当記事では、黒い砂漠推奨のゲーミングPC&必要スペックを紹介している。黒い砂漠は、アクション要素と爽快感で話題となっているMMORPGだ。対人要素が強く様々なシステムでゲーム性の高さを演出している。細部まで作りこまれていて今でも多くのファンがいる人気のタイトルだ。比較的要求スペックの高いタイトルのためゲーミングPC選びには注意したい。
当ページの目次
黒い砂漠の必要&推奨環境まとめ
必要環境
OS | Windows 10 |
CPU | Intel Core i3 |
メモリ | 4GB RAM |
GPU | GTS 250 / GeForce 9800 GTX |
HDD空き容量 | 37GB |
推奨環境
OS | Windows 10 |
CPU | Intel Core i5以上 |
メモリ | 8GB RAM |
GPU | GTX 970以上 |
HDD空き容量 | 空き容量37GB |
リマスター環境
OS | Windows7以上 |
CPU | Core i7-8700以上 |
メモリ | 16GB RAM |
GPU | GTX 1070以上 |
HDD空き容量 | 空き容量37GB |
ウルトラモード環境
OS | Windows 10 |
CPU | Core i7-8700K以上 |
メモリ | 32GB RAM |
GPU | GTX 1080 Ti以上 |
HDD空き容量 | 空き容量37GB |
GamingPCs検証推奨スペック
- CPU:Core i5-11400以上
- メモリ:16GB以上
- グラボ:RTX 3070以上
- HDD空き容量:40GB
基本無料系にしては珍しく、要求スペックの幅が非常に広いのが特徴だ。最高設定では現行最上位の性能が求められ、最低設定では3世代前のロークラスで対応できるほどである。対人要素の強い黒い砂漠では、ある程度快適にプレイできなければ不利になってしまう。求められるスペックは幅が広くても、ある程度の性能は準備しておきたい。
黒い砂漠向けおすすめのゲーミングPC
G-Tune TD-B(G-Tune)
価格:149,800円(税込)
CPU:Core i5-11400F
GPU:GeForce RTX 3060
メモリ:DDR4-3200 16GB
SSD:256GB NVMe対応
HDD:1TB
電源:700W BRONZE
黒い砂漠の推奨環境を満たせるモデルだ。旧世代のCPUを搭載したモデルということもあって価格が安くコストパフォーマンスが高い。標準的な性能でリマスター環境でのゲームプレイは少し厳しい。標準設定以上で快適にプレイできるので、まずはミドルクラスから検討したい。対人の場面でもフレームレートの低下は小さい。黒い砂漠のコンテンツをまんべんなく楽しむなら必要な性能だ。高リフレッシュレートでのゲームプレイも可能である。ただ、ゲームの性質上対人場面以外での恩恵はそこまで大きくない。最低設定でも場面によっては安定しないので、解像度を下げるなどの対策が必要である。高リフレッシュレートでの快適性維持にはゲーム内設定で足りないこともある点は留意しておきたい。
G-Tune TD-S(G-Tune)
CPU:Core i7-11700F
GPU:GeForce RTX 3060 Ti
メモリ:DDR4-3200 16GB
SSD:512GB NVMe対応
HDD:非搭載
電源:700W BRONZE
G-Tune TD-Sは、当サイトとG-Tuneとのコラボレーションモデルだ。黒い砂漠をリマスター環境で快適にプレイするためには用意しておきたいモデルとなっている。リマスター環境になるとグラフィックの質が大幅にアップする。ゲームの世界をじっくり楽しみたいなら必要なこのぐらいの性能は欲しい。グラフィックが綺麗であることは、MMORPGにとっては重要な要素である。ファンタジーや非現実な世界が舞台のゲームでは、その細部にまでこだわった雰囲気が醍醐味だ。ゲームをしっかり楽しみながら、その世界を理解するにはおすすめの性能だ。
G-Tune TD-P(G-tune)
CPU:Core i9-12900KF(水冷ファン)
GPU:GeForce RTX 3080
メモリ:DDR4 32GB
SSD:1TB NVMe対応
HDD:非搭載
電源:1000W TITANIUM
こちらも当サイトとG-Tuneのコラボレーションモデルとなっている。黒い砂漠をウルトラモードで快適にプレイしたいコアなユーザー向けのゲーミングPCだ。ゲームの説明ではウルトラモードはスクリーンショット用に適したモデルとなっているが、ウルトラモードでプレイすること自体は可能である。もちろん、グラフィックに特化したモードなので、戦闘中は負荷を感じたり、光の反射が眩しかったりとデメリットもある。特に洞窟から出た時は光が眩しくて視認できない時間が一瞬だけある。本格的な対人を行うには適したモードではない。一方で、生活コンテンツを楽しむ間はウルトラモードが最適だ。釣りをしている時の水の流れ、馬車貿易中の風景はのんびりと進む時間を再確認できる。また、多少の負荷がかかってもコンテンツ進行に影響がなくウルトラモードの使い所である。
黒い砂漠の概要及び推奨ゲーミングPC選びのポイント
膨大なボリュームを持つMMORPG
MMORPGは終わりがというものがない。が、レベルがカンストした後はやることがなくなる。サブを育成するか、同じルーチンワークをこなすかしかない。それが次の大型アップデートまで続くのが常だ。黒い砂漠はエンドコンテンツと呼ばれるものはあっても、やることがなくなることはない。もっと言えば、狩りやメインクエストを進めなくても遊べるゲームだ。
