Radeon RX 5700 XT画像引用元:https://www.msi.com/

当記事では、Radeon RX 5700 XTの性能スペックレビュー&おすすめBTOパソコンの紹介をしている。Ryzen 3000シリーズのリリースと同時にグラフィックボードも新しいモデルが投入された。すでに市場で販売されているNVIDIAのRTX 2070をターゲットとした製品となっている。その実力を詳しく見ていこう。

よくわかる!!Radeon RX 5700 XTの特徴まとめ

  • (+)RTX 2070を超える性能を持つ
  • (+)AMDの新しいアーキテクチャ”Navi”モデル
  • (-)RTX 2070 Superの登場で魅力半減

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Radeon RX 5700 XTの概要、性能・基本スペック

総合性能

RX 5700 XT seinou

総合性能ではRTX 2070を超えるパフォーマンスを持っている。RX Vega 64よりも15%以上高くなっている。ゲームプレイにおいては、WQHD環境やFULL HD環境が得意だ。FULL HD環境なら最高設定でも快適にプレイ可能で60fps以上を安定して叩き出すことが可能。ただし、Radeon ⅦやRTX 2070 Superには及ばない。

基本スペックまとめ

 RX 5700 XTRX 5700RX Vega 64
コードネームNavi 10Navi 10Vega 10
プロセス7nm7nm14nm
ダイサイズ251n㎡251n㎡495n㎡
トランジスタ数10.3億10.3億12.5億
GPUコア数256023044096
ベースクロック1605 MHz1465 MHz1247 MHz
ゲームクロック1755 MHz1625MHzN/A
ブーストクロック1905 MHz1725 MHz1546 MHz
GPUメモリ8GB8GB8GB
メモリバス帯域幅448 GB/s448 GB/s256 GB/s
消費電力225W180W295W
価格$399$349$499
発売日2019年7月7日2019年7月7日2017年8月14日

内部は大きく進化している

AMDの前世代モデルのRX Vega 64と比較していこう。まずプロセスが14nm→7nmへと縮小化されていることに驚く。そのおかげもありダイサイズは495n㎡から251n㎡へと大幅にコンパクトになった。GPUコアは36%減となったが、クロック周波数が30%近く上昇している。さらに、メモリバス帯域幅も70%上昇し447 GB/sになった。消費電力も27%省電力化に成功している。これらの要因によっては着実に進化しているのだ。

RX 5700と比較していく。RX 5700 XTは、40基のコンピューターユニットを搭載し各ユニットは64基のストリームプロセッサーを持っている。つまり、40×64=2560のGPUコアがあるということだ。これが下位のRX 5700になると36基のコンピューターユニットを搭載している。つまり、36×64=2304のGPUコアがあるというわけになる。約10%GPUコアが少なくなっている。そして、クロック周波数も10%程度抑えられていることから性能を落とした廉価モデルと考えて良いだろう。

ゲームクロックについて

今回からAMDは、ベースクロックとブーストクロックに加えて”ゲームクロック(Game clock)”と呼ばれる指標を表示している。ゲームクロックがゲームプレイ中の周波数と考えて良いだろう。ブーストクロックは、ゲームプレイ中に出ることはほとんどなく飾り程度に考えておこう。ユーザーに対して性能を高く見せるために存在しているいう認識だ。

Radeon RX 5700 XTの特徴&注意点など

RTX 2070より高いゲーミング性能を持つ

RX 5700 XTは、競合であるRTX 2070を上回る性能を持っている。前世代のRX Vega 64やRX Vega 56の性能を更新した。やっとAMDもRTX20シリーズの性能に追いついたということになる。

もっともRTX 2080以上になるとまだ戦えない。ハイエンドモデルはNVIDIAに軍配が上がる。AMD製グラフィックボードは消費電力が高めでハイエンドクラスになると制御できない。

