画像引用元:https://www.ark-pc.co.jp/
当ページでは、Core i5-12400の性能ベンチマーク&搭載ゲーミングPCを紹介している。2022年になってすぐ嬉しいニュースが届いた。Alder Lake世代における安価なCPUであるCore i5-12400が発売されたのだ。これまでは末尾に”K”を冠した倍率ロックフリーモデルのみのラインナップだった。ついに低価格帯のゲーミングPC向けの無印CPUが登場したのだ。下位モデルにはCore i3-12100があるが、ゲーミングCPUとしての人気は皆無に近く実質このCore i5-12400が最も安価なCPUだと考えてよい。
Core i5-12400では、従来モデルのCore i5-11400と同様に6コア12スレッドというスペックだ。上位モデルのCore i5-12600KではPコアとEコアのハイブリッドコアアーキテクチャを採用しているという強みがある。下位モデルのCore i5-12400はスペックを抑えていてまさに価格を抑えたい方向けのモデルだと言える。もちろんCore i5-11400と比べて性能が高くゲーミング性能も向上しているので不安はないのではないかと思う。搭載モデルについては、「Core i5-12400搭載おすすめゲーミングPC」で解説している。
Core i5-12400の基本情報
コードネーム | Alder Lake |
---|---|
プロセス | 10nm |
コア/スレッド数 | 6コア(6Pコア+0Eコア)/ 12スレッド |
Pコア定格/最大クロック | 2.5 GHz/ 4.4 Ghz |
Eコア定格/最大クロック | – |
L3キャッシュ | 18MB |
PBP | 65W |
MTP | 117W |
発売日 | 2022年01月05日 |
価格 | $192 |
特徴 | (+)Ryzen 5 5600Xを超える高い性能を持っている (+)価格が安くコストパフォーマンスに優れている (-)6コア12スレッドとスペックは変わらない (-)旧世代との併売で価格設定が不安定 |
評価 | ・総合評価 ★★★★★★★★☆☆ 7.5 ・ゲーム評価 ★★★★★★★★☆☆ 7.5 |
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当ページの目次
Core i5-12400の基本情報
基本スペック
i5-12400 | i5-12600K | i5-11400 | |
---|---|---|---|
コードネーム | Alder Lake | Alder Lake | Rocket Lake |
プロセス | 10nm | 10nm | 14nm |
Pコア | 6 | 6 | 6 |
Eコア | - | 4 | - |
トータルコア | 6 | 10 | 6 |
スレッド数 | 12 | 16(12+4) | 12 |
定格クロック | 2.5GHz(P) | 3.7GHz(P) | 2.6GHz(P) |
最大クロック | 4.4GHz(P) | 4.9GHz(P) | 4.4GHz(P) |
定格クロック | - | 2.8GHz(E) | - |
最大クロック | - | 3.6GHz(E) | - |
オーバークロック | × | ◯ | × |
L3キャッシュ容量 | 18MB | 20MB | 12MB |
対応メモリ | DDR5-4800 DDR4-3200 | DDR5-4800 DDR4-3200 | DDR4-3200 |
内蔵グラフィックス | UHD Graphics 730 | UHD Graphics 770 | UHD Graphics 730 |
CPUクーラー | ○ | × | ○ |
PCI Express | 5.0 | 5.0 | 4.0 |
PBP | 65W | 125W | 65W |
MTP(PL2) | 117W | 150W | 154W |
価格 | $192 | $299 | $182 |
発売日 | 2022/01/05 | 2021/11/04 | 2021/03/30 |
6コア12スレッドというスペックは共通だ。エフィシエントコアは搭載されておらず上位モデルとの差別化が図られている。定格クロックは4%低く、最大クロックは同等の4.4Ghzだ。オーバークロックに対応していない。L3キャッシュ容量は50%多く18MBとなる。対応メモリもDDR4-3200だけではなくDDR5-4800にも対応している。もっとも価格重視のCore i5-12400において価格の高いDDR5-4800を選択するのはナンセンスだ。
内蔵グラフィックスはUHD Graphics 730とだ。Core i5-12400ではPCI-E 5.0をサポートしている。PBPは65Wと共通だが、MTPは117WとCore i5-11400と比べて24%省電力性に優れている。価格差は$10だ。性能が高くなっていることを考えると悪くない。Core i5-11400の発売から9ヶ月で新しいモデルが出るのは異例だろう。
同じAlder Lake世代のCore i5-12600Kと比較していこう。プロセスは10nmで共通だ。Core i5-12600Kではハイブリッドコアアーキテクチャを採用している。従来ものコアであるPコアに加えて電源効率を重視したEコアを搭載している。トータルコアは10コアで、スレッド数は16(12+4)だ。Core i5-12400と比べてそれぞれ66%・33%多い。
