当ページでは、最新のゲーミングノートPCランキングを紹介している。RTX 20シリーズやGTX 16シリーズが登場し性能の底上げが行われている。CPUに関してもIntel第10世代Core iシリーズやAMD第3世代Ryzenシリーズ(4000番台)の登場も後押ししている形だ。
ノートが欲しいゲーマーへの風向きは良好だと言える。2021年になって搭載モデルの価格が落ち着き購入しやすくなっているからだ。これは2020年の後半から続く傾向だと言える。予算さえ合えばノートで快適にゲームをしたいという方でも満足できるだろう。
なお、ゲーミングノートPCの場合販売している国内のBTOメーカーはそれほど多くない。ドスパラ・パソコン工房・G-Tune・フロンティア・TSUKUMOが中心となる。Razer・ALIENWARE・MSIなどの海外製ゲーミングノートPCも注目だ。海外ブランドの方がノートに力を入れているように思える。
2021年01月01日 毎月恒例のランキングの見直し(変更中)
2020年12月01日 毎月恒例のランキングの見直し(変更中)
2020年11月01日 毎月恒例のランキングの見直し(変更中)
ゲーミングノートを販売しているショップ自体それほど多くない中で最近はパソコン工房に勢いがある。定番であるドスパラと新興勢力であるパソコン工房を中心に見ていくとよいだろう。G-TuneやASUSのモデルも上位にランクインしているので合わせて見ておこう。
搭載されているCPUの多くが最新の第10世代Core i7-10750H/Core i5-10300Hとなっている。また、Ryzenも第3世代になってノート向けCPUのパフォーマンスが向上している。Ryzen 7 4800H/Ryzen 5 4600Hを搭載したモデルも増えてきた。世代を重ねるごとにCPUの選択肢が増えてきたのは嬉しい。
グラフィックボードはある程度デスクトップに追いついているが、CPUはまだまだ遅れを取っているのが現状だ。そのため、現時点で最高峰のCPUであるいずれかのモデルを搭載したモデルを選択することを推奨する。それ以外の選択肢はないと考えて良い。例えば、省電力モデルのUシリーズ(Core i7-10510Uなど)は選択肢に入らない。
当ページの目次
- 1 ゲーミングノートPCおすすめランキング【2021年01月】
- 1.1 1位(↑NEW)GALLERIA GR2060RGF-T(ドスパラ)
- 1.2 2位(↑NEW)G-Tune H5(G-Tune)
- 1.3 3位(↓1位)GALLERIA GR1650TGF-T(ドスパラ)
- 1.4 4位(↑NEW)LEVEL-15FX068-i7-RXSS(パソコン工房)
- 1.5 5位(↓4位)LEVEL-15FR103-i7-TOXX (パソコン工房)
- 1.6 6位(↓5位)GNシリーズ FRZN712/A(フロンティア)
- 1.7 7位(↑NEW)ROG Zephyrus G14 GA401IV(ASUS)
- 1.8 8位(↓6位)G-Tune E5-144(G-Tune)
- 1.9 9位(↑NEW)Lenovo Legion 750i – スレートグレー(Lenovo)
- 1.10 10位(↓9位)GALLERIA GCR2070RGF-QC(ドスパラ)
- 1.11 11位(↓10位)ALIENWARE M17 R3 プラチナ(ALIENWARE)
- 2 ランキング対象外今月のピックアップモデル!!
- 3 ゲーミングノートPC選びの注意点
- 4 ゲーミングノートPCは大きく進化した!
- 5 ゲーミングノートPCはこんな方におすすめ!!
- 6 デスクトップPCとの比較から見るノートのデメリット
- 7 ゲーミングノートPCに関するよくある質問まとめ
- 8 その他あなたにおすすめの記事はこちら!
ゲーミングノートPCおすすめランキング【2021年01月】
1位(↑NEW)GALLERIA GR2060RGF-T(ドスパラ)
価格:117,980円
液晶:15.6型 120Hz
重量:約1.90kg
駆動時間:約8.8時間
CPU:Ryzen 7 4800H
GPU:GeForce RTX 2060
メモリ:DDR4 16GB
SSD:512GB NVMe対応
HDD:非搭載
ドスパラのノート部門売上No.1のゲーミングノートPCとなっている。RTX 2060×Ryzen 7 4800H搭載で税抜11万円という価格設定は魅力的だ。RTX 2060はレイトレーシングにも対応していてポテンシャルが高い。ミドルクラスの選択肢として魅力的だ。FULL HD環境でのゲームプレイにおいてもGTX 16シリーズよりも余裕が生まれるのが嬉しい。設定にもこだわりたい方なら選択するメリットは大きい。Ryzen 7 4800Hは8コア16スレッドとノート向けモデルではトップクラスのパフォーマンスを誇る。ネックになりやすいCPU性能をカバーできる。メモリ16GB・SSD 512GB NVMe対応と構成も充実している。最短5日での出荷に対応。
初登場ランキング第一位にランクインとなっている。RTX 2060×Ryzen 7 4800Hの組み合わせは相性もよく評価も高い。構成にも妥協は見られずトップクラスのコストパフォーマンスを誇る。年末年始に掛けて魅力的なモデルへと変貌している。最大9.2%還元(11,946P)も嬉しい。
2位(↑NEW)G-Tune H5(G-Tune)
229,800円 189,800円
液晶:15.6型 240Hz
重量:約2.21kg
駆動時間:約10.0時間
CPU:Core i7-10875H
GPU:GeForce RTX 2070 SUPER
メモリ:DDR4 16GB
SSD:512GB NVMe対応
HDD:非搭載
G-Tuneが誇るハイエンドのゲーミングノートPCだ。グラフィックボードにはRTX 2070 SUPERを搭載している。FULL HD環境において240Hzを活かせる性能を持つ。CPUにはCore i7-10875Hを搭載。8コア16スレッドとマルチスレッド性能が高くフレームレートの安定に繋がる。まさにゲームにベストな選択だと言える。メモリ16GB、SSD 512GB NVMe対応と構成も十分だ。本体重量が約2.21kgとやや重いので持ち運び頻度が高い方は注意しよう。性能が高いモデルは排熱のために本体が大きくなりがちだ。
2021年1月6日までの期間限定で40,000円オフで購入できる。このクラスのゲーミングノートPCは希少性が高くおすすめしたい。予算的に問題ないのであれば選択肢に入れて欲しい。ヘビーゲーマーの方でもその高いゲーミング性能に満足できるはずだ。
3位(↓1位)GALLERIA GR1650TGF-T(ドスパラ)
液晶:15.6型
重量:約1.90kg
駆動時間:約7.5時間
CPU:Ryzen 5 4600H
GPU:GeForce GTX 1650 Ti
メモリ:DDR4 16GB
SSD:512GB NVMe対応
HDD:非搭載
GTX 1650 Ti×Ryzen 5 4600Hを搭載したゲーミングノートPCだ。ゲーミングノートPC全体における最安値クラスのモデルとなっている。税抜8万円台という価格設定は驚愕だ。とにかく価格を抑えたいと考えている学生の方などはぜひチェックしよう。この価格帯では驚くべきパフォーマンスを発揮するRyzen 5 4600Hを搭載しているのが魅力だ。6コア12スレッドのCPUを手に入れられるのは素晴らしい。AMDが誇る高コスパモデルということだ。ゲーミング適正ではややばらつきがあるものの第3世代になって適正は向上している。Core i5-10300Hと同等と考えてよい。最高設定にこだわらないのであれば十分ゲームプレイができる。実際に私も購入して使っているが満足度は高い。性能面に納得できるなら間違いなく買いだ!
