当ページでは、2024年のゲーミングPCの相場についての調査結果をまとめている。ゲーミングPCを購入するに当たってだいたいどれぐらいの予算を用意しておけばよいのか悩んでいる方向けのコンテンツだ。ある程度の相場感があればゲーミングPC選びも捗ると信じている。初めに結論を書くと、デスクトップパソコンは21.8万円~、ノートパソコンは25.2万円~だ。各BTOメーカーの売れ筋モデルをピックアップして平均値=相場としている。
当ページの目次
ゲーミングPCの相場はわかりにくい!
実はゲーミングPCの相場を見ることは不可能に近いと考えている。なぜなら、一つ一つのモデルごとに性能・構成・特性・ブランドが異なり適正な価格を判断することが難しいからだ。また、パーツ単位でも価格の変動が激しく予想することは容易ではない。PCパーツ自体外国製品が主流で為替の影響を受けることもある。
不動産賃貸に当てはめるとイメージしやすいかもしれない。不動産賃貸で相場を算出する上で立地・間取り・築年数・駅からの距離など考慮すべき要素は多い。当然立地・間取り・築年数によって賃料は大きく変わる。ゲーミングPCもメーカー・CPU・GPU・メモリ・ストレージなど考慮すべき項目が多いことに気付く。
当サイトを運営している中でパソコンの相場について聞かれることは多い。その問いに対する理想の回答の1つは、BTOメーカーが販売する売れ筋モデルの価格帯を伝えることだという結論に至った。そこで各BTOメーカーの人気ランキング上位3台の平均を調べることでそれを相場とすることにした。
また、CPUとGPUの掛け合わせでのおおよその価格をまとめている。ブランドやメモリなどは考慮していないものの、ゲーミングPCにおいて主要パーツであるCPUとGPUを基準に考えるのも悪くないはずだ。各BTOメーカーの売れ筋モデルと合わせて確認すればばっちりだ。
最近のゲーミングPC事情を解説
インフレの影響などで出荷台数は減少
出典:(マネクリ, 2023)
欧米諸国に比べると穏やかだが、日本国内でもインフレは進行中だ。前年比で+4%前後となっている。ゲーミングPCの価格が数%上がったとしても何ら不思議はないということだ。また、このインフレの進行による景気後退への懸念などもあってパソコンの出荷台数は減少傾向(JDIR, 2022)にある。Intelは22年4月~6月期の決算ではクライアントコンピューティング部門の売上高は前年同期比25%減となっている。
マウスコンピューターでも出荷台数は下落傾向にある。巣ごもり需要が落ち着いたことも要因の一つではないかと思う。2017年から2019年が通常と考えると今の出荷台数でも十分多いといえるだろう。
ゲーミングPCの平均単価は上昇!?
