当記事では、モバイル向けGeForce RTX 4050 MobileのスペックとおすすめのゲーミングノートPCを紹介している。Ada Lovelace世代のモバイル向けエントリークラスのグラフィックボードがリリースされた。2023年6月時点でデスクトップ向けのRTX 4050は発売されておらずモバイル向けモデルがいち早く登場した形だ。本来ならデスクトップ向けのRTX 4050と比較するところだが、発売されるまで延期とする。
Ampere世代の50番台であるGeForce RTX 3050 Mobileと比べてどの程度性能が向上して、上位モデルのRTX 3060 Mobileに近付けているのかは気になるポイントだろう。スペックを比較しながらベンチマークを参考にその性能について見ていこう。すでに各BTOメーカーから搭載モデルがリリースされている。低予算でゲーミングノートPCの購入を考えている方にとっては心強い存在だ。搭載モデルは「GeForce RTX 4050 Mobile搭載おすすめゲーミングノートPC」で紹介している。
当ページの目次
GeForce RTX 4050 Mobileの概要
世代 | Ada Lovelace |
---|---|
プロセス | TSMC 5nm |
CUDAコア | 2560 |
RTコア | 20 |
Tensorコア | 80 |
ベースクロック | 1455 MHz-2370 MHz |
ブーストクロック | 1755 MHz-2370 MHz |
GPUメモリ | GDDR6 6GB |
TDP | 50W-115W |
MSRP | – |
発売日 | 2023/01/03 |
特徴 | (+) RTX 3050 Mobileと比べて30%程度性能が高い (+) Ada Lovelace世代待望のエントリーモデル (+) DLSS 3.0をサポートしている (-) GPUメモリ容量が6GBとやや少ない (-) メモリバスは96 bitと遅い (-) GTX 1650 Mobile搭載モデルの価格までは下がらない |
評価 | 8.0 |
GeForce RTX 4050 Mobileスペック
型番 | RTX 4050 Mobile | RTX 3050 Mobile |
---|---|---|
プラットフォーム | モバイル | モバイル |
アーキテクチャ | Ada Lovelace | Ampere |
GPU | AD107 | GA107 |
プロセス | TSMC 5nm | Samsung 8nm |
トランジスタ数 | 非公開 | 87.0億 |
ダイサイズ | 146 mm² | 200 mm² |
SMs | 20 | 16 |
CUDAコア | 2560 | 2048 |
RTコア | 20 | 16 |
Tensorコア | 80 | 64 |
定格クロック | 1455 MHz- 2370 MHz | 1065 MHz- 1530 MHz |
最大クロック | 1755 MHz- 2370 MHz | 1343 MHz- 1740 MHz |
メモリ形式 | GDDR6 | GDDR6 |
GPUメモリ | 6GB | 4GB |
クロックスピード | 16.0 Gbps | 12.0 Gbps |
メモリバス | 96 bit | 128 bit |
メモリバンド幅 | 192.0 GB/s | 192.0 GB/s |
L2キャッシュ | 12 MB | 2 MB |
消費電力 | 50W-115W | 45W-80W |
発売日 | 2023/01/03 | 2021/05/11 |
GeForce RTX 4050 Mobileは、Ada Lovelace世代のモバイル向けグラフィックボードだ。現行のエントリークラスという位置付けだ。GPUはAD107で、TSMC 5nmプロセスを採用している。RTX 3050 Mobileは、Samsung 8nmプロセスを採用していたので一回りコンパクトになったということになる。プロセスの微細化は省電力性の向上などのメリットがある。RTX 4050 Mobileのトランジスタ数は不明だ。ダイサイズは27%小さくなっている。
CUDAコアが25%増えていることから判断するとトランジスタ数も増えているはずだ。それでこれだけダイサイズが小さくなったのは魅力的だ。CPUの重要な部分が進化したというのは大きい。SM数は25%アップで20だ。CUDAコアも2,560(20×128)とRTX 3050から25%アップだ。RTコアは20でTensorコアは80となる。しっかりとスペックが引き上げられていることがわかる。
