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当記事では、GeForce GT1030の性能スペック&ベンチマークを紹介している。ここでの焦点はロークラスのGeForce GT 1030でゲームプレイをどれだけこなすことができるのかということだろう。GeForce GT 1030搭載モデルが数多く販売されていた当時”ゲーミングPC”としては謳われておらずあくまでも一般的なBTOパソコンとして販売されていた。そのことから結果は容易に想像が付くのではないかと思う。
エントリークラスの格安モデルで快適なゲームプレイは難しいということだ。現在GT 1030(Pascal世代)から見て3世代後のAda Lovelace世代のグラフィックボードが登場しているが、このGT 1030の後継モデルは登場していない。この性能帯のモデルは世代ごとに切り替わることはなく息が長い傾向にある。ある意味今でも現行モデルだと考えてよい。GeForce GT 730やGeForce GT 710も同様にGeForce GT 1030が登場するまで後継モデルはリリースされなかった。
なお、GDDR5メモリを搭載したモデルとDDR4メモリを搭載したモデルの2種類が販売されている。後者はパフォーマンスが大きく劣ってしまうため購入時には確認することが大切だ。GDDR5メモリ搭載モデルを購入しよう。おすすめモデルについては、「GeForce GT 1030搭載おすすめBTOパソコン」でまとめているので参考にして欲しい。なお、30番台の後継モデルとして「GeForce GTX 1630」がリリースされている。30番台として初めて”GTX”を冠したモデルということで注目度が高い。ハードウェアエンコード/デコード対応などメディアを取り扱う機会が多い方におすすめだ。ただし、やや価格が高く純粋な後継モデルとは言えないのが現状だ。
2024年11月時点でGeForce GT 1030を搭載したBTOパソコンはほとんどないと考えておこう。アプライドネットでいくつかのモデルが販売されているのとサイコムでカスタマイズで選択できる程度だ。今はそれほど需要が高くないのだろう。BTOパソコンでは内蔵グラフィックス非搭載のCPUなどで初期構成として組み込まれているだけで基本的にはアップグレードが前提だ。
省電力性を重視している場合やマルチモニター構築を考えている場合のみ選択を検討しよう。高いグラフィックス性能を求める方には不向きだ。価格帯を考えるとGeForce RTX 3050搭載モデルやGeForce GTX 1650搭載モデルが候補に入れた方がよいように思う。
当ページの目次
GeForce GT 1030のスペック
GeForce GT 730との比較
GT 1030 | GTX 1050 | GT 730 | |
---|---|---|---|
アーキテクチャ | Pascal | Pascal | Kepler |
GPU | GP108 | GP107 | GK208B |
プロセス | 14nm | 14nm | 28nm |
トランジスタ数 | 18億 | 33億 | 10.2億 |
ダイサイズ | 74 mm² | 132 mm² | 87 mm² |
CUDAコア数 | 384基 | 640基 | 384基 |
コアクロック | 1227MHz | 1354MHz | 902 MHz |
ブーストクロック | 1468MHz | 1455MHz | - |
GPUメモリ | 2GB GDDR5 | 2GB GDDR5 | 1GB GDDR5 |
メモリクロック | 1228 MHz | 1752 MHz | 1253 MHz |
メモリバス | 64 bit | 128 bit | 64 bit |
バンド幅 | 48.06 GB/s | 112.1 GB/s | 40.10 GB/s |
TDP | 30W | 75W | 38W |
MSRP | $79 | $109 | $59 |
国内価格 | 9,972円 | *6,980円 | *2,480円 |
発売日 | 2017/05/17 | 2016/10/25 | 2014/06/18 |
コアクロックはGT 1030になって36%向上している。GT 1030はブーストクロックも高い。GPUメモリ容量は2GBへと倍増だ。バンド幅も20%向上してメモリ周りの強化も行われている。これだけスペックが引き上げられてもTDPは20%ダウンの30Wに留まる。価格は$20高くなっている。
次にGTX 1050と比較していく。+$30でワンランク上のGTX 1050が手に入るのが悩ましい。現行のTuring世代のGTX 1650となるとさらに$70の差があるので比較対象にはならない。予算が許すのであれば50番台を手に入れる方が性能面での満足度は高いかもしれない。
