出典:https://www.teamfortress.com/
Team Fortress 2におすすめのゲーミングPC&必要スペックを検証している。Team Fortress 2はTF2と称され、古くからあるカジュアルなFPSだ。様々な特性と個性を持つキャラクターが登場し、カジュアルでテンポのよい戦闘が魅力だ。シンプルなルールながら、キャラクターの個性で深いゲーム性を持っている。元祖にして完成されたタイトルは今でも楽しめるほど奥深い。
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Team Fortress 2の要求スペック検証
出典:https://www.teamfortress.com/
必要環境 | 推奨環境 | 徹底解剖推奨環境 | |
---|---|---|---|
OS | Windows 7 (32/64-bit)/ Vista/XP | Windows 7 (32/64-bit) | Windows 10 64bit |
CPU | 1.7 GHz Processor or better | Intel HD 3000以上 | Ryzen 5 4500以上 |
GPU | 非搭載 | GTX 1060 | GTX 1650以上 |
メモリ | 512 MB RAM | 1GB | 8GB以上 |
ストレージ空き容量 | 15GB | 15GB | 15GB |
Team Fortress 2は2007年に登場し、今なお続いているオンラインFPSだ。登場からすでに16年も経っていることからも要求スペックが低いことは容易に想像がつくだろう。誰にとっても遊びやすいタイトルだ。それこそ、ゲーミングPCである必要もなく動作だけであればCPU内臓のGPU機能だけである程度のプレイができる。やや厳し目な当サイト基準の推奨環境でも現行最安値クラスのモデルで十分なほどだ。
公式の最低環境を見ても、推奨環境にもGPUの指定はない。2007年と言えばゲーミングPCというものがまだ一般的なものではなく、グラフィックボード非搭載のモデルでも動作したゲームが多かった時代だ。その時代背景を考えれば、妥当な推奨スペックなのかもしれない。メモリ容量にも時代を感じる。今は16GB以上が要求されるゲームも当たり前にある中で、必要動作環境は512MB、推奨環境でも1GBだ。中古パソコンでもそんな容量のモデルを見かけることはない。
対人系のFPSなので高いリフレッシュレートを実現するメリットは大きいことは抑えておこう。144fpsや240fpsといった環境を目指す場合は、少しだけ性能に余裕を持っておこう。それでもミドルクラスもあればいいので、Team Fortress 2を快適にプレイすることは容易だ。Modで負荷が高まることはあるものの、要求スペックが跳ね上がるほどではない。ベースとなっている負荷が非常に軽く対応しやすい。
CPUに関してはCore i3でなく、Core 2 Duoでも対応できるほどで、どんなパソコンでもプレイすることが可能だ。スマートフォンの性能でもある程度快適にプレイできそうだ。そんなTeam Fortress 2に推奨モデルを選ぶメリットがあるのかと言われると難しいところだが、リフレッシュレートなどの環境を整えるぐらいは考えてもよさそうだ。負荷自体は軽くても、プレイ環境を整えることは重要だ。
少しの負荷がゲームで負けに繋がるようなことはないが、負荷を少しでも感じると大きなストレスとなりやすい。遊びやすいからこそ、優れた環境を構築しておきたい。144Hz環境であればGTX 1660 SUPER、240Hz環境であればRTX 3060もあれば到達できそうだ。CPUはバランスを考えてCore i5-13400Fがよい。Team Fortress 2以外にも対応しやすい性能を目指しておけば将来性も高くなる。
Team Fortress 2の推奨モデルの場合は最大でもミドルクラスだ。それ以上は確実にオーバースペックとなり、別のゲームをプレイするためだけの選択肢になる。遊びやすい要求スペックだからこそ、様々な視点を持つことは大事だ。それでも、まずはプレイしたいゲームとなるTeam Fortress 2を中心にモデルは選んでいきたい。
Team Fortress 2の概要&特徴
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シンプルかつ個性豊かなキャラクターが人気の秘訣
Team Fortress 2は実に16年もの長い間遊ばれている長寿なオンラインゲームだ。FPSというジャンルで言えば最も続いている単一ゲームではないだろうか。それほど古いにも関わらず、愛されるだけでなく面白いと思わせられるそのゲーム性は魅力的だ。Team Fortress 2によく似たゲームとして、トイ・ウォーズやオーバーウォッチがある。個性豊かで特徴的なキャラクターを操り、チームを勝利に導くチーム戦だ。
対人FPSと言っても真正面から撃ち合うようなものではなく、それぞれのゲーム目標を達成することが求められる。完全に攻め側と守り側に分かれる。現在のゲームで言えばオーバーウォッチ2が非常に近い。キャラクターの特性は少し違うが、ゲームの基本的なルールが非常によく似ている。まだTeam Fortress 2をプレイしていなくても、現在のゲームに繋がっている点があって直感的にわかりやすいかもしれない。
Team Fortress 2には大きく分けて5つのルールがある。1つ目はコントロールポイントだ。これは前線の陣地を占領していき、最終的に相手の陣地にまで押し込めれば勝ちとなる。最も実力が求められ、立ち回りだけでなく動き方や味方との連携が重要になるルールだ。
2つ目は防衛ルールだ。コントロールポイントに似ているが、攻めと守りに分かれて行う。一度奪われた陣地は取り返すことができない。時間までに守り切るか全て占領するかで決着する。非常に分かりやすく、クラスのバランスや立ち回りを考えることが求められる。
3つ目は旗取りだ。相手の陣地付近にあるターゲットを拾い、自陣に持ち帰ることでポイントを獲得する。このポイント数で勝負が決定するものだ。攻めるだけでは奪われ、守るだけでは奪えない。攻守のバランスが非常に重要となることから、連携が求められる。