定格クロック・最大クロック共に高くなっている。クロック周波数自体はゲーミングノートPCを製造・販売するベンダーが設定するTDPに依存する。より高いTDPを選択すればクロック周波数が高くなりその分性能が高くなるが、冷却システムなどにコストが掛かる。バッテリー駆動時間が犠牲になってしまうという側面もある。何を重視してゲーミングノートPCを製造するかに依存する。
メモリ形式はGDDR6と共通で容量は50%アップで6GBだ。クロックスピードは33%速く16.0 Gbpsとなる一方で、メモリバスは128 bitから96 bitへとスペックダウンだ。クロックスピードが伸びたおかげでメモリバンド幅は192.0 GB/sを維持している。L2キャッシュ容量が6倍の12MBとなり実質のメモリバンド幅はRTX 4050 Mobileの方が上だ。消費電力は10%-40%高くなっている。
GeForce RTX 4050 Mobile搭載モデルの特徴
Ampere世代のミドルクラス相当の性能を発揮する
RTX 3080 Mobile | |
RX 6800M | |
RTX 3060 Desktop | |
RTX 4060 Mobile | |
RTX 3070 Mobile | |
RTX 4050 Mobile | |
RTX 3060 Mobile | |
RTX 2070 Mobile | |
RTX 2060 Mobile | |
RTX 3050 Desktop | |
GTX 1660 Ti Mobile | |
RTX 3050 Ti Mobile | |
RTX 3050 Mobile | |
GTX 1650 Mobile |
GeForce RTX 4050 Mobileは、Ada Lovelace世代のエントリークラスのグラフィックボードだ。従来モデルのRTX 3050 Mobileと比べて55%程度処理性能が高くなった。1世代での伸びとしては過去トップクラスではないかと思う。驚くべきことに旧世代の上位モデルのRTX 3060 Mobileと同等以上の性能を誇る。Ampere世代のRTX 3050 MobileがGTX 1660 Ti Mobileの性能を超えられなかったことを考えると快挙だ。
それだけAda Lovelace世代のRTX 4050 Mobileは優秀だと言える。TSMC 5nmを採用するなどプロセスの微細化が与える影響は大きい。これだけの性能があればフルHD環境で高リフレッシュレートを目指すことができる。負荷の高い重量級タイトルでも設定次第では十分平均60fpsで安定させることができる。ゲーミングノートPC=性能が低いというのは過去の話だ。確かにデスクトップ向けモデルと比べると性能は劣ってしまうが、客観的に見て性能は大きく向上している。
レイトレーシングの適正は低い
GeForec RTX 4050 Mobileも他のGeForce RTX 40シリーズと同様にレイトレーシングに対応しているモデルだが、それほど適正が高いわけではないことは理解しておこう。レイトレーシングを思う存分楽しみたいと考えている方はRTX 4050 Mobileの購入を避けた方がよいと考えている。少し試せたら十分という方向けだ。確かに超解像技術であるDLSS 3.0/DLSS 2.0を有効化すればフレームレートを高くできる。
また、DLSS 3.0で新しく追加されたFramerate Generation(フレーム生成)で数値上はフレームレートを引き上げることが可能だ。しかしながら、タイトルによってはフレームレートがそれほど伸びず快適とは言えないこともある。レイトレーシングが目的ならDLSSに頼らないでいいように高いグラフィック処理性能を追求しるのが吉だ。具体的にはRTX 4070 Mobile以上のモデルを選びたいところだ。もちろんRTX 3050 Mobileと比べればレイトレーシングを体感するという意味では悪くないモデルだ。
搭載モデルはCore i7シリーズとの組み合わせが多い
GeForce RTX 4050 Mobile搭載モデルでは、価格を抑えたCore i5シリーズ/Ryzen 5シリーズとの組み合わせが多いかと思いきやCore i7シリーズとの組み合わせが最多だ。Core i7-1365HX・Core i9-13900H・Core i7-13700H・Ryzen 9 7940HS・Ryzen 7 7840HS・Ryzen 7 7735HSなどが中心だ。下位モデルで低価格なCore i5-13500HやRyzen 5 7640HSとの組み合わせは希少だ。
そのような状況でRTX 4050 Mobile搭載モデルの価格は164,980円~とやや高めとなっている。従来モデルのRTX 3050 Mobile搭載モデルだと11万円台~13万円台が相場だったので、RTX 4050 Mobile搭載モデルは少し手を出しづらくなっていると言えるかもしれない。低価格帯のCPUとの組み合わせたモデルがリリースされることを期待したい。