CUDAコア数が70%アップと大幅にスペックが引き上げられる。コアクロックが10%、ブーストクロックが1%とそれぞれダウンだ。メモリ周りも強化されていてGPUメモリ容量こそ変わらないが、メモリバスが128 bitへと倍増でバンド幅も130%向上している。TDPは2.5倍の75Wとなる。それでも補助電源は不要でロープロファイル規格対象だ。
ゲームプレイに少しでも余裕をもたせたいなら魅力的な選択肢となる。もっともGTX 1050 Tiや現行のGTX 1650の方が好ましい。GT 1030はあくまでもロークラスのグラフィックボードで動画再生やライトゲームをプレイするためのものだと考えるべきだ。NVIDIAとしてもゲーミングでの使用は想定していない。それでも立場さえ理解しておけば価格が安く魅力的な製品だと言える。
Radeon RX 550との比較
GT1030 | RX 550 | |
---|---|---|
アーキテクチャ | Pascal | Polaris |
GPU | GP108 | LexaPRO |
プロセス | 14nm | 14nm |
トランジスタ数 | 18億 | 22億 |
ダイサイズ | 74m㎡ | 103m㎡ |
CUDAコア数 | 384基 | 512基 |
コアクロック | 1227MHz | 1100MHz |
ブーストクロック | 1468MHz | 1183MHz |
GPUメモリ | 2GB GDDR5 | 4GB GDDR5 |
メモリクロック | 6 Gbps | 7 Gbps |
メモリバス | 64 bit | 128 bit |
バンド幅 | 48.06 GB/s | 112.0 GB/s |
バスインターフェイス | PCIe 3.0 x4 | PCIe 3.0 x8 |
出力 | 1x DVI 1x HDMI 2.0 | 1x DVI 1x HDMI 2.0b 1x DisplayPort 1.4a |
TDP | 30W | 50W |
補助電源 | 不要 | 不要 |
MSRP | $79 | $79 |
国内価格 | 9,972円 | 11,980円 |
発売日 | 2017/05/17 | 2017/04/20 |
Radeon RX 550は、CUDAコアがGeForce GT 1030よりも33%多い。コアクロックはGeForce GT 1030の方が11%高く、ブーストクロックもGeForce GT 1030の方が24%高い。Radeon RX 550のGPUメモリはGeForce GT 1030の倍の4GBだ。メモリクロックもRX 550の方が16%速く、メモリバスも倍の128 bitだ。バンド幅も2.3倍の112.0 GB/sだ。バスインターフェイスや出力端子にも違いがある。ただし、ベンダー側によって異なるため参考程度にしておこう。
TDPはGeForce GT 1030の方が40%省電力となっている。性能的にはわずかにRadeon RX 550の方が上回っているが、プレイするタイトルによって異なる。傾向としてRadeon RX 550は新しいタイトルに強い。ただし、在庫がなく現状Radeon RX 550は購入が難しい。2024年4月5日にASRockからロープロファイルのRadeon RX550 Low Profile 4GBが発売された。11,980円~購入できる。
GeForce GT 1030の最新評価【2024年】
総合性能
スペックを見たら次は総合性能を見ていこう。GeForce GT 1030(GDDR5)は、従来モデルであるGeForce GT 730と比べて68%もグラフィックス処理性能が向上している。エントリークラスのグラフィックボードとして及第点だろう。IntelのCPU内蔵グラフィックスであるUHD Graphics 630よりも2倍近くも高い性能を持っているのはさすがだ。最新のUHD Graphics 770と同等だ。
DDR4メモリを採用したGeforce GT 1030は問題だらけのグラフィックボードだ。GDDR5メモリ搭載モデルと比べて38%もパフォーマンスが落ちてしまう。もちろんモデルによるため極力メモリクロックの低いDDR4メモリ搭載モデルは避けるのが無難だ。価格が変わらないのでGDDR5メモリ搭載モデルを選択しておけば間違いない。
特徴の項目で詳しく見ていく。競合であるRadeon RX 550の方が僅かに性能は高いが、ゲームプレイ時のパフォーマンスはGeForce GT 1030に軍配が挙がる。こう考えると十分な性能のように思えるが、実際はゲーム全般の要求スペックが上がっているため快適にプレイできないことがある。Pascal世代のGeForce GTX 1050との性能差はおよそ2倍だ。
