.3
188.3
Ryzen 7 7700

219.8
209.3
209.4

FULL HD

WQHD

4K

CPUレンダリングでも立ち位置はそこまで変わらない。Core Ultra 7 265Kと比べると5%-6%程度数値が高い。Core i7-14700と同等だ。Ryzen 7 9700Xと比べると4%-22%低くなっている。Zen 5アーキテクチャは強力だ。

Core Ultra 7 270K Plusのベンチマーク【クリエイティブ】

Cinebench 2024

Core Ultra 7 270K Plus-cinebench2024

CPUスコア
Core Ultra 7 270K Plus

2,350
139
Ryzen 9 9950X3D

2,225
135
Core Ultra 9 285K

2,126
134
Core Ultra 7 265K

1,984
120
Core Ultra 7 265

1,972
117
Core i7-14700

1,876
119
Core i7-14700K

1,775
123
Ryzen 7 9800X3D

1,321
129
Ryzen 7 9700X

1,248
132
Ryzen 7 7700

1,092
112
Ryzen 7 7800X3D

1,064
110

マルチコア

シングルコア

マルチコアは2,350pt、シングルコアは139fpsと現行トップのスコアをたたき出した。Core Ultra 9 285Kと比べてもマルチコアが11%弱高く、シングルコアも4%高くなっている。Ryzen 9 9950X3Dと比べてもパフォーマンスは高い。競合のRyzen 7 9700Xと比べるとマルチコアが88%高く、シングルコアは5%高く圧倒している。

Blender

Core Ultra 7 270K Plus-blender

CPUスコア
Core Ultra 7 270K Plus

635.57
274.84
207.25
153.50
Ryzen 9 9950X3D

618.42
283.92
194.52
139.98
Core Ultra 9 285K

598.52
270.43
182.60
130.14
Core i7-14700K

473.58
217.31
144.40
111.88
Core Ultra 7 265K

468.52
216.73
142.45
109.35
Core Ultra 7 265

466.96
216.40
141.23
109.34
Core i7-14700

455.49
208.15
141.29
106.05
Ryzen 7 9800X3D

339.31
155.32
102.57
81.41
Ryzen 7 9700X

315.62
140.97
97.17
77.48
Ryzen 7 7700

274.47
123.68
84.86
65.94
Ryzen 7 7800X3D

271.09
125.06
81.88
64.15

score

monster

junkshop

classroom

Blenderでのscoreは635.57ptとRyzen 9 9950X3DやCore Ultra 9 285Kよりも高い。価格帯を考えれば驚くしかない。Core Ultra 7 265Kと比べても36%もscoreが高くなっている。monsterが27%、junkshopが44%、classroomが44%と圧倒的だ。

Handbrake

handbrake

CPUスコア
Core Ultra 9 285K

86
244
Core Ultra 7 270K Plus

89
240
Core Ultra 7 265K

102
267
Core Ultra 7 265

104
269
Ryzen 9 9950X3D

105
233
Core i7-14700K

108
313
Core i7-14700

114
326
Ryzen 7 9800X3D

166
361
Ryzen 7 9700X

171
371
Ryzen 7 7700

207
455
Ryzen 7 7800X3D

216
485

H.264

H.265

動画のエンコードにかかる時間(単位:秒)をまとめている。数値が少ない方が高性能であることを意味する。Core Ultra 7 265KよりもH.264で13秒速く、H.265でも27秒も速くなっている。Core Ultra 9 285Kと同等のパフォーマンスは驚きだ。競合のRyzen 7 9700Xと比べるとH.264で82秒速く、H.265でも131秒も速く圧倒している。Zen 5のフラグシップモデルであるRyzen 9 9950X3Dと同等だ。スペックが高い分だけパフォーマンスが引き上げられている。

7-Zip

Core Ultra 7 270K Plus-zip

CPUスコア
Ryzen 9 9950X3D

2,970,350
156,337
Core i7-14700K

2,211,535
129,845
Core Ultra 9 285K

2,196,502
136,230
Core Ultra 7 270K Plus

2,177,444
139,353
Core i7-14700

2,142,608
128,642
Core Ultra 7 265K

1,774,949
126,490
Core Ultra 7 265

1,763,920
126,030
Ryzen 7 9800X3D

1,591,364
109,291
Ryzen 7 9700X

1,513,567
101,555
Ryzen 7 7700

1,478,691
94,579
Ryzen 7 7800X3D

1,409,499
94,779

展開

圧縮

Zipファイルの展開および圧縮速度をまとめている。Core Ultra 9 285KやCore i7-14700Kと同程度のパフォーマンスを発揮している。Ryzen 9 9950X3Dと比べると展開速度は27%遅く、圧縮速度も11%遅い。Ryzen 7 9700Xと比べると展開速度が40%速く、圧縮速度も11%速い。

Core Ultra 7 270K Plusのベンチマーク【温度・消費電力】

温度

coreultra7270kplus-temp

CPUの温度もやや高めだ。平均温度はア50.0℃で、最大温度は59.0℃となる。Core Ultra 7 265Kと比べると平均温度が16%高く、最大温度も21%弱高い。Ryzen 7 9700XやCore i7-14700Kと同程度となっている。新しい世代のモデルとしてはやや高めだ。

