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当記事では、ゲーミングPCの買い時について解説している。ユーザーの中には意外とゲーミングPCを購入すべきタイミングで悩んでいる方が多いようだ。最近のゲーミングPC市場の動向を踏まえて詳しく見ていこう。夏休みの時期になって改めて購入を考えている方もいらっしゃるかもしれない。いくつかの評価項目を元に2022年09月がベストな購入タイミングなのかどうかを判断している。

同時に、ゲーミングPC購入のタイミングを図る方法についても解説している。これからゲーミングPCの購入を検討している方はぜひ参考にして欲しい。一度読めばいつがベストなのか自身で判断できるようになるだろう。なお、ゲーミングPCの買い時について完璧なタイミングを図ることは難しいことは理解しておこう。

どんどん新しいグラフィックボードやCPUが発売されるからだ。また、BTOメーカーのモデルも価格が日々変動する。ある程度納得できる状況であれば購入しても後悔はしないだろう。状況を理解して選択するのが賢明だと言える。

2021年12月末から2022年1月上旬に掛けて行われていた年末年始のセールが終わってからゲーミングPC全体の価格が上昇傾向にあった。その後2022年8月頃から価格がかなり下がってきている。当サイトが運営するTwitter(@gamingpcsjp)でも常時お得な情報を提供しているのでフォローしていただけると幸いだ。

最近のトピック一覧

・AMD, Ryzen 7000シリーズの発売予定(2022年09月27日)
・ゲーミングPC価格の下落が始まる(2022年08月上旬)
・ASUSのゲーミングノートPCの一部が値上げ(2022年07月01日)
・Radeon RX 6950 XT/6750 XT/6650 XTのリリース(2022年05月10日)
・Radeon RX 6400のリリース(2022年04月15日)
・Ryzen 7 5700X・Ryzen 5 4500のリリース(2022年04月15日)
・円安の影響でゲーミングPCの値上げ傾向が続く(2022年04月上旬~)
・GeForce RTX 3050のリリース(2022年01月27日~)
・Radeon RX 6500 XTのリリース(2022年01月19日~)
・AMD Ryzen 60000Hシリーズのリリース(2022年01月上旬)
・一部ゲーミングPCの価格が上昇傾向(2022年01月11日~)
・Intel第12世代Core iシリーズのリリース(2021年11月04日)
・新OSであるWindows 11のリリース(2021年10月05日)
・グラボを含む半導体の供給不足続く(2021年09月上旬~)

手っ取り早く買い時かを解説!急いでいる方向け!

グラボ型番買い時評価CPU型番買い時評価
RTX 3090Core i9-12900K
RTX 3080 TiCore i7-12700K
RTX 3080Core i7-12700
RTX 3070 TiCore i5-12600K
RTX 3070Core i5-12400
RTX 3060 TiCore i9-11900K
RTX 3060Core i7-11700K
RTX 3050Core i7-11700
GTX 1660 TiCore i5-11400
GTX 1660SCore i9-10900K
GTX 1650Core i7-10700
RX 6950 XT×Core i5-10400
RX 6900 XTRyzen 9 5900X
RX 6800 XTRyzen 7 5800X
RX 6750 XT×Ryzen 7 5700X
RX 6700 XTRyzen 5 5600X
RX 6650 XTRyzen 5 4500
RX 6600Ryzen 5 3500
グラフィックボード及びCPUのパーツ単位での買い時指標をまとめている。パーツごとの掛け合わせで買い時を判断して欲しい。グラフィックボードの供給不足は落ち着いたが、円安の影響も受けていてまだまだ価格は高めだ。特にAMD製のグラフィックボードとCPUにとっては厳しい状況が続いている。

グラフィックボードについてはNVIDIA製のRTX 3070 Ti・RTX 3060 Ti・RTX 3060が狙い目だ。次いでRTX 3080・RTX 3070・GTX 1650などが候補に入る。RTX 3080 Ti・RTX 3050・GTX 1660 SUPERはモデル次第といったところだ。AMD製Radeonシリーズ(Radeon RX 6700 XT etc.)は、NVIDIA製のグラフィックボードと比べて割高だと言える。特にゲーミングPCの場合はそれが顕著だ。最新のRadeon RX 6950 XT/RX 6750 XT/RX 6650 XTなどは取り扱っているショップも少なくおすすめしづらい。

Intel製CPUについては第11世代Core iシリーズが終焉となり、第12世代Core iシリーズへと完全に切り替えられた。Core i7-12700やCore i5-12400はコスパが高く人気が高い。旧世代のCPUと比べて大幅にパフォーマンスが引き上げられ、その結果Core i5-12400への注目度が高い。RTX 3070やRTX 3060 Tiとの組み合わせがあるのは興味深い。