Turing世代のGeForce GTX 1650と比べると3倍程度の性能差がある。GeForce GTX 1050と同等の性能を持つGTX 1630との性能差は2倍程度となる。この性能でどこまでゲームがプレイできるかそれはベンチマークで後で具体的なタイトルごとに紹介する。
メーカー別GeForce GT 1030の価格一覧
メーカー | 型番 | 価格 | コアクロック | メモリ規格 | メモリクロック | 出力 |
---|---|---|---|---|---|---|
玄人志向 | GF-GT1030-E2GB/LP/D5 [PCIExp 2GB] | 9,972 | 1506 MHz | GDDR5 | 6008 MHz | HDMI x1 Single Link DVI-D x1 |
GIGABYTE | GV-N1030D4-2GL [PCIExp 2GB] | 10,530 | 1417 MHz | DDR4 | 2100 MHz | HDMI 2.0×1 DVI-D×1 |
ASUS | GT1030-SL-2G-BRK | 11,306 | 1,468MHz | GDDR5 | 6,008MHz | HDMI 2.0×1 DVI-D×1 |
MSI | GeForce GT 1030 2GD4 LP OC | 11,799 | 1430 MHz | DDR4 | 2100 MHz | DisplayPort x 1 HDMI x 1 |
GIGABYTE | GV-N1030D5-2GL | 16,239 | 1506 MHz | GDDR5 | 6008 MHz | HDMI 2.0b×1 DVI-D×1 |
GeForce GT 1030の特徴まとめ
10,000円で購入できる格安グラフィックボード
GeForce GT 1030は、わずか10,000円で購入できるエントリークラスのグラフィックボードだ。この10,000円という価格は絶妙(なお中古でも価格に大きな違いはない)だ。数千円という価格は社会人の方ならそれほど問題にならないかもしれないが、学生にとっては深刻な悩みとなるだろう。もし、価格の安いGeForce GT 1030でゲームができるならそれほど喜ばしいことはないというわけだ。
モバイル向けでいうとMXシリーズということになる。かつてのエントリークラスと言えば、GT 730がゲーミング向けで人気のあるグラフィックボードだった。その時代はRadeon R7 300がライバルだったがいずれも10,000円以下で人気があった。NVIDIAがついにPascal世代でエントリークラスのグラフィックボードであるGT 1030を投入した。
2019年にTuring世代のグラフィックボードが登場してからも唯一無二の存在となっている。このクラスのグラフィックボードは現行モデルでは販売されていない。一番下のモデルのGTX 1650は、GTX 1050 Tiを超えるパフォーマンスを持っている。グラフィックボードの性能について底上げが行われた結果CPU内蔵グラフィックスと50番台の間を埋めるモデルが存在していない状況だ。
タイトルによっては60fps以上出すことが可能
少し前のタイトルや要求スペックの低いタイトルを楽しみたいというなら選択肢に入ってもおかしくない。例えばサドンアタック、StarCraft、Prey、Dirt4、Fortnite、ロケットリーグなどの負荷の軽いタイトルであれば設定を低くすることで常時60fps以上プレイできる。また、DirectX 9やDirectX 11がベースとなるタイトルならRadeon RX 550よりもパフォーマンスは良くなる。一方、DirectX12など最新のAPIならRX 550の方が優れている。このグラフィックボードごとの特性は理解しておく必要がある。
なお、設定を下げても太刀打ちできないタイトルも存在しているのは事実だ。例えば、人気タイトルのPUBGなどが当てはまる。比較的新しいタイトルをたくさんプレイするならお金を貯めてGTX 1650/GTX 1050 Ti以上を選択する方が賢明だろう。「安物買いの銭失い」となってしまう可能性があるからだ。プレイするタイトルが決まっている方やサブパソコン用として購入するなら悪くないことは付け加えておく。
DDR4メモリ搭載モデルに注意
GT 1030 GDDR5 | GT 1030 DDR4 | |
---|---|---|
アーキテクチャ | Pascal | Pascal |
GPU | GP108 | GP108 |
CUDAコア | 384基 | 384基 |
ベースクロック | 1228 MHz | 1152 MHz |
ブーストクロック | 1468 MHz | 1379 MHz |
メモリ規格 | 2GB GDDR5 | 2GB DDR4 |
メモリクロック | 1502 MHz | 1050 MHz |
