あまりBTOショップ(メーカー)のことを知らない方向けに、知名度・コスパ・カスタムなど項目ごとの評価をまとめているのでぜひ参考にしてほしい。時期によってコスパがよくなったり、悪くなったりと状況が変わるのでそれに合わせてランキングを変えていく。
BTOショップの売れ筋モデルをチェックしよう!
ゲーミングPCを選ぶ時に、基準としてショップで選ぶというのも選択肢の一つとしておすすめだ。スペックや性能に関係なくショップごとの売れ筋モデルを見れば選びやすい。各メーカーがどのようなモデルに力を入れているのか、他のメーカーと比べてコスパは高いのかといったことを把握できる。基本的には力を入れているモデル=最もコスパの高いモデルと考えて間違いない。ゲーミングPCの相場も一つの参考としてもよいのではないかと思う。相場を調査するために各BTOメーカーの売れ筋モデルをチェックしている。
詳細ページで各メーカーの売れ筋ゲーミングPCを紹介しているので必ずチェックして欲しい。当然各ショップごとに強みや特徴がある。もちろん弱みと言える部分もあることは否定しない。各ショップの特徴はそれぞれの詳細ページで紹介しているが、当ページではショップの特徴を簡単にまとめてみた。是非お気に入りのショップを見つけて欲しい。詳細ページへのリンクを貼っているので、気になるショップがあれば要チェックだ!
ランキングでは国内メーカーと海外メーカーを分けている。両者の特性が異なりすぎて比較しにくいからだ。具体的には海外製メーカーの製品は割高で国内メーカーのモデルと比べると不利などと言った要因が挙げられる。その他サポート面や納期にも違いがある。
国内外のBTOメーカー一覧【完全保存版】
BTOメーカー | レビュー | 評価 | 知名度 | コスパ | カスタム | 納期 | サポート | 保証(延長) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ドスパラ | レビュー | 9.08 | 10.0 | 9.0 | 6.5 | 最短当日 | 24時間365日 | 1年間(5年間) |
マウスコンピューター | レビュー | 8.92 | 10.0 | 8.0 | 6.5 | 2営業日*1 | 24時間365日 | 3年間(5年間) |
フロンティア | レビュー | 8.58 | 9.5 | 10.0 | 6.0 | 7営業日 | 10:00-19:00 | 1年間(3年間) |
パソコン工房 | レビュー | 8.50 | 9.0 | 8.0 | 6.5 | 2-7営業日 | 24時間365日 | 1年間(4年間) |
アーク | レビュー | 8.42 | 7.0 | 6.5 | 9.5 | 3-7営業日 | 24時間365日 | 1年間(3年間) |
TSUKUMO | レビュー | 8.33 | 8.5 | 7.0 | 7.5 | 3営業日 | 11:00-19:00*2 | 1年間(3年間) |
MDL.make | レビュー | 8.17 | 6.0 | 10.0 | 6.0 | 2営業日 | 前日9:00-24:00 | 1年間(-) |
サイコム | レビュー | 8.08 | 8.5 | 5.0 | 9.0 | 7営業日 | 平日10:00-17:00 | 1年間(3年間) |
Seven | レビュー | 8.00 | 7.0 | 4.5 | 10.0 | 1-5営業日 | 平日10:00-17:00 | 1年間(3年間) |
アプライドネット | レビュー | 7.92 | 7.5 | 7.5 | 6.5 | 最短即日 | メールのみ | 1年間(3年間) |
Storm | レビュー | 7.75 | 8.0 | 7.0 | 5.5 | 5-8営業日 | 平日10:00-18:00 | 1年間(3年間) |
1's | レビュー | 7.67 | 6.5 | 4.0 | 10.0 | 1-2営業日 | メールのみ | 1年間(3年間) |
VSPEC | レビュー | 7.67 | 6.0 | 3.5 | 10.0 | 5営業日 | 平日10:00-17:00 | 1年間(3年間) |
Astromeda | レビュー | 7.58 | 6.0 | 6.5 | 6.0 | 3営業日 | 09:00-18:00 | 1年間(3年間) |
ノース | レビュー | 7.58 | 5.5 | 8.0 | 6.0 | 3-7営業日 | 10:00-19:00*3 | 1年間(-) |
NEC | レビュー | 7.42 | 9.0 | 3.0 | 6.0 | 4-7営業日 | 09:00-19:00 | 1年間(5年間) |
Alienware | レビュー | 8.67 | 10.0 | 6.0 | 8.0 | 最短即日 | 24時間365日*4 | 1年間(5年間) |
Lenovo | レビュー | 8.58 | 9.5 | 8.0 | 6.0 | 最短即日 | 09:00-18:00 | 1年間(4年間) |
HP | レビュー | 8.42 | 9.5 | 9.5 | 5.0 | 10営業日 | 09:00-21:00*5 | 1年間(3年間) |
ASUS | レビュー | 8.08 | 10.0 | 7.0 | 5.0 | 3-7営業日 | 09:00-19:00 | 1年間(3年間) |
MSI | レビュー | 8.08 | 9.0 | 7.0 | 5.0 | 3営業日 | 09:00-19:00*6 | 2年間(4年間) |
Acer | レビュー | 7.33 | 7.5 | 5.0 | 5.0 | 2-3営業日 | 09:00-19:00 | 1年間 |
Razer | レビュー | 7.25 | 9.0 | 4.5 | 5.5 | 5営業日 | フォームのみ | 1年間 |
