HPが販売する「Victus 15L(AMD)コンベンショナルモデル」のレビューを行った。Ryzen 5 5500×GeForce RTX 3050 6GB搭載のエントリークラスの一台だ。89,800円かつ送料無料で購入できる低価格帯のモデルとなる。中古ゲーミングPCでも実現が難しい価格設定のように思える。ゲーム性能が高いわけではないが、基本無料のタイトルなら対応しやすい。ケースデザインが控えめなのはやや見劣りしてしまうかもしれない。それらを受け入れられるなら選択肢に入れてもよいだろう。
*正式な製品名:Victus by HP 15L Gaming Desktop TG02-0000jp コンベンショナルモデル
2025年3月14日(金)13:00~2025年4月7日(月)12:59までの期間限定で新生活大祭り第2弾を実施中だ。割引額も大きくぜひともチェックしておきたいセールだといえる。
Victus 15L(AMD)コンベンショナルのスペック解説
メーカー | HP |
---|---|
ブランド名 | Victus 15L |
製品名 | Victus by HP 15L Gaming Desktop TG02-0000jp コンベンショナルモデル |
価格 | 140,800円/定価 89,800円/セール時 |
CPU | Ryzen 5 5500(レビュー) |
グラボ | GeForce RTX 3050 6GB(レビュー) |
メモリ | DDR4-3200 16GB |
ストレージ | SSD 512GB NVMe |
電源 | 500W 80PLUS BRONZE |
マザーボード | チップセットB550 (Wi-Fi・Bluetooth対応) |
おすすめ度 | Sランク |
評価 | ・コスパ 10.0 ・ショップ評価 8.5 ・納期 1週間程度 |
HPの高コスパブランドVictusのAMD製CPU搭載モデルだ。定価140,800円のモデルが51,000円OFFの89,800円で販売されている。HPでは常に価格の二重表記が行われていて定価で販売された形跡がない。定価は参考程度に留めておこう。CPUにはRyzen 5 5500を、GPUにはGeForce RTX 3050 6GBを搭載している。この組み合わせで89,800円は素晴らしい。
メモリDDR4-3200 16GB・SSD 512GB NVNeという構成だ。電源ユニットは500W BRONZEだ。マザーボードのチップセットはB550となる。Wi-Fi/Bluetooth対応は評価できる。おすすめ度はSランクだ。コスパ指標は最高評価となる10.0だ。低価格と標準的な構成の組み合わせが評価にしっかり反映されている形だ。予算を抑えたい方にとって、これほど心強いモデルはないだろう。
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Victus 15L(AMD)コンベンショナルのカスタマイズ
- CPU -
- CPUグリス –
- メモリ –
- SSD –
- 電源 –
構成や性能に関わる箇所のカスタマイズに対応していない。保証などで選択肢があるぐらいだ。これはVictus 15Lシリーズに限らず、HP製品すべてに当てはまる。低価格を武器にしたモデルということもあって、仮にカスタマイズに対応していても、おすすめすることはなかったように思う。
カスタマイズできないことはマイナスに作用しやすいが、Victus 15L コンベンショナルモデルに関してはマイナスにはならない。低価格を活かした標準構成で選ぶべきモデルのがもっともお得だ一般的にカスタマイズはコストパフォーマンスを低下させる要因になる。
各タイトルの対応表
Apex Legends | フォートナイト | マイクラ | モンハンワイルズ |
---|---|---|---|
![]() ・240Hz ・144Hz |
![]() ・240Hz ・144Hz |
![]() ・影Mod ・通常 |
![]() ・144fps ・60fps |
対応表は必要なスペックや環境から評価した個人的な見解であることをご了承いただきたい。
