GeForce RTX 5050top

GeForce RTX 5050の性能比較&ベンチマーク検証を行った。Blackwell世代で久しぶりの50番台のグラフィックボードが登場した。実にGeForce RTX 3050 8GBから2世代振りだ。そして2年振りということになる。1世代前のAda Lovelace世代ではモバイル向けモデルのGeForce RTX 4050 Mobileが登場したが、デスクトップ向けモデルは発売されなかった。

前世代の上位モデルであるGeForce RTX 4060にどこまで迫れるかがポイントだ。あとは上位のGeForce RTX 5060との価格差もチェックしておきたい。GeForce RTX 3050シリーズのようにVRAM 6GBがリリースされる可能性もあるが、最近はVRAM容量が重視される傾向にありどうなるかは未知数だ。搭載モデルは「GeForce RTX 5050搭載おすすめゲーミングPC」で紹介している。

GeForce RTX 5050のスペック

世代 Blackwell
プロセス 5nm TSMC
CUDAコア 2,560
ベースクロック 2317 MHz
ブーストクロック 2572 MHz
GPUメモリ GDDR6 8GB
メモリ帯域幅 320.0 GB/s
L2キャッシュ 24MB
L3キャッシュ 非搭載
TDP 130W
MSRP $249
国内価格 44,800円~ *2025/7時点
発売日 2025/07/01

GeForce RTX 5050のスペック解説

RTX 5050 RTX 5060 RTX 3050 8GB
アーキテクチャ Blackwell Blackwell Ampere
GPU GB207 GB206 GA106
プロセス 5nm TSMC 5nm TSMC 8nm Samsung
トランジスタ数 169億 219億 120億
ダイサイズ 149 mm² 181m㎡ 276m㎡
SM数 20/20 30/36 20/30
CUDAコア 2,560 3,840 2,560
RTコア 20(第4世代) 30(第4世代) 20(第2世代)
Tensorコア 80(第5世代) 120(第5世代) 80(第3世代)
ベースクロック 2317 MHz 2280 MHz 1552 MHz
ブーストクロック 2572 MHz 2497 MHz 1777 MHz
VRAM GDDR6 8GB GDDR7 8GB GDDR6 8GB
メモリクロック 20.0 Gbps 28.0 Gbps 14.0 Gbps
メモリバス 128 bit 128 bit 128 bit
メモリバンド幅 320.0 GB/s 448.0 GB/s 224.0 GB/s
L2キャッシュ 24MB 32MB 2MB
NVENC 第9世代NVENC×1基 第9世代NVENC×1基 第7世代NVENC×1基
NVDEC 第6世代NVDEC×1基 第6世代NVDEC×1基 第5世代NVDEC×1基
接続インターフェース PCIe 5.0 x8 PCIe 5.0 x8 PCIe 4.0×8
TDP 130W 145W 115W
補助電源 1x 8-pin 1x 8-pin 1x 12-pin
MSRP $249 $299 $299
国内価格 44,800円~ 48,180円~ 37,800円~
発売日 2025/07/01 2025/05/19 2023/05/18

*価格は執筆時点

GeForce RTX 5050のスペックを詳しく見ていこう。GeForce RTX 5050はBlackwell世代のエントリーモデルだ。前世代であるAmpere世代のGeForce RTX 3050 8GBと比較していく。GPUがGA106からGB207とより小さいモデルが採用されている。プロセスもSamsung 8nmからTSMC 5nmへと微細化された。トランジスタ数は49億多い一方で、ダイサイズは46%も小さくなっている。

SM数は20と変わらずCUDAコアも2,560と変更なしだ。RTコア及びTensorコア数にも違いはないが、世代がそれぞれ2世代進んでいる。ベースクロックは50%弱、ブーストクロックも45%も高い。GPUメモリはGDDR6 8GBと同じだ。メモリクロックが43%速く20.0 Gbpsだ。メモリバスは128 bitと変わっていないが、メモリクロックの高速化のおかげでメモリバンド幅は43%速く320.0 GB/sに到達している。

