当記事では、ゲーミングPCの買い時について解説している。ユーザーの中には意外とゲーミングPCを購入すべきタイミングで悩んでいる方が多いようだ。最近のゲーミングPC市場の動向を踏まえて詳しく見ていこう。春休みの時期が近づいて改めて購入を考えている方もいらっしゃるかもしれない。いくつかの評価項目を元に2023年05月がベストな購入タイミングなのかどうかを判断している。
同時に、ゲーミングPC購入のタイミングを図る方法についても解説している。これからゲーミングPCの購入を検討している方はぜひ参考にして欲しい。一度読めばいつがベストなのか自身で判断できるようになるだろう。なお、ゲーミングPCの買い時について完璧なタイミングを図ることは難しいことは理解しておこう。
どんどん新しいグラフィックボードやCPUが発売されるからだ。また、BTOメーカーのモデルも価格が日々変動する。ある程度納得できる状況であれば購入しても後悔はしないだろう。状況を理解して選択するのが賢明だと言える。当サイトが運営するTwitter(@gamingpcsjp)でも常時お得な情報を提供しているのでフォローしていただけると幸いだ。
・NVIDIA, GeForce RTX 4060 Tiの発売予定(2023年05月下旬)
・NVIDIA, GeForce RTX 4070の発売(2023年04月13日)
・AMD, Ryzen 7 7800X3Dの発売(2023年04月06日)
・AMD, Ryzen 9 7950X3D/7900X3Dの発売(2023年03月03日)
・AMD, Ryzen 7000シリーズ(無印モデル)の発売(2023年01月14日)
・NVIDIA, GeForce RTX 4070 Tiの発売(2023年01月05日)
・Intel, 第13世代CPU(無印モデル)の発売(2023年01月04日)
・AMD, Radeon RX 7900シリーズ発売(2022年12月13日)
・Intel, 第13世代CPUの発売(2022年10月20日)
当ページの目次
手っ取り早く買い時かを解説!急いでいる方向け!
グラボ型番 | 買い時評価 | CPU型番 | 買い時評価 |
---|---|---|---|
RTX 4090 | △ | Core i9-13900K | ◎ |
RTX 4080 | ○ | Core i9-13900 | △ |
RTX 4070 Ti | ◎ | Core i7-13700K | ◯ |
RTX 4070 | ◎ | Core i7-13700 | ☆ |
RTX 3090 Ti | △ | Core i5-13600K | ◯ |
RTX 3080 | ○ | Core i5-13400 | ☆ |
RTX 3070 Ti | ○ | Core i3-13100 | △ |
RTX 3070 | ◎ | Ryzen 9 7950X | △ |
RTX 3060 Ti | ☆ | Ryzen 9 7900X | △ |
RTX 3060 | ☆ | Ryzen 9 7900 | ○ |
RTX 3050 | ◎ | Ryzen 7 7700X | △ |
GTX 1660S | △ | Ryzen 7 7700 | ○ |
GTX 1650 | ◎ | Ryzen 5 7600X | △ |
RX 7900 XTX | △ | Ryzen 5 7600 | ○ |
RX 7900 XT | △ | Ryzen 7 5800X3D | ○ |
RX 6800 XT | △ | Ryzen 7 5700X | ☆ |
RX 6750 XT | △ | Ryzen 5 5600X | ☆ |
RX 6650 XT | △ | Ryzen 5 5600 | ○ |
RX 6500 XT | ○ | Ryzen 5 5500 | ○ |
RX 6400 | ○ | Ryzen 5 4500 | ◎ |
