gtx1050-gigabyte画像引用元:https://www.gigabyte.com/

当記事では、GeForce GTX 1050の性能スペックについて検証している。GTX 1050は、2016年10月下旬に登場したグラフィックボードだ。中古での購入を考えている方やすでに利用している方向けのコンテンツとなっている。

登場したばかりの頃は低価格帯のゲーミングPCにおいて性能の底上げが行われたという点で評価されていた。しかし、ゲーム側の要求スペックも高くなり2020年時点では相対的に性能が下がり評価は低迷していると言える。

GTX 1050の後継モデルは、Turing世代の「GTX 1650」及び「GTX 1650 SUPER」となる。後者は後発モデルでGTX 1650よりもパフォーマンスが引き上げられている。「Ti」的な立ち位置だと考えておくと良いだろう。

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GeForce GTX 1050の概要

基本スペック

 GTX 1050GTX 1050 TiGTX 950GTX 1650
アーキテクチャPascalPascalMaxwellTuring
プロセス14nm14nm28nm12nm
ダイサイズ132n㎡132n㎡227n㎡200n㎡
トランジスタ数33億33億29億47億
CUDAコア数640基768基768基896基
コアクロック1354MHz1290MHz1024MHz1485MHz
ブーストクロック1455MHz1392MHz1188MHz1665MHz
GPUメモリ2GB4GB2GB4GB
TDP75W75W75W75W
価格$109$139$159$149
発売日2016年10月25日2016年10月25日2015年8月25日2019年4月23日
Pascal世代になってプロセスが14nmへ進化

前世代のGTX 950と同じPascal世代の上位モデルであるGTX 1050 Tiと比較しながらスペックを見ていく。また、参考として最新のTuring世代GTX 1650も一覧にまとめているので合わせて見て欲しい。まず、前世代のGTX 950と比較するとアーキテクチャがMaxwellからPascalに変わり、プロセスも28nmから半分の14nmになっている。ダイサイズも227n㎡→132n㎡と40%小さくなった。

これだけコンパクトになったにも関わらずトランジスタ数が29億→33億へと15%増えているのはプロセスが小さくなったことが大きい。少ないスペースをより有効活用できるということだ。CUDAコアが768基→640基に15%少なくした一方でクロック周波数を25%-30%程度引き上げている。結果的にパフォーマンスは同等だ。それでいて価格が$50下げられているのは評価に値する。

上位のGTX 1050 TiになるとCUDAコアが20%アップの768基となる。プロセスやダイサイズは同じだ。クロックは5%程度下がっているが、総合性能は高い。GPUメモリが4GBになるのも大きい。価格は$139と十分価格も抑えられている。

最後に最新のTuring世代のGTX 1650とも比較しておこう。プロセスは14nm→12nmへとさらに進化している。ダイサイズも一回り大きくなっているが、トランジスタ数も増えてポテンシャルの高さが伺える。CUDAコア、クロック周波数も引き上げられている。GPUメモリもGTX 1050 Tiと同じ4GBを搭載している。価格は$109から$149へと高くなっているが、性能を考えると納得もできるはずだ。

性能

gtx1050-seinou

GTX 1050のゲーミング性能はそれほど高くない。前世代のGTX 950よりも僅かに性能が高いが、買い換えるほどではない。GTX 1050 Tiになるともうワンランク性能が引き上げられる。最新のGTX 1650になるとGTX 1060 6GBとGTX 1050 Tiの間まで性能が高くなる。

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GeForce GTX 1050の評価【2020年】

ゲーム用途では通用しなくなっている

GTX 1050が出たばかりの頃、およそ4年前まではゲーミング用途としてかろうじて通用していた。しかし、2020年になった今は正直ゲーミング用途で使うのはおすすめしない。現行モデルになると50番台でも性能の底上げが行われていて余計に古いモデルだと見劣りしてしまう。

時代の流れとともにゲーム側の要求スペックも高くなっていてどんどん対応しづらくなっているからだ。一般的なFULL HD環境なら低設定でのゲームプレイが基本で場合によってはHD環境でないと対応できないこともある。

中古価格は税抜8,000円~で格安

中古価格は税抜8,000円とかなり抑えられていると言える。上位のGTX 1050 Tiの中古価格が13,000円~、GTX 1650の新品価格が15,000円前後であることを考えると絶妙だ。基本的には+7,000円でGTX 1650を選択するのが無難かもしれない。