先月からツーランクダウンのランキング第三位にランクインとなった。先月のモデルとは違ってメモリ容量が倍増の16GBとなったが、15,000円アップとなったのが痛い。値上げするとしても6,000円程度が最低ラインだ。それでも価格の安さを追求したモデルは数少なく存在感を出せるからだ。
ゲーミングノートPC至上最安値クラスのゲーミングノートPCがランキング第一位継続中だ。先月の末になってさらに5,000円の値引きが適用されている。ドスパラの売れ筋ランキングでも上位に入っている。税抜7万円台という価格設定が素晴らしい。安かろう悪かろうではなく、しっかりとゲームを楽しむことができる。初めてのゲーミングノートとしても最適だ。私自身も購入して満足している。価格重視で選びたい方はぜひチェックして欲しい。
4位(↑NEW)LEVEL-15FX068-i7-RXSS(パソコン工房)
123,980円 113,980円
液晶:15.6型
重量:約2.24kg
駆動時間:約3.6時間
CPU:Core i7-10750H
GPU:GeForce GTX 1660 Ti
メモリ:DDR4 16GB
SSD:480GB
HDD:非搭載
LEVEL-15FX068-i7-RXSSは、GTX 1660 Ti×Core i7-10750H搭載のゲーミングノートPCだ。薄型狭額ベゼルを採用し本体自体も薄く新製品らしい一台だと言える。CPUには第10世代のCore i7-10750Hを採用。第9世代のものよりもわずかながらゲーミング適正が向上している。グラフィックボードにはGTX 1660 Tiを採用しゲーミング性能は十分だ。ヌルヌル動くゲームプレイをぜひ体感して欲しい。オーソドックスなモデルながらキーボードにもこだわりがあり打鍵感の良いキーボードは評価が高い。ストレージは最近ではあまり見かけなくなったダブルストレージを採用していてバランスも良くおすすめの一台だと言える。
初登場ランキング第四位にランクイン中だ。セール期間中は10,000円オフで購入することができる。ミドルクラスのゲーミングノートとして完成度が高くおすすめしやすい。価格が安いので、浮いたお金でHDD追加などのカスタマイズを検討するとよいだろう。
5位(↓4位)LEVEL-15FR103-i7-TOXX (パソコン工房)
液晶:15.6型 144Hz
重量:約2.24kg
駆動時間:約3.6時間
CPU:Core i7-10750H
GPU:GeForce RTX 2070
メモリ:DDR4 16GB
SSD:500GB NVMe対応
HDD:非搭載
RTX 2070搭載の最安値クラスのゲーミングノートPCだ。最高峰のゲーミングノートがこの価格で手に入るのは嬉しい。FULL HD環境なら高リフレッシュレートに対応でき、144Hzモニターを存分活かすことが可能だ。もちろん高解像度にも対応することができる。デスクトップパソコンに近いゲーム環境を構築することができる。メモリ16GB・SSD 500GB NVMe対応と構成も十分過ぎる。重量は約2.24kgとやや重めだが性能を考えると仕方がない。またバッテリー駆動時間も短めだ。デメリットをしっかりと理解して選択すれば後悔はしないだろう。
先月よりワンランクダウンとなってしまった。それでも上位にいるのは変わりない。RTX 2070搭載モデルとしてかなり価格が抑えられているというのが評価の理由だ。パソコン工房の躍進が続く。デスクトップパソコンだけではなくノートパソコンでもその存在感を出している。ゲーミングノートの購入を考えている方はパソコン工房のモデルもチェックしておこう。
先月よりワンランクダウンの第四位にランクインとなっている。ゲーミングノートとしてハイクラスなLEVEL-15FR103-i7-TOXXが5,000円の値引き適用となりコストパフォーマンス急上昇中だ。意外とこの価格帯で販売されているハイクラスモデルはない。
6位(↓5位)GNシリーズ FRZN712/A(フロンティア)
液晶:15.6インチ 144Hz
重量:約2.25kg
駆動時間:非公開
CPU:Core i7-10750H
GPU:GeForce RTX 2070 SUPER
メモリ:DDR4 16GB
SSD:500G NVMe対応
HDD:非搭載
RTX 2070 SUPER×i7-10750H搭載の最新ゲーミングノートPCだ。新しいグラフィックボードに新しいCPUを搭載したモデルとなっている。FRONTIERのノートしては珍しく144Hz対応モニターを搭載している。高性能モデルを活かせるモニターだ。性能は高く高リフレッシュレートでのゲームプレイにも対応できる。設定にこだわりたいゲーマーの方も必見だ。メモリ16GB、SSD 500GBと構成も充実していてカスタマイズは不要だ。Wi-Fi 6対応など目に見えない部分にも抜かりはない。このクラスになると重量が増えて来るのがネックとなってしまう。
先月よりワンランクダウンの六位にランクインとなった。RTX 2070 SUPER搭載モデルは希少性が高くその中でもコスパに優れた一台となっている。RTX 2070搭載モデルに比べて価格は上がってしまうが性能は高くおすすめしやすい。
先月八位からスリーランクアップの第五位にランクインとなった。ハイクラスのモデルということもあって価格面で不利な立場だ。それでも定価が5,000円引き下げられてより購入しやすくなった。RTX 2070 SUPER搭載モデルとしてはトップクラスのコストパフォーマンスを誇る。フロンティア自体ドスパラやG-Tuneなどに比べると知名度は高くないが、コスパが高く選択肢として悪くない。ブランドよりもコスパを重視したいと考えている方はぜひチェックして欲しい。
7位(↑NEW)ROG Zephyrus G14 GA401IV(ASUS)
199,818円 163,455円
液晶:14.0型
重量:約1.65kg
駆動時間:約9.4時間
CPU:Ryzen 9 4900HS
GPU:GeForce RTX 2060 MAX-Q
メモリ:DDR4 16GB
SSD:1TB NVMe対応
HDD:非搭載
ASUSの極薄・極軽のゲーミングノートPCを紹介したい。税抜き20万円近い価格となっているが、中身を見れば納得だ。まず重量が約1.65kgとかなり軽い。ビジネスモデルと比べて遜色ないレベルだ。ゲーミングとは思えないほど薄く、軽いので持ち運びもしやすい。性能面での最大の特徴はRyzen 9 4900HSを搭載していることだろう。8コア16スレッドと高いマルチスレッド性能を発揮する。グラフィックボードにはRTX 2060 MAX-Qを採用してFULL HD環境でのゲームプレイに対応することができる。省電力性も高くなんと駆動時間は約9.4時間と長くなっている。さらに、スタイリッシュでオシャレなデザインが目を引く。外出先でこのノートを使っていたら周りはきっと驚くことだろう。LEDドットで天板を装飾できるのも斬新だ。
