Ryzen 7 3700X BOX出典:https://www.ark-pc.co.jp/

当ページでは、Ryzen 7 3700Xのスペックレビューとベンチマークを検証している。Ryzen 3000シリーズ(第3世代)のモデルが発売開始となった。Ryzen 7 2700Xの後継モデルだ。ゲーミング用CPUとしてコストパフォーマンスが高く本命のCPUとなっている。秋葉原のPCパーツショップなどでは大盛況のようだ。気になるその性能について詳しく見ていこう。一時はラインナップが急増して人気モデルを多く排出した。すでに新品の在庫はなく、中古でのみ入手可能だ。安価なゲーミングPCを探しているなら「Ryzen 7 3700X搭載の中古ゲーミングPC一覧」を参考にしてほしい。

後継モデルとしてZen 3アーキテクチャを採用した「Ryzen 7 5800X」や「Ryzen 7 5700X」が販売されている。Ryzen 5000シリーズは価格が高めで、Intel製CPUと比べた時の価格の優位性はなくなったので、コストパフォーマンス重視の方は避けた方が良いと思う。ところが、発売から時間が経ち価格が急落したことでRyzen 7 5700Xの人気が高くなった。2024年時点でもRYzen 7 5700Xは人気だ。対してRyzen 7 3700Xの価格は大きく下落している。

よくわかる!!Ryzen 7 3700Xの特徴まとめ

コードネームZen 2
プロセス7nm
コア/スレッド数8コア/16スレッド
定格/最大クロック3.6 GHz/ 4.4 GHz
L3キャッシュ32MB
TDP65W
発売日2019年7月7日
価格$329
中古価格13,980円~ *2024/11時点
コメント (+)8コア16スレッドとマルチスレッド性能が高い
(+)上位モデルと同等のゲーム性能を持つ
(+)搭載モデルのラインナップが豊富
(-)Intel製CPUと比べるとゲーム適正は低い
評価 ・総合評価
4.5

・ゲーム評価
4.5

Ryzen 7 3700Xの基本情報

スペック

Ryzen 7 3700XRyzen 7 2700XCore i7-9700
メーカーAMDAMDIntel
プロセス7 nm12 nm14 nm
ダイサイズ74 mm²213 mm²180.3 mm²
I/Oダイサイズ124 mm²--
コードネームZen 2
(Matisse)
Zen+Coffee Lake-R
CPUコア数888
スレッド数16168
定格クロック3.6 GHz3.7 GHz3.0 GHz
最大クロック4.4 GHz4.3 GHz4.7 GHz
オーバークロック×
L3キャッシュ32MB16MB12MB
対応メモリDDR4-3200DDR4-2933DDR4-2666
CPU内蔵グラフィックス××UHD Graphics 630
ソケットAM4AM4Socket 1151
CPUクーラーWraith Prism
(RGB LED)
Wraith Prism
TDP65W105W65W
MSRP$329$329$323
中古価格13,980円~10,980円~17,980円~
発売日2019/07/072018/04/192019/06/22
前世代のRyzen 7 2700Xと比較していこう。Zen 2アーキテクチャになって大きく変わったのはプロセスだろう。12nm→7nmへと縮小化された。プロセスが小さくなるとパワー効率が上がり、高いクロック周波数、そして多くのトランジスタ搭載が可能となる。つまり、その分だけCPU性能に良い影響を与えるということだ。CPUの技術革新はこのプロセスが第一の焦点となる。

Ryzen 7 3700Xではマルチダイを採用していてCPUダイとI/Oダイを組み合わせるとトータルのダイサイズは198m㎡だ。サイズ的にはモノリシックのRyzen 7 2700Xと比べて9%程度小さい。マルチダイを採用することでコスト面で有利になる。一つの大きなダイを作るよりも複数のダイを組み合わせる方が効率的だからだ。

前世代のRyzen 7 2700Xよりもブーストクロックが0.1GHzが上がった。IPCが改善したことで数値以上のパフォーマンス差を感じられるはずだ。いずれのモデルもオーバークロックに対応している。さらに、L3キャッシュが16MB→32MBへと倍増となった。このL3キャッシュはGame Cache(ゲームキャッシュ)と名前を付けられ、まさにゲームのレイテンシ低減のためにあるのだ。

対応メモリもDDR4-3200とより高クロックな規格をサポートしている。CPU内蔵グラフィックスは非搭載だ。なお、Socket AM4対応マザーボードが使用できるためRyzen 7 2700XからRyzen 7 3700Xへ変更する場合もマザーボードはそのまま流用できる。Ryzen 7 3700XではRGB対応のCPUクーラー(Wraith Prism)が同梱だ。そして、消費電力(TDP)が105W→65Wへと省電力が図られた。プロセスの微細化による恩恵だ。