GIGABYTE | レビュー | 6.75 | 8.0 | 8.0 | 5.0 | - | - | 2年間 |
*1 2,200円の有料オプション。通常時4営業日出荷(現在は繁忙期で11営業日)。
*2 土日祝10:30-18:30のサポート
*3 木&第2水を除く
*4 有料オプション
*5 土9:00-17:00のサポート
*6 土10:00-19:00のサポート
おすすめの国内BTOメーカーランキング【2024年12月】
国内BTOメーカー16社を徹底的に比較している。各メーカーの知名度・コスパ・カスタム・納期・サポート・保証を元に評価をして国内BTOメーカーのおすすめランキングをまとめた。なお、夏休みや年末年始などの繁忙期は納期が長くなってしまうショップが多いので注意しよう。各評価項目の解説についてはページ下部の「BTOメーカー評価項目について」を参考にしてほしい。主観が入らないように配慮しているつもりだ。
1位(→1位)ドスパラ(ガレリア)
評価 :9.1
知名度 :10.0
コスパ :9.0
カスタム :6.5
納期 :最短即日
サポート :24時間365日
保証(延長):1年間(5年間)
ドスパラは日本一のBTOショップだ。ゲーミングPCブランドのガレリアは人気が高い。最新モデルの投入も早くゲーミングPC市場におけるベンチマーク的な存在となっている。2024年8月には白色のPCケースデザインを選択できるようになった。他社BTOメーカーに追随した形だ。e-sportsの普及に積極的で露出も多く知名度が高い。ビジネスモデルのLightning/Mangateや、クリエイター向けのraytrekシリーズも人気だ。低価格帯に強い印象を受けるが、ミドルクラス以上のモデルではNEXTGEARやLEVELθに押され気味なのが本音だ。円高還元セール対象モデルなどいくつかのモデルについてはコストパフォーマンスが高い。
低価格帯から高価格帯まで万遍なく強力なラインナップを持っている。ゲーミングノートPCについてはラインナップが減少傾向にあり、価格も高騰気味でおすすめしづらい。それでも独自のポイント還元でユーザーにとってメリットがある。ポイント付与率が上がるキャンペーンが実施されることもある。24時間の電話サポートが用意されているのも大手企業らしいところだ。ユーザーにとってわかりやすいウェブサイトも嬉しい。これまでゲーミングPCを購入したことのない初心者の方にもおすすめだ。最近はTwitterでのプレゼント企画など魅力的なコンテンツを提供し続けている。まだフォローしていない方はチェックしておこう。一部のモデルについては納期が最短翌営業日出荷から最短当日となりより購入しやすくなった。
2位(→2位)マウスコンピューター
評価 :8.9
知名度 :10.0
コスパ :8.0
カスタム :6.5
納期 :4営業日(有料2営業日)
サポート :24時間365日
保証(延長):3年間(延長なし)
マウスコンピューターは品質の高い製品を安く購入できる人気のBTOショップだ。マウスコンピューター(親会社は上場企業の株式会社MCJ)のゲーミングPCブランドは"G-Tune"と"NEXTGEAR"となっている。最近は齋藤飛鳥さんをCMに起用(以前は乃木坂46)するなど知名度向上中だ。2023年7月にはコストパフォーマンスを重視した新しいゲーミングブランドNEXTGEARが登場して注目度が増している。ケースデザインも一新されてBTOパソコンの枠を超えているように思える。
一般ユーザー向けのmouseブランドやクリエイター向けのDAIVブランドも人気が高い。mouseブランドのBTOノートパソコンは売れ筋モデルが揃う。マウスコンピューターは、さまざまなイベントにも積極的に参加していてユーザーと接する機会を増やしているのもポイントだ。また、プロゲーマーとコラボーレーションをするなど企画もおもしろく知名度は上がってきていると言える。セールを実施するようになってユーザーにとっても身近な存在になっているのではないだろうか。
サポート・サービスも非常に充実していて初心者の方にもおすすめしやすい。24時間対応の電話サポートは強力だ。さらに、+3,300円の安心パックに加入すれば専用ダイヤルと即日修理が可能となる。72時間以内での修理完了努力など購入後も安心できるのはさすがだ!送料無料や基本保証3年間と優れたサービスを受けられる。納期も最短翌営業日での出荷(オプション)とスピーディーでサービス面の評価が高い。2024年8月時点で一部のモデルでは納期が長くなっている。それだけ販売台数が多いということだろう。
3位(→3位)フロンティア
評価 :8.6
知名度 :9.5
コスパ :10.0
カスタム :6.0
納期 :7営業日
サポート :10:00-19:00
保証(延長):1年間(3年間)
フロンティアは、はヤマダ電機グループのショップで信頼性が高い。最近は知名度も上がっている。秋葉原などにも店舗を構えているイチオシショップだ。他のショップと比較してセール&キャンペーンがオトクなショップとなっている。セール対象モデルのコストパフォーマンスは良好で、最近は価格が安いことでSNSなどで話題になるようになってきた。一部のモデルについてはセール開始直後に売り切れてしまうため、モニターあるいはスマホの前で待機しておく必要がありそうだ。GeForce RTX 4070 SUPER/RTX GeForce RTX 4060 Ti搭載モデルについては最安値クラスのモデルが揃う。マウスコンピューターやドスパラなど大手BTOメーカーと対等に戦えるショップだ。最新モデルも破格の値段で販売されていることもある。フロンティアはセールモデルを必ずチェックしておこう。稀にびっくりするぐらいコスパの高いモデルが存在している。