今イチオシのグラフィックボードは、RTX 3060 TiやRTX 3060だ。各BTOメーカーから多くの搭載モデルがリリースされていて価格競争が起きている。コストパフォーマンスの高いモデルが多い。当サイトのゲーミングPCおすすめランキングでもこれらのグラフィックボードを搭載したモデルが中心だ。Ada Lovelace世代ならRTX 4070搭載モデルはまだ購入しやすい。一方で、AMD製のRadeon 7000/Radeon 6000シリーズは価格が高めでおすすめしづらい。高性能なRadeon RX 7900シリーズが発売となったが搭載モデルの価格が高く、現時点ではそれほど評価は上がっていない。なお、ゲーミングPCではなく単体のグラフィックボードとして見ればコスパは高めだ。
CPUについては次世代モデルであるIntel第13世代CPUが登場している。すでに旧世代のモデルと価格が変わらず購入してしまってもよい。人気があるのは倍率ロックモデルであるCore i7-13700やCore i5-13400だ。旧世代のCPUと比べて大幅にパフォーマンスが引き上げられ、高いパフォーマンスを発揮する。電力制限を解除すればかなり高い性能を引き出せる。RTX 4070 Ti以上のモデルを選択するならCPUのボトルネックを避けるためにCore i7-13700以上を選択しよう。
AMD製CPUについては、旧世代のRyzen 7 5700XやRyzen 5 5600Xが狙い目だと言える。驚くほど安いモデルが販売されていることがある。第5世代のRyzen 7000シリーズが発売されて一気に価格が下がっているように思える。各BTOメーカーでも搭載モデルの価格が引き下げられている。コストパフォーマンス重視なら積極的に狙うべきだ。エントリークラスのRyzen 5 4500も人気がある。税込10万円以下のゲーミングPCを探している方は必見だ。
ゲーミングノートPCについては全体的に価格が上昇傾向にある。ドスパラ・G-tune・パソコン工房など国内BTOメーカーのモデルは価格が高めだ。ASUSのセール対象モデルを中心に見ていくのがよいのではないかと思う。ゲーミングノートPCおすすめランキングを参考にして欲しい。なお、Ada Lovelace世代のRTX 40シリーズの発売を控えているためそれらを待つのも一つの手だ。
ゲーミングPCの買い時を徹底調査【2023年05月】
ゲーミングPCの買い時を判断する上で重要なのは、①BTOメーカーのセール&キャンペーンの時期・内容そして②新しいグラフィックボードやCPUの発売時期の二つだ。
これらの2つのポイントさえ押さえておけば必然と購入のタイミングがわかるというわけだ。当サイトではそれぞれの項目について5段階で評価をしている。二つ合わせて8以上なら十分購入してよいタイミングだと言える。
BTOメーカーのセール&キャンペーン時期で評価
時期 | お得度 | セール内容 |
---|---|---|
1月 | 5/5 | 新春初売り、決算売り尽くし(ドスパラ)、ゲーミング福袋 |
2月 | 2/5 | プレミアムウィンター、決算セール(TSUKUMO) |
3月 | 5/5 | 決算売り尽くし |
4月 | 5/5 | 新生活応援、半期決算(パソコン工房) |
5月 | 5/5 | ゴールデンウィーク |
6月 | 5/5 | 夏のボーナス |
7月 | 5/5 | 夏休み、決算セール(ドスパラ) |
8月 | 5/5 | お盆セール、スペシャルサマー |
9月 | 3/5 | 半期決算セール(パソコン工房) |
10月 | 3/5 | オータムセール |
11月 | 2/5 | 秋の大感謝祭 |
12月 | 5/5 | 冬のボーナスセール、クリスマスセール、年末セール |
2023年05月は年間を通してセールやキャンペーンが盛り上がってくる時期だ。すでにゴールデンウィークセールを実施している店舗もあり評価は5段階で5となる。AMD製のグラフィックボードとCPUについては4としておく。今の時期に購入を考えている方はドスパラ・フロンティア・G-Tune・パソコン工房などの主要BTOメーカーについては必ずセール情報を確認しておこう。特にフロンティアの週間セールは時期に関わらずお買い得感がある。