これはユーザーからすると嬉しいポイントとなる。電源ユニットに掛けるコストを浮かすことができるのは大きい。中古価格は13,980円だ。Ryzen 7 2700Xよりも3,000円程度高い。Zen 2アーキテクチャ採用のCPUであるRyzen 7 3700Xはリセールが高い。つまり、それだけ性能が高めだということだろう。Zen +からZen 2で大きくパフォーマンスが引き上げられたように思う。

競合であるIntelのCore i7-9700との比較も見ていこう。価格はほぼ同等だ。Core i7-9700は、プロセスが14nmとおよそ倍の大きさとなっている。プロセスについては、AMDが一歩先をいっている。Core i7-9700はオーバークロックに対応していない。L3キャッシュは12MBとRyzen 7 3700Xの半分以下だ。対応メモリはDDR4-2666となる。CPU内蔵グラフィックスにUHD Graphics 630を搭載しているのは強みだ。グラフィックスレスのビジネスモデルなどでも人気が出る。Core i7-9700もCPUクーラー同梱だ。TDPは65Wと共通だ。価格は$323とRyzen 7 3700Xよりも$6安価だ。中古価格はCore i7-9700の方が4,000円も高い。ゲーム適正を考えればCore i7-9700が優秀だ。

総合性能

ryzen73700xscore

CPUの総合性能では、Intel Core i7-9700を大きく上回っている。上位モデルであるCore i7-9700Kよりもパフォーマンスが高い。2倍以上のスコア差があるのは驚きだ。前世代のRyzen 7 2700Xと比べると35%以上パフォーマンスが向上した。7nmプロセス採用のインパクトは大きい。IPCの改善もパフォーマンス向上に大きく向上している。価格を考えると非常にお買い得なCPUだと言える。次世代モデルであるIntel第10世代のCore i7-10700をも上回っているのは驚くしかない。

ただし、これはあくまでもCPUの総合性能であることを理解してほしい。これがゲーミングパフォーマンスだけとなると少し異なりIntel製CPUの方が有利になるのだ。Core i7-9700Kと比べるとかなりゲーム適性は落ちてしまう。ゲームプレイだけを考えるならRyzen 7 3700Xのコスパはそれほど高いわけではない。詳細は後述のベンチマークにまとめている。

次世代モデルのRyzen 7 5700Xとの性能差は10%未満だ。現行のRyzen 7 7700Xと比べると25%以上の性能差がある。Zen 4アーキテクチャになりゲーム適性も向上している。数値以上のパフォーマンス向上を体感できるだろう。なお、ミドルクラスのRyzen 5 7600にも性能は及ばずCPUの進化が見られる。

Ryzen 7 3700Xの最新評価【2024年】

現行ミドルクラスエントリークラス相当の性能を持つ

ryzen73700x-gamescore
Ryzen 7 3700Xのゲーム性能スコアは21,811だ。20,000スコアを超えているのである程度ゲームプレイに通用すると考えてよい。発売当時の競合モデルであるCore i7-9700と比べても同等以上だ。Intel第14世代Core iシリーズのエントリーモデルであるCore i3-14100と比べると8%程度劣る。次世代のRyzen 7 5700Xになると25%弱もパフォーマンスが高い。Zen 3アーキテクチャになりIPCの改善などもあって大きくゲーム性能が引き上げられている。正直第3世代RyzenシリーズであるRyzen 7 3700Xまでは競合のIntel製CPUと比べてゲーム性能は落ちてしまう。

中古価格は13,980円~

製品名コア/スレッドゲーム性能価格コスパ発売日
Ryzen 7 5700X8/1627,03622,4801.2032022/04/04
Core i5-12400F6/1226,44815,9801.6552022/01/05
Ryzen 5 5600X6/1225,93216,9801.5272020/10/09
Core i7-10700F8/1623,55323,9800.9822020/05/20
Core i5-11400F6/1222,47316,9801.3232021/03/30
Core i5-10400F6/1222,30113,9801.5952020/05/20
Ryzen 7 3700X8/1621,81113,9801.5602019/07/07
Ryzen 5 3600X6/1221,66410,9801.9732019/07/12
Core i7-9700F8/821,27115,9801.3312019/09/06
Ryzen 9 3900X12/2420,60924,9800.8252019/07/07

