当記事では、Euro Truck Simulator 2(ユーロトラックシミュレーター)におすすめのゲーミングPC&必要スペックを検証をしている。とにかく推奨モデルを知りたい方は「Euro Truck Simulator 2推奨ゲーミングPC」を参考にして欲しい。
当ページの目次
Euro Truck Simulator 2の必要&推奨環境
必要動作環境 | 推奨動作環境 | 徹底解剖推奨 | |
---|---|---|---|
OS | Windows 7 | Windows 7/8.1/10 64-bit | Windows 7/8.1/10 64-bit |
CPU | Dual core CPU 2.4 GHz | Quad core CPU 3.0 GHz | Ryzen 5 4500以上 |
GPU | GeForce GTS 450 Intel HD Graphics 4000 | GeForce GTX 760 | GTX 1650以上 |
メモリ | 4GB | 6GB | 8GB |
Euro Truck Simulator 2の推奨環境について
要求スペックは低め
Euro Truck Simulator 2は、2012年に登場したタイトルでその時から要求スペックが上がっていない。広大なフィールドを走り回ることになるが、基本的には道路以外の部分はオブジェクトもテクスチャも簡易的だ。グラフィックの負荷はそれほど大きくない。また、大きな建造物があっても遠くからは見えない。負荷に関してはかなり抑えられている。
現行のロークラスであってもある程度快適にプレイすることができる。ただし、要求スペックに関しては通常の環境であれば低いというだけで、プレイする環境によっては非常に高くなる。長く続いてるゲームにはDLCやワークショップのアイテムがある。これらの要素はゲーム性の向上や見た目の変化が多い。DLCの中にはマップを拡張するものもある。
マップの拡張自体は負荷に繋がることはないが、追加の要素や見た目の変化は負荷が掛かりやすい。追加するアイテムによっては当サイト基準の推奨環境程度が必要になることもある。Euro Truck Simulator 2を長くプレイするのであれば、性能に少し余裕を持たせておくことをおすすめする。10年以上も要求スペックに変化がないことから、大きく負荷が変わるような変更はない。
あるとすれば続編としてEuro Truck Simulator 3のような形で展開されるはずだ。そのことを考えると、CPUやGPUの性能は高くても恩恵を受けにくい。ミドルクラスあたりからプラスに体感することはなくなるはずだ。スペックの低いゲームだからこそ上限があると考えてもいい。
環境によって必要なスペックが大きく変わる
シミュレーター系のゲームは通常のゲームとは違った特殊な環境が用意されていることが多い。Euro Truck Simulator 2も例外ではなく、特殊な解像度でのゲームプレイがある。1枚のモニターに映像を描写するというのが一般的だ。Euro Truck Simulator 2のような操作系のシミュレーターでは2枚のモニター、あるいはワイドモニターに映像を描写することができる。これにより、よりリアルなトラックの中を再現できる。
ゲーム内の視点移動で横を見るのではなく、2枚目のモニターに常時サイド側を描写させることで、リアルの視点移動で横を見ることができるようになる。さらに、レース系ではポピュラーなハンドルコントローラーを用いることで、本格的なシミュレーターに姿を変える。こういった環境を構築すると要求スペックは高くなる。Core i5-13400、GTX 1660 SUPERくらいは見ておきたい。
再現していることは大掛かりでも、要求されるスペックはそれほど高くない。これが長く遊ばれている理由にもなっていそうだ。ゲーム自体の負荷はどうしたって低いが、シミュレーターとして環境を整えるとミドルクラス程度は必要になる。また、高リフレッシュレートでのゲームプレイを実現するには更に高い性能が必要となる。
通常のフルHD程度であればミドルクラスが上限になっても、環境次第ではハイクラス程度の性能でも無駄にならないくらいだ。ただ、特殊な解像度でのゲームプレイは一般的とは言いにくい。そのため、当サイト基準の推奨環境はフルHD+最高設定を基準に考えている。推奨モデルでは対応しやすい環境を記載しているのでチェックしておいてほしい。
いかに要求スペックが低くても、シミュレーター系のゲームは意外と性能を使うことがある。本格的に始めるならミドルクラス以上を選んでおく方が無難だ。別のゲームや別のシミュレーター系に興味を持つ可能性もあるので、Euro Truck Simulator 2用の推奨モデルは汎用性を重視した選択がいい。
Euro Truck Simulator 2向けおすすめのゲーミングPC
Lightning AH5 Ryzen5 4500搭載モデル(ドスパラ)
価格:84,980円(税込)
CPU:Ryzen 5 4500
GPU:GeForce GTX 1650
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:450W 80PLUS BRONZE
コスパ:7.4
Euro Truck Simulator 2を快適にプレイするためには最低限見ておきたい性能を有するモデル。ゲームに対応できるモデルとしては最も価格が安く、予算を抑えたい方にもおすすめだ。要求スペックの低いゲームを中心にプレイするならLightning AH5くらいの性能があれば安心だ。ただし、性能はそれほど高い訳ではないので、Euro Truck Simulator 2以外のゲームへの対応力はそこまで高くない。
Lightning AT5 Ryzen5 4500搭載モデル(ドスパラ)
CPU:Ryzen 5 4500
GPU:GeForce GTX 1660 SUPER
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:550W 80PLUS BRONZE