Ryzen 5 5500とGeForce RTX 3050 6GBを搭載したロークラスのゲーミングPCだ。性能は最低限と言える程度のもので、快適なゲームプレイは限られたタイトルでしか実現できない。対応力よりも選びやすさを重視したモデルであることをしっかり理解しておきたい。国内人気の高いApex Legendsは60fpsの安定を目指したい。高リフレッシュレートでのゲームプレイには適しておらず、どれだけ設定を下げても100fpsに到達できるか微妙なところだ。また、負荷の低い場面と高い場面とではフレームレートの落差が大きい。高望みせず60fpsでプレイできると考えておく方がよい。
バトロワ系で人気を集めるフォートナイトも、Apex Legendsと同様に60fpsを目指すのがよい。フォートナイトは設定で負荷が大きく異なるため、144fps近くに到達することもある。プレイするモードで負荷も変わるので断言しにくい。基本的に60fpsで安定すると考える方が無難だろう。今も多くのプレイヤーに愛されているMinecraftは、ある程度快適にプレイできる。要求されるスペックが控えめであるため、現行のロークラスでも十分対応可能だ。ただし、影Modのような負荷が高くなるModを導入すると設定を見直す必要が出てくる。バニラ状態でのゲームプレイを想定している方におすすめだ。
2025年2月末に登場したモンハンワイルズは、要求スペックが下がった状態でもプレイすること自体苦しい。控えめな性能では最新のゲームへの対応力が低い。場面によっては30fps程度にまで落ち込むこともあるので、辛うじてプレイできるという認識がよさそうだ。モンハンワイルズをプレイするためにVictus 15L コンベンショナルモデルを選択するのはよくない。
Victus 15L(AMD)コンベンショナルのゲーミング性能
ゲーミングPCは、グラフィックボードやCPUなどのPCパーツの集合体だ。ゲームをプレイする上で重要なグラフィックボードとCPUについて細かく見ていく。
初心者の方がスペックを見て性能をイメージすることは難しいはずだ。グラフと数値で全体を見ることで、一つずつのパーツの性能や特性が理解しやすいと考えている。
Ryzen 5 5500(CPU)
CPUにはRyzen 5 5500を採用している。Zen 3アーキテクチャを採用した高コスパモデルだ。BTOパソコンではZen 2のRyzen 5 4500の方が一般的でRyzen 5 5500が搭載されたモデルは希少といえる。Ryzen 5 4500よりも4%弱ゲーム性能が高い。L3キャッシュ容量が倍の16GBとなったことでゲーム適正が向上している。タイトルによってはグラフ以上の差が出ることがある。上位モデルであるRyzen 5 5600になるとさらにL3キャッシュ容量が増え性能差が大きくなる。あくまでもエントリーモデルとして考えるとよい。
GeForce RTX 3050 6GB(GPU)
グラフィックボードはAmpere世代のエントリーモデルであるGeForce RTX 3050 6GBだ。ゲーム性能は最低限でGeForce GTX 1650 SUPERやGeForce GTX 1060 6GBと同等だ。現行モデルの中でもっとも性能が低い。VRAM 8GBのGeForce RTX 3050との性能差は25%以上と別物だと考えておこう。フルHD環境での設定を下げる必要がある。レイトレーシング・DLSSをサポートしているものの適正があるわけではなくおまけ程度だ。
CPUとGPUのバランス考察
Ryzen 5 5500とGeForce RTX 3050 6GBのバランスは優秀だ。GeForce RTX 3050 6GBの性能は控えめで、CPUがボトルネックになることはほとんどない。そのため、組み合わせられるCPUは現行のゲーミングPCに採用されるものすべてと言える。もっとも、高性能なCPUを搭載したからといって、グラフィックボードの性能が延びるわけではない。GeForce RTX 3050 6GBの性能を引き出すだけならRyzen 5 4500でも十分なロースペックだからだ。バランスを考えると、性能はほどほどでいい。Ryzen 5やCore i5で十分バランスが取れるので、ゲームだけを考えるなら性能の高さではなく選びやすさが重要だ。低コストのCPUでも性能を引き出せることから、高性能なCPUでは逆にアンバランスになる。Ryzen 5 4500やRyzen 5 5500くらいがちょうどいい。
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Victus 15L(AMD)コンベンショナルの特徴
ゲーミングPC最安値クラスのモデル