Ryzen 7 3700Xの中古価格は13,980円となる。コストパフォーマンスの指標はまずまずだ。この世代のRyzen 3000シリーズはやや不安定な場面がある。タイトルによってはCore i5-10400(F)やCore i7-9700(F)の方が安定している側面がある。様々なゲームをプレイして少しでも安定した環境を構築したいならIntel製CPUも選択肢に入れよう。Core i7-9700(F)が高値を維持しているのもCore i7シリーズへのブランド力の高さも影響していそうだ。

コストパフォーマンス的には下位モデルのRyzen 5 3600Xを選ぶ方が満足度は高いかもしれない。Ryzen 7 3700Xを選ぶ理由は8コア16スレッドとコア・スレッドが多いことだ。ゲームだけを目的とするならそこまでの優位性はない。Ryzen 5 5600Xは同等の価格でワンランク上のゲーム性能が手に入る。Core i5-10400(Core i5-10400F)も魅力的な選択肢となる。次世代のRyzen 7 5700Xになると一気にパフォーマンスが高くなる。新品価格は21,980円だ。

中古ゲーミングPCのラインナップは豊富だ。ドスパラ・パソコン工房・リコレ(ソフマップ)などで入手できる。コストパフォーマンスが高いモデルもあり、選択肢に入れてもよさそうだ。現行モデルと比べれば当然性能は落ちるが、それがしっかりと価格に反映されていて納得できる。グラフィックボードはAmpere世代やTuring世代のモデルが中心だ。GeForce RTX 3060やGeForce RTX 2060 SUPER搭載モデルは狙い目といえる。価格帯は65,000円~120,000円といったところだ。

Ryzen 7 3700Xの特徴詳細【発売当時】

高いゲーミングパフォーマンスを持つ

Ryezn 7 3700Xは、Ryzen 3000シリーズの中でも高いゲーミングパフォーマンスを持っている。Zen 2アーキテクチャ採用で期待も大きい。価格及びコストパフォーマンスを考えると確実にフラグシップモデルのRyzen 9 3900Xよりも優れている。ゲームプレイ時は、ほぼ同等のフレームレートを計測した。(詳細はゲームベンチマーク一覧を参照)

前世代のRyzen 7 2700Xと比較すると20%性能がアップしている。これは、アーキテクチャがZen +からZen 2に変わったことによる恩恵だ。プロセスも7nmへの縮小化されていてAMDの強さが発揮できている。L3キャッシュが増えたことも性能面でプラスに働いたと言える。

残念ながらIntel製CPUと比べるとゲーミング性能は伸びない。これはRyzen 7 2700Xと変わっていない。コア同士のデータのやり取りを行う際に発生するレイテンシの影響だ。また、シングルスレッド性能の低さも影響している。こういったことが改善されない限り追いつくことはできないだろう。そういう意味では最新のRyzen 7 5800Xなら改善されていると考えてよい。

CPUクーラー「Wraith Prism RGB」同梱

Wraith Prism RGB画像引用元:https://www.amd.com/

Wraith Prismと呼ばれるCPUクーラーが標準搭載となっている。AMDの公式発表によるとおよそ$43の価値があるということだ。Intel製のCPUにはクーラーが搭載されていないことを考えるとこのCPUクーラーの分だけお得だと言える。

グラフィックボードを搭載して発熱量が大きくなりがちなモデルにおいて強みになる。冷却性能も高くLモードで116W、Hモードで124Wの廃熱を散らすことができる。ソフトウェアでLEDライトを変更したり、ファンのプロファイルを変更することが可能だ。

BTOメーカーのラインナップが多い

Ryzen 7 3700Xを搭載したゲーミングPCのラインナップがどんどん投入されています。ドスパラ、G-Tune、パソコン工房、パソコンショップセブンなど国内のBTOメーカーから続々と発売開始となった。Ryzen 9 3800Xは性能が高すぎるので万人受けするモデルとは言えない。Ryzen 5 3500やRyzen 5 3600Xでは物足りないと感じる方はぜひチェックして欲しい。

そう考えるとこのRyzen 7 3700Xがちょうど良い性能ということだろう。ミドルクラスからハイクラスまで幅広いグラフィックボードに合わせられるのも後押ししている。Intel製の売れ筋であるCore i7-9700K/i7-9700に近いゲーミング性能を持っていることを考えると不思議ではない。その後Intel第10世代CPUが登場してさらに価格が落ちてきている。今がRyzen 7 3700Xの買い時だと言える。

