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画像引用元:https://www.amazon.co.jp/

当記事では、Radeon R7 370の性能スペック&評判について解説している。このグラフィックボードは1080pでゲームをプレイすることを想定して作られた。

わずか$150でエントリークラスのグラフィックボードを入手できるのはこの時代から始まった。これまで$200が必要だったが、GTX950と同様に価格の引き下げに成功している。

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Radeon R7 370の性能スペックと特徴

スペック比較

 R7 370GTX950GTX750Ti
アーキテクチャCuracaoGM206GM107
製造プロセス28nm28nm28nm
CUDAコア数1024基768基640基
コアクロック-1024MHz1020MHz
ブーストクロック975MHz-1085MHz
GPUメモリ2GB2GB2GB
メモリタイプGDDR5GDDR5GDDR5
メモリバス帯域幅179.2 GB/s105 GB/s86.4 GB/s
TDP110W90W60W
価格$150$159$199
発売日2015/06/182015/08/202014/02/19
R7 370について競合であるGTX750Ti及びGTX950と比較しながらスペックを見ていく。元々はGTX750Tiに合わせてリリースされたグラフィックボードということを理解しておいて欲しい。そう考えるとまず比較するのはGTX750Tiとなる。CUDAコアが60%アップ、ブーストクロックが10%ダウンとなっている。CUDAコアが増えたことで消費電力は上がっているが、性能は確実にアップしていると考えて良い。また、メモリ帯域幅もおよそ倍増しておりより効率的にパワーを発揮できる。

R7 370が登場しておよそ2ヶ月後にGTX950が登場した。GTX750TiよりもCUDAコアを20%増やして性能の底上げがされた。その上価格も$40下げることでR7 370の存在感が薄くなってしまった。性能的にはわずかにGTX950が上回っている。AMDからするとR7 370で$150以下の価格帯で簡単にトップの座を狙えると考えていた。事実、GTX750Tiよりも高いパフォーマンスを安く実現することができた。しかし、AMDはNVIDIAの新しいモデルがどれほど強力なのかを予想できなかったのだ。

採用されているGPUについて

GPUは”Trinidad(トリニダード)”と呼ばれていて、Pitcairn(ピットカーン)コアのバージョンだ。このGPUの登場はRadeon HD7850が販売された2012年まで遡る。

このコアは、同様に2012年にリリースされたRadeon HD 7870にも搭載されていて、R7 265のようなAMDの次のシリーズにリサイクルされている。

また、修正されてよりパワフルなコアのバージョンがR9 270とR9 270Xに現れた。そのためAMDはこの汎用性の高いコアの元をとっていると考えて良いだろう。

Radeon R7 370発売当時の評価

Radeon R7 370は、不運なローエンドクラスのグラフィックボードだ。本来比較対象はGTX750Tiであり、GTX750Tiを大きく上回っていたモデルだったはずだ。価格も大差なく非常に優秀なグラフィックボードという評価は海外の話だ。日本円にするとその後発売されたGTX950よりも高くなんとGTX960と同等になってしまう。

為替レートの影響をもろに受けることになる。後述しているが、そのような事情もありあまり国内ショップで搭載PCが販売されているのも見ない。最安値モデルはGTX950と同等だが・・・これにより本来の比較対象の2ランク上の相手と比較されてしまうことになった。どう考えても不利となる。事実GTX950には性能面で勝てない。

消費電力に関しても20%~50%程多くなってしまっている。これはAMDの古いアーキテクチャのせいだといえる。性能はR7 270のリネームに近く、GTX960と比較すると勝るところが何一つない。ゲーミングPCに搭載されている場合はGTX960搭載モデルより安価なことがあるのでその点では選択肢としてありだろう。

と、思ったがドスパラにはR9 380とR7 360はあるがR7 370は存在していないようだ。さぞ無念なことだろう。ちなみにこれらもそれぞれリネームモデルに近い。

Radeon R7 370のベンチマーク

1920×1080(FULL HD)環境で最高設定での平均フレームレートを計測。R7 370自体がエントリークラスのグラフィックボードで高解像度でのゲームプレイを前提をしていないためそれ以上の解像度では計測していない。焦点はエントリークラスのグラフィックボードでどのぐらいのスコアが出るのかということを知って欲しい。

Battlefield 4

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GTX750Tiに比べておよそ40%スコアが高くなっている。GTX950とほぼ同等の性能だ。さすがに最高設定でのゲームプレイは厳しいので一つ下げる必要がある。エントリークラスでも十分ゲームを楽しむことができるだろう。

Tomb Raider

r7370tombraider

AMDをサポートしているタイトルだがスコアでは少し苦戦している。R7 370は36FPSとGTX950よりも20%劣っている。GTX750Tiともそれほど差がないのが残念だ。

Hitman: Absolution

r7370hitman

GTX750Tiと比べて35%高いフレームレートを計測。明らかに性能がアップしていることがわかる。元々のターゲットであるGTX750Tiは圧倒している。GTX950と比べるとやや劣る程度だ。

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電源ユニットSilverstone Strider Series (700w)
参照元:Nvidia GeForce GTX 950 Review (TECHSPOT)