ゲーミングPCの買い時について調査していく。意外とゲーミングPCの購入タイミングで悩んでいるユーザーは多いようだ。最近のゲーミングPC市場の動向を踏まえて詳しく見ていこう。いくつかの評価項目を元に2024年11月がベストな購入タイミングなのかどうかを判断している。同時に、ゲーミングPC購入のタイミングを図る方法についても解説していく。これからゲーミングPCの購入を検討している方はぜひ参考にして欲しい。
当ページを一度読めばいつがベストなのかご自身で判断できるようになるだろう。ただし、ゲーミングPCの買い時について完璧なタイミングを図ることは難しいことは理解しておこう。どんどん新しいパーツが発売されたり、インフレ率や為替の影響を受けたりするからだ。最近は円安の影響でゲーミングPC価格の上昇が著しい。
もしも過去の価格と照らし合わせると買い時とは言えない。しかしながら、今後も価格が下がる保証はないので当サイトとしては現時点での買い時を調査していく。また、PCパーツの価格も日々変動する。どの時期でもある程度納得できる状況であれば購入しても後悔はしないのではないかと思う。状況を理解して選択するのが賢明だと言える。当サイトが運営するTwitter(@gamingpcsjp)でも常時お得な情報を提供しているのでフォローしていただけると幸いだ。
・Intel, Core Ultra 9 285K/7 265K/5 245K発売(2024年10月25日)
・AMD, Ryzen 9 9950X/Ryzen 9 9900X発売(2024年8月23日)
・AMD, Ryzen 7 9700X/Ryzen 5 9600X発売(2024年8月10日)
・Intel, 第12世代Core i5-12400搭載モデル復活(2024年7月末)
・AMD, Ryzen 7 8700F/Ryzen 5 8400F発売(2024年5月29日)
・AMD, Radeon RX 7900 GRE発売(2024年3月7日)
・Intel, Core i9-14900KS発売(2024年3月15日)
・NVIDIA, GeForce RTX 3050 6GB発売(2024年2月2日)
・AMD, Ryzen 7 5700X3D発売(2024年2月2日)
当ページの目次
手っ取り早く買い時かを解説!急いでいる方向け!
グラボ型番 | 買い時評価 | CPU型番 | 買い時評価 |
---|---|---|---|
RTX 4090 | ◯ | Core Ultra 9 285K | △ |
RTX 4080 SUPER | ◯ | Core Ultra 7 265K | △ |
RTX 4080 | ◯ | Core Ultra 5 245K | △ |
RTX 4070 Ti SUPER | ◎ | Core i9-14900K | ◎ |
RTX 4070 Ti | ◯ | Core i7-14700K | ○ |
RTX 4070 SUPER | ☆ | Core i7-14700 | ☆ |
RTX 4070 | ◎ | Core i5-14600K | △ |
RTX 4060 Ti 16GB | △ | Core i5-14500 | ○ |
RTX 4060 Ti 8GB | ☆ | Core i5-14400 | ☆ |
RTX 4060 | ◎ | Core i5-12400 | ○ |
RTX 3060 Ti | △ | Ryzen 9 9950X | △ |
RTX 3050 | ◎ | Ryzen 9 9900X | △ |
RTX 3050 6GB | ☆ | Ryzen 7 9700X | △ |
GTX 1650 | △ | Ryzen 5 9600X | △ |
RX 7900 XTX | △ | Ryzen 9 7950X3D | ◎ |
RX 7900 XT | ○ | Ryzen 9 7900X3D | △ |
RX 7900 GRE | △ | Ryzen 7 7800X3D | ☆ |
RX 7800 XT | △ | Ryzen 9 7950X | △ |
RX 7700 XT | ○ | Ryzen 9 7900X | △ |
RX 7600 XT | ○ | Ryzen 7 7700 | △ |
