i7-8700ktop画像引用元:https://www.amazon.co.jp/(Amazon公式)

当ページでは、Core i7-8700のスペックと搭載ゲーミングPCの紹介をしている。第八世代からi7シリーズでは6コア12スレッドが標準となり注目されている。これまでの4コア8スレッドから50%引き上げられている。

このi7-8700は、i7-8700Kに次ぐ高い性能を持つCPUだ。ゲーミングPCの価格帯としては11万円から18万円となっていた。BTOショップで販売されるモデルのラインナップ数は多くないが、コスパが高くおすすめだ。現行モデルは、「Core i7-9700」となっている。

よくわかる!!Core i7-8700の特徴まとめ

プロセス14nm++
コア/スレッド6コア/12スレッド
定格クロック(最大クロック)3.2GHz(4.0GHz)
L3キャッシュ12MB
TDP65W
価格$303
発売日2017年11月2日
総合評価8.0
ゲーム評価8.0

6コア12スレッドの高パフォーマンスCPUだ。Core i7-7700の4コア8スレッドから50%も向上しゲーミング性能だけではなく動画編集などの能力も大きく向上している。発売から3年経過してもなお高い性能は魅力的だと言える。第九世代のCPUと比べても遜色はない。中古価格は割高なため買い替えを検討するなら新品のCore i7-9700Fがおすすめだ。

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Core i7-8700の概要

スペック

 i7-8700i7-8700Ki7-7700i7-9700
コードネームCoffee LakeCoffee LakeKaby LakeCoffee Lake-R
プロセス14nm++14nm++14nm14nm++
CPUコア数6648
スレッド数121288
定格クロック3.2GHz3.7GHz3.6GHz3.0GHz
最大クロック4.0GHz4.7GHz4.0GHz4.7GHz
L3キャッシュ12MB12MB8MB12MB
TDP65W95W65W65W
価格$303$359$303$323
発売日2017年11月2日2017年11月2日2017年1月6日2019年9月6日
Core i7-8700のスペックについて前世代のCore i7-7700との比較を中心に見ていく。Core i7-8700のクロック数は定格3.2GHz、最大4.0GHzとなっている。クロック数に関しては、Core i7-7700の定格3.6GHz、最大4.2GHzを下回っているが、そこはコア数とスレッド数で対応。一番の注目ポイントはやはり4コア8スレッド→6コア12スレッドと50%引き上げられたことだ。パフォーマンスに与える影響は大きい。

これまで、CPUの性能が頭打ちとなっており、グラフィックボードの性能を引き出せずボトルネックとなっていた。しかし、第八世代になりマルチスレッド性能が大きく向上してそれらは解消されてきている。Core i7-8700も例外ではなくRTX 2070 SUPER程度なら問題ない。それ以上となるとCore i7-8700KあるいはCore i7-9700に分があるためここが分水嶺だろう。

L3キャッシュの容量拡大やCPUグラフィックスの性能向上、様々な要素で従来のモデルと差をつけている。消費電力は従来通りの65Wでワットパフォーマンスは非常に良好と言える。プロセスの改良によって実現した。6コア12スレッドの恩恵を受けて尚この消費電力であることを考えると電源に優しくカスタマイズ要らずだ。低価格で高性能なのは当たり前だが、安定した動作も光る。

Coffee Lake-Rになるとさらにコア数が上がり8コア8スレッドとなっている。スレッド数は減少したが物理コアが増える方が恩恵が大きい。事実パフォーマンス面ではワンランク上になっている。ただし、いまだプロセスは14nm++で大きな進化があるわけではない。

性能

i7-8700seinou

Core i7-8700は、Core i5シリーズと比べてツーランク以上高い性能を持っている。これがCore i7-8700Kになるとさらに余裕が生まれる。第九世代と比較しても大きく遅れを取っている印象は受けない。アーキテクチャが変わらない限り大きく変わるということはないだろう。

単コア性能では前世代のCore i7-7700に劣る場面もあるが、CPUの総合性能としては50%以上上がっていて大きく引き離している。ゲームやアプリケーションが新しければ新しいほど、そして重ければ重いほど性能を発揮しやすい。

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Core i7-8700の最新評価【2020年時点】

第九世代と大きな違いはなく現役で使用できる

第九世代が出ても第八世代Core i7-8700の評価が大きく落ちるということはない。Core i7-9700よりも物理コアが少なくてもマルチスレッドで対応できている。現行のCore i7-9700に食らいついているのは評価に値する。

Core i7-7700からのパフォーマンス向上には目を見張るものがある。グラフィックボードとのバランスを考えるとRTX 2070 SUPERまでであればボトルネックとはならない。Core i5-8400やそれ以下のモデルからの買い替えなら検討しても良いだろう。

性能が高い分中古価格も高めになっている

i7-8700chuko参照元:https://used.dospara.co.jp/

性能が高いということはそれが価格に反映されてしまうということだ。実際Core i7-8700の中古価格は暴落しておらず高い水準で維持している。発売からそれほど時間が経っていないことも要因だ。

中古価格が31,000円~、Core i7-9700Fの新品が35,000円~と考えると後者を選ぶ方が良いかもしれない。すでにCore i7-8700を使っている方なら性能について心配する必要はないだろう。

現在Core i7-7700やCore i5-7500などを使用して買い替えを検討しているならCore i7-9700Fを選択する方が良い。

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Core i7-8700のベンチマーク【ゲーム】

Grand Theft Auto 5

gta5

Core i7-8700K99.6
70.4
Core i7-870098.4
71.7
Core i7-7700K93.7
67.1
Core i5-840091.7
65.1
Ryzen 7 2700X90.8
65.9
Core i7-770086.7
60.7
平均fps最小fps
Core i7-8700は、Core i7-7700よりも13%-18%スコアが高くなっている。6コア12スレッドをうまく活かせていることがわかるだろう。Core i7-7700Kよりも5%高く買い替えのメリットがある。ゲームプレイを考えるなら第八世代以降が良さそうだ。Ryzen 7 2700Xが苦戦しているのはやはり最適化の問題だろう。