ROG Zephyrus G14 GA401IVは国内メーカーにはないRyzen 9 4900HSを搭載しているという強みがある。今はキャンペーン中で36,000円程度割引されている。海外メーカーのモデルとしては最上位に位置する。RTX 2060 MAX-Q搭載でミドルクラスのモデルとして十分な性能を持っている。構成を考えてもコストパフォーマンスは高い。LEDドットの天板などとにかく完成度の高いゲーミングノートPCとなっている。
8位(↓6位)G-Tune E5-144(G-Tune)
液晶:15.6型 144Hz
重量:約1.77kg
駆動時間:約5.5時間
CPU:Core i7-10875H
GPU:GeForce RTX 2060
メモリ:DDR4 16GB
SSD:512GB NVMe対応
HDD:非搭載
RTX 2060×i7-10875H搭載のゲーミングノートPCだ。デスクトップではあまり目立たないRTX 2060だが、ゲーミングノートだと輝く。扱いやすい性能と手頃な価格が人気の秘密だ。GTX 1660 Tiよりも余裕が生まれる。CPUには一般的なCore i7-10750Hよりも性能の高いCore i7-10875Hを搭載している。8コア16スレッドとマルチスレッド性能が高くゲームプレイだけではなくゲーム配信などにも対応しやすい。メモリ16GB・SSD 512GB NVMe対応と構成も充実している。本体重量約1.77kgは15.6インチノートでは最軽量クラスだ。G-tuneは軽量化という観点では他のショップを上回っている。持ち運ぶことの多いノートパソコンでこの軽さは魅力的だ。バッテリー駆動時間は約5.5時間と短めだが、高性能なパーツを採用していることから仕方がないだろう。
先月よりツーランクダウンとなっている。Core i7-10875Hは性能が高くおすすめしやすい。搭載モデルが少なく希少性が高いのも評価のポイントだと言える。一時品切れになるほどの人気ぶりだ。こだわりのあるゲーミングノートを選びたい方におすすめだ。
ランキングがワンランクダウンとなっている。Core i7-10875Hは性能が高くおすすめしやすい。搭載モデルが少なく希少性が高い。こだわりのあるゲーミングノートを選びたい方におすすめだ。
9位(↑NEW)Lenovo Legion 750i – スレートグレー(Lenovo)
液晶:15.6インチ 240Hz
重量:約2.25kg
駆動時間:約8.5時間
CPU:Core i7-10750H
GPU:GeForce RTX 2080 SUPER
メモリ:DDR4 32GB
SSD:1TB NVMe
HDD:非搭載
Lenovo製ゲーミングノートPC「81YT005XJP」はRTX 2080 SUPER搭載モデルとしては価格が安くおすすめだ。公式サイトの表記は税込み及び送料込みとなっている。RTX 2080 SUPER搭載モデルとしては格安だ。ナローベゼルを採用し快適なゲームプレイができる。本体内部に2基の大型ファンを搭載し排熱性能も高い。RTX 2080 SUPERなどのハイエンドのグラフィックボードを搭載するのには必須だと言える。また、独自のソフトウェア「Lenovo Vantage」でオーバークロック、RGBライティングの制御などが行える。ユーザー目線に立った一台だ。メモリ32GB、SSD 1TBと構成も優れている。最短1週間程度での出荷とレノボでは異例のスピードだ。
初登場ランキング第九位にランクインとなっている。性能が高すぎて一般ユーザー向けではないことから評価が上がりにくいだけで製品自体のコスパは高くTOP 3に入るポテンシャルを持つ。予算より性能重視で選びたい方向けだ。なかなかこのクラスのゲーミングノートPCはラインナップになく希少性が高い。ハイエンドモデルとしておすすめ度は高い。海外メーカーとしては健闘している。
10位(↓9位)GALLERIA GCR2070RGF-QC(ドスパラ)
液晶:15.6型 144Hz
重量:約1.87Kg
駆動時間:最大10時間
CPU:Core i7-9750H
GPU:GeForce RTX 2070 MAX-Q
メモリ:DDR4 16GB
SSD:1TB NVMe対応
HDD:非搭載
GALLERIA GCR2070RGF-QCは、RTX2070 MAX-Qを搭載したハイクラスのゲーミングノートPCだ。Intelとの共同設計によって生まれた一台だ。重量も約1.87kgと15.6インチモデルとしては軽量化されている。ウルトラベゼル液晶モニター採用で視認性が高くゲームに没頭しやすくなっている。144Hz対応モニターを搭載しているのがポイントだ。デスクトップパソコンに近い環境を構築することができる。CPUには、最新の第九世代「Core i7-9750H」を搭載。第10世代CPUとの性能差もそれほど大きくないため旧モデルでもデメリットはない。FULL HD環境で100fps以上を出したり、WQHD環境でのゲームプレイを考えている方向けだ。それでもデスクトップ向けのモデルよりはやや性能は劣ることは理解しておこう。メモリ16GB、SSD 1TBと構成も十分。THUNDERBOLT(USB)及びWi-Fi 6などの最新の規格に対応しているのも最新モデルらしい。
先月よりワンランクダウンとなっている。第9世代CPU搭載で古くなってしまったのが要因だ。性能面で大きな違いがあるわけではないが、どうせなら最新モデルを手にしたいと思うだろう。特に価格の高いパソコンならなおさらだ。それでも16,300円も価格が引き下げられて選ぶメリットがあることは間違いない。また、重さ2.0kgを切るモデルでウルトラベゼルデザインを採用するなど現行モデルでもなかなかない随一の一台だと言える。
先月よりツーランクダウンのランキング九位にランクインとなっている。第10世代CPU搭載モデルに押されているものの翌日出荷に対応していたり、性能に対するコストパフォーマンスは高かったりとおすすめしやすい。ドスパラの売れ筋ランキング上位にランクインしているのも納得できる。GTX 1660 Ti搭載モデルでは物足りない方はぜひ検討して欲しい。デザイン性にも定評がある一台だ。
11位(↓10位)ALIENWARE M17 R3 プラチナ(ALIENWARE)
液晶:17.3インチ 144Hz
重量:2.50kg
駆動時間:不明
CPU:Core i7-10750H
GPU:GeForce RTX 2070 SUPER
メモリ:DDR4 16GB
SSD:256GB
HDD:非搭載