GeForce RTX 4050 Mobileのゲーム性能
フォートナイト
RTX 4060 Mobile (140W) | |
RTX 3070 Mobile (140W) | |
RTX 4050 Mobile (140W) | |
RTX 3060 Mobile (140W) | |
RTX 3050 Mobile (75W) |
TILTED TOWERS BENCHMARKでのフレームレートを計測している。RTX 4050 Mobileは最高設定でも119.0fpsと高いフレームレートを実現した。一つ設定を落とせば164.0fpsと高リフレッシュレートでのゲームプレイも可能だ。従来モデルのRTX 3050 Mobileと比べて60%前後パフォーマンスが高く、上位モデルのRTX 3060 Mobileと比べても6%-16%もフレームレートが高い結果となった。RTX 3070 Mobileに肉薄する性能は圧巻だ。50番台のモデルが70番台と60番台の間に収まる性能を発揮している。
FF 14
RTX 3070 Mobile (140W) | |
RTX 4060 Mobile (140W) | |
RTX 3060 Mobile (140W) | |
RTX 4050 Mobile (140W) | |
RTX 3050 Mobile (75W) |
FF 14ではRTX 3060 Mobileに1%-3%程度及ばなかったもののRTX 3050 Mobileと比べて25%前後フレームレートが向上している。上位モデルのRTX 4060 Mobileになると13%-16%程度フレームレートが高い。このラインナップではRTX 3070 Mobileがトップとなった。おおよそ順当な並びではないかと思う。
FORZA HORIZON 5
RTX 4060 (140W) | |
RTX 3070 (140W) | |
RTX 4050 Mobile (140W) | |
RTX 3060 (140W) | |
RTX 3050 (75W) |
FORZA HORIZON 5では最高設定でも99.0fpsと高いフレームレートを実現している。最上位のエクストリームでは57fpsとまずまずだ。従来モデルのRTX 3050 Mobileと比べて65%-95%もフレームレートが伸びている。RTX 3060 Mobileと同等のフレームレートを得られるのは素晴らしい。RTX 4060 Mobileになると28%-38%程度フレームレートが高くなる。エクストリームにこだわりたいならRTX 4060 Mobileを候補に入れてもよいかもしれない。
Cyberpunk 2077
RTX 4060 Mobile (140W) | |
RTX 4050 Mobile (140W) | |
RTX 3070 Mobile (140W) | |
RTX 3060 Mobile (140W) | |
RTX 3050 Mobile (75W) |
Cyberpunk 2077は非常に負荷の高いタイトルの一つだ。ベンチマークモードでフレームレートを計測した。RTX 4050 Mobileは、高設定で97.1fps・最高設定で82.5fpsと高いフレームレートを叩き出した。もはや50番台のエントリークラスだからといって侮れない。従来モデルのRTX 3050 Mobileと比べて70%-86%もパフォーマンスが向上している。TDPの高いモデルとは言ってもこれだけ性能が伸びると驚くしかない。RTX 3070 Mobileと比べてもパフォーマンスは上回っている。上位モデルのRTX 4060 Mobileになると最大で15%程度フレームレートが高くなる。
Cyberpunk 2077レイトレーシング
RTX 4050 Mobile(DLSS 3.0) | |
RTX 4050 Mobile (DLSS 2.0) | |
RTX 4050 Mobile |
レイトレーシングになると一気に負荷が高くなる。レイトレーシング低でも44.8fpsで、ウルトラにすると22.1fpsだ。通常のゲームプレイ時と比べて半分以下の数値まで落ち込んでしまう。それでもDLSSを有効化すればある程度ゲームプレイに対応できる。DLSS 3.0のフレーム生成を有効化すれば69.1fpsと十分な数値が出る。エントリークラスのグラフィックボードでもここまでの水準に到達できるのだ。それだけDLSS 3.0は画期的な機能だと言える。ネイティブ画質よりは劣る点は理解しておこう。
GeForce RTX 4050 Mobileのクリエイティブ性能
Photoshop(PugetBench)
RTX 4060 Mobile (140W) | |
RTX 3070 Mobile (140W) | |