RX 7600 | ○ | Ryzen 5 7600 | △ |
RX 6750 XT | × | Ryzen 5 7500F | ◎ |
RX 6650 XT | × | Ryzen 7 5700X3D | ○ |
RX 6500 XT | × | Ryzen 7 5700X | ☆ |
RX 6400 | × | Ryzen 5 4500 | ◎ |
今イチオシのグラフィックボードは、GeForce RTX 4070 SUPER・GeForce RTX 4060 Ti 8GB・GeForce RTX 4060・GeForce RTX 3050 6GBだ。各BTOメーカーから多くの搭載モデルがリリースされていて価格競争が起きている。コストパフォーマンスの高いモデルが多い。当サイトのゲーミングPCおすすめランキングでもこれらのグラフィックボードを搭載したモデルが中心だ。Ada Lovelace世代のモデルも価格が下落傾向にあり購入しやすくなった。一方で、AMD製のRadeon 7000/Radeon 6000シリーズは価格が高めでおすすめしづらい。ゲーミングPCではなく単体のグラフィックボードとして見れば価格は安くコスパは高めだ。レイトレーシング・DLSSを重視していない方なら候補に入れてもよいだろう。
CPUについては次世代モデルであるIntel Core Ultra 200Sシリーズが登場した。Core Ultra 9 285K・Core Ultra 7 265K・Core Ultra 5 245Kの上位モデルのみだ。まだまだCore Ultra 200Sシリーズは価格が高いので、今でも人気があるのは前世代の倍率ロックモデルであるCore i7-14700FやCore i5-14400Fだ。2世代前のIntel第12世代CPUと比べて大幅にパフォーマンスが引き上げられ、高いパフォーマンスを発揮する。電力制限を解除すればかなり高い性能を引き出せる。GeForce RTX 4070 Ti SUPER以上のモデルを選択するならCPUのボトルネックを避けるためにCore i7-14700F以上を選択しよう。60番台のモデルならCore i5-14400Fでも対応できる。
AMD製CPUについては、2世代前のRyzen 7 5700Xが狙い目だ。Ryzen 7 5700Xは投げ売り状態で、驚くほど安いモデルが販売されていることがある。第5世代のRyzen 7000シリーズが発売されて一気に価格が下がっているように思える。各BTOメーカーでも搭載モデルの価格が引き下げられている。コストパフォーマンス重視なら積極的に狙うべきだ。エントリークラスのRyzen 5 4500も人気がある。税込10万円以下のゲーミングPCを探している方は必見だ。次世代モデルのRyzen 5 7500Fも人気が出てきそうだ。最新のRyzen 9000シリーズはかなり割高で今すぐ購入するのは推奨しない。
RadeonシリーズはNVIDIA製グラフィックボードと比べて搭載BTOパソコンが圧倒的に少なく不利な状況だ。数が捌けないからか単体のグラフィックボード価格よりも割高な印象を受ける。ゲーミングPCをBTOメーカーから購入したいならNVIDIA GeForceシリーズを選んでおくのが無難だ。AMD製のグラフィックボードについては、CPUよりも厳しい状況にある。Ryzenシリーズはある程度の地位を築いている。
ゲーミングノートPCについては全体的に価格が上昇傾向にある。ドスパラ・マウスコンピューター・パソコン工房など国内BTOメーカーのモデルは価格が高めだ。マウスコンピューターのNEXTGEARブランドは例外でコスパの高いモデルが揃う。ASUS・HP・Dellなど海外メーカーを中心に見ていくのがよいのではないかと思う。ASUSのセールはお買い得なモデルが揃う。ゲーミングノートPCおすすめランキングを参考にして欲しい。
ゲーミングPCの買い時を徹底調査
ゲーミングPCの買い時を判断する上で重要なのは、①BTOメーカーのセール&キャンペーンの時期・内容そして②新しいグラフィックボードやCPUの発売時期の二つだ。
これらの2つのポイントさえ押さえておけば必然と購入のタイミングがわかるというわけだ。当サイトではそれぞれの項目について5段階で評価をしている。二つ合わせて8以上なら十分購入してよいタイミングだと言える。