エイリアンウェアの最新モデルだ。前世代のALIENWARE m17よりも10%軽くなった薄型デザインが人気となっている。高級感のある質感も高評価だ。大型モデルが多い海外製品の中では異例だ。性能的にはRTX 2070 SUPER×Core i7-10750Hを搭載しWQHD環境でも快適なゲームプレイが可能となっている。もちろんFULL HD環境では高リフレッシュレートを実現することができる。エイリアンウェア自慢の「ADVANCED ALIENWARE CRYO-TECH」は優れた冷却システムで高負荷環境下でも安定したゲームプレイを実現してくれる。ストレージにはSSDを搭載しているのが特徴だ。何よりもエイリアンブランドは世界的にも評価が高くおすすめしやすい。高級路線が好きな方はぜひチェックして欲しい。当然機能面での妥協も見られない。
先月からワンランクダウンの十一位にランクインとなっている。17.3インチノート自体ラインナップが減ってきているので魅力的な一台だと言える。価格より品質やブランドを重視する方におすすめだ。
先月と変わらず第十位にランクイン中だ。国内メーカーのモデルと比べると割高だが、デザイン性が高くエイリアンウェアにしかない魅力がある。今なら標準価格より20,000円OFFで購入することができる。さらに、5%OFFクーポンも発行中だ。
ランキング対象外今月のピックアップモデル!!
激安のゲーミングノートPCから選ぶ
GALLERIA GCL1650TGF(ドスパラ)
液晶:15.6型
重量:約2.03kg
駆動時間:不明
CPU:Core i5-10300
GPU:GeForce GTX 1650 Ti
メモリ:DDR4 16GB
SSD:500GB NVMe対応
HDD:非搭載
ドスパラの高コスパゲーミングノートPCだ。10万円以下のモデルではトップクラスのコストパフォーマンスを誇る。先月のランキング作成時よりも定価が3,000円安くなった。薄型狭額ベゼルを採用し視認性が高くなっている。ドスパラの売れ筋ランキングNo.1に君臨したことのあるモデルだ。これについては忖度は見られない。GTX 1650×i7-9750Hを搭載し最低限必要なゲーミング性能を持っている。FULL HD環境でかつ設定にこだわらない方におすすめだ。フォートナイトやPUBGなどにも対応することができる。メモリ8GB、SSD 500GB NVMe対応と扱いやすい構成だ。今なら最大7.5%還元(8,247円相当)を受けられるのも嬉しい。
Bravo-15-A4DCR-058JP(MSI)
液晶:15.6型
重量:約2.03kg
駆動時間:不明
CPU:Ryzen 5 4600H
GPU:Radeon RX 5300M
メモリ:DDR4 16GB
SSD:5120GB NVMe対応
HDD:非搭載
Radeon RX 5300M×Ryzen 5 4600Hを搭載したゲーミングノートPCだ。AMD製パーツで揃えた希少なモデルとなっている。RX 5300Mは、GTX 1650 Mobileと同等のパフォーマンスを持つエントリークラスのグラフィックボードとなっている。コストを抑えたい方にとっては魅力的な選択肢となる。メモリ16GB、SSD 512GBと充実の構成でクリエイター向けモデルとしても通用する一台だ。
セールでお得なゲーミングPCを選ぶ
XNシリーズ FRXN710/WS3
液晶サイズ:15.6インチ フルHD
CPU:Core i7-10750H
GPU:GeForce RTX 2060
メモリ:16GB
SSD:1TB NVMe対応
HDD:非搭載
RTX 2060搭載の高コスパゲーミングノートPCだ。CPUには最新のCore i7-10750Hを搭載し高いゲーミングパフォーマンスを発揮する。フロンティアは最新パーツ搭載モデルも価格が抑えられていて驚くばかりだ。FULL HD環境で60fps以上を安定して出すことができて扱いやすい。メモリ16GB、SSD 1TBと構成も充実している。液晶は15.6インチで持ち運びにも適している。高リフレッシュレートには対応していないので注意して欲しい。それでも入門モデルとしてなら何も問題はないはずだ。Wi-Fi 6に対応しているのも嬉しい。
OMEN by HP 15 ハイパフォーマンスプラスモデル(HP)
219,800円 175,000円
液晶:15.6型
重量:約2.48kg
駆動時間:約5時間
CPU:Core i7-10750H
GPU:GeForce RTX2070 with MAX-Q
メモリ:DDR4 16GB
SSD:512GB NVMe対応
HDD:1TB
省スペースモデルであるRTX2070 MAX-Qを搭載したゲーミングノートPCだ。通常のRTX2070と比べるとやや性能は劣るものの価格も抑えられるためおすすめしやすい。WQHD環境やFULL HD環境でも満足度いくゲームプレイが約束されている。デザイン性、排熱性能共に抜群で魅力が盛りだくさんだ。特にデザインについては海外メーカーらしくかっこいい。戦闘機をイメージしたデザインがゲーミングプレイを盛り上げてくれるだろう。メモリDDR4 16GB、SSD 512GB、HDD 1TBと構成も優れている。
ハイクラスのゲーミングPCを選ぶ
GS66-10SGS-020JP(MSI)
液晶:15.6インチ 300Hz
重量:約2.1kg
駆動時間:非公開
CPU:Core i9-10980HK
GPU:GeForce RTX 2080 SUPER MAX-Q
メモリ:DDR4 32GB
SSD:1TB
HDD:非搭載
2020年時点で購入できる最高峰のゲーミングノートPCだ。税抜35万円オーバーという価格はなかなか購入できる価格帯とは言えない。それでもRTX 2080 SUPER MAX-Q×Core i9-10980HK搭載のパフォーマンスはデスクトップパソコンと比べても引けを取らない。高解像度でのゲームプレイや高リフレッシュレートでのゲームプレイにも対応可能だ。驚愕の300Hz対応モニターを活かせるパフォーマンスを発揮する。メモリ32GB、SSD 1TBと充実の構成で高いレベルでのゲームプレイができる。玄人を唸らせるフラグシップモデルの性能をぜひ体感して欲しい。
Razer Blade 15 Advanced Model(Razer)
液晶:15.6インチ 300Hz
重量:約2.2kg
駆動時間:非公開
CPU:Core i7-10875H
GPU:GeForce RTX 2080 SUPER MAX-Q
メモリ:DDR4 16GB
SSD:1TB
HDD:非搭載
RTX 2080 SUPER MAX-Q×Core i7-10875H搭載のゲーミングノートPCだ。Core i7-10875Hは、8コア16スレッドと高いCPU性能を持つ。グラフィックボードにはノート向けのフラグシップモデルであるRTX 2080 SUPER MAX-Qを搭載。高リフレッシュレートでのゲームプレイも可能だ。Razerのゲーミングノートはデザイン性も高く世界的にも人気が高い。