Victus 15L コンベンショナルモデルは、89,800円という驚異的な価格を実現したモデルだ。8万円台のゲーミングPCは過去に存在していたのだろうか。グラフィックボードを搭載した一般向けモデルなら、数年前まで8万円台で存在していたのを覚えている。ロークラスといえど、本格的なゲーミングPCでこの価格はすばらしい。
低価格のモデルは当然価格を抑えるために犠牲となっている部分がある。例えば、旧世代のCPU・GPU搭載で性能が低めなことやケースデザインが普通過ぎることなどだ。基本的にゲーム性能は低く現行の最低限であることが多い。ところが、当該モデルではCPUにRyzen 5 4500ではなくRyzen 5 5500を搭載している。6コア12スレッドというスペックは同じだが、ゲームプレイにおいて重要なL3キャッシュ容量が多くゲーム性能は上だ。
最低限のひとつ上と考えてよい。この最低グレードで固めていないことがVictus 15L コンベンショナルモデルの特徴でもある。価格は安くても実用性は一定以上ある。初めてのゲーミングPCに適したエントリークラスだ。8万円台のモデルがまだ存在していた頃、低価格帯は10万円以下のモデルを表していた。いつしか、値上げで8万円台のモデルがなくなり、99,980円のようなギリギリ100,000円以下のモデルが少しあるぐらいで希少性が増している。
今では10万円前後のモデルが低価格帯のモデルとして取り扱われている。時代に合わせて基準が変わるのは仕方ない。予算を抑えたモデルの選択肢は年々減少し、気軽にゲーミングPCを選べなくなってきたように思う。その暗い流れを断ち切るように、Victus 15L コンベンショナルモデルは登場した。圧倒的な低価格で常識を打ち壊すモデルの誕生だ。いつの時代も、こういった寵児とも呼べるモデルの登場が市場を盛り上げてきた。他メーカーが追随できないことは承知している。
あの頃はよかったと思える時代に戻ったかのようなモデルの登場は、他メーカーにも刺激となるのではないか。Victus 15L コンベンショナルモデルはセールモデルだ。通常モデルでの展開はむずかしくても、セール・キャンペーンで対抗できるモデルが生まれるのではないかと期待している。強力なゲーミングPCは、ただそこにあるだけで競合製品を登場させるものだ。昔のように10万円を下回るモデルがもっと登場すれば、PCゲームも盛り上がるはずだ。
最低限の性能は人を選ぶ
当該モデルには大きな弱点はない。価格やコストパフォーマンスでは圧倒的な存在感を示しており、突き抜けた強みを有している。強いて弱みを挙げるとすれば控えめな性能だ。価格相応というのが正しいかわからないが、現行最低限に近いCPUとグラフィックボードの組み合わせだ。比較的軽めのゲームへの対応力はよくても、最新のゲームでは推奨環境を満たせないものも多い。
モンハンワイルズやパルワールドなど話題となるゲームをプレイするには心もとない。エントリークラスと言えば聞こえはいいが、実際にこの性能で満足できる方は少ないのではないだろうか。Victus 15L コンベンショナルモデルは価格がすべてのモデルだ。性能的に快適にプレイできるゲームはかなり限定される。少し古めの基本無料のゲームであれば許容できるが、海外の最新ゲームは厳しい。特に、ソロRPGは要求スペックの高い傾向にある。
そういったジャンルのゲームをプレイするには適していない。基本無料のゲームは遊びやすいように要求スペックが控えめになっているものが多い。Victus 15L コンベンショナルモデルは基本無料のゲームを楽しむなら概ね快適だ。それでもApex Legendsやフォートナイトのように、高リフレッシュレートでのゲームプレイが有利になるゲームもある。対人系のゲームでは余裕のある性能が求められる。
性能で有利不利に直結する傾向のあるゲームも苦手だ。本格的なゲームプレイではなく、ライトに楽しむなら悪くない。Victus 15L コンベンショナルモデルはエントリークラスのモデルであることを理解しておこう。PCゲームを体験する意味ではよい選択肢と言える。もっと深くゲームを楽しみたいとなった時に、少し物足りなさを感じることだろう。ロークラスのゲーミングPCは、その性能をよく理解しておかなければならない。
エントリークラスでありながら、それなりの知識が求められるという点において、ちぐはぐな部分も見受けられる。Victus 15L コンベンショナルモデルは、予算を抑えるためだけに選択してはいけない。控えめな性能であることを理解し、プレイしたいゲームに対応できるかを確認する必要がある。高望みせず、60fpsを上限に考える方におすすめのモデルだ。