なお、AMD製のグラフィックボードやCPU(第4世代)は割高で買い時とは言えない。同じ性能を持つNVIDIAあるいはIntel製CPUの方が割安感がある。特にIntel第12世代Core iシリーズが登場して性能面でも優位性を失ってしまった。2022年9月27日に発売を控えたRyzen 7000シリーズへの期待が高まる。

ゲーミングノートPCについてはゲーミングPCとは反対にやや価格が高めになっている。それは国内・海外メーカーを問わず当てはまる。Intel第12世代Core iシリーズやRyzen 6000シリーズへの切り替えが行われている影響とも考えられる。

ドスパラ&G-Tuneの人気モデルの価格推移

どのモデルも2020年11月から2022年09月までを長期的に見れば価格が上がっていることがわかる。ただし、2022年7月頃からおおよそ高止まりとなり価格が下落に転じているようにも思える。それはグラフィックボード価格の高騰が落ち着きゲーミングPCの相場が下がっていることからも判断できる。つまり、ここではいくつかのモデルをピックアップしたに過ぎないが全体の傾向として間違っていないということだ。

例えば、G-Tune TD-Sについては、2022年03月をピークに徐々に価格が引き下げられている。なお、このモデルは発売当初GTX 1660 SUPER→RTX 3060とローエンドクラス及びミドルクラスのグラフィックボードを搭載していたこともあって価格が上昇しているように見えるが、実際は大幅な値上げが適用となっているわけではない。

低価格帯のLightning AH5については、最安値79,979円で販売されていたが、今は99,980円だ。ただし、これはメモリ容量・ストレージ容量が倍増となったことからそれほど大きなマイナスではない。むしろ価格が安定している部類だと言える。

ミドルクラスのGALLERIA RM5C-G60S(旧GALLERIA RM5C-G60)は最安値が109,978円だった。それが今では149,980円へと40%近くも値上げされてしまっている。その後2022年7月になって5,000円の値下げが適用となり下落に転じている。

ゲーミングPC市場で最も売れていたモデルの一つであるGALLERIA XA7C-R37Tも186,978円から269,980円へと40%以上も価格が上がっている。こちらも2022年07月になって5,000円OFFとなる。コラボレーションモデルのフラグシップモデルであるG-Tune TD-Pも同様だ。263,780円から369,980円へと40%も価格が上がった。このモデルについては担当者と交渉すれば引き下げられる余地があるのではないかと思う。それだけRTX 3080搭載モデルについては価格が下がってきているからだ。

気になるのはゲーミングノートPCの価格が上昇傾向にあることだ。ドスパラの人気モデルであるGALLEIRA UL7C-R36も度々価格改定が行われている。登場時は179,980円だったが、今では192,980円となっている。およそ7%の値上げだ。その後7,000円高くなって199,980円となっている。ゲーミングノートPCと言えばASUS製モデルの価格改定が気になる。モデルによっては10%以上の値上げが適用となり円安の影響を受けていることがわかる。

ゲーミングPCの買い時を徹底調査【2022年09月】

ゲーミングPCの買い時を判断する上で重要なのは、①BTOメーカーのセール&キャンペーンの時期・内容そして②新しいグラフィックボードやCPUの発売時期の二つだ。

これらの2つのポイントさえ押さえておけば必然と購入のタイミングがわかるというわけだ。当サイトではそれぞれの項目について5段階で評価をしている。二つ合わせて8以上なら十分購入してよいタイミングだと言える。

BTOメーカーのセール&キャンペーン時期で評価

時期お得度セール内容
1月3/5新春初売り、決算売り尽くし(ドスパラ)、ゲーミング福袋
2月2/5プレミアムウィンター、決算セール(TSUKUMO)
3月4/5決算売り尽くし
4月5/5新生活応援、半期決算(パソコン工房)
5月5/5ゴールデンウィーク
6月5/5夏のボーナス
7月5/5夏休み、決算セール(ドスパラ)
8月5/5お盆セール、スペシャルサマー
9月3/5半期決算セール(パソコン工房)
10月2/5オータムセール
11月2/5秋の大感謝祭
12月5/5冬のボーナスセール、クリスマスセール、年末セール
各BTOメーカーは、定期的にセールやキャンペーンを実施する。通常ゴールデンウィーク・お盆休み・ショップの決算・ボーナス・クリスマス・年末(歳末)・年始(初売り・福袋)など大型連休はオトクなセールが実施されることが多い。これらの時期に該当するなら買い時だと言いやすい。パソコンの買い換えを検討している方は必見だ。新しいパーツとの発売時期の兼ね合いを見て評価するとよい。