L2キャッシュも12倍増えて24MBだ。NVENCは世代が2世代進み、NVDECは1世代進んでいる。接続インターフェースはPCIe 4.0×8からPCIe 5.0×8となった。TDPは15W増えて130Wだ。補助電源は1×12-pinから1×8-pinとなる。MSRPは$50安く$249だ。国内販売価格はGeForce RTX 5050の方が7,000円高い。およそ年ぶりの最新モデルだ。

上位モデルのGeForce RTX 5060になると一回り大きなGPU GB206を搭載している。スペック差からも性能差を推察できるだろう。トランジスタ数は30%多く219億だ。ダイサイズも一回り大きく181m㎡となる。SM数は10基増えてCUDAコアは3,840だ。実に50%も増えている。クロック周波数はベースクロックがGeForce RTX 5050の方が37MHz高く、ブーストクロックもGeForce RTX 5050の方が75MHz高い。

もう一つ大きな違いはGPUメモリだ。GeForce RTX 5060ではGDDR6ではなく最新規格のGDDR7が採用されている。GeForce RTX 5050と比べてメモリクロックが20%速く28.0 Gbpsだ。メモリバスは128bitと共通となる。メモリバンド幅は448.0 GB/sとGeForce RTX 5050よりも40%広い。L2キャッシュ容量もGeForce RTX 5060の方が8MB多い。

NVENC及びNVDECに違いはない。接続インターフェースもPCIe 5.0×8と共通だ。TDPはGeForce RTX 5060の方が15W高く145Wとなる。補助電源はどちらも1×8-pinだ。MSRPは$50の差がある。国内販売価格はわずか3,380円だ。

徹底解剖サイト管理人

従来モデルであるGeForce RTX 3050 8GBとの大きな違いはプロセスの微細化に伴うクロック周波数の引き上げだろう。45%-50%もクロック周波数が高い。CUDAコア数は同じなので、どの程度パフォーマンスに影響を与えるのかが気になるところだ。残念ながらVRAMはGDDR6のままで容量も変わらない。VRAM周りはマイナーチェンジといったところだろう。消費電力が高くなってしまうのは仕方がない。

GeForce RTX 5050の特徴&強み

従来モデルのGeForce RTX 4060に匹敵する性能を持つ

rtx5050-gamescore
GeForce RTX 5050のゲーム性能スコアは21,876となる。前世代の上位モデルであるGeForce RTX 4060に匹敵する性能だ。50番台のグラフィックボードでも20,000の壁をぶち壊した。メインターゲットはフルHD環境となる。タイトルによっては高設定にも対応可能だ。GeForce RTX 3050 8GB/6GBからの買い替えでも性能差を体感できるだろう。

従来モデルのGeForce RTX 3050 8GBよりも42%もパフォーマンスが高い。VRAM 6GB版のGeForce RTX 3050と比べると実に78%も性能が高くなっている。GeForce RTX 4050を飛ばしてもその分を穴埋めしてきた。GeForce RTX 3060からGeForce RTX 5060の伸びが35%程度なのでいかに優れているのかがわかる。DLSS 4.0をサポートしているので対応タイトルならより高いフレームレートを実現できる。

50番台としては消費電力が高め

rtx5050-wattFF14のベンチマーク計測時の消費電力とアイドル時の消費電力をまとめている。GeForce RTX 5050はゲーム最大が131.7W、ゲーム平均が106.9Wとなる。従来モデルのGeForce RTX 4060と同等の消費電力で50番台のモデルとしてはやや消費電力が上がっている。ロセスの微細化があってもクロック周波数が大きく高くなっていることを考えると納得だ。