Hitman

hitman

Core i7-8700K125.2
77.2
Core i7-8700125.1
76.5
Core i5-8400123.2
67.3
Ryzen 7 2700X121.3
77.9
Core i7-7700K119.9
76.4
Core i7-7700116.3
69.9
平均fps最小fps
Core i7-8700は、上位のCore i7-8700Kとほぼ同等のスコアを出した。Core i7-7700よりも8%高く、Core i7-7700Kよりも5%高い。明らかにCPU性能は向上しているということがわかる。4コア8スレッドではボトルネックとなりやすかったことも考えるとハイクラスのグラフィックボードを選ぶならCore i7-8700以上を選ぶべきだ。

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Core i7-8700のベンチマーク【レンダリングetc.】

CineBench 15

cinebenchr15i7-8700cinebench

CPUの総合性能を見るならCineBench 15はベストな選択だと言える。レンダリングをさせてパフォーマンスをスコア化することが可能だ。Core i7-7700よりも60%マルチスレッド性能が向上している。上位のCore i7-7700Kよりも45%高いことは驚きだ。

第七世代と第八世代では同じi7とは言ってももはや別物のCPUだと考えて良い。Ryzen 5 2600Xとの差は3%とRyzenのマルチスレッド性能の高さには驚きだ。それでもゲーム性能まで考慮すればIntelが優勢であることには変わりない。

エンコーディング(Handbrake)

handbrakehandbrake-i7-8700

Handbrakeでエンコードに掛かる時間を計測している数値が少ないほど高性能ということになる。Core i7-8700は、Core i7-8700Kに次いで二番目の性能となった。Core i7-7700よりも50%向上しているのは6コア12スレッドの威力と考えて良い。アーキテクチャが同じであればエンコードのような作業ではコアの多さがそのままパフォーマンスに反映される。Ryzen 5 2600Xが苦戦しているのはレイテンシの問題などでうまくいかせてないのだろう。

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Core i7-8700の評価【2017年時点】

ゲーミングPCラインナップの主力(+)

Core i7-8700は6コア12スレッドとなり、今後のゲーム事情を考慮すれば是非候補に入れておきたい性能を持つCPUだ。i7-8700Kと比べれば見劣りするが、総合的な性能で見れば第7世代のi7-7700Kを上回る。

i7-7700より大幅に性能を伸ばし、ゲーミングPCとしても価格差がほとんど無い。選びやすく、扱いやすいCPUである一方で上位モデルのi7-8700Kとの価格差が性能差ほど大きくない。

価格帯は12万~18万円と幅広いが、多くの製品の性能を支える重要なポジションだ。ゲーミングPCのCPUとしては、実は最も人気が高いのは末尾Kの付かないシリーズであり、i7-8700も要チェックだ。現在はまだラインナップが揃っていないが今後揃えばおもしろくなるだろう。

ついにドスパラでもi7-8700搭載モデルがラインナップに加わった。これまでi7-8700(i7-7700)はXシリーズで販売されていたが、第八世代ではZシリーズで登場している。例えば、売れ筋のZVにはi7-8700K搭載のZVとi7-8700搭載のZV 8700の二種類が存在している。

ただ、i5シリーズの性能向上も見逃せず、人気を維持するのは簡単では無さそうだ。それでもグラフィックボードとのバランスが取りやすく、どのグラフィックボードとでも相性が無難に良い。ゲーミングPCに搭載されるCPUの中心となれる製品だ。

ハイエンド向けなので買い替えは慎重に!(-)

これまでのi7-x700シリーズと違い、用途はかなりハイエンド向けになっているのは注意したい。i5シリーズが性能的に従来のi7のポジションに着いており、ゲーミングのメインストリームはi5になるかもしれない。

買い替え対象としては第7世代以前のCPUだが、i7-7700以上からの買い替えは少し考えもの。性能比では大きな向上を見せるものの、体感しやすいのはやはりi5シリーズや第6世代以前のCPUを使用している場合だろう。

また、ゲーム用途のみで言えばゲームに依存するが、i7-7700で負荷が大きすぎるというゲームは少ないことを考えると少し待ちたい。これからのゲームには適しているが、今プレイしているゲームは今の環境のほうが適していることもある。性能に不満を持っていないのであれば買い替え対象とは言えない。

第7世代のマザーボードと互換性がない(-)

ソケットは同じLGA1151を採用している。しかし、第7世代と第8世代のマザーボードとでは互換性が無い。CPUの買い替えを検討しているのであれば注意したい。

対応するメモリ規格もDDR4-2666(PC4-21333)となっているが、マザーボードにより多少違いはある。性能の高いメモリと低いメモリを同時に搭載した場合、性能は低いほうに合わすようになるため、流用する際は確認しておきたい。もっとも、よほど低規格のものでない限り体感できるほどの差はない。

また、チップセットが新しくなったが、Z370しか出回っていない今は狙い目ではないだろう。Z370はオーバークロック対応CPU向けのため価格が高くなっている。i7-8700は、元々オーバークロックに対応していないCPUだけに、廉価モデルであるHシリーズやBシリーズの登場後が本領を発揮するタイミングだ。

今よりも価格が抑えられ、かつ性能はそのままという理想的な展開が少し先に待っている。待たないのであればi7-8700Kのほうがコストパフォーマンスに優れるだろう。

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