BTOメーカーのセール&キャンペーン時期で評価
時期 | お得度 | セール内容 |
---|---|---|
1月 | 5/5 | 新春初売り、決算売り尽くし(ドスパラ)、ゲーミング福袋 |
2月 | 2/5 | プレミアムウィンター、決算セール(TSUKUMO) |
3月 | 5/5 | 決算売り尽くし |
4月 | 5/5 | 新生活応援、半期決算(パソコン工房) |
5月 | 5/5 | ゴールデンウィーク |
6月 | 4/5 | 夏のボーナス |
7月 | 5/5 | 夏休み、決算セール(ドスパラ) |
8月 | 5/5 | お盆セール、スペシャルサマー |
9月 | 4/5 | 半期決算セール(パソコン工房) |
10月 | 3/5 | オータムセール |
11月 | 2/5 | 秋の大感謝祭 |
12月 | 5/5 | 冬のボーナスセール、クリスマスセール、年末セール |
2024年11月は1年を通してゲーミング市場がやや落ち着く時期でお得度は5段階で2だ。それでもオータムセールなどのキャンペーンが実施される。フロンティアではいち早くクリスマスセールが行われている。ドスパラ・フロンティア・マウスコンピューター・パソコン工房などの主要BTOメーカーのセール情報を必ず確認しておこう。フロンティアの週間セールは時期に関わらずお買い得感がある。最新モデルでも安く購入できるチャンスがあるのは嬉しい。待てるのであれば年末年始を待ってみるのも悪くない。
CPU/グラフィックボードの発売時期で評価
時期 | お得度 | 説明 |
---|---|---|
1月 | 5/5 | Intel第14世代無印モデル発売 Ryzen 7000シリーズ無印モデル発売 GeForce RTX 40 SUPERシリーズ発売 |
2月 | 4/5 | Ryzen 7 5700X3D発売 GeForce RTX 3050 6GB発売 |
3月 | 5/5 | Core i9-14900KS発売 Radeon RX 7900 GRE発売 |
4月 | 5/5 | |
5月 | 5/5 | Ryzen 7 8700F発売 Ryzen 5 8400F発売 |
6月 | 5/5 | |
7月 | 5/5 | |
8月 | 5/5 | Ryzen 9 9950X発売 Ryzen 9 9900X発売 Ryzen 7 9700X発売 Ryzen 5 9600X発売 |
9月 | 5/5 | |
10月 | 5/5 | Core Ultra 9 285K発売 Core Ultra 7 265K発売 Core Ultra 5 245K発売 |
11月 | 5/5 | |
12月 | 5/5 |
2024年10月の終わりにはIntel Core Ultra 200Sシリーズが登場した。お得度は5段階で2だ。正直価格が高くかつゲーミング性能が不安定なのでおすすめしづらい。グラフィックボードについては、Ada Lovelace世代のGeForce RTX 4070 Ti SUPER・GeForce RTX 4070 SUPERは価格帯的にも購入しやすい。GeForce RTX 4060 Ti 8GBやGeForce RTX 4060についても旧世代のGeForce RTX 3060 TiやGeForce RTX 3060と変わらない価格設定になってきているのでおすすめだ。GPUメモリ容量の異なるGeForce RTX 4060 Ti 16GBについてはかなり割高なのでこだわりがない限りおすすめしない。通常モデルよりGPUメモリが少ないGeForce RTX 3050 6GBは実質GeForce GTX 1650の後継モデルに当たる。8GBモデルと比べると性能は大きく劣り評価的には微妙だ。GeForce RTX 4090・GeForce RTX 4080・Radeon RX 7900 XTX・Radeon RX 7900 XTは価格・コスパよりも性能重視の方向けだ。
旧世代のモデルについては5段階で5としておく。第4世代RyzenシリーズのRyzen 7 5700X・Ryzen 5 5600Xについては価格が抑えられていて選びやすさがある。特にRyzen 7 5700XやRyzen 5 5600XなどのRyzen 5000シリーズは激安だ。ただし、ここ最近はIntel第14世代CPUの無印モデル(Core i7-14700 etc.)も価格が下がってきていてRyzen 5000シリーズと比べて見劣りしない。購入してしまっても問題ない。