2022年09月は年間を通してセールやキャンペーンがやや落ち着く時期だ。評価は5段階で3となる。9月・10月・11月とパソコン需要も下がってくるタイミングだと言える。購入を考えている方はドスパラ・フロンティア・G-Tune・パソコン工房などの主要BTOメーカーについては必ずセール情報を確認しておこう。特にパソコン工房は半期決算セールが実施される可能性が高く要チェックだ。

新しいCPU/グラフィックボードの発売時期で評価

i7-10700ktop

新しいグラフィックボード/CPUの発売時期の前後は買いと待ちのタイミングが交錯する難しい時期だと言える。これにはASK税というものが関係しているのだが、それは後述している。なお、CPUに関してはASK税はなくそれほど割高になることはない。通常新しいグラフィックボードが販売されてから1ヶ月以上経過すればグラフィックボード単体及びゲーミングPCの価格は安定するので、ゲーミングPCはいつ購入しても良いだろう。

新パーツ登場スケジュール

時期お得度説明
1月4/5RX 6500 XTのリリース
RTX 3050のリリース
2月3/5
3月4/5
4月5/5RTX 3090 Tiのリリース
Radeon RX 6400のリリース
Ryzen 7 5700Xのリリース
Ryzen 5 4500のリリース
5月5/5RX 6950 XTのリリース
RX 6750 XTのリリース
RX 6650 XTのリリース
6月5/5
7月5/5
8月5/5
9月5/5Ryzen 7000シリーズリリース予定
10月4/5
11月4/5Intel第12世代Core iシリーズ登場(2021年)
12月5/5
グラフィックボード/CPUを基準にゲーミングPCの買い時を判断すると、グラフィックボード/CPUが発売されて1ヶ月経ってからまたは新しいグラフィックボードが発売される直前までということになる。新しいグラフィックボードの発売月は評価3でその翌月は価格も落ち着き4となる。発売予定のグラフィックボードがある前月は新モデルへの期待から評価4、その他の時期は評価5となる。2022年9月は基本的に評価は5だ。AMD製CPUについては2となる。それは価格が高めであることに加えて最新のRyzen 7000シリーズのリリース予定があることも要因だ。

RTX 3070 Ti・RTX 3070・RTX 3060 Ti・RTX 3060搭載モデルなど一部のモデルについては現在の状況を考えると比較的購入しやすいと言える。グラフィックボードの価格は今後下がっていくのではないかと思う。ある程度現在の価格を受け入れる必要がある。CPUについても2022年8月になってIntel第12世代Core iシリーズへとほとんど切り替えられたと考えてよい。特にCore i7-12700やCore i5-12400はコスパが高くおすすめだ。

AMD製パーツについては軒並み厳しくRadeon RX ◯◯50 XTを含むRadeon RX 6000シリーズ及び第4世代Ryzenシリーズについての評価は2だ。その後登場したRadeon RX 6400搭載モデルはラインナップが揃っていない。CPUについても・Ryzen 7 5700X・Ryzen 5 5600・Ryzen 5 5500・Ryzen 5 4500搭載モデルはまだまだ少ない。そしてAMD製モデルは、NVIDIAやIntel製モデルに比べると割高感が大きい。基本的にはAMD製パーツを選ばない方がお得にゲーミングPCを購入できる。2022年9月27日には最新のRyzen 7000シリーズの登場を控えている。Intel第12世代Core iシリーズを超えるゲーミング性能が期待できるが、実際にリリースされるまではわからない。

ゲーミングノートPCについては評価3と評価する。ここに来てゲーミングノートPCの価格が上昇傾向にある。デスクトップパソコンの価格が下落傾向にあると思ったら今度はゲーミングノートPCの価格が高くなってきた。ドスパラの人気モデルも軒並み価格が高い。パソコン工房・G-Tune・ASUSのラインナップを見ても嚊が高めであることがわかる。

2022年09月はゲーミングPCを買い時か!?

 セール時期新パーツ登場時期評価まとめ
デスク(Intel/NVIDIA)〇(3/5)☆(5/5)◎(8/10)
デスク(AMD)〇(3/5)△(2/5)◯(5/10)
ゲーミングノート〇(3/5)〇(3/5)〇(6/10)
2022年09月時点でゲーミングPCが買い時なのかどうかを評価した。上記の項目に沿って、☆→◎→○→△→×の5段階でそれぞれ評価している。9月は年間を通してセールが落ち着いてくる時期ということもあって、3.0という評価だ。セールに関してはこれまで以上に注視しておきたい。中にはずば抜けたコストパフォーマンスを誇るモデルもある。ゲーミングPC徹底解剖サイトとG-Tuneとのコラボレーションモデルもお得なモデルに該当する。