マウスコンピューターの資料によるとゲーミングPCの販売単価が8年間で45,000円も上がっているということだ。CPU・グラフィックボードの高性能化・インフレ・円安など様々な要因が考えられる。
半導体不足や円安の影響は一段落
長く続いていた半導体不足によるグラフィックボード価格の高騰や円安によるゲーミングPC価格の上昇は一旦落ち着いたと考えてよいだろう。インフレの影響があるため全く価格が上がっていないわけではなが、それでも一時の明らかなゲーミングPCの価格高騰は収まっている。ある程度納得できる価格で購入できる時期になった。もっともCPUやグラフィックボードのMSRPが上がっていることは受け入れなければいけない。
CPU・GPUの組み合わせごとの価格相場
CPUとGPUの掛け合わせごとに価格をまとめている。CPUをIntelとAMDで分けた。データを参考に相場を判断していただければと思う。下記価格よりも価格が高ければブランドによるものなのか、メモリ・ストレージなど構成によるものかを考えられるはずだ。極端に相場からかけ離れたモデルについてはじっくりと吟味する必要がある。CPUとグラフィックボードの人気のバランスも参考にしていただければと思う。
Intel製CPU
GPU/CPU | i5-12400(F) | i5-14400(F) | i7-14700(F) | i7-14700K(F) | i9-14900K(F) | 7 265K | 9 285K |
---|---|---|---|---|---|---|---|
RTX 4090 | - | - | - | 545,980円~ | 586,980円~ | 619,980円~ | 659,980円~ |
RX 7900 XTX | - | - | - | - | 474,980円~ | - | 529,980円~ |
RTX 4080 SUPER | - | - | 369,980円~ | 393,980円~ | 456,980円~ | 469,980円~ | - |
RTX 4080 | - | - | 354,980円~ | 378,980円~ | - | - | - |
RX 7900 XT | - | - | - | - | 434,980円~ | - | - |
RTX 4070 Ti SUPER | - | - | 309,980円~ | 358,980円~ | 419,980円~ | 429,980円~ | - |
RX 7900 GRE | - | - | - | - | - | - | - |
RX 7800 XT | - | - | 239,980円~ | - | - | - | - |
RTX 4070 SUPER | 199,980円~ | 238,980円~ | 264,980円~ | 317,980円~ | 369,980円~ | 364,980円~ | - |
RTX 4070 | 179,980円~ | 209,980円~ | 234,980円~ | 304,980円~ | 353,980円~ | 349,980円~ | - |
RX 7700 XT | - | - | 222,980円~ | - | - | - | - |
RTX 4060 Ti 16GB | - | 189,980円~ | 234,800円~ | - | - | - | - |
RTX 4060 Ti 8GB | 159,980円~ | 178,980円~ | 199,980円~ | 263,800円~ | - | - | - |
RX 7600 XT | - | 195,980円~ | 210,980円~ | - | - | - | - |
RTX 4060 | 139,980円~ | 158,980円~ | 183,980円~ | - | - | - | - |
RX 7600 | 149,980円~ | 186,980円~ | 219,980円~ | - | - | - | - |
RX 6600 | 129,980円~ | - | - | - | - | - | - |
RTX 3050 6GB | 109,980円~ | 133,980円~ | - | - | - | - | - |
売れ筋モデルはCore i5-14400F×GeForce RTX 4060 Ti 8GB、Core i7-14700F×GeForce RTX 4070辺りだ。AMD製グラフィックボード搭載モデルのラインナップはそれほど多くない。
AMD製CPU