最新のAMD製モデルはかなり厳しい状況にある。CPUのRyzen 7000シリーズも価格が高めでなかなか手を出しづらい。メモリやマザーボードなどの購入でプラットフォームコストが高額なのが痛い。評価としては5段階で2だ。次世代のRyzen 9000シリーズがこちらも同じ運命を辿りそうだ。少なくとも発売から数ヶ月経つまでは高値安定となりそうだ。マザーボードやメモリなどのプラットフォームコストが下がり、価格競争が生まれないとIntelに勝てない。
グラフィックボードについてもAMD製Radeon RX 7000シリーズは苦戦中だ。Radeon RX 6000シリーズの発売が終わってもなかなか価格が下がらず手を出しづらい。もう少し価格が安くなってほしいのが本音だ。GeForce製グラフィックボードと比べると見劣りしてしまう。AMD製CPU及びGPUは3/5という評価だ。Ryzen 7 7800X3Dのみ4としてもよいかもしれない。また、ここに記載はないがIntel製のグラフィックボードも価格が高めでコスパが高いとは言えない。もっともラインナップが激減中なのでBTOパソコンとしての入手は難しい。
ゲーミングノートPCについては評価4とする。ここに来てゲーミングノートPCの価格は上昇傾向にある。ドスパラやASUSでも価格帯は上がっているように思う。基本的にはセール情報を確認しておくとよいのではないかと思う。すでに次世代モデルのGeForce RTX 40シリーズがリリースされてラインナップは増えて来ている。CPUもCore Ultra搭載モデルがポツポツ販売開始となっている。デスクトップパソコンと比べると性能に対してシビアになってしまうので、できる限り高性能なモデルを選択する方が満足度が上がる。
新グラボの価格に影響を与える存在”アスク税”とは
出典:(4Gamer.net, 2015)
新しいパーツ(主にグラフィックボード)が登場したばかりの時期はどうして買いのタイミングとは言えないのか。それはアスク税と呼ばれるコストが上乗せされた形で販売されているからだ。ユーザー目線で言えば不要なコストが掛かっていることになる。アスク税に関しては4Gamerの記事でより詳しく解説されているのでぜひ読んで見て欲しい。実際に多数の業界関係者に取材を行いより詳細にかつわかりやすくまとめられている。
アスク税とは簡単に言えば代理店である株式会社アスクが上乗せしている費用のことだ。本来はグラフィックボードの製造原価(FOBコスト/AIBコスト)にカードメーカーの利益が乗せられて代理店に卸される。そして代理店の利益(FOBコストの10%)が乗せられる。本来であればここで終わりなのだが、アスク税は代理店の利益に対してさらに上乗せされられる利益ということだ。
金額については不明だが、4Gamerによると数千円あるいは数万円単位で乗っているようだ。Amazon・ヨドバシカメラなどのショップの利益はアスクからショップへの出荷価格の15%程度なので、ショップもアスク税の恩恵を受けていると捉えることもできる。これだけを見ればユーザーは損をしているように感じてしまうだろう。
欧米価格(MSRP)と国内価格で大きな差があるのはこのアスク税の存在が要因となっている。また、欧米ではAmazonなどに直接卸されるため代理店コストも不要だ。欧米に比べると日本市場は小さく、直接Amazonなどに卸すよりも代理店を挟む方が効率がよいのだ。ここは仕方がない部分だと言える。
こうして聞くとアスク=悪の結社のように聞こえるかもしれない。しかしながら、実際はアスクがショップ側のリスクを引き受けている側面もあり結果的にユーザーにメリットをもたらしている。役割を把握することが難しく損な立場にあるが、日本にアスクという企業がなければユーザーはグラフィックボードの入手が困難になってしまう可能性もある。小さい市場だからこそ代理店の存在は大きい。どうしてもアスク税を避けたいなら発売直後に購入しなければいいだけだ。
新グラボ発売直後は旧型ゲーミングPCが狙い目!?