最新モデルが登場したときは真っ先にチェックしておきたい。最新モデルでも割高感なく適正価格で販売されるのは高評価だ。割引額は業界トップクラスを誇る。初心者の方でも選びやすい厳選されたラインナップも魅力だ。電源ユニットにも力を入れていたり、デュアルストレージが搭載されていたりと優れたモデルが豊富だ。ただし、通常モデルは価格が高めでコスパ指標は伸び悩む。割高であることも多く基本的にはセール情報を確認しよう。最近は即納モデルも続々と登場していて納期が長いというデメリットが解消されつつある。保証面でもこれまで延長保証の設定がなかったが、追加費用を支払えば加入できる。保証費用はやや高めだ。サポート時間が10:00~19:00と短めなのは弱みとなる。
4位(→4位)パソコン工房
評価 :8.5
知名度 :9.0
コスパ :8.0
カスタム :6.5
納期 :2-7営業日
サポート :24時間365日
保証(延長):1年間(4年間)
パソコン工房は知名度があり初心者におすすめのショップの一つだ。秋葉原など全国に店舗を構えている。マウスコンピューターと同じMCJグループに属しているが、ラインナップや特徴はまったく別物だと考えてよい。マウスコンピューターなどとは独立したブランドという認識で間違いない。24時間365日の電話サポートを受けられるのは魅力の一つとなる。比較的バランスの取れたショップで初心者の方にもおすすめしやすい。
ゲーミングPCブランドはLEVEL∞だ。とにかくどこよりも豊富なラインナップを持ち多くのユーザーの希望に応えてくれる。他のメーカーでは見られないCPUとGPUの組み合わせもある。たとえば、Ryzen 7 5700X×GeForce RTX 4070 Ti搭載モデルやCore i5-14400×RTX 4070 SUPER搭載モデルなどが該当する。ゲーミングノートPCのラインナップ数も業界トップクラスだ。世代の切り替え時は一時的にラインナップが激減してしまうため時期だけは注意しておこう。
2023年12月にWEB限定ブランド「LEVELθ(レベルシータ)」が誕生した。コンセプトは抜群のコスパ、広がる楽しみだ。通常モデルとしてトップクラスのコストパフォーマンスを誇る。ケースデザインも一新されて注目度も高い。白色のゲーミングPCを選べるのも嬉しいポイントとなる。LEDのカラーバリエーションが豊富でさくら・青色・ミントから選択可能だ。黒色のケースでは赤色のみ選択dせきる。最近はBTOパソコンでも白色のケースを採用したモデルが増えてきている。現在複数のキャンペーンを実施中でコストパフォーマンスが高いモデルが揃っている。特にRYZEN大特価祭はオトクさ大爆発だ。
5位(→5位)パソコンショップArk
評価 :8.4
知名度 :7.0
コスパ :6.5
カスタム :9.5
納期 :3-7営業日
サポート :24時間365日
保証(延長):1年間(3年間)
新しいゲーミングブランドとしてarkhive(アークハイブ)を立ち上げた。まだまだ様子見の段階だが注目しておきたいブランドだ。比較的コストパフォーマンスは良好だ。BTOらしからぬオシャレなケースを採用されたモデルも多い。コストパフォーマンス重視のモデルもあり要チェックだ。その他MSIなど海外メーカーのゲーミングPCを取り扱っているショップだ。販売しているBTOパソコンでは構成パーツのメーカーと型番がはっきりと明記されているのが嬉しい。コストパフォーマンスはそれほど高くないのがデメリットだ。ただし、セール・キャンペーン対象モデルについてはコストパフォーマンスが高いモデルも揃っている。大手メーカーに比べるとやや物足りないか。珍しいRyzen 7 5800X搭載モデルがあったり、MSI製ゲーミングノートがあったりと他のショップとは違うラインナップを持っている。とくにに海外製のゲーミングノートPCを探している方は必ずチェックして欲しい。MSI・GIGABYTE・Razerなど幅広いブランドを取り扱っている。24時間のサポートが提供されているのは高評価だ。上場企業であるMCJグループに属していて安心感がある。パーツメーカーとしても人気が高い。
6位(→6位)TSUKUMO(G-GEAR)
評価 :8.3
知名度 :8.5
コスパ :7.0
カスタム :7.5
納期 :3営業日
サポート :11:00-19:00
保証(延長):1年間(3年間)
TSUKUMOは知る人ぞ知る人気のBTOショップだ。現在はフロンティアと同じヤマダ電機グループに属している。広告などでの露出がそれほど多くないため知名度は高くない。秋葉原や大阪日本橋に行くことの多い方なら知っているだろう。ラインナップについてはミニタワー・ミドルタワー・フルタワーモデルの三つに分かれているだけなので、理想のモデルを探しやすいだろう。小型PCのラインナップもあるが、在庫はほとんどないようだ。また、MSI・Crucial・FireCudaなどとのコラボレーションモデルも販売されている。
大手BTOメーカーの中ではカスタマイズの自由度が高く、ベースモデルを基準に好みの一台に仕上げることができる。CPUやグラフィックボードのアップグレードができるのは嬉しい。最近はゲーミングノートにも力を入れているようだ。価格・構成等全体的にバランスの取れたショップだと言える。ゲーミングデスクトップが中心でゲーミングノートPCは他のメーカーに劣る。最近はセールにも力を入れていてそこそこコスパは優秀だ。他社メーカーと比べてずば抜けているというわけではない。サポートは平日11:00-19:00、土日祝10:30~18:30と平均的だと言える。
7位(↑NEW)MDL.make
評価 :8.2
知名度 :6.0
コスパ :10.0
カスタム :6.0
納期 :2営業日
サポート :9:00-22:00
保証(延長):1年間(-)