新しいCPU/グラフィックボードの発売時期で評価
新しいグラフィックボード/CPUの発売時期の前後は買いと待ちのタイミングが交錯する難しい時期だと言える。これにはASK税というものが関係しているのだが、それは後述している。なお、CPUに関してはASK税はなくそれほど割高になることはない。通常新しいグラフィックボードが販売されてから1ヶ月以上経過すればグラフィックボード単体及びゲーミングPCの価格は安定するので、ゲーミングPCはいつ購入してもよいだろう。
新パーツ登場スケジュール
時期 | お得度 | 説明 |
---|---|---|
1月 | 5/5 | Intel第13世代無印モデル発売 Ryzen 7000シリーズ無印モデル発売 |
2月 | 4/5 | |
3月 | 5/5 | RTX 40 Series Mobile発売 Ryzen 9 7950X3D発売 Ryzen 9 7900X3D発売 |
4月 | 5/5 | RTX 4070発売 Ryzen 7 7800X3D発売 |
5月 | 5/5 | RTX 4060 Ti発売予定 RTX 4060発売予定 |
6月 | 5/5 | |
7月 | 5/5 | |
8月 | 5/5 | |
9月 | 4/5 | Ryzen 7000シリーズ発売(2022年) |
10月 | 4/5 | RTX 4090発売(2022年) Intel第13世代CPU発売(2022年) |
11月 | 4/5 | RTX 4080 16GB発売(2022年) |
12月 | 5/5 | Radeon RX 7000発売(2022年) |
旧世代のモデルについては5段階で5としておく。RTX 3080・RTX 3070 Ti・RTX 3070・RTX 3060 Ti・RTX 3060辺りの性能で十分なら今の時期に購入してもよいだろう。Intel第12世代のCore i7-12700やCore i5-12400、第4世代RyzenシリーズのRyzen 7 5700X・Ryzen 5 5600Xについては価格が抑えられていて選びやすさがある。Intel第13世代CPUの無印モデル(Core i7-13700 etc.)も価格が下がってきていて購入してしまってもよい。
Radeon製グラフィックボードについてはかなり難しい。Radeon RX 7000シリーズが登場となったものの、性能的にRadeon RX 6000シリーズとは異なり価格への影響がほとんどないからだ。もう少し価格が安くなってほしいのが本音だ。GeForce製グラフィックボードと比べると見劣りしてしまう。また、Intel製のグラフィックボードも価格が高めでコスパが高いとは言えない。
Radeon RX 6000シリーズの購入を考えている方は次世代モデルの発売を待つべきだ。当然新しいモデルが出れば旧世代のモデルが安くなる。そしてより高い性能を求めるなら最新モデルの方がおすすめだ。CPUのRyzen 7000シリーズも価格が高めでなかなか手を出しづらい。メモリやマザーボードなどの購入でプラットフォームコストが高いのが痛い。
ゲーミングノートPCについては評価3と評価する。ここに来てゲーミングノートPCの価格がやや上昇傾向にある。デスクトップパソコンの価格が下落傾向にあると思ったら今度はゲーミングノートPCの価格が高くなってきた。ドスパラの人気モデルも軒並み価格が高い。パソコン工房・G-Tune・ASUSのラインナップを見ても価格が高めであることがわかる。基本的にはセール情報を確認しておくとよいのではないかと思う。セールモデルの中では高いコストパフォーマンスを誇るモデルもある。すでに次世代モデルのGeForce RTX 40シリーズがリリースされてラインナップは増えて来ている。デスクトップパソコンと比べると性能に対してシビアになってしまうので、できる限り高性能なモデルを選択する方が満足度が上がる。
2023年05月はゲーミングPCを買い時か!?