黒い砂漠はPKシステムのあるMMORPGだ。PKはレベル50から可能で、PKできる相手もレベル50以上である。そのため、レベルを49で止めて生活コンテンツをメインにプレイするユーザーも多い。料理、加工、錬金、釣り、菜園、貿易、交易、調教、航海、狩猟。様々な生活コンテンツがある。むしろ冒険よりもボリュームは大きいのではないだろうか。お金を稼ぎ、船を買い、素材を集めて船を大きくする。そしてより効率よく海洋で交易を繰り返す。そういったシミュレーション的な遊び方も可能だ。
もちろんメインのコンテンツである冒険や対人を楽しむこともできる。ただ、それらは独自性が強いわけではない。概ね他のMMORPGと同じような進行だ。メインストーリーに沿って特定のモンスターを狩り、NPCに話しかけ、ボスを倒していく。対人戦は少し特殊で、ギルドによる占領戦や占拠戦は熱い。この成否でギルドの収入やステータスが大きく変動する。
似たようなシステムを持つゲームは数多くあっても、ノンターゲティングシステムを採用したMMORPGでは類を見ない。ボスの討伐も陸だけではない。広い陸上以上に広大な大海で、船を駆使したボス戦は黒い砂漠ならではのコンテンツだ。そんな黒い砂漠のシステムで最も素晴らしいと感じるのは取引所に出品する価格である。アイテムそれぞれの価格は運営が定めて固定されている。
アイテムをユーザー間で取引することができるシステムはMMORPGでは珍しくない。しかし、価格が定まっているというのは非常に珍しい。これにより、レアなアイテムが膨大な価格に膨れ上がることがない。そして、このゲームは取引を通じる以外にユーザー間のトレードができない仕様だ。是非はあれど、RMTや不正の対策としてはよくできているように思う。安価なアイテムを高価で出品できない。
出品物が誰が出したか分からない。ユーザーと取引できない。そのおかげか、ゲーム内でRMT業者が全体チャットで騒ぐというような光景を見ることがない。のんびり生活を中心にしたゲームプレイから、本格的な対人戦闘まで、幅広くボリューム満点なコンテンツが黒い砂漠の魅力だ。遊び方は人それぞれ。自分なりの楽しみ方を見出してみよう。
最高設定ならハイエンドクラスが必要になる
黒い砂漠は基本無料のMMORPGでは非常に要求スペックの高いゲームだ。海外のゲームによくある負荷を大きく変更できる設定がある。10年近く前のパソコンでも動く設定から、現行最上位の性能でなければ動作しにくい設定まで幅の広い設定が可能だ。
負荷の軽い設定はグラフィックの質が大きく下がる。これだけ設定に幅があればこれからプレイするユーザーにとっては親切なことだ。続けるかどうかの判断はプレイしなくては分からない。プレイした後でなら、ゲームのためにパソコンを買い換えるという選択肢も出しやすい。設定を下げた状態でどのぐらいプレイできるか見てみるとよい。
グラフィック設定を上げると視認性が落ちる場合があることには注意しよう。場合によっては設定を下げた方が有利なことがあるのだ。設定を下げれば10年前くらいの画質にまで下がる。グラフィックを落とすことで遠くの木が見えなくなったり、地形が簡素化されたりすることでプレイヤーの存在を認識しやすくもなる。一定の距離を離れるとプレイヤーは表示されなくなるのでいいことばかりではない。
設定を上げると草木の作り込みがしっかりし過ぎて視認性が悪くなる。必ずしも高設定であることがよいというわけではない。この辺りはFPSやTPSに近い要素である。特に攻城戦などでは多くのプレイヤーが集まり負荷が高くなる。そういった場合は設定を下げる方がよい。フィールド上のモンスターを狩る時は遠くのモンスターまで表示されるようになるので効率的だ。状況に合わせた設定が必要になる。
最低環境に性能を合わせるのではなく、狩りや生活コンテンツを楽しむ際の性能に合わせるべきだ。つまり、これからゲーミングPCを新調するなら、最低でも公式の推奨環境を満たしたモデルを選択したい。MMORPGはアップデートの度に負荷が向上する可能性がある。あまりギリギリを狙い過ぎると快適性を維持できない。性能にはある程度余裕を持ったモデルを推奨する。
現行であればCPUはCore i5-12400以上の性能が望ましい。黒い砂漠自体はCPUの要求スペックはそこまで高くない。旧世代のCore i5-11400の性能であればCPUは十分だろう。GPUはCPUに合わせつつも少し高めの方がバランスが取りやすい。標準設定であればGTX 1660 SUPERやRTX 3060あたりが候補になる。黒い砂漠ではGPU性能が最も重要である。Core i5シリーズであればRTX 3060を上限に考えておきたい。
それ以上のGPUならCore i7-12700以上のCPUと合わせたモデルがよさそうだ。メモリは8GB以上で理想は16GBだ。メモリは設定によって要求が変わってくる。標準設定であれば8GBで十分対応できる。コンテンツによっては長時間の放置に対応できるものもある。長くゲームを起動するとメモリを消費する場合がある。念の為に16GBを選択しておきたい。大体のゲーミングPCは性能に合わせたメモリが搭載されているので確認だけしておきたい。
ゲームの負荷は設定で大きく変わるが、ゲームのアップデートで要求スペックは変更される可能性がある。現行のミドルクラス以上でなければ性能不足になるかもしれない。予算の許す限り少し高めの性能を狙っていく方が賢明だ。
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