サードウェーブ(ドスパラ)が販売している「THIRDWAVE AD-R7X55A-01W Ryzen7 5700X搭載」のレビューを行った。旧世代のCPUと現行のエントリーモデルのGPUを組み合わせたモデルとなる。50番台のモデルの性能の底上げが行われて新しいタイトルへの適性も向上している。GeForce RTX 3050 6GBからの買い替えでも性能差を体感できるほどだ。
コストパフォーマンスは8.9と優秀な評価だ。GeForce RTX 5050搭載モデルとしても業界でも最安値クラスとなっている。ドスパラの通販スタッフおすすめランキング第2位とモデルで注目度も高い。一方で、同じTHIRDWAVEシリーズの上位モデルとの価格差が小さくコストパフォーマンス的には見劣りしてしまう状況だ。できればここから10,000円程度は安くなってほしいところだ。
- こんな方におすすめ
-
- 予算を抑えて組みたい方
- コストパフォーマンスを重視する方
- 設定を下げることに抵抗のない方
THIRDWAVE AD-R7X55A-01W Ryzen7 5700X搭載のスペック

| メーカー | サードウェーブ(ドスパラ) |
|---|---|
| ブランド名 | THIRDWAVE |
| 製品名 | THIRDWAVE AD-R7X55A-01W Ryzen7 5700X搭載 |
| 価格 | 134,980円(+送料3,300円) |
| CPU | Ryzen 7 5700X |
| CPUクーラー | 空冷 |
| グラボ | GeForce RTX 5050 |
| メモリ | DDR4-3200 16GB |
| SSD | 500GB NVMe Gen4 |
| 電源 | 550W 80PLUS BRONZE |
| マザーボード | チップセットB550 |
| おすすめ度 | Sランク |
| 評価 | ・コスパ 8.9 ・ショップ評価 9.7 |
THIRDWAVE AD-R7X55A-01W Ryzen7 5700X搭載のカスタマイズ項目を評価
| OS | 変更なし |
|---|---|
| ケースファン | 12cm ARGBライティング対応ファンに変更 (変更箇所:フロントx2, トップx2, リアx1) +5,000円 |
| LEDカラー変更 | 変更なし |
| CPUファン | (空冷式) PCCOOLER K6-WH ホワイト (ARGBライティング対応) +4,900円 |
| CPUグリス | 変更なし |
| 電源 | 750W 電源 (80PLUS GOLD) +8,000円 |
| メモリ | 32GB (16GBx2) (DDR4-3200) +53,000円 |
| SSD | 1TB SSD (NVMe Gen4) +18,000円 |
| パーティション分割 | 変更なし |
| ハードディスク/SSD | 変更なし |
| 無線LAN | Wi-Fi6+Bluetooth(R)5.2対応 無線LAN +8,000円 |
| セーフティサービス | 月額980円 |
| 延長保証 | 3年保証(通常1年+延長2年)+15,998円~ |
ケースファン・CPUファン・SSDのカスタマイズを検討しよう。デザインに関するカスタマイズは費用的にもおすすめしやすい。ケースファンやCPUファンをARGBライティング対応のものに変更すればデザイン性が大きく向上する。クリアサイドパネルから漏れ出る光で派手さを演出できる。いずれもケースの特性を活かしたカスタマイズだ。ケースファン(+5,000円)だけでも印象は大きく変わる。
パーツ価格高騰の影響は大きいものの、SSDの増量を考えたい。500GBの容量ではすぐに不足するはずだ。負荷の軽いゲームでも200GBを超えるものは数多くある。オンラインゲームはアップデートで徐々に容量が大きくなるため、複数のゲームをプレイするなら1TB以上の容量はあった方がよい。また、動画の保存をすると100GBは軽く埋まる。ゲームのスーパープレイやリプレイ動画を保存していると500GBは一瞬だ。
1TBの容量があればかなり軽減できる。ストレージは何をするにも使用されるため、妥協せずに容量アップしたい。外付けのストレージはゲームの保存などにはあまり適していない。動画を保存しないにしても、余裕のある容量があればインストールとアンインストールの手間がなくなる。利便性を向上させる意味でもおすすめだ。