メモリバス | 64 bit | 64 bit |
メモリバンド幅 | 48.06 GB/s | 16.80 GB/s |
消費電力 | 30W | 20W |
発売日 | 2017/05/17 | 2018/03/12 |
GT 1030には、標準のGDDR5メモリを搭載したモデルとDDR4メモリを搭載したモデルの二種類があることをご存知だろうか。2017年3月にGDDR5搭載モデルが登場して、その後品薄状態が続いたためNVIDIAが急遽GDDR4搭載モデルを発売したという経緯がある。
そしてこのGDDR4メモリを搭載したGT 1030は、GDDR5メモリ搭載したものと比較して50%もパフォーマンスが低下してしまう。絶対に選んではいけないグラフィックボードだということになる。ただし、日本国内ではそれほど流通していないようだ。念の為購入の際はメモリ規格を確認しておこう。
GDDR4搭載モデルではメモリベース周波数が30%引き下げられていてその影響は大きい。GDDR5では2つのパラレルリンクを採用しているため、メモリ速度は実質2倍以上の65%低いということだ。また、メモリ幅も65%下がって、48 GB/s→16.8GB/sとなっている。これは2014年に発売されたDDR3を搭載したGeForce GT 730よりもほんのわずかに高い程度だ。
これだけスペックが違ってパフォーマンスも劣るGT 1030が同じネーミングかつ同じ価格で販売されているのは問題だろう。自作ユーザーの方はこのGDDR4搭載モデルを選択しないようにしたい。正しい、ネーミングはGT 1020ではないのだろうか。ユーザーを誤認させる最悪なモデルだと言える。
GeForce GT 1030のベンチマーク
気になるGT 1030の実力を見ていこう。ゲーミング用途で人気を博したGTX 750 Tiや同じクラスのRX 550などと比較することでより性能がはっきりと見えてくるだろう。また、GDDR4メモリを搭載したGT 1030との違いにも注目だ。HD環境及びFULL HD環境(全て低設定)でのフレームレートを計測している。
Battlefield 1
Radeon RX 550が健闘しているのはメモリ容量が大きいことが要因だろうか。FULL HD環境で76fps、HD環境で126fpsとGT 1030よりも20%以上高くなっている。GTX 750 Tiと同等のパフォーマンスのも驚きだ。スペックが高いだけのことはある。
Far Cry 5
Fortnite
GeForce GT 1030の消費電力
GeForce GT 1030搭載おすすめBTOパソコン
Barikata-428340(アプライドネット)
CPU:Ryzen 5 5600G
GPU:GeForce GT 1030 *カスタマイズ
メモリ:DDR4-3200 16GB *キャンペーン
ストレージ:SSD 512GB Gen4 NVMe
電源:550W 80PLUS BRONZE
コスパ:調査中
確認した限りではGeForce GT 1030を搭載したBTOパソコンの中でもっとも安価なモデルとなる。初期構成ではグラフィックボードは非搭載だ。カスタマイズでGeForce GT 1030へアップグレードしている。最大でGeForce RTX 4060 Tiまで用意されている。CPUにはRyzen 5 5600Gを搭載している。6コア12スレッドとスペックはまずまずでゲームプレイにも対応できる。メモリDDR4-3200 16GB(キャンペーン時のみ)、SSD 512GB Gen4 NVMeと構成も十分だ。電源ユニットは550W BRONZEを採用している。PCケースはSEGOTEP LUXSだ。フロント×3基、背面×1基のRGBファン搭載で魅せる一代に仕上がっている。カスタマイズで水冷CPUクーラーを搭載できないため、画像のようにするには別途ご自身で用意しなければいけない。
Radiant VX2800B550A(サイコム)
CPU:Ryzen 5 5600X
GPU:GeForce GT 1030 *カスタマイズ
メモリ:DDR4-3200 8GB
ストレージ:SSD 500GB SATA
電源:550W 80PLUS BRONZE
コスパ:調査中
PCケースにはサイコムオリジナル仕様の「Fractal Design CORE 1550S Black」が選択されている。CPUにRyzen 5 5600Xを搭載した一台となっている。デフォルトではグラフィックスにGeForce GT 730が選択されている。+3,970円で購入できる。メモリ8GB、SSD 500GBという構成だ。電源ユニットはSilverStone製550W BRONZEが搭載されている。AMDが好きな方のベースモデルに最適だ。
Radiant VX3100B660/D4(サイコム)