2023年6月オープンの新しいBTOメーカーだ。インフルエンサーのゆら猫氏がアンバサダーを務めている。TikTok・X・LINEなどのSNS運用に力を入れていて露出が増えている。すでにご存知の方も多いかもしれない。本社は大阪だ。このショップの最大の魅力はコストパフォーマンスの高さだ。BTOメーカー全体で見てもトップクラスだ。コスパ指標はマックスの10.0を叩き出した。送料が掛からないのも大きい。ケースデザインも様々で好みで選べる。ZALMAN P30やNZXT H9 Flowなど自作ユーザーに人気のケースも選択可能だ。納期は翌日出荷対応モデルを選べばスピーディーだ。サポートはLINEで受け付けている。購入前でも購入後でもサポートを受けやすい環境がある。延長保証の設定はない。
8位(↓7位)サイコム
評価 :8.1
知名度 :8.5
コスパ :5.0
カスタム :9.0
納期 :7営業日
サポート :平日10:00-17:00
保証(延長):1年間(3年間)
サイコムは、カスタマイズ性の高さとデザイン性の高さが特徴のBTOショップだ。CPU・GPU・メモリ・電源ユニット・マザーボード・CPUクーラーまで、細かくカスタマイズができる貴重なショップだと言える。MSIやASUSなどのメーカー製グラフィックボードを選択することが可能だ。水冷CPUクーラーなど機能性の高いパーツを選べるのも特徴だ。CPUとGPUのデュアル水冷モデルが購入できるBTOメーカーはサイコムぐらいだろう。静音モデルも人気だ。主流のBTOメーカーにはない魅力がある。ややコストパフォーマンスには劣るものの理想のゲーミングPCを作り上げることができる。基本的にはカスタマイズをすればするほどコストパフォーマンス指標は高くなる。初期構成のままだとかなり割高だ。
さいこむあんしん相性チェッカーを利用すれば中級者の方でも安心して利用できる。やや価格は高いが品質も高く中上級者モデルのショップの中でもおすすめしやすいと言える。普通のBTOパソコンで満足できない方はぜひサイトを見て欲しい。初心者の方をターゲットとしたG-Master VELOX Ⅱがリリースされて、一気に人気が出ているように思える。Premium Lineでは標準2年保証で無償オーバーホールやアップグレードサービスを受けられる。これなら初心者でも選びやすいだろう。カスタマイズが前提という特性上どうしても納期は長くなってしまうので、余裕を持って購入しよう。サポートは平日10:00-12:00、13:00-17:00とかなり限られている。土日祝日は休みとなっていてビジネスパーソンなどは使い勝手が悪く感じてしまうはずだ。
9位(↓8位)パソコンショップSeven
評価 :8.0
知名度 :7.0
コスパ :4.5
カスタム :10.0
納期 :1-5営業日
サポート :平日10:00-17:00
保証(延長):1年間(3年間)
パソコンショップSevenは、中上級者向けのBTOメーカーだ。そこまで知名度が高いショップではない。リアル店舗がないため知名度は上がりにくいと言える。ただ、圧倒的なカスタマイズ性の高さから特定のユーザーに支持されている。自由な構成と品質を重視するユーザー向けだ。初期構成でも価格は高めだ。安い!と思っても税抜価格であったり、OS非搭載モデルであったりと紛らわしい側面がある。ゲーミングPCカテゴリーにあるバナーで記載されている最低価格はOS非搭載モデルなので注意して欲しい。1万円ほど高くなる計算だ。カスタマイズにこだわりすぎると価格が跳ね上がるため初心者の方は避けた方がよいかもしれない。
30万円を超えるウルトラハイエンドモデルのラインナップも魅力的だ。なお、最近管理人はパソコンショップセブンでパソコンを購入した。コストパフォーマンスが優れているというわけではなく、気に入ったケースがあったのでそれを基準に構成を考えたのだ。価格が高くても結果的に満足しているので誰もが価格を重視するというわけではないことだろう。サポート時間は平日10:00-17:00となっている。時間が取れない場合はお問合せフォームなどを活用するとよい。
10位(↓9位)アプライドネット
評価 :8.0
知名度 :7.5
コスパ :7.5
カスタム :6.5
納期 :最短即日
サポート :メールのみ
保証(延長):1年間(3年間)
アプライドネットは福岡に本社を置くBTOメーカーだ。九州エリアには多くのリアル店舗を構え認知されている。BariKata(バリカタ)やKaedama(カエダマ)といった個性的なネーミングがおもしろい。MSIやAcer製のパソコンの取り扱いも行っていて守備範囲が広い。関東エリアの方にとっては馴染みもないだろう。アプライドネットは全国レベルで見るとそれほど知名度が高いわけではない。それでもネットで購入できるため大きなデメリットとはならないはずだ。アプライドネットは、コストパフォーマンスの高いモデルを多く排出している。とくに夏休みや年末年始などに販売されるモデルはコストパフォーマンスに優れている。知名度はなくても掘り出し物が見つかるだろう。メモリがシングルチャネルだったり、マザーボードが旧世代のものだったりとコストカットがされている部分はあるが、それ以上に価格が安く選びやすさがある。サポート時間は10:30~18:00とやや平凡だ。有料サービスが複数用意されているので必要に応じてアップグレードしておくとよい。店舗での修理依頼を受け付けているのは魅力的だろう。
11位(↓10位)STORM(ストーム)
評価 :7.8
知名度 :8.0
コスパ :7.0
カスタム :5.5
納期 :5-8営業日
サポート :平日10:00-18:00
保証(延長):1年間(3年間)