Core i5-12600Kの方が定格クロックが48%高く、最大クロックも12%高い。Core i5-12600Kはオーバークロックに対応していてより高い性能を得られる。Core i5-12600Kの方がL3キャッシュ容量が10%多く20MBとなる。対応メモリは共通だ。内蔵グラフィックスについてはUHD Graphics 770を搭載していてより高い性能を持つ。Core i5-12400ではCPUクーラー同梱となっている。PCI-E 5.0をサポートしているのは同等だ。Core i5-12600KのPBPは125WとCore i5-12400よりも90%程度大きい。MTPに関しても29%大きい。倍率ロックフリーモデルだからこその消費電力だと言える。価格差は$107だ。
Ryzen 5シリーズと比較
Core i5-12400 | Ryzen 5 5600X | Ryzen 5 3600 | |
---|---|---|---|
コードネーム | Alder Lake | Zen 3 | Zen 2 |
プロセス | 10nm | 7nm | 7nm |
Pコア | 6 | 6 | 6 |
Eコア | - | - | - |
トータルコア | 6 | 6 | 6 |
スレッド数 | 12 | 12 | 12 |
定格クロック | 2.5GHz(P) | 3.7GHz | 3.6GHz |
最大クロック | 4.4GHz(P) | 4.6GHz | 4.2GHz |
オーバークロック | × | ○ | ○ |
L3キャッシュ容量 | 18MB | 32MB | 32MB |
対応メモリ | DDR5-4800 DDR4-3200 | DDR4-3200 | DDR4-3200 |
内蔵グラフィックス | UHD Graphics 730 | × | × |
PCI Express | 5.0 | 4.0 | 4.0 |
TDP | 65W-117W | 65W | 65W |
価格 | $192 | $299 | $199 |
発売日 | 2022/01/05 | 2020/11/05 | 2019/07/07 |
Ryzen 5 3600はスペック的にも優れたCPUだと言える。コア数/スレッド数はCore i5-12400と同じ6コア12スレッドだ。定格クロックはRyzen 5 3600の方が44%高く、最大クロックはCore i5-12400の方が5%高い。Ryzen 5 3600はオーバークロックに対応しているのがポイントだ。環境さえ整えればより高いクロック周波数を実現することができる。もっとも性能的にはCore i5-12400の方が圧倒的に高い。価格差は$7でRyzen 5 3600の方が高いが、発売から2年半も経過しているため販売価格では大幅に下回る。
Zen 3アーキテクチャを採用した後発のRyzen 5 5600Xと比較していく。発売時期はCore i5-12400のおよそ1年前だ。そろそろAMDは最新モデルをリリースしないと戦えなくなりそうだ。Ryzen 5 5600XもRyzen 5 3600と同じ7nmプロセスを採用している。6コア12スレッドというスペックも共通だ。定格クロックはCore i5-12400よりも48%高く、最大クロックはCore i5-12400の方が5%高い。Ryzen 5 5600Xはオーバークロックに対応している。
L3キャッシュ容量はRyzen 5 5600Xの方が78%多く32MBとなる。対応メモリは新しいCore i5-12400の方が上位規格に対応している。内蔵グラフィックスを搭載しているのもCore i5-12400の強みだ。PCI-E 5.0をサポートしているのもポイントだと言える。TDPは65Wと共通だが、高負荷時にはRyzen 5 5600Xの方が消費電力が抑えられている。7nmプロセスによる恩恵だ。価格差は$107とかなり大きい。
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Core i5-12400の特徴&注意点
Ryzen 5 5600Xよりも高いパフォーマンスを持つ
Core i5-12400は、$192と低価格のCPUながら競合のRyzen 5 5600Xを上回る高い性能を持つCPUだ。ゲーミング性能だけではなくマルチスレッド性能でも大きく上回る。つまり、動画編集などのクリエイター作業でも優位に立っているということだ。10nmプロセスで7nmプロセスを超えるのは素晴らしい。それだけでも評価に値するだろう。
Core i5-12400の方が安い上に性能も上回るのだからRyzen 5 5600Xの立場はない。Zen 4アーキテクチャを採用した最新モデルは2022年後半に発表(4Gamer, 2022)されるということだ。この記事を書いている2022年1月の時点では発売までかなり時間が掛かりそうなので、価格を下げるなどの措置を講じない限り厳しいだろう。競争が起こることはユーザーにとっては大きなメリットだと言える。
上位モデルであるCore i5-12600Kとの差は大きい