本来はメモリも候補に挙げたいところだが、昨今のメモリ価格高騰の影響もありカスタマイズ価格が跳ね上がっていておすすめしづらい。元々13,900円だったのがおよそ4倍の53,000円となっている。THIRDWAVE AD-R7X55A-01W Ryzen7 5700X搭載の性能的にメモリのカスタマイズはしなくてもよい。価格が安ければゲームのプレイ環境の幅が広がり、汎用性が高まるのでカスタマイズを推奨していただろう。価格が20,000円を超えるなら、メリットよりもデメリットが大きくなる。
セーフティーサービスや延長保証は好みで決めてしまってよい。将来の出費を抑えたいなら検討する価値がある。セーフティサービスは物理破損や水没などもカバーできる手厚い保証だ。持ち運ぶ機会がないデスクトップパソコンだと優先度は下げてよいように思う。
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THIRDWAVE AD-R7X55A-01W Ryzen7 5700X搭載の特徴
RTX 5050搭載モデルとして割安な一台
| THIRDWAVE | LEVELθ | |
|---|---|---|
| イメージ | ![]() |
![]() |
| 製品名 | THIRDWAVE AD-R7X55A-01W Ryzen7 5700X搭載 |
LEVEL-M155-R57X-PKX |
| 価格 | 169,980円+送料3,300円 | 194,800円+送料2,200円 |
| CPU | Ryzen 7 5700X (8コア16スレッド) |
Ryzen 7 5700X (8コア16スレッド) |
| CPUクーラー | 空冷 | 空冷 |
| GPU | RTX 5050 | RTX 5050 |
| メモリ | DDR4-3200 16GB | DDR4-3200 16GB |
| SSD | 500GB NVMe Gen4 | 500GB NVMe |
| 電源 | 550W BRONZE | 650W BRONZE |
| マザーボード | B550 | B550 |
| 納期 | 翌日 | 10営業日 |
| 公式 | 公式 | 公式 |
他社BTOメーカーのモデルと比べればTHIRDWAVE AD-R7X55A-01Wの相対的な立ち位置がわかりやすい。パソコン工房の廉価ブランドであるLEVELΘの同性能帯モデルをピックアップした。驚くべきことにほとんど同等のモデルながら、THIRDWAVE AD-R7X55A-01Wの方が24,820円も安く購入できる。ドスパラの製品は、他のメーカーよりも一足早く価格を調整する傾向にあり、パーツ価格高騰で上がっていた価格が引き下げられた。
少しするとLEVEL-M155-R57X-PKXも後を追う形で値下げされるのは自然な流れだ。ドスパラがBTO業界のリーダー的な存在だといえるだろう。カスタマイズ費用を比較してみよう。THIRDWAVE AD-R7X55A-01Wの場合メモリ32GBが53,000円で、SSD 1TBが18,000円だ。対して、LEVEL-M155-R57X-PKXはメモリ32GBが39,000円で、SSDが16,000円と少しだけ安く設定されている。それでも24,820円の価格差を埋められるほどではない。ブランド力や納期などを考慮してもTHIRDWAVE AD-R7X55A-01Wがおすすめだ。
同じドスパラ内に強力なライバルが存在している
| 製品名(公式) | イメージ | レビュー | 価格 | CPU | GPU | メモリ | SSD | 電源 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| THIRDWAVE AD-R7X56B-01W | ![]() |
レビュー | 169,980 | 7 5700X | RTX5060Ti 8GB | 16GB | 500GB | 650W(B) |
| THIRDWAVE AD-R7X56A-01W | ![]() |
レビュー | 164,980 | 7 5700X | RTX5060 | 16GB | 500GB | 650W(B) |
| THIRDWAVE AD-R7X55A-01W | ![]() |
当ページ | 159,980 | 7 5700X | RTX5050 | 16GB | 500GB | 550W(B) |
| THIRDWAVE AD-R7X35A-01W | ![]() |
– | 154,980 | 7 5700X | RTX3050 6GB | 16GB | 500GB | 550W(B) |