消費電力

coreultra7270kplus-watt

FF14でのベンチマーク測定時の消費電力を計測した。平均消費電力は83.0W、最大消費電力は101.0Wとかなり高くなっている。Core Ultra 7 265Kと比べても平均消費電力が40%高く、最大消費電力も36%も高い。これだけ消費電力が上がると冷却についても気を使う必要がありそうだ。確かに性能が向上しているが、省電力性を犠牲にしていると考えてよい。

Core Ultra 7 270K Plus搭載おすすめゲーミングPC

G-Master Velox III Intel Edition(サイコム)

G-Master Velox Intel Edition価格:282,070円 262,070円+送料2,920円
CPU:Core Ultra 7 270K Plus *カスタマイズ
GPU:GeForce RTX 5060 Manli
メモリ:DDR5-5600 16GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:750W 80PLUS BRONZE
マザボ:チップセットB860
コスパ:調査中

公式サイト

初期構成ではCore Ultra 5 225Fを搭載している。+49,370円でCore Ultra 7 270K Plusへアップグレード可能だ。CPUの発熱量を考えると水冷式CPUクーラーへアップグレードしてもよいかもしれない。グラフィックスはGeForce RTX 5060を搭載している。メモリはDDR5-5600 16GBのシングルチャネルだ。ストレージはSSD 1TB Gen4 NVMeとなる。電源は750W BRONZEだ。マザーボードのチップセットはコスパ重視のB860となる。オーバークロックを考えているならZ890へ変更するとよい。カスタマイズを楽しめるのもサイコムならではだ。

G-Master Spear Z890(サイコム)

CoolerMaster CM694価格:404,390円 384,390円+送料2,920円
CPU:Core Ultra 7 270K Plus *カスタマイズ
GPU:GeForce RTX 5060 Ti 16GB
メモリ:DDR5-5600 32GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:750W 80PLUS GOLD Antec
マザボ:チップセットZ890
コスパ:4.6

公式サイト詳細

Core Ultra 7 265K×GeForce RTX 5060 Ti 16GB搭載のミドルハイクラスのゲーミングPCだ。+5,810円でCore Ultra 7 270K Plusへアップグレードできる。この価格差なら必須のカスタマイズといえる。CPUとのバランスを考えてGPUもGeForce RTX 5070以上のハイクラスモデルを選択したい。メモリDDR5-5600 32GB、SSD 1TB Gen4 NVMeと構成も充実している。電源は750W GOLD搭載だ。マザーボードのチップセットはフラグシップのZ890となる。オーバークロックをしないのであればB860へダウングレードして予算を抑えるのも一つだ。

GALLERIA XDC7A-R57-GD Intel Core Ultra 7 270K Plus搭載 (ドスパラ)

GALLERIA XPC7A-R57-GD価格:434,980円+送料3,300円
CPU:Core Ultra 7 270K Plus(水冷)
GPU:GeForce RTX 5070
メモリ:DDR5-5600 32GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:750W 80PLUS GOLD
マザボ:チップセットZ890
コスパ:調査中

公式サイト

Core Ultra 7 270K Plus×GeForce RTX 5070搭載のハイクラスモデルだ。人気のガレリアミドルタワーケースを採用している。メモリDDR5-5600 32GB、SSD 1TB Gen4 NVMeと圧倒的な構成を持つ。大容量メモリ搭載でゲームプレイだけではなくクリエイティブ作業にも対応しやすい。電源は750W GOLDだ。マザーボードのチップセットはZ890となる。水冷式クーラーを採用していることでオーバークロックにも対応可能だ。ただし、保証対象外となってしまうので自己責任で実行してほしい。

G-GEAR GE7J-M261/BH(ツクモ)

G-GEAR GE7J-D242B価格:488,950円+送料2,200円
CPU:Core Ultra 7 270K Plus
GPU:GeForce RTX 5080
メモリ:DDR5-5600 32GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:750W 80PLUS GOLD
マザボ:チップセットB860
コスパ:調査中

公式サイト

4/1に発売された最新モデルだ。グラフィックボードはハイエンドのGeForce RTX 5080を搭載している。4K環境にも対応できる高い性能が特徴だ。メモリDDR5-5600 32GB、SSD 1TB Gen4と構成も充実している。電源は750W GOLDとなる。マザーボードのチップセットはB860だ。Wi-Fi対応で快適なネット環境を構築できる。

LEVEL-R889-LC270K-TGX [RGB Build] (パソコン工房)

LEVEL-R8B8-R97X-UKX価格:504,700円+送料2,200円
CPU:Core Ultra 7 270K Plus(水冷)
GPU:Radeon RX 9070 XT
メモリ:DDR5 32GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:850W 80PLUS GOLD
マザボ:チップセットZ890
コスパ:調査中

公式サイト

プリズムカットが施されたケースデザインがかっこいい一台だ。Core Ultra 7 270K Plus×Radeon RX 9070 XTを搭載していてWQHD環境でのゲームプレイに適している。タイトルによっては4K環境にも対応可能だ。CPUクーラーは360mmラジエーター搭載の水冷式で高い冷却を性能を誇る。オーバークロックにも対応しやすい。メモリDDR5 32GB、SSD 1TB Gen4 NVMeと構成も充実している。電源ユニットは850W GOLDだ。マザーボードのチップセットはハイエンドのZ890となる。カスタマイズをしなくてもいい水準にある。50万円オーバーと価格が高いので、セール・キャンペーンを待つのがよさそうだ。

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