STORMは、カスタマイズの自由度が高く人気のあるショップだ。オシャレなケースを採用していたり、MSIなどのメーカーとのコラボレーションモデルもあったりして選びがいがある。白色のケースを採用したBTOパソコンをいち早く市場に投入したのはSTORMかもしれない。Twitterでの情報発信も多くフォローしてみるとおもしろい。メーカー自体の知名度はそれほど高くないが、知っている方ならパソコンは絶対ストームじゃないと嫌だという方も多い。品質の高さにも定評があるので、あまりこのショップのことを知らない方もチェックする価値がある。カスタマイズでダウングレードをすればその分だけしっかり価格が安くなるためカスタマイズの自由度は高い。今は在庫状態が不安定で品切れのモデルが目立っている。なお、OS非搭載モデルもあるため購入時は注意して欲しい。サポートは平日10:00-11:50、12:50-18:00とそれほど長くない。
12位(↓11位)PCワンズ
評価 :7.7
知名度 :6.5
コスパ :4.0
カスタム :10.0
納期 :1-2営業日
サポート :メールのみ
保証(延長):1年間(3年間)
ワンズは上級者向けのショップとなっている。日本橋に店舗を構える玄人向けのショップで、関西在住の方には馴染みがあるだろう。完全フルオーダーでパソコンを注文することができ、好みの構成を組み立てることができる。CPUやグラフィックボードなどはもちろんケーブル、電源など細かく対応できる。相当マニアックなBTOパソコンになること間違いなしだ。BTOの本来の形だと言える。出荷は遅めだが、フルオーダーを選択するのであれば仕方がないだろう。上級者向けのショップであるワンズがこれ以上ランクを上げるのは難しいだろう。中上級者向けのショップとしては健闘している。カスタマイズにこだわりがある方必見だ。コストパフォーマンスが高いわけではなく、自分好みにカスタマイズするとそれなりの価格になる。サポート時間は11:30~19:30だ。
13位(↓12位)VSPEC(ブイスペック)
評価 :7.7
知名度 :6.0
コスパ :3.5
カスタム :10.0
納期 :3営業日
サポート :09:00-18:00
保証(延長):1年間(3年間)
VSPECは、カスタマイズ性が高く玄人向けのショップの代表だ。ラインナップは少なくカスタマイズが前提となっている。初心者の方には敷居が高いショップだと言える。少し変わった構成は店長の趣味だろう。興味がある方はチェックしてみると楽しめるだろう。最近は大手メーカーに押されてやや浮上が厳しい状況になっている。意外とおもしいモデルが販売されているときもあるので、上級者の方にとっては楽しめるショップだと言える。とにかく知名度が低くランキング低迷の要因となっている。価格についてはコストパフォーマンスモデルを選択すれば悪くない。ゲーム用モデルはかなり割高だ。サポートは平日10:00-17:00、祝日11:30-17:00に指定されている。土日は休業で使い勝手がやや悪い。
14位(↓13位)Astromeda
評価 :7.6
知名度 :6.0
コスパ :6.5
カスタム :6.0
納期 :3営業日
サポート :09:00-18:00
保証(延長):1年間(3年間)
2018年5月に設立された新参のショップだ。LEDで魅せるゲーミングPCブランド「ASTROMEDA」が主力製品となっている。LEDイルミネーションで他のメーカーとの差別化を図っている。光り物が好きな方は要チェックだ。カスタマイズの項目も厳選されていて初心者の方でも購入しやすい。一時はWEB広告に力を入れていたようだが、最近はあまり見かけない。予算を掛けられない状況なのか。それでも新しいモデルも導入されていてラインナップはそれなりに揃っている。以前と比べて明らかに勢いが落ちてしまっている。最近は販売に力を入れていないのだろうか。ネット上やSNS上での露出が激減しているように感じる。ブランドが始まったばかりの頃と比べると、知名度が上がってきているとは言え光るゲーミングPCだけでは弱いかもしれない。他の事業が好調か!?マイニング需要が伸びたことでゲーミング以外での人気があるのかもしれない。サポート時間は9:00-18:00となる。
15位(↑NEW)ノース
評価 :7.6
知名度 :5.5
コスパ :8.0
カスタム :6.0
納期 :3~7営業日
サポート :10:00-19:00(木&第2水除く)
保証(延長):1年間(-)
北海道北見市に店舗を構えるPCショップだ。ECサイトでBTOパソコンを購入することもできる。知名度はそれほど高くないが、SNSを中心に露出を増やしている。コストパフォーマンスも高くおすすめしやすい。北海道在住の方なら選びやすいように思う。ケースの種類も豊富で、Lian li O11 VISIONやNZXT H9 FLOWなどかっこいいモデルが並んでいる。オリジナルPCの製作にも対応しているので、ショップの方に相談してもよいだろう。Vtuberとのコラボモデルも販売している。納期は最短3営業日~7営業日とやや長めだ。北海道からの発送となるので本州在住の方は注意しよう。
16位(↓14位)NEC
評価 :7.4
知名度 :9.0
コスパ :3.0
カスタム :6.0
納期 :4-7営業日
サポート :09:00-19:00
保証(延長):1年間(5年間)
2022年7月にNECもゲーミングPC市場に参入した。価格設定を見る限りかなり苦戦しそうだが、古参のNECファンの方であれば魅力を感じるかもしれない。24時間365日のゲーミングサポートは心強い。パソコンの初期設定から快適なゲームの設定などをサポートしてもらえる。また、スタートキャンペーンではLogicool製のゲーミングデバイスを無料で手に入れられる。ラインナップが少なくCPUはCore i5-12400F or Core i7-12700F、グラフィックスはRadeon RX 6400 or GeForce RTX 3060から選ぶことになる。サポート面については電話サポート予約サービスやオンラインでの修理依頼など使い勝手がよく高評価だ。