もっとも前世代のGeForce RTX 3050 8GBも高めなので、GeForce RTX 5050になり性能が上がった分だけワットパフォーマンスはGeForce RTX 5050が優秀だ。公式のスペックを見ると115W→130Wへと13%程度引き上げられている。当サイトで計測した限りは前世代から大きく消費電力が上がっているわけではなく、むしろ平均消費電力は抑えられている。時間があればもう少しGPU負荷の高いタイトルでのGPU消費電力を計測してみたいと思う。

rtx5050-wattpef.
ワットパフォーマンス(1W当たりのフレームレート)を見るとGeForce RTX 3050 8GBよりも50%以上も改善している。GeForce RTX 5060には届かないが数値自体は悪くない。消費電力が高くてもその分性能が高いのだから納得できる。

コストパフォーマンスは伸び悩む

製品名 ゲーム性能 VRAM メモリ規格 TDP 価格 コスパ 発売日
RTX 5060 27,217 8GB GDDR7 145W 48,180 0.565 2025/05/19
RX 9060 XT 8GB 27,845 8GB GDDR6 150W 47,800 0.583 2025/06/04
Arc B580 23,710 12GB GDDR6 190W 43,800 0.541 2024/12/12
RTX 4060 22,620 8GB GDDR6 115W 44,800 0.505 2023/06/29
RTX 5050 21,876 8GB GDDR6 130W 44,800 0.488 2025/07/01
RX 7600 20,864 8GB GDDR6 165W 35,970 0.580 2023/05/25
RTX 3060 20,591 8GB GDDR6 170W 33,800 0.609 2021/02/26
RTX 3050 8GB 15,334 8GB GDDR6 115W 37,800 0.406 2023/05/18
RTX 3050 6GB 12,424 6GB GDDR6 70W 23,980 0.518 2023/05/18

GeForce RTX 5050に期待されるのは圧倒的な低コストだが、今のところそれは実現できていない。国内販売価格は最安値でも44,800円~とArc B580やGeForce RTX 4060と同等だ。現行の上位モデルであるGeForce RTX 5060との価格差も3,380円とそれほど大きくない。この価格設定ならGeForce RTX 5050を選ぶ理由はないだろう。MSRP(メーカー希望小売価格)で比較してみると、GeForce RTX 5050は$249だ。

従来モデルのGeForce RTX 3050 8GBが$299で$50安くなっている。つまり、将来的には現在のGeForce RTX 3050 8GBの37,800円よりも安くなることが期待される。30,000円台前半までいけば選びやすくなる。なお、VRAM 6GB版のGeForce RTX 3050 6GBだと$179でGeForce RTX 5050よりもさらに$70安価だ。GeForce RTX 3050 6GBが23,980円で販売されている状況を見るとやはり20,000円台まで下がるのは厳しいように思う。

搭載ゲーミングPCもコストパフォーマンスが高いとは言えない。GeForce RTX 5060搭載モデルとほとんど価格差がなく選ぶ理由がほとんどない状況だ。Ampere世代もより安価なGeForce RTX 3050 6GB搭載モデルが出るまでは日の目を見ることはなかった。GeForce RTX 5050も廉価版がリリースされない限り同じ道を辿りそうだ。

ベンチマーク計測のテスト環境まとめ

GeForce RTX 5050testup

上記4つのベンチマーク機を使ってGeForce RTX 5060のパフォーマンスを計測した。比較対象はGeForce RTX 5060・GeForce RTX 4060・GeForce RTX 3050 8GBだ。CPUはCore i5-14400とRyzen 5 4500を選択している。ハイクラスCPUとの組み合わせはないと考えRyzen 7 9800X3DやCore i7-14700は除外した。

GeForce RTX 5050のベンチマーク一覧(ゲーム)

Black Myth

Black Mythrtx5050-blackmyth

Black MythではGeForce RTX 4060と同程度のフレームレートが出ている。従来モデルのGeForce RTX 3050 8GB(Ryzen 5 4500)よりも15%-27%もフレームレートが高い。ただし、フルHDでも45.0fpsとそこまで高いわけではないので設定は下げた方がよさそうだ。Intel製CPUはやや伸びづらい印象を受ける。安価なRyzen 5 4500よりもフレームレートが低いのは解せない。

