testsystem_Intel Ver
当サイトで使用するベンチマーク検証機Intel Ver.を一新したので記事でまとめることにした。今回はPCケースは使用せず長尾製作所×シミラボコラボのベンチマーク台である「SMZ-2WBT-ATX」で代用している。一部使い勝手の悪いところもあるものの総合的に完成度が高くおすすめしやすい。ADM Ver.についても更新予定でそちらでも長尾製作所のベンチテーブルを使用したいと考えている。

ベンチマーク検証機Intel Ver.のパーツリスト

testsystem_Intel Verparts

パーツパーツ参考価格
OSWindows 11 Home15,680
ベンチテーブル長尾製作所×シミラボ SMZ-2WBT-ATX12,955
CPUCore i9-13900K82,980
水冷CPUクーラーDEEPCOOL LS520 WH R-LS520-WHAMNT-G-115,200
GPUInno3D GeForce RTX 4090 X3 OC WHITE240,000
メモリCorsair CMK32GX5M2B5600C36【DDR5-5600 16GB×2】14,869
SSDCrucial P5 Plus CT1000P5PSSD8JP 1TB Gen4 NVMe10,880
マザーボードMSI MPG Z790 CARBON WIFI MB591161,182
電源玄人志向 1200W PLATINUM KRPW-PA1200W/92+25,980
ベンチマーク検証機として上記のパーツをセレクトした。トータルコストは479,726円だ。フラグシップモデルのCPUとGPUを揃えるとこれぐらいの予算が必要となる。なお、すでに所有していたパーツは流用している。

各パーツ詳細

OS

windows11home
OSはWindows 11 Homeを選んでおけば間違いない。ハイブリッドアーキテクチャ採用のCPUの場合はOS側での制御もあるのでこのWindows 11が推奨される。自作機を作るたびに購入することになるので費用は馬鹿にならない。

ベンチテーブル

nagaoseisakujyo-SMZ-2WBT-ATX長尾製作所×シミラボのコラボモデルだ。マザーボードがむき出しとなるためパーツの交換が容易でベンチマーク検証機向きだと言える。横置きでも縦置きでも使用可能だ。もちろんPCケースの代わりに使用することも可能だ。埃対策と定期的なメンテナンスをしておく必要がある。普段使わないなら箱に入れておくなどを考えておこう。指紋が気になるので作業用の手袋があるとよいのではないかと思う。

CPU

corei9-13900k
Intel第13世代のフラグシップモデルであるCore i9-13900Kだ。限定のCore i9-13900KSもあるが、価格が高すぎるため断念した。16コア24スレッドと高いスペックを持ちゲームプレイだけではなくクリエイター作業にも適している。Pコアのターボクロックは5.80 GHzに到達する。CPUのボトルネックをなくすためにも少しでも高い性能を持つCPUを選択しておくのが吉だ。

CPUクーラー

DEEPCOOL LS520 WH R-LS520-WHAMNT-G-1
ベンチテーブルのサイズ感からDEEPCOOLの簡易水冷クーラー(240mmラジエーター)を選択した。360mmだと大きくはみ出してしまうことになる。240mmでもCore i9-13900Kを冷やすのに十分だ。ホワイトカラーがかっこいい。

GPU

rtx4090inno3d
現行のAda Lovelace世代のフラグシップモデルであるGeForce RTX 4090を選択した。INNO3D GeForce RTX 4090 X3 OC WHITEは三連ファンを持ち冷却性能も高い。OCモデルでブーストクロックが2550 MHz(リファレンス:2520 MHz)まで引き上げられている。

メモリ

Corsair CMK32GX5M2B5600C36
DDR5-5600 32GBを選択した。できる限り高クロックなものを選択している。CPUとGPU以外のボトルネックはできる限りなくしたいところだ。今後64GBへアップグレードするかもしれない。

SSD

Crucial P5 Plus CT1000P5PSSD8JP
Gen4 NVMe接続で安価なモデルを探していてたどり着いた。外付けのSATA SSD及びDropboxを活用するためそこまで容量が必要なわけではない。

マザーボード

MSI MPG Z790 CARBON WIFI MB5911
MSI製の上位モデルである「MPG Z790 CARBON WIFI」を選択した。DDR5メモリ・PCIe 5.0対応だ。M.2 Shield Frozrを備えていてコストが掛かっていることがわかる。チップセットのヒートシンクも大きく冷却性能に期待できる。Wi-Fi搭載で利便性も高い。

電源ユニット

kurouto-KRPW-PA1200W92
電源ユニットは玄人志向の1200W PLATINUMを選択した。フラグシップモデルを支える心臓部分となるとやはりこれぐらいの製品が必要だ。オーバークロックをしても余力がある。

ベンチマーク機の組み上げ方解説【画像付き】

ベンチテーブル組み立て後各パーツを取り付けていく

benchtable-setup3
benchtable-setup2

ベンチテーブル台を組み立てたらマザーボードを取り付けてCPU・メモリ・SSDを取り付けていこう。試行錯誤した結果これがベストな手順ではないかと思う。

CPUクーラーのラジエーターを取り付ける

benchtable-setup4
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ベンチテーブル台の片側の脚を取り外してラジエーターを取り付けよう。やや手間が掛かってしまう。あえて脚を取り付けていたのはマザーボードの設置及び各パーツの取り付けが行いやすいからだ。水冷クーラーを頻繁に取り替えたいと考えている方は他のベンチテーブル台を選択した方がよいかもしれない。

CPUグリスを塗布して水冷クーラーを取り付ける

benchtable-setup6
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空冷タイプよりもコンパクトなので取り付けやすい。向きを間違えないようにしっかり確認しておくとよい。

電源ユニットを取り付ける

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次にベンチテーブル台に電源ユニットを取り付ける。ラジエーターを取り付けた反対側に電源ユニット用のスペースが容易されている。必要なケーブルも取り付けておこう。

配線処理を行う

enchtable-setup10
enchtable-setup10-2
CPU用電源・メイン電源などを取り付けていこう。

グラフィックボードを取り付ける

enchtable-setup12
enchtable-setup11
最後にグラフィックボードを取り付けよう。本体が大きいので先に付けてしまうと邪魔になってしまう。ある程度組み上がってからグラフィックボードを取り付けるとスムーズだ。忘れずに補助電源を取り付けておこう。

無線Wi-Fiを取り付ける

enchtable-setup14
マザーボードのインターフェースに取り付ける箇所が用意されている。

電源スイッチを取り付ける

enchtable-setup13
電源スイッチ用の配線処理を行って完成だ。脚を取らないとラジエーターが取り付けられないなど改善点もあるが、ベンチテーブル台の品質は高く評価している。

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