Ryzen 7 3700Xのゲームベンチマーク一覧

Farcry 5

farcry5ryzen73700x-farcry5

上位のRyzen 9 3900Xとほぼ同じスコアとなっている。やはりRyzen 7 3700Xのコスパの高さが光る。ゲームだけを考えるのであればこのCPUがベストの選択肢となる。Ryzen 7 2700Xと比較すると20%程度高い。Core i7-9700Kと比べると10%劣ってしまっている。

Final Fantasy XV

final fantasy xvryzen73700x-ff15

こちらも上位モデルと同等のスコアが出ている。Core i7-9700Kと比較すると5%スコアが落ちている。Ryzen 7 2700Xと比べて10%高くなっていることからやはり世代が変わったメリットがあると言えるだろう。

Hitman 2

hitman2ryzen73700x-hitman2

Hitman 2ではそれほど大きな性能差は出ていない。その中でCore i9-9900Kが頭一つ抜けている。Ryzen 7 2700Xと比較すると20%スコアが伸びている。ゲームプレイ時の安定感も増し優れたCPUだと言える。

その他アプリケーションのベンチマーク

Cinebench R20

cinebenchryzen73700x-cinebench

CPUのレンダリング性能を図る定番のベンチマークだ。R15からR20に新しくなった。Core i7-9700Kと比較して30%マルチスレッド性能が高くなっている。Ryzen 7 2700Xと比較しても20%高くCPU性能の高さが伺える。シングルスレッド性能についても、Ryzen 7 2700Xから15%アップとなった。

Handbrake

handbrakeryzen73700x-handbrake

Handbrakeで動画のエンコードに掛かる時間を計測した。数値が早いほど高性能ということになる。Ryzen 7 2700Xよりも48%高速化されている。Core i7-9700Kよりも数値上勝っている。純粋なCPU性能ではやはり競合よりワンランク上だろう。

7 Zip

ryzen73700x-7zip

Zipファイルの解凍及び圧縮速度を計測。数値が高いほど速度が早く高性能ということになる。Ryzen 7 2700Xよりも13%-35%高くなっている。Ryzen 7 1800X→Ryzen 7 2700X→Ryzen 7 3700Xと着実に性能がアップしているということだ。

Ryzen 7 3700X搭載の中古ゲーミングPC一覧

一部の画像は同等製品のものを流用している。詳細は遷移先のページで確認していただければと思う。Ryzen 7 3700Xは中古ゲーミングPCでも人気が高い。同時におすすめ中古ゲーミングPC特集も確認して欲しい。

THIRDWAVE GALLERIA KT(ドスパラ)

THIRDWAVE GALLERIA KT-ic511883価格:56,800円(送料込)
CPU:Ryzen 7 3700X
GPU:GeForce RTX 2060
メモリ:16GB
ストレージ:SSD 250GB
電源:非公開
コスパ:調査中

公式サイト

Ryzen 7 3700X×GeForce RTX 2060搭載のゲーミングPCだ。価格も手頃で購入しやすいように思う。送料もかからない。今このモデルと同じ新品BTOパソコンを購入するとなると12,3万円は掛かる。実質半額以下で手に入るということだ。メモリ16GB・SSD 250GBと構成はかなり抑えられている。

ILeDXs-M0B5-AR73X-RJSXB(パソコン工房)

ILeDXs-M0B5-AR73X-RJSXB価格:64,980円+送料2,200円
CPU:Ryzen 7 3700X
GPU:GeForce GTX 1660 SUPER
メモリ:16GB
ストレージ:SSD 512GB
電源:非公開
コスパ:調査中

公式サイト

Ryzen 7 3700X×GeForce GTX 1660 SUPER搭載のゲーミングPCだ。ローエンドクラスのモデルとして人気があった。メモリ16GB・SSD 512GBと構成は平均的だ。パソコン工房の旧世代のミニタワーケースを採用している。比較的本体がコンパクトなので移動もしやすい。

ILeDXs-R0X4 Ryzen7 3700X(パソコン工房)

ILeDXs-R0X4 Ryzen7 3700X価格:67,980円+送料2,200円
CPU:Ryzen 7 3700X
GPU:GeForce GTX 1660 Ti
メモリ:16GB
ストレージ:SSD 500GB
電源:非公開
コスパ:調査中

公式サイト

GeForce GTX 1660 Tiを搭載したゲーミングPCだ。パソコン工房のミドルタワーケースを採用している。拡張性が高く将来性がある。エアフロー的にも有利で将来的に高性能なモデルへアップグレードしたい。メモリ16GB・SSD 500GBと構成は平均的だ。

THIRDWAVE GALLERIA SK(ドスパラ)