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同じHPの同価格帯のモデルと比較
ブランド名 | Victus | Victus |
---|---|---|
イメージ | ![]() |
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製品名 | Victus 15L(AMD) コンベンショナル |
Victus 15L(インテル) スタンダードモデル |
ケース | ミニタワー | ミニタワー |
価格 | 89,800円 |
99,800円 |
送料 | 無料 | 無料 |
CPU | Ryzen 5 5500 (6コア12スレッド) |
Core i5-14400F (10コア16スレッド) |
CPUクーラー | 空冷 | 空冷 |
CPUグリス | 標準グリス | 標準グリス |
GPU | RTX 3050 6GB | RTX 3050 6GB |
メモリ | DDR4-3200 16GB | DDR4-3200 16GB |
SSD | 512GB NVMe | 512GB NVMe |
電源 | 500W BRONZE | 500W BRONZE |
マザーボード | B550 | H670 |
Wi-Fi・Bluetooth | 〇 | 〇 |
納期 | 1週間 | 1週間後 |
保証 (延長) |
1年間 (最長3年間) |
1年間 (最長3年間) |
電話サポート | Café de OMEN 平日9:00-21:00 土9:00-17:00 |
Café de OMEN 平日9:00-21:00 土9:00-17:00 |
公式 | 公式 | 公式 |
レビュー | 当ページ | レビュー |
同じHPで同価格帯のモデルである「Victus 15L(インテル) スタンダードモデル」と簡単に比較していく。価格差は10,000円でVictus 15L(インテル) スタンダードモデルの方が高くなっている。両モデルの違いはCPUとそれに伴うマザーボードのチップセットだ。性能的にはCore i5-14400Fの方が上だ。1万円という価格差が絶妙だ。+10,000円ぐらいならCore i5-14400F搭載モデルを選択するのもよい。10コア16スレッドとスペックが高くゲーム性能・マルチコア性能も大幅に引き上げられる。この辺りは完全に好みだ。予算で決めてしまってよい。
競合モデルとの比較
ブランド名 | Victus | LEVELΘ |
---|---|---|
イメージ | ![]() |
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製品名 | Victus 15L(AMD) コンベンショナル |
LEVEL-M1P5-R45-LAX |
ケース | ミニタワー | ミニタワー |
価格 | 89,800円 | 99,800円 |
送料 | 無料 | 2,200円(会員無料) |
CPU | Ryzen 5 5500 (6コア12スレッド) |
Ryzen 5 4500 (6コア12スレッド) |
CPUクーラー | 空冷 | 空冷 |
CPUグリス | 標準グリス | 標準グリス |
GPU | RTX 3050 6GB | RTX 4060 |
メモリ | DDR4-3200 16GB | DDR4-3200 16GB |
SSD | 512GB NVMe | 500GB NVMe |
電源 | 500W BRONZE | 650W BRONZE |
マザーボード | B550 | B550 |
Wi-Fi・Bluetooth | 〇 | × |
納期 | 1週間 | 2-3週間後 |
保証 (延長) |
1年間 (最長3年間) |
1年間 (最長4年間) |
電話サポート | Café de OMEN 平日9:00-21:00 土9:00-17:00 |
24時間365日 |
公式 | 公式 | 公式 |
レビュー | 当ページ | レビュー |
比較対象はパソコン工房のLEVEL-M1P5-R45-LAXだ。性能はVictus 15L コンベンショナルモデルの方が高く、価格は1万円も安い。人を選ぶモデルながら、10万円以下では最強クラスのゲーミングPCであることが確認できる。より優れたモデルがあったとしても、価格帯は上になる。最安値クラスのゲーミングPCであるVictus 15L コンベンショナルモデルに、価格で勝負できるモデルは存在しない。
