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当ページでは、PC向けのおすすめFPSランキングを紹介している。FPSで人気のタイトルを知りたいという方やプレイ人口の多いタイトルを知りたい方はぜひチェックして欲しい。基本的には知名度の高いタイトルが並ぶが、もしかしたらあなたが認知していない思わぬ発見があるかもしれない。

PC向けおすすめFPSランキング【2023年】

Counter-Strike: Global Offensive

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Counter-Strike: Global Offensiveは、オンラインFPSで最もプレイ人口が多いタイトルだ。2020年には同時接続120万人を突破。Steamで最も人気のあるゲームになった。2004年に登場した「Counter-Strike: Source(以下CS:S)」の続編として2012年に登場した。Counter-Strike 1.6、CS:Sの良さをしっかり受け継いだCounter-Strike: Global Offensive(以下CS:GO)は世界で最も人気のあるタイトルの一つに数えられる。

2018年に有料+課金のハイブリッドから基本無料へ変更されている。要求スペックも比較的軽いので誰でも気軽にプレイできるようになった。ゲーム性は昨今人気のカジュアル系ではなくリアル系だ。Co-oPやバトルロワイヤルモードもある。個人サーバーではゾンビモードなど様々なスタイルのモードをプレイすることも可能だ。

基本は10:10のカジュアルモード、5:5のランクマッチだ。特にランクマッチは対戦系FPSの王道であり、CS:GOのメインモードである。マップを覚えていることが前提となるので、慣れるまではカジュアルモードをおすすめする。2021年10月現在ではピーク時に同時接続100万人近くになっている。基本無料に移行されたおかげでユーザーが増加した。しかし、同時にチーターも増加してしまっているため古参ユーザー離れが起きているように感じる。

Escape from Tarkov

Escape From Tarkov


Escape from Tarkovは、探索・戦闘・脱出からなるオープンワールドFPSだ。マップに入ってアイテムや装備を物色する。時には敵を倒してアイテムを奪うのだ。そして無事脱出すると手にしたアイテムを持ち帰ることができるというわけだ。持ち帰ったアイテムや装備は次のマップに持っていく事ができる。こうしたルーティンを繰り返し成長していくゲームだ。

パッケージは4つあり、それぞれ価格と特典が異なる。日本円で4,500円~14,000円ほどと幅広い。パッケージのアップグレードは随時可能なので、気になったらまずは一番安価なSTANDARD Edition(約4,500円)を選択しておけば良いだろう。

2019年後半から徐々に人気が出始めたゲームだ。2020年に入ってからは多くの配信者によりその名が知られるようになった。登場事態は2017年と割と古い。現在クローズドテスト中で、定期的にワイプ(初期化)されてしまうので注意したい。

Call of Duty:Modern Warfare

callofduty


2019年に発売したCall of Dutyシリーズ最新作となる。リアルなグラフィックと操作性で人気が高い。今作はキャンペーンモードが復活したのでソロゲームとしての楽しみ方もできる。推奨環境にGTX 970 / GTX 1660が求められる。また、必要ストレージ容量も175GBと非常に大きい。本格的なプレイにはかなりハードルが高い。

その要求スペックの高さも納得のグラフィックはリアル系FPSの中でも群を抜いている。戦場が題材にしたFPSで、CoDシリーズは外せないタイトルだ。高いストーリー性とグラフィックで、プレイヤーはゲームに没入するだろう。銃の取り扱いが楽な部類のゲームでも難易度は高めだ。

マルチプレイはCS:GOのような戦闘にはなりにくい。リアル性を追求しているのか、マップバランスはやや崩れている。その崩れたバランスが難易度、ひいては面白さに繋がっている。

Apex Legends

Apex Legends


いわゆるバトロワ系のFPSだ。バトロワ系の中で支持されているのは、スピード感溢れる戦闘のテンポにある。PUBGのようなリアル系と異なり、スポーツ系FPSとしての爽快感はなかなかのものだ。フォートナイトのように建設の慣れも必要がない。分かりやすくスピーディーな展開を楽しめる。Steamの同時接続は30万人を突破しており、PUBGに並ぶ勢いがある。

EAなどの接続はカウントされていないので、実際にはもっと多くの同時接続があるはずだ。要求スペックが低く、遊びやすいゲーム性ということでジャンルを超えてユーザーに人気だ。ただ、若干3D酔いする要素があるので人は選びそうだ。また、Apex Legendsも基本無料なのでチーターが多く存在している。

