radeonr9furyx
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当記事では、Radeonの最高峰グラフィックボード「R9 Fury X」について解説している。さすがに5年前のグラフィックボードということもあって2020年時点だとそれほど高い性能を持っているとは言えない。現行モデルだとエントリークラスのGTX 1650 SUPERと同程度だ。それでも初めてメモリに高性能なHBM1を採用したことで注目された。

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Radeon R9 Fury Xの概要

基本スペック

 R9 Fury XR9 390XR9 295X2
アーキテクチャFijiGrenadaVesuvius
プロセス28nm28nm28nm
トランジスタ数89億62億62億
ダイサイズ596 mm²438 mm²438 mm²
CUDAコア数4096基2816基2816基×2
コアクロック---
ブーストクロック1050MHz1000MHz1020MHz
GPUメモリ4GB8GB4GB×2
メモリタイプHBM1GDDR5GDDR5
メモリインターフェイス4096bit512bit512bit×2
メモリ幅512 GB/s320 GB/s320 GB/s×2
TDP275W290W500W
価格$649$430$1499
発売日2015/6/242015/6/182014/4/21
Radeon R9 Fury Xで採用されているFijiアーキテクチャは、従来のTongaをベースに作られている。GPUダイは4つのシェダーエンジンが搭載されている。シェダーエンジンごとに搭載されるコンピューターユニット(CU)が11個から16個に増えた。それぞれのCUには64個のストリームプロセッサーがあるのでエンジンごとに1,024個(16×64)のストリームプロセッサーがあるということだ。つまり、合計4,096(4×1,024)のコア数があるということになる。

その他注目すべきはHBM1を採用していることだ。R9 295×2やR9 390Xで採用されているGDDR5よりも性能が高い。メモリインターフェイスの広さがポイントだと言える。R9 295×2のおよそ4倍だ。メモリ幅についても1.6倍と大幅に強化されている。WQHD環境や4K解像度などメモリ幅を生かせる場面で輝く。一方で、GPUメモリ容量が4GBと少ないのが高解像度でのゲームプレイにどのような影響を与えるのかは気になるところだ。

NVIDIA製モデルと比較

 R9 Fury XGTX 980 Ti
アーキテクチャFijiGM200
プロセス28nm28nm
CUDAコア数4096基2816基
コアクロック-1000MHz
ブーストクロック1050MHz1075MHz
GPUメモリ4GB6GB
メモリタイプHBM1GDDR5
メモリインターフェイス4096bit384bit
メモリ幅512 GB/s336.5 GB/s
TDP275W250W
価格$649$649
発売日2015/6/242015/6/1
競合となるNVIDA製のGTX 980 Tiと比較していく。プロセスは同じ28nmだ。CUDAコアやクロック周波数についてはアーキテクチャが異なるため純粋に比較することは難しい。参考程度に留めておくとよいだろう。

GPUメモリは6GBと50%多い。メモリタイプはオーソドックスなGDDR5を採用している。メモリインターフェイス及びメモリ幅については大きな差がある。メモリ周りはHDM1を採用しているR9 Fury Xの方が優勢だ。

総合性能

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総合性能を見るとGTX 980 Tiよりも劣る結果となっている。下位のGTX 980とほぼ同等のスコアだ。R9 Fury Xは、メモリバンド幅が広いことから4K解像度を得意としている。GTX 980 Tiと比較するとそれがわかる。高解像度になればなるほどその差が縮まる形だ。それでも負けてしまっているので意味がないかもしれないが…

現行モデルでいうとGTX 1650 SUPERより少し高い程度に留まる。かつてのハイエンドモデルでも5年の月日が流れてエントリークラスになってしまった。それだけグラフィックボードの進化が早いということだ。このクラスなら買い替えを推奨する。

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Radeon R9 Fury Xの特徴と強み

初めてHBM1を採用したグラフィックボード

R9 Fury Xは革新的なグラフィックボードとなっている。それは初めてHBM1(High Bandwidth Memory)と呼ばれるメモリを採用していることに起因する。AMDがグラフィックボードの販売がIntelに遅れてしまっていたのはこのHBM1にこだわっていたからだ。この最新のメモリ規格は垂直に積み重ねたDRAMダイを使用している。この仕組みのおかげでGDDR5やDDR4に比べて省電力でかつ優れたメモリバンド幅を実現することができる。

HBM1は今後の主流メモリになる可能性がある。主流になる可能性があるというのには、主に三つの理由が挙げられる。一つにGDDR4は近い将来グラフィック性能の成長に追いつくことができなくなると考えられている。二つ目ににGDDR5だとメモリバンド幅を増やすためにたくさんのチップを物理的に設置する必要がある。結果的に消費電力が多くなってしまうのだ。最後にNAND、DRAMなどの技術は内蔵チップで恩恵を得られるが技術的に両立し得ないのだ。

HBMメモリを断念

その後AMDはHBM2まで採用したが、結局GDDR6を導入することになった。コスト面がネックとなってしまったようだ。AMDは先を行き過ぎてしまったということだろうか。

2020年ではエントリークラスに留まる

Radeon R9 Fury Xは、2020年現在でも使用できるグラフィックボードだ。しかしながら、GTX 1650 SUPERよりも少し性能が高いぐらいでエントリークラスの域を超えていない。FULL HD環境で設定調整が必須となる。お世辞にも高い性能を持っているとは言えない。それ以上にグラフィックボードの進化は早いのだ。

中古なら28,000円+税前後で購入できるが、それだけの予算があれば新品でGTX 1660 SUPERを購入できる。中古でも選ぶメリットはない。もっともほとんど市場に出回っていないモデルなので見つける方が難しいかもしれない。

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Radeon R9 Fury Xのベンチマーク

Battlefield 4

battlefieldryzen9390x-battlefield

WQHD環境においてはGTX 980 Tiよりも10%パフォーマンスが低い。4K解像度ならその差は5%に縮まる。やはり高解像度に強いグラフィックボードだと言える。R9 295×2は、R9 Fury Xよりも43%も高い。4K解像度なら38%となる。前世代のフラグシップモデルであるR9 290Xを大幅に上回っている。

Grand Theft Auto V

gta5ryzen9390x-gta5

GTX 980 Tiと同等以上のフレームレートを計測している。R9 295X2との差は10%-14%となる。他のタイトルに比べると差は小さい。R9 390Xよりも25%高く王者の貫禄を見せている。

Hitman

hitmanryzen9390x-hitman

HitmanではGTX 980 Tiがトップになっている。WQHD環境におけるR9 Fury Xとの差は15%だが、4K解像度になるとFury Xが7%上回る。高解像度でのゲームプレイを考えるならR9 Fury Xは魅力的だ。

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参照元:AMD Radeon R9 Fury X Review (TECHSPOT)