OMEN X 2S 15 エクストリームモデル(HP)
液晶:15.6型
重量:約2.45kg
駆動時間:約9.9時間
CPU:Core i9-9880H
GPU:GeForce RTX 2080 MAX-Q
メモリ:DDR4 16GB
SSD:512GB NVMe対応+32GB OptaneメモリーH10
HDD:非搭載
世界初のデュアルスクリーン搭載ゲーミングノートPCとなっている。キーボード面に約6インチのフルHDタッチパネルを搭載。Twitch、Discord、Spotifyなどをこのセカンドディスプレイに表示させることができゲームをプレイしながら様々なことが同時に行えます。他のゲーミングノートにはない操作感が魅力だ。SSD 512GBに加えて32GBのOptane メモリーH10を搭載しているのもポイント。OSやアプリケーションをうまく配分すればより快適なPC作業が可能となる。RTX 2080 MAX-Q×Core i9-9880Hを搭載しゲーミング性能にも不足はない。フラグシップモデルにふさわしい一台に仕上がっている。
ケースデザインがかっこいい海外製ゲーミングPCを選ぶ
AORUS 17G KB-8JP2130MH(GIGABYTE)
液晶:17.3型 240Hz
重量:約2.7kg
駆動時間:不明
CPU:Core i7-10875H
GPU:GeForce RTX 2060
メモリ:DDR4 16GB
HDD:非搭載
Turing世代のRTX 2060を搭載した最新のゲーミングノートPCだ。CPUには第十世代Core i7-10875Hを搭載していてゲーミング性能が向上している。国内メーカーではほとんど見られないCPUだ。FULL HD環境で快適にゲームプレイが可能だ。ゲームプレイだけではなく動画編集などのアプリケーションへの適性も高い。構成についてはメモリ16GB、SSD 512GBと十分だろう。レイトレーシングやDLSSを気軽に体感できるのも特徴だ。ただし、レイトレーシングなどを活かすには設定を下げないと対応することは難しい。もちろん通常のゲームプレイなら問題ない。また、複数モニターにも対応できてマルチに使用できる。17.3インチと大型液晶モニターを搭載していることによって約2.7kgとそれなりの重さになってしまっている。ここに納得できるかがポイントだ。
GS66-10SF-021JP(MSI)
液晶:17.3インチ 300Hz
重量:約2.1kg
駆動時間:非公開
CPU:Core i7-10750H
GPU:GeForce RTX 2070 MAX-Q
メモリ:16GB
SSD:1TB NVMe対応
HDD:非搭載
300Hz対応の高性能ゲーミングノートPCだ。オールブラックでオシャレだ。薄型の本体で持ち運びがしやすいのが魅力。SteelSeries製ゲーミングキーボードを搭載しているのもポイントだ。デスクトップと変わらない高い操作性を実現している。さらに、用途に合わせて5段階でパフォーマンスをコントロールすることができる。例えば、ゲームをするときはSPORT MODE、Youtubeなどでゲームを視聴するときはCOMFORT MODEと使い分けられる。また、冷却システム「COOLER BOOST TRINITY+」を搭載。7本のヒートパイプと3基のファン、ヒートシンクで効率的に排熱対策を行うことができる。国産メーカーのモデルよりわずかにお金を掛けるだけで人気海外メーカーMSIのパソコンを手に入れられる。(ark経由)
ゲーミングノートPC選びの注意点
性能と発熱
性能面は最も注意すべきポイントだ。ゲーミングノートの場合デスクトップパソコンに比べるとどうしても性能は低くなってしまう。同じ型番のグラフィックボードでも消費電力の問題もあってパフォーマンスが抑えられている。これはある程度我慢しなければいけない。
それでも数年前に比べると格段にノート向けCPUやグラフィックボードの性能が上がっているので設定を調整すればデスクトップと変わらない操作感が期待できる。グラフィックボードはRTX SUPERシリーズが登場、CPUもIntel第10世代が登場しパフォーマンスが向上している。
性能と合わせて考えなければいけないのが発熱だ。ノートパソコンの場合デスクトップPCよりもケース内に広さを確保することが難しく熱がこもりがちとなる。そのため性能が高いゲーミングノートPCの場合うまく熱をコントロールしないと本来の性能を発揮できなくなる可能性が高い。
GTX1070以上あるいはRTX2060以上のモデルを選択するのであれば発熱もしっかり考えよう。最もゲーミングノートPCの発熱性能は高くなっているので、特殊な環境でのプレイでのみ気を使っていれば十分だ。
液晶サイズと重さ
持ち運ぶ機会が多い方は液晶サイズと重さが重要だ。あまりにも本体重いと持ち歩くのが億劫になってしまう。特に女性の方には負担が大きい。持ち運び前提なら15.6インチ以下を選択する方が良いと思う。それ以上になるとバッグも専用のものを用意しないといけない可能性がある。
重量としては2kgが基準となる。2kg以上になると持ち運びはかなり厳しいと考えておこう。カバンに入れてもずっしりと重さを感じるはずだ。最近は高性能なゲーミングノートでも2kgを切るモデルが増えてきているのはユーザーからするとありがたいことだろう。
キーボードの押しやすさ
キーボードのタッチ感は重要だ。ゲーミング用のノートパソコンはここもしっかりと考えられている。SteelSeries製やオムロン製など高品質なキーボードを採用しているメーカーもある。また、独自にこだわりのあるキーボードを採用しているメーカーも増えてきている。
注意が必要なのはキーボードの大きさだ。基本的にキーボードの大きさは液晶サイズに比例する。手が大きい方は大きめのパソコンを選択しないと窮屈になる恐れがある。不安な方はできる限り実機に触れておくと良いだろう。ゲーミングノートの場合キーボードの交換が物理的にできないためしっかり吟味する必要がある。
バッテリー駆動時間
バッテーリー駆動時間もしっかり考えておきたい。電源がない環境でゲームをしたり、作業をしたりしたいという方はバッテリー駆動時間が長い方が良いだろう。ただし一般モデルよりもどうしても短いのが現状だ。一般的にバッテリーの駆動時間は、高性能になればなるほど短くなる。
Core i7-10875H搭載モデルやRTX 2070 SUPER以上の高性能なグラフィックボードを搭載したモデルとなると3~5時間程度しか持たないこともあるのでそこは理解しておく必要がある。消費電力が大きくなるのは不思議ではない。性能とバッテリーのバランスで決めることを推奨する。
ゲーミングノートPCは大きく進化した!