4つ目はテリトリー占領だ。コントロールポイントがお互いに1つずつしかない占領戦だ。いかに守るかよりもいかに攻められるかが求められる。非常に激しい交戦となるので、自分のキャラクターの特性をどこまで活かすことができるかにかかっている。連携が重要になるものの、ある程度はプレイヤースキルで覆すことはできる。前線を維持することが勝利に秘訣だ。
最後にペイロードだ。これはオーバーウォッチにも採用されている人気のルールだ。線路上のカートを押し上げ、ゴールにたどり着けば攻め側の勝ち、ゴールさせなければ守り側の勝ちだ。攻めと守りがはっきりとしている。守り側はどこで抑えるのか、攻め側はそれをどうクリアしていくのか。その駆け引きもあり、あっさり決まることもあれば激しい攻防が続く楽しい展開もある。この5つのルールの存在がTeam Fortress 2の楽しさを深めている。
最強の武器が存在しない優れたゲームバランス
能力は上がるが、下がる箇所もあるといった形だ。これがゲーム性を深め、同じキャラクターでも全く違う立ち回りや役目を持つことになる。多少キャラクターの偏りがあっても、同じ動きをするわけではない。例えば、スカウトであればプライマリ・セカンダリ・近接武器の3つが標準武器となる。プライマリを攻撃力が下がる代わりに連射性に優れたものに変更したり、セカンダリをデバフ系の投擲武器に変更したりすることもできる。
アタッカーになるかサポートになるか、ハラッサーを目指すことだってできる。装備で特性は変わっても、圧倒的に強化されるようなことがない。欲しいものはいずれ無料で手に入れることができるのがほとんどだ。最強武器がないので、焦らず今ある武器で楽しめるのは大きい。この装備に関するゲームバランスは今なお修正が続いており、少し強いだけで下方修正されるほどだ。
新しく登場した装備との組み合わせで強くなり過ぎることもある。そういった際にはすぐに修正されるので安心だ。ゲームバランスが命とも言えるゲームなので、このあたりはかなり積極的に、そして大胆に変更されているように感じる。この徹底したゲームバランスの追求でプレイヤースキルが活かされやすい環境がある。
また、突出した装備がないので初心者でも戦いやすい場面を作り出せる。慣れていなくてもベテランプレイヤーと一緒に遊びやすい。慣れてくるとできることも増えてくる。そうなれば楽しさもより大きくなるはずだ。Team Fortress 2は遊びやすく、奥深いゲーム性を持っている。だからこそ16年もの長い間続いている。
Team Fortress 2におすすめのゲーミングPC
Lightning AH5(ドスパラ)
価格:82,980円(税込)
CPU:Ryzen 5 4500
GPU:GeForce GTX 1650
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:450W 80PLUS BRONZE
コスパ:7.9
Lightning AH5はゲームに対応できるパソコンの中で最も安価なモデルだ。Ryzen 5 4500×GTX 1650搭載で8万円台は素晴らしい。Team Fortress 2を快適にプレイできるだけの性能を有している。このクラスでも十分に快適と言える環境を構築できる。予算を抑えたい方にとっては非常に強力な存在だ。ただし、性能自体は低めで、新しい部類のゲームを含めて対応しにくいゲームも多くある。最新のゲームもプレイしたいのであればあまりおすすめはできない。
Lightning AT5(ドスパラ)
CPU:Ryzen 5 4500
GPU:GeForce GTX 1660 SUPER
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:550W 80PLUS BRONZE
コスパ:9.3
Lightning AT5は、上記のLightning AH5に比べてGPU性能が高くなっている。Team Fortress 2では144Hz以上のリフレッシュレートに対応しやすい。240Hz以上はやや厳しいと理解しておこう。GTX 1650よりも新しい部類のゲームに少し対応しやすいが、CPU性能自体が低くゲームを選ぶ。予算を10万円以下で探しているなら、Lightning AT5よりも優れたモデルは存在していない。予算に余裕があるならLightning AH5よりもおすすめだ。
Magnate MV 第13世代Core搭載(ドスパラ)
CPU:Core i5-13400F
GPU:GeForce RTX 3060
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:10.0
Magnate MVはTeam Fortress 2を240Hz環境でプレイできる性能を有している。Core i5-13400F×RTX 3060はミドルクラスの王道でTeam Fortress 2ならこれをアッパーに見てもいいぐらいだ。一般向けモデルとは言っても、その性能はゲーミングPCのミドルクラスに匹敵する。むしろ、ケースの見た目とチップセットが違うくらいで、中身はゲーミングPCと言ってもいい。本格的にPCゲームを始めるならMagnate MVはおすすめのモデルの一つである。
LEVEL-M76M-134-SAX(パソコン工房)
CPU:Core i5-13400
GPU:GeForce RTX 3060 Ti
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:700W 80PLUS BRONZE
コスパ:10.0
Team Fortress 2を240Hz以上の環境でプレイするのに適している。Team Fortress 2を240fpsで完璧に安定させる目的を持つならありだ。実際には、300fps以上の維持は容易なので、360Hzを目指す方向けにもなりそうだ。非常に高いゲーム性能は、最新のゲームにも対応できるほどだ。Team Fortress 2だけをプレイするための選択肢としてはオーバースペック気味である。様々なゲームをプレイすることも想定しているゲーマーにおすすめしたい。
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