GPU/CPU | 5 4500 | 5 5700X | 5 5700X3D | 5 7500F | 7 7800X3D | Ryzen 7 9700X | Ryzen 9 9900X | Ryzen 9 9950X |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
RTX 4090 | - | - | - | - | 474,980円~ | - | 584,980円~ | 614,980円~ |
RX 7900 XTX | - | - | - | - | - | - | 442,980円~ | - |
RTX 4080 SUPER | - | 309,980円~ | 364,980円~ | - | 359,980円~ | 374,980円~ | - | 454,980円~ |
RTX 4080 | - | - | - | - | - | - | - | - |
RX 7900 XT | - | - | - | - | - | - | - | - |
RTX 4070 Ti SUPER | - | 269,980円~ | 323,980円~ | - | 329,980円~ | 339,980円~ | - | - |
RX 7900 GRE | - | - | - | - | - | - | - | - |
RX 7800 XT | - | 249,980円~ | - | - | 309,980円~ | - | - | - |
RTX 4070 SUPER | - | 229,980円~ | 277,980円~ | - | 311,980円~ | 294,980円~ | - | - |
RTX 4070 | - | 214,980円~ | 266,980円~ | 200,980円~ | 269,980円~ | 284,980円~ | - | - |
RX 7700 XT | - | 223,980円~ | - | - | 303,980円~ | - | - | - |
RTX 4060 Ti 16GB | - | - | - | - | - | - | - | - |
RTX 4060 Ti 8GB | 144,980円~ | 159,980円~ | 225,980円~ | 179,980円~ | 239,980円~ | 259,980円~ | - | - |
RX 7600 XT | 174,980円~ | 215,980円~ | - | - | - | - | - | - |
RTX 4060 | 129,980円~ | 164,980円~ | 215,980円~ | 159,980円~ | - | - | - | - |
RX 7600 | 153,980円~ | 177,980円~ | - | - | - | - | - | - |
RX 6600 | 104,980円~ | - | - | 124,980円~ | - | - | - | - |
RTX 3050 6GB | 99,980円~ | - | - | 144,980円~ | - | - | - | - |
AMD製CPU搭載モデルは組み合わせは豊富だ。旧世代も合わせて14種類も販売されている。売れ筋モデルはRyzen 5 4500×GeForce RTX 3050 6GB、Ryzen 7 5700X×GeForce RTX 4060 Ti 8GBだ。次世代のRyzen 9000シリーズ(Zen 5)は価格が高いこともあってそこまで人気は高くない。旧世代のモデルが人気だ。
各メーカーの売れ筋ランキングで相場を見る
人気ゲーミングPCの相場
製品名 | 価格 | ショップ | 順位 |
---|---|---|---|
GALLERIA RM7C-R47 | 234,980円 | ドスパラ | No.1 |
GALLERIA RM5C-R46 | 169,980円 | ドスパラ | No.2 |
GALLERIA RM7C-R46T | 212,980円 | ドスパラ | No.3 |
NEXTGEAR JG-A5G60 | 139,900円 | マウスコンピューター | No.1 |
NEXTGEAR JG-A7G6T | 179,800円 | マウスコンピューター | No.2 |
G-Tune DG-I5G60 | 237,600円 | マウスコンピューター | No.3 |
G-GEAR GE7A-J243/BH | 329,800円 | TSUKUMO(G-GEAR) | No.1 |
G-GEAR GE7J-D242/B | 254,800円 | TSUKUMO(G-GEAR) | No.2 |
G-GEAR GE7A-D243/B | 239,800円 | TSUKUMO(G-GEAR) | No.3 |