セール時期 | 新パーツ登場時期 | 評価まとめ | |
---|---|---|---|
デスク(Intel第13世代CPU) | ☆(5/5) | ☆(5/5) | ☆(10/10) |
デスク(Intel第12世代CPU) | ☆(5/5) | ☆(5/5) | ☆(10/10) |
デスク(Ryzen 7000) | ◎(4/5) | △(2/5) | ○(6/10) |
デスク(Ryzen 5000) | ☆(5/5) | △(2/5) | ◎(7/10) |
デスク(Ada Lovelace世代) | ☆(5/5) | ◎(4/5) | ☆(9/10) |
デスク(Ampere世代) | ☆(5/5) | ☆(5/5) | ☆(10/10) |
デスク(Radeon 7000) | ◎(4/5) | △(2/5) | ○(6/10) |
デスク(Radeon 6000) | ◎(4/5) | △(2/5) | ○(6/10) |
ゲーミングノート | ☆(5/5) | 〇(3/5) | ◎(8/10) |
新パーツ登場時期で考えると旧世代のIntel第12世代CPU/Ryzen 5000シリーズ、GeForce RTX 30シリーズあたりは買い時だ。最新のIntel第13世代CPUやAda Lovelance世代のグラフィックボードについてもかなり価格が抑えられている。Intel第12世代CPUからIntel第13世代CPUへの切り替えは順調だ。パーツだけで見れば買い時だと判断してもよいだろう。
AMD製CPUであるRyzen 5000シリーズは、次世代のRyzen 7000シリーズが登場したことで価格が下がってきている。Ryzen 7 5700XやRyzen 5 5600Xがおすすめだ。低価格のRyzen 5 4500も強力なCPUと言える。Ryzen 7000シリーズはまだまだ高めだ。また、グラフィックボードのRadeon 6000シリーズについては発売から時間が経過しているもののGeForce RTX 30シリーズと比べると価格が高くおすすめしづらい。Radeon 7000シリーズが発売されたものの性能帯・価格帯が異なりRX 6000シリーズの価格への影響は小さそうだ。
ゲーミングノートPCについては評価は10段階で8となる。ゲーミングノートPC全体の価格が上昇傾向にある中でやや選びづらさがあるが、セール対象モデルの中にはコスパの高いモデルがある。セール対象モデルを中心に見ておくとお得に購入できるはずだ。特にASUSやドスパラが狙い目だと言える。なお、遅ればせながらモバイル向けの次世代モデルであるRTX 40シリーズの発売を控えているためより高い性能を求めるならそれを待つべきだろう。
ASK税があるからグラボの発売時期で買いのタイミングが変わる!
出典:(4Gamer.net, 2015)
新しいグラフィックボードが発売された直後はゲーミングPCの購入を待った方がよいことが多い。その要因として、グラフィックボードの価格が市場価格よりも上がってしまう傾向にあるからだ。アスク税と呼ばれるコストが上乗せされているため欧米市場の販売価格よりも割高となる。発売直後はその影響が大きい。上記4gamerのイラストが端的に表してくれている。
グラフィックボード販売における各項目の解説
- 商品の原価(FOBコスト/AIBコスト)
- メーカーの利益
- 代理店の利益
- 販売ショップの利益
これは生産するのにかかるコストだ。
グラフィックボードを生産するメーカーの利益となる。
販売代理店の出荷による利益などだ。
説明不要だろう。
アスク税について詳しく解説する前にグラフィックボード販売に関わるコストや関係者の利益について説明をする。コスト1~3を足して、更に利益が出るように設定した価格が販売価格になる。本来はこれで終わりだが、実は3にはもう一つの代理店が存在している。これが「アスク」という企業で、アスクからショップに出荷される場合はアスクの利益を加味しなくてはならない。この時の価格が凄まじく、結果的に販売価格が高騰してしまうのだ。
こうして聞くとアスク=悪の結社のように聞こえるかもしれない。しかし、実際はショップの赤字リスクを軽減するために、初動のご祝儀価格で値下げ後の価格差を補填しているようだ。さらに、在庫処分などはアスクが赤字価格で仕入れ、ショップに卸すことでショップ側は安価で販売することが可能になる。ある意味市場を独占しているが、初期と後期を平均すればちょうどよく収まっているようである。このアスク税を避けるのは簡単だ。発売直後の高値で買わなければ良いだけだ。
新しいグラフィックボード発売直後は旧型ゲーミングPCが狙い目!?