新しいグラフィックボードが登場すればユーザーにとってメリットも生まれる。確かに新グラフィックボードはアスク税が上乗せされ割高となってしまう一方で、旧世代のゲーミングPCの値下げが期待できるからだ。あえて新世代のグラフィックボードが登場するまで待ってから旧世代のゲーミングPCを購入するというのも悪くない。もちろんこれは単体のグラフィックボードにも当てはまる。
アスク税があるためグラフィックボードの発売当初はご祝儀価格となる。そして新グラフィックボード搭載モデルのゲーミングPCの価格が割高となることが多い。当然アスク税が乗った状態のグラフィックボードを搭載した状態で販売することになるためある程度高くなることは仕方がない。新しいモノ好きの方だと割高だとわかっていても購入することになってしまうだろう。
ゲーミングPCの場合グラフィックボード単体での販売よりは価格をコントロールしやすい側面もある。ショップによってはそこまで極端なプレミアム価格を設定しないこともある。フロンティアなどはそれが顕著だ。ただし、新ゲーミングPCの価格を引き上げて旧ゲーミングPCの価格を維持している場合もあるので見極めが重要だ。当サイトの情報を参考に購入判断をして欲しい。
2024年11月はゲーミングPCを買い時か!?
ジャンル | 世代 | セール時期 | 新パーツ登場時期 | 評価まとめ |
---|---|---|---|---|
CPU | Core Ultra 200S(Arrow Lake) | △(2/5) | △(2/5) | △(4/10) |
CPU | Intel第14世代(Raptor Lake-R) | △(2/5) | ☆(5/5) | ◎(7/10) |
CPU | Ryzen 9000(Zen 5) | △(2/5) | ×(1/5) | △(3/10) |
CPU | Ryzen 7000(Zen 4) | △(2/5) | △(2/5) | △(4/10) |
CPU | Ryzen 5000(Zen 3) | △(2/5) | ☆(5/5) | ◎(7/10) |
グラボ | RTX 40シリーズ(Ada Lovelace) | △(2/5) | ☆(5/5) | ◎(7/10) |
グラボ | Radeon 7000シリーズ | △(2/5) | △(2/5) | △(4/10) |
CPU/グラボ | ゲーミングノート | △(2/5) | ◎(4/5) | ◯(6/10) |
新パーツ登場時期で考えるとAda Lovelance世代のグラフィックボードについてもかなり価格が抑えられている。GeForce RTX 4060 Ti及びGeForce RTX 4060についても価格が下がってきていて購入しても後悔はしないはずだ。後発のGeForce RTX 40 SUPERシリーズも割高感があるわけではない。Intelの最新CPUであるCore Ultra 200Sシリーズは価格が高くおすすめしづらい。ゲーム適性もそこまで高くないように思う。
AMD製CPUであるRyzen 5000シリーズは、次世代のRyzen 9000シリーズ/Ryzen 7000シリーズが登場したことで価格が下がってきている。Ryzen 7 5700XやRyzen 5 5600Xがおすすめだ。低価格のRyzen 5 4500も強力なCPUと言える。次世代のRyzen 9000シリーズ/Ryzen 7000シリーズはまだまだ高めだ。また、グラフィックボードのRadeon RX 7000シリーズについても競合と比べると価格が高くおすすめしづらい。
BTOパソコンに関してもラインナップがGeForceよりも圧倒的に少なく価格も割高だ。パソコン工房などで稀に掘り出し物が見つかるのでチェックしておくとよい。当サイトの「コスパ最強ゲーミングPCのおすすめランキング13選+α」にランクインすることもある。
ゲーミングノートPCについては評価は10段階で7となる。ゲーミングノートPCについては取り扱いショップも少なく価格が変動しやすい。Intel第14世代Core iシリーズ搭載モデルへの切り替え段階だ。全体的に価格が上昇傾向にあり評価はそこまで高くない。ドスパラのガレリアブランド、マウスコンピューターのNEXTGEARブランド、ASUSのTUFシリーズが狙い目だ。
参考外部サイト
- 「アスク税」とは何か ~ゲーマーのためのグラフィックスカード流通事情講座(4Gamer.net, 2015)
コメント失礼します。初めてのゲーミングパソコンでフロンティアのFRGHB760/WS824とFRGAG-B760/WS525/NTKでどちらを買うか悩んでいます。予算は周辺機器合わせて30万でFRGHB760/WS824の場合はキーボードとマウスを安めにFRGAG-B760/WS525/NTKの場合は高めにしようとしています。フォートナイトやApex でフルHD 240fps張り付きのものがいいのですが情報が多すぎて決めきれません。ぜひよければアドバイスお願いします!!!