RTX 2000シリーズSuper発表で戦況が変わった

AMDがNaviベースのグラフィックボードの発売を発表してからNVIDIAがそれらに対抗するモデルとして3つのSuperシリーズを発表した。ラインナップはRTX 2080 Super、RTX 2070 Super、RTX 2060 Superの3種類だ。それぞれCUDAコアやクロック周波数がアップしてRX 5700 XT及びRX 5700を上回っている。5月の時点で何かSuperなことが起こるとNVIDIAは告知していた。それがこれらの対抗モデルだとは思わなかった。

新しいNavi/RDNAアーキテクチャでパワー効率が向上した

Radeon RX 5700 XTは、AMD自慢の新しいアーキテクチャを採用している。プロセスの縮小、ダイサイズの縮小と以前のVega 10とは大きく進化した。RX Vega 64は消費電力が高すぎるというデメリットがあったが、その弱点を克服することに成功した。

細かいところでも変わったところはある。例えば、メモリバス帯域幅も大きく変わったことでパフォーマンスは大きく向上。やっとRTX20シリーズに対応できるモデルが登場したということになる。RTX 2000 Superの登場は痛いが…

レイトレーシング・DLSS機能はない

当該グラフィックボードには、NVIDIA RTXシリーズに搭載されているレイトレーシングやDLSSといった最新の機能は搭載されていない。現時点でこれらの最新技術に対応したタイトルがあまりないため直近で影響を受けるわけではない。

しかし、今後対応タイトルが増えてくれば差が付いてしまうということになる。性能面では確かにNVIDIAのミドルクラスに追いついたと言えるが、レイトレーシングなどの機能面ではやや劣ってしまっているというのが事実だ。

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Radeon RX 5700 XTのベンチマーク一覧

Far Cry 5

farcry5

RX 5700 XT102.8
126.8
RTX 2070 Super102.7
130.7
RTX 207093.0
124.9
RX 570092.9
120.9
RX Vega 6479.8
111.2
WQHDFULL HD
Far Cry 5(WQHD環境)では、RTX 2070よりも10%高くなっている。最新のRTX 2070 Superと同等だ。RX Vega 64と比較すると21%程度高くなっている。以前のモデルよりもしっかりと性能が向上していることがわかる。

Fortnite Season 9

fortnite

RTX 2070 Super109.4
169.4
RTX 2070100.1
157.0
RX 5700 XT92.2
144.5
RX 570081.3
126.7
RX Vega 6474.5
117.6
WQHDFULL HD
FortniteではNVIDIAにやや軍配が上がる。RX 5700 XTでもRTX 2070よりも8%スコアが低くなっている。今後ドライバーの更新などで状況が変わる可能性がある。現時点ではあくまでも参考として考えておこう。

Hitman 2

hitman2

RTX 2070 Super85.5
110.5
RTX 207081.7
109.9
RX 5700 XT80.3
108.5
RX 570069.7
96.5
RX Vega 6465.9
100.1
WQHDFULL HD
WQHD環境でもFULL HD環境でもほぼRTX 2070と同等だ。パワーアップしたRTX 2070 Superと比較すると5%程度劣っている。ミドルクラス以上のパフォーマンスを発揮することを確認できる。

Shadow of the Tomb Raider

Shadow Of The Tomb Raider

RX 5700 XT97.4
125.8
RTX 2070 Super92.8
126.9
RTX 207085.8
114.8
RX 570089.2
110.8
RX Vega 6465.6
98.8
WQHDFULL HD
RTX 2070よりも10-15%高いフレームレートを計測。Superよりも最大5%高い。RX Vega 64と比べると30-50%性能がアップとなっている。

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Radeon RX 5700 XT搭載おすすめゲーミングPC

GALLERIA AXRF(ドスパラ)

価格:219,980円
CPU:Ryzen 9 3900X
GPU:Radeon RX 5700 XT
メモリ:DDR4 16GB
SSD:1TB NVMe対応
HDD:非搭載
電源:750W GOLD
公式詳細

ハイクラスのゲーミングPCだ。Ryzen 9 3900Xを搭載していてゲームプレイ+αで通用する一台となっている。RX 5700 XTは、GeForce RTX 2070 Superに匹敵する性能を持ちFULL HD環境以上にも対応することができる。メモリ16GB、SSD 1TB NVMe対応と充実の構成もドスパラらしい。電源ユニットは750W GOLDで安定したゲームプレイを約束してくれる。

