出典:https://ark.wiki.gg/
当ページでは、ARK: Survival Evolvedの必要スペックと推奨PCを検証している。ページの最下部で「Ark推奨のおすすめゲーミングPC」をまとめているので参考にして欲しい。リリース直後は極端に負荷が高かったが、今は最適化である程度落ち着いてきた。それでもゲームを最大限に楽しむために余裕をもたせたい。
当ページの目次
Arkの必要・推奨環境まとめ
ARK: Survival Evolved必要環境
OS | Windows 7/8.1/10 64-bit |
---|---|
CPU | Intel Core i5-2400以上 |
GPU | NVIDIA GTX 670 2GB以上 |
メモリ | 8GB |
ARK: Survival Evolved推奨環境
- CPU Core i5-13400以上
- GPU GeForce RTX 3060以上
- メモリ 16GB
要求スペックが最低環境しか表記されていなかったことによる弊害は大きい。多くのゲーマーが公開されている最低環境を基準にスペックを見誤っていたように思う。基本的に最低環境は動作できる水準、推奨環境がある程度快適にプレイできる水準である。ARKも最低環境自体は妥当だと思うが、推奨環境が分からずどのぐらいの性能が必要かを判断することが難しい。
ゲームの性質上、負荷が一定とは言いにくい。サーバー内の建築物、プレイヤー人数そして何をしているかで負荷は変わってくる。また、当時としては圧倒的なグラフィックのよさが特徴で、最適化がある程度完了した今もその名残なのかグラフィック負荷は大きい。今リメイクとして作り直せば、今ほど高負荷にはならないのではないかと思えてしまう。
登場から6年も経つと、CPUやGPUの性能も大きく向上している。今ならミドルクラスの性能で登場時の負荷に耐えられるだろう。それくらいまで対応しやすいゲームになっている。しかしながら、少し古い性能を持つモデルだと60fpsでの安定は難しい。公式の最低環境はCore i5-2400とGTX 670だ。それを満たせないモデルの方が珍しくなっているはずだ。
ARK: Survival Evolvedを快適にプレイするのであれば、記載されている最低環境はあまり基準としない方がいい。当サイトの推奨環境は最低限見ておきたい。特にマルチプレイを想定しているのであれば、性能は高ければ高いほどいい。ただし、現行のハイエンドクラスでも240Hz環境に完璧に対応できるか疑問がある。最上位の環境を目指すときりがない。
不満を感じにくい程度を目指す意味でもミドルクラスを基準に考える方がいい。ARK: Survival Evolvedは設定が細かくできる。注意点として多少グラフィックのパフォーマンスを下げても、極端に快適性が下がってしまうことはない。もちろん、最低にまで下げてしまうとグラフィックのよいゲームという印象は失われる。
ARK: Survival Evolvedは太古の島のような雰囲気あってのゲームだ。それなりにグラフィックを高めてゲームとしての雰囲気も楽しんでほしいものだ。もっとも、慣れる頃には雰囲気よりも効率を重視し、グラフィックの設定は下げているかもしれない。何にしても、始めた時の印象というものはグラフィックに影響を受けやすい。対応力は高めておいた方がいいはずだ。
ARK: Survival Evolvedの概要
将来性の高いゲーム性に注目
ARK: Survival Evolvedが登場した時、誰もが理想のタイトルがリリースされたと期待したのではないだろうか。筆者もARK: Survival Evolvedを初めて見た時、その自由度の高さと雰囲気と難易度にとても興奮したのを覚えている。ARK: Survival Evolved登場以降は、それに続くかのように多くのサバイバル系のゲームが登場し、今となっては目新しい要素があるとは思えないかもしれない。
テイムというシステムで恐竜に乗り、島を探索したり冒険したりするのは唯一無二と言える。テイムするために掛かる時間が非常に膨大であることから、公式サーバーなどでプレイする場合は見張りを長時間しなくてはならなかった。今はそれが軽減されつつあり、サーバーの設定で数分程度のところもある。できることも増えて、探索や冒険というサバイバル系の醍醐味を十分に楽しむことができる。
唯一無二という点では、もう一つ排泄がある。一定時間経つと「ブリ」っという音と共に排泄物がドロップする。一応拾うことも、使用することもできる。妙にリアルなゲームである。サバイバル系の始祖と言うにはまだ新しく、人気に火を着けたというにはほどほどだった。主に要求スペックの高さが敬遠された要因だ。