G-GEAR Aim GB5A-B241/B | 179,800円 | TSUKUMO(G-GEAR Aim) | No.1 |
G-GEAR Aim GB7J-E241/B | 242,800円 | TSUKUMO(G-GEAR Aim) | No.2 |
G-GEAR Aim GB7A-F245/B | 227,800円 | TSUKUMO(G-GEAR Aim) | No.3 |
LEVEL-R779-147F-TT3X | 271,800円 | パソコン工房 | No.1 |
LEVEL-M7P5-R56T-EZX | 89,800円 | パソコン工房 | No.2 |
LEVEL-M77M-147F-TL5X | 262,700円 | パソコン工房 | No.3 |
ゲーミングPCの相場は218,289円となる。参考までに当サイトのおすすめランキングの平均は197,933円だ。当サイトのランキングの方が5%程度安くなっているのはコストパフォーマンス重視でGeForce RTX 4060 Ti搭載モデルやGeForce RTX 4060搭載モデルなど中価格帯のモデルがいくつか入っているからだろう。ランキングを見ると20万円以下のモデルが中心で、20万円以上のモデルは少ない。
人気ゲーミングノートPCの相場
製品名 | 価格 | ショップ | 順位 |
---|---|---|---|
GALLERIA RL7C-R45-5N | 172,980円 | ドスパラ | No.1 |
GALLERIA RL7C-R46-5N | 192,980円 | ドスパラ | No.2 |
GALLERIA XL7C-R46-6 | 237,980円 | ドスパラ | No.3 |
G-Tune E5-I7G50BK-B | 159,800円 | マウスコンピューター | No.1 |
G-Tune E5-I7G60BK-A | 239,800円 | マウスコンピューター | No.2 |
G-Tune P6-I9G60BK-A | 189,800円 | マウスコンピューター | No.3 |
Cyborg-14-A13VF-6003JP | 177,800円 | MSI | No.1 |
Vector-17-HX-A14VIG-6103JP | 443,800円 | MSI | No.2 |
Stealth-16-AI-Studio-A1VHG-3003JP | 454,800円 | MSI | No.3 |
ノートパソコンについては販売しているショップがそもそも少ないこととランキングを公表していないショップが多いのでデスクトップパソコンに比べるとデータを取りづらい点は理解しておいて欲しい。ドスパラ・マウスコンピューター・MSIの売れ筋モデルを見ると平均は252,193円だ。
デスクトップパソコンよりは幅広い価格帯のモデルが売れているように思える。ゲーミングノートPCでもある程度の性能を求めるユーザーが多いということだ。全体的にゲーミングノートPCの価格は上昇傾向にある。円安やインフレの影響が多いのではないかと思う。性能はデスクトップに比べると落ちてしまうが、今は数年前のようにノートパソコンは駄目とは言えないぐらい性能の底上げが行われていて対応しやすい。
なお、当サイトのゲーミングノートPCおすすめランキングでの売れ筋モデルの平均価格は154,930円だ。相場とは20%程度離れている。ランキングではコスパ重視で選んでいることから仕方がない。ゲーミングノートPCについてはデスクトップパソコン以上に二極化が進んでいるように思う。上位モデルの価格が高くなりランキングに入りづらくなっている。
PCでゲームをするのに必要なもの一式とその費用
カテゴリー | 詳細 | 価格帯 |
---|---|---|
必ず必要なもの | ゲーミングPC | 100,000円~200,000円 |
モニター | 15,000円~50,000円 | |
マウス | 0円~15,000円 | |
マウスパッド | 100円~5,000円 | |
キーボード | 0円~30,000円 | |
合計 | 115,100円~300,000円 | |
ゲーム配信 | ヘッドセット | 300円~50,000円 |
マイク | 100円~100,000円 | |
キャプチャーボード | 7,000円~30,000円 | |
合計 | 7,400円~180,000円 | |
ゲーム環境 | デスク | 5,000円~20,000円 |
チェア | 5,000円~50,000円 | |
合計 | 10,000円~70,000円 | |
その他便利なもの | ゲームパッド | 2,000円~5,000円 |
マウスバンジー | 500円~5,000円 | |