どちらかと言うとクリエイター向けの用途での使用がおすすめだ。WEBデザイナーの方や趣味でRAW現像などを行っている方であればメリットがあるだろう。CPU内蔵グラフィックスよりは格段にパフォーマンスが上がるためより効率的に作業を行える。上述のとおりゲーミング性能が高くないためゲーム目的で購入するのはおすすめしない。

GeForce GTX 1050のベンチマークと比較のポイント

  • GTX 950との性能差がわずかであるということ
  • 設定を落としても60fps達成が厳しいということ

Battlefield 1

battlefield

GTX 1060 6GB147.7
102.0
GTX 1050 Ti94.3
68.4
GTX 96086.2
63.6
GTX 95078.7
55.4
GTX 105078.7
54.7
RX 46069.5
49.6
標準最高設定
GTX 950の方がフレームレートが高くなってしまっている。これだとGTX 1050を選択する理由が薄くなってしまう。GTX 1050 Tiになるとワンランク性能が高くなることから選ぶ理由が生まれてくる。GTX 1050との差は20%程度と大きい。記載はないがGTX 1650なら標準設定で100fps以上を出すことが可能だ。

Hitman

hitman

GTX 1060 6GB132.4
66.3
GTX 1050 Ti75.1
38.3
GTX 96073.3
36.0
RX 46066.0
37.0
GTX 105054.3
28.7
GTX 95053.1
27.1
標準最高設定
最高設定でのゲームプレイは到底できない。標準設定でかろうじてゲームプレイができるということだ。GTX 950よりもフレームレートが高くなっているもののその差は3%-5%程度に留まる。GTX 1050 Tiになると40%程度性能が高くなる。

Doom

doom

GTX 1060 6GB138.7
123.0
GTX 96086.4
76.7
GTX 1050 Ti85.5
76.5
GTX 105075.7
52.3
GTX 95075.2
49.6
RX 46070.2
59.4
標準最高設定
GTX 1050、GTX 950、RX 460のスコアはほぼ横並びだ。標準設定なら快適にゲームプレイすることができる。一方で、最高設定になると52.3fpsとギリギリのラインだ。

Rise of the Tomb Raider

Rise Of The Tomb Raider

GTX 1060 6GB94.9
61.0
GTX 96053.4
34.6
GTX 1050 Ti50.4
32.6
GTX 95046.5
23.2
GTX 105044.6
25.5
RX 46041.1
23.6
標準最高設定
Rise of the Tomb Raiderのような負荷の高いタイトルになると50番台のグラフィックボードでは太刀打ちできない。実際このようなタイトルが増えているのでゲーム適性は高くないと言える。GTX 1050では設定を落としても44.6fpsとなっている。低設定にするかHD環境にする必要がありそうだ。

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GeForce GTX 1050登場時の評価【2016時点】

先代のGTX 950よりも高パフォーマンス(+)

gtx1050seinou
GTX 1050はPascal世代待望のミドルクラスであり、900シリーズではロークラス、ローエンドクラスにあたる。価格は当時のローエンドクラスGTX 750 Tiに近く、性能は当時のミドルクラスGTX 950よりも僅かに高い。

性能は他の製品より伸びなかったが、補助電源無しでミドルクラスまで性能を底上げしている。特に省電力性は魅力が高く、一般向けのパソコンにもそのまま搭載することができる。低価格帯のグラフィックボードとしてはこれまで考えられないパフォーマンスを持っている。

買い替え対象としては範囲が狭く、600シリーズの50番台以下の製品からくらいだろうか。新規で購入する際に価格が抑えられているため、初心者にとっては選びやすいかもしれない。グラフィックボード自体はGTX 950の性能とGTX 750の価格に近いためコストパフォーマンスは良好だ。長く低価格帯を支えてきたGTX 750とGTX 750 Tiに引導を渡す大役を任されることになった。後継機としては申し分無く、まずまず評価されていくと思われる。

将来性が高いモデルではない(-)

パスカル世代になって性能が上がったとは言え、あくまでミドルクラスのグラフィックボードだ。これから何年も使っていくというのは心もとない。性能は控えめとなっているのでVR、4K解像度や高設定でのゲームプレイなど高い負荷には対応していない。

また、GTX 1050は、GTX 1060 6GBのような60番台でありながら旧モデルの80番台に追いつくようなものではない。さらに、上位のGTX1050Tiの存在も大きい。グラフィックボード単体で5,000円の差、ゲーミングPCも同等の差でワンランク上のモデルを購入できることを考えるとそれほどおすすめできるわけではない。

とにかく今は安く抑えておきたいという方や初心者にはいいが将来的にもゲームをプレイし続けるのであれば考え直す必要があるだろう。

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