それでも、ARK: Survival Evolvedは多くのプレイヤーに愛され、今も尚高い人気を得ているゲームだ。楽しみ方も様々で、ストーリーを追うような形や、要塞を構築するのも楽しい。始めたての頃は素手で木を殴り資材を集め、少し森に入ると蛇の存在に気付かぬまま襲われることが多々ある。それも中盤に差し掛かる頃には道具や装備で対応できるようになる。サバイバル系の王道とも言える流れがある。
野生動物との戦闘は派手なアクション要素はそれほどなく、特に序盤は単調な戦闘となる。この辺りは戦闘というよりも狩猟であることがよく分かる。中盤以降はやや派手な戦闘と言えなくもない。ARK: Survival Evolvedは太古の島に見えて、実は近未来的な要素も多くある。その謎に近づくことがストーリーを追うことになる。
ちなみに、登場時期は未定だが、ARK 2というタイトルの登場が決定している。現在のARKよりも更にグラフィックが進化している。システム等の変更はまだ未発表ながら、同じ系統の続編となる。ARK: Survival Evolvedにはバトロワ版のARK: The Survival of the Fittestがある。
ジャンルは違えど、派生ゲームが登場しているところに人気の高さが伺える。また、ARK: Survival Evolved登場以降、類似したゲームも多く登場してきた。Minecraftほどではないにしても、サバイバル系のゲームに大きな影響を与えたゲームと言える。
Mod次第では高負荷が掛かる可能性がある
ARK: Survival Evolvedを快適にプレイするというのは簡単だが、実際にはどの程度を快適と感じるかを判断するのは難しい。当然人によって感じ方が変わるからだ。具体的に言えば例えばRTX 3070やRTX 3070 Ti程度では240Hz環境の構築は難しい。場面や設定によっては100fpsの安定すら難しいこともある。ゲームの性質上、高リフレッシュレートを実現することは有用である。
しかしながら、実現するには相応のスペックが要求されるので注意する必要がある。まずは60fpsで完璧に安定する水準のモデルから選ぶとよいだろう。ARK: Survival Evolvedはラグが生じると致命傷になりかねない。戦闘中のラグは攻撃の当たり判定がおかしくなり、一方的に殴り続けられることになる。そうなれば探索・冒険・狩猟などの主要な遊び方に不満が生じやすく要求スペックギリギリのモデルはあまりおすすめできない。
基本的には当サイト基準の推奨環境を満たしつつ、自分の認める快適な環境に合ったモデルを選んでもらいたい。当サイトの基準では最低Core i5-13400、RTX 3060、メモリ16GBだ。多少の前後は許容できても、Mod等の影響を考えて少し余裕は持っておこう。高設定で楽しみたいのであれば、RTX 4000シリーズにまで手を伸ばす必要も出てくる。
他のゲームと異なり、まずは60fpsを基準にモデルをチェックし、予算と理想の環境に合わせて選ぶとよい。サーバーによっては対人要素もあり、それをメインに考えている場合は性能を少し高めに見ておきたい。対人要素ではリフレッシュレートが有利不利に少しだけ関わってくる。こちらもどの程度が快適に感じるラインかを見定めて判断してほしい。
当サイトの推奨環境は60fpsで安定することを基準としている。144Hzを目指すならCore i7とRTX 3070を見ておくべきだ。それ以上のリフレッシュレートやWQHD、4Kを目指せば必然的に要求スペックは跳ね上がる。さすがにRTX 4080のようなハイエンドクラスは必要ないと考えているが、予算に余裕があってこだわり抜きたいなら選択肢に入れてもよいのではないかと思う。
ゲームをどの程度楽しみたいのかで選択すべきモデルは変わってくる。ARK: Survival Evolvedの推奨モデルは本来非常に細かく、数の多いラインナップとなる。そうすると、どれを選べばいいのかわかりにくくなるため、推奨モデルはかなり厳選している。ある程度の基準を記載しているので、それに合わせて少し高めの性能を選べば、ピックアップしている推奨モデル以外から選択しても問題はない。
ARK: Survival Evolved推奨おすすめのゲーミングPC
Magnate MV(ドスパラ)
価格:139,980円(税込)
CPU:Core i5-13400F
GPU:GeForce RTX 4060
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:10.0