新パーツ登場時期で考えるとIntel第12世代Core iシリーズが登場した。グラフィックボードとは違ってそれほど割高感はなく購入のタイミングだと考えてよい。Ryzen 7000シリーズの登場も控えていてAMD製モデルの購入検討中の方は様子を見た方がよいだろう。Intel製あるいはNVIDIA製グラフィックボードについては発売から時間も経ちパーツの発売時期での評価は5.0だ。これらの状況を踏めると総合評価は10段階で8.0となる。ボーナス時期に向けて購入しやすい時期になったと考えている。ゲーミングノートPCについては評価は6だ。価格が上昇傾向にあるため評価はやや落ちている。

AMD製のグラフィックボードやCPUを搭載したモデルについてはやや評価は下がってしまう。明らかに価格設定が高く落ち着く気配が見られない。これらのモデルについての評価は10段階で5.0となる。NVIDIA製グラフィックボードやIntel製CPUと比べると評価はワンランク落ちてしまう。特にコストパフォーマンスに優れるIntel第12世代Core iシリーズの登場は致命的だったと言える。セールでの割引次第では候補に入れてもよいかもしれない。

ASK税があるからグラボの発売時期で買いのタイミングが変わる!

askzei4gamer出典:(4Gamer.net, 2015)

新しいグラフィックボードが発売された直後はゲーミングPCの購入を待った方がよいことが多い。その要因として、グラフィックボードの価格が市場価格よりも上がってしまう傾向にあるからだ。アスク税と呼ばれるコストが上乗せされているため欧米市場の販売価格よりも割高となる。発売直後はその影響が大きい。上記4gamerのイラストが端的に表してくれている。

グラフィックボード販売における各項目の解説

  1. 商品の原価(FOBコスト/AIBコスト)
  2. これは生産するのにかかるコストだ。

  3. メーカーの利益
  4. グラフィックボードを生産するメーカーの利益となる。

  5. 代理店の利益
  6. 販売代理店の出荷による利益などだ。

  7. 販売ショップの利益
  8. 説明不要だろう。

アスク税について詳しく解説する前にグラフィックボード販売に関わるコストや関係者の利益について説明をする。コスト1~3を足して、更に利益が出るように設定した価格が販売価格になる。本来はこれで終わりだが、実は3にはもう一つの代理店が存在している。これが「アスク」という企業で、アスクからショップに出荷される場合はアスクの利益を加味しなくてはならない。この時の価格が凄まじく、結果的に販売価格が高騰してしまうのだ。

こうして聞くとアスク=悪の結社のように聞こえるかもしれない。しかし、実際はショップの赤字リスクを軽減するために、初動のご祝儀価格で値下げ後の価格差を補填しているようだ。さらに、在庫処分などはアスクが赤字価格で仕入れ、ショップに卸すことでショップ側は安価で販売することが可能になる。ある意味市場を独占しているが、初期と後期を平均すればちょうどよく収まっているようである。このアスク税を避けるのは簡単だ。発売直後の高値で買わなければ良いだけだ。

新しいグラフィックボード発売直後は旧型ゲーミングPCが狙い目!?

上記のアスク税があるためグラフィックボードの発売当初はご祝儀当初として新グラフィックボード搭載モデルのゲーミングPCの価格は割高となることが多い。例えば、GTX 1080は今でこそ7万円台前半から中盤で推移しているが、発売当初は10万円近い価格だった。ゲーミングPCも今よりもおよそ1万円から2万円高く設定される。そういう意味で、やはり発売後1ヶ月は買い時ではないと言える。

しかし、一方で新しいグラフィックボード搭載モデルが登場すると、既存モデルの大幅な値下げあるいはキャンペーンが期待できる。2018年9月にRTX 20番台の登場が期待される。そうなるとGTX 1000番台搭載のゲーミングPCは割引されるだろう。全体的に1万円以上の値下げは期待できるのではないだろうか。ただし、最近の傾向として新モデルを1万円高くして、既存モデルの価格は据え置きということも多い。これらはショップによって異なるだろう。

そういう意味ではあえて旧型モデルを購入するというのも選択として悪くない。例えば、現在GTX 900番台よりも前のグラフィックボードあるいは同時代のCPU搭載のゲーミングPCを使用しているならGTX10番台に買い換えても性能アップを期待できる。それでも覚えておいてほしいのは、基本的には新しいモデルを購入する方が良いことが多いということだ。ゲーミングPCに関連するパーツ特にグラフィックボードは世代ごとの性能アップには目を見張るものがある。多少高くても新モデルを購入するメリットが多いと言える。

当サイトとしては、今後出る新しいタイトルをプレイする予定がないのであればあえて10シリーズを購入するのも選択肢の一つだと思う。一方、現在でも負荷の高いタイトルをプレイしているあるいは将来性を重視で選択したいという方にはRTX20シリーズ搭載モデルを選択する方が得策だろう。割高だから購入するべきではないということは言えないということだ!ぜひ慎重に検討して欲しい。

参考外部サイト

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