当サイトを立ち上げたばかりの2014年は性能的にゲーミングノートPC<<<<<デスクトップPCで、到底おすすめできるものではなかった。もはやゲーミングと呼ぶのすら厳しいと感じていた。ところが一昔前に比べるとゲーム用途としてノートPCは確かな地位を確立していると感じている。”ゲーミング”ノートPCとしても疑問は感じない。実際各BTOメーカーも販売台数を大きく伸ばしていると聞いた。
それはいわゆるPascal世代であるGTX10シリーズの登場が大きい。これまでGTX950Mというようにモバイルを表す「M」を付けることで分別されていた。しかしながら、GTX10シリーズから末尾のM(モバイル)がなくなった。これはデスクトップと性能的に差別化する必要がなくなったことを意味している。大手BTOショップでもゲーミングノートPCのラインナップを見ると力を入れていることがわかる。
元々当サイトではほとんどゲーミングノートPCを紹介していなかった。それはレビューの数を見れば歴然だろう。また、「当サイトを作った思い | 運営ポリシーと管理人プロフィール」でもそのことに触れている。ただ、デスクトップと変わらない今ゲーミングノートPCを選ぶ理由はある。そのため今後は当サイトでもゲーミングノートPCの取り扱いを増やすつもりだ。一気に増やすことはできないので、徐々にという形にはなると思うが、真の意味でゲーミングPCの総合サイトにしたいと考えている。
そうは言ってもデスクトップパソコンに比べるとデメリットがあるのは今も変わらない。まずはゲーミングノートPCはどんな方におすすめなのか、またデスクトップパソコンとの違いは何なのかを詳しく見ていく。
参考:デスク向けとノート向けRTX 2080の性能差はどれぐらい?
画像引用元:http://www.4gamer.net/
デスクトップ向けとノート向けのグラフィックボードの性能差について、大手メディアの「4gamer」で詳しく検証されていた。青色と緑色がノートで赤色がデスクトップPCだ。詳細は元記事を参考にして欲しい。流石にハイクラス以上のグラフィックボードでは性能に差が出てしまっている。CPU性能を加味すると更にその差は開いてしまうだろう。
しかしながら、デスクトップ向けのRTX 2060には届いているためゲームプレイには差し支えなのない性能と言える。GTX 10シリーズまではノートのハイエンドがデスクのミドルクラスだった。それが今ではノートのハイエンドがデスクのミドルエンドにまで迫っている。次の世代でハイクラスにまで迫ればノートとの性能差は無いに等しいと言えるだろう。
ゲーミングノートPCはこんな方におすすめ!!
外でもゲームを思う存分に楽しみたい!
ゲーマーがノートPCを選ぶとき一番に考えるのはこの「どこでもゲームをすることができるということ」だと思う。ゲーミングノートPCを選ぶ方のほとんどが当てはまる。出張先でも帰省先でもどこでも好きなタイトルをプレイすることができるのは大きな魅力だ。
自分の慣れたパソコンで場所を選ばずにゲームをできるのはヘビーユーザー必見だろう。すでにデスクトップパソコンを持っている方で外出先でも練習したいという時のサブPCにも最適だと言える。
また、ゲーミングノートPCのメリットは外出時だけに限られない。ベッドの上やリビングなど室内で持ち運びをしたいユーザーにも適している。ゲーミングノートの進化は性能だけでなく、本体の薄さや軽量化にも当てはまる。
ゲーミングノート最大の弱点とも言われていたバッテリー持ちも大きく改善。カタログスペックで2時間だった連続稼働時間が10時間近くまで引き伸ばされている。電源の近くでないと外出先でゲームはできないというデメリットも解消された。性能も上がり、デメリットも改善されたゲーミングノートは以前にも増して人気を高めている。
RTX 20シリーズがノートタイプにも展開されたことで、フルHD+最高設定+高リフレッシュレートをゲーミングノートで実現できるようになった。性能が逆転することはなくても、主流のゲーミングPCがノートタイプに移り変わる日は近いかもしれない。
部屋に大きいパソコンを置きたくない!