上位モデルであるCore i5-12600Kとの性能差が大きいことは理解しておく必要がある。Core i5-12600KではPコアとEコアを搭載したハイブリッドコアアーキテクチャを採用している。Core i5-12400が6コア12スレッドに対して、Core i5-12600Kでは10コア16スレッドとスペックが引き上げられている。これまでの世代では同じCore i5シリーズでこのようにコア/スレッドが変わったことはない。
さすがにこれだけコア/スレッド数が変わると性能が生じることになる。純粋なCPU性能で70%以上の差があると考えてよい。特にマルチスレッド性能が有利になる動画編集やゲーム実況などで差が広がる。ゲーミング性能でも10%以上上回る。価格差が$107であることを考えるとCore i5-12600Kも狙い目のCPUだと言えそうだ。もっともBTOパソコンではラインナップがほとんどないため選びづらい。
価格を抑えたゲーミングPCが実現する可能性がある
Core i5-12400は$192と価格が抑えられたCPUで当然低価格帯のゲーミングPCが実現できる可能性が高い。それは自作PCだけではなくBTOメーカーが販売するゲーミングPCでも同じだ。今はまだCore i5-11400やCore i5-10400など3世代に渡るモデルが併売されているためCore i5-12400で低価格を実現するのはまだ先になるかもしれない。
それでも春に掛けて期待が持てる。理想を言えばRTX 3050との組み合わせで税込10万円前後だ。世代を重ねるごとに性能の底上げが行われていてCore i5シリーズでもゲーミングCPUとして十分な性能を持つ。特に第12世代になってかなり性能は高くなった。価格を抑えたいゲーマーの方はぜひチェックしておこう。
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Core i5-12400のゲームベンチマーク一覧
Far Cry 6
Hitman 3
Horizon Zero Dawn
F1 2021
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その他アプリケーションのベンチマーク
Cinebench R23
7-Zip
Adobe Premier Pro
Adobe Photoshop
画像引用元:https://www.microsoft.com/
Corona 1.3
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Core i5-12400搭載おすすめゲーミングPC
Magnate MH i5-12400搭載モデル(ドスパラ)
価格:109,980円(税込)
CPU:Core i5-12400
GPU:GeForce GTX 1650
メモリ:DDR4-3200 16GB
SSD:500GB NVMe対応
HDD:非搭載
電源:450W BRONZE
Core i5-12400×GTX 1650搭載のビジネスPCとなっている。税込10万円台と破格の一台だ。エントリークラスながらグラフィックボードを搭載しているためゲームプレイにも対応することが可能だ。フルHD環境でのゲームプレイでも満足できて設定を下げることに抵抗がない方なら問題ない。ゲーミング性能が高いわけではない点は理解しておこう。Core i5-12400は、6コア12スレッドとマルチスレッド性能が高く従来モデルのCore i7シリーズに匹敵するほどだ。メモリ16GB、SSD 500GBと構成も価格帯を考えると必要十分だろう。
ZEFT G24CB(セブン)
CPU:Core i5-12400
GPU:GeForce GTX 1650
メモリ:DDR4-3200 16GB
SSD:500GB NVMe
HDD:非搭載
電源:500W BRONZE
GTX 1650を搭載したゲーミングPCだ。税込13万円台とCore i5-12400搭載モデルの中では価格が抑えられている。CPU性能が高くクリエイター作業に最適だ。グラフィックス性能がそれほど必要ではない方におすすめだ。メモリ16GB、SSD 500GB NVMeと構成も十分だろう。電源ユニットは500W BRONZEを搭載している。GTX 1650×Core i5-12400との組み合わせなら十分だ。PCケースにはクリアガラスパネルを採用した「Thermaltake Versa H26」を採用していてデザイン性に優れている。
GALLERIA RM5C-R35 第12世代Core搭載(ドスパラ)
CPU:Core i5-12400
GPU:GeForce RTX 3050
メモリ:DDR4-3200 16GB
SSD:500GB NVMe
HDD:非搭載
電源:650W BRONZE
グラフィックスにAmpere世代のエントリークラスであるRTX 3050を搭載している。従来モデルのGTX 1660 Ti/GTX 1660 SUPERよりも高い性能を持つ。レイトレーシング・DLSSといった機能が追加されているのもポイントが高い。Core i5-12400とのバランスもよい。実質Core i3シリーズ搭載モデルがないためこのCore i5-12400がゲーム向けCPUの最小構成となる。メモリ16GB、SSD 500GBと構成も平均的だ。電源ユニットは650W BRONZEを搭載している。
