QuadroとGeForceの違いをまとめました! | Quadroはゲーミングには不向きなのか!?クリエイター向けグラフィックボード徹底検証!

quadro画像引用元:https://www.amazon.co.jp/

当記事では、QuadroとGeForceの違いについて解説していく。QuadroとGeForceは同じnVidia製のグラフィックボードではあるが両者にははっきりとした違いがあるのだ。「Quadroでゲームができるのか」、「GeForceでクリエイター向けアプリケーションを使用できるのか」などについて知りたい方向けのコンテンツになっている。

QuadroとGeForceの特性・違いを比較

ここでは両者の特性と違いを見ていこう。しっかりと差別化ができているので、選択で迷うことはないだろう。まず始めに、QuadroはGeForceの上位互換とも言えるということを伝えておく。しかし、用途によっては単純にそうとはいえないのがおもしろいところだ。それぞれ見ていくとしよう。

Quadroとは

quadro
Quadroは、主に3D CADなどのアプリケーション向けに作られているグラフィックボードだ。CADデザインや動画レンダリングに強みを発揮する。ゲームよりもCADなどの業務用と考えて問題はない。もちろん、ゲーム等であっても一部を除いてプレイ可能ではある。しかし、その場合かなり高価な部類のグラフィックボードを購入しなくてはならない。コストパフォーマンスを考えるとゲーミングで考えるべきではない。

Quadroの特徴としてはディープカラーと呼ばれるRGB各色10bitに対応しており、10億6433万色再現可能であることが挙げられる。画像編集などのグラフィックを取り扱う方にとって、10bit対応は必須だ。また、GeForceのようにグラフィックボードを販売するメーカーというものが無く、Quadro P4000と言えばそれ一つしかないのだ。GeForceのグラフィックボードのようにGTX1080がメーカーごとに数種類あるというようなことはない。

そのため、全世界共通の仕様となっており、悩むこともなく選択することができるというメリットがある。保証も手厚く3年間と長期間設定されているのは嬉しい。さらに、マルチディスプレイ等も独特で標準の設定でも4つのモニターを接続することが可能だ。グラフィック機能もOpenGLに特化しているのでゲーム用のDirectXと方向性が異なり、業務用として選択となる。マインクラフトのようにゲームの中にはOpenGLを採用しているものもあるが、通常はゲームに最適化されていないと考えるのが吉。

GeForceとは

gtx1070ti
GeForceは、ご存知のように主にゲーム用のグラフィックボードになっている。当サイトはゲーミングPCを紹介しているので、このGeForceがメインだ。Quadro搭載モデルについては紹介していない。GeForceは、Quadroとは違いCADなどの3Dアプリケーションには不向きで、起動はできるが最適化はされていない。3D CADなどでメインに使いたいならQuadroを選ぶべきだろう。

フルカラーに対応していて、標準となるRGB各色8bit 、約1677万色に対応している。また、Quadroと違い、各メーカーが設計などを行うため同じGTX1080であったとしても、性能や大きさなどが異なる。ただし、BTOパソコンの場合はそれほど選択肢が多くない。また、マルチディスプレイは標準で3画面にまで対応している。Quadroと違いDirectXにのみ特化している形となるので価格が安価になっている。安価でゲームをプレイしたいというのであればGeForce以外の選択肢はあり得ない。いくらQuadroが上位互換と言っても、ゲームをするのであればわざわざ高価なQuadroを選択する必要はないだろう。

P4000とGTX1070TIのスペックを比較

 P4000GTX1070Ti
単体価格約150,000円約70,000円
APIOpenGLDirectX
CUDAコア17922432
GPUメモリ8GB8GB
メモリインターフェース256256
メモリバンド幅最大243GB/sec最大256GB/sec
消費電力105W180W
比較対象としてそれぞれのグラフィックボードのハイエンドモデルであるP4000とGTX1070Tiをピックアップした。また、どちらも人気のあるグラフィックボードだと言える。まず大きな違いはすでに述べているQuadroはOpenGLに特化、GeForceはDirectXに特化している。使用したいアプリやプログラムがどちらのAPIを採用しているかどうかで最適化されているかを判断できる。

純粋な性能(CUDAコアやメモリバンド幅)だけを見るとGTX1070Tiがずば抜けていることがわかる。約15万円もするP4000でもGTX1050Tiクラスの性能しかない。つまりQuadroでゲームをプレイするとなると相当お金を掛けないとダメだということだ。倍以上のお金を掛けても全然性能が足りないので、ゲーム目的でQuadroを購入するのはナンセンスだとわかるだろう。P4000はあくまでも業務用でゲーム目的ではない。Quadroは3D CADのような特定のレンダリング作業において圧倒的なパフォーマンスを発揮する。この点ではGeForceは足元にも及ばない。

つまり、クリエイター向けの作業をメインに行うのであればQuadroを、ゲームをメインに行うのであればGeForceを選択するということで問題ない。Quadroでゲームもできるが価格も高く割に合わないし、GeForceで3D CAD作業を行うこともできるが最適だとは言えないと理解しておこう。

当記事のまとめ

簡単に言ってしまうとQuadroは業務用、GeForceはゲーム用という感じだろうか。もちろんQuadroでゲームをしたり、GeForceでレンダリング作業を行ったりは可能だ。しかし、適正の問題でコストパフォーマンスが最大化されるわけではい。

それぞれに適した用途が存在するので自分に合ったグラフィックボードを選択するべきだ。このサイトはゲーミングPCを取り扱うサイトなので、Quadro搭載モデルに関する情報は紹介していないということを最後のまとめとしておく。

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