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ドスパラが販売する「GALLERIA RM7R-R57 7700搭載」のレビューをまとめた。コストパフォーマンスの評価は9.3と高い。ミドルクラスのゲーミングPCの理想とも言える150,000円前後の価格設定が評価を底上げしている。クーポン利用で5,000円OFFになるのも嬉しいポイントだ。注意点として、現在GeForce RTX 5060搭載モデルの価格が下落傾向にあり、評価は揺れ動く可能性がある。競合製品との関係性に注意してほしい。

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GALLERIA_Desk_2025

長所
  • コストパフォーマンスが高い
  • 14万円台と選びやすい価格設定
  • 標準的なゲーム性能(フルHD)
短所
  • WQHDや4Kなどの高解像度が苦手
  • CPU性能はそこまで高いわけではない
こんな方におすすめ
  • 抑えた予算を組みたい方
  • コストパフォーマンスを重視する方
  • フルHDでゲームをプレイしたい方

GALLERIA RM7R-R57 7700搭載のスペック解説

GALLERIA RM7C-R46T

メーカー ドスパラ
ブランド名 GALLERIA
製品名 GALLERIA RM7R-R56 5700X搭載
価格 144,980円(+送料3,300円)
クーポン 5,000円OFF
CPU Ryzen 7 5700X(レビュー)
CPUクーラー 空冷
グラボ GeForce RTX 5060(レビュー)
メモリ DDR4-3200 16GB
ストレージ SSD 500GB NVMe Gen4
電源 650W 80PLUS BRONZE
マザーボード チップセットB550
おすすめ度 Sランク
評価 ・コスパ
9.3

・ショップ評価
9.9

・納期
最短翌日出荷

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GALLERIA RM7R-R56 5700X搭載のカスタマイズ評価

パーツ おすすめ度 詳細
OS 変更なし
オフィスソフト 変更なし
リカバリーメディア 変更なし
セキュリティソフト 変更なし
CPUファン 変更なし
CPUグリス 変更なし
電源 750W 電源 (80PLUS GOLD) +4,900円
メモリ 32GB (16GBx2) (DDR4-3200) +12,100円
SSD 1TB SSD (NVMe Gen4) +6,000円
パーティション分割 変更なし
ハードディスク/SSD 変更なし
ハードディスク(追加1) 変更なし
光学ドライブ 変更なし
ケース ガレリア専用 SKMケース (MicroATX)
スタンダード(ガンメタリック)Ver.2 クリアサイドパネル拡大版 +3,800円
フロントケースファン 変更なし
リアケースファン 14cm ケースファン(ARGBライティング対応) +1,600円
トップケースファン 14cm ケースファン(ARGBライティング対応) x2 追加 +3,300円
アクセサリ 変更なし
無線LAN Wi-Fi6+Bluetooth(R)5.2対応 無線LAN +8,000円
情報漏洩監視ソフト 変更なし
セーフティサービス 月額980円
延長保証 3年保証(通常1年+延長2年)+14,498円~

一般的なBTOパソコンで人気のカスタマイズについては黄色のマーカーで示している。GALLERIA RM7R-R56は実用性に関わるSSDがおすすめだ。性能にかかわる部分で重要性の高いカスタマイズ箇所はない。標準でストレージ容量は500GBとなる。正直余裕のある容量とは言えない。最近は200GBを超える容量のゲームも存在している。1TBあれば十分ではないかと思う。

デザインにかかわる部分は見た目を意識する方におすすめだ。ケースのクリアサイドパネル拡大版であるInsight View パネルへカスタマイズすると、ガラス部分が拡大されてLEDの光が映えるようになる。見た目や派手さを重視するなら変更しておきたい箇所だ。さらに、ARGBライティングに対応したLEDファンを採用すれば、ゲーミングPCらしい派手さを演出できる。

メモリと電源もおすすめ度はあまり高くないものの、変更を検討してもよい箇所だ。もっともRyzen 7 5700XとGeForce RTX 5060の組み合わせでは、メモリ16GBで十分ゲームに対応できる。32GBはゲーム以外の用途や、同時に複数のアプリやゲームを起動する場合に限る。電源も省電力性の高いGALLERIA RM7R-R56なら標準の650W 80PLUS BRONZEで問題ない。高い安定性やパーツ交換で性能を伸ばす可能性があるなら検討してもよいという程度だ。

