gtx980top引用元:https://www.amazon.co.jp/

当記事では、GeForce GTX 980の性能スペックを紹介している。販売当時はハイクラスのグラフィックボードだったが、2020年時点ではミドルクラスに位置するグラフィックボードになっている。

当然今はGTX 980搭載モデルはラインナップにない。しかし、今でも中古パーツとして購入することが可能だ。ドスパラなどPCパーツショップをチェックして欲しい。2014年当時は各BTOショップが力を入れていて多くのラインナップがあった。非常に人気のあったグラフィックボードだ。

>>>GeForce GTX 980を確認する(Amazon)<<<

GeForce GTX 980のスペックと性能

スペック

 GTX 980GTX 780GTX 1080
アーキテクチャMaxwellKeplerPascal
プロセスGM204GK110GP104
CUDAコア数2048基2304基2560基
コアクロック1126MHz863MHz1607MHz
ブーストクロック1216MHz900MHz1733MHz
GPUメモリGDDR5 4GBGDDR5 3GB / 6GBGDDR5X 8GB
メモリクロック7000 MHz6008 MHz10000 MHz
メモリ帯域224.0 GB/s288.4 GB/s320.0 GB/s
メモリバス幅256bit384bit256bit
FLOPS4.6T FLOPS4T FLOPS8.2T FLOPS
TDP165W250W180W
価格$549$649$699
発売日2014年9月19日2013年3月23日2016年5月27日
GeForce GTX 980は、Maxwell世代として登場したGTX 900シリーズの上位グラフィックボードだ。プロセスも新たにGM204が採用されている。GTX 600・700シリーズで採用されたGKベースから一新されたプロセスは処理性能が大きく向上している。省電力性も高まり次世代モデルにふさわしいスペックだ。

基本的な処理性能はコアクロック、ブーストクロックを見ても分かる通りだ。しかし、CUDAコア数の減少、メモリ帯域、バス幅の縮小でメモリ周りは少し弱くなったように見える。それはメモリクロックが7000 MHzにアップされた事で多少はフォロー出来ているが、性能の伸びが抑えられる結果となっている。

性能の指標であるFLOPSが15%しか伸びていないことも、メモリ周りが影響していそうだ。このFLOPSは基本的な性能の基準となる数値だ。ゲームによっては数値の関係は逆転する可能性もある。あくまでも基準として見ておけば良いだろう。消費電力はGTX 780と比べて34%省電力化されている。

GP104ベースのGTX 1080は表で分かる通り、完全にGTX 980を上回っている。メモリの規格がGDDR5 Xになり、クロック数も上がったことで消費電力も高くなっている。性能はFLOPSが表している通り非常に高い。消費電力の向上を考えればワットパフォーマンス(消費電力あたりの性能)は比べ物にならないほどアップしている。

性能

GTX980seinou

GTX 980の性能は現行のGTX 1650 SUPERと同等だ。高い性能とは言えないながらも、ミドルクラスの運用であれば問題無いだろう。設定を落とすことで対応出来るゲームは多い。標準設定以下であれば現在でも通用する性能だと言える。

GTX 1060 6GBが推奨環境に求められるゲームが登場している。これから発表される最新のタイトルへの対応力はギリギリだ。あくまでも推奨環境なので、高望みしなければまだまだ現役で使用出来るだろう。高リフレッシュレートや高解像度は苦手なのでプレイスタイルは限られてしまうのがネックになる。

解像度を下げることで高リフレッシュレートはまだ実現可能だ。しかし、高解像度は基本的な性能が不足しているので厳しい。少し古めのタイトルであれば対応できるかもしれない程度だ。現行のミドルクラスが高解像度には対応出来てない。出来ればラッキーくらいに考えておく方が良い。

>>>GeForce GTX 980を確認する(Amazon)<<<

GeForce GTX 980の評価【2020年時点】

GeForce GTX 980はミドルクラスで通用する

GeForce GTX 980は、GTX 1060 6GBやGTX 1650 SUPERと同等程度だ。GTX 10シリーズとGTX 16シリーズのミドルクラスは性能差が大きく開いていない。そのため、GTX 980も現行のミドルクラスとして使用出来る。