コスパ:8.1
Euro Truck Simulator 2を144Hz環境でプレイするなら候補に入れたいモデルだ。Lightning AH5と比べてGPUが強化されているので、ゲームに安定感が期待できる。CPU性能は低めだが、Euro Truck Simulator 2はCPU負荷が軽めなので十分対応できる。余裕を持ったゲームプレイを想定するなら、Lightning AT5は価格的にも選びやすくおすすめだ。Euro Truck Simulator 2以外のゲームにも対応しやすいので、PCゲームのためのエントリークラスとしても優秀だ。まずはこのモデルを基準に考えたい。
Magnate MV 第13世代Core搭載(ドスパラ)
CPU:Core i5-13400F
GPU:GeForce RTX 3060
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:650W 80PLUS BRONZE
コスパ:10.0
フルHDを超える解像度や、特殊な解像度でのゲームプレイを想定するならMagnate MVがおすすめだ。特殊な解像度に掛かる負荷はCore i5-13400FとRTX 3060で対応できる。フルHDなら240Hz環境にも対応できるのでEuro Truck Simulator 2を本格的にプレイするなら選びたいモデルだ。価格と性能のバランスがよく、誰に対してもおすすめできる。多くのゲームの推奨環境を満たしているので、幅広くゲームをプレイしたい方にもおすすめだ。
LEVEL-M76M-134-SAX(パソコン工房)
CPU:Core i5-13400
GPU:GeForce RTX 3060 Ti
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:700W 80PLUS BRONZE
コスパ:10.0
LEVEL-M76M-134-SAXは非常に性能の高いRTX 3060 Tiを搭載したモデルだ。特殊な解像度でEuro Truck Simulator 2をするなら、このくらいのモデルを上限に考えたい。価格は抑えられているが、しっかりした性能を有している。ほぼ全てのゲームを快適にプレイできるので、本格的なゲーマーにもおすすめだ。2枚を超えるモニターにゲームの映像を描写するなら必要となる。ただ、3枚や4枚となるとゲームの利便性は失われる可能性があるので注意したい。より本格的なゲームプレイを望むコアなゲーマー向けの環境に対応するなら選びたいモデルだ。
Euro Truck Simulator 2概要
単純で単調だからこそ楽しめる
Euro Truck Simulator 2は雇われのドライバーからスタートして独立した会社を大きくしていくゲームだ。シミュレーション要素はほとんどなく、会社も設立以降は特にすることはなくなる。そこからがEuro Truck Simulator 2の始まりと言っても過言ではない。依頼を受け、短距離~長距離の輸送をし続けるだけの単調なゲームだ。道路や道路の構造は代わり映えはなく、どこかで見た風景が延々続く。
DLCで追加された地域や要素は変化するものの、基本的には常に同じ状況である。これだけ聞くとあまり面白そうに思えないだろう。実際にプレイしてみても、おそらく感想は変わらないのではないかと考える。それほどまでに一直線で単調なシミュレーターだ。シミュレーション系やシミュレーター系は、独自の楽しみ方を持ってこそ楽しめるジャンルである。
会社を最大にまで大きくして、社員に高級なトラックを持たせるといったメインコンテンツ外の楽しみ方だ。中には優秀なドライバーにだけ社長賞として高級トラックをプレゼントするといった楽しみ方をしているプレイヤーもいる。ゲーム外のことにどれだけ楽しみを見出だせるか、妄想力と本筋にない要素に力を入れることで別の楽しみが出てくる。
もちろん、輸送を純粋に楽しむこともできる。毎日毎日純粋にEuro Truck Simulator 2を続けるのは稀だ。時々触りたくなって、時々長時間プレイするというようなプレイスタイルが多く見られる。音楽を掛けながらドライブのような感覚でプレイできるがEuro Truck Simulator 2の魅力だ。海外製のシミュレーターにある、誰得俺得と言えるゲームだ。
豊富なDLCで飽きが来ない工夫がある
Euro Truck Simulator 2はDLCを導入することで面白さが大きくなるというようなことは少ない。どちらかと言えば、飽きの来ないように要素を広げる形が多い。見た目を変化させたり、運ぶものを増やしたりするものだ。ヘリコプターやヨットを輸送する依頼が登場する「High Power Cargo Pack」はなかなかに人気だ。これまでなかった輸送任務を追加することで、新たな楽しみを追加することができる。
また、リアル世界ではあまり見かけないど派手なトラックをデザインすることもできるようになってくる。メインとなるのはマップを広げるDLCだ。Euro Truck Simulator 2はその名の通りヨーロッパを中心としたトラックシミュレーターだ。ドイツ、イギリスなどが主な輸送場所だ。「Going East!」では更に東側のチェコ・スロバキア、ハンガリーなどが追加される。
「Scandinavia」では北ドイツ、ポーランド。「Vive La France!」ではフランスが、「Italia」ではイタリアが追加される。このように、今なおマップを広げるDLCが展開されている。マップが広くなると長距離輸送の距離も伸びる。これまでになかった風景や建物も追加されて、ドライビングシミュレーターとしても楽しむことができるようになる。
DLCやワークショップのアイテムで楽しみ方は広がる。それだけに、ゲーム本体は2,500円程度でも、全て揃えると3万円を超えてしまうほど高価になる。全て追加するのではなく、自分に必要なDLCを追加していくことが長く健全に楽しめるコツになりそうだ。
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