THIRDWAVEシリーズは絶妙な価格設定がなされていて選ぶ際に悩んでしまうことになる。今だと一つ上のGeForce RTX 5060搭載モデルが+5,000円で、GeForce RTX 5060 Ti 8GB搭載モデルが+10,000円と上位モデルの方がお買い得だ。この価格差だと上位モデルを選ぶ方が満足度が高くなりそうだ。他社メーカーだとGeForce RTX 5060搭載モデルとGeForce RTX 5060 Ti 8GB搭載モデルで10,000円程度の価格差がある。
ドスパラの場合、GeForce RTX 5050→GeForce RTX 5060 Tiで価格が7%弱高くなるものの、性能は44%もアップする。明らかにGeForce RTX 5060 Ti 8GB搭載モデルが優勢だ。参考までに単体のグラフィックボード価格で比較するとGeForce RTX 5050が45,800円~、GeForce RTX 5060が57,980円~、GeForce RTX 5060 Ti 8GBが73,980円~となっている。搭載モデルでも単体価格でもGeForce RTX 5050が割高になっているように思う。
ゲーム性能は最低限より余裕がある
| モンハンワイルズ | Apex Legends | フォートナイト | マイクラ |
|---|---|---|---|
![]() ・120fps ・60fps |
![]() ・144fps ・60fps |
![]() ・144fps ・60fps |
![]() ・影Mod ・通常 |
THIRDWAVE AD-R7X55A-01Wはエントリーモデルながら、性能は最低限のロークラスよりも高い。さすが現行の50番台といったところだろう。GeForce RTX 4060に近い性能を持ちミドルクラスと言えるほど高くはないものの、もはや最低限の性能ではない。設定を調節すれば、多くのゲームを快適にプレイできる。価格を抑えただけのモデルではないため、低価格帯のモデルの中でも比較的扱いやすい。
「モンスタハンターワイルズ」のような負荷の高いゲームでもフレーム生成を利用すれば60fpsを安定させることができる。プリセット中程度なら余裕を持って実現可能だ。100fps以上の安定はむずかしくても、ストレスなくゲームをプレイするには十分な環境を用意できる。
対人要素の強い「Apex Legends」や「フォートナイト」でも、60fps以上の安定が目指せる。最低にまで設定を下げれば144fpsも不可能ではない。CPUにRyzen 5 4500ではなくRyzen 7 5700Xを搭載していることのメリットだ。144fps以上を安定させるのは難しく、おおむね100fps以上と考えておきたい。60fpsと比べれば劇的な変化を体感できる数値だ。本格的に対人ゲームをプレイできるのは、THIRDWAVE AD-R7X55A-01Wがエントリークラスと言える所以だ。
世界的に人気の「マインクラフト」も余裕を持って対応できる。ただし、開発の進んだマルチサーバーでは負荷を感じる場面も多い。とくに経験値タワーなど、一箇所にモブが集まるような場所では負荷を感じやすい。それらを除けば影Modを導入しても比較的安定する。マイクラをメインに考えている方にもTHIRDWAVE AD-R7X55A-01Wはおすすめだ。
性能が突き抜けて高いわけではないものの、既存のゲームには幅広く対応できる。初めてゲーミングPCを購入する際、価格を意識して性能の低いモデルを選んでしまいがちだ。THIRDWAVE AD-R7X55A-01Wより安価なモデルはあっても、満足度も下がってしまうだろう。せっかくゲーミングPCを購入しても、満足にプレイできないゲームが多いと意味がない。そういった意味では初心者にこそおすすめしたいモデルだ。ゲームによっては本格的な環境も構築できる。PCゲームを楽しむためには相応の性能が求められる。まずはTHIRDWAVE AD-R7X55A-01Wから検討してみてほしい。
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THIRDWAVE AD-R7X55A-01W Ryzen7 5700X搭載の各種ベンチマーク
THIRDWAVE AD-R7X55A-01W Ryzen7 5700X搭載と同等の構成を持つベンチマーク検証機AMDソケットAM4でパフォーマンスを計測した。メモリは32GBなど構成に違いはあるものの、CPUとグラフィックボードは共通だ。ある程度参考になるのではないかと考えている。
フォートナイト