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GALLERIA RM7R-R56 5700X搭載の特徴

選びやすいオーソドックスなモデル

GALLERIA RM7R-R56の特徴は抑えられた価格にある。150,000円前後の価格帯というのはゲーミングPCでも選ばれやすくそこの枠に収まっている点が評価できる。BTOメーカー側も多くのゲーマーがこれぐらいの予算を組んでゲーミングPCの購入を考えることを把握していて強力なラインナップが用意される傾向にある。

当然競合製品も多く、どれを選べばよいかわかりにくいなど初心者泣かせだ。その中でGALLERIA RM7R-R56は無難なミドルクラスとして注目したい。オーソドックスな構成を持ち、大きな弱点もなくおすすめしやすい。万人受けするケースデザインも魅力だろう。AMD製CPU搭載のGALLERIAランキング3位は伊達ではない。GALLERIA RM7R-R56は目立ったマイナス要素がなく、誰が選んでも後悔しにくいのが特徴だ。

GeForce RTX 50シリーズが登場したとき、ゲーミングPCの価格は徐々に高くなっていくと感じていた。それを払拭するかのように、前世代のGeForce RTX 40シリーズを下回る価格のモデルが増えている。世代が進んでも価格で勝負できることがこの価格帯に熾烈な競争を生み出した。競争が激しくなればGALLERIA RM7R-R56のように価格が下がるのでユーザーからすると朗報だ。

このまま価格を下がっていけば、もっとゲーミングPCが身近になるはずだ。ハイクラスやハイエンドクラスのような高性能なモデルは価格以外も重要だ。しかしながら、ミドルクラスでは価格が最重要だ。価格が抑えられていることが前提で性能や構成が評価される。GALLERIA RM7R-R56は理想的なミドルクラスのモデルに近い。初心者の方には適したモデルなので、これからゲーミングPCを探す方は基準にしてもよさそうだ。

標準的なゲーム性能でフルHD環境に適している

Apex Legends フォートナイト マイクラ モンハンワイルズ
Apex-Legends
・240fps


・144fps
fortnite
・240fps


・144fps
Minecraft
・影Mod


・通常
monsterwilds
・120fps


・60fps

GALLERIA RM7R-R56の性能は得手不得手がはっきりしている。フルHD環境であれば、プレイできないゲームはない。環境や設定を調節すればほとんどのゲームに対応できる。ミドルクラスのゲーミングPCが選ばれているのは予算の関係と同時に、必要十分な性能を持っていることも要因として挙げられるだろう。

フルHDの低設定~標準設定で、144fpsを上限に考えれば対応可能だ。高望みしなければ対人要素の強いゲームでも十分渡り合える性能と言える。また、最新のゲームや負荷が異常に高いゲームを避ければ、240fpsを実現できるものもある。Apex Legendsフォートナイトは、設定を下げれば190fps~220fps程度は期待できる。これを十分と捉えるか、不足と捉えるかでミドルクラスへの適性がわかる。

快適にプレイできれば画質はそれほど求めない。そういう方にこそ適したモデルだ。GALLERIA RM7R-R56は多くの最新ゲームの推奨環境は満たせる。カジュアルに楽しむことも、本格的にプレイすることもできる。ゲーマーがミドルクラスを選ぶ理由は、ミドルクラスで十分満足できるというのもあるだろう。

負荷の高い最新のゲームや環境が苦手だ。最新のゲームを高解像度・高画質でプレイしたり、高いフレームレートでプレイしたりするのには適していない。モンハンワイルズはフルHD環境なら問題ない。フレーム生成を利用してかつ高設定(ウルトラは厳しい)を基準にすれば60fps以上が現実的だ。

Ryzen 7 5700Xのゲーム性能は現行のミドルに届かない

ryzen75700x-gamescore202504

Ryzen 7 5700Xは、Ryzen 7というグレードだけで判断すると期待外れとなってしまうかもしれない。現行モデルから見ればすでに2世代前のモデルでそこまで高いゲーム適性を持っているわけではない。価格を抑えるためには、犠牲にしなければならないこともある。現行のRyzen 7 9700Xと比べると25%程度低く、Ryzen 7 770と比べても18%劣る。次世代の下位グレードのRyzen 5 7500Fにも届いていない。