こういった対人要素の強いゲームでは、チーターの存在が非常に厄介だ。本格的にプレイを始めるよりも、ゲームそのものを楽しむカジュアルなスタイルがよさそうだ。ゲーム性自体は競技性が高いので、アンチチートがしっかりすればバトルロイヤル系のゲームジャンルでNo1になれるポテンシャルがある。

VALORANT

valorantjapan


VALORANTは、遂に登場した本命FPSだ。これまで覇権を取ってきたリアル系ではなく、スポーツ系に近い要素を持つゲームタイトルだ。それぞれのキャラクターにスキルのようなものがあり、それを駆使して戦況を整えていくことになる。カジュアルな要素が強く思えるシステムだが、求められるAIMは割とシビアである。大雑把なAIMINGでは撃ち勝つことは難しい。

この点でOverwatchと明確な違いがあるように感じた。バランスには気を配っているようで、キャラクターの追加前後では微妙な調整が行われている。また、アンチチートに最も力を入れているゲームタイトルでもあるので、本格的に取り組みやすいのもポイントだ。しかしながら、チーターはゼロではないので、遭遇した場合は運が悪かったと思って諦めよう。

まだ運が悪いで済む程度の遭遇率なので問題はない。e-Sportsとしても非常に盛況なゲームなので、今からFPSを始めるならVALORANTがおすすめだ。CS:GOのように、覚えなければならないことが少ない。もちろん、上を目指すならそういったことも必要になるが、まだ始めやすいゲーム性である。これからのゲームでもあるので、ゲームと一緒に成長していくというのも面白い。

最新のFPS人口を徹底調査【2023年】

タイトルプレイ人口同時アクセス数リリース日
PUBG500,000,000人(ファミ通.com, 2018)3,000,000人(ファミ通.com, 2017)2017年3月23日
Fortnite350,000,000人(engadget日本版, 2020)12,300,000人(Social Game Info, 2020)2017年7月25日
Apex Legends70,000,000人(IGN JAPAN, 2019)2,000,000人(Game Spark, 2019)2019年2月4日
Overwatch40,000,000人(電撃オンライン, 2019)調査中2016年3月24日
CS:GO20,000,000人(GAMERCTOR, 2019)1,300,000人(Game Spark, 2020)2012年8月21日
Borderlands 3調査中247,000人(AUTOMATION, 2019)2019年9月13日
Escape from Tarkov調査中200,000人(Game*Spark, 2020)2017年7月27日
Call of Duty:Modern Warfare調査中93,852人(SteamDB, 2022)2019年8月23日
Planet Side 2調査中調査中2012年11月20日
VALORANT調査中調査中2020年6月2日

出典一覧
『PUBG』同時接続者数がついに300万人を突破!(ファミ通.com, 2017)
『PUBG』のプレイヤー数が4億人を記録 記念セールや新たなアイテム販売形式の情報も(ファミ通.com, 2018)
なんと米国人口超え。フォートナイトの登録数が3億5000万人を突破(engadget日本版, 2020)
Epic Games、『フォートナイト』で同時接続数1230万人超えと過去最高記録を達成 ラッパー「Travis Scott」とのコラボイベント開催で(Social Game Info, 2020)
『Apex Legends』の全世界での総プレイヤー数が7000万人を突破!PC版は2020年にSteamで配信決定(IGN JAPAN, 2019)
『Apex Legends』プレイヤー数は1週間で2,500万人、同時接続は200万人―バレンタインイベントも実施予定(Game Spark, 2019)
Blizzcon2019で『オーバーウォッチ2』が正式発表! ヒーローたちが再招集された後の物語がついに動き出す(電撃オンライン, 2019)
『CS:GO』最多接続数130万人突破!新たなシステムやマップ調整のパッチも配信(Game Spark, 2020)
『ボーダーランズ3』PC版の最高同時接続プレイヤー数が、『ボーダーランズ2』当時の約2倍を記録。一方でセーブ関連のトラブルも(AUTOMATION, 2019)
CS:GO had over 20 million unique players in December(GAMERCTOR, 2019)
『Escape from Tarkov』新パッチ配信後に同時接続プレイヤーが20万人突破、3,000人の不正ユーザーをBAN(Game*Spark, 2020)
Call of Duty®: Modern Warfare® II (App 1938090) · Steam Charts · SteamDB(SteamDB, 2022)

TEO PC GAMES IMPACT INDEX-世界的に注目度の高いタイトル

teopcgamesimpactindex画像引用元:https://esportsobserver.com/

The Esports Observerによるランキング

最後におまけとして世界的に注目度の高いFPSタイトルについて紹介する。The Esports Observerによって発表されているランキングが興味深い。このメディアはドイツのベルリンに本社を置くEsports Business Solutionによって運営されている。上記のランキングは、最も影響を与えたPCゲームを紹介している。