Magnate MVは、60fpsで快適と判断するなら理想的なモデルの一つだ。ゲーミングPCではないので、見た目はあまりよくない。そうは言ってもグラフィックボードを搭載していてゲームプレイに対応できる。ゲーム性能はミドルクラスで、多くのゲームを楽しめる。144Hzも目指せないわけではないが、安定は難しいので高くても75Hz環境くらいに留めたい。また、解像度を下げるなどすれば144Hz環境でも安定はさせられないことはないが、ゲームプレイに不満を感じやすくなるかもしれないので、基本的にフルHDでのゲームプレイをおすすめしたい。最低限の性能としてMagnate MVを選んでおけばある程度満足できるはずだ。
GALLERIA XA7R-R47 5700X搭載(ドスパラ)
CPU:Ryzen 7 5700X
GPU:GeForce RTX 4070
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 1TB NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:6.3
GALLERIA XA7R-R47 5700X搭載は価格と性能のバランスが素晴らしいゲーミングPCとなっている。144Hz環境やWQHD解像度でのゲームプレイを想定しているなら選びたい性能だ。最高設定での144Hzは少し厳しい。一定の安定を求めるとGPU性能だけでなくCPU性能も求められる。そのため、GALLERIA XA7R-R47に搭載されたRyzen 7 5700Xでは性能が物足りなく感じる場面があるかもしれない。20万円前後では最良の選択肢となるので、予算が税込20万円前後ならGALLERIA XA7R-R47を推奨したい。
LEVEL-M76M-137-TLX(パソコン工房)
CPU:Core i7-13700F
GPU:GeForce RTX 4070
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:700W 80PLUS BRONZE
コスパ:調査中
LEVEL-M76M-137-TLXは非常に高性能なRTX 4070を搭載しているゲーミングPCだ。144Hz環境やWQHDでも標準以上の設定で安定させやすい。設定次第では240Hz環境にも対応できる。気になるのはメモリ容量だ。ある程度の性能があるなら、メモリは32GB以上を推奨したい。この構成ではARK: Survival Evolvedに対して、少しネックとなる可能性がある。ここまで紹介してきたモデルの中では最も性能が高く、高設定・高リフレッシュレートの環境に対応しやすいのは間違いない。予算に余裕があるならチェックしておきたいモデルだ。
LEVEL-M76M-139-ULX(パソコン工房)
CPU:Core i9-13900
GPU:GeForce RTX 4070 Ti
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 1TB NVMe
電源:700W 80PLUS BRONZE
コスパ:調査中
ARK: Survival Evolvedを快適に240Hz環境でプレイするなら、このくらいあれば安心だ。最高設定での完璧な安定は難しいが、設定次第では240fpsでの安定に期待できる。相応に価格が高いモデルなので、予算に余裕がある場合にのみおすすめだ。多少無理してでも手を伸ばす価値はあるが、無理し過ぎるくらいなら一つ下のランクで妥協した方がいい。ARK: Survival Evolvedに限らず、ほぼ全てのゲームを快適にプレイできることは心強い。本格的なゲーマーには選んで欲しいモデルである。
その他あなたにおすすめの記事はこちら!
- おすすめゲーミングPCランキング【2023年】
- ゲーミングノートPCおすすめランキング【2023年】
- 当サイト紹介ゲーミングPC一覧表
おすすめのゲーミングPCランキングを紹介している。コストパフォーマンスの高いモデルに人気が集中している。
イチオシのゲーミングノートPCを紹介している。外出先でもゲームを楽しみたいという方はぜひ参考にしてほしい。
当サイトでレビューをしている全てのゲーミングPCを表でまとめている。一覧で見れば、ゲーミングPCの構成や相場感を把握できるはずだ。
あなたにぴったりのゲーミングPCを探す
ゲーミングPCの選び方 | ||
セール | 安い | ゲーム推奨 |
![]() | ![]() | ![]() |
ゲーミングPCの特徴を比較 | ||
価格 | BTOショップ | グラボ |
![]() | ![]() | ![]() |
ARKはDLC全て込みだと360GBもするので、絶対にSSDにカスタマイズをするか、外付けSSDは買っていきたい所だな。