ただし、GTX 980 TiやGTX 1060 6GBと違い、GPUメモリ容量が4GBと少ないのは注意しなければならない。GPUメモリは最新のゲームでも重要な役割を担っているためパフォーマンスに影響を与えるからだ。現行で一番低い性能のGTX 1650、ミドルクラスのGTX 1650 SUPERと同じ容量だ。

単純な性能だけを見ればGTX 1060 6GBよりも高い。しかし、ゲームによってはGTX 1060 6GBよりも安定し辛くなる。これは総合性能で上回るGTX 1650 SUPERにも同じ事が言える。新しいグラフィックボードと比べると、古いグラフィックボードはゲームへの対応力が変わってくる。

GTX 980が登場したのは2014年9月だ。そのあたりのゲームには余裕を持って対応することが出来るだろう。そこから2年後の2016年にGTX 1060 6GBが登場した。2017年前後のゲームではGTX 980よりもGTX 1060 6GBの方が対応しやすい。

性能が同等でも持っている機能や性能が違う。新しい製品の方が新しいゲームへは当然対応しやすい。現行のミドルクラスと比べてもGTX 980は不利な要素を持っている。ゲームによって得手不得手が出てしまうのが古いグラフィックボードのデメリットである。

GTX 1650 SUPERで快適で、GTX 980で快適ではないという極端なことにはならないので安心して欲しい。現行のミドルクラスと同等と言えども、比較的低めの性能帯だ。この性能帯では大きな差が生まれにくい。ただ、今後登場するゲームは分からないので理解しておきたい。

消費電力の高さはネックとなる

GTX 1650 SUPERと同等の性能と言っても消費電力の差は気に留めておかなくてはならない。TDPは165Wで補助電源は6ピン2つだ。一方でGTX 1650 SUPERは100Wで補助電源は6ピン1つだ。省電力性は新しいグラフィックボードの方が優れている。そのため、これからGTX 980を搭載しようとしている場合は電源容量に注意だ。

グラフィックボードを搭載していないパソコンからに搭載する場合は特に注意が必要である。ゲーミングPCの多くは500W以上だ。しかし、ビジネスモデルは350Wなどの控えめな電源が搭載されている事が多い。GTX 980を搭載するとその容量に収まらず、電源不足になるだろう。電源不足になるとパソコンが起動しないなどの不具合が発生する。優れた性能であっても、省電力性から搭載できるパソコンは少し制限されてしまう。

中古価格は安めで狙い目になるかもしれない

GTX 980は中古価格で13,000円ほどからある。ただGTX 1060 6GBが16,000円ほどと考えると微妙なところだ。オークション等であれば1万円を切るGTX 980もある。仮に9,000円台で購入することが出来るなら選択するメリットがある。

新品、中古に関わらず、最もコストパフォーマンスが良い製品になる。同じGTX 900シリーズの最上位モデルGTX 980 Tiは中古でも27,000円ほどだ。近い性能を持つモデルの多くは欠品か2万円以上になる。中古市場に多く流れているGTX 980は入手しやすい。

例えば、グラフィックボードを搭載していないモデルを所持しているとする。ゲームをプレイしたくなってグラフィックボードを購入するならGTX 980は候補に入るかもしれない。現行の最安値モデルは14,000円ほどのGTX 1650だ。そのGTX 1650より性能が高く、安価な中古のGTX 980はコストパフォーマンスが良い。

GTX 980への交換は性能が上がることが重要だ。GTX 780 Tiを除く700シリーズ、600シリーズ以下の製品は全て対象になる。今のままのパソコンを使用するなら、GTX 980が最も選びやすくおすすめだ。現行のミドルクラスと同等の性能で半額程度で入手出来るのは大きい。

GeForce GTX 980の各種ベンチマーク

Battlefield 4

GTX 98089.4
68.0
GTX 780 Ti80.3
63.0
R9 290X78.2
63.0
GTX 97077.2
59.0
R9 29067.5
56.0
GTX 77058.9
48.0
平均fps最小fps
GTX 780 Tiよりも10%以上パフォーマンスが高くなっている。最小fpsも高くなっていて安定感が増している。80番台でもTiを超えられる性能はさすがだ。AMDのRadeon R9 290Xをも圧倒している。15%程度の差を付けているのは最適化の問題もあるだろう。

