当記事では、フルタワーのゲーミングPCの特徴とお勧めモデルを紹介している。ゲーミングPC用のケースとして最も高級なケースとなっている。インパクトの大きいゲーミングPCを探している方必見だ。
ミニタワーやミドルタワーと比べても拡張性が高かったり、排熱性能が高かったりと機能性の高さも魅力だと言える。フルタワーの人気モデルについては、「人気のフルタワーゲーミングPCランキング【2021年】」でまとめている。
当ページの目次
BTOパソコンのラインナップはそれほど多くない
BTOメーカーからほとんどフルタワーモデルのゲーミングPCは販売されていない。非常に希少性の高いケースなのだ。各メーカーのラインナップを見るとわかるが、ケースの主流はミドルタワーやミニタワーとなっていることがわかる。ドスパラではフルタワーの扱いがなくなってしまった。今はTSUKUMO・G-TuneなどでフルタワーのゲーミングPCを購入できる。
画像はTSUKUMOのラインナップだ。ミニタワーとミドルタワーを足すと40種類以上あるもののフルタワーになると6種類だけだ。フルタワーになると高性能なパーツを採用したモデルのみとなってしまうのでどうしても数は少なくなってしまう。ゲーマー全体で見ると90%以上の方(ノートパソコンは除く)はミドルタワーあるいはミニタワーを購入していると考えている。
自作PCでも主流はミドルタワーとミニタワーで、販売されているフルタワーに関しては種類が少ない。そう考えるうと仕方のないことだ。それでもTSUKUMOやG-Tuneなど有名メーカーでもフルタワーのモデルを選択することができるのでぜひチェックして欲しい。他の人があまり選ばないからこそこだわりを持ったゲーミングPC選びをしよう。
フルタワーの特徴&強みを解剖
とにかくかっこいい!
フルタワーになると玄人向けの要素が出てくるためデザインにもこだわりが見られる。とにかくオシャレでかっこいいので部屋のインテリアとしても映えること間違いなしだ。特にBTOパソコンが販売しているオリジナルのミドルタワーやミニタワーはいい意味で万人受けするデザインになっている部分がある。
これは潜在的な顧客の数が最も多く奇抜なデザインにすることが難しいから仕方がない。また、安く販売するためにコストをカットせざるを得ないだろう。ただし、BTOメーカーが販売するパソコンでも上位モデルになるとコストを考える必要がなくなり社外のケースが採用されているためデザイン性が高い。
機能性&拡張性がずば抜けている
フルタワーになると機能性や拡張性は圧倒的になる。本体が大きいので内部の余裕も多くなるし、機能面でも自由度が高くなるので当然だろう。また、エアフローがしっかりしているため排熱性能も高くハイエンドなパーツを組み合わせても問題ない。オーバークロックをする場合でもたくさんのファンを搭載して対応できる。将来性の高さに繋がる部分だ。
RTX 3080以上、Core i9シリーズ/Ryzen 9シリーズといったハイクラスのパーツを選択したいと考えているならフルタワーも選択肢に入るのではないだろうか。反対にミドルクラスのパーツではフルタワーは宝の持ち腐れとなる。機能性・拡張性を生かした最適なゲーミングPC選びをしよう。
価格が高い
フルタワーになるとどうしても価格が上がってしまう。同じ構成のミニタワーやミドルタワーと比べて数万円高いということもある。ケースにコストが掛かるのでそれが反映されている形だ。また、BTOパソコンの場合はフルタワー=ハイエンドモデルが多く必然的に価格の高いモデルしかラインナップにないとも言える。予算がある方であれば魅力的な選択肢となることは間違いない。
人気のフルタワーゲーミングPCランキング【2021年】
G-Tune EP-Z(G-Tune)
価格:299,800円
CPU:Core i9-10900K
GPU:GeForce RTX 3080
メモリ:32GB
SSD:1TB NVMe対応
HDD:2TB
電源:800W TITANIUM
G-Tuneのフルタワーケースを採用したゲーミングPCだ。本体サイズは幅215mm×奥行き490mm×高さ501mmとなる。赤色のアクセントがオシャレなケースだ。I/Oパネルは正面の右側に配置されている。RTX 3080×i9-10900K搭載でゲーミング性能は高い。4K解像度にも楽々対応することができる。メモリ32GB、SSD 1TB、HDD 2TBと構成も優秀だ。電源ユニットは800W TITANIUMと余裕がある。
G-GEAR neo GX9A-E204/XT(TSUKUMO)
CPU:Ryzen 9 5900X
GPU:Radeon RX 6900 XT
メモリ:32B
SSD:1TB NVMe対応
HDD:非搭載
電源:850W GOLD
TSUKUMOのG-GEAR neoはフルタワーケースを採用している。本体サイズは幅235mm×奥行き512mm×高さ548mmとなる。フルタワーケースの中でも大きめだ。グラフィックボードにはRX 6900 XTを搭載している。CPUにはRyzenシリーズのフラグシップモデルであるRyzen 9 5900Xを搭載。CPUとGPUの組み合わせはこれ以上ない仕上がりだ。メモリ32GB、SSD 1TBと構成も十分過ぎる。4K解像度でのゲームプレイを考えている方におすすめだ。
ZEFT R32G(セブン)
CPU:Ryzen 9 5950X
GPU:GeForce RTX 3070
メモリ:32B
SSD:1TB NVMe対応
HDD:非搭載
電源:850W GOLD
PCケースには「COOLERMASTER COSMOS C700M」を搭載したゲーミングPCだ。本体サイズは幅306mm×奥行き650mm×高さ651mmとかなり大きい。BTOメーカーのオリジナルケースとは一線を画する。ゲーミング性能的にはハイクラスで4K解像度にも対応できる。Ryzen 9 5950Xは16コア32スレッドのハイエンドモデルでゲーム適性が高いわけではない。ゲーム+αで考えている方におすすめだ。
ZEFT G18ASV(セブン)
CPU:Core i9-10900K
GPU:GeForce RTX 3090
メモリ:64B
SSD:1TB NVMe対応
HDD:8TB
電源:1000W PLATINUM
PCケースには「ASUS ROG Strix Helios」を採用したゲーミングPCだ。公式サイトではミッドタワーと謳われているが、幅250mm×奥行き565mm×高さ591mmとフルタワーケースと分類してもよいだろう。G-GEAR neoよりも一回り大きい。グラフィックボードにはRTX 3090を搭載していて高いゲーミング性能を持つ。クリエイター作業での使用に適している。CPUにはCore i9-10900Kを搭載している。予算度外視で考えられる方向けのモデルだ。
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