G-GEAR GA5J-F220/ZB(TSUKUMO)
CPU:Core i5-12400
GPU:GeForce RTX 3060
メモリ:DDR4-3200 16GB
SSD:1TB NVMe
HDD:非搭載
電源:750W GOLD
RTX 3060×Core i5-12400搭載のゲーミングPCだ。RTX 3060の価格が高騰していることを考えると妥当な価格設定かもしれない。フルHD環境でのゲームプレイを考えている方に最適だ。Core i5-12400は性能が高くこれまでのCore i5シリーズのようにギリギリの組み合わせとはならない。安心してゲームを楽しめるはずだ。メモリ16GB、SSD 1TBと構成も抜群だ。電源ユニットは750W GOLDを採用している。
GALLERIA RM5C-R36T 第12世代Core搭載(ドスパラ)
CPU:Core i5-12400
GPU:GeForce RTX 3060 Ti
メモリ:DDR4-3200 16GB
SSD:500GB NVMe
HDD:非搭載
電源:650W BRONZE
ドスパラのミニタワーケースを採用している。ミニタワーモデルの中ではやや大きめのケースで拡張性に優れている。RTX 3060 Ti×Core i5-12400を搭載したゲーミングPCだ。Core i5-12400の性能がCore i7-11700と同等以上であることを考えるとRTX 3060 Tiとでもボトルネックとなりにくい。Core i7シリーズ搭載モデルと比べると割安感があるモデルだ。メモリ16GB、SSD 500GBと構成も十分だろう。
Core i5-12400搭載のゲーミングPC一覧
製品名 | 価格 | CPU | GPU | メモリ | SSD | HDD |
---|---|---|---|---|---|---|
GALLERIA RM5C-G60S | 149,980 | i5-12400 | GTX1660 Super | 16GB | 500GB | × |
GALLERIA RM5C-R35 第12世代Core搭載 | 159,980 | i5-12400 | RTX3050 | 16GB | 500GB | × |
GALLERIA RM5C-R36第12世代 | 189,979 | i5-12400 | RTX3060 | 16GB | 500GB | × |
GALLERIA RM5C-R36T第12世代 | 194,980 | i5-12400 | RTX3060Ti | 16GB | 500GB | × |
Magnate MS 第12世代Core搭載 | 147,980 | i5-12400 | RTX3050 | 16GB | 500GB | × |
raytrek MX-i5 | 114,980 | i5-12400 | GTX1650 | 16GB | 500GB | × |
Magnate MH | 109,980 | i5-12400 | GTX1650 | 16GB | 500GB | × |
Magnate MT i5-12400 | 150,980 | i5-12400 | GTX1660 Super | 16GB | 500GB | × |
LEVEL-M066-124-RJX | 139,980 | i5-12400 | GTX1660 Super | 16GB | 500GB | × |
LEVEL-M066-124-NAX | 154,980 | i5-12400 | RTX3050 | 16GB | 500GB | × |
LEVEL-M066-124-RBX | 159,880 | i5-12400 | RTX3060 | 16GB | 500GB | × |
LEVEL-M066-124-SAX | 186,980 | i5-12400 | RTX3060Ti | 16GB | 500GB | × |
LEVEL-M066-124-DSX | 157,980 | i5-12400 | RX6600XT | 16GB | 500GB | × |
FRGAH670/KD1/NTK 価格.com限定 | 150,800 | i5-12400F | RTX3050 | 16GB | 512GB | × |
FRGAH670/WS8/NTK | 164,980 | i5-12400F | RTX3060 | 16GB | 1TB | × |
管理人による総評(Core i5-12400)

Core i5-12400は、Alder Lake世代の高コスパモデルだ。すでに登場しているCore i5-12600Kよりもスペックを落としたモデルで価格を抑えたい方に最適なCPUとなっている。6コア12スレッドと従来モデルのCore i5-11400と同等だが、アーキテクチャの変更でパフォーマンスは引き上げられている。上位モデルのCore i5-12600Kが10コア14スレッドのためしっかりと差別化が図られている形だ。それでも競合モデルであるRyzen 5 5600Xと同等以上のパフォーマンスを持つ。ゲーミングCPUとしても必要十分で安価なゲーミングPCを構築する上で魅力的な選択肢となる。
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