それでもGeForce RTX 5060とのバランスは悪くなく十分ゲーム性能を引き出せる。将来的にGeForce RTX 5070などへのアップグレードを考えている場合はボトルネックの発生を押さえておく必要がある。また、ゲーム以外の用途も苦手な部類に入る。動画の編集やイラスト作成など、CPUの性能が重要な用途はゲームほどの対応力がない。ただ、多少の遅延が生じることはあっても、多くの方は許容範囲と言えるはずだ。プロ志向ではないので、本格的に取り組むには物足りなさがある。万能というわけではないことは理解しておきたい。

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同じドスパラ製品との比較

ブランド名 GALLERIA Magnate-G
イメージ GALLERIA RM7R-R56 Magnate-G MTW12th
製品名 GALLERIA RM7R-R56
5700X搭載
Lightning-G AV7XW
Ryzen7 5700X/RTX5060搭載
(発光非対応モデル)
ケース ミニタワー ミニタワー
価格 144,980円 124,980円
クーポン 5,000円OFF なし
送料 3,300円 3,300円
CPU AMD Ryzen 7 5700X
(8コア16スレッド)
AMD Ryzen 7 5700X
(8コア16スレッド)
CPUクーラー 空冷 空冷
GPU RTX 5060 RTX 5060
メモリ DDR4-3200 16GB DDR4-3200 16GB
SSD 500GB NVMe Gen4 500GB NVMe
電源 650W 80PLUS BRONZE 650W 80PLUS BRONZE
マザボ B550 A520
納期 翌日出荷 翌日出荷
保証(延長) 1年間(最長5年間) 1年間(最長5年間)
電話サポート 24時間365日 24時間365日
公式 公式 公式
レビュー 当ページ レビュー
チェックポイント!!

廉価ブランドTHIRDWAVE-Gシリーズの「Lightning-G AV7XW Ryzen7 5700X/RTX5060搭載 (発光非対応モデル)」と比較していく。同等の構成を持ちながら価格が20,000円も安い。GALLERIA RM7R-R56 5700X搭載はクーポンが発行されているのでそれを考慮しても15,000円安く購入できる。

両モデルでの大きな違いは搭載されているマザーボードにある。GALLERIA RM7R-R56 5700X搭載ではミドルクラスのB550が選択されていて拡張性は悪くない。メモリスロットも4つあって、ストレージのM.2スロットも一つ余っている。一方で、Lightning-G AV7XWで採用されているA520は廉価モデルで拡張性に制限がある。メモリスロットは2つで、ストレージ用のM.2スロットはあまっていない。また、オーバークロックにも非対応だ。コストを抑えた選択となっている。

あとはケースデザインにも違いがある。ゲーミングPCらしさはやはりGALLERIAにあるのではないかと思う。ゲーマーカラーの人気も高く中古市場でも売却しやすい。Lightning-G AV7XWは最近流行りの白色ケースを採用しているのが特徴だ。このモデルに関してはLED対応ケースファンを追加できない点は注意しよう。マザーボードの端子が足りないのだろう。総合力やブランドを重視するならGALLERIA RM7R-R56 5700X搭載がよく、価格を重視するならLightning-G AV7XWがよい。

似ているゲーミングPCとの比較

ブランド名 GALLERIA NEXTGEAR
イメージ GALLERIA RM7R-R56 NEXTGEAR JG-A7G60
製品名 GALLERIA RM7R-R56
5700X搭載
NEXTGEAR JG-A7G60
ケース ミドルタワー ミニタワー
価格 144,980円 149,800円
クーポン 5,000円OFF なし
送料 3,300円 無料
CPU AMD Ryzen 7 5700X AMD Ryzen 7 5700X
CPUクーラー 空冷 水冷(240mm)
GPU RTX 5060 RTX 5060
メモリ DDR4-3200 16GB DDR4-3200 16GB
SSD 500GB NVMe Gen4 1TB NVMe Gen4
電源 650W 80PLUS BRONZE 750W 80PLUS BRONZE
マザボ B550 B550
納期 翌日出荷 6営業日
保証(延長) 1年間(最長5年間) 3年間(延長なし)
電話サポート 24時間365日 24時間365日
公式 公式 公式
レビュー 当ページ 公式
チェックポイント!!