Bright Memory

Bright Memoryrtx5050-brightmemory

Bright MemoryではGPU負荷が高いこともあってCPUによる差はほとんど出ていない。従来モデルのGeForce RTX 3050 8GB(i5-14400)と比べるとフルHDで72%、WQHDで66%、4Kで65%もフレームレートが高い。GeForce RTX 4060に匹敵するフレームレートは圧巻だ。上位モデルであるGeForce RTX 5060になるとさらに最大で38%もフレームレートが高くなる。GPU性能による差は顕著だ。

モンハンワイルズ

rtx5050-monsterhunterwilds

モンハンワイルズではプリセット”中設定”でのフレームレートを計測した。グラフを見てわかるとおりCPUでフレームレートに差が出る。GeForce RTX 5050でもCore i5-14400とRyzen 5 4500で最大で10%近くもフレームレートが変わってくる。従来モデルであるGeForce RTX 3050 8GB(i5-14400)と比べるとフルHDで61%、WQHDで73%、4Kで93%も高くなっている。GeForce RTX 4060(i5-14400)には届かず10%以上の性能差がある。

FF14 黄金のレガシー

ff14rtx5050-ff14

各解像度でプリセット最高品質でパフォーマンスを計測した。CPUによってフレームレートに差が出ることを理解しておこう。GeForce RTX 5050の場合Core i5-14400とRyzen 5 4500で最大で15%程度フレームレートが変わる。当然グラフィックボードの性能があればその差は広がることになる。CPUのボトルネックが大きくなるからだ。GeForce RTX 5050(i5-14400)は、GeForce RTX 3050 8GB(i5-14400)よりもフルHDで50%、WQHDで51%、4Kで56%もフレームレートが向上している。2世代でここまで伸びるとは思わなかった。GeForce RTX 4060には届かなかったがフレームレートの差はフルHDで8%程度だ。

FF15

ff15rtx5050-ff15

高品質でのパフォーマンスをまとめている。フレームレートではスコアで表される。12,000以上で”非常に快適”、9,000~11,999で”とても快適”、6,000~8,999で”快適”、4,500~5,999で”やや快適”、3,000~4,499で”普通”となる。それ以下では重さを感じてしまう。GeForce RTX 5050は、Core i5-14400との組み合わせならフルHDで”とても快適”、WQHDで”快適”となる。Ryzen 5 4500搭載モデルと比べるとフルHD環境で15%もスコアが高くなっている。FF15では従来モデルの上位グレードであるGeForce RTX 4060搭載モデルど同等といえそうだ。GeForce RTX 3050 8GB(i5-14400)と比べるとフルHDで59%、WQHDで54%、4Kで52%もスコアが高い。

Forza Horizon 5

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Forza Horizon 5はCPUで大きくパフォーマンスが異なるので注意が必要だ。同じGeForce RTX 5050でもCore i5-14400とRyzen 5 4500で2倍程度の差が出ている。当然より高性能なCPUとグラフィックボードになるとさらに差が広がるだろう。Core i5-14400との組み合わせでパフォーマンスを見ると、従来モデルのGeForce RTX 3050 8GB搭載モデルよりもフルHDで94%、WQHDで31%、4Kで28%高くなっている。解像度が上がればその差が縮まる。プリセットウルトラならGeForce RTX 5050でもWQHD環境でゲームがプレイ可能だ。Ryzen 5 4500搭載モデルになるとやや苦しい。CPへの投資は欠かせない。

フォートナイト(DirectX 12)

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フォートナイトもCPUを意識した選択が重要だ。エントリーモデルであるGeForce RTX 5050でもCore i5-14400とRyzen 5 4500でフレームレートに大きな差が出る。GPU負荷を下げれば下げるほど顕著だ。フレームレートの差は最大で97%と大きい。低設定ならCore i5-14400を選ぶだけで2倍近いフレームレートを叩き出せる。Core i5-14400との組み合わせでGeForce RTX 5050のパフォーマンスを見ていく。従来モデルのGeForce RTX 3050 8GBと比べると低設定ではほとんど変わらない。中設定では17%程度劣るが、最高設定では70%程度上回っている。GeForce RTX 4060と比較しても中設定だけ落ち込んでしまっている。パフォーマンス的にはGeForce RTX 4060と同等だと考えてよさそうだ。