おすすめの海外PCメーカーランキング【2024年12月】
1位(↑3位)Dell -エイリアンウェア-
評価 :8.7
知名度 :10.0
コスパ :6.0
カスタム :8.0
納期 :最短即日
サポート :09:00-21:00
保証(延長):1年間(5年間)
エイリアンウェアはDELLのゲーミングPCブランドだ。とにかくデザイン性が高く、クールなモデルは必見だ。自宅に置いておけば自慢できるだろう。2023年の夏にはケースデザインが一新されて洗練された印象を受ける。頻繁にデザインが変わるのも興味深い。価格はかなり高めに設定されているので、価格を重視する方にはおすすめできない。この高級路線での販売方法は好きだ。ヒカキンさんなど大物youtuberが購入しているなど知名度は高い。新しいモデルの導入も早く最新モデルに目がない方は必見だ。下位モデルについては、ロークラスのグラフィックボードを搭載しているなど正直ゲーミングPCとは呼べないものもあるので購入の際は注意して欲しい。エイリアンウェアではなく一般向けのグラフィックボード搭載モデルについては、エイリアンウェアブランドよりも価格が安くおすすめできる。
2位(→2位)Lenovo -Legion-
評価 :8.6
知名度 :9.5
コスパ :8.0
カスタム :6.0
納期 :最短即日
サポート :09:00-18:00
保証(延長):1年間(4年間)
中国香港に本社があるPCメーカーだ。IBM・NEC・富士通などの買収でPCメーカーとして世界トップクラスになった。LenovoのゲーミングPCブランドの「LEGION」は他のメーカーのブランドに比べて知名度が高くない。知名度だけで言えばゲーミングブランドよりもThinkPadなど一般向けモデルの方が高いかもしれない。キューブ型など貴重なモデルを選択できるのも魅力だと言える。現在は企業全体でゲーミングPCに力を入れている。正直他メーカーと比べてLEGIONを強く推奨する理由があるわけではない。それでもコストパフォーマンスは良好でいくつかおすすめのモデルもある。当サイトのランキングにもランクインすることもある。今後に期待したいメーカーだと言える。ホームページがやや見づらいのはデメリットだと言える。海外ブランドの中でもレノボは国内でのゲーミングPC販売に力を入れている。価格が高めな海外メーカーの中でも比較的リーズナブルな価格設定も魅力的だ。とくに一般モデルでは国内シェアも大きく伸ばしていて圧倒的な地位を築いている。国内BTOメーカーに飽きてしまったらぜひチェックしてみて欲しい。掘り出し物が眠っていることもある。
3位(→3位)HP -OMEN-
評価 :8.4
知名度 :9.5
コスパ :9.5
カスタム :5.0
納期 :10営業日
サポート :09:00-21:00
保証(延長):1年間(3年間)
HPはゲーミングPCブランドであるOMENブランドとPavilionブランドを展開している。アメリカの企業で知らない方はいないだろう。このショップの魅力はデザイン性の高い高コスパモデルのラインナップにある。赤色を基調としてかっこいいモデルが揃う。OMENブランドはデザイン性・機能性に優れていて高い人気を誇る。セールでの割引額も大きい。円安の影響も微塵も感じさせない。価格.com特別モデルは圧倒的なコストパフォーマンスを誇る。ゲーミングノートPCも強力で、Victusブランドはコストパフォーマンスが高い。国内BTOメーカーのゲーミングノートPCのラインナップが少なくなっているので海外メーカーは要チェックだ。ブランド力も高く海外BTOメーカーの中では別格の存在だ。
4位(→4位)ASUS -ROG-
評価 :8.1
知名度 :10.0
コスパ :7.0
カスタム :5.0
納期 :3-7営業日
サポート :09:00-19:00
保証(延長):1年間(3年間)
台湾に本拠地を持つPC&PCパーツメーカーだ。ゲーミングスマートフォンを販売するなどスマートフォンのブランドとしても強い。さて、ASUSのゲーミングPCブランドである「ROGシリーズ」はデザイン性の高さから人気がある。価格はやや高く感じるものの、ASUS製のグラフィックボードやマザーボードが搭載されていることを考えるとそれも許せる。デスクトップパソコンについては他のメーカーを検討した方がよいかもしれない。ゲーミングノートPCのラインナップは国内でもトップクラスだ。エントリークラスからハイエンドクラスまで豊富なラインナップを持つ。18.0インチや16.0インチなど好みに合わせてモニターを選ぶやすいのもASUSの強みだ。GeForce RTX 4090 MobileやGeForce RTX 4080 Mobile搭載モデルなどは海外製メーカーならではと言えるだろう。CPUについても国内ではあまり見かけないRyzen 9 7945HXやRyzen 9 7845HXを搭載してモデルが販売されている。
5位(→5位)MSI(エムエスアイ)
評価 :8.1
知名度 :9.0
コスパ :7.0
カスタム :5.0
納期 :3営業日
サポート :09:00-19:00
保証(延長):2年間(4年間)
台湾の人気PCパーツメーカーだ。グラフィックボードやマザボの製造メーカーとして有名だが、ゲーミングPCの販売も行っている。パソコンにはMSI製グラフィックボードが搭載されているのも嬉しい。国内での販売はこれからだが、ヨーロッパやアメリカでは非常に人気が高い。カスタマイズはできずラインナップの中から構成を選択する必要がある。定価はかなり高いため価格が安くなるセールは狙い目だ。国内ではパソコンショップarkなどの正規代理店から購入できる。オシャレなゲーミングノートPCを探している方はぜひチェックして欲しい。