ヘッドホン | 100円~100,000円 | |
ルーター | 3,000円~40,000円 | |
Wi-Fi中継機 | 1,000円~15,000円 | |
Wi-Fi受信機 | 700円~5,000円 | |
Bluetooth受信機 | 1,000円~5,000円 | |
その他 | - | |
合計 | 8,300円~175,000円 | |
合計金額 | 140,800円~730,000円 |
パソコンでゲームをするのに必要なもの詳細
ゲーミングPC
パソコンでゲームをプレイする上で必ず必要になるのがゲーミングPCだ。人気のモデルについては当サイトのおすすめランキングを参考にしていただければと思う。売れ筋のゲーミングPCは税込み15万円から20万円程度を見ておくとよいだろう。半導体不足によるグラフィックボード価格の高騰及び円安の影響は緩和されてかなり購入しやすくなっている。
売れ筋モデルはゲーミングPCの相場と同じぐらいだ。売れ筋モデルあるいは相場から予算を下げてもよいモデルは存在している。安いゲーミングPCを選択してゲーミングPCに掛かる費用を抑えれば全体の費用を引き下げることが可能だ。だからといって妥協しすぎるのはよくない。デバイスに比べて後から買い替えるハードルが高いからだ。ゲーミングノートPCについても比較的価格が安定しているように思える。
ゲーミングPCとは高い排熱性能を持ちかつ高性能なGPUを搭載しているPCのことだ。FPS・TPS・MMOなどのタイトルをプレイすることを目的としている。性能が高く当然ビジネス用途でも使うことが可能だ。
モニター
画像引用元:https://www.benq.com/
デスクトップパソコンならゲーミングモニターは必須だ。24インチの一般的なモニターであれば1.5万円ほどで購入することができる。ゲーム向けのリフレッシュレート144hz対応モニターになると2万円~、4K解像度に対応したモニターになると3万円~だ。FPSなどの対戦型のゲームをプレイするのであればリフレッシュレート144hz対応モニターがおすすめだ。デュアルモニター環境を構築するとなると2倍の予算が必要となる。モニター自体ゲームプレイに与える影響が大きくある程度投資をしてもよいのではないかと思う。
当ページでは、おすすめのゲーミングモニターについて紹介している。ゲーミングPCのパフォーマンスを最大限に活かすならゲーミングモニターがあるとよい。高リフレッシュレートに対応したモニターなら滑らかなゲームプレイができる。何 …
マウス
画像引用元:https://jp.steelseries.com/
マウスの選択肢は非常に幅広い。いわゆるゲーミングマウスだから扱いやすいというわけでも、高いから良いマウスというわけでもない。自分に合ったマウスが見つかるまで付属のマウスで特別困ることはない言えるが、最近のBTOパソコンの多くはマウスが付属していないことも多い。性能はともかく100円ショップにもマウスがある時代なので、まずは安価なものから揃えていくとよい。店舗で実際に触れてみるのがベターだ。
おすすめのゲーミングマウスを紹介している。ゲーマーにとってもっとも身近なデバイスと言えるだろう。他のデバイスと比較して費用もそれほど掛からないため積極的に導入を検討して欲しい。気になるものをピックアップしてお店で実機を試 …
マウスパッド
画像引用元:https://jp.steelseries.com/
マウスパッドはある程度の広さと滑り易さが重要だ。100円均一にあるものでも使いやすければ問題なく、人によってはダンボールをマウスパッド代わりにしていることもある。優先度はあまり高くなく、初めは安価なものを用意して余裕ができたらゲーミング仕様にするのもよいだろう。人気のSteelSeries製のマウスパッドQckシリーズでも1,000円程度から出ているため、予算的に選択しやすいデバイスではある。
おすすめのゲーミングマウスパッドを紹介している。ゲーム用のマウスパッドについてはある程度ラインナップが限られているためランキング形式ではなく、一覧でまとめることにした。おすすめのゲーミングマウスパッド一覧の中からお気に入 …
キーボード
画像引用元:https://www2.razer.com/
ゲーミングキーボードも、ゲーミングマウス同様に非常に幅が広い。少し前まではBTOパソコンに付属されることが多かったが最近は非搭載にして価格を抑えるのが主流だ。自前で用意することが当たり前となっている。キーボードには様々な種類があって予算や好みで合わせることになる。