10万円を下回るモデルでの1万円の差は大きい。双方ともに低価格を武器にするモデルだが、勝敗は決している。選べるうちはVictus 15L コンベンショナルモデルを強くおすすめしたい。なお、ショップの評価はパソコン工房の方が上だ。国内大手BTOメーカーの安心感がある。24時間365日の電話サポートは強力だ。また、ケースデザインについてもLEVELΘの方がよい。クリアガラスパネル採用でファンのLEDカラーを選べるのはメリットだ。
パソコンケースレビュー
概要
Victusのケースはコンパクトなミニタワーとなっている。定番の箱型ながら、角を丸くしていることで黒い箱という印象もない。ミニタワーというよりもスリム型に近い形状で、省スペース化に特化しているように感じる。マザーボードはメモリスロットが2つしかないMicroATXを採用している。拡張性よりもスタイルと省スペースを意識した形状だ。
比較的コンパクトなゲーミングPCのミニタワーよりも細身で小さい。Victusのサイズを見ると幅155mm×奥行き297mm×高さ337mmである。幅も然ることながら、奥行きが非常に小さく、高さも抑えられている。人気のフロンティアのミニタワーは幅190mm×奥行き356mm×高さ421mmだ。パソコン工房のLEVELミニタワーは幅190mm×奥行き410mm×高さ356mmとなる奥行きが小さくなると高さが出る。
高さを抑えると奥行きが伸びるというのがミニタワーの特性だ。省スペース性に優れたケースは、採用されているマザーボードや電源は特殊なサイズ、規格になるので交換が難しい。グラフィックボードの大きさにも制限がかかるため、パソコンのパーツを交換することはあまり想定されていないように感じる。
正面
正面からのシルエットは細身なケースというのがよくわかる。下部には「VICTUS」の印字が薄くされ、中央にはロゴが大きく陣取っている。このロゴはRGBに対応したLEDで、設定した色に発光する。シンプルでもゲーミングPCらしさのあるデザインだ。角ばっていないケースに角ばったロゴがマッチしている。角の丸いケースはあまり見たことはないが、ここまで印象が変わるとは思わなかった。パッと見ただけではスマートフォンのように見える。
I/Oパネル
正面右側にフロントI/Oパネルが集約されている。上から、電源、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート、USB3.2 Gen 1 × 2、USB 3.2 Gen2 × 2、USB3.2 Gen 1 Type-C × 1となっている。必要最低限と言ったところだろうか。ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポートなので、3.5mmなどのミニプラグで接続するヘッドセットなどは分配器が必要になる。USB接続ができるならそれほど困ることはない。今はUSBが主流となっているので、この構成であっても問題はなさそうだ。
左側面
左側には吸気用のエアホールがある。コンパクトなケースであるため、ケースファンがない。背面からの排気で負圧がかかり、このエアホールから吸気ということになる。サイズ的にもハイクラス以上のグラフィックボードには適していない。
右側面
右側面はVICTUSの印字があるだけのシンプルなものだ。角を丸くしているせいか、前面と右側面はケースと一体化しており取り外しはできない。この特性はコンパクトケースやスリム型に見られるものだ。やはり、ミニタワーというカテゴリにあるだけで、スリム型のパソコンとして見た方がいいのかもしれない。
管理人による総評

89,800円で販売されている高コスパゲーミングPCだ。今の時代8万円台で購入できるゲーミングPCは希少だ。しかもCPUはRyzen 5 5500だ。まずまずのゲーム適正を持ち安心して使用できる。構成はメモリ16GB・SSD 512GBと平均的だ。電源ユニットは500W BRONZEを搭載している。キャンペーンが終われば価格も上がるはずなので購入検討中の方は急いだ方がよいかもしれない。
価格 | CPU | グラボ |
---|---|---|
89,800円 | 5 5500 | RTX3050 6GB |
メモリ | SSD | チップセット |
DDR4 16GB | 512GB | B550 |