Cyberpunk 2077

Cyberpunk 2077では3つの環境でフレームレートを計測した。

通常

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Cyberpunk 2077はGPU負荷の高いタイトルでCPUによる差はそこまで大きくない。設定をウルトラにしてフレームレートを計測している。Cyberpunk 2077ではGeForce RTX 4060搭載モデルに完勝だ。従来モデルであるGeForce RTX 3050 8GB(i5-14400)よりもフルHDで63%、WQHDで63%、4Kで60%もフレームレートが高い。もっともWQHD以上の高解像度ではフレームレート的に快適とはいえない。フルHDでのゲームプレイが現実的だ。

レイトレーシング

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レイトレーシングの有効化(ウルトラ)とアップスケーリングを組み合わせたときのパフォーマンスをまとめている。DLSSの世代はモデルの対応している範囲で指定している。なぜかWQHDではRyzen 5 4500搭載モデルのフレームレートが極端に高くなる。GeForce RTX 5050は、DLSS 4.0をサポートしているのでフルHD環境なら200fpsを超えてくる。Ryzen 5 4500搭載モデルよりも12%高くなっている。WQHD環境では1/3まで落ち込んでしまうが、原因は不明だ。4K環境ではCore i5-14400搭載モデルの方が高い。DLSS 3.0を圧倒する高いパフォーマンスは素晴らしい。GeForce RTX 3050 8GBに関しては2世代前のDLSS 2.0なので歯が立たない。

GeForce RTX 5050のベンチマーク一覧(クリエイティブ)

Blender

blenderclassroomrtx5050-blender

BlenderでのGPUレンダリングパフォーマンスを見ていく。従来モデルのGeForce RTX 3050 8GBよりもベンチマークスコアは2倍近い数値だ。monster・junkshop・classroomと満遍なくスコアが向上している。前世代のGeForce RTX 4060には届かずスコア差は12%程度だ。

Handbrake

handbrakertx5050-handbrake

動画のハードウェアエンコードに掛かる時間を計測している。数値が少ないほどパフォーマンスが高いことを意味する。4Kでの伸びが大きく、GeForce RTX 3050 8GBよりも36%も高速化されている。GeForce RTX 4060やGeForce RTX 5060よりも処理が速いのは驚きだ。

Premiere Pro

Adobe Premiere Pro CCrtx5050-premierepro

動画の編集速度をスコア化してまとめている。PugetBenchソフトを使用している。CPUの影響も大きくCore i5-14400との組み合わせの方がパフォーマンスが高い。Core i5-14400との組み合わせでGeForce RTX 5050は、GeForce RTX 3050 8GBよりも25%程度上回っている。

GeForce RTX 5050搭載おすすめゲーミングPC

Lightning-G AT5W Ryzen5 4500/RTX5050搭載 (ドスパラ)

Magnate-G MTW12th価格:119,980円+送料3,300円
CPU:Ryzen 5 4500
GPU:GeForce RTX 5050
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB Gen4 NVMe
電源:550W 80PLUS BRONZE
コスパ:調査中

公式サイト

Ryzen 5 4500×GeForce RTX 5050搭載のエントリークラスのゲーミングPCだ。ベンチマーク計測の項目で解説したとおり、ゲームによってはCPUがボトルネックとなってしまう可能性がある。50番台ながら性能の底上げが行われてCPUボトルネックが発生しやすい。そこを理解してコストを重視したいユーザー向けだ。納期が5週間と極端に長くなっているので注意してほしい。

Magnate-G MTW RTX5050搭載 (ドスパラ)