ゲーミングノートPCは省スペースだ。グラフィックボード非搭載の一般のノートに比べると大きいが、それでもデスクトップパソコンと比べると明らかに違う。一人暮らしをしているなど自宅や部屋がせまくてそんなに場所をとる家電製品を持つことができない場合でも安心だ。
大きめの雑誌程度のスペースがあればPCを触ることが可能となるのは嬉しいポイントだ。インテリアにこだわっている方にも魅力的な選択肢だと言える。机で本を読んだり、他の作業をしたりするときにノートパソコンなら押入れにしまっておくことも可能だ。机の有効活用ができるのも魅力だと言える。
キューブ型や手のひらサイズのミニPCなど、デスクトップPCにも小型モデルが登場している。省スペース性が魅力のデスクトップPCは性能が控えめになっていることがほとんどである。小型ゲーミングPCを選択するくらいならゲーミングノートを選択する方が良い。
モニターとキーボードと本体が一体となるノートタイプはどんなデスクトップPCよりも省スペース性が高い。持ち運びも出来て性能も高いとなれば小型PCを選択するメリットは無いだろう。
部屋のインテリアを崩さず、むしろインテリアにもなるノートパソコンは環境を選ばずに使用できる究極の省スペースPCと言える。机はもちろん、ベッドやキッチンなどでも使用できるノートタイプのゲーミングPCは今後更に進化していくだろう。
デスクトップPCとの比較から見るノートのデメリット
ノート | デスクトップ | |
---|---|---|
イメージ | ![]() | ![]() |
特徴 | (+)持ち運びができる (+)インテリアを損なわない (-)コスパが少し悪い (-)排熱性能がやや低い (-)拡張性が低い (-)カスタマイズ性が低い (-)破損リスクがある | (+)コスパが良い (+)排熱性能が高い (+)拡張性が高い (-)設置場所が限られる (-)インテリアを損なう |
環境次第ではゲーミングノートの方が有利に働くこともあるだろう。性能を何よりも重視するならデスクトップを選ぶ方が良い。ノートタイプは性能以外のところにメリットがあることから人を選ぶ。ノートのメリットについてはこれまで述べたとおりで、ここからはデメリットを中心に見ていこう。
(-)コスパが少し悪い
LEVEL∞ | G-Tune | |
---|---|---|
イメージ | ![]() | ![]() |
製品名 | LEVEL-15FX068-i7-RXSVI | TD-S |
価格 | 134,980円 | 124,980円 |
CPU | i7-10750H | i7-10700 |
グラボ | GTX 1660 Ti | GTX 1660 SUPER |
メモリ | DDR4 16GB | DDR4 16GB |
SSD1 | 500GB NVMe | 256GB NVMe |
SSD2 | 非搭載 | 512GB M.2 |
HDD | 1TB | 1TB |
公式 | 公式 | 公式 |
パソコン工房の人気ゲーミングノート「LEVEL-15FX068-i7-RXSVI」と似た性能のグラフィックボードを搭載しているG-Tuneの「G-Tune TD-S」を比較。G-Tune TD-SのほうがCPU性能・GPU性能が高い。ノートパソコンになると消費電力の問題もあってデスクトップ向けモデルよりもパワーが落ちるのが普通だ。
さらに、2基のSSDと1基のHDDを搭載していることで構成面では優れている。価格差は10,400円あって尚G-Tune TD-Sのほうが総合的には優れているということだ。ただし、LEVEL-15FX068-i7-RXSVIは144hzのディスプレイが搭載されているのは注目に値する。それだけではなく、最新の光学式スイッチを採用したキーボードも一体化されていて標準搭載となる。打鍵感はメカニカルに近く悪くない。
パーツだけでコストパフォーマンスを語ればデスクトップモデルには遠く及ばない。PC全体で見ると決してコストパフォーマンスで劣っているわけではない。デスクトップで144hzを実現させるためには3万円ほどのモニターを購入しなくてはならない。
過去のゲーミングノートならここまで高く評価することは無かった。特にモニター等に関しては現行のグラフィック性能だからこそ実用的な機能であって、過去の性能では宝の持ち腐れだった。圧倒的なコストパフォーマンス差だったものが、大きく迫っているのは評価したい。
(-)排熱性能が低い
ノートタイプはデスクトップに比べれば排熱効率は低く、同じ量の排熱を行うには時間がかかってしまう。ファンレスの排熱を行うタイプがほとんどで、静音性のために排熱性能が犠牲になっているのは否めない。
確かに排熱性能は低い。しかし、ゲーミングノートの進化は排熱量を上げるのではなく、発熱量を下げる方向に進んでいる。グラフィック機能もファンを持たなくともしっかり冷却ができるように性能をセーブしている部分がある。これがデスクトップとの性能差を産んでいる。
その性能差も詰まってきているということは、発熱量のコントロールが上手く成されているからだろう。GTX 900番台の時代は熱によるパフォーマンスの低下が著しく、2時間以上のゲームプレイは厳しかった。今は2時間程度なら余裕を持って耐えられるので進化を感じられるだろう。
ただし、充電しながらのゲームプレイは発熱量が大きくなるので、それを考慮すればやはり排熱性能は少し劣るという評価だ。場合によっては上記の画像のようなノートPC向けのクーラーを活用するのも一つの手だろう。
(-)拡張性が低い
ノートタイプは拡張が乏しく、SSD1つとHDD1つしか搭載できないものがほとんどだ。M.2 SSDを搭載しても通常のSATA接続SSDは排他仕様により接続できなくなる。よって、ストレージは最大2つまでと考えておきたい。
デスクトップなら通常は4つか6つだ。そこにPCI-Eによるスロット拡張で12、24と増やすことが出来る。拡張性という部分では省スペースのノートタイプでは太刀打ちできない。また、CPUやグラフィックなどパーツ単位での入手が難しく、パーツ交換対応がしにくい。ノートタイプはメモリとストレージくらいしかカスタマイズ出来ないと考えておいた方が良い。
(-)パーツの自由度が低い
カスタマイズ性の低さは拡張性の低さに通じている。BTOパソコンは構成を変更することが醍醐味であり、理想のモデルを組み上げるためには必須とも言えるサービスだ。ノートタイプのカスタマイズはメモリ容量かストレージ容量くらいしか選択できる項目がない。
当然CPUやグラフィックも変更できないのでBTOの恩恵を受けられず、性質的にはメーカー品に近いものがある。その分だけゲーミングノートは標準構成がある程度しっかりしたモデルが多いので不満は感じにくい。パーツの自由度が低いだけに、デスクトップよりも明確なコンセプトにより方向性が定まっている。
価格を安くするなら徹底的に安く、機能性を充実させるなら満足度の高い組み合わせを採用している。デメリットをフォローする施策が適用されているのはノートタイプの強みでもあるだろう。
(-)落下など故障リスクがある
ノートパソコンの場合その性質上不具合が発生すると何もできなくなってしまう可能性が高い。特にキーボードにお茶やジュースをこぼしてしまうと致命的だ。私も年に何回かはキーボードを濡らしてしまっているので他人事ではない。
修理となると本体を送る必要があるので、手元にパソコンがなくなってしまうからだ。デスクトップならある程度知識がつくと、交換や増設を行うことで買い替えでなく交換で済ますことが出来るのも大きなメリットだ。故障した場合も、故障した部品だけ交換するだけで対応可能なのも手軽。
金銭面に関してはノート向けの保険が充実しているので、ある程度のリスクヘッジが行われる。費用は掛かるが持ち運び頻度が高い方にとっては魅力的な選択肢だ。
ゲーミングノートPCに関するよくある質問まとめ
ゲーミングノートPCの選び方は?