6位(→6位)ACER -PREDATOR-
評価 :7.3
知名度 :7.5
コスパ :5.0
カスタム :5.0
納期 :2-3営業日
サポート :09:00-19:00
保証(延長):1年間
台湾に本社を置くパソコンメーカーだ。国内ではネットブックでの知名度が高い。ゲートウェイを買収したことでも有名だ。ASUSと間違われることもあるが全く関係のない企業だ。ゲーミングPCブランドの主力は、「PREDATOR(プレデター)」、「NITORO」でデザイン性に優れ国内BTOメーカーにはない圧倒的なデザインが特徴となっている。いずれも知名度はやや劣ってしまう。問題は最新モデルの登場が遅くラインナップが更新されないことにある。もう少し最新モデルが投入されれば評価も変わってくるのではないかと思う。独自に販売をしておらずAmazonやヨドバシドットコムなどの通販サイト経由でのみ購入できる。
7位(→7位)Razer(レーザー)
評価 :7.3
知名度 :9.0
コスパ :4.5
カスタム :5.5
納期 :5営業日
サポート :問い合わせフォームのみ
保証(延長):1年間
Razerは、シンガポールとアメリカワシントン州のダブル本社があるグローバル企業だ。ゲーミングマウスやゲーミングヘッドセットを使っているという方も多いだろう。ハイクラス以上のゲーミングノートPCを中心に取り扱っている。中にはデスクトップパソコンに匹敵する性能を持つモデルもある。ロゴの緑色がコーポレートカラーとなっていてデバイスやパソコンにもそれがうまく反映されている。デザイン性の高さは圧倒的だ。一方で、価格は驚くほど高くお金持ち向けのブランドだと言えるかもしれない。
8位(→8位)GIGABYTE(ギガバイト)
評価 :6.8
知名度 :8.0
コスパ :8.0
カスタム :5.0
納期 :2-3営業日
サポート :09:00-19:00
保証(延長):1年間
台湾に本社を置くPCパーツ・パソコンメーカーだ。BTOメーカーというよりもどちらかというと、マザーボードやグラフィックボードなどのPCパーツメーカーとして知っている方の方が多いだろう。GIGABYTEのゲーミングノートPC(AORUS)は、最新のAIを搭載したりするなど差別化が行われている。最新モデルのリリースが早くゲーミングノートPCを探している方は要チェックだ。売れ筋モデルに関してはすぐに売り切れになってしまうので注意して欲しい。販路も多く購入しやすいメーカーだ。arkやストームなどで本格的に取り扱いを開始することになったので、国内ユーザーも気軽に購入できるようになった。機能性の高いゲーミングノートPC中心のラインナップとなっている。
BTOメーカー評価項目について
- 評価
- 知名度
- コスパ
- カスタマイズ
- 納期
- サポート
- 保証
BTOメーカーの総合評価を表している。時間がない方はこの評価だけを見ていれば十分だ。知名度以降の各項目を踏まえた上でのおすすめ度と考えて欲しい。この指標が高ければ今おすすめできるBTOメーカーということになる。意外と時期によって変わるため、当ページをブックマークして定期的に確認していただけると嬉しい。
ゲーミングPCブランドがどれほどユーザーに認知されているかを評価した。メーカー自体が有名でもゲーミングPCブランドとなるとイマイチなブランドもある。知名度が高いショップはやはり多くのユーザーが購入するお店になっている。広告露出などで力を入れていて伸びしろがあるショップはその旨を記載している。ツールを活用して各BTOメーカーのサイトを分析して検索ボリュームから算出している。
ゲーミングPCを選ぶ上で多くのユーザーが気になるのがコスパだろう。性能の割に価格が安いというのは正義だと考えている。ショップのラインナップ全体でのコストパフォーマンスを記載している。特定のモデルが他社メーカーと比べて割安な場合でも指標は高くなる。また、セールがお得なモデルを販売する傾向にあるショップは有利と言える。セールの内容は値下げ・CPU/GPUのアップグレード・ストレージの強化などさまざまだ。最近だとドスパラ・マウスコンピューター・パソコン工房・フロンティア・HP・ASUSなどがお得なセールを実施している。
カスタマイズの自由度を評価している。メモリやストレージだけではなく、CPU・CPUクーラー・グラフィックボード(OCモデル含む)・PCケース・マザーボードなど、より細かいカスタマイズができると評価が高くなる。初心者の方はあまり気にしなくてもよいだろう。何度もBTOパソコンを購入して物足りなくなった方向けだ。
商品発送までの早さを評価している。購入したらすぐに手に入れたいと思うのが人情だろう。中小ショップよりも大手メーカーの方が短納期だ。最短翌営業日の出荷に対応しているショップも多い。また、海外メーカーよりも国内メーカーの方が有利だと言える。繁忙期などは出荷までにやや時間が掛かる傾向にある。
ゲーミングPCを販売しているショップのサポートについて評価を行っている。電話でのサポート時間および質、有償サポートの種類と内容、修理に掛かる日数などを総合的に評価を行っている。土日祝日に電話サポートを受けられないショップよりも、24時間365日電話サポートを受け付けているショップの方が評価が高くなる。また、有償サポートが用意されている場合は種類や内容(金額含む)などお金を払う価値があるのかで判断している。
保証期間の長さも評価項目に加えている。基本は1年間だ。標準保証が2年間や3年間と長い場合は有利だ。また、延長保証で加入できる最長年数も評価対象となる。ただし、費用が掛かることを考慮して与える影響自体はそれほど大きくない。
大手BTOショップと中小BTOショップの違い
分類 | 大手BTOメーカー | 中小BTOメーカー |
---|---|---|