RTX 4050 Mobile (140W) | |
RTX 3060 Mobile (140W) | |
RTX 3050 Mobile (75W) |
PhotoshopでもGPUスコアは86.8だ。RTX 3060 Mobileよりもわずかながら高い数値を出している。RTX 3050 Mobileと比べて30%近くもパフォーマンスが向上していることがわかる。上位モデルであるRTX 4060 Mobileとの性能差は5%程度とそれほど大きくない。
Premiere Pro(PugetBench)
RTX 3070 Mobile (140W) | |
RTX 4060 Mobile (140W) | |
RTX 4050 Mobile (140W) | |
RTX 3060 Mobile (140W) | |
RTX 3050 Mobile (75W) |
動画編集ソフトのPremiere ProでのGPUエフェクトスコアは29.8となる。こちらもRTX 3060 Mobileを上回るスコアを叩き出した。RTX 3050 Mobileよりも45%程度パフォーマンスが高い。動画編集用のモデルとしても最適だ。上位モデルであるRTX 4060 Mobileとの差は20%以上とやや大きい。
Blender
RTX 4060 Mobile (140W) | |
RTX 3070 Mobile (140W) | |
RTX 4050 Mobile (140W) | |
RTX 3060 Mobile (140W) | |
RTX 3050 Mobile (75W) |
GPUレンダリング性能を計測できるソフトウェアだ。RTX 4050 Mobileのスコアは2985.83と高い数値を出している。従来モデルのRTX 3050 Mobileと比べて2倍以上高いパフォーマンスを発揮する。RTX 3060 Mobileと比べても5%程度パフォーマンスが高い。一方で、RTX 4060 Mobileとのスコア差は30%近く大きな壁があると考えてよい。
GeForce RTX 4050 Mobile搭載おすすめゲーミングノートPC
Dell G15 ゲーミング ノートPC (Dell)
液晶:15.6インチFHD 120Hz
重量:約2.97kg
CPU:Ryzen 7 7840HS
GPU:GeForce RTX 4050 Mobile
メモリ:DDR5-4800 16GB
ストレージ:SSD 500GB Gen4 NVMe
電源:330W ACアダプター
コスパ:10.0
Ryzen 7 7840HS×GeForce RTX 4050 Mobile搭載のゲーミングノートPCだ。税込139,980円とかなり安い。その上送料が無料なのが嬉しい。モデル末期の在庫処分的な立ち位置といえる。CPUにはRyzen 7 7840HSを搭載している。Zen 4アーキテクチャを採用した最新モデルだ。省電力性が高くゲーミングノートPCに適している。メモリDDR5-4800 16GB・SSD 500GB NVMeと構成は平均的だ。15.6インチモデル120Hzディスプレイを搭載している。本体重量が3kg近いのはネックだ。持ち運ぶ機会が多い方は避けた方がよさそうだ。価格に振り切った一台と言えるだろう。
LEVEL-15FX155-i7-PLSXM (パソコン工房)
液晶:15.6インチFHD 144Hz
重量:約2.05kg
CPU:Core i7-13700H
GPU:GeForce RTX 4050 Mobile
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:非公開
コスパ:調査中
15.6インチFHDディスプレイを搭載しているゲーミングノートPCだ。本体重量が約2.05kgとゲーミングノートとしては軽めだ。持ち運びを考えている方も候補に入りそうだ。バッテリー駆動時間は約4.3時間だ。ゲームプレイだともう少し時間が短くなると考えておこう。CPUにはハイクラスのCore i7-13700Hを搭載している。14コア20スレッドと高いスペックを持つ。クリエイター作業にも最適だ。GeForce RTX 4050 Mobileとのバランスも悪くない。メモリDDR4-3200 16GB、SSD 500GB NVMeという構成を持つ。
GALLERIA XL7C-R45-5 (ドスパラ)
液晶:15.6インチFHD 144Hz
重量:約2.20kg
CPU:Core i7-13700H
GPU:GeForce RTX 4050 Mobile
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 500GB NVMe
電源:230W ACアダプター
コスパ:6.0