価格の安いメンブレン方式を取るキーボードは打鍵感がよくない。ゲーミング寄りのメカニカル方式は価格は少し高く、打鍵感はキースイッチから選ぶことができる。静電容量無接点方式のRealForceはゲーミングシリーズが登場したことで人気が高く価格も高い。キーボードは高価なものほど長持ちするため、できる限り高品質な製品を選択しておきたい。
当ページでは、おすすめのゲーミングキーボードを紹介している。常に手に触れているデバイスということもあって、ゲーミングマウスと同じぐらい身近な存在だ。ゲーミングキーボードを選ぶ上で重要なポイントは、価格・荷重・キースイッチ …
ゲームの配信に必要なもの
ヘッドセット
画像引用元:https://jp.steelseries.com/
ゲーミングヘッドセットは、ヘッドホンとマイクが一体化したものでゲームプレイやゲーム配信において役に立つデバイスの一つだ。ゲーミングヘッドセットを使うと髪型が崩れやすく、マイク部分かイヤホン部分が断線などで破損した場合一式を買い換えなければならないというデメリットがあり、最近では主流から外れているように感じる。普段はスピーカーでゲームをする時だけヘッドホンやマイクを使用するユーザーに適している。
画像引用元:https://jp.steelseries.com 当ページでは、おすすめのゲーミングヘッドセットランキングを紹介している。DiscordやSkypeなどのボイスチャットで快適にフレンドと通話をしたいと考え …
マイク
画像引用元:https://www.sony.jp/
マイクについてはボイスチャットをメインにするのか配信で声を綺麗に乗せたいのかで選択肢が大きく変わる。ピンマイクのような安価なものからプロ仕様の本格的なものまで幅広い。優先度は高くないため、用途に合わせて選択したい。ボイスチャットであれば比較的安価なものでも十分で、予備も用意しやすい。
自然な声を届ける代わりに周囲の環境音も拾いやすい無指向性、周囲の音をカットして声だけを拾いやすい単一指向性が主流だ。Skypeや配信のように常時音声を発する場合は単一指向性の方がおすすめだ。無指向性はトークバックの原因にもなりやすい。
キャプチャーボード
画像引用元:https://www.avermedia.co.jp/
キャプチャーボードは、コンシューマゲーム機のゲームを配信したり動画撮影・編集したりする際に必要なものだ。PCゲームの場合は必要ないため、全てのユーザーが必要かと言われるとそうではない。2万円前後のものを標準として必要や予算に応じて選択するのが吉だ。
当ページでは、おすすめのキャプチャーボードを紹介している。キャプチャーボードは、家庭用コンソールでのゲーム配信を考えている方必見の周辺機器だ。Youtube・OPENREC・Twitchなどで本格的に配信したい方から趣味 …
ゲーム環境を作るのに必要なもの
デスク
デスクは安いものだと5,000円程度で購入することができる。それほど予算を掛けなくてもゲームプレイに与える影響は小さくない。奥行きと幅だけを考えておこう。特にマルチモニターでのパソコン構築を考えている方は幅には余裕を持たせておこう。机の上が窮屈になってゲームがプレイしづらくなる。基本的にスペースを取るというデメリットを受け入れられるのであれば大きいモデルを選択しておけばよい。
ゲームに最適なPCデスクを徹底調査している。結論としておすすめなのはL字デスクだ。非常に人気のあるデスクで、10,000円前後で購入できる。机の上を自由に使えて利便性が高い。机のせいでモニターやゲーミングデバイスが制限されるということもない。スペースの問題さえ解決すればベストな選択となる。
チェア
チェアはこだわりポイントの一つだと言える。一般的なオフィスチェアなら5,000円程度で購入可能だ。いわゆるゲーミングチェアになると数万円単位でお金が必要となる。また、高級チェアになると十万円以上掛かる。腰やお尻の負担軽減を考えると、できる限り高品質で身体に合ったものを選ぶべきだ。デスクよりこだわりを持って選択しよう。お店などで実際に座ってみるのがおすすめだ。
当ページでは、ゲームに最適なゲーミングチェアを紹介している。長時間のゲームプレイが日課になっているのであれば椅子にもこだわる方がよいだろう。腰や背中など身体への負担を軽減してより快適なゲームプレイを約束してくれる。もちろ …
その他あると便利なもの
ゲームパッド
ゲームパッドは家庭用ゲーム機器のコントローラーのようなものだ。通常パソコンゲームはマウスとキーボードを使用するが、ゲームパッドの方が慣れているというゲーマーの方も多いだろう。また、家庭用コンソール向けのタイトルではゲームパッドの方がプレイしやすいこともある。ゲームパッドが手元に一つあれば使い分けられるので大きなメリットとなる。価格もそれほど高いわけではないので、購入しておいてもよいのではないかと思う。