ゲーミングノートは種類がそれほど多くないので選びやすいと言える。選び方としては、グラフィックボードを基準にすると良いだろう。最高設定にこだわらないならGTX 1650やGTX 1660 Tiでも十分だ。デスクトップに近い環境を作りたいならRTX 2060以上が良い。
CPUについてはほとんどCore i7-10750HあるいはCore i5-10300H固定なので特に問題とはならない。Core i5-10300Hについても省電力モデル(Uシリーズなど)よりも性能が高いので価格を抑えたいなら選んでも良い。メモリは8GB or 16GB、ストレージはSSDだけでも良い。無駄に重くするよりも軽い状態を作るほうが好ましいからだ。あとは予算で決めるということになる。
なお、2020年8月時点で第10世代CPUが登場したためCore i7-10750H/Core i7-10875H搭載モデルに順次切り替わっていくはずだ。また、Ryzen 4000シリーズも合わせて登場している。Ryzen 9 4900HSやRyzen 7 4800H搭載ゲーミングノートもラインナップが増えていくだろう。
あとはメーカー及びブランドについて解説しておく。国内メーカーの場合はグラフィックボード搭載モデル=ほぼゲーミングノートPCとなる。一方、海外ブランドの場合グラフィックボードを搭載していても必ずしもゲーミングPCではないことがある。当然ゲームプレイが可能だ。
廉価版(ビジネス)はゲーミングPCブランドのノートと比較して価格が安い。ゲーミングPCブランドの方がケースなどにコストが掛かっているためだ。例として一般向けのDell G5、ゲーミングPCブランドのエイリアンウェアが挙げられる。いずれもDellのモデルだが位置づけが異なるのだ。価格を抑えたいのであれば一般モデルを選択すると良いだろう。
ゲーミングノートPCを買ってはいけないと聞いたけど実際どうなの?
ゲーミングノートPCに対する管理人の考えをまとめている。少し前まではゲーミングノートPCを買ってはいけないというのが事実だった。その理由としてCPU及びグラフィックボード共に性能が低くデスクトップパソコンの性能に到底追いついていなかったからだ。
GTX90シリーズより前及び第七世代より前は厳しかった。元々はゲーミングノートに対して否定的な立場だったが、GTX10シリーズ及び第八世代CPUの発売によって考えを改めた。今はデメリットを理解した上であれば十分選択肢に入る。今後ゲーミングノートのレビュー記事も増やしていくつもりだ。
ゲーミングノートPCについての管理人の考えをまとめている。ゲームをする上で、デスクトップではなくノートパソコンを検討している方もいるだろう。今は性能的にデスクトップと遜色のないレベルまでになっている。持ち運びをしたいという方にとっては魅力的な選択肢だと言える。しかし、価格が割高で拡張性が低いなどデメリットもある。事前にデメリットを理解した上で購入を検討しよう。
ゲーミングノートPCでPUBGをプレイすることはできるの?
ゲーミングノートPCでもPUBGをプレイすることは可能だ。ただし、できればGTX16シリーズ以上を選択したい。GTX 1660 Ti×Core i5-9300H以上の構成なら余裕がある。GTX1650だと設定を下げる必要はあるもののプレイ自体は可能。ランキング第二位のLEVEL-15FXR20-i7-ROSXや五位のフロンティアFRGN370/WSがおすすめだ!
PUBG (PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS) 推奨ゲームパソコンと必要スペックを紹介している。現在早期アクセスでゲーム負荷が非常に高い。推奨スペックはCore i7-7700以上、グラフィックボードはGTX1060 3GB以上です。最適化されるまでは我慢する必要があるだろう。
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おすすめゲーミングPCランキング【2020年】
おすすめのゲーミングPCランキングを紹介している。コストパフォーマンスが高いモデルに人気が集中していると言える。
当サイト紹介ゲーミングPC一覧表
当サイトでレビューをしている全てのゲーミングPCを表でまとめている。一覧で見れば、ゲーミングPCの構成や相場感を把握することができる。
こんにちわ。分からなときはいつも参考にしています。
そこで質問です。ゲーム実況とかやりたいと考えていますがCPUは、Ryzenほうがいいのかインテルのほうがいいのかわかりません。ゲーム実況やゲーム配信を考えてる場合はどちらのほうがいいのでしょうか?。
それとゲーム実況とかやるなら最低どのくらいのスペックのPCがあったほうがいいですか?(ノートとディスクトップ)
もしよろしければご回答おねがいします。
こんにちは。
コメントありがとうございます。
下記ご回答いたします。
CPUの適正で言えばRyzenの方が優れていると考えます。
ただし、CPUだけではなくGPUの性能やメモリ容量なども影響してきます。
デスクトップで言うとCore i5-10400よりRyzen 7 3700Xの方が優れています。
Ryzen 7 3700XはCore i7-10700よりも配信や動画編集では上です。
一方でゲームではRyzen 7 3700XよりもCore i5-10400の方が上回る場面があります。
CPUだけで判断するのは難しいです。
最低限必要なスペックはRyzen 5 3500、GTX 1660、メモリ8GBあたりではないでしょうか。
これはプレイするタイトルにより大きく異なるので参考程度にしてください。
また、ゲームの画質と配信の設定を高めにするなら更に要求スペックは上がります。
タイトルを選ばずに快適な実況、配信を行うには現行のハイクラス以上は見ておきたいですね。
ノートの場合も同様にハイクラスは見ておく方がいいと思います。
どういったタイトルをどのような設定で実況、配信するかで変わります。
本格的に始めるならRTX 2070 SUPERやRTX 3060 Ti搭載モデルくらいは必要になります。
CPUはデスクトップならRyzen 7 5000シリーズかCore i7-10700以上を推奨します。
どちらも快適性に違いはありません。予算に合わせて選択してください。
ノートは最上位となるCore i7以上を推奨します。