ガレリアブランドの15.6インチのゲーミングノートPCだ。フルHD 144Hzディスプレイを搭載している。本体重量は約2.20kgだ。CPUにはハイクラスのCore i7-13700Hを搭載していてゲームプレイ以外にも対応しやすい。14コア20スレッドと高スペックだ。競技系のゲームプレイでは高リフレッシュレートを維持しやすくなるというメリットもある。バランス的にはややCPU寄りだ。メモリDDR4-3200 16GB、SSD 500GB Gen4 NVMeという構成だ。最安値の頃から見ると7,000円の値上げが適用となっていてコスパ指標は伸び悩む。
G-Tune E5-I7G50BK-A(G-Tune)
液晶:15.3インチWQXGA 240Hz
重量:約2.09kg
CPU:Core i7-13620H
GPU:GeForce RTX 4050 Mobile
メモリ:DDR5-4800 16GB
ストレージ:SSD 500GB Gen4 NVMe
電源:240W ACアダプター
コスパ:調査中
Core i7-13620H×GeForce RTX 4050 Mobile搭載のエントリークラスの一台だ。CPUにはCore i7-13620Hを搭載している。10コア16スレッドというスペックを持つ。Core i7-13700Hと比べると性能はワンランク落ちるが、GeForce RTX 4050 Mobileとの組み合わせなら悪くない。メモリDDR5-4800 16GB・SSD 500GB Gen4 NVMeと構成は平均的だ。電源は240W ACアダプターとなる。マウスコンピューター製品は基本保証が3年間と長く安心して使用できる。
TUF Gaming A15 FA507NU (ASUS)
209,800円 161,820円+送料770円
液晶:15.6インチFHD 144Hz
重量:約2.20kg
CPU:Ryzen 7 7735HS
GPU:GeForce RTX 4050 Mobile
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:SSD 512GB Gen4 NVMe
電源:240W ACアダプター
コスパ:調査中
15.6インチFHDディスプレイと搭載したゲーミングノートPCだ。本体重量は約2.20kgで駆動時間は約11.3時間となる。持ち運びを考えている方でも持ち運びはできそうだ。CPUにRyzen 7 7735HSを搭載したゲーミングノートPCだ。Zen 3+アーキテクチャを採用したモデルで、Zen 4アーキテクチャではない点は注意しよう。旧世代のアーキテクチャを採用した省電力モデルだ。RTX 4050 Mobileとのバランスを考えると省電力モデルのRyzen 7 7735HSでも悪くない。メモリDDR4-3200 16GB、SSD 512GB Gen4 NVMeという構成だ。
ROG Flow X13 GV302XU(ASUS)
液晶:13.4インチWQXGA 165Hz
重量:約1.35kg
CPU:Ryzen 9 7940HS
GPU:GeForce RTX 4050 Mobile
メモリ:LPDDR5-6400 16GB
ストレージ:SSD 1TB Gen4 NVMe
電源:130W ACアダプター
コスパ:調査中
13.4インチWQXGA(2,560×1,600)ディスプレイを搭載した一台だ。本体重量が約1.35kgとゲーミングノートPCの最軽量クラスのモデルとなる。CPUには省電力性に優れたRyzen 9 7940HSを搭載している。8コア16スレッドというスペックで高いゲーミング性能を有する。GeForce RTX 4050 Mobileとの組み合わせだとややオーバースペックだ。メモリLPDDR5-6400 16GB・SSD 1TGB Gen4 NVMeと構成も平均以上だ。持ち運ぶ機会が多い方におすすめだ。ビジネス用途でも扱いやすい。外付けのGPUであるXG Mobile GC33Y-021(399,800円)に対応している。ハイエンド構成にも変更可能だ。もっともかなりの費用が掛かるのでそれほどおすすめできるわけではない。ROG Flow X13 GV302XU自体も30万円オーバーと高価だ。
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ゲーム推奨 | BTOショップ比較 | グラボ比較表 |
ベンチマーク検証環境
モデル | GALLERIA XL7C-R45 |
---|---|
ディスプレイ | 15.6インチフルHD 144Hz |
CPU | Core i7-13700H |
GPU | Nvidia GeForce RTX 4050 Laptop |
メモリ | DDR4-3200 16B |
ストレージ | SSD 500GB Gen4 NVMe |