このランキングはTEO PC GAMES IMPACT INDEX(TEO PCゲームインパクトインデックス)と言われ複数のキーパフォーマンスインディケーターで総合的に判断されている。インディケーターは、①月間のアクティPCプレイヤー、②閲覧時間、③勝者の分散、④同時ストリーム数、⑤Esportsの閲覧時間、⑥トーナメント数の6つだ。

総合的な影響力を知ることができる

このランキングは大会規模や賞金の高さが全てではないのがよいところだ。例えば、賞金額で言えばFORTNITEが断トツの1位だ。FORTNITEは登場した頃から大会開催が囁かれていた。実際に大会が行われ、その賞金額の高さでも大きな話題を集めた。優勝賞金300万ドルはe-sports史上最高金額である。また、その大会の賞金総額3000万ドルも過去最高金額となっている。ただし、これはやや話題性に振ったようにも思える。事実多くのプロゲーマーがこの大会や賞金に関して批判的なコメントを残している。

賞金に関してはDota2も負けていない。Moba系では2番手に甘んじているDota2は賞金総額ではLoLを上回っている。そして総合2位のCS:GOはほぼ毎日大会に関する予選などが行われている。しかし、賞金総額は非常に少ない。一部を切り取ればトップのゲームばかりである。この総合的な評価は非常に良いバランスが取れているよう思う。最近Tier1に入ったRainbow 6 Siegeは話題性、大会規模、プレイ人口でFORTNITEに劣っている。それでも総合では一つ上の順位につけている。これは大会視聴者が楽しみやすいFPSならではの評価だ。e-Sportsの閲覧時間、同時ストリーム数にも当てはまるだろう。

見ていて楽しいゲームというのも重要なポイント

e-Sportsにはプレイして楽しいゲームはもちろんのこと、見ていて楽しいゲームであることも重要だ。カジュアルなゲームになればなるほど、見ているユーザーは楽しみにくい。オープンワールドを駆け回るFORTNITEは、一人のプレイヤーを追って見るのは楽しめても、複数のプレイヤーの動向を追いにくい。FPSは1チーム対1チームで限られたフィールド内の戦いである。大会はもちろん、配信していも全体が把握しやすいなどの特徴がある。

FORTNITEが見ていて詰まらないゲームというわけではない。カジュアルな要素があるゲームは見ているよりもプレイすることの方が楽しいのである。視聴者数や閲覧時間に差があるのは、主に大会規模が関係している。賞金総額が大きくなると高い規模も大きくなる。大会規模が大きくなると、開催期間が限定されてしまう。賞金総額が比較的少ないCS:GOは、小さい大会から大きい大会まで様々である。つまり、賞金総額が低い分だけ大会が頻繁に行われるので閲覧時間で有利になる。

ブックメーカーではCS:GOが人気

また、ブックメーカーにe-Sportsが取り扱われているのもある。例えば、ブックメーカーを行うサイトでは最も人気があるのはCS:GOだ。昔ながらのシンプルなゲーム性とルールは、様々な場面を想定したBETを可能にしている。そのため、オンライン予選であろうと、小さな試合であろうと配信されている。FPSはそのゲーム性からブックメーカーに非常に適している。その辺りのユーザーも取り込めている分だけFPSというジャンルは有利だろう。ブックメーカーが上手く成立しているのは優れたゲーム性であるからだ。

ただプレイ人口が多いだけでは1位になれない。大会規模が大きくても、賞金総額が大きくても1位になることは出来ない。それらのバランスを上手く取れたゲームが上位に位置することが出来るのである。視聴者や閲覧時間はプレイ人口に比例する。それは、プレイした事が無ければ見ていて楽しいと思えるゲームは少ないからだ。ルールが分からなければ何をしているのか分からない。CS:GOやRainbow 6 SiegeのようなFPSが優遇されているというわけではない。

プレイ人口だけならFORTNITEやLoLが有利

プレイ人口で言えばコンシューマーゲーム機でもプレイ出来るFORTNITE、世界一プレイ人口の多いLoLが有利である。この指標は本当に良く出来ていると思う。反面、少し古いタイトルでコアな人気を誇るWAR CRAFTやSTAR CRAFTのようなゲームには不利に働くようにも思う。RTSというジャンルは、Moba系のDota2やLoLに比べると複雑で精密な操作が要求される。実際にプレイするのも、見るのも難しいジャンルである。よりカジュアルになったMoba系に流れてしまっている。