フォートナイトでは設定次第で高リフレッシュレートを目指せる。グラフィックボードよりもCPU性能の差が現れやすいタイトルだ。Ryzen 5 4500搭載モデルと比べるとフレームレートの伸びは大きい。
FF14


WQHD環境でも問題なくプレイが可能だ。フルHDなら100fps以上でのゲームプレイも現実的だ。GeForce RTX 3050 6GB搭載モデルと比べると80%以上も処理性能が向上していることがわかる。
モンハンワイルズ


Cinebench 2024


マルチコアは735ptで、シングルコアは92ptだ。Ryzen 5 7500Fよりもマルチコアが8%低く、シングルコアも13%低くなっている。Core Ultra 5 225と比べてもパフォーマンス差は大きい。
消費電力(FF14プレイ時)


FF14プレイ時のシステム消費電力は233Wとやや高めだ。Ryzen 7 5700Xの消費電力が高いのが要因だ。2世代前のモデルなので仕方がないだろう。
THIRDWAVE AD-R7X55A-01W Ryzen7 5700X搭載のPCケースレビュー
「Lightning-G AT5W 5 4500×RTX 3050 6GB」でのケースレビューのため詳細は異なる点はご了承いただきたい。Lightning-Gシリーズは、これまでのドスパラにはないゲーミングPCらしいケースを採用している。それこそ、Lightningシリーズと比べれば、圧倒的にケースデザインは優れている。LEDファンの搭載数からしても、派手さは他のメーカー製品よりもリードしていると言える。
一方で、デザインに関しては、多くのメーカーが展開しているコストパフォーマンス重視のモデルと大差がない。むしろ、後追いと言えてしまうほど酷似している。ドスパラの中で見れば珍しい形状のケースでも、ゲーミングPCとしては一般的なケースデザインだ。個性的なケースのはずが、よく見かけるゲーミングPCらしいケースになっている。ここまでくれば没個性なデザインだ。登場があと1年早ければ全く違った印象を受けていただろう。
正面

シンプルなデザインだ。本体下部にTHIRDWAVEのロゴが刻印されている。THIRDWAVEはドスパラの運営企業だ。

PS5と比較すると幅は広い。

奥行きも一回り大きいといえる。
背面

背面はオーソドックスなタイプだ。電源ユニットは下部に配置されている。
I/Oパネル

I/Oパネルは本体上部にある。左から電源ボタン・USB 3.2 Gen1・マイク入力/ヘッドフォン出力共用端子・USB 3.2 Gen1・リセットボタン・ストレージアクセスランプだ。前面にはType-Cポートはない。
左側面

左側面がクリアガラスパネルを採用している。後ろのネジを2つ取ればすぐに空けることができる。ARGBファンがないとややシンプルすぎるかもしれない。
底面

底面にもメッシュフィルターがある。メンテナンス性が高い。
右側面

右側面はシンプルだ。前方部に吸気口が設けられている。
右側面内部

ケーブルがしっかりとまとめられている。掃除も行いやすくメンテナンス性は高い。

右下には電源ユニットが収められている。

左下部分にはドライブベイが用意されている。
本体上部

本体上部にはメッシュフィルターがあり埃の侵入を防いでくれる。マグネット式で脱着も容易だ。
上面ファン

上面に2基のファンを搭載している。カスタマイズで水冷クーラーを選択するとここがラジエーターに代わる。
背面ファン

背面ファンは1基だ。
前面ファン

前面には2基のファンが搭載されている。
グラフィックボード

グラフィックボードはASUS製の「ASUS Dual GeForce RTX™ 3050 6GB GDDR6」だった。2基のファンを搭載していて冷却性能も期待できる。
付属品

付属品はキーボード・マウス・電源ケーブルだ。初めてのデバイスならこれで十分かもしれない。
管理人による総評
Ryzen 7 5700X×GeForce RTX 5050搭載のエントリーモデルのゲーミングPCだ。従来モデルのGeForce RTX 4060に近づきフルHD環境でのゲームプレイに適している。価格も落ち着き購入しやすくなっている。比較対象モデルと合わせて確認しておこう。特に今は同じドスパラの上位モデルの方が割安だ。GeForce RTX 5050搭載モデルは立場的に苦しい状況にある。
| 価格 | CPU | グラボ |
|---|---|---|
| 159,980円 | Ryzen 7 5700X | RTX5050 |
| メモリ | SSD | チップセット |
| DDR5 16GB | 500GB | B550 |
テスト環境

| モデル | ベンチマーク検証機AMDソケットAM4 |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 5700X etc. |
| GPU | GeForce RTX 5050 etc. |
| メモリ | DDR4-3200 32GB |
| ストレージ | SSD 1TB Gen4 NVMe |
| マザーボード | ROG STRIX X670E-A GAMING WIFI |
| 電源 | 玄人志向 1200W PLATINUM KRPW-PA1200W/92+ |
