CPU:Core i5-14400
GPU:GeForce GT 1030 *カスタマイズ
メモリ:DDR4-3200 8GB
ストレージ:SSD 500GB SATA
電源:550W 80PLUS BRONZE
コスパ:調査中
サイコムのベースモデルも検討する価値がある。PCケースにはサイコムオリジナル仕様のFractal Design CORE 2550S Blackを採用している。GPUについて標準ではCPU内蔵グラフィックスとなっているが、カスタマイズでGeForce GT 1030にアップグレード可能(+13,300円)だ。メモリ8GB、SSD 500GBという構成になっている。あなたの好みに合わせてベストなモデルを作り上げることができる。すでにグラフィックボードは持っているけど、サブPCとしてGeForce GT 1030が欲しいという方にはよいかもしれない。
SENSE-MWP5-R56X-INX-L(パソコン工房)
CPU:Ryzen 5 5600X
GPU:GeForce GT 1030
メモリ:DDR4-3200 8GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:500W 80PLUS BRONZE
コスパ:調査中
Ryzen 5 5600Xを搭載したクリエイターモデルとなっている。6コア12スレッドとマルチスレッド性能はそこそこだ。動画編集・RAW現像・DAW/DTMなど幅広い用途に対応できる。負荷の掛かる用途でも対応しやすい。ストレージはSSD 500GB NVMeを搭載している。電源ユニットは500W BRONZEが選択されていて必要十分だ。
Harigane-428342(アプライドネット)
CPU:Ryzen 7 5700X3D
GPU:GeForce GT 1030
メモリ:DDR4-3200 32GB
ストレージ:SSD 1TB NVMe
電源:750W 80PLUS GOLD
コスパ:調査中
Ryzen 7 5700X3D×GeForce GT 1030搭載のエントリークラスの一台だ。フロントとサイドの2面が曲面強化ガラス搭載のMicro ATXケースだ。特徴的なデザインを採用している。拡張性はやや劣るもののデザイン性が高く人気が出そうだ。Ryzen 7 5700X3Dはゲーム特化型のCPUでGPUのアップグレードが前提だ。CPU性能を考慮するとGeForce RTX 4070以上のグラフィックボードと組み合わせたい。すでにGPUを余裕していてかつGeForce GT 1030を手元に置いておきたい方であれば選択するメリットはある。メモリDDR4-3200 32GB、SSD 1TB NVMeと構成も抜群だ。電源ユニットは750W GOLDを採用している。
Raizan-428346(アプライドネット)
CPU:Ryzen 7 5700X
GPU:GeForce GT 1030
メモリ:DDR4-3200 64GB
ストレージ:SSD 1TB NVMe
電源:850W 80PLUS GOLD
コスパ:調査中
Ryzen 7 5700X×GeForce GT 1030搭載の一台だ。PCケースにはJONSBO製「MOD-3 Mini」が採用されている。攻撃的なデザインで男心をくすぐってくれる。やや拡張性が低くなっている点は理解しておこう。それでも初期構成で240mmラジエーター搭載の水冷クーラーを搭載している。せっかくなら高性能なグラフィックボードにアップグレードしておきたい。メモリDDR4-3200 32GB、SSD 2TB NVMeと構成も抜群だ。キャンペーン中はSSD容量が倍となる。電源ユニットは850W GOLDを採用している。
SENSE-F079-LC139KF-IN2X(パソコン工房)
CPU:Core i9-13900KF
GPU:GeForce GT 1030
メモリ:DDR5-4800 64GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:700W 80PLUS BRONZE
コスパ:調査中
CPUにIntel第13世代のフラグシップモデルであるCore i9-13900KFを搭載したモデルだ。24コア32スレッドと驚異的なスペックを持ち幅広い用途に対応できる。動画のエンコードや画像編集などのクリエイター作業を考えている方は必見だ。メモリDDR5-4800 64GB、SSD 1TB Gen4 NVMeと構成もずば抜けている。メモリ容量が多いのは心強い。電源ユニットは700W BRONZEが採用されている。
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テスト環境
CPU | Core i3-8100 |
---|---|
メモリ | DDR4-2666 8GB |