コメントありがとうございます。
フォートナイトで240fps張り付きはそこまで難しくないのですが、Apex Legendsが少しくせものです。
設定を大きく下げればFRGHB760/WS824ならほぼ240fpsを維持できると思います。
Apex Legendsはfpsが200fpsを超えると急に安定しなくなる傾向にあります。
同等の性能を持つモデルでプレイしていましたが、240fpsでの完璧な安定というのは難しいかもしれません。
どちらかを選ぶという点では、確実に性能の高い方を選ぶのがいいと思います。
周辺機器やデバイスは消耗品という側面もありますし、買い替えが容易です。
一方でパソコンの性能を後から伸ばすとなると手間も掛かりますし、相応の費用が必要となります。
たとえ理想的な環境とは言えなくとも、性能は高いに越したことはありません。
FRGHB760/WS824 225,800円
240Hz対応モニター 30,000円
キーボード 20,000円
マウス 10,000円
マウスパッド 3,000円
ヘッドセット 10,000円
これでも何とか30万円以内に抑えられます。
デバイスに関しては、モニターとキーボードがは長く使うので妥協せず、マウスは使いやすそうなものを選びましょう。
マウスパッドはサイズにだけ気をつければある程度大丈夫だと思います。
ヘッドセットは妥協の利くデバイスです。マイクとイヤホンやヘッドホンを別にしたり、イヤホンマイクで代用するのもありです。
マイクは単一指向性をおすすめします。
また、安すぎるものは音質がかなり下がるので、イヤホンやヘッドセットは最低でも3,000円くらいにしておきたいところです。
少し高価ですがFRGAG-B760/WS511/NTKも候補に入ってくるでしょうか。
FRGAG-B760/WS511/NTK 254,800円
240Hz対応モニター 30,000円
キーボード 7,000円
マウス 5,000円
マウスパッド 2,000円
ヘッドセット 3,000円
こういう構成では30万円以内に抑えられます。
ただ、ギリギリを狙い過ぎることになるので、デバイスの選択肢がほとんどないのはデメリットですね。
FRGHB760/WS824とFRGAG-B760/WS525/NTKでは、性能の高いFRGHB760/WS824を強くおすすめします。
以上。
参考になりましたら幸いです。
コメント失礼します。
下記構成で初めての自作PCを組もうと考えております。
構成目的はWQHDで144fpsで快適にゲームができる事です。
グラボ RTX4070
マザボ TUF GAMING Z790-PLUS WIFI D4
CPU Core i5 13600KF BOX
メモリ CMG32GX4M2D3600C18 32GB
電源 RM750e ATX 3.0 CP-9020262-JP
SSD WD_Black SN770 NVMe WDS100T3X0E 1TB
4060tiの発売まで様子見したほうが幸せになりますでしょうか?
また上記構成でアドバイスがあればご助言いただけないでしょうか?