Magnate-G MTW12th価格:134,979円+送料3,300円
CPU:Core i5-14400F
GPU:GeForce RTX 5050
メモリ:DDR5-4800 16GB
ストレージ:SSD 500GB Gen4 NVMe
電源:550W 80PLUS BRONZE
コスパ:調査中

公式サイト

Core i5-14400F×GeForce RTX 5050搭載のゲーミングPCだ。Lightning-G AT5Wに+15,000円でCPUがCore i5-14400Fになる。10コア16スレッドというスペックで高いパフォーマンスを発揮する。ボトルネック軽減というメリットが大きい。構成はメモリDDR5-4800 16GB・SSD 500GB Gen4 NVMeと平均的だ。電源ユニットは550W BRONZEを搭載している。将来のことを考えると電源ユニットのアップグレードを検討してもよい。

arkhive Gaming Alliance GN-A5G55M(ark)

arkhive Gaming Limited GL-I7G47M AG-IR20B76M4GL7-SFH-2価格:136,800円(送料無料)
CPU:Ryzen 5 5600
GPU:GeForce RTX 5050
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:550W 80PLUS BRONZE
コスパ:調査中

公式サイト

Ryzen 5 5600×GeForce RTX 5050搭載ゲーミングPCだ。CPUはZen 3のRyzen 5 5600だ。6コア12スレッドの高コスパモデルとなる。L3キャッシュ容量が32GBと大容量でゲーム適性が高い。Ryzen 5 4500(8MB)やRyzen 5 5500(16MB)との性能差は大きいといえる。構成はメモリDDR4-3200 16GB・SSD 1TB Gen4 NVMeとなる。ストレージ容量が多いのはプラスだ。PCケースはBTOパソコンでは珍しい「SilverStone FARA H1M PRO Micro-ATX」だ。前面2基と背面1基のARGB対応ケースファン(120mm)が搭載されている。コントローラー付属でカラーの変更が容易に行える。アークはカスタマイズの選択肢が豊富でグラフィックボードやマザーボードのメーカー指定が可能だ。自分好みの一台に仕上げることができる。

FRMFGB550/5050(フロンティア)

FRGHLB760WSA価格:172,800円(送料無料)
CPU:Ryzen 7 5700X(水冷)
GPU:GeForce RTX 5050
メモリ:DDR4-3200 32GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:750W 80PLUS GOLD
コスパ:調査中

公式サイト

Ryzen 7 5700X搭載のゲーミングPCだ。8コア16スレッドの高コスパモデルだ。性能的にはRyzen 5 7500FやCore i5-14400Fに劣る。MSI製パーツで統一されたこだわりのモデルとなる。PCケース・水冷CPUクーラー・グラフィックボード・SSD・マザーボードがMSI製パーツとなっている。全部で6基のARGB対応ファン搭載で光るゲーミングPCに仕上がっている。価格は高めだが、それに見合う一台だ。構成もメモリDDR4-3200 32GB・SSD 1TB Gen4 NVMeと充実している。カスタマイズをしなくても問題なさそうだ。

arkhive Gaming Custom GC-A5G55S(ark)

arkhive Gaming Custom GC-A7S価格:189,800円(送料無料)
CPU:Ryzen 5 9600
GPU:GeForce RTX 5050
メモリ:DDR5-5600 32GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:500W 80PLUS BRONZE
コスパ:調査中

公式サイト

小型ゲーミングPCを探している方におすすめの一台だ。PCケースはASRock DESKMEET X600/B/BB/BOX/JPとなる。幅168mm×奥行き236mm×高さ221mmの超コンパクトだ。デスクの上においても違和感がない。CPUにはこれまた珍しいRyzen 5 9600を搭載している。Ryzen 5 9600Xよりも安く同等のゲーム性能を期待できる。構成はメモリDDR5-5600 32GB・SSD 1TB Gen4 NVMeと圧巻だ。電源ユニットは500W BRONZEを搭載している。電源は専用設計となっているためカスタマイズができない。性能帯からすると価格は高いが、コンパクトと唯一無二の存在だ。多少高くても納得できる方が購入すればいい。

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