G-GEAR GA7A-X193/XT(TSUKUMO)

G-GEAR GA7A-B180T価格:164,800円
CPU:Ryzen 7 3700X
GPU:Radeon RX 5700 XT
メモリ:DDR4 16GB
SSD:500GB
HDD:2TB
電源:CWT製 700W BRONZE
公式

CPUにもAMD製Ryzen 7 3700Xを搭載。まさにAMDファンのためのゲーミングPCだ。メモリ16GB、SSD 500GB、HDD 2TBと構成も充実していておすすめしやすい。ただし、価格は登場したてということもあり割高だ。もう少し待てば安くなること間違いなし!急ぎでないのであればもう少し待とう!ある程度価格面において妥協できるのであればすぐに購入しても後悔することはないだろう。

FRGAX570/B(FRONTIER)

frontiergr価格:164,800円
CPU:Ryzen 7 3700X
GPU:Radeon RX 5700 XT
メモリ:DDR4 16GB
SSD:1TB
HDD:2TB
電源:850W GOLD
公式

G-GEAR GA7A-X193/XT似たモデルだ。グラフィックボード・CPUともにAMD製のパーツを搭載さいている。異なるのはSSDが1TBと大容量なこと、電源ユニットが850W GOLDと余裕がある点だ。排熱性能はやはりミドルタワーであるG-GEARのケースの方が優勢だ。

LEVEL-R0X5-R73X-DXVI-ARG (パソコン工房)

LEVEL-R027-i7-RNR価格:174,800円
CPU:Ryzen 7 3700X
GPU:Radeon RX 5700 XT
メモリ:DDR4 16GB
SSD:250GB NVMe対応
HDD:1TB
電源:850W 80PLUS GOLD
公式詳細

RX 5700 XT×Ryzen 7 3700XとAMDファンにはたまらない組み合わせのゲーミングPCだ。RTX 2070搭載モデルと同等以上の性能を持ちFULL HD環境以上にも対応することができる。Ryzen 7 3700Xは、マルチスレッド性能が高くゲーム配信や動画編集などでも力を発揮する一台だ。残念ながらコストパフォーマンスはそれほど良くないため積極的におすすめできるわけではない。

LEVEL-R0X5-R93X-DXX-Mayu(パソコン工房)

LEVEL-R027-i7-RNR価格:189,800円
CPU:Ryzen 9 3900X
GPU:Radeon RX 5700 XT
メモリ:DDR4 16GB
SSD:500GB NVMe対応
HDD:非搭載
電源:850W 80PLUS GOLD
公式詳細

最高峰のCPUであるRyzen 9 3900Xと組み合わせた一台だ。8コア16スレッドと高いマルチスレッド性能を発揮する。メモリ16GB、SSD 500GB NVMe対応とこのクラスとしてはやや控え目かもしれない。それでも価格が抑えられるというメリットがあるため案外悪くない。必要に応じてカスタマイズをするなどで対応すると良いだろう。

LEVEL-R041-i7-DXVI(パソコン工房)

LEVEL-M0B6-i5F-RI価格:168,980円
CPU:Core i7-9700
GPU:Radeon RX 5700 XT
メモリ:DDR4 16GB
SSD:500GB NVMe対応
HDD:2TB
電源:700W 80PLUS BRONZE認証
公式

Intel製CPUと合わせたゲーミングPCだ。CPUはIntelにこだわりたいというユーザーにおすすめとなっている。メモリ16GB、SSD 500GB NVMe対応、HDD 2TBと充実の構成が嬉しい。電源ユニットは700W BRONZEと容量に余裕がある。

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desktoppc

CPUIntel Core i7-8700K
メモリ2x8GB G.Skill TridentZ RGB DDR4-3200
ストレージSamsung 970 Evo 1TB
Samsung 860 Evo 4TB
電源ユニットEVGA SuperNova P2 1000W
マザーボードGigabyte Z370 Aorus Gaming 7