上記のアスク税があるためグラフィックボードの発売当初はご祝儀当初として新グラフィックボード搭載モデルのゲーミングPCの価格は割高となることが多い。例えば、GTX 1080は今でこそ7万円台前半から中盤で推移しているが、発売当初は10万円近い価格だった。ゲーミングPCも今よりもおよそ1万円から2万円高く設定される。そういう意味で、やはり発売後1ヶ月は買い時ではないと言える。
しかし、一方で新しいグラフィックボード搭載モデルが登場すると、既存モデルの大幅な値下げあるいはキャンペーンが期待できる。2018年9月にRTX 20番台の登場が期待される。そうなるとGTX 1000番台搭載のゲーミングPCは割引されるだろう。全体的に1万円以上の値下げは期待できるのではないだろうか。ただし、最近の傾向として新モデルを1万円高くして、既存モデルの価格は据え置きということも多い。これらはショップによって異なるだろう。
そういう意味ではあえて旧型モデルを購入するというのも選択として悪くない。例えば、現在GTX 900番台よりも前のグラフィックボードあるいは同時代のCPU搭載のゲーミングPCを使用しているならGTX10番台に買い換えても性能アップを期待できる。それでも覚えておいてほしいのは、基本的には新しいモデルを購入する方が良いことが多いということだ。ゲーミングPCに関連するパーツ特にグラフィックボードは世代ごとの性能アップには目を見張るものがある。多少高くても新モデルを購入するメリットが多いと言える。
当サイトとしては、今後出る新しいタイトルをプレイする予定がないのであればあえて10シリーズを購入するのも選択肢の一つだと思う。一方、現在でも負荷の高いタイトルをプレイしているあるいは将来性を重視で選択したいという方にはRTX20シリーズ搭載モデルを選択する方が得策だろう。割高だから購入するべきではないということは言えないということだ!ぜひ慎重に検討して欲しい。
参考外部サイト
- 「アスク税」とは何か ~ゲーマーのためのグラフィックスカード流通事情講座(4Gamer.net, 2015)
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冬のボーナスで買おうと思ってるのですが、年末と新春、どちらが購入するのがいいですか?
20万ほど予算組んでます。
年末のモデルを見てから判断するのがよいでしょう。年末に目ぼしいモデルがなければ年始まで待つのがベストです。ここ数年はドスパラとフロンティアの年始の特別モデルがお得です。年末年始もサイトを更新する予定ですので、そこで情報を参考にしていただければと思います。よろしくお願いいたします。
ありがとうございました~
ドスパラからクリエイター向けパソコンの新シリーズとして「4C」シリーズが発売されましたが、このシリーズのコストパフォーマンスについてどのような印象を持たれますか?
また、例えば以下のURL先のような構成( intel core i9-12900 + DDR4 32GB + RTX3060 )はこの記事で買い時とされている12世代intel CPUとRTX3060を合わせたものとなっていますが、こちらの製品のコスパは良いと思われますか?
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_prime.php?tg=4&tc=543&ft=&mc=11886&sn=0&st=1&vr=10&tb=2#tabContents
いろいろと聞いてしまい申し訳ありません。よろしくお願いいたします。
コメントありがとうございます。raytrek 4CHVは買い時とは言えないかもしれません。コストパフォーマンスは低いと言わざるを得ません。確かにCPUとGPUの組み合わせだけだと買い時と言えるのですが、新しいモデルの場合は割高になる傾向にあります。
できれば旧raytrekシリーズが販売終了となるまで待つ方が良いと思います。旧世代のraytrekシリーズであるraytrek MV(i7-12700×RTX 3060)の価格が164,980円です。当サイトの指標ではこのraytrek MVでも【6.3】です。
CPU・メモリ・SSDの差があってもさすがに+85,180円だと割に合わないです。カスタマイズに掛かる費用としてメモリが+16,000円、SSDが+6,000円です。CPUのアップグレードはできませんが、差額63,180円がケース代及びCPU代と考えることができますね。
新しいモデルということもあってデザインも良く魅力的であることは間違いありません。しかしながら、コスパ重視なら避けるべきでしょう。
・raytrek MV
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_prime.php?tg=4&mc=11618&sn=3532
参考になりましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
やはり割高感がありますかね…アドバイスいただいた通り今は様子を見ることとします。詳細な分析をありがとうございます。