マウスコンピューターのNEXTGEAR JG-A7G7Tと比較していく。NEXTGEARはマウスコンピューターの廉価ブランドで、コストパフォーマンスの高さに定評がある。価格はGALLERIA RM7R-R56の方が安い。ただし、マウスコンピューターは送料がかからないので実質の価格差は1,520円だ。

NEXTGEAR JG-A7G7Tは価格を抑えながら、構成やサポートを充実させたモデルだ。SSD容量は1TB、電源容量は100W大きい。さらに、基本保証が3年間に設定されている。これをGALLERIA RM7R-R56に適用すると軽く16万円台に突入し、価格差は20,000円以上逆転されてしまう。

これら2製品を比較するなら、NEXTGEAR JG-A7G7Tが強力だ。ミドルクラスのゲーミングPCではトップクラスである。GALLERIA RM7R-R56の強みはキャンペーンによる値引きだ。7月31日まで5,000円引きクーポンが発行されているので、カスタマイズしなければ安価にミドルクラスを購入できる。構成に少しでもこだわるならNEXTGEAR JG-A7G7T、少しでも安く購入するならGALLERIA RM7R-R56がおすすめだ。

パソコンケースレビュー

正面

GALLERIA RMsyoumenドスパラの新ケースとなっている。デザインハウスが設計したケースだけあってデザイン性が高い。ミニタワーケースとなっているが、従来のミニタワーよりは一回り大きくなっていてミドルタワーの差が縮まっている。違うのは高さだけで奥行きと幅はミドルタワーと共通だ。

右サイド

GALLERIA RMright右サイドはシンプルで吸気口だけが設けられている。高さ分の吸気口があるのでエアフロー改善には効果的だ。ガンメタリックのケースが高級感を演出している。

左サイド

GALLERIA RMleft左サイドにも吸気口がある。また、一部クリアガラスパネルを採用していて中身が見えるようになっている。最近のモデルらしいデザインだと言える。

背面パネル

GALLERIA RMlefthaimen背面パネルについてはオーソドックスなものになっている。前面の両サイドから取り入れられた空気が上部及び後ろから排出してくれる。本体内部に熱がこもらないような工夫が見られる。140mmサイズの冷却ファンを搭載しているのも後押ししてくれる。

I/Oパネル

GALLERIA RMlefthaimeniopanel前面に斜めにI/Oパネルが配置されている。電源ボタン、USB 3.2 Gen1 Type-A x4、ヘッドフォン端子が設けられている。USBが4つもあるのは使い勝手が良い。

本体上部

GALLERIA RMlefthaimeniopaneljyobu本体上部にもメッシュ加工が施されていてここから熱を放出する仕組みだ。高性能なグラフィックボードやCPUを搭載していても発熱が問題とならない工夫がある。

本体内部

GALLERIA RMlefthaimeniopanelinside*GALLERIA RM5R-R36 5600X搭載ではないため一つの参考として欲しい
内部にはある程度の余裕がある。ガレリアブランドの場合ミニタワーケースでもサイズは大きめであることがわかる。

正面-LED

GALLERIA RM5C-G50-ledケースの枠組みにLEDが配置されている。オシャレな演出だ。このLEDについては専用のソフトウェアからコントロールすることができる。

管理人による総評

GALLERIA RM7C-R46T

ガレリアのAMD製搭載CPUランキング3位のイチオシモデルだ。GeForce RTX 5060搭載のミドルクラスモデルとなる。フルHD環境でのゲーム適性が高く、多くのゲーマーにおすすめしやすい。CPUには旧世代のRyzen 7 5700Xを搭載することで価格を抑えている。現行モデルと比べると性能は低いが、ミドルクラスのGeForce RTX 5060との組み合わせなら大きなボトルネックは発生しない。構成はメモリDDR4-3200 16GB・SSD 500GB NVMe Gen4だ。マザーボードのチップセットは高コスパなB550となる。拡張性・実用性の高いチップセットだ。総合力の高いゲーミングPCとして評価している。

価格 CPU グラボ
144,980円 Ryzen 7 5700X RTX5060
メモリ SSD チップセット
DDR4 16GB 500GB B550