コメントありがとうございます。
下記回答させていただきます。
RTX 4060 Tiが発売されてもRTX 4070の価格に与える影響は小さいように思います。
前情報だと性能差が大きそうです。
また、WQHDで144fpsを目指すならRTX 4060 TiよりもRTX 4070の方が好ましいです。
構成拝見いたしました。
かなりいい構成のように思います。
予算を増やせるのであればDDR5メモリ、対応マザーボード、電源のアップグレードが選択肢に入ります。
参考になりましたら幸いです。
ドスパラからクリエイター向けパソコンの新シリーズとして「4C」シリーズが発売されましたが、このシリーズのコストパフォーマンスについてどのような印象を持たれますか?
また、例えば以下のURL先のような構成( intel core i9-12900 + DDR4 32GB + RTX3060 )はこの記事で買い時とされている12世代intel CPUとRTX3060を合わせたものとなっていますが、こちらの製品のコスパは良いと思われますか?
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_prime.php?tg=4&tc=543&ft=&mc=11886&sn=0&st=1&vr=10&tb=2#tabContents
いろいろと聞いてしまい申し訳ありません。よろしくお願いいたします。
コメントありがとうございます。raytrek 4CHVは買い時とは言えないかもしれません。コストパフォーマンスは低いと言わざるを得ません。確かにCPUとGPUの組み合わせだけだと買い時と言えるのですが、新しいモデルの場合は割高になる傾向にあります。
できれば旧raytrekシリーズが販売終了となるまで待つ方が良いと思います。旧世代のraytrekシリーズであるraytrek MV(i7-12700×RTX 3060)の価格が164,980円です。当サイトの指標ではこのraytrek MVでも【6.3】です。
CPU・メモリ・SSDの差があってもさすがに+85,180円だと割に合わないです。カスタマイズに掛かる費用としてメモリが+16,000円、SSDが+6,000円です。CPUのアップグレードはできませんが、差額63,180円がケース代及びCPU代と考えることができますね。
新しいモデルということもあってデザインも良く魅力的であることは間違いありません。しかしながら、コスパ重視なら避けるべきでしょう。
・raytrek MV
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_prime.php?tg=4&mc=11618&sn=3532
参考になりましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
やはり割高感がありますかね…アドバイスいただいた通り今は様子を見ることとします。詳細な分析をありがとうございます。
今ゲーミングノートPCのhp3070tiシリーズも下がり始めてて今購入検討しておりますが、年末までですといつ頃1番買い頃でしょうか?
今月で目標金額の20万貯まって初PC買おうと思うのですが、まだ待った方がいい、貯めた方がいいなどありますか?144FPS程度出せるゲーミングPCが希望です。アキバに行く予定もあるのですがネットで買った方がいい、なども教えていただけると嬉しいです
目標金額達成間近おめでとうございます!
FPSなどの競技系タイトルで144fpsを目指すのであれば60番台のグラフィックボードでも十分対応できます。
Cyberpunk 2077など負荷の高いタイトルだと70番台以上のモデルが理想です。
基本的には欲しいと思った段階で購入してしまっても良いです。
一日でも早く手元に届いてゲームを楽しむ方が人生が豊かになると信じています。
もし購入後よりよい製品が発売されたとしてももうすでにゲームを楽しめているのですから気にする必要はありません。
秋葉でドスパラやマウスコンピューターなどの店舗を回って店員さんに相談してみるとよいでしょう。
在庫品だとすぐに持って帰ることができるのは大きなメリットです。
送料も無料になるのでお得ですね。
ネットだと送料が掛かりますが、じっくり検討できるというメリットがあります。
実際にゲーミングPCのデザインを見つつ自宅で購入するのがよいように思います。
ありがとうございました~
冬のボーナスで買おうと思ってるのですが、年末と新春、どちらが購入するのがいいですか?
20万ほど予算組んでます。
年末のモデルを見てから判断するのがよいでしょう。年末に目ぼしいモデルがなければ年始まで待つのがベストです。ここ数年はドスパラとフロンティアの年始の特別モデルがお得です。年末年始もサイトを更新する予定ですので、そこで情報を参考にしていただければと思います。よろしくお願いいたします。