当記事では、ゲームプレイにおすすめのゲームパッドを紹介している。ゲームパッドとはゲーム向けのコントローラーのことだ。まだパソコンゲームを始めたばかりでマウスとキーボードの操作に慣れていない初心者の方や格闘ゲーム・シミュレ …
マウスバンジー
画像引用元:https://www2.razer.com/
マウスの配線を固定するのに便利なアイテムだ。パソコンを机の下に置く場合はマウスバンジーがあると便利だ。このマウスバンジーは製品でなくても、少し大きめのクリップなどでマウスの線を机と挟み込んで固定したり代用が利く。それこそ少し余裕を持って、テープなどで貼り付けるという強引な方法でも同じ効果が得られる。さらに無線マウスを使用するユーザーも増えていることで優先度は低く、あったらいいな程度のものだ。
ヘッドホン
画像引用元:https://www.audio-technica.co.jp/
音楽や映画を鑑賞する際には高価なヘッドホンがよく、ゲーム用途であれば5,000円ほどが最適だ。スマホなどのイヤホンをそのまま使用することができるため、優先度は低い。代わりにスピーカーを用意する場合は不要だ。
ルーター
画像引用元:https://www.buffalo.jp/
多くのルーターにはWi-Fiルーターとして使用することができる。LANケーブルを指しながらWi-Fiを飛ばせるため、一緒になったモデルを選択するほうがよい。価格差は性能や接続可能数・安定性・Wi-Fiの広さに影響する。一人暮らしなら5,000円、2階建て一軒家や3階建てになるともう少し対応範囲の広いWi-Fi機能を有したルーターを選択しよう。5万円近くするASUS製のゲーミングルーターもあるが必要性は薄い。
Wi-Fi中継機
画像引用元:https://www.buffalo.jp/
例えばルーターを設定している場所から遠かったりするとWi-Fiの電波が安定しなくなる。場合によってはWi-Fiが頻繁に切断されるようなことになる。ルーターを買い替えたり、置き場所を変更するには費用も手間もかかることもあるため決断しにくい。そんなときに役立つのがWi-Fi中継機だ。
様々なタイプがあり、コンセントに接続することで電池を必要としない中継機が人気だ。この中継機がルーターからの電波をキャッチし、そこから再発信を行うためWi-Fiの電波が強く安定するようになる。価格も手頃なものが多く、家電量販店でも見かける。注意点としては速度が300mbpsや800mbpsなど製品によってスペックが異なり、自宅などで使用しているルーターの速度に近いものを選択したほうがよい。
Wi-Fi受信機
画像引用元:https://www.buffalo.jp/
ノートタイプのパソコンには受信機が内蔵されているためWi-Fiに接続することができるが、デスクトップパソコンには別途受信機が必要になる。ただし、一部のマザーボードにはWi-FiとBluetoothの受信機が内蔵されていることもあるので確認しておきたい。
USBに接続するタイプが多く、これをつけることでデスクトップパソコンでもWi-Fi接続が可能となる。部屋に配線を張り巡らせるのが嫌なユーザーにはもってこいだ。ゲームでは少し安定を欠く可能性もあり、pingが高くなる傾向にあるのであまりおすすめはしない。
Bluetooth受信機
画像引用元:https://www.tp-link.com/jp/
デスクトップには一部マザーボードを除き、Bluetooth接続を行う際には受信機が必要となる。USBタイプのものが多く、挿しっぱなしで問題ないためあると便利なアイテムだ。スピーカーやマウス、キーボードやゲームパッドなど無線で接続すると便利なものも多く、パソコンとスマホを接続することもできる。利便性が高い割には受信機は安価で存在しているので是非持っておこう。
その他
画像引用元:https://www.bauhutte.jp/
おもしろゲーミンググッズとしていくつかの製品を紹介している。ここで紹介しているのは遊び心のある製品だ。必ずしも実用性が高い製品というわけではない。例えば、ダメ着(画像の製品)・ゲーミングソファ・ゲーミングベッド・ゲーミングこたつ・ゲーミングメガネなどが該当する。ゲームをプレイする上で必須というわけではない点は理解しておいて欲しい。
参照外部サイト
- 2023年の日本経済見通し(マネクリ, 2023)
- パソコン市場、過去数十年で最悪の落ち込み(JDIR, 2022)
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