登場が10年以上前のタイトルというのも不利だ。どれだけ面白くても、古いタイトルはそれだけで受け入れられない部分がある。実況や解説が上手くなければ状況が理解しにくいのもマイナスに働いているだろう。新規ユーザーの獲得が容易な新タイトルと比べると、有利な部分は少ないと言わざるを得ない。RTSはFPSやMobaと違い、今何をしているのか、何をしようとしているのかが一目で分かりにくい。個人的にはRTSはプレイするよりも見る方が好きだ。

それでも、実力差を覆す要素が少なく、今どちらが有利かというのも伝わりにくい。その点では見るよりもプレイした方が楽しいゲームと言える。ただ、古いタイトルが現在も尚e-Sportsのタイトルに選ばれているのは、それだけで優れたゲームであることは分かるだろう。

このグラフは下になるほど人が少なくて面白くないゲームを表しているわけではない。あくまでもe-Sportsとしての勢いを表しているに過ぎない。13位のOverwatchを見ても分かる通り、新しいから有利というわけでもない。

FPSに最適なおすすめゲーミングPCを検証

FPSの要求スペックは比較的低いが、ソロゲームやパッケージのゲームタイトルは高めに設定されていることも多いので注意が必要だ。FPSは高リフレッシュレートの恩恵が非常に大きいゲームジャンルだ。そのため、144hzでのプレイを想定したスペックが必要になる。

FPSタイトルの推奨スペック一覧

公式推奨スペック

CS:GOEFTCoD:MWApex LegendsVALORANT
CPUCore 2 duo E6600Core i5 3.2GHz以上Core i5-2500K以上Coer i5 3570T 以上Core i5-9400F以上
GPUVRAM 2GBVRAM 2GBGTX 970/ 1660以上GTX 970以上GTX 1050 Ti以上
メモリ2GB8GB12GB8GB4GB以上

公式発表の推奨スペックは上記のとおりだ。ただこれだけだとどのぐらいの性能が必要かわかりにくいだろう。次にこのスペックを現行スペックに変換しているので合わせて参考にして欲しい。

現行スペック推奨スペック

CS:GOEFTCoD:MWApex LegendsVALORANT
CPUCore i5-10400以上Core i5-10400以上Core i5-10400以上Core i5-10400以上Core i5-10400以上
GPUGTX 1650GTX 1650GTX 1660以上GTX 1660以上GTX 1650以上
メモリ4GB8GB16GB8GB8GB以上

現行のスペックに合わせるとざっくりとこういう形になる。プレイヤー同士の対戦がメインのCS:GOは要求スペックが非常に低い。グラフィックや負荷を極限に落とし、ゲーム性を重視している。EFTもその傾向が強い。しかし、テスト中のオープンワールドなのでメモリ消費はやや激しいようだ。

比較的新しいApex LegendsやVALORANTも要求スペックは控えめである。144Hzを目指すとなると少しだけ要求スペックが高くなるのは新しいゲームタイトルにはありがちだ。特に、CoD:MWはパッケージのゲームタイトルなので要求スペックは高めである。最高設定を想定する場合、RTX 3060は最低限求められることになる。

144Hz推奨スペック

CS:GOEFTCoD:MWApex LegendsVALORANT
CPUCore i5-10400Core i5-11400Core i7-10700Core i7-10700Core i7-10700
GPUGTX 1660GTX 1660 SUPERRTX 3060RTX 3060RTX 3060
メモリ8GB16GB16GB16GB16GB

フルHD+高設定以上ならこのくらいの性能が要求される。比較的要求スペックの低いCS:GOは設定を下げて、解像度も下げたプレイスタイルが一般的だ。そのため、高リフレッシュレートでプレイするために必要な性能は公式推奨環境より少し高い程度で十分だ。

登場の新しいApex LegendsやVALORANTは少し性能に余裕を持たせたい。最近は144Hzよりも165Hzを基準に考えるユーザーも多い。最新のゲームには最新の環境で考えるためにあえて少し余裕をもたせた。また、RTX 3060とGTX 1660 SUPERの中間となる性能のGPUがないので仕方がない部分もある。

CoD:MWのようなハーフプライス以上で販売されるパッケージソフトは、要求スペックが非常に高い傾向にある。一応高リフレッシュレートを前提にしているが、4KやWQHDでの運用を考えるとRTX 3070以上が求められることもある。最新のゲームタイトルを追う場合はハイクラス以上のゲーミングPCが好ましい。

これらのゲームは登場年にばらつきがある。当然要求スペックにも年代の差が出ている。FPS向けのゲーミングPCと一概に言っても特定のタイトルに合わせなくてはならない。FPSに限らず、ゲームに求められる性能はタイトル毎に違う。ジャンルで必要なモデルを決めるのは難しい。

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