ショップ例 | ドスパラ マウスコンピューター パソコン工房 TSUKUMO フロンティア | サイコム セブン ワンズ ストーム Astromeda |
特徴 | 高コスパ 手厚いサポート 実店舗あり | 個性的なモデル 高いカスタマイズ性 実店舗なし |
コスパ | ||
カスタマイズ | ||
サポート |
BTOショップについて少し掘り下げてみよう。BTOショップはその資金力・規模・知名度・実店舗の有無から大手BTOショップと中小BTOショップに分けることができると考えている。当サイトではその中でも大手ショップと分類される「ドスパラ」・「マウスコンピューターe」・「パソコン工房」を中心に取り扱っている。これらのショップは安定感があって初心者にもおすすめしやすい。サポート面でも安心だ。大手BTOメーカーだけの比較記事も別にまとめているので参考にしていただければと思う。
一方、中小BTOショップとしては、「サイコム」・「パソコンショップセブン」・「ワンズ」などが挙げられる。カスタマイズの自由度の高さが特徴でよりこだわりのあるゲーミングPCを購入することが可能だ。価格は高くなってしまうのでコストパフォーマンス重視では選びづらい。ワンズについては自作代行の側面が強い。中小ショップでは実店舗はなくEC販売がメインとなっているのも特徴だ。
まずは大手あるいは中小の括りでお気に入りショップを探そう。初心者の方は大手ショップの方が安心だろう。製品品質が安定していて、コストパフォーマンスも高くなっているモデルが多い。実店舗があってスタッフの方にも相談しやすい環境がある。一方、中小は玄人向けの内容となっていることが多くカスタマイズもある程度知識がある前提となっている。通販販売がメインで実店舗はない。
ただ、そもそもBTOというのは注文を受けてから制作をすることでカスタマイズ性の高さが特徴だった。ドスパラやマウスコンピューター等の大手ではカスタマイズの幅を限定することで在庫リスクを軽減して、価格を抑えることに成功していると言える。また、最短当日の発送に対応しているのもこれに起因する。
購入するショップを絞ることができれば、PCを選びやすくなるだろう。お気に入りのショップを見つけることが最適なゲーミングPCを見つける近道になるのかもしれない。複数のショップを候補にいれてしまうと、どうしても迷ってしまい結局購入しなかったということになる可能性が高くなる。各ショップにはそれぞれの特徴や特色があるため、何を重視して選ぶのかの参考になれば幸いだ。
大手ショップは初心者向け
大手ショップの特徴としては製品のラインナップに安定感があり、初心者から上級者まで幅広く対応できる。製品の安定感とは供給面も意味している。半導体不足でグラフィックボードの入手が困難になったときでも大手ショップならある程度安定して製品が供給されていた。安定した仕入れができているということでユーザーからしても安心して購入できる環境がある。
また、大手BTOショップは、価格・構成・サービスについて高い水準を維持している。失敗する可能性が低く初心者におすすめしやすい。実店舗があるのも特徴で、秋葉原に店舗を構えるショップも多い。万人受けする豊富なラインナップが嬉しい。ゲーミングPCの紹介となると、多くの人が求める性能や価格はほとんど共通していると言っても過言ではない。
極端な話を言えば「安くて性能のよいパソコン」である。大手ショップの場合はこの価格と性能のバランス、つまりコストパフォーマンスに優れているものが多いのだ。大手ショップの場合は誰が使っても同じで、安定感こそ高いが自由度は低い。そして無難な構成で似たようなラインナップしかないというのはメリットとデメリットを併せ持つ要素だ。
中小ショップの場合は誰が使っても同じになることがなく、構成の自由度は高いが安定感は低い。構成の幅が広く、あまり見かけない構成を採用したりしていて選択の幅が広かったりというのもメリットとデメリットを併せ持つ要素となる。見比べてみると大手ショップのほうが安心と思える。サポート面でもやはり大手が有利だ。24時間365日のサポートを提供するショップもあるほどだ。一部のショップでは標準で3年間保証があったり、より保証のサービスが手広くなっているなどの特徴もある。
中小ショップは玄人向け
中小ショップは大手にはない個性的なモデルを販売している。優れた性能やオシャレなケース採用など一部の人にしかウケないラインナップと言えるかもしれない。とにかく個性を重視しているのが中小ショップというわけだ。パーツ単位で高価なものを使用したり、ケースや構成にこだわりがあったりと個性的なラインナップとなっていることが多い。人によっては自由度が高いというのは何よりも優先したい項目となることもあるだろう。
大手ショップと違い、カスタマイズ性が比べ物にならないほど高く、配線の1本から細かく指定できるショップもあるほどだ。価格が高めなのは仕方がないだろう。知識が無い人やこだわりの無い人にはデメリットでしかない。このカスタマイズ性の高さは良くも悪くも通常ショップの強みだと考えている。大手ショップはパソコンケースやマザーボードがある程度固定されているという理解でよい。カスタマイズの選択肢についても固定されているのが現状だ。
中小ショップでは何から何まですべて指定できる。これはもうBTOというよりも自作パソコンに近いものが完成するわけだ。価格を度外視すれば、品質や性能を自由に決められるのはコアなユーザーにとっては嬉しいサービスだ。フルカスタマイズは現在のパーツの流用なども可能なので、買い替えの場合は安く済むこともあってパソコンを組み立てられる人にとっては有難い存在となる。初心者にとっては敷居が高く敬遠されがちだ。実店舗がないのも初心者にとっては選びづらい理由となるだろう。
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