Assasin’s Creed 4

assasins4

GTX 98060.4
56.0
GTX 780 Ti60.4
58.0
R9 290X60.3
58.0
GTX 97060.1
52.0
R9 29059.8
56.0
GTX 77057.1
45.0
平均fps最小fps
このタイトルではCPUがボトルネックとなっているようだ。当時はそれほどCPU性能が高くなったことから仕方がない。参考までに掲載しておく。

GeForce GTX 980販売当時の評価【2016年時点】

ハイエンドモデルにふさわしい性能を持つ

GeForce GeForce GTX980は何よりもパフォーマンスの高さが優秀なグラフィックボードで、ハイエンドモデルに恥じない性能を持っている。性能も人気も高いが、当然それ相応に価格も高めだ。GTX960からGTX970へは価格の推移は小さく性能の推移は大きい。一方、GTX970からGTX980へは価格の推移は大きく性能の推移は小さめ。そのためここからは完全に好みで選択してしまってもいいだろう。必要だと思えば買い時ということだ。

フルHD環境で最も性能を発揮する。しかし、4K解像度などの高解像度には適していない。一般的なゲームプレイでは性能は非常に高いものの、多くのゲームがオーバースペックとなってしまう。海外のゲームや基本無料のオンラインゲーム以外をプレイする人にはおすすめできる。また、現時点ではGTX980を活かせる基本無料のオンラインゲームは少ないのが現状だ。最新のゲームにも対応できるという意味ではゲーマー全般におすすめ。

CPUとのバランスを考えるとi7-6700Kが良い

予算的に余裕があるのであれば、ハイエンドの領域に踏み入るために選択肢するのも悪くない。GTX970同様にCPUとのバランスも出来ることなら求めたい。i7-6700K(i7-4790K)が理想だ。最低でもi7-6700(i7-4790)以上が求められ、i5-6600K(i5-4690、i5-4690K)が最低ラインか。それ以下のCPUではグラフィックの設定を高くしてしまうと、当たり判定などのCPU負荷が増えてしまいカクつきの原因となってしまう。最適化がしっかりされているゲームではそういった症状は見られない。

しかし、Steamなどのを利用したゲームをプレイするのであれば注意が必要となる。構成的にハイエンドが求められるため、おすすめできない製品(CPUが低性能なものを搭載)も目立ち、ショップごとにほとんど特徴が見られなくなっている。上位CPUしか相性が良くないことを考えると、当たり前といえば当たり前だろう。価格と構成をしっかり見て選びたい。

>>>GeForce GTX 980を確認する(Amazon)<<<

その他あなたにおすすめの記事はこちら!

管理人厳選のおすすめゲーミングPCランキング【2020年最新】

おすすめのゲーミングPCランキングを紹介している。コストパフォーマンスが高いモデルに人気が集中していると言える。

ゲーミングノートPCおすすめランキング【2020年最新】

イチオシのゲーミングノートPCを紹介している。外出先でもゲームを楽しみたいという方はぜひ参考にしてほしい。

当サイト紹介ゲーミングPC一覧表

当サイトでレビューをしている全てのゲーミングPCを表でまとめている。一覧で見れば、ゲーミングPCの構成や相場感を把握することができる。

あなたにぴったりのゲーミングPCを探す

選び方(初心者の方向けにぴったりの選び方を解説)
セール安いゲーム推奨
saleyengamesuisyou
比較(ゲーミングPCの特徴を比較して最適な1台を見つける)
価格BTOショップグラボ
kakakushopgpueisya

サイトのトップに戻る

ベンチマークテスト環境

desktoppc

CPUIntel Core i7-3960X
メモリ4x 4GB Corsair Vengeance LP PC3-16000
ストレージSamsung 840 Pro, 256 GB SSD
電源ユニットXFX PRO850W
マザーボードASRock X79 Extreme9