THIRDWAVE GALLERIA SK価格:99,800円(送料込)
CPU:Ryzen 7 3700X
GPU:GeForce RTX 3070
メモリ:16GB
ストレージ:SSD 500GB
電源:非公開
コスパ:調査中

公式サイト

GPUにAmpere世代のハイクラスであるGeForce RTX 3070を搭載している。現行のGeForce RTX 4060 Tiと同等の性能を有している。9万円台で手に入るのは魅力的だ。メモリ容量は16GBと必要十分だろう。ストレージはSSD 500GBを搭載している。たくさんのゲームや動画を保存したいなら外付けのストレージを用意してもよいだろう。

Ryzen 7 3700X搭載おすすめゲーミングPC

G-GEAR GA7A-E194/T(TSUKUMO)

G-GEAR GA7A-B180T価格:124,800円(税込)
CPU:Ryzen 7 3700X
GPU:GeForce GTX 1660
メモリ:DDR4 16GB
SSD:240GB
HDD:非搭載
電源:650W 80PLUS BRONZE

GTX 1660搭載モデルとしてかなり安い一台となっている。Ryzen 7 3700Xとの相性も良く初心者の方にもおすすめできる。メモリ16GB、SSD 240GBと構成は必要最低限に留まる。ストレージ不足を感じる方はカスタマイズで対応すれば問題ない。必要な部分だけカスタマイズができるのはBTOパソコンの醍醐味だと言える。フルHD環境でゲームをしたいとか動画編集などクリエイター用途でも使いたいと考えている方向けだ。

GALLERIA XA7R-G60S(ドスパラ)

GALLERIA XA7C-R70S (2)価格:137,478円(税込)
CPU:Ryzen 7 3700X
GPU:GeForce GTX 1660 SUPER
メモリ:DDR4 16GB
SSD:512GB NVMe対応
HDD:非搭載
電源:550W 80PLUS BRONZE

ドスパラのRyzen 7 3700X搭載モデルはIntel製と比べても極端に割高になっていないためおすすめしやすい。こちらのモデルは、グラフィックボードにGTX 1660 SUPERを搭載している。フルHD環境でのゲームプレイに最適だ。価格も税込13万円台と購入しやすい価格帯だ。メモリ容量16GB、SSD 512GB NVMe対応と扱いやすい。従来モデルからメモリ容量倍増とより購入しやすくなったと言える。

GALLERIA XA7R-R36(ドスパラ)

GALLERIA XA7C-R70S (2)価格:165,000円(税込)
CPU:Ryzen 7 3700X
GPU:GeForce RTX 3060
メモリ:DDR4 16GB
SSD:512GB NVMe対応
HDD:非搭載
電源:650W BRONZE

RTX 3060搭載のミドルクラスのゲーミングPCだ。ドスパラの売れ筋ランキングNo.3にランク入りとなったこともある。税込み16万円台と価格は高めだが、最新モデルということもあってある程度は理解できるはずだ。。Ryzen 7 3700XとRTX 3060との組み合わせも良好だ。フルHD環境で高リフレッシュレートのゲームプレイにも対応できるパフォーマンスは魅力だと言える。メモリ16GB、SSD 1TB、電源650W BRONZEと構成も充実している。このクラスのモデルとしてはコスパも高くおすすめしやすい。

GALLERIA XA7R-R37(ドスパラ)

GALLERIA XA7C-R70S (2)価格:192,478円(税込)
CPU:Ryzen 7 3700X
GPU:GeForce RTX 3070
メモリ:DDR4 16GB
SSD:512GB NVMe対応
HDD:非搭載
電源:650W 80PLUS BRONZE

RTX 3070を搭載したハイクラスのゲーミングPCだ。AMDが好きだという方はぜひチェックして欲しい。ドスパラの売れ筋ゲーミングPCである「GALLERIA XA7C-R70S」に似たモデルとなっている。大きなところではCPUがCore i7-10700かRyzen 7 3700Xかの違いとなる。総合性能では同等だ。フルHD環境で高フレームレートを叩き出すことができる。WQHD以上の環境にも対応できるポテンシャルを持つ。Ryzen 7 3700Xとのバランスも良くゲーム配信や動画編集など幅広く対応可能だ。メモリ16GB、SSD 512GB NVMe対応と構成も十分で使い勝手が良い。電源ユニットには650W 80PLUS BRONZEを採用し高性能パソコンをしっかりと支えてくれる。

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メモリ2x 8GB G.Skill Flare DDR4-3200
ストレージ2TB Intel DC4510 SSD
電源ユニットEVGA Supernova 1600 T2, 1600W
マザーボードMSI MEG X570 Godlike